楽韓Web

韓国に関する話題を面白おかしく、韓国の文化背景を含めて解説してしまうサイトです。

セウォル号沈没事故

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セウォル号遺族「事故で死んだ娘に健康診断の案内が送られてきたぞ!!」 → その驚愕の理由とは……

セウォル号の犠牲者に徴兵検査通知に続いて健康診断通知...「検診を受けに行こう」悲痛遺族(中央日報・朝鮮語)
セウォル号惨事の犠牲者を対象に、昨年徴兵検査案内文が送信されて議論が起きた中で、今回は、健康診断の案内文が送信された。

惨事で犠牲になった檀園高校の学生であったユ・イェウンさんの父ユ・キョングン氏は、娘へと送られた「子宮頸がん検診票」を公開した。ユさんは「たびたびイェウン宛てに携帯電話料金の請求書などの郵便物が来た」と「はじめは大変だったが、最近はイェウン宛てに郵便物が来るとしばらく錯覚に陥ってみる。そして、その錯覚が現実であればどんなにいいだろうかと思ってみたりもします」と明らかにした。

ユさんは「イェウンだけでなく、まだ死亡届をしない家族が多い」と付け加えた。多くの遺族・行方不明者の家族は惨事が起きてから、3年近い時間が経っているものの政府の姿に抗議する意味などでまだ死亡届をしていない状態だ。これと関連して健康保険公団は「行政記録上死亡届がされていないために発生した状況」という立場である。

兵務庁と健康保険公団などのこのような業務処理にユさんと似たような立場を示す遺族たちもいるが、政府の無関心行政に反発する遺族もいる。これらの行政のミスが相次ぐ関連機関がまとも業務プロセスを履行していないという指摘が出ている。

家族関係の登録等に関する法律によると、基本的に「死亡の届出は、同居する親族」が行わなければならない。しかし、災害などによる死亡の場合は、別途規定に基づいて届出が行われるようになっている。「水害、火災やその他の災害により死亡した人がいる場合は、『これを調査した官公署』が遅滞なく死亡地の市・邑・面の長に通報」するべきである、と規定されている。惨事当時海上警察や海洋水産部などが、これらの業務を担当すべきだという指摘が出ている。
(引用ここまで)

 ……ちょうど1年前、「セウォル号惨事で亡くなったうちの息子宛に徴兵検査通知書がきたぞ。韓国政府は鬼か!」というような記事がありまして。
 最初にざっくりとした見出しだけを見たときには、どれだけ鬼畜なんだと思ったのですが。
 実際には「まだ遺族が死亡届を出していなかった」というだけのオチだったのです。
 そりゃま、前回の兵役庁も今回の健康保険公団も書類上は死んだことになっていない人物に対しては機械的にお知らせを発送しますわな。

 死亡届を出していない理由として「まだ死んだと思いたくない」というのなら、まだ心情として理解できないでもないですが。
 「政府への抗議の意味で死亡届を出していない」ですって。
 死亡届は出していないけど、役所や公社は空気を読んでそういったものを発送するなと。
 なぜなら我々は特別扱いすべき、あの聖なるセウォル号事故の遺族なのだから、というわけですね。

 韓国における最高権威者である慰安婦と同じレベルとはいきませんが、少なくとも法令を無視しても悪いのは政府側だといえるくらいの権威は備えているようです。
 不法占拠の規模はより大きいですしね。

韓国人による沈韓論 韓国人による恥韓論シリーズ (扶桑社BOOKS新書)
シンシアリー
扶桑社
2014/8/29

次期大統領候補のソウル市長が「セウォル号沈没原因を再調査しろ」「ジャロ様ありがとうございます」と潜水艦原因説を持ち上げる理由

パク・ウォンスン、ジャロセウォル号ドキュメンタリー「セウォルX」に言及 "セウォル号偏見の中にロックされている」(韓経ドットコム・朝鮮語)
セウォル号潜水艦衝突説?朴元淳「ジャロの「セウォルX」に回答する必要がある」... 新しい特別調査委員会主張(東亞日報・朝鮮語)

去る23日パク・ウォンスンソウル市長は、自身のツイッターを通じて「ネチズンジャロがしばらくの間、見えなくて心配したがセウォル号の真実をドキュメンタリーに帰ってきた」という文を掲載した。

続いて、「犠牲になった子どもたちへのクリスマスプレゼントになりそうだ。セウォル号は、水の中に沈没されているのではなく、人々の偏見の中に沈没されている」と明らかにしこれと共にネチズン捜査隊「ジャロ」が掲載した「セウォルX( SEWOLX)のティーザー映像」のリンクした。

