楽韓Web

韓国に関する話題を面白おかしく、韓国の文化背景を含めて解説してしまうサイトです。

KTX

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韓国人記者が「KTXの騒音はあまりにもひどい。日本人に『戦車の中かと思った』と言われるレベルだ」と大憤慨【動画あり】

「戦車の中なのかKTX室内のかわからない……」(世界日報)
知り合いの結婚式に出席するために4月7日の午後、釜山発ソウル駅行KTX206号列車に乗った。
列車が10分を走って釜山都心を離れ金井トンネル(20.3辧国内最長の鉄道トンネル)に入った瞬間から、普段からひどいと思っていた騒音は加速度的にひどくなった。
証拠を残さなければという考えに金井トンネルを通って千聖山トンネルを通過する間に、携帯電話を取り出して録音を開始し、2分ほど続けた。

「ピピピピ、ビー、ビー」という機械音に加え「ヒュー、セエエン、セエン」というような機械的ノイズが延々と続いた。ちょうどKTXの関係者が通ったので「KTXはなぜこのように騒音が激しいのか。とても眠れない」としたところ、「トンネル通過時は、元からひどいのです」という答えが返ってきた。
「これ録音して、インターネットにアップしてもいいものだろうか」と言うと「ぜひ上げてください。そうすれば問題提起にもになるでしょう」と言われた。
KTX京釜線の場合、全区間に70以上にも及ぶトンネルがあるために、騒音が少し低くなる平地からすぐまたトンネルに入る現象が繰り返される。このため、騒音によるストレスが加重されている現象さえ現れている。
臨時便として投入されているKTX 206号列車の場合、車内騒音がトンネルでの基準値71db(平地66db以下)をはるかに超える80dbを上回ると予測される。この基準値自体も住宅地、観光・休養地区事業場における夜間基準値(45db以下)に比べて途方もなく高く策定された不合理なものである。

現在KTXの室内騒音レベルは環境意識が韓国に比べて大きく及ばない中国の高速鉄道に比べても非常に高い。中国の首都北京と第2の都市上海を接続する1318劼猟垢気竜滬高速列車も室内の騒音は65dbでKTXに比べてはるかに良好である。
特にトンネルと平地の区別なく全区間40dbを下回る、日本の新幹線の快適な乗り心地、静粛性には比較すらできない。 (中略)

日本人大島典子(51・釜山鎮区)氏は、「日本の新幹線室内は非常に静かなです。韓国の高速列車に乗っていると、トンネル通過時に戦車に乗っているような感じがする」とし「日本の観光客がKTXを利用して、慶州やソウルにたくさん行っているので騒音を減らすことができれば、さらに気持ちよく観光を楽しむことができるだろう」と述べた。
(引用ここまで)

 KTXに乗った記者が「これはあまりにもひどいのでは」ということで特別レポートを掲載した、といったところですかね。
 日本では「プッシュプル方式のKTXは動力分散方式の新幹線よりも静かだ」というような話がまことしやかに語られているのですが。
 たとえば「日帰りで平昌に行ってみよう」という朝日新聞記者によるレポートなんかも「新幹線より静かかも」って書いてましたね。
 平昌行きのKTXは時速250kmに最高速度が制限されているので、そういうこともあるかもしれませんが。

 毎度毎度おなじみのこの動画でも貼っておきますか。


 実際、ガタピシ言い出すのは280km/hを超えたあたりから。
 定期的にこの動画に「フェイクだろ」とか「手で揺らしている」っていうコメントがつくのですが、そしたらガタピシ音はどうやって出しているんですかね(笑)。

 でもってこちらが記者の録音したもの(音声のみ)。他サイトでの再生が許可されていないので、リンクのみ。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=AohrBzKbtOM

 どちらの動画でも聞こえているこの「キーン」という耳障りな音は一定速度を超えると延々としています。
 軽量化のために車体が薄くて応力に負けているのだろうなぁ……というイメージです。あと振動に関しては保線の問題もあるでしょうね。

