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韓国に関する話題を面白おかしく、韓国の文化背景を含めて解説してしまうサイトです。

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韓国が中国に敗れてW杯最終予選A組2位は3チームが争う混沌状況、勝ち点18前後でワールドカップ進出か? シミュレーションしてみた

<W杯サッカー>韓国、中国に敗れる…容易でない本大会行き(中央日報)
韓国はこの日の敗戦で3勝2敗1分け(勝ち点10)となった。シュティーリケ監督はW杯本大会直行のために「勝ち点22」獲得を目標にしているが、この日の敗戦で本大会への道のりは険しくなった。目標を達成するには韓国は残り4試合を全勝で終えなければいけない。カタール戦(6月13日)、ウズベキスタン戦(9月5日)がアウェーであるうえ、難敵イランとのホーム試合(8月31日)も残っている。

一方、中国は3敗2分け後に初勝利をつかみ、W杯本大会進出へのわずかな望みをつないだ。韓国は中国と32回対戦し、2敗目(18勝12分け)を喫した。2010年の東アジアカップ(0−3敗)以来7年ぶり、2回目の敗戦だ。 (中略)

一方、同じ組のウズベキスタンはこの日、アウェーでシリアと対戦し、0−1で敗れた。ウズベキスタンは3勝3敗(勝ち点9点)となった。
(引用ここまで)

 さて、中国に衝撃の敗戦を遂げてしまった韓国代表ですが、韓国国内では「このままでは2位以内も危ない」という論調が出てきました。
 実際にどんなもんかというのをチェックしてみましょう。現在のところ、イランはほぼ突破決定。
 2位争いは勝ち点10の韓国、勝ち点9のウズベキスタン、勝ち点8のシリアに絞られてきていると思われます。
 それぞれの対戦相手を見てみましょう。

●韓国 勝ち点10
 03/28 シリア(H)
 06/13 カタール(A)
 08/31 イラン(H)
 09/05 ウズベキスタン(A)

●ウズベキスタン 勝ち点9
 03/28 カタール(H)
 06/13 イラン(A)
 08/31 中国(A)
 09/05 韓国(H)

●シリア 勝ち点8
 03/28 韓国(A)
 06/13 中国(H)
 08/31 カタール(A)
 09/05 イラン(A)

 それぞれカタール、イラン戦を残していて、ここでそれぞれイランが勝ち、カタールが負けるという想定で勝ち点3を計算しましょうか。いや、実際は分かりませんが。まあ、そういう想定で。

 韓国はシリア戦で勝てば勝ち点16で最終戦のウズベキスタン戦を迎えられます。
 ウズベクはイランに負けてカタール・中国に勝つとして、勝ち点15で韓国戦。
 シリアは韓国戦に引き分ければ勝ち点15までは見えています。おそらく1位抜けしているであろうイラン戦がアウェイなのがきついところですね。さすがにホームのイランで勝ちを計算するのは厳しそう。

 つまり、韓国は28日のホーム開催のシリア戦で引き分け以下だと本当にやばいことになりそうです。
 この場合、勝ち点14(負ければ12)で最後のアウェイのウズベク戦に臨むわけです。
 逆にシリアに勝てば勝ち点16でウズベキスタンを上回って、余裕を持って戦える。

 韓国は最後まで予選を楽しめそうです。
 リーグ戦で下位にいる勝ち点供給機に負けると、一気に苦しくなるというのがよく分かりますね。直接対決で負けるのとほぼ同じダメージとなるわけですから。
 シリアも初戦でカタールに負けたのがここまで響いているわけです。
 そういうわけでキャスティングボートは中国とカタールが握っているといっても過言ではなくなってきました。

 まあ、ありそうなシナリオはウズベクがカタール戦、中国戦のどちらかでヘタこいて韓国が楽になるってパターンかなぁ。
 今回のシリア戦でもそうですが、本当に堪え性がないのですよね……。

ワールドカップがもっと楽しめるサッカー中継の舞台裏 (角川SSC新書)
村社 淳
KADOKAWA / 角川マガジンズ
2014/6/13

飲酒運転で有罪判決の韓国人メジャーリーガー、ビザ発給拒否で復帰時期不明……というかもうキャリア終了っぽい

[単独]姜正浩ビザ発給拒否、メジャーリーグ復帰時点不透明(KBS・朝鮮語)
米プロ野球ピッツバーグの姜正浩がメジャーリーグ進出以来最大の危機に直面した。

KBS取材の結果、米国大使館で姜正浩の就労ビザ更新申請を拒否したことが確認された。姜正浩本人もこれを通報したと伝えた。姜正浩の現所属チームであるピッツバーグ復帰時点はさらに延期されることになった。オールシーズン内の復帰も不透明な状況である。

