楽韓Web

韓国に関する話題を面白おかしく、韓国の文化背景を含めて解説してしまうサイトです。

イ・ミョンバク

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韓国人「……もしかして、韓国人の強硬手段が安倍政権の支持率上昇の手助けになってる?」……あちゃー、ついに気がついちゃった?

【コラム】安倍首相の政権基盤を固めに貢献する韓国人(朝鮮日報)
 その年の12月14日、韓国では1000回目の水曜集会(慰安婦問題に対する日本大使館前でのデモ)を迎え、ソウル市鍾路区庁前に初めて少女像を建てた。その道を切り開いたのは保守政権だった。韓国の法律には「道路に工作物を建てることはできない」と定められている。だが、李明博(イ・ミョンバク)政権が「国家事業にかかわるものは例外となり得る」という別の条項を見つけて区庁の協力を得た。 (中略)

 李明博大統領は外交・安保関連の参謀が辞任し、大統領府に政務担当しかいなかった時期に独島に行った。支持率は1カ月で11ポイントはね上がったが、3カ月後にまた50%を切った。その余波はかえって日本で長引いた。安倍首相は総選挙時、「民主党政権は日本を守れない」と訴えた。独島に行った李明博大統領も、一緒になって手をたたいて喜んだ我々韓国人たちも「自分の行動は自国にとってプラスになったのだろうか」と冷静に自問する必要がある。

 朴槿恵(パク・クネ)大統領が就任し、「慰安婦問題の解決なしには韓日首脳会談もない」と切り札を出した。大統領がその戦略をとるのにどれだけ深く考えたかははっきりしない。外交専門家は「戦争でもして日本を屈服させない限り、歴史問題で国民を100%満足させるのは不可能だ。退路が断たれた道だ」と当初から反対していた。 (中略)

 最後に、考えなければならないことがある。李明博大統領が独島に上陸した時、朴槿恵大統領が慰安婦問題と韓日関係全体を結び付けた時、大統領候補たちが具体的な国益保護プランもなしに韓日慰安婦合意をまず覆すつもりだと言った時、状況はそれぞれ違うが共通点が一つある。「今の選択は目先の考えに過ぎないかもしれない」という警告音が我々韓国人の中で一度も鳴っていないということだ。韓国人が日本よりも「自分たちの中の別陣営」の方に神経をとがらせている間に、釜山の少女像報復措置により安倍首相の支持率は5ポイント上昇した(NHK調べ)。韓国人が安倍首相をさらに強くしたのだ。
(引用ここまで)

 おや、ついに気がつきましたか。
 パク・クネが「被害者と加害者の関係性は1000年経とうが変わらない」だの「日本が正しい歴史認識を持つまでは日韓首脳会談はありえない」だの言っていた。
 その間、安倍総理は「ドアは開いている」とだけ発言して、何度か韓国に対してオープンなスタンスであることを明言していた。
 そのふたりの政権担当者のうち、どちらを信じるのか。
 どちらをつきあいやすい相手だと思うのか。

 実際に日米韓の三者会談で相手国の言葉で挨拶した人物と、それを無視して目も合わせなかった人物。
 どちらを信じるのか。
 これはそういう話だったのですよ。

 その結果、韓国がどれほど反対してもアメリカは安倍総理に議院演説を行わせ、オバマ大統領は広島へ訪問し、その返礼として安倍総理は真珠湾を訪れた。
 そのすべてで安倍総理に対して謝罪を求めてきた勢力もいたようですが、願いは叶わなかったようですね(笑)。あ、それでも安倍談話で「謝罪」という言葉は入っていたからよいじゃないですか?

 韓国が理不尽に振る舞えば振る舞うほど日本の結束が堅くなり、安倍政権への支持率上昇のサポートとなる。
 小さな中国くらいなものの扱いだったのですよ。
 2015年に外交青書の記述から「基本的価値を共有する隣国」という文言が消えたときに気がつくべきだったのですけどね。

地政学入門 外交戦略の政治学 (中公新書)
曽村保信
中央公論新社
1984/3/1

イ・ミョンバク「日本に『静かな外交』が通用しなかったので独島上陸をした」 → 日本人「あれからの行動で韓国人が嫌いになったんだよなー」

李明博前大統領「静かな外交通じず独島訪問」(中央日報)
「独島(ドクト、日本名・竹島)の日」だった25日、李明博(イ・ミョンバク)前大統領は2012年8月の独島訪問に関連して「韓国の『静かな外交』はその意味が色褪せていると考えた。私が自ら独島に行くことによって、大韓民国が独島を実効的に支配していることを示せると判断した」とフェイスブックに記した。
(引用ここまで)

