楽韓Web

韓国に関する話題を面白おかしく、韓国の文化背景を含めて解説してしまうサイトです。

イ・ミョンバク

 相互RSS募集中です

ムン・ジェインの仇敵、イ・ミョンバクへの弾圧捜査のとばっちりで「韓国広報専門家」のソ・ギョンドクにも捜査の手が伸びる模様

検察、「国家情報院の外郭長」領収書2次確保...ソ・ギョンドク資料を含む(中央日報)
李明博政権当時の国家情報院の「世論操作」事件を調査中の検察が当時、国情院が運営していたサイバー郊外チーム長に移った「領収書」の資料を確保し、分析に入った。検察の領収書関連資料の確保は今回が2度目だ。

21日、検察によると、ソウル中央地検国家情報院専任捜査チームは19日、国家情報院から2次捜査依頼された外郭長と関連した領収書の資料を渡されて、分析を開始した。その領収書に記載された金額は、5億ウォンに知らされた。

国家情報院が過ぎた資料には、外郭長18人、国家情報院で受けた資金の内訳が記録されたものと伝えられた。特に、ソ・ギョンドク誠信女子大教授と関連した資料も含まれたものと伝えられた。ソ教授は、国家情報院の世論操作事件に関与したという疑惑を数回否認している。

検察は去る9日に1次捜査依頼された外郭長30人に関する領収書のデータを受け、分析作業を行った。1次の領収書資料と今回の資料を加えると、国情院がサイバー郊外チーム運営に入れた資金規模は合計70億ウォン台増える。
(引用ここまで)

 「ソ・ギョンドク死亡確認!」ってとこですか。
 これまで韓国広報専門家としてしょぼい広告を出したり、嘘をついたり嘘をついたりだまされたり してきた男でしたが。
 これにてろうそく革命の炎に燃やされ、ギロチン行きが決定です。  ムン・ジェインの念願というか、悲願であるノ・ムヒョンの仇討ちのとばっちりを受けたって感じですけどね。

 ただ、実はすでにこのコメント部隊、コメント疑惑についてはもうパク・クネ政権下で元国家情報院長に有罪判決が出て捜査は終了しています。

【社説】国家情報院の政治介入は“有罪”…大胆な改革の契機になるべき=韓国(中央日報)

 この記事が2014年11月。
 2012年末の大統領選直後からコメント部隊の存在はささやかれていたのですが、この判決で終了……とまあ普通なら思いますが。

 ムン・ジェインにとっては仇敵。さらに旧KCIAである国情院と左派政権は言ってみれば犬猿の仲。
 攻め手が大統領になったのであれば、一事不再理の原則なんて韓国にはありませんから。

 楽韓Webでは以前から甲乙葛藤=カプチルを下の人間が糾弾しても、実際に下の人間が上の立場になれば同じようなことを起こすと断言してきました。
 その例としてスポーツの協会で内紛が起きる理由なんかを挙げていましたね
 それと同じことがムン・ジェインとイ・ミョンバクの間で起きている、というだけの話なのです。
 おそらくは近々に資源外交と4大河川事業についても糾弾がはじまることでしょう。
 究極的にはノ・ムヒョンと同じ道をイ・ミョンバクに辿らせたいと思っているのでしょう。
 できればろうそく革命の反革命主義者としてギロチンにかけるという形で。

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2016/12/24

韓国広報専門家ことソ・ギョンドク、ムン・ジェインによって高く吊されることが決定。その理由とは……

ソ・ギョンドク教授が率いる「財団法人大韓国人」にMB人脈大挙布陣(ビズ韓国・朝鮮語)
イ・ミョンバク政府当時の国家情報院の「民間人のコメント部隊長」のうちの一人と目されたソ教授は4日、自分のSNSを介して「よく知っている国家情報院職員が虚偽報告した」と釈明した。以降、検察の捜査として教授の名前が書かれた領収書が発見されると、「国家情報院の領収書の署名はコメントに関するものではなく、李明博政府時ではなく、2007年盧武鉉政府時代」と主張した。

以後ソ教授の業績を巡って、別の疑惑が提起された。国家情報院捜査タスクフォースチームで明らかにしたソ教授はお金を受け取った時期は、2011年9月から10月までで、偶然にも当時ソ教授は国家ブランド委員会の委員として活動していた。誠信女子大客員教授として勤めていたソ教授は同年正式専任教授に任用された。

