楽韓Web

韓国に関する話題を面白おかしく、韓国の文化背景を含めて解説してしまうサイトです。

アンガラロケット

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KSLV-1、3回目の打ち上げに向けて韓国政府が点検団を結成

韓国初の人工衛星搭載ロケット 政府が点検団構成(聯合ニュース)
>韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)」(KSLV−1)の3回目の打ち上げに向け、宇宙技術分野の専門家11人からなる総合点検団が構成された。教育科学技術部が17日に明らかにした。

 羅老号は2009年8月に初めて打ち上げられたが衛星を目標軌道に乗せることができなかった。2010年6月の再打ち上げも、ロケットが飛行中に爆発し、失敗に終わった。

 点検団は18日から、来年10月ごろと予想されている3回目の打ち上げまでの推進過程を客観的に点検する。点検過程で不十分な点が見つかった場合は、韓国航空宇宙研究院と韓国科学技術院(KAIST)人工衛星センターに改善を建議できる。
(引用ここまで)

 とりあえずアンガラロケットである1段目は2回とも成功しているので、3回目もおそらくは成功するであろうと。
 で、問題はなんの打ち上げ実績も持っていない国の作っている2段目……ということになるわけでしょう。
 当然、点検というのは韓国がいうところの2段目、普通にいうところのキックモーターの点検なのでしょうが。
 やっぱり技術がなにもないというのは辛いことですね。
 打ち上げのスケジュールもなにも自分の自由にできない。できることといったら、自前のキックモーターの点検だけ。
 これで打ち上げるものはただの信号発信器なのだから、なんというか……全般的に辛い話ですね。

羅老号、数回に渡る「韓露合意」記事を経てようやく本当の?3回目打ち上げに合意

羅老号:韓ロ、3回目の打ち上げに合意(朝鮮日報)

 ようやくというかなんというか、アンガラロケット試作3号機……じゃなくて、ナロ号3号機が打ち上がることが合意されたそうです。
 これまでの合意ができたという話はなんだったのでしょうね。しかも、複数回の。
 韓国というテストフィールドで3回の実地打ち上げテストができる、それもアゴ足つきで。なんという恵まれた環境なのでしょうか。
 しかも一段目の信頼性は1回目、2回目ともに確認できたわけで。
 まあ、ロシアの宇宙開発はけっして順調じゃないのですが、アンガラロケットに関してはうまくやれているほうでしょうね。

ロシア「アンガラロケットは問題ない。2回目の打ち上げ失敗も韓国側の責任だ」

ロシア「羅老号打ち上げ失敗にわれわれの責任はない」(中央日報)
「羅老再打ち上げ失敗の責任はない」ロシア側調査委(9月1日) - (聯合ニュース)

 下の記事はクリックすると動画が自動スタートするので気をつけてください。
 んで、ロシア側の見解としてフルニチェフ社の製造した1段目、すなわちアンガラロケットには異常はなし。1回目の打ち上げと同様、韓国側の失敗であるということを表明したわけですね。
 さて、これで3回目の打ち上げがあるのかないのか。
 ちなみに韓国側は「ロシア側の勝手な言いぐさで我々は認めていない」と反発していますが、さてはて。

 というか韓国側の独立調査団も「2段目に搭載されていた自爆装置の誤動作」って結論を出しているのですよ。
 それを認めていないのは韓国の当事者だけっていうね。

アンガラ……じゃなくてナロ3号機、来年第3四半期に打ち上げか?


 とりあえずロシア側もアンガラロケットのテスト打ち上げ3号機……じゃなくてナロの打ち上げ自体には合意しているのですね。
 んで、それに先だって2号機の失敗原因を究明するための会議を行ったのだけども、けっきょく結論が出ずに9月末に第2回会議と。
 このまま延々と会議を繰り返しそうな気がするなぁ。
 韓国国内で究明された自爆装置の誤作動で決まりでしょ。
 予定としては来年の第3四半期……か。まあ、メモ。

アンガラロケット試作2号機こと羅老2号、韓国側自爆装置の作動で打ち上げ失敗だった


 韓国のマスコミが一斉に「KSLV-Iの失敗を共同で原因究明に」って報じていますが。
 実は東亞日報の記事の冒頭にちょろっと書いてあるのですが──
>これに先立ち、韓国側の独自調査団の「羅老号2次打ち上げ調査委員会」は、羅老号打ち上げ失敗の責任が2段ロケットを製作した韓国研究チームにあると意見をまとめた。
(引用ここまで)

 という報道が先立ってあるのですよ。
 シンシアリーさんとこにもさんとこにも「キックモーター(韓国では2段目とされている)の自爆装置が誤作動して爆発してしまった」という記事が掲載されていまして。

 なんだ、けっきょく一足飛びに色々なものを解決しようとして、なにも手に入らなかったっていうオチですか。
 基礎をやらずに、いきなり憧れの応用をやってみたんだけども基礎がない人間に応用ができるわけもなく。
 科学に限らず、人間がやることなんて一歩ずつ順序を踏んでいく以外に手だてはないのにね。