 確かにイ・ミョンバクは対日外交方針として、最初の4年弱は大人しいというか静かな外交を繰り広げていたのは間違いないのですよ。さすがに前任のノ・ムヒョンほどバカではなかったというか。
 世界各地に行っては「日本はひどい国なんだよ」って首脳に言ってまわるようなバカな真似はほとんどしていませんでした。
 ですが、2011年の8月に韓国の憲法裁判所が「慰安婦問題を放置することは憲法違反」という判断が下されてから180度転換した。
 野田前首相をして「もはや意思疎通は不可能だった」と言わしめるレベル。

 竹島上陸に続いて、天皇謝罪要求親書返送と日韓関係をゼロ以下のところにまで叩き落とした張本人となってしまった。
 まあ、それでイ・ミョンバク的にはなにか得るところがあったのでしょう。国内問題として。
 でもって、日本にとっては多くに日本人が「本当の韓国人」がどういうものであるかを知るきっかけになった。

 な〜んだ。これはWin-Winの関係というヤツじゃないですか。
 俺によしお前によし、というヤツですね。そして、パク・クネはその路線を引き継いで日韓関係はさらに混沌の渦へと入っていったわけですね。
 うーん、やっぱりイ・ミョンバクの回顧録は読んでみたいなぁ……。

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2015/11/03

韓国のロッテ財閥、会長まで逮捕状請求で投資判断もすべて保留。経営権問題再燃も?

ロッテ創業者の長女 ホテルロッテなどの取締役を辞任へ(聯合ニュース)
ロッテ創業者の「妻」を在宅起訴 出頭せず日本に滞在(聯合ニュース)
検察が韓国ロッテ会長の逮捕状請求 創業者らは在宅起訴へ(聯合ニュース)

 ロッテ財閥がえらい騒ぎになっています。
 長女の辛英子が裏金作りの背任で逮捕されて以来、全面的に捜索を受けている状況で、ざっくりこんな感じになってます。

・会長(次男)  逮捕状請求(背任・横領)
・創業者    在宅起訴(贈与税脱税)
・└内縁の妻  在宅起訴(贈与税脱税)
・長男     在宅起訴(贈与増脱税)
・長女     逮捕起訴(横領・背任)
・副会長    自殺(会長の最側近)

 ぐっだぐだ。
 韓国の財閥は政府が本気になればこうなるのです。叩かれて埃の出ない財閥なんて存在しません。
 え、韓国の検察、司法は政府から独立しているって? またまたご冗談を。
 加藤達也氏の起訴から裁判までの一連の動きを見れば実態がどうであるかは一目瞭然。
 これまでの政権が財閥に手を出してこなかったのは、やぶ蛇を恐れてきたからです。

 韓国では財閥と政府は原則として持ちつ持たれつの仲なので、下手に手を出すと暴露される可能性がある。
 旧大宇の会長であった金宇中が4兆円を持ち逃げしても大した捜査が行われず、海外で悠々自適の生活を送ることができていた。
 さらに韓国に帰国からしても裁判で1兆円以上の追徴金を課せられたのに未納のまま大統領特赦

 こんな国であるからこそ、逆に財閥への徹底捜査が政権からの支持であることが理解できるのですよ。
 今回のロッテの場合はずぶずぶだったのはイ・ミョンバク政権。
 第2ロッテワールドの許認可でも分かるように、イ・ミョンバク政権下で伸びてきたロッテを叩く分には問題ないということなのでしょう。

 逮捕状請求=身柄拘束ではありませんが、検察の勢いは拘束まで行く感じです。
 次男の辛東彬はいわゆるロッテ版「兄弟の乱」でクーデターを起こして会長の座を簒奪したものの、ここで逮捕で身柄拘束になるとまた経営権問題でぐだぐだしたりするかもしれませんね。


