米朝首脳会談:康外相「韓国国内の懐疑論・フェイクニュースが障害になった」(朝鮮日報)
韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相は7日、国会で開かれた非公開の講演で「第2次米朝首脳会談の結果を巡り、懸念や懐疑の声が高まっているのは望ましくない」と語ったという。康外相はこの日、「韓国国内での対北・朝米交渉懐疑論、国内メディアが提起する関連問題や一部フェイクニュースにより、韓国政府が仲裁役を果たす上でかなりの障害が生じた」として、このように発言したと講演出席者らが伝えた。また康外相は「朝米は今回の会談で非核化措置と制裁問題を議論し、対話の意思も再確認するなど、意味があった」という趣旨の言及も行ったという。

 これに先立ち、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は今月4日、ハノイ会談を「大きな進展」と評価した。このような韓国政府の認識は、ハノイ会談を「決裂」「ノーディール(不同意)」「失敗」と見る国際社会の評価とは懸け離れている。外交関係者の間からは「北朝鮮が対話のレールから外れることを過度に恐れる韓国政府は、極めてクールな判断に基づいた仲裁者役よりも、『北朝鮮融和』に没頭している」という指摘が出た。
(引用ここまで)

 ハノイでの米朝首脳会談は成功裏に終わったにも関わらず、韓国国内のフェイクニュースでその実績が貶められていると韓国の外交部長官(外務大臣相当)であるカン・ギョンファは認識しているとのこと。
 先日は外務次官が「生産性のあった首脳会談であった」と語り、ムン・ジェイン大統領は「寧辺の各施設廃棄を表明したのは充分な非核化である」として開城工業団地、および金剛山観光事業の再開に本腰を入れようとしています。
 韓国政府として「米朝首脳会談は成功」だったということが揺るぎないドグマになっていて、政府関係者の共通認識であるのですね。
 まあ、そういう前提にしておかないと南北経済協力は制裁対象になってしまうので、現実がどうあれども韓国国内ではそうやって意思統一をしているということなのでしょう。

 より厳しくなりつつある制裁に対して、こうやって有耶無耶のうちになんとかして南北経済協力を通してしまおうと目論んでいたわけです。
 ま、そんな手段が通用するはずもなく。
 とりあえずはアメリカ側から二重に否定されるという事態になった、というオチで終了でしょうけども。
 ムン・ジェインはセカンダリーボイコットを恐れずに前に進む気もしているのですよね。