ジャロは、セウォル号真実が込められたドキュメンタリーである「セウォルX」を25日午後4時16分公開すると明らかにした。その映像公開は、現在のアップロードの問題で多少遅れている。

これに対して朴元淳市長は25日、「2年以上の時間も待っていた。真実を見つけるための労作を待っている時間は楽しみですらある。ジャロ様ありがとう。RTでジャロ様を応援しなければ」というツイートを掲載して応援のメッセージを伝えた。
(引用ここまで)
パク・ウォンスン市長は26日、自身のツイッターに対応する映像を共有した後、「「セウォルX」が語る真実、ネチズン・ジャロが長い忍苦の時間の中で見つかった真実に私たちは答えなければならない」という文を残した。

続いて「新しい特調委(特別調査委員会)を構成して、再原点から始めなければならない」とし「それでこそ国だ」という主張を展開した。
(引用ここまで)

 先日、「ジャロ(=文字?)」という「ネチズン捜査隊」が8時間以上もの「セウォル号の沈没原因は韓国海軍の潜水艦に衝突したためだ」というドキュメンタリー動画をFacebook、およびYouTubeにアップロードしたという話はすでにエントリを書きました。
 この新たな(実際には新しくもないのですが)陰謀説はセウォル号の沈没原因が韓国海軍であった、つまりすべての悪いことをパク・クネ政権の責任であったというものにしたい現在の韓国の空気に合致しています。
 8時間を超えるにもかかわらず、動画は1日で300万回以上が再生されている状況。

 一応、その動画にもリンクを張っておきましょうかね。


 動画のコメント、およびこの「セウォル号の沈没は潜水艦が原因である」という記事へのコメントを見てみたのですが、ほぼ「新たな真実が明らかになった!」と諸手を挙げての賛同。
 「ジャロ様ありがとうございます」だの「我々の国は国ですらなかった」だの。

 そして、次期大統領候補と目されているソウル市長のパク・ウォンスンがこのセウォルXにTwitterで言及。
 ネチズンの意識をそのまま反映するように「ジャロ様ありがとうございます」、そして「新たな特別調査委を立ち上げなくてはならない」と騒ぎを助長するようなツイートをしているのです。
 以前にも書きましたが、パク・ウォンスンは極左の位置にある人物です。
 かつ、今回の選挙では明らかに出遅れています。
 より激しくポピュリズムに迎合し、パク・クネ政権を悪とすることで自分の位置を引き上げたいと考えているのでしょう。

 あるいは北朝鮮の意向もそこには入っているかもしれませんね。
 ま、この動画によって韓国はさらなる混沌に叩きこまれたと言っても過言ではありません。
 まだ「この主張に反抗するものは非国民だ」までは行っていませんが、その寸前といったところですかね。
 パク・クネ政権にとって不利になることであれば、なんでも「真実」であるというところまであと一歩のところにきています。
 これから先はかなりの危険区域ですが……楽々と踏みいるのだろうなぁ。

と学会誌34
と学会
WARMACHINE
2016/9/12

「セウォル号沈没の真実が明かに! 韓国海軍の潜水艦と衝突していたのだ!!」……ああ、はいはい

文字、JTBCと単独インタビュー「セウォル号沈没の原因、軍潜水艦衝撃性 」(中央日報・朝鮮語)
ネチズン捜査隊「文字」がJTBCイ・ギュヨンのスポットライト単独インタビューで、「セウォル号沈没の原因は、軍潜水艦との衝突の可能性もある」と主張した。

25日午後放送されたJTBCイ・ギュヨンのスポットライトで「セウォル号沈没の原因は、外部からの衝撃にある。外部からの衝撃は、軍の潜水艦である可能性が高い」という主張を繰り広げた。これまでのセウォル号沈没の原因は、過積載や操舵未熟、整備不良で把握された。しかし、文字は「セウォル号はそれまで1〜2年運航しながら、過積載したことが一度や二度ではない」「ドスンと音がしてから、船腹まで傾いたという生存者の証言が多い」などの理由で外部からの衝撃がセウォル号沈没の原因だと主張した。 2014年6月シム・サンジョン正義党議員で公開した深度VTSのレーダー映像に基づいて衝突直後の船のような大型の物体が捕捉されたと分析した。セウォル号が突然方向を変更したポイントは水深が50メートルと、これまで「水深が浅く潜水艦が入らない」と軍も反論した。ただし、潜水艦とセウォル号直撃したという具体的な証拠は、この日公開されていなかった。文字は、JTBCを介して「軍は、当時のレーダー映像を公開しなければならない」と主張した。