イ・ミョンバク前大統領がパク・クネを批判 「私よりも国政運営がヘタだな」

MB 「パク大統領、私よりも国政運営がヘタだ」(世界日報/朝鮮語)
「私も(国政運営を)やってきたが、私よりもさらにできないようだ」

李明博前大統領が最近、セヌリ党議員に会ってパク・クネ大統領についてこのように語ったという。笑い話だったが、いつもの認識が込められた発言である。この議員は10日、記者と会い「前大統領は、パク大統領が国政を誤って導いているという批判的な見方が強かった」とし「特に続く検察の財閥捜査に不満を吐露した」と伝えた。

これまでパク大統領の直接の批判発言を自制してきたが前大統領がセヌリ党の総選挙惨敗で与野党逆転政局が造成され、現政府の任期残りが僅かなこともあって累積された不満を表出し始めたと思われる。前大統領は「現政権発足後、検察が何年もの企業調査をすることは、直前政権の不正を探るためでターゲット捜査では非常に間違った」と強い口調で指摘したという。

前大統領は政府が嶺南圏新空港建設の代わりに金海空港の拡張に決定したことについては「よくやった」と好評した。前大統領は在任中、金海空港の拡張を決定したいたが、双方があまりにも激しく対立するなど、政局状況が不如意で単眼を下げなかったことについて、物足りなさを示したと議員は伝えた。

李明博政府は釜山加徳島と慶南密陽二候補地の実現可能性調査と「立地評価委員会」の評価ですべて不適合の結果として出てくる新空港白紙化を公式発表した。当時、李大統領は「国民のための避けられない選択だった」と国民への謝罪をした。
(引用ここまで)

 イ・ミョンバクがパク・クネを批判。
 うーん、丙丁つけがたい……。

 韓国の政権後退というのは多分に易姓革命の側面が強いので、パク・クネは大統領選の時点ですでにイ・ミョンバクを批判していました。
 「同じセヌリ党だけども、イ・ミョンバクと私は大きく違う。財閥の横暴を止めてみせる」というように、財閥となあなあだったイ・ミョンバクを批判し続けて当選したという部分が大きいのです。

 2014年には「公社負債を500兆ウォンも増やした主犯だ」って吊し上げをしていましたね。
 それに対してイ・ミョンバクは回顧録を出版して「いまの大統領はなにも分かっていない」って反論をしていましたっけ。この回顧録の日本語版がほしいのだが、まあ出版はされないわな……。

 最大の問題はパク・クネ政権がロッテ財閥に対して捜査の手を差し向けていることでしょうね。
 イ・ミョンバク政権は特にロッテ財閥となあなあだったことはよく知られています。
 第2ロッテワールドは空軍機にとって危険性が高いということで許可されなかったものが、イ・ミョンバク政権になると同時に許可が下りるというようなこともありました。
 そのロッテに対して創業者もその娘も、そして現会長までも捜査されているという状態。
 イ・ミョンバクとしてはそれが気に入らないのでしょう。最悪、しっぽを掴まれる可能性もありますしね。

 韓国人ネチズンによるコメントも「ロッテが捜査されているからだろ」ってものであふれています。
 ま、分かりやすすぎます。

ロッテのおもちゃ!(9)<ロッテのおもちゃ!> (電撃コミックス)
葉賀 ユイ
KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
2014-03-15


今年の韓国製「抹茶ラテ」は一味違う、もはや生物の生存すら許さない!

「緑茶ラテ」よりも緑化された洛東江(KBS/朝鮮語)
35度を超える猛暑が一ヶ月近く続いて慶南と釜山地域の水源である洛東江のアオコがますますひどくなり飲料水に赤信号が灯った。

アオコを取り除くと言って先週水門放流までしたが、むしろ下流区間では、アオコがより濃くなって実効性に疑問が大きくなっている。
毎年繰り返される現象であるが、今年はさらに深刻だ。洛東江の水を農業用水として使用している農民はもちろん、工業用水として使う企業も騒いでいる。

4大河川事業の後、川の流れと一緒に生命活動の流れも止まってしまい、魚も見えなくなっている。
猛暑が続き、洛東江一円を緑藻の猛威が襲っている。韓国水資源公社は16日、洛東江に設置された堰のうち、漆谷梁とカンジョン堰、達成堰、陜川堰、咸安堰など5ヶ所の堰を開いて水を放流した。
毎秒900tの水を13時間流して、総水量は3400万tであった。

