楽韓Web

韓国に関する話題を面白おかしく、韓国の文化背景を含めて解説してしまうサイトです。

イ・ミョンバク

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韓国人「ロッテが日本へと国富を流出させているだと?」→韓国人のタブーに触れた模様

ロッテ「日本に営業利益の1%の配当...国富流出じゃない」(聯合ニュース/朝鮮語)
ロッテグループは12日、最近、検察の捜査によって浮上した国富流出論難と関連して、「事実と違う」と釈明した。

ロッテグループはこの日、「最近の事態に対するロッテの立場」とする報道資料を通じて、日本の株主に支払われた配当については、 "海外投資についての法律を守る線で最低の配当」と明らかにした。
ロッテは「2014年にロッテ全体の営業利益3兆2千億ウォンのうち、日本の株主会社に配当された金額は、341億ウォンで約1%に過ぎない水準だ」と強調した。

続いて「1967年に設立されて以来、利益の99%を国内事業に再投資している」と説明した。
2004年までに日本のロッテに対して配当を行っていなかったが、日本の株式会社ロッテが韓国のホテルロッテに投資した借入金の利子などを日本国税庁が問題視したことをきっかけに、2005年から配当を開始したというものである。
一方、ロッテのホテルロッテ上場日程が当初予定された7月より遅くなると思われる。
ロッテは「1月に上場予備審査を通過したホテルロッテは、7月までに上場作業を終えているが現在、投資家保護のための変更の届出等手続の履行が物理的に困難な状況だ」と明らかにした。
それとともに「ホテルロッテ上場は日本の株主の持分率を下げ、株主構成を多様化するなど、ロッテグループの支配構造改善の重要な問題であるため、今後の方策について主幹事と監督機関と綿密に協議していく」と付け加えた。
ロッテは「当面、捜査に誠実に協力して疑惑が早期に解消され、捜査が迅速に行われるように積極的に協力する」とし「国民の皆様にご心配をおかけして重ねて申し訳ない」と謝罪した。
(引用ここまで)

 ここ1週間ほど、韓国ロッテが検察に捜査されているのですが具体的な罪状というか、なにを問題として捜査されているのかがさっぱり見えてこないのです。
 裏金作り、横領ではないかという話なのですが。
 ここからイ・ミョンバク政権になっていきなり許可の出た第2ロッテワールド、およびイ・ミョンバク本人まで累が及ぶのではないかとも言われています。
 まあ、地味にウォッチは続けていきますが。

 その中で「日本に韓国ロッテが稼いだお金が流出している!」という疑惑も語られていまして。
 「国富流出」という言葉に韓国人は敏感なのです。
 ローンスターの外換銀行売却の時にも「国富流出」っていう一言で罵声が飛び交い、「濡れ手で粟を許すな!」「ハゲタカを吊し上げろ!」みたいな話になりましたね。
 下らないバラエティをハワイで撮影したときに「外貨の無駄遣い」と非難の声が挙がりましたが、韓国ではいまだに「外貨流出」や「国富流出」にタブーに近い感覚を持っているのですね。

 日本でいえば……なんだろう。
 いまだにごはんを残すことに若干の違和感を感じるような部分ですかね。
 いわば文化に根ざしたタブー感。
 そこに加えて「流出先は日本」ということで二重のタブーを犯しているという話にしたいのでしょう。

 「株主への配当金であれば合法だろ」とはならないのですね。合法であるかどうかは関係ない……というか、意味がない。
 あくまでも韓国の最高法規は国民感情ですので。


韓国政府「これからの時代は資源を確保しなければ!」となんでも言い値で買ってみた結果→

【時視各角】「負債比率6905%」を生んだ大統領の時間(中央日報)
韓国石油公社4兆5003億ウォン(約4372億円)、韓国鉱物資源公社2兆636億ウォン。

4日に2つの公企業が2015年決算の結果、過去最大の赤字を記録した。負債比率は石油公社が453%、鉱物公社が6905%(!)に膨れあがった。そこに寒波が押し寄せている。人材をそれぞれ30%(1258人)と20%(118人)減らし、賃金も最大30%までカットするという。