この日、JTBCイ・ギュヨンのスポットライトは、通常の放送時刻である午前9時40分から80分延期され、10時20分に放送された。放送は文字がこの日4時16分に公開されるとしていた動画の歳月のX(SEWOLX)一部だけ公開した。文字は同日午後、Facebookを介して「本当に申し訳ありません。 8時間49分の映像ファイル自体が大きすぎて、アップロードにかかる時間が予想よりもはるかに長い時間がかかるね」と語った。この動画は、11時06分現在まで公開されていない。

文字は身分を隠して偽名でのオンラインコミュニティで活動しているネチズン捜査隊だ。 2013年、国家情報院の大統領選挙介入の証拠を世に発表した。また、2014年にはジョン・ソングン文化体育部長官内定者がTwitterに投稿政治偏向的な記事を収集して公開した。チョン氏は、国会の検証の過程で辞退した。
(引用ここまで)

 「あのスクープを連発したネチズンが、セウォル号沈没の原因を韓国海軍の潜水艦であると喝破」したって感じですかね。
 「文字」というのがハンドルネームなのかな。
 なんかこれ、構造的にどこかで見たことがあるような話だなぁ……と感じていたのですが。

 2010年に天安艦が北朝鮮の潜水艇に撃沈されたときの陰謀論ですね。
 一部の人間は北朝鮮の仕業であると信じずに、「米軍の潜水艦の潜望鏡が切り裂いたのだ」なんていう話を出してきましたっけ。
 その他に当時、「証拠として出された魚雷についているホヤは黄海には生息しない」なんて話も出ましたが、そもそもその「ホヤ」は生物ですらなかったというオチでした。

 今回の「韓国海軍の仕業だ」というのは、パク・クネ政権下で行われたということからよりその罪を強くしようというところから発しているんじゃないかと感じますね。
 韓国の混乱をより長引かせようとする勢力から発せられているものではないかと。

陰謀論の正体!
田中聡
幻冬舎
2014/7/3

セウォル号遺族会が「永遠に真相を究明させろ!」と叫ぶ……この構図はどこかで見たような……

韓国、セウォル号遺族らが政府を提訴「真相究明は終わらない」=韓国ネット「また始まった」「遺族らはいつまで苦しむ?」(レコードチャイナ)
2016年10月17日、韓国・ニューシスによると、韓国政府が14年4月に起こったセウォル号惨事を調査している「4・16セウォル号惨事特別調査委員会(特調委)」の活動期限を9月30日と通知した中、これに反発する特調委所属の調査官らが韓国政府を相手に「公務員の地位確認及び報酬支給請求」訴訟を起こし、活動期間について裁判所の判断を受けることにした。

17日午前11時ごろ、特調委所属の調査官ら42人はソウル市内で会見を開き、「政府は特調委の活動期限に対する法的根拠を明らかにしなかった。セウォル号特別法によると、特調委の活動期間は『構成を完了した日から1年6カ月』であり、まだ6カ月ほど残っている」と主張し、「調査活動が途中であるにもかかわらず、一方的に終了を告げた政府の決定を受け入れられない」と訴えた。

特調委の調査官らは政府が活動期間終了を通知した後もソウル市内の事務所に出勤して業務を進めてきたが、政府は6月30日以降、これに対する報酬及び特調委への支援金を一切支給していない。
(引用ここまで)

 9月末にセウォル号惨事特別調査委員会が解散させられまして。
 韓国政府としては真相究明はこれにて終了としたい。
 というか、期日がきたので解散したというだけなのですが。相変わらず遺族会はそれを認めようとしない。

 特別調査委側は「まだ3月までは任期のはずだ」って主張して、韓国政府を訴えていると。
 「任期を3月までと認めろ、それまでの給料も払え」とごねている。

 そういえば「真相が明らかになるまで未来永劫特別調査委員会を存続させろ」というのも遺族会の要求のひとつでしたね。
 ハンストでの要求項目のひとつでした。
 「真相」がいくら提示されようとも、彼らが納得しなければ特別調査委が存続し続ける。つまり、彼らは報酬を得続けて、遺族会は未来永劫被害者でいられる。

 ほら、加害者と被害者の関係は1000年経とうと変わらないって言い放った国家元首がいたじゃないですか。
 あれのプチバージョンですね。
 慰安婦騒動のプチバージョンでもあるわけですが。

