韓半島断層がゆがみ始めた... 「大地震に来るかもしれない 」(MBC)
最近地震が相次いで発生している朝鮮半島の南東部、浦項一帯で、また規模4.1の地震が発生しました。

地震の専門家たちは、韓半島の断層が長い眠りから覚め本格的に動き出すとしながら追加の地震の可能性を警告しています。 (中略)

規模4.1の地震が再び浦項一帯を揺らしました。
2016年の慶州で規模5.8、2017年浦項では規模5.4の地震が起き、恐怖感が大きかったです。 (中略)

先日、韓国地質資源研究院が発刊した報告書です。

韓半島内陸と東海岸と西海岸に集中している断層が「リハビリ性」されている明らかにした。
地震を起こす地の亀裂、すなわち断層が冬眠から目覚めたように活発に動き始めたのです。

ホンテギョン/延世大学校教授「いつかはたまった力がその地をつぶすほどの力に到達することになり、すぐにでも地震が発生する可能性があります」

報告書には、最近、韓半島の東南部地域で相次ぐ地震はまさにその信号弾となっていると書いています。 (中略)

韓半島南東部が相対的にリスクが首都圏と西海岸の断層も警戒しなければならないと言います。

キム・キボム/慶尚大学校教授「東海と朝鮮半島の境界部に沿って非常に大きな変形が起きていて。より多くの地震の危険があると……」

遠くない将来に規模6、さらに7を超える大地震も発生する可能性があるという警告も出てきます。
(引用ここまで)

 10日に浦項沖でM4.1の地震が発生しまして。
 2016年、2017年とかなりの頻度で地震が起きていたのですが、2018年はそれほどの頻度ではなくなりました。
 なので、韓国国内では「これで収まったのではないか」というような雰囲気になっていたところに、どんと来てけっこうな衝撃となったとのこと。

earthquake
画像はMBCの動画からの引用。 

 韓国で19世紀を通じて記録されている地震の回数は3回ほど。おそらく有感地震のみの記録。
 上の画像の回数は地震計に記録されているものなのでちょっと異なっていますが、それでも20世紀を通じて朝鮮半島には地震が少なかったのは間違いないところ。
 有感地震であればなおのこと。
 ただ、17世紀にはマグニチュード7ほどの有史以来最大とされている地震がありました。
 統一新羅の時代にも8〜9世紀にかけて地震が起きて100人以上の死者が出たことで首都がパニックになったというような記述が三国史記にはあります。
 けっして「地震のない場所」ではないのです。

 動画にはおそらくは浦項での2017年の地震の様子が出ていますが、マグニチュード5.4でさまざまな崩壊が続発していたことが分かります。大学の壁が落ちる様を動画ではじめて見ましたが、すごいな。最大深度が4、ほとんどの場所で3ていどだったのに、どんだけ安普請なんだか。
 鉄筋ゼロの壁とかそこら中にあるっぽいので非常に怖ろしい話です。

巨大地震はなぜ連鎖するのか 活断層と日本列島 (NHK出版新書)
佐藤 比呂志
NHK出版
2016/7/11