直接的な原因は石油、銅、ニッケル価格の急落だ。しかしその根源には李明博(イ・ミョンバク)政権の「資源外交」がある。当時買い入れた海外子会社の不良が反映され始めたのだ。鉱物公社の損失の大部分はメキシコのブレオ銅山など主要鉱区の評価額急落から始まった。どうしてこんな有り様にまでなったのだろうか。

監査院の監査結果報告書(2015年11月)を探してみた。「海外資源開発事業」の成果は惨憺たるものだった。石油部門に13年間20兆8000億ウォンを投資したが、非常時に導入可能な石油量は該当国の搬出規制などにより全権益の24%にとどまっている。韓国の1日当たり消費量で換算すると2.2%の1日6万バレル。非常状況に備えて海外資源を確保するという趣旨は消え、探査・開発より既存の海外企業の株式を取得することに目が向いていたことを示すものだ。 (中略)

「2008年に李前大統領が就任し、エネルギー・資源自主開発率を高めることが至上課題となりました。20%だ、25%だと話ばかりが多かったです。公企業大型化の方針に続き2009年に自主開発率を経営評価指標に含ませると公企業は先を争って海外投資で規模拡大に乗り出したのです」。

もどかしいのは今後さらにどれだけかかるかわからないという事実だ。自転車は止まれば倒れるもの。これまで石油公社、鉱物公社、ガス公社の169件の事業に35兆ウォン以上が投資されたが、このうち48件の事業に46兆ウォンが追加投資される予定だ(39ページ)。追加投資額のうち3分の2を既存事業の収益で調達するというが、はたして可能なことだろうか。7年間に当初計画より9兆7000億ウォンが追加で支出された。 (中略)

「資源外交はその成果が10年から30年にかけて現れる長期的な事業だ。退任して2年もたたない状況で資源外交を評価し問題を提起しようとするのは『井戸に行ってお湯を求めるようなもの』(せっかちなこと)と考える」。李前大統領の回顧録『大統領の時間』は抗弁する。そんなに長い観点で推進されなければならない海外資源開発をなぜ5年任期内の事業として進めたのか。井戸に行ってお湯を求めた人は李前大統領自身だった。 (中略)

捨てるべきものは資源開発ではない。大統領のタイムテーブルだ。資源外交の教訓は朴槿恵(パク・クネ)大統領にも有効だ。大統領が自らの目標に中毒になっていたことを悟ることができない限り、5年単位の「国政中毒」は繰り返されるほかない。
(引用ここまで)

 「資源外交の毒」が廻ってきましたね。
 韓国政府でいま一番忙しいんじゃないかって思われるのがこの監査部門。軍も気象庁もエネルギー関連公社もえらいことになってます。

 大統領の命令で高値掴みをしてしまったもので、もう身動きの取りようがない。カナダのハーベスト社のように売却できるのであればまだいいほうで、そのほとんどが塩漬けにするしかない。
 これが株だったら塩漬けにすることで評価損はあっても、それ以上の損失はでないのですが。
 でも、資源外交で買ったのは鉱山やら油井やら。維持費もかかる。
 だらだらと流血を続けていくしかないのですね。

 そもそもが資源の高騰というのは中国が爆買いして逼迫が予想されるからという前提だったのです。
 これまでの世界の需要に加えて、「経済成長著しい中国」が自国での生産のために原油も鉄も非鉄もみんなかき集めるんじゃないかとされていたのですよ。
 そこでイ・ミョンバクの「自主開発率20%を達成する!」っていう鶴の一声で資源外交が行われたわけです。
 何度も書いているように韓国の大統領というものは圧倒的な権力を保持しています。
 むしろ、「王」であるといったほうが正しいくらい。