姜正浩は昨年12月2日、ソウル江南駅交差点から血中アルコール濃度0.084%の状態で運転している途中ガードレールを突っ込んで逃げた疑いで起訴された。

2009年と2011年にも飲酒運転経歴がある姜正浩は免許が取り消され、3月初めに1審の判決で懲役8ヶ月に執行猶予2年を宣告された。執行猶予によって当面の実刑は免れましたが、厳然たる懲役刑を宣告されたものである。今回のビザ申請が拒否された理由も執行猶予宣告が大きく作用したとみられる。

姜正浩はビザのほか、短期間米国で滞在できる「ESTA(電子渡航認証)」を米国大使館に申請した。ESTA申請時の犯罪記録などを記載しなければならないために姜正浩はここで飲酒運転の事実を欠落させたという。現在ESTA申請も拒否され、短期間アメリカに渡っていくことも難しくなった。

さらに現在、姜正浩には韓国と米国以外の第3国でも飲酒運転をした疑惑を受けている。もし事実で明らかになった場合、今後のビザ発給はさらに難しくなる見通しである。 (中略)

姜正浩は現在、執行猶予を宣告された1審の判決を不服として、控訴した状態である。2審の判決は速くとも4月が予想されており、シーズン開幕直後の復帰は難しい状況だった。さらに、今回のビザ発給拒否事態に姜正浩の復帰時点はさらに予想する困難になった。
(引用ここまで・太字引用者)

 ……ひどいww
 草生やすレベルのひどさwww

 韓国人メジャーリーガーである(であった?)カン・ジョンホの就労ビザが却下されたそうです。
 飲酒運転で懲役8ヶ月執行猶予2年という有罪判決を受けたという自分の犯罪歴を明記せずにESTA申請して、却下されて余計に自分を追い込むとかどういう神経しているんだか。
 ESTAってのはアメリカ入国時に必要となる渡航認証システムで、90日以内の滞在に使用します。
 一度申請が通ればパスポートが有効なかぎりは有効になっているというシステムだったはずですが……。
 パスポートの書き換えのタイミングだったのか、それとも新しく申請しようとしたのか。
 これだけ大っぴらに報道されていて、アメリカ側がチェックしないわけがないだろうに。
 さらに第三国での飲酒運転の疑惑があるっていう。
 まあ、飲酒運転するくらいに酒好きな人間はどこに行こうとどんなシチュエーションであろうとも酒を飲むものですけどね。
 病気ですから。

 さて、原則として「前科」がつくような犯罪歴がある人間はほとんどの国で入国を拒否されます。
 独島芸人一派のイ・スンチョルという人は大麻吸引歴があって、竹島上陸云々以前に入国拒否対象者でしたね。
 カン・ジョンホも入国拒否されて当然ということなのでしょう。
 控訴して無罪を勝ち取ればまた別なのかもしれませんが。

 一度拒否されたワーキングビザの再発行申請はなんつーかもうえらい手間がかかるという話を聞いたことがあります。
 とはいえ、スポーツ選手が取得するO-1ビザは厳しさがどのくらいなのかさっぱり分からないのですけども。
 ヘタをしたらシーズン終了の可能性すらあります。というか、8割方このまま渡米すらできずに終わるんじゃないでしょうか。もちろん、来年以降も無理でしょう。
 ESTAを拒否されたという前歴が記録されているでしょうからね……。
 完全に自業自得。言い訳のしようすらないので、もう韓国に復帰したほうがいいんじゃないかと思います。
 実力が足りないパターンでの帰国ではありませんが、実に韓国人らしいパターンでの帰国といえるんじゃないですかね。

そういえばこの本の主役もピッツバーグパイレーツだった。
ビッグデータ・ベースボール 20年連続負け越し球団ピッツバーグ・パイレーツを甦らせた数学の魔法 (角川書店単行本)
トラヴィス・ソーチック
KADOKAWA / 角川書店
2016/3/17

