韓国国防長官の「強力対応」にも日本防衛相「哨戒方式は変えない」(中央日報)
韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官が日本哨戒機の低高度近接威嚇飛行に対する強力対応を呼びかけたことを受け、日本の岩屋毅防衛相は29日「日本が国際法規と航空法などにより適切に哨戒活動をしているという事実を韓国側が受け入れ、冷静で適切な対応を取ってほしい」と話した。

この日の記者会見で「韓国の鄭景斗国防長官が26日、釜山(プサン)海軍作戦司令部を訪問して自衛隊の哨戒機に対する強力な対応を指示した」という日本記者の質問に対する回答だ。岩屋防衛相は「現在、(北朝鮮の公海上)瀬取りの対応に頑張っている状況で(日本哨戒機は)ルーティンにしたがって飛行をしている」として「現在も適切に(哨戒)活動をしているので(韓国側の低空飛行の主張にもかかわらず、哨戒方式を)変えるつもりはない」という意向も明らかにした。

ただ、岩屋防衛相はレーダー・低空飛行の葛藤が軍事交流の中断に広まることについては「両国間接触の機会を増やしていく過程で信頼回復のために雰囲気を作ることに力を入れたい」として「全体的状況が片付けられれば、高いレベルでも接触と対話の機会を持つことができるだろう」と話した。
(引用ここまで)

 岩屋防衛相が「韓国がなにを言おうとも哨戒活動は続ける」と言明。
 その一方で韓国との接触機会を絶つようなことはしない」とも語っています。

  まあ、防衛省としても……というか日本政府としても韓国とことを構えるのはできれば避けたいというのは本音でしょう。
 これまでの防衛大綱の中でも主敵は中露で、ついで北朝鮮の対ミサイルってところでしたから。
 いくら韓国とは別れ行きが決定的であるとしても、少なくともいまじゃない。
 5年以内でもない。
 できたら2030年代あたりであればよいと思いますが、さすがにそこまでは米韓がもたないかなー。

 北九州と中国地方、特に中国地方は防衛の空白地域なのですが、ここを埋めようとしたら防衛費をどれくらい増やせばいいのやら……。
 1.2倍とか1.5倍とかで済めばいいなぁ。
 もちろん、将来の統一朝鮮(と中国)が日米に敵対するというシナリオは机上ではあるでしょうけども。
 それにしたっていまじゃない。
 少なくとも現状では米韓同盟の軛に囚われていてほしいというのは本音でしょうね。
 実際の外交、実際の政治ってのはそういうもんですわ。

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毒島 刀也
SBクリエイティブ
2016/11/15