 新幹線の車内が40デシベルっていうのはどこから出てきた数字なのか不明ですが、まあKTXに比べたらどこの高速鉄道だって静かだと思いますわ。

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2017/9/5

平昌−ソウル間の高速鉄道KTX開通!→始発列車はガラガラ……これがオリンピック後は続く模様

韓国 国際空港と五輪会場結ぶ高速鉄道 一部で営業運転始まる(NHK)
韓国で、来年開かれるピョンチャンオリンピックとパラリンピックに向けてソウル近郊の国際空港から大会会場までを直行で結ぶ高速鉄道の路線が開通し、22日から一部の区間で営業運転が始まりました。

韓国は、オリンピックとパラリンピックのために高速鉄道KTXでソウル近郊にある空の玄関口、インチョン(仁川)国際空港から大会会場のピョンチャン(平昌)とカンヌン(江陵)までを直行で結べるよう、路線を大幅に延長し、このほど開通しました。(中略)

高速鉄道ではソウルからピョンチャンまでおよそ1時間40分で着くことができるようになり、従来の車やバスに比べて時間が大幅に短縮されるだけに、乗客からは「ぜひ高速鉄道を利用してオリンピックの観戦に行きたいです」といった声が聞かれました。
(引用ここまで)

 招致時には「開催決まったら高速鉄道ひいちゃうから地方でも大丈夫。仁川国際空港から1時間!」とぶちあげていた平昌向けのKTX。
 実は政府にはそんなつもりはまったくなかったという暴露がありましたね。

 けっきょく準高速扱いで最大時速200kmのものですが、なんとか開通にこぎ着けたとのこと。線路を高速用にしなかったおかげで費用はそこそこ安くあがったって話です。
 メディアによっては時速250kmだって書いてあるところもあるのですが。
 1編成410人定員で、オリンピック期間中は51便。ソウルからKTXを使って行けるのは21000人弱かぁ……。バスとの併用でそのくらいで大丈夫っていう算段なんでしょうかね。
 立席もあるのかな。

 ソウルから会場最寄りとなる珍富駅まで183km、東京−静岡間くらいです。
 ソウルからは1時間37分ほど、仁川国際空港から2時間20分ほどかかるそうです。まあ、現実的な解ではあるかな。
 料金は指定席の一般室でソウルから平昌駅まで19700ウォン、珍富駅まで21900ウォン。東海道新幹線の1/3。
 バスだと3時間、12900ウォン。相変わらず公共料金は激安。

 日本からも鉄な人たちが何人か向かったそうです。 始発に乗車されたかたのつぶやきがこちら。


 NHKの映像では一般室はそこそこ入ってるような感じでしたが、特室はガラガラだったとのこと。
 あるいはNHKのほうは始発ではなく、昼間のものなのかもしれません。
 日本人から見れば激安に見えるKTXも韓国人からしてみると「高くて乗ってられない」という水準になるそうで。
 ソウル−釜山間の400kmで58800ウォンとかなんですけどね。
 グリーン車に相当する特室は1両のみ。料金は5割増し。激狭な2×2席の一般室に比べて余裕のある2×1席になります。それでも新幹線の指定と同じくらいの席だったりしますが。

 韓国に鉄オタってあまりいないんですかね。
 って鉄子の旅 6巻にはそれほどいないというようなことが書かれてましたっけ。
 言ってみれば、オリンピックなしの実需は上記のTwitterのほうなのでしょう。
 楽韓Webでも「平昌、それは最後のフロンティア」とか書いていましたが、実際にド田舎だしなぁ……。
 オリンピックが終わった1年後、どうなっているかを見てみたい感じではあります。

西村京太郎はKTXにまで手を出していたのか……。
韓国新幹線を追え (講談社文庫)
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2016/2/13

平昌オリンピックに投入される高速鉄道、あの超振動KTXだった! なお、試運転ですでに死亡事故発生済み

安全性は大丈夫か? 五輪用の高速鉄道で事故・故障が頻発(産経新聞)
 聯合ニュースは9月14日、平昌五輪の開幕に合わせて開通させようとして、無理な試運転を行ったと報じた。鉄道施設公団はシステムエラーを事故の原因と指摘しているが、鉄道労組は「それは責任回避にすぎない。開通時期に追われて点検時間を節約しようとして安全対策もなく、無謀にも同一線上で2本の列車に試運転を強行させたことが根本的な原因だ」と強調した。また、システムエラーが発生した場合、列車は追突するしかなく「運転士の命を懸けた無謀な試運転が惨事につながった」と非難した。

