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韓国に関する話題を面白おかしく、韓国の文化背景を含めて解説してしまうサイトです。

お笑い韓国軍

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お笑い韓国軍:韓国政府「墜落してもスリオンは世界最高のヘリコプターだ!」→実は振動で使い物にならなかった模様

墜落事故の翌日に「スリオンは世界最高」と主張した韓国大統領府(朝鮮日報)
墜落した韓国海兵隊ヘリ、事故前日に振動防ぐため部品交換(中央日報)
「事故機ヘリコプター、いつも問題だった……メカニックらの頭痛の種」(JTBC・朝鮮語)
 韓国軍海兵隊の上陸機動ヘリ「マリオン」の墜落事故について、韓国大統領府の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は「スリオンの性能と技量は世界トップレベルだ」と述べ、機体に欠陥があった可能性を否定した。海兵隊が使用するマリオンは韓国製主力ヘリ「スリオン」を改良した機種で、基本性能はほぼ共通しているという。事故原因に関する詳しい調査結果が出る前から、大統領府は機体に欠陥があった可能性を否定する形となった。これについて韓国軍とその周辺からは「マリオンの墜落によってスリオンの輸出計画に悪影響を及ぼしたくなかったのだろう」との見方が出ている。

 金報道官は会見で「スリオンに欠陥や問題があるとの認識が今後広まる可能性があるが、実際のところ監査院が指摘した結氷問題は完全に解決している」とも主張した。マリオン墜落事故は大統領府スタッフらによる会議でも取り上げられたが、スリオンの機体には欠陥がないとの声が相次いだという。
(引用ここまで)
マリンオンの原型「スリオン」は開発段階から振動問題があった。2012年6月には振動を後に改良するという条件で戦闘適合判定を受けた。スリオンとマリンオンは実戦配備後にも振動がひどくて操縦が難しいという操縦士の報告が何度かあった。
(引用ここまで)
Aさんは、マリンオン2号機は常に悩みの種だったと記憶しています。
試験飛行に出たとき充分な揚力を得られていなかったと語ります。

海兵隊航空隊前サンファンビョン「働いていた人は全員が2号機には問題があったと感じています。常に試験飛行をすると行ったり来たりで鈍い動きで……」

いくら整備をしても問題を解決できず、整備士も頭が痛めていたと言います。
(引用ここまで)

 機種としてスリオン、マリンオンに共通した問題があったのか、それとも事故を起こしたマリンオン2号機に機体固有の問題があったのか。
 なんともいえないところですね。
 中央日報の記事では「機種固有の問題として振動が激しいという問題があった」とのこと。
 で、JTBCの記事では「マリンオンの2号機は特に振動がひどかった」という整備士の証言も出てます。
 ただ、JTBCの記事によると製造元のKAIは遺族に対してパイロットの操縦ミスがあったとほのめかしているそうです。
 17日に墜落したんじゃまだ原因なんて分からないでしょうにね。

 でも、大統領府からはその墜落事故翌日には「スリオンは世界最高の性能を持つヘリコプターだ」との会見があったとのこと。
 ま、この発言に関しては輸出についての問題も当然あるのでしょうが。
 もうひとつ観点がありまして。

 上記のようにスリオンの製造元はKAI。
 KAIにはT-50製造時に水増し請求を行い、その差額でパク・クネに対してロビー活動を行っていたのではないかという疑惑があります。
 そのため、CEOは辞職、逮捕されて経営陣は一新されているのですね。
 言ってみればムン・ジェイン政権によってすでに「積弊清算」の対象となった企業なのです。
 ちなみに現在のKAIのCEOはムン・ジェインの大統領選挙時に陣営スタッフだった人物だったりします。

 積弊を清算し、すでに清らかになった企業なので事故を起こすことは考えられない、というのが韓国人式の考えかた。
 パク・クネ時代には汚職にまみれていたために機体にも問題があった。しかし、現在では経営陣も「清らかな陣営」に変わっている。であるからして、機体にも問題がない。あるはずがないのですね。
 「問題があると具合が悪いので、ないことになっている」というべきか。
 そういった思惑が見え隠れしているが故の発言なのですね。

徹底検証!V-22オスプレイ ティルトローター方式の技術解説から性能、輸送能力、気になる安全性まで (サイエンス・アイ新書)
青木 謙知
SBクリエイティブ
2012/10/15

【動画あり】韓国最新鋭ヘリ「マリンオン」墜落事故の原因はローターが抜けたから……そんな事故原因ありなの?