 こういう連中のボスバージョンが挺対協なわけです。そりゃま、韓国政府も持てあますし、日本政府も相手にしたくなくなりますわな……。

韓国人による沈韓論 韓国人による恥韓論シリーズ (扶桑社BOOKS新書)
シンシアリー
扶桑社
2014/8/29

セウォル号引き揚げ作業、順調に遅延 「7月には終了」→「9月末には」→「10月」→「年内無理かも……」

韓国のセウォル号引き揚げ作業にまた遅れ、年内完了も困難か=韓国ネット「やる気がないんだろ」「政権が代わった頃に真実が明らかになる」(レコードチャイナ)
韓国海洋水産部によると、引き揚げのため船体下部に設置するリフティングビーム8個のうち、現在までに設置が完了したのは2個。先月21日に1個目を設置した後、2個目は20日余りたった今月14日にようやく設置が終わった。今後残りを設置していくが、船体下の土砂が硬く、当初の計画通り進めるのは難しいという。現在は、ワイヤーをさらに活用する、船尾を若干持ち上げるなど、補完作業について検討が行われている。

これについて同部の金栄錫(キム・ヨンソク)長官は16日放送されたテレビ番組の中で、「年内の引き揚げを目標に最善を尽くし作業に当たっているが、最悪の場合には年内の引き揚げが難しい可能性も排除できない」と述べた。

セウォル号引き揚げ作業をめぐっては、この春には今年7月を目途に、以降は同10月末までに、と完了目標時期が遅れる事態が続いている。
(引用ここまで)

 中国企業が請け負っているセウォル号引き揚げ作業が順調に遅延しているとのこと。
 約7000トンの船体+1000トン以上の積み荷を海水もろとも形状を維持したままで引き揚げるなんていう、異常にハードルの高い作業をやらせているのですから、遅延は当然だと思いますけどね。
 さらに引き揚げてからも傷ひとつつけるなとか遺族会が言い出していまして。

 水中であるていど分割してパーツごとに引き揚げるならこんな苦労はしなくて済むのですが、なにしろ『聖遺物』扱いですからね。
 引き揚げ以降も傷をつけるな、そのまま保存しろって言ってるのですが、どうなることやら。
 場合によっては政府側か遺族会側のどちらかが実力行使にも出るんじゃないかなぁ。

 ちなみに犠牲になった高校生たちが使っていた教室も学校側に「使うな、そのまま保存しろ!」って言っているというね。
 光化門広場も未だに不法占拠したまま。  もはやセウォル号遺族会は最強のクリーチャーと化しているのですよ。

「少年A」被害者遺族の慟哭(小学館新書)
藤井誠二
小学館
2015/12/6

韓国人「沈没の真相を隠すつもりか!」 セウォル号特別調査委員会がようやく解散、その解散を待ってようやく引き揚げ作業が再開へ

[セウォル号の聴聞会]船体引き揚げ...船首持ち上げようとするものの遅延の連続(ニュース1/朝鮮語)
ジャン・ワンイク委員は「現在の歳月号引き揚げが計画よりも多くの遅延されている」とし「海洋水産部は船首持ち上げ作業を5月1日から開始したが、今までに計6回も延期された」と明らかにした。
また「海洋水産部工程表によると、4日後に船首を持ち上げることになっているが、実際には5月1日に開始する必要があることが7月29日になったので、3ヶ月も遅れた」とし「工程表によると、8月7日にはセウォル号を陸地に取付けすることになっていた」と批判しした。
ジャン委員は、「昨年海洋水産部は2016年7月以前に引き揚げが完了されるとしたが、現在は来月を目標としている」とし「海洋水産部は今後、最新の工程表を国民に当然公開しなければならない」と主張した。

グォン・ヨウンビン特調委真相究明小委員会委員長は、引き揚げ遅延について「現在のセウォル号は、砂に埋もれているなど、予想とは異なる進められている」とし「意図的なのか能力がないかどうかを知ることができない」と疑惑を提起した。
それとともに、船体引き揚げ作業を進めている上海サルベージ側にも「ワイヤーの長さを頻繁に変更するなど、引き揚げ作業を科学的にしているのかも疑われる」と付け加えた。

この日の参考人として出席したバク・フンソク特調委調査官は「進歩に立ち寄ったことがあるが、管理が適切にないされているという感じをたくさん受けた」とし「風雨をそのまま迎えているなど、海洋水産部がこのような状況をチェックするのか疑問だ」と述べた。