 新型の高速鉄道は3月11日にも突然停止する故障を発生した。原因は主な改良点である電力供給部のボルトが1つ正しく締められておらず、そのためバッテリーが早く消耗してしまったようだ。

 東亜日報によると、この問題は3月に国会の国土交通委員会で取り上げられ、新型車両は昨年12月に商業運行されてから1カ月に1回の頻度で障害が発生していると指摘されていた。3月の故障を受けて、韓国鉄道公社(KORAIL)は改良した電力供給系統を集中点検してボルト問題を確認。「製造上の欠陥」と結論づけ、現代・起亜自動車グループ傘下の製造メーカー、現代ロテムを介して部品交換やシステム変更などの措置を行ったと伝えられる。

 ただ、新型車両が故障を生じたのは運行開始から5〜19日しか経っていないことから、試運転が正常に行われて、初期障害の原因を確認して除去したかの議論が起きたという。KORAILは法律に基づいて実施したと釈明するが、専門家は別路線で試運転した論法に否定的で「線路は路盤と曲線の半径、高さなどに違いがあり、その路線で試運転が必要だ」と問題視したという。
(引用ここまで)

 ああ、あのATPが作動したかどうかすらよく分かっていない事故を起こした車両はこれだったのか……。
 なるほど、驚愕の振動鉄道SRT用に開発されたKTX-山川の改良型である120000型/SR130000型と同型の140000形が平昌に向かう原州江陵線に投入されるのですね。

 さらっとKTXのこれまでの歴史を辿ると……

 KTX-I(100000形。フランスから車両ごと直輸入)
 KTX-I(100000形。部品輸入して韓国でノックダウン生産)
 KTX-山川(110000型。韓国の純国産技術で作った、という建前)
 KTX-山川改良型(120000型=SR130000型=140000型)

 ……なんでこんなに型番の桁数が大きいのだろう。
 KTX-山川については韓国の裁判所からも「欠陥列車」という認定を受けているくらいなので、その改良型が製造されたということです。

 それではまずその改良されたKTXをSRTにリースした「SR130000型」の振動の様子でも見ていただきましょう。平昌への高速鉄道はこれと同型です。


 専用線ではない平昌への投入は最大時速が250kmなので、ここまで揺れるかどうかは不明ですけどね。
 楽韓さんが撮影したKTX-山川(おそらく110000型)の揺れ具合も見ておいてくださいな。


 ちなみにこの動画に「カメラを揺らしているだけだろ!」って文句のコメントをつけてきた人がいるのですが、ビビり音はどうやって説明するんでしょうか。

 以前に平昌への取材はしないと宣言しましたが、投入されているKTXがこれであることが分かったらなおのことですね……。

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2012/07/25

韓国高速鉄道、車内の扉が早く閉まりすぎて老人が骨折……え、センサーは?

SRT高速鉄道自動ドアに壊れた指... 何が問題だった?(SBS)
srxdoor1

82歳パク某さんは先月25日、夫と一緒に水西高速列車SRTに乗りました。
列車の客室に入る自動ドアに朴さんの右小指が挟まれてしまいました。やっと指を抜いたが、骨折の大けがを負いました。

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パク某さん/被害乗客:「(閉まる力が)すごく強かったのです。すごく痛みました。ここが真っ青になってすぐにあざのようになりましたよ」

取材陣が高速鉄道の客室自動ドアを試験してみました。ドアが完全に開かれた後、再び閉まるまでにかかる時間は4秒余り。高齢者が通過するにはギリギリの時間です。
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腕を入れてみると、センサーが2つの部分でのみ自動的に開かれ、別の場所ではほとんどそのまま閉まります。
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(中略)
SRTの関係者:「(厚さ)3 cmていどのものが挟まる場合だけドアが再び開くでしょう。1 cm程度であれば十分に抜けることができるていどの圧力であったと思われます」 (中略)

SRT側は朴氏の治療費を全額補償し、さらに高速鉄道自動ドアセンサーの故障はないか全数調査した明らかにした。
また、ドアが開いた閉鎖したのにかかる時間を増やす案を検討すると明らかにした。
(引用ここまで)