マリンオン「切断部位」近接写真公開... 大きくなる機体の欠陥の可能性(JTBC・朝鮮語)
離陸して4〜5秒で回転翼が離れていき、翼を失った胴体は、力なく墜落します。
黒く焼け焦げて形を確認することすら難しい胴体とは異なり、墜落前に離れていった回転翼は比較的しっかりしています。
しかし、4つの翼のひとつがありません。
間近撮影された写真を見ると、切断面がナイフでカットされたかのようになめらかです。
専門家は、切断面がローター翼の翼形状をそのまま維持しており、地面にぶつかった衝撃で壊れたのではなく、空気中で突然にローター翼が離れていったと予想しています。
壊れたところは、4つの回転翼を結ぶ中心軸と海兵隊用に改造され、翼を折り畳めるようにした部分の間、回転翼の最も内側です。
ボルトとナットで締める部分ではなく、回転翼自体が切れたということになります。
(引用ここまで)

 マリンオンは「韓国の独自技術で製造された」とされている(でも動力伝達装置はいまだに製造できていない)軍用ヘリコプターであるスリオンの海兵隊バージョンです。
 これまで搭載することのできるヘリを持っていなかったあの強襲揚陸艦独島艦に搭載するために製造されたものです。
 KF-Xの製造元(予定)と同じKAIが製造しているものですね。
 原型となっているスリオンにも複数の欠陥があることが知られています。ウィンドシールドが全面崩壊するとかけっこう大胆な欠陥があったのですが、その後に改良されたという話は聞きませんね。
 さて、マリンオンは艦載するために回転翼を折りたためる仕様になっているとのこと。 

 で、そのマリンオンが墜落して5人が死亡、ひとりが重傷を負ったという事故がありました。
 その事故原因が判明しつつあるというニュース。

 JTBCはケーブルテレビのニュース専門チャンネルなので、リンク先には動画もあります。
 その動画を見た時に「はぁ?」という力のない声が出てしまいましたよ。
 オノマトペで「すぽんっ」って効果音がつきそうなくらいに、回転翼が抜けてます。
 ヘリの事故動画でこんなの見たことないですね。
 回転翼の1本が抜けるか切れるかして、それでバランスを失った残りの3本が抜けていきつつ、最初の1本を破壊しているという感じですか。

 抜けた1本の破断面はきれいなままなので、潰れたのではなく材料なりなんなりの欠陥で応力に負けて切れたという感じですね。
 まだ制式採用されて2ヶ月とかそのくらいだったはずなので、初期不良はあるだろう……と思っていて、事故発生時は取り上げずにいたのですが。
 一気にお笑い韓国軍の臭いがしてきました。


「韓国独自技術で製造される第4.5世代戦闘機」ことKF-Xの基本設計が終了、来年からは試作機製造へ

KF-Xは4.5世代戦闘機...ステルス機の進化の可能性の道開く(ソウル経済)
韓国型戦闘機(KF -X)事業が最初の関門を越えた。基本設計を終えたのだ。今後、約14ヶ月の間にの詳細設計手順が残ったが、全体的な輪郭は事実上確定したと見ることができる。防衛事業庁が29日に発表したようにKF -X事業の基本的な骨組みが完成したものである。

韓国型戦闘機事業団が公開した最終形状を見ると、明確な特徴が出てくる。一部で期待されていたステルス機ではないもののF-16戦闘機を大きく上回る性能を持っていると思われる。特に時間が経って技術開発の進展があった場合、ステルス機の進化の余地は残しておいた。 (中略)

実験に実験を繰り返しながらKF-Xの形状も大きく変わってながら二つの特徴が生じた。最初は大きさ。胴体の長さが最初に視覚化するよりも、少なくとも1m増えた。エンジンも単発から双発になった。二つ目は、デザイン。ますますアメリカ製戦闘機に似ている。米空軍が運用するF-22ラプター戦闘機と外見が似ており「ベビーラプター」と呼ぶ人もできた。ただし、パフォーマンスはそうではない。空軍の要求水準が高くなったために最初の計画ではなく、強力な戦闘機が出てくることを期待しますがラプターとは比較自体が不可能である。

