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大谷の契約がLAエンジェルスの優勝確率を変動させた! その一方で韓国のエースはトレード候補に……日韓の「怪物投手」の立場は正反対……

日本のモンスター大谷、LAエンジェルスの優勝確率を変えた(ノーカットニュース・朝鮮語)
柳賢振トレード売りに出るか……MLBウインターミーティング11日開幕(聯合ニュース)
アメリカのスポーツ専門メディアESPNによると、LAエンジェルスの2018シーズンのメジャーリーグのワールドシリーズ優勝確率は50対1であった。1万ウォンを賭けた場合、LAエンジェルスが優勝すれば50万ウォンを手にできるというわけで、配当率がとても高い。これはエンゼルスの優勝の可能性がそれほど高くないと意味だ。

「日本のベーブ・ルース」と呼ばれる大谷翔平がLAエンジェルスとの契約を締結することに決定した。エージェンシーの発表と米国現地メディアの報道で知られる大谷の契約のニュースは、エンゼルスの2018シーズン優勝確率を変えた。配当率が30対1にまで低下したのである。

メジャーリーグ経験がまったくない選手との契約としては影響力が強大といえる。メジャーリーグが眺める大谷翔平の可能性がそれだけ大きいということになるだろう。
(引用ここまで)
米国プロ野球(MLB)ロサンゼルスドジャースの左腕リュ・ヒョンジン(30)のトレードの可能性が議論されるウィンターミーティングが五日の日程で11日(韓国時間)、米国フロリダ州レイクブエナビスタで幕を上げる。 (中略)

ゴニク記者は、来年ドジャース戦力に含まれるかは未知数であるゴンザレスとカズミーアがトレード物件になる可能性は小さいながら代わりにリュ・ヒョンジン、ブランドン・マッカーシー、ブロック・スチュワート、ロス・ストリップリングがトレードカードになることができると予想した。 (中略)

リュ・ヒョンジンはこれまでジャンカルロ・スタントン(マイアミ・マーリンズ)がドジャースに移籍する場合にはマッカーシーと一緒にマイアミにトレードされるカードに挙げされた。

ロサンゼルス近くのカリフォルニア州パノラマシティ出身のスタントンはドジャース、ニューヨーク・ヤンキース、シカゴ・カブスは、ヒューストン・アストロズの4つのチームへの移籍は反対しないと線を引いた状態だ。

スタントンのトレード先候補1位に選ばれているドジャースは、彼の驚異的な年俸とそれによるぜいたく税の計算に頭を悩ませることになりそうだ。
(引用ここまで)

 スタントンはニューヨーク・ヤンキースに決まり、大谷はLAエンジェルスに決まり。
 あとはウィンターミーティング後にダルビッシュの契約が決まれば、残りのピースを埋めていく作業になることでしょう。
 大谷はまだ23歳。
 ア・リーグの新人王ジャッジは25歳、ナ・リーグの新人王ベリンジャーは22歳。23歳はメジャーではまだまだ若造です。これからどうなるか楽しみですね。日ハムに一度入ったのは絶対にプラスだったと思います。
 一度、登板試合を見にいったことがあるのですが、2階席からもはっきり分かるでかさでしたね。フィジカルエリート揃いのプロ野球選手の中でも明らかに一回り以上でかい。
 久々に登板を楽しみにする選手です。

 で、スタントンの移籍先がドジャースでなかったのはちょっと意外でしたが、すでにドジャースはヤンキースを超えるメジャー最高額の高額年俸球団となっているので取りたくても取れなかったというのが実際かもしれません。
 決められた額を4年連続で超えているので、超えた分の50%をメジャーリーグ機構にぜいたく税として払わなくてはいけないのです。
 来年からはぜいたく税を支払う球団はドラフトでも条件が悪くなるので、なんとかして指定額以下に抑えたいというのが本音。まあ、無理でしょうけども。
 ヤンキースもスタントン取っちゃったから諦めるのかな。
 ドジャースは年俸総額を抑えたいという意向を表明しています。