参考人として出席した船体引き揚げ専門家A氏は、引き揚げ作業をどのように見るかについて「韓国の技術でも十分なのに、なぜこのような試行錯誤を経ているかどうか分からない」とし「今年中に引き揚げは不可能だ」と展望した。

カン小委員長は、「海洋水産部によると、船首を持ち上げることができれば引き揚げ作業の70%となったものである」とし「しかし、現在フローティングドックの問題や危険性を見ると、セウォル号が浮力に耐え切れず、それ自体で転覆することもある」と憂慮した。
(引用ここまで)

 「セウォル号惨事特別調査委員会」なるものがありまして。
 これについてメモっておくのが目的でピックアップ。

 この「特別調査委員会」はなにかといえば、遺族会と一緒になってパク・クネ政権ガーだのなんだの言っている連中で、まあ一種の反政府組織であると考えてもらえれば問題ありません。
 海外出張で1億6000万ウォンを費やしていたりとなぜか既得権側のような行動を繰り返している連中です。
 アメリカの9・11の現場、日本では同型船のありあけの調査にきていたようです。もちろんビジネスクラスで。

 さて、この調査委員会はセウォル号特別法を根拠に組織されていて、特別法によると調査委員は最大でも1年半で解散しなければならないとされています。
 調査委員会が成立したのがちょうど1年半前。というわけで、この報告会を最後に解散が既定路線。
 ま、それを不服として遺族会がまた暴れているのです。

 先日の遺族会の委員長による無期限ハンストとやらも、この調査委員会の活動期限を無期限に保証しろというのが要求のひとつなのでした。
 政府からは完全に無視されているのが実際なのですが。

 もうひとつはセウォル号の引き揚げ作業が遅れているというお話。
 本来のスケジュールであれば調査委員会が解散する前の8月にはセウォル号が引き揚げられて、調査に入っているはずだったのです。
 ですが、スケジュールが遅れて引き揚げが9月中ということになった。つまり、セウォル号惨事特別調査委員会が解散させられたあとに調査が入ることになった、というわけですね。
 かつ、客室を切断して現状を破壊するので「真相を隠すつもりだ!」という話になっている……ということなのです。

 ネチズンからは「あの穀潰しがようやく解散かよ。遺族会もなんとかしろ」みたいに言われているのですが、左側のハンギョレなんかは「正義の特調委が政府に強制解散させられる」という論調になっていますね。
 それだけでもこの特調委とやらの方向性が見えると思いますわ。


セウォル号遺族会「セウォル号は聖遺物である。傷つけることはまかり成らん!」と宣言。捜索にも文句をつける

海洋水産部、セウォル号引き揚げてから船体を切断する(ハンギョレ)
 海洋水産部は29日、「専門家たちが1カ月にわたり、セウォル号を引き揚げてからの船体の整理方法を検討した結果、セウォル号が倒れた状態で客室部分だけを分離し、上向きにしてから作業する方法(客室直立方式)が最適だとの結論を下した」と発表した。船体整理とは残された遺体を探し、残存物を搬出・分類・処理する作業を指す。(中略)

 遺族と特別調査委員会は、船体自体が事故原因を明らかにする証拠であるだけに、船体が傷つけられれば真相究明が難しくなるとして、切断に反対している。特別調査委員会の関係者は「政府のやり方で船体を切断すれば、事故原因として機器の欠陥の可能性を提起した大法院(最高裁)の判断を全面的に無視することになる」としたうえで、「セウォル号事故の真相究明を永遠に迷宮入りにしようとする意図」だと批判した。

 しかし政府は、専門家8人が技術検討を行った結果、切断せずには船体整理が難しいと発表した。政府は、セウォル号が横倒しになっている状態で作業を行うのは「9階建てマンションの高さ(22メートル)に相当する船体が横だおしになっているため、作業環境が劣悪で事故の可能性もある」と指摘した。地上や水中で船体を切断せず、直立させる方法についても「船体を直立させる過程で客室が損傷を受けるリスクが高く、時間もかなりかかる」と説明した。

 一方、遺族たちは、政府が決定した方式についてさらに技術検討を行う必要があると主張した。遺族側は同日、声明を出し、「客室部分は沈没当時、船尾を中心にひどく破損しており、2年以上も海中にあったため、壁やパネルがかなり損傷されているはず」としたうえで、「このような状況で、客室部分だけを切断して持ち上げた場合、客室が崩壊する可能性が高い」と指摘した。遺族側は「船体引き揚げの原則は残された遺体と船体の完全な引き揚げ」だと強調し、「特別調査委員会・遺族と共同で再度技術検討を実施すべきだ」と主張した。
(引用ここまで)