【韓国の反応】韓国代表、中国に衝撃の敗北。韓国人「シュティーリケを更迭しろ!」

韓国、中国に0-1衝撃敗... W杯本大会赤信号(マイデイリー・朝鮮語)

 何度か「NAVER配信のニュースでコメントが1000を超えたら相当に大きなニュース、5000を超えたら大事件であるという証」という話をしてきています。
 この対中国での敗戦、それも半ば以上為す術ないままでの敗戦は相当にショックだった模様です。
 現時点で19000オーバーのコメントが寄せられています。じわじわ増えているので2万件を突破するかもしれませんね。
 これ以外のニュースにも多くのコメントがついています。
 いくつか他の記事も含めてコメントを紹介しましょうかね。

「これがシュティーリケとリッピの差だよ」
「シュティーリケ更迭が答え」
「チャ・ブングンはアウェイの地で更迭された。シューティリケもそうすべきだ」
「(FWの)キム・シンウクはなにをしていたんだ。髪の毛だけ派手にして(訳注:緑色のモヒカンでした)」
「(中継した)JTBCはグランドスラム達成だ。野球サッカー青瓦台と。ふふふ(訳注:野球でもサッカーでもケーブルテレビ局のJTBCが放映すると負けるというジンクスがあります)」

 ざっくりコメントの半分くらいはシュティーリケの更迭を求めているものです。つまり、韓国代表が弱いわけではないと言いたいのでしょう。
 監督を更迭させたところで誰にやらせるつもりなのやら。

 さて。これまで韓国−中国戦は31回行われてきて、中国代表は1勝18敗12分と圧倒されてきました。「恐韓症」にかかっているとまで揶揄されていたほどでした。韓国代表にはそれ故の慢心があったのかもしれませんね。なにがあっても中国には負けないだろうと。
 中国代表はゴールキーパーがありえないミスを犯して得点されてしまい、士気がぐだぐだになって大量失点とかいうパターンを踏むことが多かったのですが。
 昨日の試合ではそのキーパーが大当たり。見ていただけでもファインセーブが3回くらいありました。

 とはいえ、韓国が根本的に攻め手を欠いていたのも間違いなかったですね。
 リッピの戦術か、それとも戦う精神を叩きこまれたのか。守備もこれまでとは異なり、組織的でした。
 中国は今回、ワールドカップに行けなかったとしても、強くなるかもしれません。面倒だなー。 

宮本式・ワンランク上のサッカー観戦術 (朝日新書)
宮本 恒靖
朝日新聞出版
2012/6/13

W杯最終予選:韓国代表、アウェイで中国に痛い敗戦。A組もかなりの混戦に

 おっと、なんと韓国代表がこれまで2引分のみで勝ち点2だった中国に負けました。
 これで韓国の勝ち点は10のまま。
 シリア−ウズベク戦の試合結果によっては3位転落もありえます……と思ってたらウズベキスタンがPK献上で負けました。ウズベクは毎度毎度堪え性がないなぁ……。

 これでシリアが勝ち点8、ウズベキスタンが勝ち点9、韓国が勝ち点10と一応、2位はキープ。
 シリアはホームで韓国と引き分けた試合が効いてますね。

 いやぁ、それにしてもアウェイとはいえ中国に負けるとは……。中国のゴールキーパーがきれっきれだったのですが、それを差し引いても韓国には攻め手がなかったように見えました。
 韓国ではこれまで「中国は恐韓症にかかっている」とか言っていて、実際に最後に勝利したのは2010年の日本開催だった東アジアカップにまで遡ります。3-0での負けだったかな。
 このときの韓国代表はKリーグの選手をメインにしていたので、それほどのダメージはなかったのですが。
 今回はワールドカップ予選なのでほぼフルメンバーでの敗退。
 28日は自力で突破も見えてきて士気が上がるであろうシリアとの試合。ホームとはいえ、油断できなくなっていますね。
 韓国メディアは「A組なら楽々突破だ」みたいに書いてましたけど、ふたを開けたらこう。
 アジアは全体的に底上げされてきている、ということなのでしょう。
 おっと、さらにイラク−オーストラリアが引き分け。これで日本代表はちょっと楽になったかな。

