レーダー問題に再び火をつける安倍首相「何が真実なのかプロは全部知っている」(中央日報)
安倍首相はこの日、参議院予算委員会で「韓国駆逐艦からレーダーで照射される状況でも自衛隊は録音と撮影を通じて映像を公開し、このような政府の対応に日本国民の80%以上が支持している」という自民党の有村治子議員の質問にこのように答えた。

安倍首相は「哨戒機に対する射撃レーダー照射は通常ならあり得ないし、(海上自衛隊哨戒機は)いつミサイルが飛んでくるか分からないい状況に置かれていた」と述べた。

彼は「われわれは真実を言っており、真実を言う方が強い」として「現場は真実が何かを全部知っている。各国の海軍は何が真実なのかを知っている」と再度強調した。

海上自衛隊の対処については「極めて緊張していた状況でも関係規則を守って冷静に、落ち着いて適切に対応したと考える」と評価した。
(引用ここまで)

 以前に韓国の駆逐艦による火器管制レーダー照射事件について語った外国人評論家の一覧というようなエントリを書きました。
 3人が3人とも「P-1の哨戒飛行は真っ当なもの」という見解でした。
 事件そのもののニュースとしての賞味期限が切れたこともあって、それ以上の評論はありませんでした。
 これらの評論を見ても分かるように、安倍総理による「各国の海軍は真実がなにか知っている」という答弁は実際のところでしょうね。

 この事件のよかったところは「韓国が外交上の敵対関係だけではなく、軍事的関係においても敵対する相手になり得るのだ」という認識を政府単位で持たせたところ。
 ただし、以前に書いたように中国地方から九州北部は自衛隊の空白地帯になっている部分。もし、韓国と軍事的衝突を考慮するのであれば、このあたりを他の地区と同様に充実させる必要がある。
 それを考えると韓国は米韓軍事同盟にしばらくは縛られていてほしいというのが本音なんですけどね。
 ただまあ、インドとパキスタンの例を見ても分かるように、隣国関係というのはああいったものになりがち。
 将来の日韓関係がああならないとはかぎらない、という認識をしておくべきでしょうね。

 ちなみに韓国の聯合ニュースが報じたこのニュースには500件以上のコメントがついていて、そこそこの炎上具合となってます。

安倍「韓日問題で日本が真実を語っている」と主張(聯合ニュース・朝鮮語)

 日韓どちらでも防衛関連は燃料になりやすい、ということが分かると思います。