 韓国政府はセウォル号を引き上げたら横倒しにして、客室を切り出して捜索をするという方針を固めたそうです。
 まあ、横倒しの状態でも全幅で22m。マンションだと8階くらいですかね。この状況で捜索しろっていうのも大変ですわ。
 アクセスのしやすさを確保しないと捜索側に被害者が出るレベル。
 7月の時点でおおまかな方向性は出していて、その時点で既にモンスターたち遺族会と真相究明委は切断に反対していたのですよ。

 彼らがなにを言っているかというと、「聖遺物としてセウォル号を保存しろ」という話です。
 「真相究明のためには現状を保存しろ」ってことですが、いまさら真相究明とかいわれても……ね。
 引き揚げでも最低限の毀損だけが認められる云々で、サルベージの工法をいろいろと制限することになって中国企業が引き揚げを行うことになったわけです。
 1000億〜4000億ウォンともいわれる、異常な高額となった引き揚げ費用もそれが原因。

 ここまで捜査権と裁判権の移行以外はほぼすべて彼らの要望を取り入れ続けてきた韓国政府ですが、さすがに三次被害まで出す危険性もある捜索をしたくはないだろうなぁ。ちなみに二次被害は沈没時の捜索での死者です。
 9月中には引き揚げ作業を完了したいとしていますが……。


セウォル号遺族会委員長が無期限ハンストに突入して14日、なんとまだ生存していた!

セウォル号家族協議会ユ・ギョングン執行委員長無期限ハンスト座り込み(ハンギョレ)
 4・16セウォル号惨事家族協議会のユ・ギョングン執行委員長が、4・16セウォル号惨事特別調査委員会(特調委)の活動期間保障と特検(特別検事)の導入を要求して無期限ハンスト座り込みに入った。

 ユ委員長は18日、自身のフェイスブックを通して「昨日(17日)から光化門セウォル号広場で“決死の断食(死生決断食)”を始めた」と明らかにした。“死生決断食”は「決死の覚悟でけりをつけるための断食」で、セウォル号惨事の真相糾明のための決死の覚悟でもあるが、共助の約束を繰り返しながらも与党の主張ばかり受け入れている「共に民主党」と「国民の党」に対し、国民の命令を履行せよと促すためだと語った。 (中略)

 ユ委員長は2014年7月にも、セウォル号特別法の制定を要求して無期限断食座り込みをした事がある。 当時遺族15人の無期限断食座り込みは「ユミンの父さん」キム・ヨンオ氏が46日目に断食を中断して終わった。彼は「健康状態が 2年前と明らかに違う上に、長期の断食がどれほど苦しいものかを経験しているので、恐ろしくもなる」と言いながらも、「セウォル号特調委が法の保障した期間中に聖域なき調査ができるよう特別法を改正し、セウォル号船体の調査を特調委の任務とすることを、第20代国会に要求する」と明らかにした。
(引用ここまで)

 セウォル号遺族会の執行委員長とやらが今月の17日から「無期限断食座り込み」をはじめたそうです。
 今日現在、まだ「決死の断食デモ」をやっているそうですよ。14日目になりますかね。
 でもって、2年前にも「無期限断食座り込み」をして、46日目で断念したそうですわ。
 夏の最中に46日間もの無期限断食座り込みで生存していたとかまさに奇跡です。

 ま、実際には2年前のヤツはリレーハンストというやつでして。
 ひとりが1日絶食して交代。交代した人も1日絶食して……というシステムになっております。
 楽韓さんは2年前のリレーハンスト初日にちょうど立ち会っていました。
 その時も「捜査権を寄越せ!」「裁判権を寄越せ!」とデモしていたのですよね。
 法治国家の根幹を侵害しようとしていたわけです。

 今回がどうなっているのか分かりませんが、韓国じゃなんかっちゃー「無期限ハンストだ!」って言い出してこうやってギャーギャー騒ぎを起こす。そして、けっきょくなにも成果なくいつもの日常に戻っていくということがパターンとして確立されているのです。
 日本でも国会前でデモをやってもなんら変えられない人たちと一緒ですね。

 しかし、「光化門セウォル号広場」ときたか。
 たしかに実際の様子を見れば、「セウォル号広場」という状況ではあるのですけどね。不法占拠なのですが。


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