「死んだものと思いこんで」……火災現場で1時間放置。最終的には集中治療室(ファイナンシャルニュース・朝鮮語)

 ビニールハウス住宅で火災が起きた際の死亡確認が不確かで、1時間ほど現場で放置されていた結果、集中治療室に入るほどの重傷を負うことになった……という事故があったのですが。
 事故自体はいたましいものですが、韓国的といえば韓国的。

 ただ、それ以前に「ビニールハウス住宅……ってなに?」って思いませんでしたか?
 韓国で経済的に最下層とされる人々が住む場所は主として3つあります。
 コシウォン(考試院)はまだまだ上等なもので、それ以下のものがまだまだあります。

 「大雨の時は溺死を覚悟」する半地下住居
 「夏は灼熱地獄、冬は冷凍庫」の屋上小屋
 そして最下層の中の最下層がビニールハウス住宅。
 ざっくりエントリを検索してみたのですが、楽韓Webではビニール住宅は紹介したことがなかったですね。

 ロンドンオリンピックでヤン・ハクソンという選手が体操の跳馬で金メダルを獲得しました。
 彼の実家がビニールハウス住宅です。
 階層としてはホームレスのちょっと上。ちょっと上というか一歩手前というか。

vinylhousehouse
画像は聯合ニュースから。ヤン・ハクソン選手の実家ではありません。 

 ほとんどの場合、他人名義の土地に勝手にビニールハウスを建てて「ここに住んでるぞ」って主張するものですね。
 半地下住居、屋上小屋と同様、「住居」と認定されていないので統計に組み入れられていないというものになります。
 電気もなぜか引き入れられているとの話ですが、さすがに上下水道は土地所有者の許可なしに引き入れることができずにトイレがないものが大半。
 冬になると極寒でかつ可燃物なので火災が起きまくります。
 で、冒頭のような事故につながる……と。

 とりあえず韓国にはこんなものがあるのですよ、という紹介をしてみました。