 というか、ドジャースはいらない戦力、それも高年俸の選手を持ちすぎなのです。
 リュ・ヒョンジンも正直、そんな余剰戦力のひとり。
 そういった余剰戦力に関しては契約最終年なのでほぼ見返りなしでトレードに出すなんてこともよくやるのです。ダルビッシュですら残り2ヶ月で大した若手でもない相手とのトレードでした。
 ただ、リュに関しては肩を痛めて先発以外になにもできない(肩のケアをするために毎日中継ぎの用意をすることができない)というリスクを抱えているので、トレードでほしがるところはないでしょう。
 あるとしたら、年俸半分くらいを負担して三角トレードの駒として紛れこませるって感じかなー。

 大谷が契約した日に、リュ・ヒョンジンのトレードの話題が出たので併せてピックアップしてみました。
 大谷が「怪物」であるように、リュ・ヒョンジンも韓国では怪物級の圧倒的な投手だったのですが。
 ダルビッシュに押し出される形でシーズン中のローテーションからいなくなり、ポストシーズンでは登録外
 さらには「国民的クラブ」であるドジャースからもいなくなりそうだ……ということですね。

飲酒運転で就労ビザ拒絶の韓国人メジャーリーガー、カン・ジョンホ、実戦感覚を保つために参加したドミニカウィンターリーグから解雇された模様

パイレーツ姜正浩、参戦のドミニカWLで現地球団から放出か 打率1割台と低迷(Full-Count)
 母国・韓国での自動車トラブルが影響し、今季パイレーツに合流できなかった姜正浩(カン・ジョンホ)内野手が、参加中のドミニカ共和国ウインターリーグ(WL)の球団からリリースされたと米メディアが報じた。米NBCスポーツ電子版がレポートしている。 (中略)

 ここまで24試合に出場し、84打数12安打、打率.143、1本塁打、10打点、31三振で4失策と低迷したことが影響した模様。記事では「ウインターリーグの球団からリリースされることは必ずしも酷いことではない。選手のリーグへの取り組み方と球団の物の見方は頻繁に対立するからだ」とレポート。調整の場として捉える選手の思惑と、勝利を追及する球団の方針が一致しなかった可能性を伝えている。
(引用ここまで)

 怪我から復帰でそこそこの成績→オフシーズンに飲酒運転で逮捕執行猶予がつくものの有罪判決就労ビザ発給拒否二審でも有罪判決と荒れた1年間を過ごしてきたピッツバーグ・パイレーツ所属のカン・ジョンホですが。
 実戦経験を積ませるためにドミニカウィンターリーグに挑戦していたのですね。1年ぶりの実戦になるのかな。

 で、84打数12安打、打率.143、ホームラン1本で解雇。
 ドミニカウィンターリーグはメジャーに昇格したばかりか、3Aクラスの選手が修行のために参加する場所。日本でも若手が行くことがありますね。
 そこでこの成績低迷。
 プロ野球選手が1年間、実戦に参加できないということはどういうことなのか、よく分かる事例です。
 所属していたアギラス・シバエーニャスはドミニカリーグでも名門とのこと。首位争いをしているということもあって、不振の選手を使ってる余裕がなくなってきたということなのだそうですが。

 なんというか、なにもかもが自業自得だなあ……。
 まあ、韓国でならこれからでも無双できるんじゃないでしょうか。

エースの資格 (PHP新書)
江夏豊
PHP研究所
2012/2/15

韓国最強のスラッガーがメジャー挑戦! → 4年契約を破棄して韓国復帰

朴炳鎬が韓国復帰へ KBOで2年連続50発も…MLBでは通算12本塁打に終わる(Full-Count)
 ツインズの韓国人スラッガー、朴炳鎬内野手がKBOのネクセン・ヒーローズと契約を結んだと韓国メディアなどが報じている。鳴り物入りでメジャー入りしたが、結果を残すことができず、わずか2年で母国に復帰することになった。

 朴は2014、15年とネクセンで2シーズン連続50本塁打以上(52本、53本)をマーク。KBOで4年連続本塁打王&打点王、通算210本塁打の実績を引っさげ、ポスティングシステム(入札制度)を利用して2015年オフにメジャー移籍し、1285万ドル(約14億3000万円)で交渉権を獲得したツインズと4年総額1200万ドル(約13億3600万円)の契約を結んだ。

 ルーキーイヤーの序盤戦は飛距離のある本塁打を次々と放り込んだが、次第に当たりが止まり、6月にマイナー降格。その後はメジャーに昇格できず、今年2月にはメジャー40人枠から外されて、実質“戦力外”となっていた。今季は1度もメジャーの舞台に上がれず、3Aでは111試合出場で打率.253、14本塁打、60打点に終わっていた。 (中略)

