楽韓Web

韓国に関する話題を面白おかしく、韓国の文化背景を含めて解説してしまうサイトです。

イ・ミョンバクの遺産

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今年の韓国製「抹茶ラテ」は一味違う、もはや生物の生存すら許さない!

「緑茶ラテ」よりも緑化された洛東江(KBS/朝鮮語)
35度を超える猛暑が一ヶ月近く続いて慶南と釜山地域の水源である洛東江のアオコがますますひどくなり飲料水に赤信号が灯った。

アオコを取り除くと言って先週水門放流までしたが、むしろ下流区間では、アオコがより濃くなって実効性に疑問が大きくなっている。
毎年繰り返される現象であるが、今年はさらに深刻だ。洛東江の水を農業用水として使用している農民はもちろん、工業用水として使う企業も騒いでいる。

4大河川事業の後、川の流れと一緒に生命活動の流れも止まってしまい、魚も見えなくなっている。
猛暑が続き、洛東江一円を緑藻の猛威が襲っている。韓国水資源公社は16日、洛東江に設置された堰のうち、漆谷梁とカンジョン堰、達成堰、陜川堰、咸安堰など5ヶ所の堰を開いて水を放流した。
毎秒900tの水を13時間流して、総水量は3400万tであった。

これに加え、陜川(ハプチョン)ダムも水門を開いて、14日から5日間、こちらは合計900万tを放流した。
ダムと堰の水門を同時に開放してアオコを一気に下流に押し流すという計画だった。
しかし、放流翌日の17日に達成堰では、アオコの数が1万8000個とむしろ放流前に比べて3倍以上急増して水質予報「関心」段階が発令された。

陜川昌寧堰の場合、状況はより深刻で、8日にはアオコの数が1万5000個だったが、放流翌17日には16万4000個と約10倍以上に増加した。
この期間、猛暑が続いたうえ、上流地域の藍藻が放流とともに下流地域に流入したためと推定される。

水量が豊富であれば自浄作用でアオコが減りますが、水量が減少すれば、流速が遅くなり、これにより、停滞した水の中で、アオコが急増するからだ。
最終的にはアオコ現象が激しい洛東江の中上流地域でアオコを解消するために水を一度に流す、いわゆる「パルス放流」を実施して、状況を悪化させたということが環境団体や専門家の見解だ。

アオコが激しくなり、洛東江を生活の場として生きていく漁師たちは、緑の川で空の漁網をたくし上げることが日常になった。
洛東江の投網を投げ、漁網を収めて子供の学費と生活費をすべて払ってきた漁師たちの生活は、4大河川事業が終了した2012年から変わったという。
漁網や投網をいっぱいに満たした魚もますます減って今では一日に10匹捕らえることすら珍しい。これさえ河ヒラやブルーギルなどがほとんどで、病気にかかったようなものばかりで売ることもできないということである。

過去2013年の初めの4大河川事業が完了した3年後にはアオコが猛威をふるったために、生態全般に対する根本的な対策が用意されなければならないという声が高まっている。
洛東江のアオコ発生日数は、2013年に100日、2014年143日を記録したのに続き、昨年は一年の半分に近い171日ほど発生した。
先月末には大韓河川学会、マチャンジン環境運動連合など11の市民団体が参加した4大河川調査委員会が発表した洛東江の水質調査の結果を見ると、洛東江が重篤な病状であることが分かった。

表層は、生物化学的酸素要求量(BOD)2等級を維持していたが、水深が深いほど、4等級、5等級に落ちた。水深が6〜7mになると、酸素がない無酸素状態に変わっていた。
調査委員会は、洛東江の8つの堰により流速が10〜40倍ほど遅くなったことを理由に挙げた。流速が遅いために沈積物がたまり、汚染の原因が増えてアオコが急成長する環境が作られたのだ。
問題は、気候変動によって夏の異常高温がさらに激しくなることが予想されるという点である。このように、日常されて悪化の一途であるアオコを堰の一時放流や単純な浄水処理するだけでは解決できないということだ。

この際水門を全面開放するか長期的には限りなく水質議論を引き起こす4大河川事業が適切か否かの再議論をする先制的対応も切実に求められている。
(引用ここまで)

