PM2.5:ソウル、ついに大気汚染世界ワースト1位=2位は仁川(朝鮮日報)
 粒子状物質に覆われた同日のソウルは、周囲の物を見分けることすら難しかった。同日正午、ソウル市松坡区のロッテワールド・タワー展望台入口にある案内板には、「視界1−4キロメートル」と書かれていた。121階の展望台に上がると、約3キロメートル離れた蚕室総合運動場でさえ屋根の輪郭がやっと分かる程度だった。

 同日午後5時現在のPM2.5平均濃度はソウル市で1立方メートル当たり144マイクログラム、世宗市で153マイクログラムを記録するなど、全国的に過去最悪の状態が続いた。ソウルの場合、日中に一時178マイクログラム、忠清北道は239マイクログラムにまで上昇した。 (中略)

 世界的な大気汚染調査機関「エアビジュアル」(AirVisual)の都市別空気質指数(AQI・PM2.5などさまざまな大気汚染の数値を評価する指数)によると、同日午後5時現在の大気汚染度世界1・2位はソウル市(188)と仁川市(180)だった。中国の北京市(45)は58位だ。国際環境団体グリーンピースが経済協力開発機構(OECD)加盟国の都市ごとにPM2.5の濃度を測定した結果でも、汚染度が高い上位100都市のうち韓国の都市が44都市も入り、加盟国の中で最も多かった。
(引用ここまで)

 記事中のエアビジュアル(www.airvisual.com)によると、今日未明の3時の時点でもソウルのAQIが234と飛び抜けた成績で世界最悪の大気汚染都市となっています。

airpollution

 aqicn.orgで午後3時現在だとこんな感じ。

aqicncom

 正午前後では200をちょっと超えていた感じですかね。デリーもカトマンズもコルカタ(カルカッタ)も上海も超えて世界一。

 これまでも世界で2位とか3位をばんばんとってきたので、時間の問題であったとはいえるでしょうけど。
 ムン・ジェイン政権は「キレイナ韓国」を標榜しており、粒子状物質を多く排出する石炭火力をやめて太陽光発電とLNG火力に移行しようとしているのですが発電所がそんなに早く転換できるわけもなく。
 雨を降らせればなんとかなるかもしれないということで、人工降雨試験をやったりしています。

韓国の「対中」大気汚染改善実験、初回は失敗 人工雨ほぼ降らず(AFPBB)

 人工降雨にはいわば「雨の種」のようなものが必要で、それを成長させることくらいしかできないのですよ。なにもないところから雨を降らせるようなことはできないのですね。
 でも、韓国らしい「早く早く」で条件が整っていない日に決行させて失敗と。
 その様子が会話まで含めて目に見えるようですね。
 で、今日になってムン・ジェイン自ら「中国と共同で人工降雨を行え」と指示が飛んだとのこと。 
 北京オリンピックの用意等で中国には実績があるから、ということでしょうね。

中国と共同で人工降雨を=韓国大統領、大気汚染で対策指示(時事通信)

 中国沿岸部からの微粒子状物質、黄砂、さらに韓国国内からの微粒子状物質でトリプルパンチ。
 果たしてムン・ジェイン政権念願の「キレイナ韓国」は達成できるのか。
 そもそも論でいえば韓国国内の環境基準が低すぎたせいじゃないのかって気がしているのですけどね。