一部ではクリーン(非武装)の状態であればF-35以上のステルス性能となるだろうとの期待があるが、実状は異なっている。何よりも最終的な形状で突出した部分が少なからず目立つ。一番最初に目に入ってくるのは、コックピットの前のアクティブ敵味方識別装置(AIFF)。KF -16のコックピット前に設置された敵味方識別装置(IFF)と外観が似ている。敵味方識別装置のすぐ後にも赤外線の検出と追跡装置(IRST)が飛び出している。IRSTは敵の航空機やミサイルなどが吹き出す赤外線を感知して検出する「赤外線ナビゲーション追跡装置」。相手がIRSTを使用しているかどうかを把握するのが難しいのが特徴である。空対空戦闘で敵機がミサイルを発射しようとしたときに、赤外線信号を検出することにより、生存性を大きく高めてくれる。

垂直尾翼に付いている妨害アンテナも突出型である。さらに電子戦ポートは胴体のすぐ下に外付けで走った。武装もすべて外部マウントである。機体が大型化し、当初提示された武装よりも増えたが、空対空ミサイル4基は半埋没式となり残り武装は、外部マウント方式となっている。突出した部分が多いと敵の探知レーダーにかかる可能性もそれだけ高くなる。F-22やF-35など5世代ステルス戦闘機は、このような機器をすべて胴体と一体化し、武装も内部に格納しており反射面積を減らした。 (中略)

KF -Xがステルス機能を備えるためには、ブロック2、またはブロック3を生成する時期まで待たなければならないというものである。ただし、いつブロック2とブロック3に渡ることができるかは、誰も断言できない状況である。技術水準も問題だが、まだ中長期の要不要論提起はもちろん、予算も全く取り上げていないのが実情である。(中略)

最新のレーダーや航法装置、増えた離陸重量などを考慮するとKF -Xは最初の構想であった「F-16の性能をやや上回る程度」を超えることが期待される。かつてT-50高等訓練機を母体にして単発機を開発するという構想が公論化していた時期と比較すると、天と地の差である。 (中略)

基本設計の手順を完了によってKF -X事業は、戦闘機を製造できる実際の設計図を作成する「詳細設計(CDR)」の段階に入った。チョン・グァンソン防衛事業庁韓国型戦闘機事業団長は「徹底した事業管理を通じて来る2019年9月までに詳細設計を完了し、異常なく試作機製作に突入する計画だ」と語った。早ければ来年10月からはKF-X製作に入るということだ。試作1号機出荷目標は、2021年上半期。2022年の後半には、最初の飛行試験を経て、2026年までに開発を終了する予定である。
(引用ここまで)

 KF-X計画が基本設計を完了したそうですよ。
 で、2019年9月までに詳細設計を完了して、翌月からは試作機の製造に入るとのこと。
 いやー、韓国のパルリパルリはすごいですねー(棒読み)。

 で、KF-Xは4.5世代戦闘機であるという話がまことしやかに韓国内で広まりつつあるのですが。
 4.5世代戦闘機の定義は「基本設計は4世代だが、改良等によって一部で第5世代戦闘機の能力を獲得しているもの」というものなのですが……。
 主として限定的なステルス能力がある場合にそう呼ばれることが多いようですね。まあ、基本的には「4.5世代戦闘機であると誰かがいえば4.5世代」みたいな感じなので、別に大きな意味はないという話もあるのですが。
 「KF-XはF-16よりも強く、F/A-18E/Fやラファールよりもコスパがいい」って自称していますから、それが本当なら4.5世代なのでしょうよ。本当なら。

 本当に形状だけはミニラプターと言われてもおかしくないパクリ具合。
 ダイヤモンド型主翼とか角度のついた垂直尾翼とか。わけも分からず形状だけ似せてきているようにしか思えないのですよ。
 実際の反射特性の試験が行われたという話も聞いていませんしね。

 なお、共同開発担当で開発費の20%を供出するはずのインドネシアからの分担金支払いはペンディングされたまま
 ステルス性能獲得はBlock2、Block3で行うというようなことになっていて、現状は半埋没式ウエポンベイがあるだけ……って半埋没式のステルス性能における利点ってなによ。
 まるで半埋没式がステルス性能として有利みたいに書かれているけど、レーダー波を反射させるだけだろうに。空力特性ならともかく。