 リンク先には画像もありますが、いやこれはすごい。
 確かに「抹茶ラテを超えた」っていっても過言ではない。

 イ・ミョンバクの遺産のひとつとして、4大河川事業がたびたび挙げられますが。
 総投資額22兆ウォン。毎年の堰の管理費が4500億ウォン。公共事業としてはかなりの巨額。
 韓国の経済規模であればGDPを引き上げるのに充分な規模ですね。

 で、その余波で水資源公社はとんでもない負債を引き受けることになって、韓国でのユニバーサルスタジオ事業が頓挫したり、再協議したり、やっぱり頓挫したり。
 毎年毎年、アオコが大発生して「イ・ミョンバク謹製抹茶ラテ」といわれることになったり。ちなみにこちらが去年の様子

 まあ、「公共事業でGDPを押し上げる」というやりかたとしてはそれほど間違っていないとは思うのですが、後遺症が面白すぎましたね。
 韓国の春の訪れは道路陥没とともにはじまり、「ソメイヨシノは韓国起源!」でピークを迎えます。
 そして、夏の訪れは抹茶ラテの出現で、そのピークは生物絶滅ってところですか。

夏への扉
ロバート A ハインライン
早川書房
2013-05-24

 

韓国経済:4兆円をばらまいた資源外交、成果もないままさらに3兆円以上の追加投資が必要に

李明博政権がばらまいた約4兆円の資源開発、採算ないまま巨額の追加投資(ハンギョレ)
 新政治民主連合の「MB(李明博)政権国富流出資源外交真相調査委員会」(真相調査委)委員であるホン・ヨンピョ議員は11日、韓国石油公社・韓国ガス公社・鉱物資源公社から提出させた資料を基に「MB政権時期に決定された海外資源開発事業に、2018年までに31兆ウォン以上の追加投資が必要なことが分かった」と明らかにした。 真相調査委は2008〜2012年に李明博政権で石油公社など3社の公企業と民間企業(政府支援)が388事業に5年間で40兆8000億ウォンを投資し、ここから回収された金額は5兆3900億ウォン(2014年6月基準)水準であると把握した。通常、公企業が海外資源開発を検討する時に内部利益率(IRR)が10%以上になるという展望が出てきてこそ投資を決めるが、種々の変数を考慮しても当初予想に大幅に至らない数値という評価が出ている。

 李明博政権が断行した海外投資の資金は、すでに投入された41兆ウォンに追加投資分31兆ウォンを合わせて72兆ウォンに達するという計算が出ている。 追加投資が必要な事業は、最近不良論議が起こっているカナダの油田開発企業であるハーベスト(2兆8000余億ウォン)やイラクのチュバイル油田開発事業(3兆ウォン)などだ。 企業別に見れば、石油公社が今後5年間に15兆ウォンの追加投資が必要で、ガス公社(14兆ウォン)・鉱物公社(1兆5000億ウォン)も追加投資が必要なことが分かった。 追加投資は開発施設の建設費や運営費、持分保有にともなう義務納付にかかる資金だ。

 野党が李明博政権の海外資源開発事業を問題視するのは、短期的政治功績に汲々として“問答無用の投資”をした疑いがあり、これに伴う莫大な損失が予想されるという判断のためだ。 李明博政権時期に資源に投資された金額は、1977年から韓国が推進した海外資源開発の総投資額(57兆ウォン)の70%を越える。 政府自らの評価でも、李明博政権が自主開発率(海外で直接開発した資源生産量を国内消費量で割った比率。 エネルギー自立度を示す指標)の引き上げだけに集中し、問答無用の投資をしたのではないかとの指摘が出ている。
(引用ここまで)

 定期的なウォッチ対象としている資源外交ネタ。
 これも野党側にシンパシーのあるハンギョレが多く報じていますね。

 これまでに使われた予算が41兆ウォン。
 回収できた金額が5兆3900億ウォン。
 これから採掘等に必要になるとも言われているのが31兆ウォン。
 72兆ウォン。日本円で7兆6000億円。

