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韓国に関する話題を面白おかしく、韓国の文化背景を含めて解説してしまうサイトです。

イ・デホ

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飲酒運転の韓国人メジャーリーガー、カン・ジョンホ「このままだと選手生命が終わる! 罰金刑に減刑して!」 → 結果、選手生命終了へ

“飲酒運転”姜正浩、大リーグ復帰に赤信号…控訴審でも懲役刑(中央日報)
ソウル中央地裁刑事控訴4部(部長キム・ジョンムン)は、18日に開かれた控訴審で懲役8カ月・執行猶予2年を言い渡した1審判決をそのまま認めた。 (中略)

姜正浩は先月末、控訴審を控えて開かれた結審公判で「過ちは小さくないが、野球をやめろというのは死刑宣告と同じだ。罰が重すぎる」と訴えたが受け入れられなかった。

懲役刑を受ければビザの発行が不可能となり、米国に入国できなくなる。姜正浩が罰金刑にしてほしいと訴えたことはこのためだ。姜正浩は1審判決以降、韓国内で個人トレーニングを重ねてきた。
(引用ここまで)

 韓国野球ネタを3本ほどまとめて。

 ピッツバーグ・パイレーツ所属のカン・ジョンホの飲酒運転→自損事故について控訴審がありまして、控訴棄却。懲役8ヶ月執行猶予2年の判決がそのまま言い渡されました。
 おそらく大法院(日本の最高裁相当)に上告しても同じように棄却されて終了でしょうね。
 執行猶予期間は確実に就労ビザは出ないでしょうし、それが終わっても有罪判決を受けた人物を入国させるかどうかは向こうの都合次第。
 まあ、メジャーでのキャリアは終了したと見なしてもいいでしょう。
 現在、40人ロースターからも除外され、かつ年俸の支払いも保留される制限リストに掲載されているので、ピッツバーグ・パイレーツには具体的な損害はないのですが。こんな危険な選手を獲得する必要はないですね。
 しかし、減刑してほしい理由が「このままだと選手として活動できないので罰金刑にしてほしい」とか、どれだけ甘えているんだか。
 ESTAも却下されているので、短期入国も無理。
 おっと、6月のBABYMETAL公演用にESTAのステータス見ておかないと。たぶん、まだ有効期間だったと思うのですが。

野球:イチロー超え金泰均、70試合連続出塁達成(朝鮮日報)
 16日のネクセン・ヒーローズ戦(ソウル・高尺スカイドーム)に5番・指名打者で出場した金泰均は、5回表に回ってきた2回目の打席で、右腕チェ・ウォンテの初球をはじき返してレフト前ヒットにし、1塁を踏んだ。金泰均は昨年8月7日からの連続出塁記録を70試合に伸ばし、1994年にイチローが日本で作った最多連続出塁記録(69試合)を越えた。

 親しみやすいイメージから数十のニックネームがある金泰均だが、今回の連続出塁記録で「キム・チロー」(金泰均+イチロー)という新しい名前をファンにもらった。専門家は「悪い球に手を出さない優れた選球眼、ひとたびバットを振れば正確に球に当てる力はイチローに引けを取らない」と評価する。(中略)

イチローを超えた金泰均には、米大リーグ記録更新という挑戦が残っている。大リーグ最多連続出塁は1949年にテッド・ウィリアムズ(1918−2002年)が立てた84試合だ。
(引用ここまで)

 日本からまさに「逃げ帰った」キム・テギュンが、イチローの持つNPBの連続出塁記録を上回ったそうですよ。
 日韓通算記録でもないのに、日本と比べられてもなぁ……。
 記事中の「数十のニックネームがあるキム・テギュンだが」が気になる方は「キム・テギュン あだ名」で検索してみてください。くだらなくてけっこう面白い。

李大浩 韓・米・日通算2000安打達成(聯合ニュース)

 最後は数あわせですが、イ・デホが日米韓で合わせて2000本安打を達成したそうですよ。
 そういえば、イ・デホは韓日係数を上回った数字を出したのですよね。そのうち取り上げましょうか。

韓国人メジャーリーガーが怪我だらけなのは「美徳」があるから?