 残りの給料も支払うことになれば、ツインズは入札金と合わせて朴に総額1935万ドル(約21億5600万円)を費やしたことになるが、メジャー通算62試合出場、打率.191、12本塁打、24打点という成績で母国に戻ることになった。
(引用ここまで)

 「パク・ビョンホが通用しなかったら韓国人スラッガーはメジャーリーグで未来永劫通用しない」くらいの勢いで渡米したのですよ。
 っていうのも、渡米前の4年間連続で打点・本塁打の二冠王。
 特に渡米直前の2年間は本塁打が52本、53本、打点に至っては124打点、146打点と韓国リーグでも史上最強レベルの数字を叩き出していたスラッガーなのです。特に2015年の146打点は史上1位の数字。
 とはいってもここ何年かの韓国野球はとんでもない打高投低が定着しているのですが。
 まあ、それでもこの数字は飛び抜けていい数字でした。

 で、そのパク・ビョンホが3Aでもまともに通用せずに帰国の途についた、ということです。
 まあ、打者タイプにもよる部分があったかもしれませんが。
 それにしたって4年連続の二冠王がメジャーでまともに通用したのは1ヶ月ちょっとというのは韓国野球にとって衝撃的でしょうね。
 それだけメジャーのスカウティングはすさまじい勢いで打者を分析し、ピッチャーもそれに応じた投球ができるということでもあり、打者もそれに対してまた適応していかなければならないという果てない追いかけっこを延々と続けているのですね。
 17年間在籍し続けているイチローが化け物たる所以が分かります。

 最後に年俸を支払わなければならないとありますが、韓国では投手三冠だったもののメジャーに通用せずに帰国したユン・ソクミン同様、1ドルとかそういったレベルの移籍料が支払われて終わりなんじゃないですかね。
 残り年俸を払うにしても払わないにしても、ミネソタ・ツインズとしては大失敗で終了。
 そういえば、やはりメジャー挑戦をしていて、契約でマイナー降格拒否権を持っていたためにマイナーには落ちなかったキム・ヒョンス(韓国では首位打者経験あり)も帰国の途についたそうです。

 来年にメジャーにいる韓国人はチュ・シンスとリュ・ヒョンジン、あともしかしたらオ・スンファンがいられるかどうかってところです。
 
セイバーメトリクスを扱った本の中ではかなり面白い部類に入ります。フレーミング大事。
ビッグデータ・ベースボール 20年連続負け越し球団ピッツバーグ・パイレーツを甦らせた数学の魔法 (角川書店単行本)
トラヴィス・ソーチック
KADOKAWA / 角川書店
2016/3/17

韓国メディア「メジャーリーグ殿堂入りに松井が挑戦、6票だった野茂の屈辱を晴らせるか?」……あれ、「韓国の英雄」は候補にすらなれなかったような……

「HOF候補選定」松井、野茂6票の屈辱洗うか(SPOTV.NEWS・朝鮮語)
ニューヨーク・ヤンキース出身の外野手松井秀喜が大リーグ殿堂入り候補に選ばれた。

全米野球記者協会(BBWAA)は21日(韓国時間)松井秀喜、チッパー・ジョーンズ、ジム・トーミ、オマルミスケルなどを含めて33人の殿堂入り候補を発表した。既存の14人に新たな候補19人が新たに含まれた。 (中略)

松井の通算成績は10シーズン175本塁打、打率2割8分2厘。「ニュージャージー州ドットコム」は、「松井は日本でスーパースターになった後、大リーグに進出して特有の勝負師気質に人々を導いてピンストライプが好みの選手となった。殿堂入り候補に名前を上げたのは、優れたキャリアが証明されたもの」と伝えた。

しかし、候補になった誰もが殿堂入りするというわけでもない。来年1月24日の投票日に、10年以上BBWAAに所属する記者たちの有効票のうち75%以上を得なければならない。また、投票数が有効票の5%未満にとどまる場合は、最初から候補資格を失う。5%が超える75%未満であっても、10年の間の候補資格が維持される。現在、14人が候補資格を維持している状況だ。

野茂は2014年の殿堂投票に付されたが、合計571票のうち6票しか得られず、1.1%にとどまって候補資格を失ってしまった。日本現地でも衝撃的なニュースに伝えられた。
(引用ここまで)