 韓国の国家予算が約355兆ウォン。その1/5にあたる金額を費やして、見返りがいまのところ5000億円ほど。
 ふむ。

 記事中にあるイラクのチュバイル油田は北部のクルド人自治区にあるものとは異なり、そこそこ原油が出ているらしいのですが。
 いつだったか見たかぎりでは1億ドルほどの原油を買い入れることができた……くらいのものだったような。記事中には現状でどれくらいのバックがあったのかは書かれていないのですが。
 その100億円規模の原油を出したにすぎない油井に3兆ウォンの追加投資が必要。

 すでに使われた資源外交予算が 41兆ウォン。
 追加費用で必要とされるのが31兆ウォン。
 4大河川整備事業で22兆ウォン
 資源外交と4大河川整備事業で94兆ウォン。
 どこまで行ったら満足なんですかねぇ。

 これらの事業で「お腹いっぱい」になった人間も多いのでしょうね。
 カメルーンのダイヤモンド鉱山でインサイダー取引してい人物だけじゃなく。ちなみにこの人物は別件で勲章をもらうほどの人物だったりします。

 イ・ミョンバクの負の遺産のひとつですが、果たしてまともな遺産はあったのかどうか。
 いやだからって相続放棄ができるようなもんでもないですしねー。



韓国政府「火力発電に使う木質ペレット作るよ!」 → 「木の種類を間違えて使えませんでした」

【記者手帳】木の種類を間違えた韓国政府の造林事業(朝鮮日報)

> 山林庁傘下の「グリーン事業団」の海外造林グループで先日、大騒ぎが巻き起こった。インドネシアで造林事業を行い、そこで生産される木材から木質ペレットを作り、石炭と混ぜて火力発電所の燃料に使用するという壮大な計画に問題が生じたからだ。

 インドネシアで育てた木を伐採する際、塩素や窒素の量が基準値を上回ったのが問題となった。このような木を燃料に使用した場合、発電設備が腐食する恐れがあるため、山林庁は事業を中止せざるを得なかった。

 この事業は2011年、インドネシア政府との間で、ソウル・南山の面積の30倍に当たる1万ヘクタールの林の賃貸借契約を結び、これまでに10%程度の 造林事業を進めた状態だ。事業が軌道に乗っていれば、毎年軽油5万リットル分のバイオマス(生物由来)エネルギーを生産できる、と山林庁は説明してきた。 これまでに木を育てるだけで約10億ウォン(約1億円)の費用を投じた。

 事業を中断したのは、木の種類を間違えたという、実にあきれるものだ。一般的に木質ペレットの原料に用いられるアカシアやユーカリよりも安く、同じ面積 でより多く植えることができるという点ばかり重視し、十分な検証を行わず、「グリルリシディア」という木を採択したのだ。

 問題はインドネシアだけで起こっているわけではない。南米パラグアイで1万ヘクタールの林に木を植え、建築資材用の板を生産するという事業も、全面的な 再検討を余儀なくされた。ユーカリの木を育てて現地で加工し、韓国に輸入するという事業だったが、太平洋を渡るのに掛かる輸送費などを考慮すれば「経済性 に疑問がある」と指摘する声が出た。

 政府が「グローバルグリーン成長事業」として声高に宣伝してきた、海外での代表的な造林事業がいずれもこの有様だ。事業関係者は「失敗したのは事実だ が、学んだこともある。今後、海外での造林事業を行う民間企業が、木の種類などを決める際に、われわれの試行錯誤が参考になるのではないか」と話した。だ がこれは、国民の税金が数十億ウォン(数億円)も掛かった事業を台無した当事者が口にできる言葉ではないはずだ。

 政府は事業の失敗について原因を究明し、誰に責任があるかを必ず明らかにするべきだ。数千億ウォン(数百億円)規模の国家プロジェクトの陰に隠れ、国民もよく知らない事業だが、これほどまでのあきれた失敗は前例がないのではないか。
(引用ここまで)

 ……なにこれ(笑)。
 「我々は確かに失敗した。しかし、失敗したという体験は残るのだ」ってことですか?
 2011年にスタートしたってことは、それ以前に交渉があったということなのでしょうね。
 つまり、イ・ミョンバクの「資源外交」の一環ですか。

 うちの知るかぎり、ろくなことになっちゃいませんよね。

・マダガスカルの農地確保→これが原因で政変、白紙化
・イラクのクルドで油井確保→まともな調査なく、400億円の損。
・ボリビアのコロコロ銅鉱山で2500億円規模の投資案件→放棄
カメルーンでダイヤモンド鉱山確保→インサイダー取引用の架空案件でした
天然ガスを山ほど確保→シェールガス実用化で大失敗
・木質ペレット製造→炉にあわない NEW!!