MLB:故障者続出の韓国人大リーガー、背景に韓国野球の「美徳」(朝鮮日報)
 韓国のプロ野球は個人よりもチーム成績を徹底的に優先させる。韓国では軽いけがを押してプレーすることを「美徳」とみなす傾向が強い。朴炳鎬はキャンプ時から手首に違和感を覚えていたが、言い訳になると思って周囲に言わなかったという。

 野球解説者のミン・フンギ氏は「かつての朴賛浩(パク・チャンホ)や金炳賢(キム・ビョンヒョン)のように、渡米した選手は自分の肩に韓国の野球の名誉がかかっていると考え、ファンの期待に応えようと復帰を急ぐあまり、かえって故障を深刻化させた。体の調子が悪ければ球団に早く伝えて完全に治すことが重要だ」と指摘した。同じく野球解説者のチェ・ヒソプ氏も「大リーグは日程がタイトで移動距離が長く、体力の負担が非常に大きい。7月からは誰が体調管理に成功するかがカギになるだろう」と語った。
(引用ここまで)

 記事中では負傷者リストに入っているのがキム・ヒョンスとリュ・ヒョンジンだけになっていますが、チュ・シンスも今シーズン3度目の負傷者リスト入り。
 1日だけ(正確には2打席)の復活を経て1ヶ月ほどプレイしたのですが、腰痛がひどくてプレイできないとのことで今日から欠場。

 ま、アスリートは身体のどこかを痛めているものですよ。
 100%間違いなくどこかに故障個所を抱えています。
 ただ、それが原因で期待されているパフォーマンスを出せないのであれば、メジャーの場合はとっとと故障者リストに入ったほうがいいのですよね。
 そうするとマイナーからひとり選手を引き上げることができるので。

 ここまでの韓国人選手の状況を整理しましょうか。
 一時期は40本ペースだとか韓国マスコミに持ち上げられていたパク・ビョンホは調子を落としてマイナー落ち。
 女性から告発されているカン・ジョンホも20日までの月間打率.176。
 靱帯断裂+骨折の影響なのか、事件の影響なのか、再度データ収集されたのか微妙なところ。どっちにしても不調です。
 打者で唯一の生き残りといってもいいイ・デホも調子は右肩下がり。月間打率.238、月間OPSが.757。ファースト/DHでこれはきつい。手首の負傷だという話ですが。
 イ・デホとキム・ヒョンスは負傷もあるのでしょうが、プラトゥーン方式での出場だったのでデータが少なかったものがようやく揃ってきて、対応されてしまったというところですかね。それぞれ打席数は208と173。
 キム・ヒョンスは「調子を崩してきたかな?」くらいのところで負傷者リスト入りだったので、実際はなんともいえませんが。
 チュ・シンスは今年は全体のゲームの1/3にすら出ていないので評価なし。ふくらはぎ、ハムストリングス、腰痛とそれぞれ異なる部位で負傷者リスト入りで34歳にしてもはや引退寸前のプレイヤーのようです。
 オ・スンファンだけはよくやってますね。

 まともに生き残っているのがオ・スンファン、そしてイ・デホだけとなってしまいました。日本を経由した選手だけ、ですね。
 特にパク・ビョンホは悲惨の一言だなぁ……。


韓国人「好成績のイ・デホをレギュラーにしろ」 → それでは成績を分析してみよう

<大リーグ>李大浩、マルチ本塁打でもベンチに…監督の固執?(中央日報)
シアトル・マリナーズのスコット・サーバイス監督(49)はいつまで我を張ることができるだろうか。

李大浩(イ・デホ、34、シアトル)は12日、米ワシントン州シアトルのセーフコフィールドで行われたテキサス・レンジャーズ戦の先発メンバーから外れた。前日、2打席連続本塁打(今季9、10号)を放って7−5の勝利に貢献した李大浩はこの日、テキサスの先発が右腕投手コルビー・ルイスだったため先発から抜けた。

李大浩は1−1だった延長10回裏、一死一塁の場面で代打で登場した。シアトルのホームファンは起立拍手で李大浩を迎えた。マウンドには4月14日に李大浩にサヨナラ2ランを浴びたテキサスの左腕投手ジェイク・ディークマンがいた。しかしテキサスは李大浩が代打で出てくると、ディークマンに代えて右腕マット・ブッシュをマウンドに送った。李大浩はボールカウント1ストライクからブッシュの2球目のスライダー(145キロ)をライト前に弾き返した。しかしシアトルは一死一、二塁のチャンスを生かせず、延長11回の末、1−2で敗れた。