 いや、野茂も松井も殿堂入りの可能性はもとからゼロですけどね。
 メジャーの殿堂入りのハードルはとんでもなく高いのです。打者なら500本塁打以上か3000安打以上。投手なら200勝以上が水準。
 野茂も6票得られたっていうのは実は望外の成績だったりします。候補者として挙げられても、0票っていう候補もけっこういます。
 そもそも引退後5年してから候補者として挙げられるだけでけっこうな栄誉です。
 論より証拠で今年1月の投票がどうだったかというのを見てもらいましょうか。

HALL OF FAME CLASS OF 2017(National Baseball Hall of Fame)

 松井の同僚だったポサーダが17票、シェフィールドも59票。
 ナックルボーラーで200勝投手のティム・ウェイクフィールドでも1票。個人的にはトレバー・ホフマンが2年目でも届かないってのがちょっと衝撃でした。やっぱり先発投手の評価っていうのはまだまだ高いのだなと。
 123勝の野茂の6票が「望外」だったっていうのも分かってもらえるんじゃないでしょうか。

 で、これを韓国メディアが「6票しか投票のなかった野茂のリベンジを松井が果たせるか」みたいな伝えかたをしているのですが。
 「アメリカ殿堂入りの基準の厳しさ」を伝えるなら、野茂の6票よりも韓国の英雄であるパク・チャンホが殿堂入りの候補にすらなれなかったことを伝えるべきじゃないかと思うのですけどね。
 「野茂を押しのけて124勝のアジア人最多勝利を記録した」っていう、韓国の英雄であってですら殿堂入りの候補にも挙げられなかった、というほうが韓国人には分かりやすいと思いますよ?
 当時、けっこうな衝撃を持って伝えられていましたし。

米メディア「朴賛浩MLB殿堂入り候補除外は不当」(聯合ニュース)

 ごく一部ですが、アメリカメディアで殿堂投票関連ニュースの一部で「候補にもパク・チャンホいないんだ?」くらいの段落があったのをこんな感じに大きく伝えていたほどでした。
 ネチズンコメントも464件。わりと大きなニュースだったのですけど、忘れちゃったのかなー?

 パク・チャンホは韓国では本当に圧倒的な英雄でした。登板日は街が止まるっていわれてたくらい。
 なので、「野茂よりも低い扱いをされた」ことは忘れたい思い出なのでしょうね。
 野茂の6票が屈辱だったら、パク・チャンホの候補者除外はなんなんだよっていう。

ペドロ・マルティネスですら得票率91.1%なんだもんなー
ペドロ・マルティネス自伝
ペトロ・マルチネス / マイケル・シルバーマン
東洋館出版社
2017/7/10

韓国メディア「昨日の日韓戦、真の勝利者はワイルドカードを使わなかった韓国代表だ!」

「痛恨の敗北?」本当の勝者は日本ではなく、ソン・ドンヨルである(ノーカットニュース・朝鮮語)
本当に惜しかった。戦いに勝ったが、惜しくも勝利を渡した。宿命のライバル対決であることを勘案すれば、深いため息が出るほどの勝負だった。

しかし、頭を下げる必要はない。客観的に劣勢だった戦力差を考慮すると、敵を倒す直前まで行き、延長接戦を繰り広げただけでも拍手を受ける必要があった。一度の敗北は、今後、より大きな試合で勝利のための基礎として十分だった。 (中略)

敗北は残念ながら成果は少なくなかった。何よりも日本と戦えるという自信を得た。もちろん勝ったら、その効果はさらに増しただろうが、1点差、それも延長負けは若い選手たちには、より貴重な経験になることだろう。

当初APBCは24歳以下又は入団3年以下のプロ選手が出る大会だ。ただし経歴・年齢に関係なく、選抜できる3人のワイルドカード(WC)があった。しかし、韓国代表チームは日本とは異なり、WCを使わなかった。 (中略)

宣監督は「2020年の東京オリンピックが東京ドームで開かれるこの球場を経験した若い選手がほとんどいなかった」とし「だからいっそWCより若い選手を連れて行って、東京ドームを経験するのがよいのではないかと思う」と語った。結局、宣監督は今回の大会にベテランを連れて行かなかった。 (中略)

