日本戦犯企業からの製品購入 条例化で制限へ=韓国・ソウル市議会(聯合ニュース)
韓国のソウル市議会に日本の「戦犯企業」からの製品購入を減らす条例案が提出されたことが29日、分かった。

 条例案は与党「共に民主党」所属の洪聖龍(ホン・ソンリョン)ソウル市議会議員が提出したもので、ソウル市庁、市議会、市の傘下機関が日本の戦犯企業と随意契約を締結しないようソウル市長が努力しなければならないとの内容が盛り込まれた。また、ソウル市長が市内にある25の区に対しても戦犯企業との契約締結を制限するよう推奨することができると規定した。

 戦犯企業とは、2012年に国務総理室所属の「対日抗争期強制動員被害調査および国外強制動員犠牲者ら支援委員会」が発表した299社。東芝、日立、川崎、三菱、住友など多くの大企業が含まれている。

 洪氏は聯合ニュースの取材に対し、「われわれは口では日本の蛮行を批判しながらも、実際には戦犯企業の製品を買って金を与えている」とし、「ソウル市もこの3年間で文具類などを含め少なくとも500億ウォン(約49億円)以上の日本製品を購入した」と話した。

 また「世界貿易機関(WTO)の政府調達協定により、調達市場が開放されたため、ソウル市の戦犯企業の製品購入を完全に制限することはできないが、少なくともこれを自制する文化を作るのは大変重要だ」との見解を示した。
(引用ここまで)

 ソウル市長のパク・ウォンスンはいまのところ次期大統領候補として最有力の存在であるという話は何度かしていますね。
 他の候補がセクハラや反社会勢力とのつきあいが暴露されて脱落していく中、パク・ウォンスンだけはいまのところ順調にその存在感をアピールしています。
 去年は「貧しいものの気持ちを知る」ということで、韓国の中でも貧民が住む屋上に設置された小屋に一ヶ月滞在するなんていうこともやっていましたね。
 他にもムン・ジェインから禅譲を受けるつもりなのか、太陽光パネルをソウル市すべての建物に設置しようとしているなどその政策を継承するアピールをいくつかしています。
 このまま行けば、3年後の大統領選挙では史上もっとも左派に位置する大統領が誕生することでしょう。

 今回はソウル市の市議会議員が提唱した日本企業不買運動に丸乗りする形で随意契約をしないようにする、というもの。
 まあ、あくまでも努力目標であってシェア100%のものを無理に排除するような条例ではないようです。たとえば市立病院でオリンパスの内視鏡とか排除されたらとんでもないことになりますからね。
 そもそも、競争入札を排除したらWTOの政府調達協定違反になります。

 で、ソウル市では特に文房具なんかで日本製品が買われている、とのことですが。
 ボールペンとか紙の品質とかはおそらく日本が世界一のレベルにあると思いますよ。
 海外に長く行くことがあって現地でそれらを調達しなければならないことも何度かあったのですが、とにかくボールペンは品質が低い。あとサインペンも。はさみやセロテープも同じだったなー。

 100円ショップで5本1セットで売られているボールペンなんかが中国製ですが、海外で安価に入手できる文具はおおよそあのレベルと思ってもらえれば間違いないです。
 考えてみたらボールペンってバネ、プラスチックの成形、ボール、インクのそれぞれが一定以上のクオリティじゃないと書き味が出ないのだから当然といえば当然ですが。
 韓国でもコンビニでメモ帳とペンを買ったら二日で書けなくなったっけなぁ……。
 ソウル市は日本製のまともな文房具とはおさらばすることになるのですね。

雑学科学読本 文房具のスゴい技術 雑学科学読本シリーズ (中経の文庫)
涌井 良幸 / 涌井 貞美
KADOKAWA / 中経出版
2014/5/1