 毎度毎度、バラのような未来しか語られていないのですが。
 開発失敗したらとんでもない戦力空白が生じるし、遅延だけでも相当な問題になると思うのですが。ちなみに韓国ではF-4を2024年、F-5を2030年まで退役延長することが決まってます。
 この延長自体がKF-X計画が遅れたことに対する延長でして。
 さらにKF-Xの試作機等で問題が出て遅延すれば、空軍戦力は破綻するのですが……。世界に遅延しなかった戦闘機開発なんて存在しませんしね。

 まあ、「自主国防」を標榜するムン・ジェイン政権にとってはKF-Xは必要なパーツのひとつ。なにがなんでもやってくれることでしょうよ。
 素人目に見ても戦闘機開発経験のない国が最初の開発をやるっていう割にはつぎはぎだらけで技術要求水準ばっかり高いのですが。まあ、なんとかなるでしょう。たぶん。
 がんばれー。

知られざるステルスの技術 現代の航空戦で勝敗の鍵を握る不可視化テクノロジーの秘密 (サイエンス・アイ新書)
青木 謙知
SBクリエイティブ
2016/12/15

お笑い韓国軍:予備役兵にはパットン戦車、105ミリ牽引砲、M-16を配備……なお日給は1600円

<Mr.ミリタリー>韓国大統領は精鋭予備軍を要求、現場では50年前の武器使用(中央日報)
文大統領は「予備軍全員が自負心と誇りを持てるよう努力しなければいけない」とも話した。しかし予備軍訓練補償費は最低賃金(7530ウォン)を大きく下回る時給2000ウォンにすぎない。一日に1万6000ウォンを受ける。予備軍はこれを「愛国ペイ(pay)」と呼んで笑う。愛国心を前に出して労働力を搾取するということだ。出前などのアルバイトでその日の生活費を稼ぐ一部の予備軍は生計が脅かされる。このような形で予備軍に自負心が生じるだろうか。一方、米国は階級によって一日に8−22万ウォンを受ける。イスラエルも8−10万ウォン水準だ。国防部は予備戦闘力が重要だと言いながらも実際には予算を配分しないのが現実だ。

予備軍の戦闘装備はとんでもない。転役1−4年目の予備軍で構成された動員師団の戦車はM48系列の旧型だ。野砲は1960−70年代に使用した105ミリ牽引砲だ。現役当時に自動化された最新型K−9自走砲を運営した人たちが、生まれて初めて見る手動式旧型刑野砲で戦闘できるのか疑問だ。旧型野砲は方位角計算など数カ月間にわたり熟練してこそ十分に機能を発揮できる。動員師団は戦争が発生すれば直ちに前方に投入される部隊であるにもかかわらずだ。動員師団の予備軍にはまだK−2小銃でも与えられるが、残りの予備軍には一度も経験したことがないM16小銃が支給されている。予備軍の毛布やポンチョの支給率は60%台、個人の火器と防弾ヘルメットは50%台と、基本の部分も欠けている。
(引用ここまで)

 韓国陸軍における特色として、軍事境界線に延々と戦車を配備しているということが挙げられます。
 その数、実に2000輌以上。
 内訳はM48A3、A5がそれぞれ300輌。K1、K1A1があわせて1500輌、K-2が100輌。  M48A3、A5がまだまだ数百輌単位で現役で、ようやくM48A3の引退がはじまりつつあるというのが現状なのですが。
 90ミリ砲を搭載した比較的初期型のM48A3がこれほど現役として稼働している国ってないんじゃないですかね。
 書類上では稼働しているというだけの話のような気もしますけど。対北朝鮮のブラフとして。

 K-2の当初生産予定数が600輌だったのは、M48A3、A5をすべて置き換える予定だったからなのでしょうね。
 で、実際の生産数がその半分になったというのは、調達価格か性能のどちらかになんらかの問題が生じているのでしょう。

 ま、それはそれとして。
 予備役にはKー2戦車ではなくM48A3。
 K-9自走砲ではなく105ミリ牽引砲。
 Kー2小銃ではなくMー16……これはMー16のほうよいような気がします。
 まあ、国民皆兵を国是としてきた影響でしょう。
 末端まで装備が行き届かない。
 とりあえず見た目だけ揃っていればいい、という基本方針でやってきたツケが回っている、ということなのでしょう。