これに加え、陜川(ハプチョン)ダムも水門を開いて、14日から5日間、こちらは合計900万tを放流した。
ダムと堰の水門を同時に開放してアオコを一気に下流に押し流すという計画だった。
しかし、放流翌日の17日に達成堰では、アオコの数が1万8000個とむしろ放流前に比べて3倍以上急増して水質予報「関心」段階が発令された。

陜川昌寧堰の場合、状況はより深刻で、8日にはアオコの数が1万5000個だったが、放流翌17日には16万4000個と約10倍以上に増加した。
この期間、猛暑が続いたうえ、上流地域の藍藻が放流とともに下流地域に流入したためと推定される。

水量が豊富であれば自浄作用でアオコが減りますが、水量が減少すれば、流速が遅くなり、これにより、停滞した水の中で、アオコが急増するからだ。
最終的にはアオコ現象が激しい洛東江の中上流地域でアオコを解消するために水を一度に流す、いわゆる「パルス放流」を実施して、状況を悪化させたということが環境団体や専門家の見解だ。

アオコが激しくなり、洛東江を生活の場として生きていく漁師たちは、緑の川で空の漁網をたくし上げることが日常になった。
洛東江の投網を投げ、漁網を収めて子供の学費と生活費をすべて払ってきた漁師たちの生活は、4大河川事業が終了した2012年から変わったという。
漁網や投網をいっぱいに満たした魚もますます減って今では一日に10匹捕らえることすら珍しい。これさえ河ヒラやブルーギルなどがほとんどで、病気にかかったようなものばかりで売ることもできないということである。

過去2013年の初めの4大河川事業が完了した3年後にはアオコが猛威をふるったために、生態全般に対する根本的な対策が用意されなければならないという声が高まっている。
洛東江のアオコ発生日数は、2013年に100日、2014年143日を記録したのに続き、昨年は一年の半分に近い171日ほど発生した。
先月末には大韓河川学会、マチャンジン環境運動連合など11の市民団体が参加した4大河川調査委員会が発表した洛東江の水質調査の結果を見ると、洛東江が重篤な病状であることが分かった。

表層は、生物化学的酸素要求量(BOD)2等級を維持していたが、水深が深いほど、4等級、5等級に落ちた。水深が6〜7mになると、酸素がない無酸素状態に変わっていた。
調査委員会は、洛東江の8つの堰により流速が10〜40倍ほど遅くなったことを理由に挙げた。流速が遅いために沈積物がたまり、汚染の原因が増えてアオコが急成長する環境が作られたのだ。
問題は、気候変動によって夏の異常高温がさらに激しくなることが予想されるという点である。このように、日常されて悪化の一途であるアオコを堰の一時放流や単純な浄水処理するだけでは解決できないということだ。

この際水門を全面開放するか長期的には限りなく水質議論を引き起こす4大河川事業が適切か否かの再議論をする先制的対応も切実に求められている。
(引用ここまで)

 リンク先には画像もありますが、いやこれはすごい。
 確かに「抹茶ラテを超えた」っていっても過言ではない。

 イ・ミョンバクの遺産のひとつとして、4大河川事業がたびたび挙げられますが。
 総投資額22兆ウォン。毎年の堰の管理費が4500億ウォン。公共事業としてはかなりの巨額。
 韓国の経済規模であればGDPを引き上げるのに充分な規模ですね。

 で、その余波で水資源公社はとんでもない負債を引き受けることになって、韓国でのユニバーサルスタジオ事業が頓挫したり、再協議したり、やっぱり頓挫したり。
 毎年毎年、アオコが大発生して「イ・ミョンバク謹製抹茶ラテ」といわれることになったり。ちなみにこちらが去年の様子

 まあ、「公共事業でGDPを押し上げる」というやりかたとしてはそれほど間違っていないとは思うのですが、後遺症が面白すぎましたね。
 韓国の春の訪れは道路陥没とともにはじまり、「ソメイヨシノは韓国起源!」でピークを迎えます。
 そして、夏の訪れは抹茶ラテの出現で、そのピークは生物絶滅ってところですか。

夏への扉
ロバート A ハインライン
早川書房
2013-05-24

 

