従軍慰安婦問題は天皇の謝罪の一言で解決される−韓国国会議長(ブルームバーグ)
韓国の文喜相(ムン・ヒサン)国会議長は、日韓間の長年の懸案である従軍慰安婦問題が日本の天皇による元慰安婦への謝罪の一言で解決するとの見解を示した。

 文在寅大統領に近い文議長(73)は7日のブルームバーグとのインタビューで、「一言でいいのだ。日本を代表する首相かあるいは、私としては間もなく退位される天皇が望ましいと思う。その方は戦争犯罪の主犯の息子ではないか。そのような方が一度おばあさんの手を握り、本当に申し訳なかったと一言いえば、すっかり解消されるだろう」と語った。

 日韓関係が悪化する中、天皇に関する発言は日本の国民感情に悪影響を与える可能性がある。慰安婦問題を巡っては、2012年に韓国の李明博大統領(当時)が同国訪問を天皇が望むなら、日本の植民地支配と戦って亡くなった人々に心から謝罪する必要があると語ったことがある。  
(引用ここまで)

 ……ああ、やっちゃったな。
 このムン・ヒサンという人物、ムン・ジェイン政権発足当時に特使として日本に派遣されていました
 で、その後に椅子が低かったなんだという話になった人物でもあります。
 去年の統一地方選挙と同時に行われた国会議員の補選を経て国会議長になっています。

 で、そいつが「天皇が元慰安婦の手をとって謝罪すれば慰安婦問題は解消される」とか言い出したそうです。
 いやぁ……やってしまいましたね。
 イ・ミョンバクによる天皇謝罪要求日韓関係が大どんでん返しを迎えたことがありましたが、あれはすごかった。
 大多数の日本人の韓国に対する表情がすっと変わりましたよ。韓国ウォッチャーが一般人に追い抜かれた感じがしたものです。
 あれはまだその前段階でそこそこ日韓関係がよかったとされていた頃からの大どんでん返しですからね。
 いまの状況から「韓国の国会議長」がこれを言ったことでどうなるか……。まあ、そもそもが最悪の状況だったものが、さらに悪くなるだけという言いかたもできるでしょうね。
 しかし、内政干渉の上に天皇陛下に政治的行動を起こさせろとか本当にやばいこと言ってんな、こいつ。

 最大の勘違いポイントはもう日本人の大半が慰安婦問題なんか解決しなくたっていい、と考えていることですよ。
 どうせなにを言ってもダメなことは分かりきっているのです。
 「最終的かつ不可逆に解決」と両国の大統領と総理大臣が合意したことを外務大臣が発表したものですら反故にするのですから。
 もうとうの昔に匙を投げている。解決はありえないことを知っているのです。
 そんな中、「天皇が謝罪すればいい」とかちゃんちゃらおかしいわ。

 ちなみにBloombergの英語版記事ではもうちょっと突っこんだものになっていまして、去年7月の韓国日報と読売新聞による世論調査で「韓国側は90%以上が慰安婦について謝罪が必要だと考えているが、日本側でそう考えているのは8%以下に過ぎない」とか、日本語版にあるイ・ミョンバクの謝罪要求によって「日本人の怒りを買った」ということまで書いてます。
 まあ、ブルームバーグの日本語版が抄訳なのはいつものことなのですが。
 あとはまあ……ムン・ヒサンを今後一切訪日させるべきではないですね。はっきり言ってなにが起きてもおかしくない。
 それくらいのアンタッチャブルに触れてしまったことを知らせておくべき……というか、空港で入国を断るくらいのことをしたほうがいいです。むしろそれが彼のため。