 ボリビアのリチウムも頓挫したって話ですが、詳細がちょっと見えてません。
 まあ、もしかしたら成功している案件とかもあるのかもしれないのですけど。
 とりあえず去年の段階で総額1000億円ほどの負債を抱えていました

 イ・ミョンバクの負の遺産がユニバーサルスタジオコリアを白紙化させたりなんだりいろいろしていますが、資源外交も一覧が欲しいくらいの状況になっていますねー。
 イ・ミョンバクワールドに追加案件がいっぱいありそうです(笑)。


 

東京の本格韓国料理店が売り上げ不振で閉店。「ヘイトスピーチ」が影響した?

東京の有名韓国料理店が閉店へ ヘイトスピーチ影響(聯合ニュース)
> 韓日関係が冷え込み、その余波が東京の韓国料理店にまで及んだ。

 東京・新宿区と渋谷区で韓国料理店「大使館」を経営するホン・ソンヨプ社長は、売り上げ減少などにより、同店の営業を停止することにしたと6日、聯合ニュースの取材に対し明らかにした。

 「大使館」は2002年に新宿にオープン。日本国内の韓流ブームの高まりと共に東京の韓国料理店の象徴としての地位を確立した。

 アレンジされたものではなく、正統韓国料理を主に扱い、日本の韓流ファンに知られるようになった。また在日韓国人の会合場所としても好まれた。

 だが、韓日関係の悪化に伴い、近隣のコリアタウンの新大久保でヘイトスピーチ(憎悪表現)が頻発し、客足が遠のいた。

 ホン社長は「売り上げがほぼ半分程度に減った。最悪だった時に比べれば良くなっている方だが(必要な額には)遥かに及ばない」と説明した。

 ホン社長は従業員の給与を清算するため、今月15日を最終営業日と決めたが、光復節(日本による植民地支配からの独立記念日)であることが気がかりだとし、可能であれば変更したいとヘイトスピーチに対して最後まで懸念を示した。
(引用ここまで)

sangetan

 『大使館』のサイトを見ると、新宿店は新大久保からちょっと離れたところ。
 代々木店はまったく関係のないところにありますね。
 新大久保の盛衰にはあまり影響されないところじゃないのかなぁ。
 ヘイトスピーチの影響ねぇ……。

 どの種類のレストランにしろ、日本に開店するのであれば一番重要なのは日本人が行くかどうかなのです。
 たとえ西葛西にどれだけインド人がいようとも、日本人が全員そっぽ向いてしまうのであれば経営は成り立ちません。
 あと大事なのは一見さんをどれだけ確保できるかとかいろいろありますが、まあそれはここには関係ないので。

 実際、影響としてなにが一番大きかったかっていえば、イ・ミョンバクの天皇陛下への謝罪要求でしょう。
 あのおかげで積極的に韓国料理を食べようという日本人はもはやマイノリティになってしまったのですよ。
 ……いや、違うか。
 多くの日本人は韓国と名のつくものに関わらないようになってしまったって感じかな。
 日本人の大半はあの日から静かな、だけども完全に怒りのモードに入ったのですよね。
 こうなった以上、10年単位で関係修復は無理。

 ヘイトスピーチ云々なんていうのは後付けもいいところで、取材した記者の妄想ですわ。


 

イ・ミョンバクの「ロボット魚」完成 → 「群れぬ! 泳げぬ! 通信せぬ!」

57億ウォンかけたが…川にも近づけない韓国の魚ロボット(1) (2) - (中央日報)
‘4大河川 ロボット魚’成功?…‘ウソ’だった(ハンギョレ)