ソ教授は、2011年委員として活動した大統領直属の国家ブランド委員会は、2009年1月22日に公式に発足した。国家ブランド向上の活動を総括、サポートするために発足したこの委員会の初代委員長には李明博前大統領の最側近であるオ・ユンデ前高麗大総長が任命され、2台の委員長には、李明博政府発足を準備した第17代大統領職引継ぎ委員会出身イベヨン前梨花女子大総長が任命された。

2009年の新設及び運営のために80億ウォンの予算が投入された国家ブランド委員会は、2013年1月、朴槿恵政府が発足廃止されるまで合計で330億ウォンの予算を支出したが、これといった成果を上げられなかったという批判を受けた。2011年9月に開かれた文化体育観光部国政監査では、2200万ウォンの業務推進費の使用目的を明らかにできなかったという指摘を受けており、2012年10月に開かれた国政監査では、4年間でただ3件の案件だけを審議したという批判を受けた。

この元大統領の側近で構成されて血税を浪費しただけという指摘を受けた国家ブランド委員会の痕跡は、ソ教授が理事長を務める財団法人「大韓国人」も見つけることができる。財団法人大韓国人は各界人士が国の愛のための様々なプロジェクトを進行するための目的のために、昨年1月に設立され、ソ教授は、2016年1月22日開かれた初の理事会で初代理事長に推戴された。

「ビズ韓国」が確認した財団法人大韓国人の登記事項全部証明書などの資料によると、ソ教授とイベヨン前国家ブランド委員会の委員長を含む取締役および監査役9人のうち6人が国家ブランド委員会の委員の出身であることが確認された。
(引用ここまで)
 
 読んでいると「ああ、これが『物証はないけど心証では確実』ってやつか」となりますね。
 国情院(旧KCIAの系譜をひく組織)でコメント部隊だったかどうかはともかく。
 やはり、イ・ミョンバク政権に対する捜査のとばっちりを受けていたというか、おそらく実際にイ・ミョンバク政権の狗だったのでしょう。
 財団法人の理事長となっていたのですが、それが天下りの温床だったというオチ。

 ここのところ、ソ・ギョンドクは韓国の広報担当というよりは、執拗に軍艦島にやってきて「日本ガー」と叫ぶ反日に行動の重きを置いていた感じがします。
 数ヶ月に一回、端島に来ては「看板がない!」と叫ぶことを繰り返していました。
 先々月の時点で7回も上陸していました。
 若干、「なんでこんな頻度で来てるんだろう?」と疑問に思っていたのですよ。
 おそらくですが、どこかで今回のことを予見していたのでしょうね。

 イ・ミョンバク一派に属していた自分は大いに吊される可能性があると。
 それを避けるためにハンニチカツドウヲ増やし、世論を味方につけておきたかったのでしょう。
 できることなら「軍艦島に強制徴用の案内板がついたのは私の起こした行動があったからこそだ」という勲章を得ておきたいと。
 それによって免罪を勝ち取りたかったのでしょうね。

 間に合いませんでしたけども。

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サモエスキー
2013/5/3

ムン・ジェインら左派が今度はイ・ミョンバクを高く吊す。韓国に「大分断時代」の訪れ

文在寅政権、2代前の李明博政権にも政治報復(朝鮮日報)
ソウル市長、李元大統領を告訴=情報機関使い批判展開疑い(時事通信)
 文在寅(ムン・ジェイン)政権のいわゆる「積弊清算」事業は、朴槿恵(パク・クンヘ)政権に続き、その前の李明博(イ・ミョンバク)政権を本格的に狙っている。共に民主党と親文在寅政権勢力が一斉に「李明博審判」を主張し、国家情報院や検察が呼応している。これについて、李明博元大統領や旧与党関係者は「前政権だけで足りず、前々政権に対する政治報復が行われている」「盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領に対する捜査の腹いせだ」などと反発し始めた。(中略)

文在寅政権が設置した「国家情報院改革発展委員会」は14日、李明博政権当時の国家情報院によるいわゆる「文化・芸能界ブラックリスト」を発見したとし、検察に捜査依頼。18日には李明博政権の「公営放送掌握」に関する文書について、傘下の積弊清算タスクフォースに真相究明を求めた。与党はさらに、文在寅大統領が就任直後、監査院に監査を指示した▲4大河川事業▲資源外交▲防衛産業不正疑惑――と共に、過去に検察が「嫌疑なし」との判断を下した李明博元大統領の「BBK株価捜査疑惑」の対する再捜査も主張している。 (中略)

