「高所得・金持ち」を狙撃してきたパク・ヨンソン、42億ウォンの財産を「狙撃」されるか……野党側は「やられたことをやり返してやる」(国民日報・朝鮮語)
パク・ヨンソン候補は、野党の国会議員時代に「人事聴聞会のスター」として名を上げた。高額の財産を保有している「金のスプーン」の候補者たちは、彼女の主な攻撃対象であった。相手候補の道徳性に致命的な打撃を与えることができる質問を飛ばし、時には財産形成過程を執拗に追いこんだ。李明博政府当時、ハン・サンデ検察総長候補者は、人事聴聞会を控えてパク候補の仮想相手を立ててリハーサルをしたほどだった。しかし、空気が変わった。「華麗なる過去」がブーメランになって飛んでくる可能性があるとの観測が出ている。

これまで朴候補が道徳性と財産増殖過程において厳格な基準を突きつけてきただけに、本人もこのような基準が適用される可能性が高いだろう。

経済部記者出身であるパク候補者は、「財産の検証」に強い面を見せていた。「不明な債務関係」「社名財産」「脱税」などが彼女の専門分野であった。 (中略)

野党聴聞委員は「パク候補者が数回の公聴会で道徳性を強調しただけ、本人もそれに見合った能力を見せなければならない」と意気込んでいる。42億ウォンに達する財産が集中検証対象になるものと思われる。パク候補は、本人と配偶者、姑、長男の名義で保有している財産で総42億9800万ウォンを申告した。本人はソウル西大門区に一戸建て住宅(10億ウォン)、オフィスチョンセ権(3億4000万ウォン)、預金10億4900万ウォンなど計24億2500万ウォンを申告した。パク候補者の配偶者は、合計17億8300万ウォンを申告した。これには東京の江南と呼ばれる港区にあるマンション、特権層の社交クラブとして知られているソウルのクラブの会員権も含まれている。野党聴聞委員の資料提出要求がすでに降り注ぐという。
(引用ここまで)

 ムン・ジェイン政権の内閣改造で中小ベンチャー企業部長官に指名された国会議員が、かつて野党が政権を握っていた際に長官候補らを「この財産はどうやって入手していたのか!」等々と厳しく追求していたために、今度は逆にやられそうだという話。
 本人は24億ウォン以上の財産を所有していて、配偶者は六本木にマンションを持ってたりする。
 これらの蓄財経緯を厳しく糾弾されることになるのでしょう。

  何度か語っていることですが、ムン・ジェイン政権になったからといって国会議員がいきなり清廉になったりするわけがないのですよね。
 「ろうそく革命で韓国社会は変革された」「真の意味での市民社会が達成された」とか世迷い言を語っている連中が日本にも少なからず存在しますが。
 社会な富裕層に対して全面的な粛正があったわけでもなく、利権構造はそのまま残っている。
 粛正を受けたのは保守派のごく一部だけ。
 身内はなにがあっても守るというウリ社会なのですから、天秤が片方から片方に移っただけの話なのですよ。

 カン・ギョンファが外交部長官に指名された時も、さらには「財閥絶対殺すマン」が公取委員長に指名された時も同様に不動産投機疑惑が取り上げられました。
 国会での人事聴聞会が大紛糾したのですが、首相などと違って公取委員長や外相の指名には国会の同意は必要なかったために指名を強行して終了。
 ちなみに国会での人事聴聞会を行い、同意を求めるという制度が開始されてからこっち、同意なく長官が決められたのははじめての事態でした。
 今回も同様でしょうね。ついでにいえば超従北派であるキム・ヨンチョルの統一部長官就任も同様であると思われます。