トランプ大統領、在韓米軍の撤収「計画なし」(産経新聞)
Transcript: President Trump on "Face the Nation," (CBS NEWS・英語)
トランプ米大統領は3日放映されたCBSテレビとのインタビューで、朝鮮半島情勢に関し、在韓米軍の撤収を「計画していないし、撤収に向けた協議をしたこともない」と述べた。

 米国内では、トランプ氏が2月末に予定される2度目の米朝首脳会談で北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に譲歩する形で在韓米軍の縮小や撤収に応じる恐れがあるとの懸念が出ている。トランプ氏の発言は、こうした懸念の一掃を図る狙いがあるとみられる。

 一方で、トランプ氏は、米軍を韓国を駐留させ続けるのは「多額のカネがかかる」とも語った上で、「いつかは(縮小や撤収も)あり得る」とも指摘した。
(引用ここまで)

 CBSニュースとのインタビューでキャスターから「在韓米軍の駐留は維持したままですか?」と聞かれてトランプ大統領は「駐留維持以外のなにも協議していない。いつかは撤退するかもしれない。駐韓米軍には多額のコストがかかっているのは確かだ。4万人を駐留させていて、非常に高額。だけども、撤収するという計画も協議もしていない」と返答しています。
 けっこう長いインタビューなのですが、韓国ついてはこの在韓米軍の撤収問題以外に言及なし。
 アメリカでも米朝首脳会談で在韓米軍の撤収させるのではないかと疑念が話題になっている、ということの裏返しでもありますね。
 北朝鮮と中国についてはけっこう長く語っています。

 もちろん、最高司令官である大統領が軽率に「ああ、撤退するよ」とは言わないでしょう。
 少なくとも現状では。
 条件が変われば別。トランプ大統領が好む言いかたをするのであれば「ディール」が成立するのであれば、充分な可能性があるでしょうね。

 ちなみに延々と紛糾してきた在韓米軍に対しての韓国版思いやり予算は「10億ドル(未満)、1年更新」で決まりそうとされています。

韓米防衛費分担金「10億ドル未満・有効期間1年」で妥結へ(中央日報)
 
 韓国政府は3〜5年での更新を求めていたそうですが、アメリカ側が単年更新を求めて来たそうですよ。
 1年ごとなら「じゃあ駐留終了」ってなった場合のフットワークも軽くなるというものでしょう。3〜5年での更新となると動きが取りにくく枷になるので避けたいということでしょうね。
 「韓国への米軍駐留はいまのところやめるつもりはない。だけれども、いつ撤退が決まっても動きやすいようにしている」と見るのが正着かな。