お笑い韓国軍:「声が10km以上届く」はずの対北朝鮮宣伝スピーカー、実際には3kmしか届かない不良品だった

撤去された対北朝鮮拡声器、北朝鮮まで音が届かない「不良品」だった(中央日報)
ソウル中央地検防衛事業捜査部は13日、ブローカーを動員して166億ウォン規模の対北朝鮮拡声器事業を落札した音響機器製造業者インターエムの代表と業者側に便宜を提供した元国軍心理戦団長(大佐)、ブローカー2人の4人を偽計公務執行妨害、職権乱用、斡旋収賄などの容疑で逮捕、起訴したと明らかにした。不正にかかわった軍と業者関係者ら16人は在宅で起訴された。

対北朝鮮拡声器事業は2015年8月の北朝鮮による非武装地帯(DMZ)での木箱地雷挑発後に対北朝鮮心理戦を強化するために推進された。事業者に選ばれたインターエムは2016年末に拡声器40台(固定型24台、機動型16台)を供給したが、性能が落ちるという指摘とともに入札不正疑惑が絶えず提起されていた。

検察が2月に監査院の要請により捜査に着手してから3カ月にわたり捜査を進めた結果、インターエムの拡声器は軍が要求する「可聴距離10キロメートル」に満たない「不良品」であることが明らかになった。軍は導入過程で拡声器の可聴距離を昼間・夜間・明け方の3回評価したが、性能は半分水準にとどまったことがわかった。これを受け業者はブローカーを動員してロビー活動を行い、軍は元心理戦団長らの指示により騒音の小さい夜間や明け方のうち一度だけ評価を通過すれば合格するようインターエムのために基準を低くしていたことがわかった。

事業に入札した8社のうちインターエムが単独で1次評価を通過する過程でも輸入部品を国産と偽るなどの違法があったものと検察は把握した。インターエムは軍で作る提案要請書評価表にもブローカーを動員して自分たちに有利な事項を評価項目に反映したりもしていた。検察は「質問用紙と解答用紙をすべて業者が作成したのと同じだ」と話した。
(引用ここまで)

 毎度おなじみと言うべきか。
 お笑い韓国軍、いつものオチ。

 非武装地帯に設置して、韓国側の主張を北朝鮮に聞かせるというスピーカーが設置されていたのです。
 これ、伝統といってもいいくらいに延々とやってきたことでした。
 ただし、太陽政策でノ・ムヒョン政権時代の2004年に南北合意で中止が決定し、撤去されていました。

 再開されたのは2015年に北朝鮮がDMZに地雷を設置し、韓国兵が負傷したという事件があってから。
 報復として「韓国はこんなに経済発展しているぞ」「北朝鮮は圧政を敷いているから国民は干上がっている」というような内容を宣伝しはじめたのです。
 ただ、さすがに中止してから10年以上経過していたのでスピーカーも新調しなければならないということになりまして。

 要求スペックは10キロメートル向こうにまで声が聞こえるということ。
 設置した当時は「夜間なら24キロ、昼でも10キロは声が届く。車載できる機動型は北朝鮮からの射撃も避けられる」と自信満々の声明が出ていたものでした。
 ただ、当初から「出力が弱いんじゃないの」という疑惑があり、その後に納入業者の汚職疑惑が報道されていました。
 スペックを調べたら3キロまでしか声は届かないものだったとのこと。
 非武装地帯であるDMZは2キロほどあるので実質的にはほぼ無意味。国境を守る北朝鮮の軍人にはどうにか聞こえていたかもしれないというていど。

 「不良品」とありますが、実際にはスペック未達のスピーカーで差額をポッケナイナイしてしまったといういつものオチ。
 「新しい福祉政策には6兆ウォンかかるけど財源はどうするの?」って聞かれて、共に民主党は「チェ・スンシル関連予算と防産不正を正せばいい」とか答えていましたが、その気分も分からないではないですね。

ルポ 絶望の韓国 (文春新書)
牧野愛博
文藝春秋
2017/5/19

韓国の「名品戦車」ことK-2のパワーパック問題、ついにドイツ製変速機採用で決着……か?