シアトルタイムズのライアン・ディビシュ記者は「この日の試合前、サーバイス監督は『すべての韓国人はおそらく私のために幸せでないだろう』と語った」とツイッターで伝えた。本塁打2本を打った選手を翌日にベンチに座らせることに対する監督の申し訳ない気持ちを伝えたのだ。リップサービスを十分にする代わり、サーバイス監督は自分の起用法を変えなかった。

サーバイス監督は一塁手にプラトーンシステム(似た実力の2人の選手を交代で起用)を徹底的に適用している。相手先発が右腕投手の場合は左打者のアダム・リンド(33)を、左腕の場合は右打者の李大浩を一塁手に起用する。プラトーンシステムは両選手が監督の起用法を受け入れてこそ維持できる。選手の成績に大きな差が生じれば、選手と監督の間に葛藤が生じる。 (中略)

しかし李大浩はモンテロに実力で勝ち、リンドに対しても記録で上回っている。12日現在、李大浩は42試合で104打席に立ち、打率3割0分8厘、本塁打10本をマークしている。メジャーリーグ本塁打1位のマイク・トランボ(ボルティモア・オリオールズ)は61試合・240打席で20本塁打だが、李大浩はトランボに劣っていない。右腕投手を相手にしてより多くの機会(48試合、158打席)を得ているリンドは打率2割4分7厘、本塁打8本。この程度の成績の差なら正一塁手と控え選手に分けてもおかしくない。

さらに李大浩は左腕投手を相手に6本塁打、打率2割9分8厘、右腕投手を相手に4本塁打、打率3割1分9厘をマークしている。もともと李大浩は左・右腕投手を気にしない打者だ。リンドは右腕投手から7本塁打を放っているが、打率は2割4分1厘にすぎない。左腕を相手にした打率(2割9分4厘)より右腕相手の記録が良くない。それでもサーバイス監督はプラトーンシステムを維持している。これほどになるとサーバイス監督が愛用するプラトーンシステムの根拠は「記録」ではなく「固執」だ。
(引用ここまで)

 残念ですが、 プラトゥーンシステムっていうのは「左投手相手に通用したから対右も任せてみよう」とかいうあやふやなものではないのですよね。
 対左用の打者と対右用の打者、両方を足してそれなりの成績になっていればそれでよし、という考えかた。
 もちろん、左右どちらでも苦にしない打者で走塁も守備もできればそれが一番なのですが。
 そういう野手はどうしたってお高い。

 そこでベンチ入りできる選手が最大で25人という部分を活かして、ニコイチでなんとかしようというのがプラトゥーンシステム。セイバーメトリクスの応用方法である「年俸の低い選手をなんとかして使える選手とする」手法のひとつなのです。
 で、シアトルのファースと担当であるリンドとイ・デホの成績を合わせてみると……

  イ・デホ  108打数 32安打 10HR 24打点 打率.296 出塁率.333 長打率.574
アダム・リンド 158打数 39安打 8HR 25打点 打率.247 出塁率.286 長打率.424
  合算   266打数 71安打 18HR 49打点 打率.256 出塁率.323 長打率.485

 率ではイ・デホが圧倒しているように見えますが、100打数ていどなので実際にはレギュラー選手の1ヶ月ちょっと分の成績です。数試合でけっこう上下してしまうので率をどうこう言うのはナンセンス。

 参考としてア・リーグのファーストとしてOPS1位の選手をピックアップしてみましょう。

エリック・ホズマー 236打数 75安打 12HR 38打点 打率.318 出塁率.375 長打率.530

 アダム・リンドとイ・デホをフュージョンすれば今年最強クラスのファーストともいえますかね。
 セーフコフィールドはかなりせまくなって、ヒッターズパークと化しているので単純比較は危険ですが。
 4月頃のアダム・リンドはかなり不調だったので、そのころに目の覚めるような活躍をできていればまた別だったのかもしれませんけど。

 ふたり合わせてこの成績であれば、どこにもプラトゥーンシステムをやめる必然性はありません。合理的な決定ですよ。
 シアトルマリナーズのゼネラルマネージャーはセイバーメトリシャンとして有名なジャック・ズレンシックですし。まあ、どちらかに怪我がなければこのままでしょう。

 で、「チームが最下位だからローテーション1-3番手を当てられるのが不調の原因だ」とされている韓国の50本男ことパク・ビュンホですが、案の定低空飛行で定着。規定打席を満たしているDHとしては最低の20打点。そして1位の68三振。
 なんらかの弱点があって、それを突かれて対応できていない。4月だけの選手でした、というオチになりそうですね。球団側にマイナーに落とすことができる権利があるはずなので、オールスター前後で終了かな……。

 1試合で負傷者リストに舞い戻ったチュ・シンスは今日復帰してホームランを打ったそうです。

この作者はマネーショートの作者でもあったのだな。
マネー・ボール〔完全版〕
マイケル ルイス
早川書房
2013-05-09


イ・デホのマイナー契約は妥当? それとも「屈辱の契約」?