ワールドカップがもっと楽しめるサッカー中継の舞台裏 (角川SSC新書)
村社 淳
KADOKAWA / 角川マガジンズ
2014/6/13

リオ五輪4位の韓国人新体操選手が引退→韓国人「あいつはパク・クネの一党だ! 叩け!」 → その理由がこれまたひどい……

【コラム】引退した孫延在に石を投げる人たち(朝鮮日報)
「五輪金メダリストでもないくせに何で記者会見するんだ」

 新体操の孫延在(ソン・ヨンジェ、22)=延世大学=が17年間にわたる選手生活を終えた4日の引退記者会見。このニュースを取り上げた記事の下に書き込まれたコメントには孫延在に対するねぎらいではなく、非難の声が驚くほど多かった。(中略)書き込みだけで数万件に達しているようだった。

 単に誰かのことが嫌いで非難するならどうしようもないことだ。(中略)しかし、とんでもないデマを事実であるかのように流布し、さらに大きな誤解を生じさせて非難しているとしたら、話が違う。孫延在のケースがそうだ。孫延在は「崔順実(チェ・スンシル)国政介入疑惑」の主役の一人チャ・ウンテク被告が主導した国民体操「ヌルプム体操」のデモンストレーションに参加していたことが昨年11月に伝えられ、あっという間に「政権からの特別待遇」を象徴する人物になってしまった。「新体操選手としての善意からデモンストレーションに参加した」という釈明は聞き入れられなかった。デモンストレーションが行われた2014年は「崔順実」という名前すら誰も知らない時期だった。孫延在がそのデモンストレーションの背景をどうやって知って参加したのか説明している人もいない。同じデモンストレーションに参加して非難を浴びた2012年ロンドン五輪体操男子跳馬金メダリストの梁鶴善(ヤン・ハクソン、24)は「私も大韓体操協会の要請で参加したが、私にどんな恩恵があったのか自分自身、考えている」と言った。

 孫延在が朴槿恵(パク・クネ)大統領の処方せん疑惑にかかわったチャウム病院に通っていたことも非難の的となった。このため、「崔順実寄り」というレッテルが貼られた。けがや故障が付きものという種目の特性上、孫延在はチャウム病院のほかにも複数のリハビリ・漢方病院に通っていた。チャウム病院では主に食事メニュー構成の指導を受け、治療費も正しく支払っていた。同じ病院に通ったことが問題ならば、チャウム病院の患者は全員、「特別待遇リスト」に入れなければならないだろう。孫延在の引退宣言に対しても、一部には「今となってはひも(崔順実被告の人脈)が切れたので、逃げるように引退したのでは」と荒唐無稽(むけい)なことを言う人もいる。孫延在は五輪前から引退の意向を表明してきたという「ファクト(事実)」は無視しているのだ。

 世界の新体操界において、韓国は存在すらしない国だった。孫延在はそうした国で生まれた「突然変異のパイオニア(開拓者)」だった。7年間にわたり異国・ロシアで一日10時間というハードな練習をした結果が、韓国初のアジア大会新体操金メダルと五輪4位という成果だった。韓国人の誰も成し遂げられなかったことであり、五輪のメダルと同じくらい価値があることだ。

 孫延在はこのように屈辱的なレッテルを貼られたまま引退した。韓国の新体操界は再び不毛の地に戻った。開拓者を励まし、「孫延在キッズ」を育てるため力を入れても不十分だろう。こんなことをして私たち韓国人が何を得られるのか問いたい。
(引用ここまで)

 穢れの思想、ですね。
 このソン・ヨンジェという選手は元々、毀誉褒貶の激しい人物なのだそうですね。リオオリンピックで4位に入賞し、引退を表明。
 韓国では唐突に現れたキム・ヨナ、パク・テファンのような「突然変異」タイプのアスリートだったそうです。

 さて、チェ・スンシルの操り人形であった(愛人であったともされている)チャ・ウンテクの肝いりではじまったヌルプム体操というものがありまして。
 韓国のラジオ体操的なものとして浸透させようという話だったのですね。
 そのプロモーションにパク・クネも参加していて、ソン・ヨンジェら韓国の著名な体操選手もプロモーションに参加させられた、とのことです。
 それが2014年の末頃の話。
 この一連の動きの中に、文化事業利権をあさるチェ・スンシルの陰があったのではないかとされています。
 いわゆるチェ・スンシルによる国策介入事件が明らかになる2年以上前の話です。