あの「イ・ミョンバクの魚ロボット」を作った研究員に実刑、なんと殺人よりも重い量刑が……

韓国の「泳げない魚ロボット」の研究員に懲役刑=韓国ネット「希代の詐欺」「すべての元凶、李明博前大統領はどうなる?」(レコードチャイナ)
2016年8月5日、韓国・聯合ニュースなどによると、韓国の李明博(イ・ミョンバク)政権下で進められた河川の水質検査用魚ロボットの開発に際し、業者らから莫大(ばくだい)な金額の賄賂を受け取っていた容疑で起訴された研究員に実刑が言い渡された。

韓国水原地裁は5日、収賄などの容疑で起訴された韓国生産技術研究院所属のユ研究員(54)に対し、懲役7年と罰金1億6000万ウォン(約1460万円)、追徴金1億ウォン(約910万円)の支払いを命じる有罪判決を言い渡した。
地裁は量刑理由として、ユ研究員が捜査の過程で虚偽の証拠をつくるなどし、誠実に業務に当たっている科学分野の研究員らの名誉を傷つけたと説明した。

ユ研究員は13年3月、魚ロボットを開発した2つの業者から1億ウォンの賄賂を受け取り、試作品を検収したように見せ掛け物品の代金9000万ウォン(約820万円)余りを受け取っていたとして起訴された。
(引用ここまで)

 イ・ミョンバク政権における、四大河川事業の中でも目玉だった水質検査のために投入される予定だった魚ロボット。
 当初のスペックでは巨大になりすぎて周囲の魚のストレスになるということで、1.5メートル級の魚ロボットを3機1チームで遊泳させる。
 相互に通信を行い、さまざまな検査の結果をリアルタイムで伝える。
 泳ぐ速度は時速9kmほどで、必要に応じて川を遡り検査地点に自律的に向かうことができる。
 いわばIT強国である韓国ならではこその水質検査ロボットだったのです。

 まあ、すべて達成できなかったのですが。

 最大通信距離は50m。川の中央にいたら川岸に届かない。
 相互に通信できるかどうか、稼働できたロボットが1機だけだったので不明。
 要求スペックは時速9kmだったのだけども、実際には時速0.8kmで川流れする。

 魚ロボットを開発できなかった研究員に懲役7年の実刑。
 全体的に刑罰の軽い韓国において、かなりの重い量刑です。

 以前、「日本統治時代はよい時代だった」と語った95歳の老人が撲殺されるという事件がありましたが。
 酒を飲んでいて心神耗弱が認められたので懲役5年の実刑でした。

 人を殺すよりも重い刑罰が科せられた、というわけですね。
 大統領のメンツを潰す、ということに対してこういった判決が出る……という一例でした。


 

韓国資源外交、敗北の歴史に新たな1ページが……今度はカザフで巨額損失

[単独]石油公社、カザフスタンジャンブール鉱区「2700億ウォン」を失って安値売却(newsis/朝鮮語)
政府が意欲的に推進したカザフスタンジャンブール鉱区が、最終的に安値で売却される。
カザフスタン政府の最終的な承認を残しているが、地元の買い手と石油公社側が事実上500万ドル(約55億ウォン)で売却する意見の接近を見たことが確認された。
これにより、2億5000万ドル(約2787億ウォン)が投入されたカザフスタンジャンブール鉱区は、最終的に買い入れから8年間で莫大な損害だけを残し売却されることになった。
すなわち、2億5000万ドルを投資して500万ドルが戻ってくるというわけだ。損失額はなんと2億4500万ドル(約2731億ウォン)に達することになる。

4日石油公社と関連業界によると、石油公社の理事会はジャンブール鉱区探査権における韓国の株式27%と現地運営会社の残余資材、現金性資産を500万ドルで売却することで意見の集約を見た。
先に政府は、2008年にカザフスタン国営石油会社(KMG)が所有していたジャンブール鉱区の株式27%を8500万ドルで買収した。当初の買収合意金額は7500万ドルだったが、契約の過程で原油価格の上昇により、13.3%上昇した金額を支払った。
ジャンブール鉱区は、李明博政府が集中投資を行った事業であった。株式価格の問題で交渉が遅々として進まなかったこともあり、韓昇洙首相が自らカザフスタンを訪問し、劇的に妥結した。
この事業に石油公社とKMG、SKイノベーション、LG商社、現代ハイスコ、大成、大宇造船海洋、三星物産などが参加した。民間企業は、政府から696億ウォンの成功ドル融資事業を受けたと伝えられた。