日本のWCはこの日勝敗に大きな影響を及ぼした。山川は1-4でリードされた6回2点本塁打を放ち、追撃の足場を用意した。勝負に仮定は無意味であるが、日本のWCによるホームランがなかったら、韓国が勝利する可能性が高かったことも事実である。 (中略)

今回の大会は目標ではなくプロセスである。代表チームが本当に集中して眺めるのは、来年のアジア大会と2019年のプレミア12、2020年の東京オリンピックである。WCがなくても、日本をこの程度進めただけでも、代表に与える効果は大きい。「君たちはWCがあってこそ勝つことができたのだろう?」という心理的な優位性を得るに値する。特にプレミア12やオリンピックでは、この記憶は大きく作用することができる。(中略)

韓国は負けたが、その敗北には収穫が多かった。特にこの日の敗北は、選手たちに歯ぎしりする闘志を育て与えてくれたはず。APBC開幕戦の真の勝者は、おそらく日本ではなく宣監督率いる韓国野球かもしれない。
(引用ここまで)

 昨日、アジアプロ野球チャンピオンシップ2017という大会が開幕しまして、日本−韓国戦がありました。
 4-3で負けてた最終回、1死から押し出しで追いついたのですが、勝ち越しはできずに延長タイブレークで7-8xのサヨナラ勝利。

 さて、今回の大会はU-24(もしくは入団3年目)までの選手+3人のワイルドカードという編成がとられていまして。
 若手のアピールの場としての意味もあるのですね。
 で、日本、台湾はワイルドカードを使っているのですが、韓国はワイルドカードを使わなかった。
 将来に再戦があったときに「我々はワイルドカードを使わなかったのに1点差だった」という精神的勝利ができるので実質的勝利だったそうですよ(笑)。

 でも、フル代表戦だったらワイルドカードとか関係ない。
 U-24だけの大会が他にあるわけでもない。
 もちろん、東京オリンピックはフル代表戦ですし、その翌年にあるWBCもフル代表戦。オリンピック予選も兼ねるであろうプレミア12もフル代表。
 その「心理的優位性」はどこで使うんでしょうかね……。

 今日は台湾−韓国戦。明日は台湾−日本戦で日曜日に上位2カ国による決勝戦。いずれも東京ドーム。
 昨日、韓国代表はブルペンから6人を投入していてけっこうな消耗度合いのまま台湾戦を迎えるわけですね。日本も7人を投入していますが、中1日の休養日があります。

 ふーむ、真の開幕戦勝者は韓国代表……ね。

阿Q正伝 ─まんがで読破─
魯迅 / バラエティ・アートワークス
イースト・プレス
2009/4/1

韓国人「予想はしていたけど寂しい……」 韓国人の国民的クラブであるドジャースから、ポストシーズンに向けて韓国人投手が登録抹消

リュ・ヒョンジン、最終的にはPSエントリから除外……第4戦先発はウッド(マネートゥデイ・朝鮮語)
LAドジャース担当記者ケンゴニクは6日(以下韓国時間)、自分のTwitterを使って「第4戦先発はウッド。リュ・ヒョンジンは、ロースターにない」と伝えた。

第4先発の座をめぐりアレックスウッドと柳賢振を天秤にかけていたドジャースはエントリー発表直前まで悩みを繰り返した。しかし、最終的な選択は、ウッドであった。

柳賢振を第4先発として起用し、ウッドをブルペンに回す案を検討した。肩の負傷から戻ってきリュ・ヒョンジンは連投が効かず、救援投手としては不向きだったからである。

後半ウッドが不振に陥っていたために現地メディアも柳賢振を4先発で使わなければならないという声を高めた。リュ・ヒョンジンは後半10試合で2点台の防御率を維持し、最高の活躍をしたのに対しウッドの球威は前半期より低下した。

しかし、リュ・ヒョンジンは、シーズン最後の登板だったコロラド・ロッキーズ戦2イニング5失点で振るわなかった。

リュ・ヒョンジンは今シーズンを5勝9敗、防御率3.77で取引を終えた。

ウッドは後半停滞したが、16勝3敗、防御率2.72を記録した。ブルペン経験も豊富で、ポストシーズンでは、全天候型で活用価値が大きい。
(引用ここまで)

