日韓将官級交流、上半期は全て延期へ 照射問題などで(朝日新聞)
 韓国海軍艦艇による海上自衛隊哨戒機への火器管制レーダー照射問題などの影響で、今年前半に予定する日韓将官級交流が全て延期される見通しになった。韓国の軍事関係筋が明らかにした。北朝鮮情勢への対応も含め、安全保障への影響を懸念する声も出ている。

 日韓ではレーダー照射問題に加え、海自哨戒機が低空で威嚇飛行をしたと韓国側が主張する問題も重なり、連日のように双方が相手を批判する事態に発展している。この軍事関係筋によると、防衛省と韓国国防省の双方が、冷却期間を置く必要があると判断。今年上半期の将官級交流の日程を白紙に戻し、再調整することで1月末までに合意したという。
(引用ここまで)

 よいことじゃないですか?
 日韓のどちらでも相手国に行ったら居心地が悪いことでしょうよ。
 なにしろ韓国の国防部長官は「強硬対応する≒撃墜もあり得る」まで言っちゃってますからね。
 交流がなくなっても当然。
 というより、あるほうがおかしいというもんです。
 で、その一方で新しい情報が入ってきてまして。

<Mr.ミリタリー>「旭日旗掲揚禁止」…韓日葛藤の始まり(中央日報)
日本哨戒機を威嚇したというSTIR−180レーダーは本当に照射されなかったのだろうか。海軍によると、「広開土大王」にはレーダー稼働記録装置がない。このためこの艦艇の乗組員を調べたが、STIR−180をつけたという陳述がなかった。海軍戦術指揮統制システム(KNTDS)コンピューターには韓国軍が稼働したすべてのレーダー記録が残っている。ところがここには「広開土大王」のMW−08稼働記録だけしかなかった。KNTDSは合同参謀本部と青瓦台、作戦指揮所と艦艇などで同時に見ることができる。したがって日本の主張は誇張された可能性が高い。
(引用ここまで)

 ……記録があるのかないのかはっきりしてほしいんだけどな。
 「稼働記録装置がないのに、レーダー記録が残っている」ってどういう状況よ。大元の記録装置がないんだから、どこにも稼働記録がないのがむしろ当然。
 なにを書いているんだか理解不能。
 ついでに書いておくと……
当時、哨戒機P−1が高度150メートルの超低空で500メートルまで近づいた。P−1はボーイング737を改造したもので大きな航空機だ。こうしたP−1が近接飛行すれば衝突を憂慮する。「広開土大王」は脅威を感じた。
(引用ここまで)

 P-1がボーイング737を改造した航空機ってまた言ってます(笑)。
 確認できるかぎりではこれで2回目。前回はソウル新聞。韓国メディアのクオリティというものがよく理解できます。
 で、高度150メートル、距離500メートルにいる全長38メートルほどの航空機は豆粒ほどに見えるかどうか。実際に韓国側の映像でも豆粒ほどにしか映っていなかった航空機に対して「衝突を憂慮する」ほどに脅威を感じたんですって(笑)。
 言っていることが根本的におかしいし、この記事を書いている人物がなんの理解もしていないことがよく分かりますね。

 ま、こんなのを延々と相手にするよりは議論打ち切りのほうが生産的ですし、交流もなくしておくのがよいと思います。
 第三国の識者はなにがあったのか理解しているようですしね。

週刊ニューズウィーク日本版 「特集:世界はこう見る日韓不信」〈2019年1月29日号〉 [雑誌]
CCCメディアハウス
2019/1/22