 李明博政権で大統領府(青瓦台)の政務首席補佐官を務めた自由韓国党の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)国会議員は「執ような恨みを抱いた人々が不倶戴天の敵に対するように、一斉に李明博元大統領をのろい始めた。政権実力者がちらつかせていた李元大統領に対する司法処理のシナリオが視界に入った格好だ」と指摘した。鄭議員はまた、「米国、日本、中国、ロシアのどの国であれ、21世紀にもなって、前職の大統領、首相、国家主席を法廷に立て、監獄に入れた国はないだろう。例外があるとすれば、兄を毒殺し、おじを高射砲で撃ち殺した金正恩(キム・ジョンウン)ぐらいではないか」と話した。
(引用ここまで)
韓国の朴元淳ソウル市長は19日、保守系の李明博元政権時代に情報機関、国家情報院(国情院)に北朝鮮寄りだと批判されて名誉を傷つけられたとして、李元大統領らを名誉毀損(きそん)などの疑いで告訴した。韓国メディアが伝えた。聯合ニュースによると、地検は捜査に着手した。
(引用ここまで)

 パク・クネは国会で弾劾され、さらに憲法裁判所でも弾劾が成立したことで、ノ・ムヒョン以上の恥をかかせることに成功した。そして、なによりも大統領を辞めさせるという実績ができた。 
 あとは裁判の結果に委ねられている……といえば聞こえはいいのですが。ムン・ジェインの支持率が高いかぎりは、その意向に沿うことしかできないのが韓国司法というものです。
 サムスン電子副会長のイ・ジェヨンに懲役5年の実刑判決が出たように、パク・クネにも想定以上の判決が出るのは間違いないでしょう。
 パク・クネは叩き潰した。

 では、ここらでイ・ミョンバクに矛先を代えてみようか、といったところでしょうか。
 むしろ、ムン・ジェインにとってはこちらが本丸。なにしろ盟友であるノ・ムヒョンを自殺に追い込んだ男ですからね。
 言ってみれば、ソ・ギョンドクはそのとばっちりを食らったようなものかもしれません。イ・ミョンバクと親しくしていたために、流れ弾を食らいやすいところにいたということでしょうね。
 実兄が逮捕されたということを除けば、韓国の歴代大統領の中ではもっとも退任後に安穏としている人物ですが。
 ムン・ジェインによって高く吊されることになるでしょう。

 楽韓Webではパク・クネの弾劾裁判判決前日に「これからの韓国は右派・左派、高齢層・青年層、持つものと持たざるものがいがみ合う大分断時代が訪れる」と予言しました。
 まずは、ムン・ジェインが保守派を叩き潰す。それによって右派・左派がくっきりと別れることとなるでしょう。それをきっかけにして高齢者と青年層も右派と左派の分断を受けて別れていくことでしょうね。
 そういった大小の分断を持ち続け、不安定な社会へとなっていくことでしょう。

復讐するは我にあり (文春文庫)
佐木 隆三
文藝春秋
2009/11/10

ついに韓国の4大河川で「アオコバブル」が誕生。ここ数年で最悪の状態……って毎年言ってますね、これ

アオコのバブル花開く……「とても目を開いていられない」(オーマイニュース・朝鮮語)
錦江に緑藻が咲いた。川底にたまったヘドロが腐ってふつふつと休むことなく沸き起こる。夜遅くになってもアオコは消えない。昼よりも多くのアオコが沸き上がっている。携帯電話のカメラで鮮明に撮影できるほどだ。

水資源公社は忙しい。昨日も走った。今日も走る。早朝から公州堰に停泊していたボートは、休む暇がない。緑水のしぶきを起こしてジグザグに走る。川岸周辺に押し寄せた緑藻を流す作業のためだ。緑の川の川岸には波が打ち寄せていく。

しかし、ボートで押し出すアオコは限界がある。せいぜい視界に入る範囲ほどだ。ボートが及ばないところは目を開いて見るのが難しい状況である。腐った川底で湧き上がる気泡はさらに深刻だ。近づくほど悪臭は沸き起こる。 (中略)

