【取材日記】「アイ・アム・ソーリーの一言がそんなに難しいのか」=韓国(中央日報)
三一節当日には、香港と深セン、広州の海外同胞が三・一運動100周年を迎えて少女像の前で日本政府に謝罪を要求し、1時間のサイレントデモを行った。だが、日本側からの応答は全くなかったという。謝罪要求に沈黙する日本の姿は新しくない。

最近では文喜相(ムン・ヒサン)国会議長の発言が論争になった。文議長は先月8日に公開された海外メディアのインタビューで日本軍慰安婦問題に関連して「一言あればいい。日本を代表する首相、あるいは近く退位する天皇が(謝罪することが)望ましいと考えている」と述べた。日本政府は反発した。安倍晋三首相は「甚だしく不適切な内容を含むものであり、極めて遺憾」と述べた。河野太郎外相は「無礼だ」という表現まで使った。 (中略)

慰安婦被害者を素材にした映画「アイ・キャン・スピーク」の主人公ナ・オクブンおばあさん(ナ・ムニ扮)は嘲弄を繰り返す日本人に「アイ・アム・ソーリー(I am sorry)。その一言がそんなに難しいのか」と一喝する。日本政府の謝罪が遅れるほど傷だらけのおばあさんの心を癒やす道は彼方へと遠くなっていく。
(引用ここまで)

 河野談話ですでに謝罪済み。
 小泉純一郎も総理大臣の地位にあったときに謝罪している。
 さらに慰安婦合意では「安倍内閣総理大臣は,日本国の内閣総理大臣として改めて,慰安婦として数多の苦痛を経験され,心身にわたり癒しがたい傷を負われた全ての方々に対し,心からおわびと反省の気持ちを表明する」という表現で内閣総理大臣からの謝罪がある。
 この合意で最終的かつ不可逆的に解決している事柄であるはずです。

 だけども、韓国側はこうしたメディアだけでなく、外交部長官であるカン・ギョンファのみならず、国家元首たるムン・ジェイン大統領までも「被害者に直接の謝罪を」とか言い出してくる。
 これ、けっきょくのところ、誰がどのようにして謝っても無駄であるという認識を日本側に植えつけているのですね。
 韓国側がそれを狙っているかどうかは別にして。
 すでに韓国との事情に詳しい人間にとっては当然の認識であったのですが、それを遍く認識させたということで慰安婦合意は日本側にとって「成功」しているのです。

 つまり、韓国側に「外交的に解決するつもりが一切ない」ということが日本国民に知れ渡り、世論調査でも2/3以上が「もはやこれ以上の謝罪は必要ではない」と答えさせるほどの対韓認識を持たせているのですね。
 誰がどのような形でどう謝ろうと無駄。
 日韓どちらかの政権が変われば一切合切がリセットされて、韓国からの謝罪要求が繰り返されるだろうということが分かってしまったのです。
 パク・クネ政権の所業をすべて否定する必要があるムン・ジェイン政権にとっては、慰安婦合意もその一環であるという言い方もできるかもしれませんが。
 そんな韓国国内の事情なんて知ったこっちゃないのですよ。

 こうして謝罪要求がある度に日本人はどん引きしていく。
 日韓関係はさらに悪化していくのですね。
 ま、それほど悪いことではないと思いますよ。