K-2戦車「国産エンジン+外国製変速機」化... 海上哨戒機も国外で購入(ヘラルド経済・朝鮮語)
防衛事業推進委員会は7日、ソン・ヨウンム国防部長官の主宰で109回の防水委を開催して「K-2戦車2次量産パワーパックを国産エンジンと外国製(ドイツ製)変速機で構成して、2019年から2020年までに戦力化すること審議議決した」と明らかにした。

K-2戦車はのパワーパックは1次量産で外国製エンジンと変速機で構成され、生産された。以降の国産化のために2次量産計画は国産パワーパック(エンジン+トランスミッション)を搭載する計画であった。しかし、国産変速機に不具合が継続的に発見された。2016年度に予定されていたK-2の2次戦力化事業開始時期も遅れることしかなかった。

これに対して国産変速機メーカーは軍の高い要求水準を問題視しており、軍の検査過程が不合理であると主張した。防推委は第107回の会議で、国産変速機に対して耐久度再検査の機会を与えると決定したが、変速機メーカーが耐久度再検査の機会を拒否したことが分かった。防衛事業庁は国産エンジンとドイツ製変速機を結合して試験運用期間を経て量産を推進するという計画である。
(引用ここまで)

 9時半から南北首脳会談なのですが、それまでなにも書かないのもアレなので書き忘れていたK-2のパワーパック問題の話でも。
 紆余曲折を経て斗山インフラコア製のエンジンと、ドイツのレンク製変速機という構成になってパワーパックを採用するということになりました。2月に決定していたのですが、取り上げるタイミングを失ってしまっていたのでこの機会に。
 けっきょくのとこ、変速機を作っていたS&T重工業は白旗を上げて終了。

 これまでの経緯をざっと書くと……。

 陸軍「K2戦車は純国産の名品戦車(自分で言っちゃう)、600輛製造! 輸出もばんばんしていくぞ!」
   ↓
 韓国の技術力ではパワーパックの製造ができないことが判明。初期生産の半数はドイツ製に?
   ↓
 韓国メディア「パワーパックの製造に成功したのはドイツだけだから韓国で失敗してもしかたない」とか嘘をつく。
   ↓
 K-2の量産予定を600輛→200輛に減数。第1期生産分100輛はすべてドイツ製パワーパックを採用
   ↓
 追加生産分約100輛については国産パワーパック採用が決定
   ↓
 ついで3次生産分約100輛の追加生産が決定。全生産数は約300輛(予定)に。
   ↓
 ただし開発チームはすでに解散済
   ↓
 S&T重工業の生産する変速機が9600km走破の耐久テストに合格できないことが判明。
   ↓
 6回目のテストを行ってもどうしても合格できない
   ↓
 S&T重工業、業を煮やして封印してドイツに送って原因究明するべき部品の封印を勝手に破ってしまう
   ↓
 S&T重工業「耐久テストのハードルが高すぎる。訴えてやる!」と韓国政府を提訴
   ↓
 S&T重工業、軍から第7回耐久テストを依頼されても試作変速機を提出するつもりなし
   ↓
 ヒュンダイロテム、1日4500万円相当の天文学的遅延賠償金支払い義務(上限なし)に頭を抱える。
   ↓
 国産変速機の採用を断念
   ↓
 ドイツ製変速機の採用が決定←イマココ

 これまでS&T重工業の作った変速機にクラック等が入るということで糾弾されてきており、まるで「ドイツ製の変速機を採用すればすべて解決」というような感じになっているのですが。
 エンジン部分が負荷を与えているから変速機が破壊されているんじゃないかな……という感じもありますよね。あるいは足回りに問題があるのか。
 S&T重工業は「おまえら積弊企業な」って指定されそうになっていて「技術力不足と不正行為を一緒くたにしないでくれ!」って泣きが入っていましたっけ。
 
 38度線にまんべんなく戦車を配置する必要があるという韓国陸軍の特性から、2000輛を越える戦車を配備しなければならないという独自の事情があるのですが。
 そのうち600輛はパットン戦車のM48A3が300輛、M48A5が300輛、それぞれ現役でがんばっているっていう。
 M3なんて初期装備の90mm砲だっていうから驚きです。
 当初のK-2は600輛製造するという予定はこれらのリプレイスをするはずだったのですけどね。
 少なくともM48A5は当分、現役のまま……ということか。

ガールズ&パンツァー 戦車道ノススメ 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
葉来緑
KADOKAWA / メディアファクトリー
2017/2/23