今年の夏の記者が接触した元水資源公社の職員の話だ。

「過去2012年、李明博大統領の4大河川事業のおかげで水資源公社に契約社員として就職した。ボートを運転する業務であった。オオマリコケムシとアオコが発生したときなどたまらない仕事だ。出勤すると、ボートに乗って川をかき回し通った。特に上級職員が訪れるときなどは乗り物酔いするほどに攪拌しなければならなかった。しかし、彼らが戻れば再びアオコは集まった。人がすべき仕事ではないと考えて(水資源公社を)やめた」 (中略)

公州・扶余では第63回百済文化祭を準備している。イベントの特性上、川をはさんで祭りが行われる。水面には百済時代造形物も浮かべて浮き橋も設置する。その間、遠くから眺めていた川水も目の前で見るようになる。行事関係者の心配は並大抵ではない。素顔で見せなければならないアオコのためである。
(引用ここまで)

 いままで抹茶ラテだのなんだのはやし立てられていた四大河川事業によるアオコ被害がとてつもないものになっています。
 緑を超えて茶色になってますね。
 ノリが緑のものを重ねて黒くなっているように、もはや緑を超えた緑というか。
 アオコが腐って川底にヘドロとなって堆積し、そこからガスが出て水面のアオコがバブル状になっているっていう。

 以前からボートを走らせて水面を攪拌して酸素を供給できるように……というのはやっていたのですが、2015年の時点で「これ意味ないだろう」ってところまでアオコが繁殖していました
 去年は余りにも繁殖しすぎて水面を多い、水中酸素量が少なくなって魚の生存を許さなくなったほど。
 ちなみに湖じゃなくて川です。

 で、今年は「アオコバブル」の誕生。
 イ・ミョンバクとも敵対しているムン・ジェインの支持によって、6月には4大河川事業で創られた堰が解放されているのですが、むしろ悪化している模様。
 堰そのものよりも富栄養化が問題じゃないんですかね。
 毎年悪化の一途を辿っているようですので、ボジョレー・ヌーボーの出来栄え評価のようにアオコも評価すればよいのではないでしょうか。
 今年は「ここ数年で最悪の出来。堆積ヘドロによるガスが生じてバブルも」ってところで。

ユーグレナ ミドリムシのちから サプリメント 200粒入り
ユーグレナ
2012/7/13

ムン・ジェイン当選前「報復の歴史は終わらせるべき」 → 当選翌日「イ・ミョンバク政権の事業はすべて監査せよ!」

文在寅大統領、自叙伝で李明博政権に敵意むき出し(朝鮮日報)
【社説】李明博政権の4大河川事業、7年で4回目の監査(朝鮮日報)
 文在寅(ムン・ジェイン)大統領はこれまで発行した自らの自叙伝や対談集などの中で、李明博(イ・ミョンバク)政権に対する感情をむき出しにしてきた。

 今回の大統領選挙が始まる前に出版した『大韓民国が問う』(2017)では「李明博政権の4大河川開発事業も美しい国土を完全にぶちこわした。最初から話にならない計画だった」と指摘した上で「22兆ウォン(現在のレートで約2兆2000億円)という巨額の国費を投入した国家事業が総体的手抜きだったとなれば、今からでも真相解明を行い責任を追及すべきだ」と主張した。前回2012年の第18代大統領選挙を前に発行された著書では「李明博政権発足により、参与政府(盧武鉉〈ノ・ムヒョン〉政権)は国家権力を動員した非常に厳しい報復を受けざるを得なかった」「前政権に対して容赦なく加えられる報復の歴史は必ず終わらせなければならない」などとも訴えた。(中略)

文大統領は09年に盧元大統領が逝去した直後、当時の李明博政権と葬儀の手順をめぐって対立したことについて「政府の狭量な態度がわれわれを苦しめた」と指摘し、当時の政府の態度を批判している。
(引用ここまで・太字引用者)
 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は22日、李明博(イ・ミョンバク)政権が行った4大河川開発事業に対する監査を改めて行うよう指示した。文大統領はせきの撤去や補強が適切だったかの判断も2018年までに結論を出したいとしている。(中略)

朴前大統領は検察を使って不正がなかったかしらみつぶしに調べたが、工事を行った企業を苦しめただけで特別な問題は発見されなかったのだ。今回行われる4回目の監査もその結果はある程度分かり切っている。李元大統領を敵視する文大統領が指示したため、監査院はその意向に沿った結果を発表するだろう。またその監査結果を受けて検察が再び動きだすかもしれない。

