ラオスのダム崩壊被災者、デング熱・栄養失調……さらなる苦痛(聯合ニュース・朝鮮語)
Rice Shortages Hamper Recovery Efforts in Laos(Radio Free Asia・英語)
昨年7月に、ラオスの水力発電ダムの崩壊事故で生活の基盤を失った被災者がデング熱と栄養失調にさらなる苦痛に苦しんでいると、タイの日刊ネーションが4日伝えた。

人道団体も被災者キャンプ内食糧不足と劣悪な衛生の危険を警告している。 (中略)

何よりも劣悪な衛生が問題だ。

キャンプの家周辺は排水による水たまりやゴミの山、巨大な蚊・ハエの群れがある。食べ物ときれいな水が不足しており、被災者が受ける苦痛はよりひどい新聞は伝えた。 (中略)

ラオス保健省は先月アタップ県でここ数十年間で最悪のデング熱の流行が発生したことを認めた。保健省は、ダムの崩壊事故が発生したセーナムノイ地域がデング熱発症の震源地とした。 (中略)

関係者は「(デング熱を媒介する)、蚊が卵を産むために水たまりを取り除くとしているが、キャンプ内に人と水たまりが多すぎて発生源を減らすことができない」と苦情を吐露した。

十分ではない栄養摂取は被災者にさらなる苦痛を与えている。特に子どもの栄養不良が深刻だ。

国連災害救済調整官は、昨年10月に生後6ヶ月から59ヶ月の間の乳児326人を検診した結果、このうち50人が「急性栄養障害」の症状を患っていることが分かったと述べた。

調整官はまた、ダムの崩壊の被害地域においてそのまま居住を続ける7つの村の住民に備蓄食糧が底をついていると警告した。この地域は10月までは作物の収穫が不可能なことが判明している。
(引用ここまで)

 ラオス側は「韓国企業の手抜き工事が原因」と述べているダム崩壊の被害者らがデング熱と飢餓に襲われていることが判明しました。
 崩壊の起きた去年7月になにもかもが流されているのだから、なにもできなくて当然といえば当然。

 そしてラオスにとっては東日本大震災と同等かそれ以上の大災害ですからね……。
 まだあちらこちらに水たまりが残っていて、蚊が飛び交ってデング熱がラオスで流行している。
 さらに米の収穫、作付けができずに飢餓が発生している。

 ……もうね。
 タイの英字紙であるThe Nation紙にはいくつかの画像も出てますが。

Lao flood victims battle dengue, malnutrition(THE NATION・英語)

 ひどいわ。2番目の画像にあるのがSK建設が作ったっていう仮設住宅なのかな。さすがに4番目は違うと思いたい。

 なお、事故調査委は3月頃に原因の発表をするとのこと。
 また、それに伴って工事も再開されるそうです。施工主はSK建設の参加するコンソーシアムのまま、とのことです。

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2012/11/15