MLB:李大浩のマ軍行きは挑戦か、屈辱か(朝鮮日報)
<大リーグ>「厳しいスタート」…李大浩、シアトルとマイナー契約(中央日報)
 もし大リーグ開幕時にロースター入りできなければ、李大浩は原則通りなら3Aなどのマイナーリーグでシーズンを迎えなければならない。しかし、彼がマイナー暮らしを選択する可能性は非常に低い。

 メジャーリーグ専門家らは、李大浩レベルの選手がマイナーリーグ契約をする場合は、他の安全装置を設けているケースが多いという。開幕25人枠に入れない場合はフリーエージェント(FA)選手として手放す条項を盛り込んだ可能性が高いということだ。この場合、李大浩は何の制約もなしに大リーグの他球団と契約、または日本や韓国のプロ野球リーグに復帰することができる。
(引用ここまで)
李大浩(イ・デホ、34)がイバラの道を選択した。「朝鮮の4番打者」にふさわしくない第一歩でメジャーリーグの門をたたく。 (中略)

しかし契約内容は期待とは違った。李大浩は朴炳鎬(パク・ビョンホ、ミネソタ)、金賢洙(キム・ヒョンス、ボルティモア)などこの冬にメジャー進出に成功した後輩とは違い、球団ユニホームを着て入団記者会見を行うことができなかった。スプリングキャンプに招待されただけで、メジャーリーグが保証された契約ではないからだ。前日知らされた400万ドル規模は25人のロースター入りはもちろん、すべてのインセンティブ条件を満たした場合に可能な金額とみられる。
(引用ここまで)

 契約そのものは予想の範囲内ではあるのですよね。
 特に年齢から考えてもイ・デホになんらかの期待をして契約するようなメジャー球団はありえない。
 スプリット契約で「もしメジャーに上がれて、成績を残せたら400万ドル」というインセンティブを勝ち取っただけでも充分なものでしょう。

 ちょっと驚きだったのはイ・デホ側がその契約内容を受けたということですよ。
 中央日報の記事にあるように『「朝鮮の4番打者」にはふさわしくない』し、『契約内容は期待とは違った』ものであったのです。
 韓国的な自尊心が発動すれば、こんな契約は受けられないってなったのでしょうけども。
 実際にドジャースにマイナー契約を提示されたので日本にきたのがイ・スンヨプでしたしね。

 ですから、チャレンジする気概があったという部分は評価したいところです。
 でもま、朝鮮日報の記事にあるようにスプリングトレーニング(いわゆるオープン戦期間)でメジャー契約できなかったらFAになる契約なんじゃないかなとは思いますけども。
 キャンプ招待選手=non roster inviteeの立場っていうのは本当に弱いものなので、メジャー進出は至難の業。
 日本だと桑田、高橋とかがマイナー契約のキャンプ招待選手からメジャー契約を勝ち取りました。あと斎藤もそれに近いか。

 彼らは実力が認められた部分もありますが、たまたま戦力外になったアクティブロースターの選手がいたとか、けがをした選手がいた(負傷者リストに掲載されるとロースター枠がひとつ空く)というシーンであることも確かなのです。
 実力+運を兼ね備えていないと国外から、かつマイナーからの挑戦は難しいのですね。

 スプリングトレーニングが終わる頃には日本は一軍登録選手が埋まっているでしょうから、韓国に帰国コースってところかな。


「イ・デホが夢だったメジャーリーガーになる!」 → 嘘でした

李大浩「大リーガー」になる(朝鮮日報/朝鮮語)
  ↓
李大浩、米国シアトルマリナーズ1年のマイナーリーグ契約(韓国経済新聞/朝鮮語)
韓国と日本のプロ野球を平定した李大浩が夢に描いた「大リーガー」になる。李大浩は3日、メジャーリーグ、アメリカンリーグ西地区チームのシアトルマリナーズとインセンティブを含めて総額400万ドル(約48億7000万ウォン)に1年間契約したもので、複数の関係者が伝えた。李大浩は4日、身体検査と入団発表をした後、5日未明に帰国する予定だ。 (中略)