 官民合同の評価も朴前政権ですでに行われた。中立とされる民間の専門家92人で構成された委員会が1年かけて延べ240回にわたり現場で調査を行い、2014年12月に2500ページからなる報告書を提出した。その結論は「一部で副作用もあるが(洪水や干ばつへの備えという面では)一定の成果もあった」というものだ。これがいわば常識的な判断だろう。

 4大河川開発事業はその規模の大きさに比例して賛成あるいは反対のいずれの声も大きくなるだろう。いわば効果と弊害の双方があるのはある意味当然のことだ。ところが複数の左翼系メディアは弊害ばかりで効果など全くなかったかのように数年にわたり執拗(しつよう)に攻撃し、野党がこれに加勢してきたことで、4大河川開発事業は完全な「悪」だったとするレッテルが貼られてしまった。しかもこの事業で確保された水量を干ばつの際に使うため水を引く水路の工事にも彼らは反対している。彼らの言動を見ていると、風車を怪物と考えて突進したという小説「ドン・キホーテ」がふと思い出される。
(引用ここまで)

 私怨ですなー。
 ムン・ジェインはノ・ムヒョンとは弁護士時代に共同事務所を開設するなど、盟友と言ってもいい仲だったのです。
 ノ・ムヒョンが大統領になってからは大統領側近として。
 その死後は金大中とノ・ムヒョンの遺志を継ぐ者として政治家(国会議員)になったという人物です。
 幾度となく楽韓Webでも「ノ・ムヒョンの後継者」という言いかたをしていますね。

 ノ・ムヒョンが自殺した当時、「イ・ミョンバクの責任だ」という話がけっこう出ていました。ハンギョレなんかはその旗振り役でしたね。
 イ・ミョンバク政権が検察に捜査を命じなければあのようなことにはならなかったはずだ、と。
 すなわち、これは弔い合戦なのですよ。
 この4大河川事業をはじめとして、資源外交も同様に俎上に乗せられることでしょう。イ・ミョンバク政権のやったことはすべて監査することになるくらいの勢いになるでしょうね。
 4大河川事業の詳細と、それをどのように監査するのかという話はこちらのエントリをごらんください。

ムン・ジェイン「保守政権で行われた4大河川事業の不正調査に着手する! 不正蓄財があれば没収だ!!」

 大統領就任翌日に、政権の最優先課題として持ち出した話……ですよ。
 ちなみに引用の太字部分ですが「自分がやればロマンス、他人がやれば不倫」という韓国の一般常識に従って処理されることでしょう。
 そもそも、イ・ミョンバク政権は「前政権」ではありませんしね(笑)。
 報復の歴史を繰り返してもセーフなのでしょう。

サイコパス (文春新書)
中野信子
文藝春秋
2016/11/18

ムン・ジェイン「保守政権で行われた4大河川事業の不正調査に着手する! 不正蓄財があれば没収だ!!」

4大河川事業も撤退... 16個の堰を常時開放して、いくつかの撤去検討(韓国日報・朝鮮語)
李明博政府が推進した4大河川事業と当時設置された16個の堰の運命が岐路に立った。新政府が別名「アオコラテ」で疲弊している4大河川の水質改善のために、16個の堰の一部を撤去することもあるという観測が出ているからである。

ムン・ジェイン大統領は大統領選挙期間4大河川に設置された16個の堰の問題を綿密に検討するという意見を複数回明らかにした。彼は「堰を構築し、砂を汲み出しながら水深6mの奇形的な川になった」とし「改善されたと言ってい水質はますます悪化しており、過去には真夏の下流地域でだけ現れたアオコが、今では一年中、河川のすべての流域で発生している」と指摘した。アオコの密度もひどくなり、「アオコラテ」でもう「芝球場」レベルというのがムン・ジェインの評価だ。

ムン大統領は対策として、「水が正常に流れるようにすることしかない」とし「一度作成された4大河川水門を常時開放して川が正しく流れるようにしなければならない」と主張した。

ドア大統領はさらに、4大河川事業の問題点を選別するための官民共同の特別調査委員会を発足させるという構想も披露した。これにより、4大河川の水質汚染の実態を把握し、その原因を分析し堰及びダムの常時開放や堰の撤去まで検討することができるという立場だ。