ナロことアンガラロケットテスト、ロシア側からも3基目製造のコメント

羅老号:1段目ロケット、ロシア側が負担へ(朝鮮日報)
 羅老の1段目ロケットを製作するロシアのクルニチェフ国家研究生産宇宙センターのウラジミール・ネステロフ社長はこのほど、ロシアでの現地メディアのインタビューに対し「羅老の3回目の打ち上げに必要な1段目ロケットの製作費用はロシアが負担する」と語った。

 同社長はまた「韓国に提供した1段目ロケットは、ロシアが開発している次世代の『アンガラ・ロケット』の重要構成部分で、同ロケットの打ち上げ実験は2013年だが、羅老打ち上げと同時に実験は始まった」と述べた。

 発言は「韓国が2億ドル(約164億円)もの資金を払い、ロシアの未完成ロケットの開発試験場の役割をさせられている」との韓国の一部専門家の指摘を認めるもので、今後論議を呼びそうだ。
(引用ここまで)

 まあ、これはいくらなんでも決まりかなぁ。
 これまで韓国側からだけ何度何度何度何度も「打ち上げはする」って話があって、その度にロシアは完全沈黙で面白かったんですけどね。

 でも、これって正直なところロシア側に利がない話じゃないですから。
 出力制御したモンキーモデルとはいえども、新規開発エンジンのテストが3回も実地打ち上げでできるなんてことはそうないですよ。しかも、金を出してもらって。

 1週間ほど前のロコットロケットもも久しぶりに失敗していますし。
 これからのアンガラロケットの商業打ち上げを考えるに、この3回目の打ち上げに関してはあってもそれほど不思議じゃないとは思います。
 韓国のメンツとロシアの実利がちょうどうまく噛みあったんじゃないでしょうか。

10年以上を無駄に費やしたKSLV-1の反省

宇宙開発、前途遠い韓国(上) - (朝鮮日報)
宇宙開発、前途遠い韓国(中)
宇宙開発、前途遠い韓国(下)
「独自技術による失敗が宇宙大国への近道」

 朝鮮日報による現在の日中韓のそれぞれの持つ宇宙開発能力を上中下編で解説して、さらに本来であればどうすべきだったかという話をコラムで書いている……という記事構成。
 そもそも論として、韓国が「自国での衛星打ち上げ用ロケット開発」をするべきなのかっていう問題があるんだけどなー。
 下編の「アメリカとのミサイル開発協定云々」にもありますが、一般的には宇宙開発≒大陸間弾道弾開発なので兵器開発の一環というのもあるのでしょうが。
> 実際に羅老号を開発する以前、韓国も90年代初めからロケットの独自開発を進めていた。それまで順調だったロケット開発計画に混乱が生じた背景には、政治的要因があった。98年に北朝鮮がテポドン・ミサイルを発射したことを受け、韓国も相応のロケットを開発すべきだという要求が政界から上がり、これによって独自開発計画に狂いが生じた。その結果、ロシア側の技術に依存してロケットを打ち上げる方向に転換。ところが、当初目標にしていた05年の打ち上げは、ロシア側との宇宙技術保護協定の遅延で09年にずれ込んだ。もし、独自開発計画が持続的に進められていれば、失敗したとしても、それは韓国の「栄養」として残っていただろう。
(引用ここまで)

 まあ、確かにそれはそうなんだけど。
 自国開発するのであれば10年以上を完全に無駄に過ごして、かつ多少なりとも製造できるノウハウを遺失してしまったという。
 ロシアから技術をもらうつもりでいたんだろうけど、それだったらソユーズで使われているRD-107の技術移転込みでの打診を断るとかも意味不明。

 少なからず「基本的になにがやりたかったのか」が分からないんだよな。ロードマップというかグランドデザインというか。
 日本から技術を盗みまくったのと同様で、ロシアからも盗めると思っていたのかなぁ……。
 KSLV-1に関してはもう何度経緯を辿っても意味不明。
 それが韓国人の自尊心(実際には虚栄心)というものであるという話であれば、それはそれとして理解できる意味不明さではあるのですけどね。

「3回目の打ち上げに合意」していたはずのアンガラロケット、打ち上げ無限延期

羅老号:失敗原因究明できず、再打ち上げ延期へ(朝鮮日報)

>  教育科学技術部の金善玉(キム・ソンオク)巨大科学政策官は同日、「韓国側はロシアが製作した1段目・2段目ロケットの分離装置を失敗原因とみているのに対し、ロシア側は韓国が製作した『飛行終了システム』(FTS・軌道を離脱したロケットを爆発させる装置)を失敗原因として挙げ、共同で検証を進めてきたが、見解の差を埋めることに失敗した」と述べた。
(引用ここまで)

 何度も何度も、「三度目の打ち上げに合意」だの「合意文書に署名」だの言い続けてきたのですが、案の定。

 もう、韓国にとってはなんの関わりもないアンガラロケットのことは忘れて、2020年頃に打ち上げるというKSLV-2に注力したら?
 KSLV-2の打ち上げ目標が当初2018年予定だったんだけど、すでに現時点で 2年延期していることも忘れてさ。
 これで羅老号が終了だとすると、KSLV-2の現物が出てくるまでにおそらくブラジルが独自ロケットでの打ち上げを成功させちゃうと思うけど。

 それ以前にKSLV-2の現物が出てくることがあるのかどうかという問題もありますけどね。
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