 けっきょく、件のヌルプム体操なんて誰もやっていないというオチになったようですが、そのプロモーションに参加した体操選手は悪の烙印を貼られている、というのが今回の記事。
 なぜならチャ・ウンテクが主導した事業に参加したから。
 パク・クネやチェ・スンシルと袖すり合うようなことがあれば、すなわち悪。
 そして悪即斬。

 日本でもまだまだ「穢れ」や「言霊」に操られている部分が少なからずありますが、韓国のそれはウリとナム意識によって強化されているので質がなおのこと悪い……。
 ナムとして位置づけられた人物はそれを覆すことができず、パク・クネとその一党として扱われ続けるということでしょう。
 親日派(チニルパ)としてレッテル貼りされたらそれで人生終わり、という構造とダブって見えますね。

井沢元彦の最高作はこれではないかと思う。
穢れと茶碗 日本人は、なぜ軍隊が嫌いか (祥伝社黄金文庫)
井沢元彦
祥伝社
1999/2/20

韓国メディア「WBCで敗退したのには韓国独自の理由がある」……ホントに韓国独自?

【コラム】WBC韓国惨敗、安全志向の芸能人野球が没落した日(朝鮮日報)
WBC:小学生からカーブ酷使、「国宝級投手」出れば奇跡(朝鮮日報)
 今回のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場した韓国代表が2大会連続で1次ラウンド敗退という悲惨な結果に終わったことで、ファンの間からは監督やコーチなどスタッフ陣による試合運びについて、そして選手に対しては「気合いが入っていなかった」といった、厳しい評価や非難が相次いでいる。 (中略)

 しかし今大会の惨敗を選手のせいだけにするわけにはいかない。まず韓国の野球界全体からいつしかダイナミックさが失われていることを指摘したい。 (中略)

韓国で初めてプロ野球の試合を見る人は、誰もが「コンサートに来たみたいだ」と語る。チアリーダーを中心とする整然とした声援が試合の最初から最後まで球場に鳴り響き、選手たちは実力に関係なくアイドルのようになっている。これはおそらく韓国だけの独特な応援文化なのだろう。しかし外見ばかりが派手な韓国のこの「芸能人野球」も、2006年のWBCでベスト4に進出してからは少しずつ低落傾向にある。
(引用ここまで)
 野球の韓国代表チームは今回のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で「高尺の惨事」(高尺=試合が行われた高尺スカイドーム)と言われるほど無気力な試合をしてベスト8進出に失敗した。さまざまな原因が取りざたされているが、野球関係者は「決定的な場面でチームを救う『エース投手』がいなかったのが一番痛かった」と口をそろえる。金寅植(キム・インシク)代表監督も9日の台湾戦終了後、「登板するだけで相手を震え上がらせるような投手が今はいない。柳賢振(リュ・ヒョンジン)や金広鉉(キム・グァンヒョン)の登場から10年たったが、そういう投手が出てこない」と語った。

 韓国野球界には「国宝級投手」の系譜があった。崔東原(チェ・ドンウォン)、宣銅烈(ソン・ドンヨル)、朴賛浩(パク・チャンホ)、柳賢振などだ。しかし、ここ10年間だけを見ると、この系譜が途絶えたと言っても過言ではない。この「大型投手不在」は韓国野球界の構造的な問題のせいだと専門家らは指摘する。

 韓国野球委員会(KBO)は今年1月、39校の高校生投手316人を対象に「アマチュア野球現況アンケート」を実施した。このアンケートの報告書によると、回答者の23%は「13歳からカーブを投げた」と答えた。これはスライダーなどほかの変化球は除いた数値だ。米国スポーツ医学研究所(ASMI)では14−16歳以降にカーブを練習するよう勧告している。関節に負担がかかるカーブを低年齢時からやたらに投げれば、けがのおそれが高くなるからだ。しかし、韓国では多くの投手が小学生のころから「勝つ野球」のため変化球を投げる。ハンファ・イーグルスの金星根(キム・ソングン)監督は「最近の小学生は10球のうち8球も変化球を投げることもある」と言った。

 いわゆる「酷使」も大物投手誕生の障害となっている。中学・高校野球ではエース1人が試合のほとんどを投げるケースが多い。これを防ぐため、2014年から高校野球の投球数制限(130球)の規定が設けられた。だが、ある野球解説者は「試合では規定に従っても、練習時に150−200球ずつ投げるのは止められない」と話す。