当時、政府はカスピ海の北西に位置するジャンブール鉱区に韓国の1年分にあたる原油輸入量よりも多い16億バレルの原油があると予想した。
しかし、実際の掘削結果原油埋蔵量は1億バレルにも満たないことが分かった。 2009年以降、投資したお金は約1億7000万ドルに達すると伝えられた。
これ石油公社は、撤退を決定し、売却を推進した。

売却過程も順調とはいえなかった。 3月末、石油公社が推進した契約条件は今の売却金額より4倍ほど多い2100万ドルだった。
しかし、売却交渉が進むにつれて、契約代金は500万ドルに落ち込んだ。カザフスタン買収者側から持分売買契約条件の変更を要求したものである。
契約保証も契約発効日から5年の間、最大500万ドルまで負担しなければならない。これと共に、現地運営企業の5〜7月の運営費も最大50万ドル、韓国で負担することにした。

石油公社の関係者は、「現地の買主と売却意見で接近を成し遂げたのは事実だが、コンソーシアムに参加しているので、カザフスタン政府の最終的な承認が必要である」と述べた。
(引用ここまで)

 「ま、油井の当たり外れはどうしようもない。次行ってみよう!」とはできないのですよね、韓国の場合。
 予算の問題で。
 2008年といったらWTIの原油価格が1バレル=100U.S.ドルをいつ超えるかという状況でしたから、「とにかく原油を確保するのだ!」という強迫観念に迫られていたもしかたないところ。
 それでもまぁ、これだけヘタを引くというのは跳梁跋扈する山師の世界に、ウブな韓国がだまされたってところが実際なのですかね。

 なにしろ、この2008年頃のものだけじゃなくて韓国は去年までの13年間、つまりノ・ムヒョンの頃から行われてきた資源外交のうち、石油開発だけで20兆8000億ウォンも注ぎこんでいるのですよ。
 今回の損失は2700億ウォン。うん、大したことはありませんね。
 カナダのハーベスト社売却時に生じた損失は1兆3300億ウォンとかでしたから。それに比べたらダメージは1/5以下なのでまだまだ少ないですよ。がんばって!
 もしかしたら、大化けする油井とかもまだあるかもしれませんし?

 ま、今回は綿々と引き継がれてきた資源外交敗北の歴史にまた新たな1ページが書き込まれただけです。
 まだまだ負けてない。
 去年年末の時点で石油公社の負債比率は453%だったけど。

石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか? エネルギー情報学入門
岩瀬 昇
文藝春秋
2014/9/20

ロッテ財閥「日本への300億ウォン送金は配当・給与です」 → 韓国検察「巨額すぎるだろw」 → 秘密空間からまず30億ウォンを押収

検察、シン・キョクホとシン・ドンビン毎年300億「怪しい資金」を確認(聯合ニュース/朝鮮語)
ロッテグループの秘密資金疑惑に対する検察の捜査が急流に乗っている。
検察は、シン・キョクホ総括会長が隠匿していた捜査の手がかりにできる重要書類を確保する一方、シン・キョクホ総括会長とシン・ドンビン会長が毎年300億ウォン台に達する怪しげな資金を積み上げた事実も確認した。

ソウル中央地検ロッテ捜査チームは、最近、シン総括会長の資金管理担当李某氏を調査する過程で、シン・キョクホ会長が系列会社を通じて、毎年100億ウォンの資金を造成したという陳述を確保した。
  検察は、シン・ドンビン会長の資金管理担当者家からもシン会長は、毎年200億ウォンずつの系列会社で受けた文を受け取った。
資金管理人は、検察の調査では、資金が「配当と給与といった性格のお金」と主張していることが判明した。
しかし、検察側は通常の配当・給与と見るには金額が大きすぎる点など考慮し、給与などを装った秘密資金である可能性もあるとみて、資金の正確な性質を把握しようとしている。
これらの資金が裏金に確認された場合、トップ一家全体秘密資金の規模は、これまでの予想を超える千億ウォン以上の規模になる可能性もある。

検察はまた、この日にソウル陽川区にある李氏の妻の妹の家を家宅捜索してシン総括会長のものと思われる現金30億ウォンと書類の束を確保した。
発見された現金や書類は、シン総括会長がソウルロッテホテル34階にある自分の執務室にあった個人的金庫の中に保管してきたものであると判明した。
シン総括会長の秘書室長(専務級)であった李氏は、グループ経営権をめぐる「兄弟の乱」が発生した後の昨年10月解任された。
彼は当時、会社を去ってシン総括会長の個人的な金庫の中の内容を持って行った後にも、資金管理の役割を継続していたと伝えられた。