> 57億ウォン(約5億7000万円)を予算で支援され、2010年6月から2013年6月まで魚ロボットが開発されたが、結果は完全な失敗だった。9つの 試作品のうち7つは監査院が監査をする前にすでに故障していた。残り2つのうち1つも監査院が今年3月、実際にテストをしている途中に故障し、監査が終わるまで直らなかった。結局、1つで性能検査をしたが、当初の目標とはかけ離れた結果が出た。
事業計画書の目標によると、魚ロボットが水中で泳ぐ速度は秒速2.5メートルだった。しかし監査院の実験では秒速0.23メートルにしかならなかった。速度は10分の1ほどだ。

水中での通信距離目標は500メートルだった。その程度になってこそロボットに搭載されたセンサーが統制室に伝えられ、実質的な水質監視が可能だ。しかし 実験では50メートルにすぎなかった。4大河川の川幅は50メートルを超えるところが多いが、実際、川岸でも通信するのが難しいレベルということだ。 (中略)

実験項目の中には3つの魚ロボットが水中で群れを作って目標物に到達する「群集制御」機能もあったが、作動するものが1つしかないため、この機能は調べることもできなかったという。 (中略)

研究の成果ではないが成果として包装したり、研究費8915万ウォンを用途外に使った不正行為も摘発された。
(引用ここまで)

ロボット肴

 2011年に投入予定だったものが、2013年に延期されていた「4大河川の水質監視用魚ロボット」ですが、けっきょくはまともなものが作れずに有耶無耶に終了。
 2011年の時点で楽韓さんは「有耶無耶になるんじゃないか」と考えていましたが、案の定。

 9機製造されたうち、監査を受けられたのは2機だけ。
 その2機のうちの1機も故障。
 「3機で群れて泳ぐ機能」が装備されていたのだけども、まともな機体が1機しかなかったので検証できない。 おまけに秒速23センチでしか泳げない。実際の川に放流したら流されるでしょうね。

 22兆ウォンを投入した4大河川再生事業の一環だったのですが、韓国独自の製造手法による抹茶ラテを産み出しただけですべてが無駄に終わってます。
 このロボットの予算が5億7000万円(笑)。
 で、この研究費のうち900万円が流用されていたというオチ。

 そもそもまっとうな技術力なんかないんですから、こんなもんですよ。
 ま、こう言っちゃなんですが、最後の研究費流用も含めてすべて想定内に収まったというところですかね。


 

【スクープ】ユニバーサルスタジオコリアはイ・ミョンバクによって潰されていた

白紙化されたユニバーサル・スタジオ・コリア、敷地の確保ができても...(亜州経済/韓国語)
失敗に終わった理由は、土地の問題を解決していなかったということにある。

当初、京畿道とユニバーサル・スタジオ・コリア・リゾートはMOUを締結し、宋山グリーンシティーにテーマパーク建設を推進することにした。
しかし、2007年11月の事業計画の発表後、購入契約問題で危機を経て、7年目漂流中だった。

これに関連し、文化体育観光部観光レジャー基盤と関係者は亜州経済による取材で「いまだに敷地を確保できていないのが実情だ。ユニバーサル・スタジオ側は土地契約を締結しなければテーマパークの建設は不可能だと述べていたが、解決できなかったと聞いている」と伝えた。

関係者は「当初文教体育省の次元では、進入道路など基盤施設を支援する計画だったが、これも土地の契約が締結されて以降のことで、事業が円滑に行われなければならない」と付け加えた。

京畿道華城のテーマパーク予定事業地を所有している水資源公社が土地価格として5000億ウォンを要求したが、施工会社は3000億ウォンに下げるべきであると対抗し、事業自体が失敗に終わったのである。
(引用ここまで)

 昨日、livedoorトップからリンクされたこともあってかなりのアクセスを稼いでしまったユニバーサルスタジオコリアの事業白紙化ですが、ぽちぽちと韓国メディアにも日経の引用で報じられるようになっています。

 で、その事業白紙化の原因が水資源公社が事業予定地を5000億ウォンでユニバーサルスタジオコリアリゾート(以下USKR)に売ろうとしたことであると。
 これ、実は既報でして。
 今年の3月の時点でいくつか話題が出ていました。