お笑い韓国軍:韓国国会「パワーパックが国産化できないだと? もう一度試験をやりなおせ!」→ミッション製造企業「もう……ゴールしてもいいよね……」

防衛事業推進委、K2戦車国産パワーパックについて第7回の性能試験を決定(ニューシス・朝鮮語)
  ↓
岐路に立ったK2戦車国産パワーパック(慶南道民日報・朝鮮語)
軍当局がK2戦車国産パワーパック(変速機+エンジン)の変速機について7回の性能試験を実施することを決定した。

防衛事業庁は29日、ソンヨウンム長官主宰でソウル国防部画像会議室で第107回防衛事業推進委員会を開いて、このような内容の案件を審議・議決した。 (中略)

K2戦車1次量産事業は外国産パワーパックを装着して、2014年から優先化して陸軍では、現在約100台を配置・運用している。軍は2次量産は100対3次量産は約100台量産する計画であることが分かった。

しかし、K2戦車2次量産は1次量産とは異なり、国産パワーパック搭載を推進している。だが、国産変速機の開発企業が耐久度(国防規格)の基準を継続的に満たせないために戦力化が遅れていると防衛事業庁は説明した。
(引用ここまで)
K2黒豹戦車2次量産のための国産パワーパック(エンジン+トランスミッション)トランスミッション部分再試験決定が下されたが、トランスミッションの開発担当会社であるS&T重工業は苦い表情を隠せずにいる。先月29日に開かれた107回防衛事業推進委員会の会議で、国産変速機耐久度再検査を審議・議決したが、S&T重工業が主張した国防規格基準の緩和は受け入れていないからである。 (中略)

防衛事業推進委員会会議の正確な結論は「S&T重工業にもう1回、耐久度検査の機会を与える。これに応じないか、または耐久検査で国防規格に合格できなければ外国産に置き換える。ただし、既存の耐久度基準の変更はない」ということだ。 (中略)

もう一度チャンスを与えたが、事実上最後通告を受けたも同然であるS&T重工業は言葉を慎んでいる。しかし、S&T重工業幹部がビジネス紙とのインタビューで防衛事業推進委の決定について「現在の規定では、耐久度検査に合格するのは無理」と述べた。内部的には、今回の防衛事業推進委の決定に否定的な気分が大きいようである。
(引用ここまで)

 K2戦車のパワーパック問題続報。
 パワーパックとはエンジンとミッションを組み合わせたユニットの総称。
 韓国ではK2戦車のパワーパックを国産化する予定だったのですが、第1次量産では開発が間に合わずにドイツ製のパワーパックを全量である100輌分輸入して間に合わせることとなりました。
 ついで2次量産、3次量産に向けては韓国の独自技術(部品はドイツ製)で製造されたパワーパックを導入するはずでした。
 K2戦車は輸出も目論んでいたので、どうしても核心部品であるパワーパックを国産化しなければならなかったのですね。
 ですが、こちらでも間に合わない。
 何度試験しても、トランスミッションが不具合を出してしまうという状況だったのです。

 本来であればトランスミッションを開発するはずであったS&T重工業は6回の試験にすべて失敗して「ハードルが高すぎる! 訴えてやる!!」という激オコモードを経て、「もう無理。開発終了。違約金払うわ。ただしミッションの額だけな」って方針に転じています。
 それを受けて「斗山製の国産エンジン+ドイツ製ミッション」というハイブリッド国産方式に変更され、内部的には決定されました。

 というか、これ以外に手はないし、すでにK2のガワは50輌以上生産されてて製造企業である現代ロテムが収納場所に困っている状況。ガワだけでは納品できませんからね。
 一部の車両は雨ざらしになっているとのこと。
 一刻も早くとにかく使いものになるパワーパックが必要なのです。
 ですが、このタイミングで国政監査(韓国の国会議員による監査)でハイブリッドパワーパックがフルボッコにされたとのこと。

 「こくさんか できないとは なにごとだ」

 ということで、もはやトランスミッションの自製を諦めたS&T重工業にもう一度テストをしなさいという話になっているのですが。採用基準は以前のものと同じなので、S&T重工業にはテストを受ける気すらない状況。
 そもそも、6回目の試験失敗のあとに「ハードルが高すぎるんだよ!」って叫んで遁走したような状況ですからね……。
 ミッションの製造、それも戦車のものとなれば破格の難しさでしょうけどね……。