 事実、前述のKBO報告書によると、回答者の92%が「腕が疲れている状態で投球した経験がある」と答えている。こうした状況のため、高卒の有望投手がプロ入りと同時に故障を抱えることも少なくない。首都圏を本拠地とするプロ球団のスカウトは「有望投手だと思って入団させても、すぐに手術を受けたり、リハビリに入ったりするケースが必ずと言っていいほどある」と述べた。

 こうした構造の下で大型投手の登場を待ち望むのは奇跡と言っていいだろう。韓国野球関係者の間ではこの投手不足は当分続くものと予想されている。
(引用ここまで)

 WBCで2大会連続のファーストラウンド落ち、しかも今回はホームで敗退しているということは、それなりの実力であったということでしょう。
 野球という競技の性格上、短期決戦ではなにが起きてもおかしくはないですが。それでもコンスタントな成績を上げることもできるとは思うのですよ。
 これまでの韓国代表の戦績を並べてみましょうか。

●WBC
2006 ベスト4
2009 準優勝
2013 1R脱落
2017 1R脱落

●オリンピック
1992 アジア予選落ち
1996 本戦最下位
2000 銅メダル
2004 アジア予選落ち
2008 金メダル

 で、日本も並べてみます。

●WBC
2006 優勝
2009 優勝
2013 ベスト4
2017 ベスト4以上確定

●オリンピック
1992 銅メダル
1996 銀メダル
2000 4位
2004 銅メダル
2008 4位

 4回のWBCですべて準決勝以上に進出したのは日本だけ。
 5回あったオリンピックの野球ですべて決勝ラウンドに進んでいるのは日本とキューバだけ。
 近年のキューバの没落具合は、個人的には残念の一言ですが……。
 まあ、日本代表はコンスタントな成績を上げているといっても過言ではないでしょう。

 ちなみに小学生から変化球を投げるという話ですが、韓国独自の事情がありまして。
 韓国で野球部がある高校は50校以下なのです。
 つまり、子供の頃から勝ち進んで指導者の目に入らないと、そもそも高校に進んで野球をすることすらできないのです。
 ロサンゼルス・ドジャースに所属するリュ・ヒュンジンは高校の頃にすでにトミー・ジョン手術をやってますね。さらに今回は肩もやってしまって、20代なのに復帰できるかどうかの瀬戸際にいます。オ・スンファンも大学生時代のトミー・ジョン手術経験者。

 構造的に子供の頃から無理しないと野球が続けられないのですね。
 成長線も閉じていない子供が無理するのですから、そりゃ故障もしますわ。
 上原みたいに大学から頭角を現して……みたいなことが難しい。ちなみにサッカーも同様で、パク・チソンが日本にきたのはそれが原因のひとつ。

 とはいえ、子供の頃から投げさせすぎるというのは日米でも共通した問題ではあります。韓国にかぎった事情じゃない。
 原因は異なりますが、ロス出身の投手には故障が多いことが知られています。
 温暖で1年中投げられることから、どうしても投球数過多になってしまうのだそうです。
 最近、メジャーのスカウトはそのあたりも考慮に入れて指名をしているとか。

 今回の韓国代表戦はすべてで中継を見ていましたが、まあ……実力でした。
 イスラエルとはほぼ同等といったところ。オランダとは地力の差が確実にありました。
 前回大会で初戦のオランダに負けた時点で大会が終わっていたように、今回もイスラエルに負けた時点で韓国代表にとって実質的に大会終了していたのです。
 イスラエル戦こそが全力で戦う相手だったのですがね。

これを読んでみる。
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ジェフ・パッサン
ハーパーコリンズ・ジャパン
2017/2/23

飲酒運転で有罪になり就労ビザが発給されない韓国人メジャーリーガー、ついに制限リストに置かれる ── 制限リストとは?

Pirates place Jung Ho Kang on the restricted list, and here's what it means(CBSSports・英語)
Kang is still in South Korea awaiting his visa to come to the United States. On Saturday, the Pirates placed Kang on baseball’s restricted list. The team has not announced the move, but it is listed on MLB.com’s transactions page and has been confirmed by Stephen Nesbitt of the Pittsburgh Post Gazette.