華城市ユニバーサル・スタジオ造成事業、依然として霧の中(聯合ニュース/韓国語)

 上記記事によると、ユニバーサルスタジオコリアは総敷地面積が420万平方メートル、雇用者数1万1千人、波及雇用効果15万人、年間観光客誘致数1500万人という超巨大リゾートとなる予定だったとのこと。
 パク・クネ政権の公約のひとつだったそうです。

 ただ、年間1500万人の観光客が望めるとかいうのは確実に無理でしたよね。
 東京ディズニーリゾートのシー、ランドの両方あわせて3100万人規模(2013年実績)。 
 敷地が広けりゃどうにかなるというものでもないでしょうに(ちなみにディズニーランドで約50万平方メートル)。

 さて、閑話休題。
 USKR側は420万平方メートルの敷地中、155万平方メートルを優先的に買い付けてあとは次第に事業地を拡張していこうという方式をとりたかった模様です。
 一方で水資源公社側は5000億ウォンで一括買い取りを希望して、その希望額の差が埋まらなかったということが主因であるとされています。

 ただ、実はこれは「主因」ではないのです。
 なぜ、水資源公社は5000億ウォンにこだわったのか。
 そこにこそ主因があるのですね。

 という前提で、こちらの記事をごらんください。

韓国水資源公社、巨額な赤字(統一日報)

 水資源公社の負債は現状で約14兆ウォン。
 そしてこれが2017年には17兆ウォンに膨れあがる予定となっています。

 この莫大な負債のうち、10兆ウォンはある事業によって費やされました。

 はい、勘のいいかたはすでに「ああ!」となっているかもしれません。
 そう、ロボット魚投入がけっきょく有耶無耶になり、韓国オリジナルの抹茶ラテ(by シンシアリーさん)を産んだ「四大河川整備事業」です。
 22兆ウォンを投じたがまったくの無駄だったとパク・クネ政権に断じられたアレですね。

 このイ・ミョンバクの遺産によって、水資源公社が莫大な負債を抱えたために手持ちの土地をできるだけ高価に売却する必要が出ていたのです。
 記事によると水資源公社の利子負担は1年分で3200億ウォン。1年分の利子にもならないような額で売るわけにはいかないという考えが働いたのでしょう。

 その結果……

 適正価格で土地を売り払うこともできず。
 ユニバーサルスタジオが韓国にできることもなく。
 水資源公社の負債もまったく減らすこともできない。

 という最悪の事態に陥っている、というわけですね。
 ついでにいえば韓国は人口ボーナスの終焉がきているので、土地価格は原則として下がっていかざるをえません。
 USKRに売るのが最後のチャンスだったと思われるのですけどね。


 

イ・ミョンバクの「資源外交」、天然ガスだけでも1年で330億円の赤字を産むという負の遺産化

 韓国ガス公社、海外資源開発の狙いはずれる…今年3400億ウォンの赤字(1) (2) - (中央日報)
> #1=2009年12月18日、韓国ガス公社理事会はカナダのホーンリバーとウエストカットバンク地域の鉱区取得を決めた。2つの鉱区を一括で買収するの は経済的でないとの諮問士の勧告があったがカナダのエンカナが分離売却を拒否したため一括買収が決定された。総投資金額は27億8500万ドル。これまで ホーンリバー鉱区に6億7700万ドル、ウエストカットバンクに2億5200万カナダドルが投入された。

#2=2010年、ガス公社はオーストラリアのGLNGプロジェクトにも参加した。オーストラリア・クイーンズランド州内陸に位置する石炭層のメタンガス を開発し、オーストラリア東部のカーティス島で液化天然ガス(LNG)に変換して輸出する事業だ。ガス公社はプロジェクト権益の15%を獲得し、2015 年から20年間にわたり年間350万トン規模のLNGを輸入することで契約した。(中略)

与党セヌリ党の李珍福(イ・ジンボク)議員は李明博政権5年間に推進した海外資源開発事業によりガス公社は2013年から2015年まで約9兆8000億 ウォンを投資することになるが、このうち5兆6000億ウォンだけが回収可能で、4兆4000億ウォンは損失になると予想した。