 韓国のもうひとつの高速鉄道であるSRT(中身はまんまKTXIIことKTX山川)の車内扉が早く閉まりすぎて、手をかざした女性が骨折したとのこと。
 正直、4秒は早すぎる……KTX(SRT)の自動扉はノブのようなものをひねると開く……というタイプなのです。
 たとえばキャリーバッグのような荷物を右手で持っている場合、荷物を置く→右手で開ける→荷物を持ち直すってやってたらもう終わるっていうレベル。
 そしてセンサーはろくに動作しない(4枚目の写真右側)。

 何度か書いているように、韓国ではこういう形で安全係数が低くとられているのですよ。韓国人も自分の住んでいる場所が安全とは思えないという話をしています。
 それが最悪の形で結実したのがセウォル号ということであって、ああいった事故自体は別に珍しいことでもなんでもないのです。

 この場合であればセンサーの数が足りないのかな。
 SRTは以前、超振動高速列車として名を馳せていましたっけ。まあ、「韓国の高速列車」であればこのくらいのことは当然起きるだろうな、といったところでしょうか。

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2015/8/25

「2階建てKTXの開発をごり押し」に見る韓国のトップダウンによる意思決定とその弊害

「韓国型2階建て高速鉄道車両」、無理な開発推進が議論に(中央日報)
国土交通部と関連業界が20日に明らかにしたところによると、コレールは昨年11月に韓国鉄道技術研究院、車両メーカーの現代ロテムと「韓国型2階建て高速鉄道車両開発に向けた共同研究業務協約を締結した。今年末までに2階建て高速鉄道車両製作技術を独自確保するという内容だ。2階建て高速鉄道車両はフランスや日本などではすでに運営中だ。

だがコレールはこれに先立ち2015年9月に開かれた関係機関会議で2階建て高速鉄道車両を導入・運営する計画はないと明らかにしている。コレール関係者は「当時2階建て車両は一般車両に比べ乗降時間が長くかかるなど1駅当たりの停車時間が長くなり全般的な列車運営計画に支障を与えかねないという問題が提起された」と話す。

しかし昨年5月に洪社長が就任して雰囲気ががらりと変わった。洪社長は建設交通部鉄道局長、国土海洋部交通政策室長、韓国鉄道技術研究院長などを歴任した。彼は就任後2階建て高速鉄道車両開発を最優先課題に掲げ、「線路増設せずに旅客輸送量を画期的に増やせる方法だ。導入計画を任期中にまとめる」と明らかにした。

問題はこれに先立ち国策研究課題として推進された同内容の2階建て高速鉄道車両開発計画が2015年6月の政府評価で、成果目標の未達性や研究実績の提示が不十分などの理由で落第点である49点を受け全面中断された点だ。当時課題を評価した国土交通部傘下国土交通科学技術振興院のキム・テファン鉄道室長は「専門家8人が評価をした。国策研究課題評価で50点台を受けるケースも珍しいが40点台を受けたというのはほとんど研究を進めていなかったという意味」と指摘した。ところがこの課題はまさに洪社長が鉄道技術研究院長だった2011年に出したアイデアから始まったのだ。 (中略)

こうした状況でも洪社長はコレールに赴任して再び失敗したプロジェクトを押しつけているのだ。その上、政府評価で落第点を受けた張本人である現代ロテムに特恵的な購入の約束までしたことがわかった。洪社長は最近メディア懇談会で「韓国型2階建て高速鉄道車両の開発が成功裏に完了すればコレールが買うことにした。運行はできなくても私の任期中に契約まではできるだろう」と明らかにした。

しかしコレールが新しい高速鉄道車両を購入するには政府の厳格な管理下で国際入札を経なければならず、彼の購入の約束は事実上特定業者に特恵を与えるという意味と解釈される余地がある。国土交通部関係者は「鉄道車両の需要先であるコレールが積極的に出ているため社長が変わる前に早く売ろうと現代ロテムが急いで製作に乗り出している」と話した。
(引用ここまで)

 以前にちらっと「2階建てKTXが導入される」という話は書いたのですが。
 そのエントリにも「車高がトンネルを上回っているって話があって、合格点をもらえなかったのだけども解決したのかな?」と書きました。
 その技術評価が記事にもありますが、かような点数だったのです。