 以前も書いたように、韓国ではロサンゼルス・ドジャースを「国民的クラブ」に認定しているのです。
 韓国政府はドジャースの経営権を買おうとしていたほどに(のちに撤回)。
 とは言っても所属した韓国人選手はパク・チャンホとこのリュ・ヒョンジンくらいなものなのですが。
 まあ、両者ともにそれなりに活躍しましたし。
 特に90年代、パク・チャンホの先発登板試合では韓国の製造業が止まると言われていたくらいに注目を受けていたのです。国民的英雄というヤツですね。
 本来であれば国内復帰はできないはずだったのが、特例で可能になったのも国民的英雄だからこそ。

 そのパク・チャンホが属していたドジャースに再度、韓国のエース級投手が所属ということで盛り上がっていたのですよ。
 リュ・ヒョンジンは韓国で所属していたチームが弱小だったので勝ち数は伸びなかったのですが、それでも投手3冠を1回、奪三振防御率の2冠を1回。奪三振王だけなら所属7年のうち5回取っているという圧倒的エースだったのですね。
 ドジャースにきた最初の2年はそれなりの活躍をしています。

 ただ3年目に肩の故障が発覚して全休。4年目はリハビリしつつメジャーには1試合登板でKO。
 今年は24試合に先発、ロングリリーフとして1回登板。126回2/3を投げて5勝9敗。防御率3.77 / WHIP1.38。fWAR0.8。FIP4.74、SIERA4.36。
 うーん、先発5番手以下の数字だなぁ。
 今年のドジャースはメジャー最強で104勝58敗と大きく勝ち越しているにも関わらず、先発陣で唯一の負け越し。
 まあ、いくら後半戦で調子を上げたといっても、シーズン全体が微妙でかつ最終戦で2回5失点KOされた投手は使わないよってことでしょうね。


 もっといえば、ダルビッシュが移籍してきたせいで、アクティブロースター(日本でいえば1軍ベンチ入り)から弾き飛ばされたなという当初の危惧が実現した、というだけでした。
 中継ぎもできるマエケンはぎりぎり生き残り、リュ・ヒョンジンは登録外へ……って感じです。

 期待していたノーベル文学賞を日系人が獲得し、その翌日には国民的エースが国民的クラブから登録抹消される……踏んだり蹴ったりですね。

史上最高の投手はだれか 完全版 (潮文庫)
佐山和夫
潮出版社
2017/7/5

韓国のオ・スンファンが日本の平野によってメジャーから押し出される模様?

<大リーグ>呉昇桓と契約満了のカージナルス、オリックス平野に関心(中央日報)
呉昇桓(オ・スンファン)が所属するセントルイス・カージナルスが日本人クローザ―に目を向けている。地元紙セントルイス・ポスト・ディスパッチは5日、「カージナルスが日本人クローザ―の平野佳寿(33)に関心を見せている」とし「呉昇桓と似た投手であり、FA(フリーエージェント)であるためポスティング費用がかからない」と伝えた。 (中略)

カージナルスは大々的なマウンド変化を予告している。すでにデレク・リリクイスト投手コーチとブレーズ・イルズリー・ブルペンコーチがチームを離れることが決まった。特に2年契約が満了したリリクイスト投手コーチは残留を望んだが、再契約不可という通知を受けた。

カージナルスに2年間所属した呉昇桓も契約が終わり、残留にクエスチョンマークがついた状態だ。カージナルスが平野を獲得する場合、呉昇桓がチームに残る確率はさらに低くなる。
(引用ここまで)

 なんでや、平野関係ないやろ。
 オ・スンファンはもう今年に入って劣化の一途を辿りました。
 特に対左はもう目も当てられない状況。シーズン当初はクローザーだったのですが、あっさりと剥奪されて中継ぎやら敗戦処理をとぼとぼとやってました。
 「勝利の方程式」にすら組み入れられませんでしたね。

 対左は111人に対して22回1/3で被安打33、うち長打13。被本塁打7、四球8、敬遠6、死球3。
 被打率.330、被出塁率.400、被長打率.606、被OPS1006。

 ざっくり言うと、左打者が出てくればそれだけで打たれるといった印象。
 左右含めた総合の成績でも62試合登板で59回1/3。防御率4.10。被本塁打10。fWAR0.1、FIP4.44、SIERA4.18。今年の投低打高の傾向以上にやられたって感じですかね。
 クラブオーナーが「この中継ぎと契約すると言ったのは誰だぁぁ!」って海原雄山ばりに出てきても不思議じゃないレベル。