ガス公社は莫大な借金を抱える。2007年末に8兆7000億ウォンだったガス公社の負債は昨年末基準で32兆3000億ウォンに達する。LHと韓国電力に次いで負債増加幅が3番目に大きい公企業だ。負債比率は385%に達した。
(引用ここまで)

 このガス田開発なのですがいわゆるイ・ミョンバクの「資源外交」の産物です。
 イ・ミョンバクが資源外交を繰り広げていた当時、天然ガスだけじゃなくて、資源全体が高止まっていたのですよ。
 中国の地下資源買い漁りなんてあったよなーっていう昔話になりつつありますが。
 そのおかげでシェールガスが「発見」されて、かつ採算の取れるレベルになったという言い方もできるかもしれません。

 んで、シェールガスが実用化されたおかげで、天然ガスがとんでもなく値崩れしまして。
 そのおかげもあってイ・ミョンバクが見つけてきたガス田の開発権が高くて使い物にならないようになりました……と。

 これもイ・ミョンバクの負の遺産……というか、負じゃない遺産はあるのかよって話ですが(笑)。
 あえていうのであれば、ちゃんと整備された部分の自転車道はまともな財産かな。
 ……まあ、ちゃんと整備されていないほうがはるかに多いのですけどもね。

 これまで韓国は「公社の負債は別会計だよね」ってやってきたのですよ。
 で、資源外交のツケをガス公社に、電気の赤字供給を韓国電力に回して「韓国政府の負債はそれほどの大きさでもないのです」みたいに見せかけていたのですが。
 IMFから「国際的な会計方式を受け入れなさい」という勧告を受けて、一気に負債が1.66倍になるという状況。
 いまのところは、イ・ミョンバクの創りあげたもっとも大きな負債かな。
 金額的には。

 SH13934V|ガス漏れ警報器 ガス当番 都市ガス(天然ガス)用ヘッド【音声警報付】 AC100V引掛け式・有電圧出力型 (テストガス別)
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リーマンショックを華麗にすり抜けたはずの韓国経済、5年経ったら足にきていた

機を失した構造調整、韓国経済のアキレス腱に(朝鮮日報)
韓国の建設・海運・造船は5−6年前から赤信号(朝鮮日報)


 グレートリセッションの際に、主要企業である建設・海運・造船といった企業に対してイ・ミョンバクは資金注入して、見かけ上は復活させたわけですね。
 それを韓国マスコミは「リーマンショックからの素早い回復!」って誇りまくっていましたっけ。
 でも、実際には企業体力があったわけではなく、資金投入というぶよぶよの脂肪で肥えさせただけだったのでいまになって足腰にきてしまっているっていう。
 ラクダのこぶの脂肪がしおれてしまったというところですかね。

 東洋は社債を連発して消費者と共倒れ
 STXは企業買収で延びてきたので、その企業を切り売り。そういえば、STXはノルウェーの豪華客船建造会社を買収して「韓国企業もついに豪華客船を建造する時代になった!」とか言っていましたね。
 ホントに短い春だったなぁ。

 以前、サムスン電子がレンズで有名なシュナイダーを買収したことがあったのですが、早々に手放したということもありましたね。
 知っているかぎりでこういう韓国企業による大型買収が役に立ったのって、LG電子のゼニスくらいじゃないでしょうか。
 ゼニスが開発したアメリカのデジタルテレビ方式を「LG電子が特許を所有する韓国式!」って喜んで、韓国でも採用していましたっけ。あれはだだっ広いアメリカ向けの規格だったので、韓国には向いていなかったのですが。

 閑話休題。
 あのときに厳しい構造調整も内需への転換もせずに、これまでのやりかたを延長するだけで切り抜けたように見えたので、そのままのやりかたが通用してしまうと思ってしまったのでしょうね。

 それで注入された外部タンクが尽きたので、自前の燃料が少ししかない貯蓄銀行から落ちていった
 自前の燃料がそこそこあった中堅財閥が今年になってからポツポツと落ちはじめた。
 韓国経済は原則的に頼るものが外需しかないので、世界景気が上向けばなんとかなるとは思いますが。
 まだまだ厳しいですよね。
 さて、どうなりますかね(棒読み)。

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