李大浩は「続くお祝いの電話で眠りから覚めた。メジャーリーグ進出のために助けてくださった方々に感謝したい」と述べた。
(引用ここまで)
  9時間後↓
李デホ(34)が米プロ野球シアトルマリナーズと1年のマイナーリーグ契約をした。保証金額が大きくなく、大リーグ進出も約束されなかった。シアトルメジャーリーグのスプリングキャンプ参加は確定した。

李大浩はスプリングキャンプでの競争をを通じて大リーグ進出するかどうかを決定する。
(引用ここまで)

 400万ドルっていうのは、あくまでもメジャーに上がることができて、かつ一定以上の成績を残せたらという契約ですね。
 スプリット契約ってヤツです。
 「この成績を達成することができたらこれだけの金額にしましょう」というインセンティブ以前に、まずメジャーに上がらなくちゃいけない。

 詳しいことを書くと延々とルールの説明になってしまうのですが、メジャー契約にたどり着くまで山ほどの関門を潜り抜ける必要があります。
 メジャー契約には40人枠というのがあって、3Aでどれだけいい成績を残そうともこの40人枠のメジャー契約でないと昇格できない仕組みになっています。
 よっぽどマリナーズにケガ人が続出するとかいう事態になれば別なのですが。
 キャンプ招待選手ってことはメジャーのオープン戦には出られるのだけども、いつマイナーキャンプへ戻っても不思議はないという状況でもあるのですよね。
 キャンプだけで契約破棄って可能性もあるかもしれません。 

 朝鮮日報には「夢に描いた大リーガーになる」ってありますが、残念でした。
 まあ、夢を追うのはよいことだと思いますが1年後はソフトバンクに戻るか、韓国に帰国でしょう。

 あと打撃7冠王とかだった韓国はともかく、日本球界は「平定」されてはいませんよね。
 強打者のひとりだけども、リーグを代表するレベルには微妙なところ……くらいかな。

桑田はキャンプ招待選手からメジャー昇格を勝ち取った珍しいパターンでした

イ・デホ、メジャーリーグ挑戦「変化球中心の日本では打率が落ちたが、真っ向勝負のメジャーなら」……メジャーリーグが真っ向勝負?

李大浩 一部報道のメジャー挑戦否定「本当にびっくりしました」(スポニチ)
   ↓
メジャー進出を宣言した李大浩との一問一答=ソウル会見(Wow!Korea)
―アメリカに行ったら、どのような気持ちで取り組むか? 

 日本で打率がずいぶんと落ちてしまったが、ピッチャーが変化球を多く投げるスタイルなので、韓国の時よりもガマンしようとしていた。アメリカではピッチャーも真っ向勝負をしてくるので、新人になるので再び野球を学びながらやっていきたいという気持ちだし、初心に戻ろうと思っている。
(引用ここまで)

 まあ、契約に関しては問題ないのですけどね。イ・デホ側のオプションで宣言しなければ今シーズンで契約を終了させることもできるというものだったので。
 でも、不思議なのがメジャーへの変な思い入れなのですよね。
 「メジャーはピッチャーも真っ向勝負をしてくる」「初球からぶんぶん振ってくる」というような勘違いをしている人間が多いのです。

 元シカゴホワイトソックスのブルペンキャッチャーで、去年までSKワイバーンズの監督だったイ・マンスも「メジャーではピッチャーは真っ向勝負で挑むし、バッターは初球から積極的に振るし、精一杯のスイングをする」とか監督就任時にコメントしていましたね。
 それまで日本人コーチが多数いたのを解任して、「メジャー流のベースボールをするのだ」と宣言していました。
 で、SKワイバーンズは2011年まで5年連続で韓国シリーズに進出して優勝・優勝・準優勝・優勝・準優勝という黄金時代にあったチームなのです。
 イ・マンスが監督に就任したシーズンこそはなんとか韓国シリーズに導いたのですが準優勝。
 そして2013年、14年と連続して6位、5位とポストシーズンにすら進めない弱いチームにさせてしまったという大戦犯。メジャー流、向いてなかったのかもしれませんね。