 ただ、実際にKTXはソウル−釜山間はかなり混雑している状態でして、解決すべき状況ではあるのです。例の超振動SRTもその緩和のために導入されたという経緯があります。
 なので増便等なしで乗客を増やせる二階建て列車は解決策としてありかなとは感じます。

 記事によると当時、2階建てKTXを提案した部長が社長に昇格したのでゴリ押しで導入しようとしている、とのこと。
 韓国ではトップダウンが基本で、トップが替わるとなにもかもが変化するということがよくあります。
 ポスコがM&Aで関連会社を増やしていった(そして現金が枯渇していった)時期があるのですが、それは当時のイ・ミョンバク政権の意を汲んだ会長が就任したからだったのですね。
 これと同じことが起きているのだ……ということなのです。

 ……なんとも言えないなぁ。
 というのも、「2階建てKTXが技術的に未達である」という評価自体がKORAIL(韓国鉄道公社)の社内抗争の結果として生まれた可能性もあるからなのです。
 もちろん、実際にダメだった可能性もありますけどね。

 儒教的に上の人間の意向に逆らえないのが韓国社会の仕組みです。
 サンフランシスコでのアシアナ航空機事故は韓国の風習で年下のパイロットが上司に遠慮してサングラスすらできなかった、ゴーアラウンドを宣言できなかったことが原因だとされています。
 上に立っている人間はなんだってできるのが韓国社会なのですよ。

儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇 (講談社+α新書)
ケント・ギルバート
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2017/2/20

 

【動画あり】韓国人「新しい高速鉄道SRTの揺れが異常で怖すぎる」「網棚から荷物落ちた」と非難囂々 → 運営会社「安全には問題ありません」

期待集めた水西高速鉄道、ひどい揺れに乗客の不満相次ぐ(朝鮮日報)
「韓国高速鉄道(KTX)より安くて時間も短縮されるというので大いに期待していたが、実際に乗ってみたらあまりに揺れがひどくてがっかりした」

 先月の旧正月連休に水西高速鉄道(SRT、水西発の高速鉄道)で釜山まで往復したキムさん(40)はこのように話し、「高速走行中ずっと左右にひどく揺れたので不安を感じた」と付け加えた。

 昨年12月に正式に開通したSRTに対し「車内の揺れがひどすぎる」という乗客からの不満が相次いでいる。インターネットでも「揺れがひどくて網棚の荷物が落ちてきた」「揺れのせいで酔ってしまった」などといった感想が続々と書き込まれている。

 SRTを運営する(株)SR側も、揺れに関する苦情が多いことを認めた。だが正確な原因はつかめていない状態だ。SRの関係者は「自動車を例に挙げれば、道路の舗装状態やタイヤなどさまざまな要因が乗り心地に影響する」として「線路や車輪の状態が揺れに影響を与えていると考えられるが、現時点では正確な原因を明確には説明できない」と話した。

 一部の専門家はSRTの揺れについて、車両自体の特性が影響している可能性があると指摘する。同じ区間をSRTに乗って通過した場合とKTXに乗って通過した場合では、SRTのほうが揺れがひどいという乗客が少なくないからだ。

 SRT用の車両には、2009年に登場した「KTX山川」の改良型車両が使われている。KTXの車両としては、フランスのアルストム社のKTX(第1世代)と現代ロテム社のKTX山川(第2世代)が使われている。韓国国土交通部(省に相当)によれば、乗り心地に影響する車内の振動は、KTXよりKTX山川の車両のほうが大きいが、車両の安全に関係する車両下部の振動はアルストム社の車両の方が大きいことが分かった。国土交通部の関係者は「かつて韓国鉄道公社(KORAIL)もKTX山川の車両を導入した当初、揺れがひどく、重い物体を車両に積んで振動を抑えたこともあった」と話した。 (中略)

 国土交通部とSRは、揺れの問題が安全性には影響しないとの立場だ。国土交通部は「時速270キロ以上で走行時、基準値以上の揺れが5秒以上続く場合は列車が自動的に減速し、特定区間で揺れが続けば問題の区間の制限速度を一時的に引き下げているため、安全には大きな問題がないはずだ」と説明した。