Players are placed on the restricted list when they are unable to report to the team or perform due to their own actions, such as an arrest or drug suspension or other personal matters. Players on the restricted list do not count against their team’s 25-man and 40-man rosters. They also are not paid and do not accrue service time.
(引用ここまで)

 ピッツバーグ・パイレーツの所属の韓国人メジャーリーガー、カン・ジョンホ。
 飲酒運転で対物事故を起こし、飲酒運転がこれで3度目ということで裁判にかけられ、懲役8ヶ月執行猶予2年という有罪判決を受けました。
 執行猶予になったことから行動の自由はあるのですが、有罪判決を受けたということでアメリカでの就労ビザ発給が危ぶまれていました
 案の定、今日現在まで就労ビザは発給されず、いまだに韓国国内に滞在しているそうです。
 メジャーリーグのスプリングキャンプは2月半ばにはじまっていまして、約1ヶ月ほど経過しています。
 たとえば前田健太なんかはすでにオープン戦で3回ほど先発登板して調整に努めているのが現状。
 その間、カン・ジュンホは一度すらバットを振ることなく、韓国に滞在してトレーニングだけをやっているとのこと。

 で、ピッツバーグ・パイレーツはカンを制限リスト(Restticted list)に移動させることを決定したそうです。
 制限リストとはあまり耳にしないものですが、球団にとって不可抗力的にプレイヤーがプレイできない場合に置かれるリストです。
 プレイヤーが逮捕されたり、今回のようにビザが発給されないときに効力を発揮します。
 この制限リストに置かれたプレイヤーは25人の一軍であるアクティブロースター、および40人ロースターからも除外されます(負傷者リスト=Disable Listと似たようなイメージですね)。
 そのため、制限リストにプレイヤーを入れたときには、代わりのプレイヤーをひとり加入させることが可能です。

 さらにチームとの帯同も許されず、チームがホームにいる間は本拠地でトレーニングをすることすら許されません。
 さらに年俸を支払う必要もないというもので、球団が勝手に解除することはできず、メジャーリーグ機構からの許可を受けなければアクティブロースターに復帰させることはできません。
 めったやたらに使うことができないカードということですね。

 たとえいますぐに就労ビザが発給されたとしても、カンは開幕には間に合いません。当分は3Aで調整でしょうね。去年は負傷から復帰してプレー期間から見たらけっこうな数字を残したのですが、今年はどうなるのか。
 そもそも渡米できるのか。完全に不透明な状況、なのだそうですよ。
 ま、自業自得ですけどね。

タニタ アルコールチェッカー ブラック HC-213S-BK
タニタ
2007/10/15

WBC:韓国が1R敗退決定! それでも台湾戦が重要なわけ

オランダがサヨナラ勝ち…韓国&台湾は1次リーグ敗退(サンスポ)

 基本的に「台湾がんばれ!」って思っていても、心のどこかで「韓国が2Rにくるとうざいからオランダの勝利でもいいか」と思っていたのですよ。
 正直、今回の台湾代表がオランダに勝てるとも思っていなかったので。 
 台湾が大善戦というか、勝てる線があった試合でしたね。残念。

 これで韓国と台湾のアジア代表がファーストラウンドで敗退。中国は最初から無理として、セカンドラウンドに進めるのは日本だけとなってしまいましたね。

 ところで明日、台湾−韓国戦が行われますが、これはそこそこ大事な試合なのです。
 というのも1Rで4位になった国は予選から出場しなくてはならないのですね。次回のWBCが今回のそれと同じ方式で行われるとしたら、2月の頭から予選をこなさなくてはならないのです。
 今回はオーストラリア、メキシコ、コロンビア、イスラエルが予選を勝ち抜いて1Rに進出してきたわけですが、台湾か韓国のどちらかがそうして予選出場をしなければならないのですね。
 2013年は台湾がそこから2Rまで勝ち上がったのですけども。

 予選組に回ったほうが、チーム力が上がるかもしれませんよ。
 優勝アドバンテージがなかった2007年のクライマックスシリーズはセが2位だった中日が優勝して、パもロッテが2勝ときわどいところまで迫っていました。日本シリーズも中日が優勝してましたね。
 特に代表チームにとって試合をこなすのは連携等でも悪い面ばかりではありません。

 ……ま、予選組に回る韓国代表が見たいというだけなのですが(笑)。 

2013年のダブルスチールの真実とは?
WBC 侍ジャパンの死角 (角川書店単行本)
高代 延博
KADOKAWA / 角川書店
2013/8/15
 
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