検察は今月10日、シン総括会長の執務室を家宅捜索したときに、個人金庫を発見したが内部はからであったことが分かった。
検察は、シン総括会長側が捜査に備えて、意図的に金庫の中味を移していた可能性も念頭に置いて経緯を把握している。
検察はまた、この日にロッテホテル33階秘書室にあった秘密空間でオーナー一家の資金入出金内訳が盛り込まれた金銭出納資料や通帳などを大量に確保した。この場所は押収捜索当時、検察も確認していなかったところである。
検察は、李氏などの資金管理を調査する過程で、秘密空間に関連する供述を確保してから、この日押収捜索令状を執行した。検察は、これらの書類をトップ一家の秘密資金疑惑を立証する重要手がかりに見ている。

検察のロッテグループの不正捜査はグループ総帥一家の秘密資金造成疑惑と系列会社間の資産取引の過程での背任疑惑、グループ、およびトップ一家の不法不動産取引疑惑など三つで進んでいる。
検察関係者は「提起されたすべての疑惑にトップ一家が関与していることを確認している」とし「早ければ2数週間後、トップ一家の疑わしい点が輪郭を表わすものと予想される」と述べた。
検察は前日に続いて、この日も李氏を含めてトップ一家の財産管理人4人を召喚して調査した。
シン・キョクホ - シン・ドンビン金持ちの巨額資金調達疑惑と関連してロッテ側は系列会社によって正常に支給された配当金・給与であり、秘密資金といった性格の金とはかけ離れているとする立場であることが分かった。
(引用ここまで)

 ロッテ側は「年間300億ウォンの日本への送金はあくまでも配当や給料である」という話をしていたのですが、韓国の検察はそうは見ていないよ、というお話。
 いわゆる兄弟の乱で創設者のシン・キョクホ(重光武雄)と長男のシン・ドンジュはロッテの経営陣から追放されています。
 次男のシン・ドンビンがロッテ全体を支配しているのです。
 関連企業の社長に押し込めるとかそういったこともなく、完全放逐でした。

 これは弱体化していった現代財閥を参考にしているのかもしれませんね。
 創業者の息子たちに各個相続される形で本体と自動車、重工業と分かれていって本体は中小企業に転落、現代重工業は明日をも知れない弱体化。ただ、自動車だけが生き残ったっていう状況。
 あれを見たら「放逐しかない」ってなるのも当然かもしれないなぁ……。いま考えついたことですが。

 んー、押収されたのが30億ウォンの現金というのはいかにも少ない数字。
 韓国の財閥の長っていうのはもっともっととんでもない額にまみれてこそ、だと思うのですが。
 ただ、現金としては50000ウォン札6万枚なので少ないわけでもないのですけども。
 さらにいえば、「追放された元会長」というのであればこんなもんかなという気もします。
 個人資産も相当に取り上げられて放逐されているんだろうなぁと。

 放逐されていて、手元にまだ30億ウォンあるのはさすがというべきか。
 その一方で金宇中の4兆円持ち逃げっていうのはやっぱりスケールが違うなぁ……という感じではありました。

 ここからちょっと楽しみにしているのは、財閥という藪をつつくことでなにが出てくるのかということですね。
 検察側は「これは第2ロッテワールドの許諾問題とは関係ない」と表明している、つまりイ・ミョンバクは捜査対象ではないという話になってはいるのですが。
 金宇中がろくに捜査されなかったのも、けっきょくは当時の政権とぐだぐだにからんでいたので藪をつつくことができなかったのですよ。
 こうしてすでに藪をつついてしまったからには、蛇が出ざるをえない構造になっているのでなにが出てくるか、どれだけ出ているか楽しみにしておきましょうか。

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葉賀 ユイ
KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
2014-03-15

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うちはそこらにありがちなゼノフォビアライクなところとは異なっており、文化的・文明的背景をもって「なぜこのようになっているのか」を解説して、大いに韓国を楽しんでしまおうというコンセプトの元に2002年から設立されているサイトです。単純に韓国が嫌いなかたは他を見てもらったほうが満足できるんじゃないかと。

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