 ただ、列車下部の振動はリアルタイムで記録され、基準値を超えれば自動的に減速するが、車内の揺れや騒音など乗り心地に関する部分は明確な基準がないのが実情だ。野党「共に民主党」のチョン・ヒョンヒ議員は「車内の揺れによって乗客が不便や不安を感じることのないよう、乗り心地に関する基準を設定し、乗り心地を改善する方法を一刻も早く考える必要がある」と指摘した。
(引用ここまで)

 水西〜釜山にかけて新たに開設された高速鉄道がSRTです。
 ボトルネックとなっているソウル市内の在来線を避けて新線を設置して、ソウル〜釜山間の高速鉄道を増設しようという試みですね。
 韓国鉄道公社(KORAIL)ではない、民間業者による高速鉄道ということで注目されていました。
 使用しているのは車両はKTX山川の改良型。加速性能が上昇しているそうです。

 ただ、始発の水西駅がソウルの南にあって観光客にとっては若干使いづらい位置にあるのですよ。
 今回の釜山行きで使おうかとも思ったのですが、最終日で空港への乗り換えが多くなるのが危険だと判断して乗らなかったのですよ。

 失敗したなー。
 高速走行時の揺れがKORAILのKTX山川よりもひどいということは、この動画よりもひどいということですからね。


 やはり新しいものには食いついておくべきだったか。
 韓国で撮影された動画がありましたので掲載しておきます。


 すっげ……。

 しかし、国土交通部とSRの言い訳が面白いですね。
 「乗り心地が悪く、揺れすぎていて乗客が恐怖を覚える。網棚から荷物が落ちてくる」という話に対して、「危険のある揺れがあれば減速するので安全面では問題ない」って。
 バストサイズにコンプレックスを持っている女性に「授乳はできるから問題ない」って機能面の話をしているくらいに意味がない。

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2016/5/30

二階建てKTXの2階にも車椅子乗り入れができるようになるべきだ……それ以前に変えるべきことが山ほどあるような……

韓国型2階高速列車、車椅子使用の検討を(Ablenews・朝鮮語)
「韓国型 2階高速列車「技術開発において車椅子を使用する障害者のために考慮も含まれているか?

取材を通じて確認したところによると車椅子を使用する障害者は、1階のみに搭乗できるように推進されている。2階は階段になっており搭乗することができないということだ。

全世界的に車椅子を使用する障害者が2階に搭乗することができる高速列車はないという。「韓国型 2階高速列車」技術開発において車椅子の使用、障害者が2階に搭乗できるようになれば意義と評価がさらに高まらないだろうか?
(引用ここまで)

 だいぶ前ですが、二階建てのKTXが製造されるということが決まりました。
 噂によると車高がトンネルを上回っているのでトンネル再掘削が必要になるとかいうものだったという話なのですが。
 実用化されるということなので、そのあたりの障害は取り除いたんでしょうか……ね。たぶん。

 で、リンク先は障害者向けのニュースを扱っているサイトで、その二階建てKTXの2階にも車椅子で乗れるようにしたらいいという記事なのですが。
 ……とりあえず、車椅子で韓国の特急ムグンファ号に乗ろうとする様子をご覧ください。


 ムグンファ号もKTXもステップが必要なくらいに乗車口が高く設定されていて、車椅子はこのスロープで乗車しなければいけないのです。
 どちらも2010年くらいまではこの恐怖のスロープを運用していたのだそうですよ。
 さらに車椅子が入れる乗降口はひとつだけだったかな。
 現在は電動リフトで入るようになっているとの話です。この画像もAblenewsから。

lift4ktx

 KTX開業時には20人の障害者が駆けつけて「チケットはあるのだから乗車させろ!」と騒いだのを、駅員と警察が力尽くで排除したなんてこともありましたね。当時、KTXには車椅子の席がふたつしかなかったので乗せられないとのことで。
 どこかで根本的に設計理念を変える必要があると思うのですがね……。

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2016/3/22

KTXで500円玉を立ててみた

KTXで500円玉を立ててみた
ktx500


 楽韓Web 動画部ということで最初はKTXで500円玉を立ててみました。

ktx500a

 さてうまく立てられるでしょうか?

 しかし、移動中の電車内でiPhoneだけで動画編集できるようになるとは……未来世界だなー。

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2016/2/19

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