これまで国土交通省と環境省などは「アオコは日射量と水温、水の滞留時間、汚染物質など、複数の要因が複合的に作用して生じる」と4大河川事業と水質の悪化は無関係だと主張してきた。しかし、今年3月「ダム及び堰及び貯水池連携運営方案」研究を発表してアオコの発生を低減するために堰水門を開いて水を大量に放流する必要性があると認めた。試験運用の結果、洛東江は地下水の制約水位まで水位を下げるのであれば中・下流の5つの堰から藍藻細胞が最大36%まで減少することが明らかになったからである。

4大河川問題は、今後の構成される官民特別調査委の活動の結果に基づいて、その方向が決まると思われる。しかし、ムン大統領と共に民主党があまりにも4大河川に否定的な認識が強いとなると堰機能を放棄した常時開放を超えて、堰の完全撤去までつながる可能性も排除できない。

特にドア大統領は4大河川事業に関する全面再調査を通じて、法的責任と損害賠償責任を求めるという立場も表明している。この場合、李明博政府が22兆ウォンを超える血税を投じて事業を強行する過程で表面化した各種不正疑惑の真相などがあらわれることがあります。

4大河川事業管轄官庁である国土部は困惑した表情を隠せずにいる。国土部の関係者は、「現在、大統領選挙が終わったばかりな状況であり、4大河川運営がどうなるか今のところ分からない」とし「新内閣が設定されると、大きな方向が定まるのではないか」と話した。
(引用ここまで)

 さっそく易姓革命としての政権交代がその姿を見せてきましたね。
 当初からムン・ジェインは4大河川事業については不正調査を行うと公約してきたものです。
 もっとも、4大河川事業についてはイ・ミョンバクの手によるもので、パク・クネからも糾弾されていたものではありますが。
 まあ、「保守政権の9年間」で行われてきた事業は総点検するということなのでしょう。

 4大河川事業とはイ・ミョンバクが「経済大統領」として待望されていた候補時代、「朝鮮半島大運河構想」と呼ばれていたものでして。
 北朝鮮も含めた朝鮮半島を運河で結ぶことで安価な物流を行おうというものでした。
 けっきょく、技術的に難しいとされたので同じような土木工事を伴う4大河川整備事業に変更されたという経緯があります。
 ま、要するにイ・ミョンバクの構想としては、大規模な公共工事を行っていこうというものだったのですね。
 目的なんかどうでもいいので、まずは公共工事をすることが大事だったということです。
 実際に公共工事は経済的な広がりを持っているので、一時的なカンフル剤としてはよく効くのです。よく効くように見えると言うべきか。

 で、目的なんてどうでもよかったので、河川に適当に16個の堰を作って水の流れを止めてみたわけです。
 するとどうしたことでしょう、アオコが大増殖。
 夏の風物詩として抹茶のように色濃い緑色で水面が覆われるようになったのです。
 去年のそれは一切の生物の生存を許さないレベルにまでなっていましたね。

 ちなみに総事業費は22兆ウォン。
 その中には利権だのなんだのいろいろと違法なものもあったでしょうけども、それについては目をつぶらされるというのも世界の国を問わずによくあること。
 清濁併せのむ必要があるのもまた公共工事の側面であるのですよ。
 魚ロボットなんかもその一環といえるでしょう。

 で、今度はそれを糾弾しようということです。
 コメントを見ても「これで保守政権の10年が暴かれる!」とか歓迎の声ばかり。
 そういえば昨日の軍事費25%増加!のエントリのニュース元でも中身への言及はほぼゼロで「防衛産業の不正を正してください!」って声が大多数でしたね。
 堰を取り除くのもいい公共事業になるんじゃないでしょうか。
 国民の溜飲を下げて、かつ公共事業のネタものを見つけてと。

 こうして韓国の政権交代というのは連綿と受け継がれてきたのだろうなぁ……ということがよく分かる、易姓革命としての政権交代の側面が理解できる事例ですね。

「あなたは保守党員であるか、もしくはかつてそうであったか?」なんて聞かれるようになるのかな。
赤狩り時代の米国大学 遅すぎた名誉回復 (中公新書)
黒川修司
中央公論新社
1994/7/1

イ・ミョンバク「日本に『静かな外交』が通用しなかったので独島上陸をした」 → 日本人「あれからの行動で韓国人が嫌いになったんだよなー」

李明博前大統領「静かな外交通じず独島訪問」(中央日報)
「独島(ドクト、日本名・竹島)の日」だった25日、李明博(イ・ミョンバク)前大統領は2012年8月の独島訪問に関連して「韓国の『静かな外交』はその意味が色褪せていると考えた。私が自ら独島に行くことによって、大韓民国が独島を実効的に支配していることを示せると判断した」とフェイスブックに記した。
(引用ここまで)

