5万ウォンのモデルに柳寛順が採用されなかった理由は、「拷問を受ける前の肖像画ないから?」(KBS)
先月8日に放送されたjtbc「やってみよう」では柳寛順烈士が5万ウォン札のモデルに選ばれなかった理由が電波に乗った。柳寛順烈士も候補に上がったが、拷問のために腫れている姿だけが確認されたために紙幣肖像には適合しなかったといった内容であった。

この日の放送内容は、インターネットコミュニティとSNSを介して急速に広がった。

韓国造幣公社の新製品の研究チームの関係者は「放送内容に誤解があった」としながら絵柄的に検討された肖像画が技術面での通貨で実装するには不適切という意味だと明らかにした。貨幣も中には目鼻立ちが整った肖像画が必要で柳寛順烈士の場合には条件を満たしている肖像画を見つける困難であったという説明だ。

しかし、韓国銀行は造幣公社のような説明については、 「そのような理由からではない」と釘を刺した。発券政策チームの関係者は「柳寛順烈士ではなく、申師任堂と金九は高額紙幣の人物に選ばれたのは、当時の世論と諮問委員会の検討結果が複合的に作用した結果」とし「柳寛順烈士が選ばれなかった主な理由として肖像画を挙げることは非常に不適切」と述べた。貨幣も内部の適切な遺影がなければ、そもそも世論調査の候補として登録されることもなかっただろうと根拠を持ち上げることもした。
(引用ここまで)

 ちらっと柳寛順のことを書いておきますかね。
 かつてのニューズウィークの記事でも指摘されていましたが、三・一独立運動の首謀者ってわりと多くがチンイルパ(親日派・チニルパ)に転向してしまっているのですよ。
 独立宣言文を書いたような連中は多くが「転向」してしまっているので英雄視するのは難しい。
 まあ、それも当然で。
 独立運動を主導できるような人々は、あるていどの能力があったことは間違いないですから。
 その後、日本化が進む中で重用されても当然。
 「日帝強占期」でおいしい思いをした人間はすべてチニルパ扱いですからね。

 その点、柳寛順であれば若くして独立運動に立ち上がり、かつ獄死して殉国してしまっている。
 英雄として晩節を汚すような行為もない。活動期間も短いので新たな問題が生まれるようなこともない。
 赤穂浪士が英雄と化しているのも似たような構造だな、とちょっと思いますね。

 さて、韓国のケーブルテレビであるJTBCの番組で「柳寛順が50000ウォン紙幣の肖像にならなかったのは、日本の拷問で顔が腫れている姿しかなかったからだ」というようなトリビアが放送されたそうなのですよ。
 かつても「国家英雄としての肖像画を描き直す」という話があったのですが、その理由も「顔が腫れているから」というものだったのです。
 実際には以前の肖像画を描いた画家が親日派リストに掲載されたせいなのですけどね。

 拷問で腫れた顔……って言いますけど、それ以前の友人らと撮った画像もほぼ同じ。
 女子プロゴルファーのクリスティーナ・キム、シン・ジエ、アン・ソンジュ、パク・インビをそれぞれ混ぜたような感じですね。
 ……ま、「日帝によって拷問され、顔が変形した」ということにしているのでしょう。
 そうでないと「韓国のジャンヌ・ダルク」が成立しないという部分もあるのでしょうね。

週刊ニューズウィーク日本版 「特集:韓国 理不尽な現実」〈2014年 11/4号〉 [雑誌]
ニューズウィーク日本版編集部
CCCメディアハウス
2014/10/28