 さて、かように韓国では異常なくらいに「メジャーでは力勝負、日本野球は軟弱」みたいな印象で語られているのですよ。
 イ・デホもなんかこう勘違いしてるっぽいですね。
 カッターにシンカーにツーシームが全盛で、力勝負なんてしているピッチャーいますかね……。
 3度のサイ・ヤング賞に輝いている、おそらく現役最強ピッチャーであるドジャースのクレイトン・カーショウですらマイナーでは時速100マイル近く出ていたフォーシームを時速93マイルほどに落として、与四球を避けるためにコントロールを磨いたほど。
 輝きだしたのはスライダーを習得して、躱すピッチングを覚えてから。

 ま、「日本の野球は軟弱だ」ということを言いたいがために、ことさら「パワー勝負のメジャーリーグ」を強調して、韓国人はパワーがあるから通用するのだという話にしたいのでしょうが。
 実際にメジャーに行けるようなことがあったら、ばんばんツーシーム投げこまれるとよいと思いますわ。

 
マネー・ボール〔完全版〕
マイケル ルイス
早川書房
2013-05-09

イ・デホの打率がついに2割を切る。でもまだ4番打者

<野球>李大浩、いつ長打が出るのか(中央日報)
【オリックス】李大浩「後は上がるだけ」(ニッカンスポーツ)
>本塁打はまだないが、対戦がふた回り目に入り「ある程度慣れてきた。もう下がるところがない。あとは上がるだけ」と、韓国で3冠王2度の底力を発揮する意気込みだ。
(引用ここまで)

 14試合。つまり、シーズンの1/10が終わった段階なのでまだ「率」を語るには早すぎるとは思うのですよ。
 せめて100打席は消化してからかなぁ……と思っていたのですけども。
 あまりにもひどすぎます。
 いくら韓国では内角攻めと縦の変化球がないにしても、ここまでひどいとは想定しなかったレベルのひどさ。
 現状で打率.196 3打点 0本塁打 7四球 出塁率.293 長打率.196 OPS.489。これが4番とか悪夢そのものですわ。
 インハイで身体を起こされて、外への変化球で空振りっていういつもの韓国人対策で簡単に一丁上がり。
 よくてアウトローをひっかけての内野ゴロ。

 練習試合で「フォークボールだって打てそうな気がする」とか言ってましたが、やっぱり気がするだけでした。
 室井クンはスポーツナビのコラムでイ・デホはブーマーのようになるとかブーマーの日本での成績と、イ・デホの韓国で三冠王になったときの成績を並べて言っていましたが、韓日野球係数を知っていればこんな比較ができるわけないのは自明の理なのですけどね。

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「はじめて投手の配球を考えるようになった」と韓国球界では考えなくても三冠王イ・デホ談

大砲空砲にもがくデホ様「配球を考えるように」…オリックス(スポーツ報知)
> 開幕から11試合で41打数9安打。打率2割2分、本塁打0本、3打点。韓国で2度の3冠王に輝いた打撃を発揮できていないのが現状だ。韓国時代は配球などを考えず「来た球を打つ」スタイルで世界記録の9試合連続本塁打など数々の記録を作ってきたが、日本の緻密な攻め方に「初めて(配球などを)考えるようになった」と必死にもがいている。

 岡田監督も悩める4番に「今はあんま良くないな。向こう(韓国)ではインコース少なかったみたいやな。何回か対戦してデータがあれば(配球も)読めるようになる」。初対戦の投手に慣れる時期としながらも打線のカギを握る存在だけに心配な様子だ。
(引用ここまで・強調引用者)

 日本にきて「はじめて配球などを考えるようになった」……か。
 そのていどで「韓国を代表する4番打者」だったら、韓日係数も当然というべきでしょうかね。
 韓日係数って数値としては単純にOPSが8掛けになっているというだけですが、成績としてはイメージ的には半減です。
 それに加えて統一球で飛ばなくなっている現状があって、12試合で打率.222。

 ちなみにこの人、韓国では2回の三冠王だったりするのです。こんなんでも。
 しかも、2度目の時は打者部門の打率、打点、本塁打の他に安打数、出塁率、長打率、得点の七冠独占。さらに9試合連続ホームランの「世界記録」保持者。
 イ・スンヨプですら獲れなかった首位打者を韓国球界で3度獲得、自己最高打率は.364(2010年)。去年も.357の高打率で2年連続の首位打者。
 韓国球界ではすごい打者なのです。韓国球界では。

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