 確かにイ・ミョンバクは対日外交方針として、最初の4年弱は大人しいというか静かな外交を繰り広げていたのは間違いないのですよ。さすがに前任のノ・ムヒョンほどバカではなかったというか。
 世界各地に行っては「日本はひどい国なんだよ」って首脳に言ってまわるようなバカな真似はほとんどしていませんでした。
 ですが、2011年の8月に韓国の憲法裁判所が「慰安婦問題を放置することは憲法違反」という判断が下されてから180度転換した。
 野田前首相をして「もはや意思疎通は不可能だった」と言わしめるレベル。

 竹島上陸に続いて、天皇謝罪要求親書返送と日韓関係をゼロ以下のところにまで叩き落とした張本人となってしまった。
 まあ、それでイ・ミョンバク的にはなにか得るところがあったのでしょう。国内問題として。
 でもって、日本にとっては多くに日本人が「本当の韓国人」がどういうものであるかを知るきっかけになった。

 な〜んだ。これはWin-Winの関係というヤツじゃないですか。
 俺によしお前によし、というヤツですね。そして、パク・クネはその路線を引き継いで日韓関係はさらに混沌の渦へと入っていったわけですね。
 うーん、やっぱりイ・ミョンバクの回顧録は読んでみたいなぁ……。

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2015/11/03

韓国のロッテ財閥、会長まで逮捕状請求で投資判断もすべて保留。経営権問題再燃も?

ロッテ創業者の長女 ホテルロッテなどの取締役を辞任へ(聯合ニュース)
ロッテ創業者の「妻」を在宅起訴 出頭せず日本に滞在(聯合ニュース)
検察が韓国ロッテ会長の逮捕状請求 創業者らは在宅起訴へ(聯合ニュース)

 ロッテ財閥がえらい騒ぎになっています。
 長女の辛英子が裏金作りの背任で逮捕されて以来、全面的に捜索を受けている状況で、ざっくりこんな感じになってます。

・会長(次男)  逮捕状請求(背任・横領)
・創業者    在宅起訴(贈与税脱税)
・└内縁の妻  在宅起訴(贈与税脱税)
・長男     在宅起訴(贈与増脱税)
・長女     逮捕起訴(横領・背任)
・副会長    自殺(会長の最側近)

 ぐっだぐだ。
 韓国の財閥は政府が本気になればこうなるのです。叩かれて埃の出ない財閥なんて存在しません。
 え、韓国の検察、司法は政府から独立しているって? またまたご冗談を。
 加藤達也氏の起訴から裁判までの一連の動きを見れば実態がどうであるかは一目瞭然。
 これまでの政権が財閥に手を出してこなかったのは、やぶ蛇を恐れてきたからです。

 韓国では財閥と政府は原則として持ちつ持たれつの仲なので、下手に手を出すと暴露される可能性がある。
 旧大宇の会長であった金宇中が4兆円を持ち逃げしても大した捜査が行われず、海外で悠々自適の生活を送ることができていた。
 さらに韓国に帰国からしても裁判で1兆円以上の追徴金を課せられたのに未納のまま大統領特赦

 こんな国であるからこそ、逆に財閥への徹底捜査が政権からの支持であることが理解できるのですよ。
 今回のロッテの場合はずぶずぶだったのはイ・ミョンバク政権。
 第2ロッテワールドの許認可でも分かるように、イ・ミョンバク政権下で伸びてきたロッテを叩く分には問題ないということなのでしょう。

 逮捕状請求=身柄拘束ではありませんが、検察の勢いは拘束まで行く感じです。
 次男の辛東彬はいわゆるロッテ版「兄弟の乱」でクーデターを起こして会長の座を簒奪したものの、ここで逮捕で身柄拘束になるとまた経営権問題でぐだぐだしたりするかもしれませんね。


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楽韓WebのBlog版。今年中にはドメイン含めて移行予定。

うちはそこらにありがちなゼノフォビアライクなところとは異なっており、文化的・文明的背景をもって「なぜこのようになっているのか」を解説して、大いに韓国を楽しんでしまおうというコンセプトの元に2002年から設立されているサイトです。単純に韓国が嫌いなかたは他を見てもらったほうが満足できるんじゃないかと。

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なんか適当な欄w
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