 まあ、去年が驚くほどできすぎだっただけで2年で均したら普通の中継ぎレベルだったというだけですね。
 平野はなんというかアホほどフォークが落ちるのでメジャーでも通用すると思いますです。

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2006/3/15

韓国人「ドジャースのダルビッシュ贔屓でリュ・ヒョンジンの登板が延期になった!」→延期ではなく、本格的な休養になった模様

<大リーグ>ダルビッシュのため? 登板延期の柳賢振(中央日報)
ダルビッシュ有(31、LAドジャース)を保護するためか。メジャーリーグLAドジャースの投手・柳賢振(リュ・ヒョンジン、30)の先発登板延期がダルビッシュのためという主張が出ている。

当初は12日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に先発する予定だった柳賢振は登板機会を一度失う。柳賢振は6日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で6イニング1失点と好投した。体には全く異常がない。12日の先発はなくなり、18日のワシントン・ナショナルズ戦に登板する見込みだ。ロバート監督は柳賢振を休養させるためだと説明した。ロバート監督は「柳賢振のコンディションは良い。しかし来季のことも考えなければいけない。休む時間が必要だ」と話した。

しかしドジャースの選択には別の理由があると考えられる。LAタイムズは11日、「ダルビッシュが16日のワシントン戦ではなく15日のサンフランシスコ戦に先発する。その次の登板はフィラデルフィア戦であり、ダルビッシュに配慮した登板日程調整」と伝えた。サンフランシスコとフィラデルフィアはそれぞれナショナルリーグ西部地区、東部地区の最下位チーム。ドジャースに移籍した後2勝3敗、防御率5.34と不振のダルビッシュに自信を持たせるため、最下位のサンフランシスコ戦に登板させるという解釈だ。

ドジャースは7月31日、有望株を出してテキサスからダルビッシュを獲得した。シーズン後に自由契約選手(FA)になるが、今年のポストシーズンで好成績を出すという目的だった。MLBチーム年俸1位のドジャースは今季がワールドシリーズ優勝を狙う適期と判断している。アンドリュー・フリードマン社長らドジャース球団運営スタッフがダルビッシュの活用にこだわる理由だ。

チーム内の位置づけのため登板が先延ばしになったが、柳賢振には悪いことではない。肩とひじの手術後、フルタイムでプレーする最初のシーズンという点を考えると休養も悪くない。強豪ワシントンを相手に好投すれば、ポストシーズンでエントリー入りする可能性も高まる。
(引用ここまで)

 この中央日報の記事にかぎらず、韓国のマスコミでは「柳が先発をスキップさせられたのはダルビッシュを弱いサンフランシスコジャイアンツに当てて、リュを強豪のワシントンナショナルズに当てるため!」っていう報道が主流だったのですね。
 以前も書いたように韓国にとってドジャースは国民的クラブであるので、韓国人投手であるリュには気をつかって然るべき、みたいな空気があるのです。
 韓国政府がドジャースこ経営に参画しようとしたことすらあったほどです(その後に撤回)。

 つまり、韓国マスコミはリーグ最弱のジャイアンツにマエケン、カーショウ、ダルビッシュをあてて、強豪であるナショナルズにはウッド、ヒル、リュを当てるのだ……というような予想をしていたわけです。
 ところが、今日になってロバーツ監督は18日のワシントンナショナルズとの3連戦最後の先発はマエケンであると明言してしまったのですね。

11日先発のド軍・前田、次回は17日とロバーツ監督(スポーツ報知)

 これまでドジャースは6人での先発ローテーションをするのではないかとされてきたのですが、少なくとも1回分は5人ローテーションで行くと。
 その後にリュ・ヒョンジンが投げるかどうか分かりませんが、ドジャースのシーズン残りは20戦。ざっくりと先発機会は4回前後。
 ドジャースは10連敗してますが、それでも2位とのゲーム差は9。
 ポストシーズンに向けて先発を絞っていく時期じゃないかなぁ……と思います。ポストシーズンは4人で先発を回せますから。

 少なくとも韓国メディアが言うような「強豪のワシントンナショナルズにこそリュを差し向ける、そここそがチャンスなのだ」ということはないようですね。
 ナショナルズから13連戦なので、どこかで1回くらいリュも先発できるかもしれません。まあ、その機会があればがんばって。

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