ソウル市の五輪招致PR垂れ幕に「独島のない韓半島」(朝鮮日報)
ソウル市は2032年夏季五輪を北朝鮮と共同で招致することをPRするために、大きな垂れ幕を掲げたが、ここに描かれた韓半島(朝鮮半島)の地図に独島(日本名:竹島)がないことが分かった。済州島と鬱陵島は描かれている。独島は韓国の国土の東端であり、日本が領有権をめぐって挑発を続けていることから、鬱陵島と共に地図に表記するのが一般的だ。多くの市民が集まるソウル中心部の目につく場所に垂れ幕を掲げておきながら、あまりに無神経ではないかとの指摘がソウル市に寄せられている。 (中略)

 このため、垂れ幕の地図に独島が描かれていなければ、外国人に誤ったメッセージが伝わるとの懸念もある。ソウル市庁の向かい側にある徳寿宮周辺は日本・中国・東南アジアの旅行客の観光ルートになっている。ソウル市側は「わざとではなく、ミス」と釈明した。市の関係者は「韓半島と周辺海域のイメージを垂れ幕用のデザインに起こす過程で独島が抜け落ちたようだ」として「独島の表示については地理的要素だけでなく心理・感情的な要素も勘案すべきという点を見過ごしていた」と話した。
(引用ここまで)

 あー、そうそう。
 ソウルが平壌と共同で2032年のオリンピック開催に名乗りを上げたのですよ。
 まだ終戦が宣言されていない紛争国同士でのオリンピック開催とはなかなかに面白いですけどね。
 逆にIOCが「これこそオリンピック精神」とか勘違いしてしまって開催しかねないなぁ……と個人的には思います。
 平昌冬季オリンピックでの共同チーム結成にもバッハあたりは諸手を挙げて賛成してましたからね。数人が代表落ちとなるであろう韓国代表の士気下落とかまったく考慮することなしに。
 もし共催になったらサッカーとかは北朝鮮側でもグループステージが行われるのでしょうが、全選手が「北朝鮮側に入りませんように!」って願うのでしょうね。うん? 17年ほど前にそんな風景をどこかで見たような……。
 ハリー・ポッターの映画かな?

 さて、そんな2032年のオリンピック招致にソウル市がさっそくやらかしたとの話。
 画像がないかと検索したところ、韓国版の朝鮮日報の記事にはありました。

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画像引用元・朝鮮日報

 うーん……この縮尺だと竹島は点にしかならないんじゃないでしょうかね? というか点にすらならない。むしろ消えて当然くらいの大きさ。
 IOCが南北共同入場や共同チーム結成に際して、領土紛争地域である竹島の入った旗の使用を禁じました
 アジア大会でもカヌーの共同チームが優勝して「独島入りの統一旗を掲げるぞ!」とやったときに白いテープを貼られるまで徹底してましたね。まあ、このときもテープが貼られている位置はどうみても鬱陵島だったのですが(笑)。

 正直なところを言えば、韓国人の中でもそれほど意識はしてないんじゃないですかね。特に位置とか大きさとか。

竹島―もうひとつの日韓関係史 (中公新書)
池内敏
中央公論新社
2016/1/25