 自称・名品兵器とされていて、数百輌、いや1000輌を超えるほどの輸出も可能なはず……と夢ばかりが膨らんでいたK2戦車ですが、迷走しまくっている状態です。
 いや、2次量産分は迷走以前に走れない状況ですけどもね(ドヤ顔)。

お、新紀元社のこのシリーズがKindle化されていたとは。
図解 戦車 F‐Files
大波篤司
新紀元社
2007/12/28

インドネシアが出資していた韓国戦闘機KF-X事業への支払いを保留、その背後にはムン・ジェインによる防衛産業叩きがある模様

インドネシア、韓国型戦闘機、今年の下半期分担金1389億ウォン、最終的に未納(イーデイリー)
国会国防委員会所属のキム・ジョンデ議員と防衛事業庁、インドネシア政府の韓国型戦闘機(KF -X)分担金の支払い問題をめぐり交錯主張を出したのと関連して、期限が過ぎた11月1日現在までに、インドネシアの分担金この納付されていないことが分かった。

韓国型戦闘機(KF -X)研究開発事業の共同投資・開発国であるインドネシア政府が2017年度下期分担費用1389億ウォンを11月1日現在までに納付しなかったことが確認された。

去る9月27日、金議員は「インドネシア政府が韓国政府に「KF -X分担費用の支払いが難しい」という意思を伝えた」とし「政府レベルの特段の対策が必要だ」と指摘した。これ防衛事業庁は当時△4月分担金支払いが計画通りに履行されて事業が正常進行中△インドネシア政府からの分担金納付が難しい公式通知を受けてない△10月まで分担金が計画通りに実施されるように、インドネシア政府と協力中と反論した。

KF -X共同投資・開発事業は、2008年8月、韓国政府が11カ国に非公式に投資の意思を打診して、インドネシアが唯一の答えを送ってきて始まった。投資額はKF -X総事業費8兆8000億ウォンのうちに引っ越し(AESA)レーダーの研究開発費と事業進行費などを除いた7兆5000億ウォンの韓国政府60%、インドネシア政府20%、韓国航空宇宙(047810)(以下KAI)20%で分担する構造で構成されている。

しかし、実の契約は、両国政府ではなく、インドネシアの公企業であるPTDi(PT Dirgantara Indonesia)と韓国側システム開発企業であるKAIの間で締結された。だから、インドネシア分担金が期限内に納付されない場合、開発費の40%にもなる費用をそのままKAIが抱え込むされる仕組みだ。現在KAIはスリオンヘリコプター監査をはじめと前経営陣の不正疑惑などで資金流動性不足に苦しんでいることが知られている。分担金納付遅延の事態が長期化する場合、KF -X事業に深刻な支障が予想されるというのが金議員の指摘だ。
(引用ここまで)

 9月の時点で明らかにされていたのですが、やはりインドネシアがKF-Xの開発資金支払いを保留していることが確認されました。
 当時、「インドネシアからの支払いになにも問題はない」という声が韓国の国防部周辺からは聞こえていたのですが、案の定嘘でしたね。
 インドネシア側はこれに対して公式にも非公式にもコメントは発していないので、詳細は不明です。

 ただ、記事中にあるように、インドネシアとの契約主体は韓国政府ではなくKF-Xを開発しているKAI。
 インドネシアとしては、現状のKAIにまつわる厳しい「積弊勢力認定」による捜査……というか、ムン・ジェイン政権による介入が気になるところなのでしょう。 CEOは逮捕、副社長は自殺……ですからね。 

 そもそもインドネシアに渡るであろうIF-Xはモンキーモデルになるという話もありました。
 さらにいまだにアメリカからの技術移転もうまくいっていないという話もありました。
 BLOCK1は一切、地上攻撃ができないという話まで出ています。

 ただ、ムン・ジェイン政権がパク・クネに賄賂を送ることで軍事企業として隆盛してきたのではないかという疑惑のあるKAIを許すとも思えません。
 そのムン・ジェインによる怒りのゲージは、そのままインドネシアにとっては不安のゲージそのものになるわけです。
 というわけでKAIの処遇がどうなるか判明するまで分担金留保というのは当然ともいえる施策ではないでしょうか。

これ以上やさしく書けない 戦闘機「超」入門
関賢太郎
パンダ・パブリッシング
2017/10/13

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