 当時、「韓国はトップダウンで資源確保を行おうとしている」っていう形で日本でも報道されていましたっけ。
 でも、その結果がこれ。
 資本主義の基本である「景気の循環」を無視した結果、ですかね。
 中央日報はそれを「大統領任期のうちにすべてを行うとしたからだ」というように言及しているのですが。
 でも、それありもしないダイヤモンド鉱山を開発するって話をインサイダー取引の材料に使って、しかもそれがすべて虚偽だったとか。
 ペルー政府から直々に「この会社は買わないほうがいいんじゃない?」って言われていたにも関わらず、手を出したのは韓国人ならではですよね。
 いわゆる「パリパリ」で考える前に動く。それが是となることもあることはありますが……。

 当時、ガソリンの小売り価格がリッター200円を超えるかも、なんて言われていた頃もありましたね。
 国会議長を監禁したガソリン値下げ隊なんてのもいたなぁ。あのときは「日本の国会も韓国並の民度に成り下がったか……」って思ったものですが。
 まあ、高値掴みした当時はそれが高値掴みであると気がつかないものです。

 「資源外交、その敗北の歴史」なんかにまとめてありますので参照してください。実はノ・ムヒョン政権の頃から地味に続けてきた政策ではあるのですけどね。


イ・ミョンバクの大統領就任前会見を見てみよう、いまから見てみると大爆笑のその内容とは?

韓国次期大統領、日本に「謝罪求めない」(AFPBB)

 外出しているときにはYahoo!のニュースアプリで 「韓国」をテーマに入れてチェックしていまして。
 ピックアップするニュースをここから選んだりすることもあるのです。
 ただ、このアプリのテーマピックアップのロジックが若干微妙で、数カ月くらい前のニュースを取り上げてくることがちょいちょいあるのですよね。
 それが今回かなりひどくて、イ・ミョンバクの就任前のニュースがなぜか紛れこんでいました。

 んで、それがだいぶ面白かったので引用してみましょう。
 8年前の1月の記事です。
 韓国の李明博(イ・ミョンバク、Lee Myung-Bak)次期大統領は17日、ソウル(Seoul)市内で当選後初めて外国報道陣を前に会見し、対日関係について「成熟した関係」を求めると述べ、日本による過去の植民地支配への謝罪は求めない考えを明らかにした。

 2月25日に就任を控えた李氏は、「韓日関係は未来志向で発展すべきだ。それにより両国にとってプラスになるとともに、北東アジア全体の平和と繁栄にも寄与する」と述べた後、質疑応答で「個人的には過去に関して日本にいかなる形でも謝罪や反省を求めるつもりはない」と韓国政府としての姿勢転換を示唆した。

 盧武鉉(ノ・ムヒョン、Roh Moo-Hyun)現大統領を含め、これまでの韓国大統領は、日本政府に対し植民支配時代の残虐行為に関する謝罪を要求してきた。

 これについて李氏は「日本の謝罪が形式的だったのは事実だ。このために韓国民の心が動かされることはなく、問題が繰り返されてきた」と語り、「しかしわたしは成熟した韓日関係のため(日本に)『謝罪しろ』とか『反省しろ』とは言いたくない」と述べた。
(引用ここまで)
 成熟した日韓関係、ですか。
 まあ、日韓関係の現状というのはイ・ミョンバクが打ち立てたといっても過言ではありませんよね。

 2012年の竹島上陸に続く天皇謝罪要求でそれまでの日韓関係は完全に破綻して、新たな時代に突入したのですよ。
 朝日新聞がいうところ(もう言わなくなっちゃったけど)の「嫌中憎韓本」がブームになったのもそれ以降。
 「天皇陛下への謝罪要求」という理解できない対応をしてきた韓国に対して、どういう国なのかを知るための道しるべだったというのが実際だったんだろうなぁ……という気がします。

 で、その「実際の韓国」を知ったからこそ嫌っているという嫌韓新時代になったというわけです。
 イ・ミョンバクのおかげというべきか長々と韓国の所業を説明しなくても「ほら、韓国の前の大統領がさ……」って言うだけで理解してもらえるというのはありがたい部分ですかね。



韓国が渇水でえらい騒ぎ → 実は水道料金も原価割れしてた

【社説】韓国の渇水対策、雨雲任せにしてはいられない(朝鮮日報)
韓国、深刻な干ばつ解消のため2000億ウォン投入へ(中央日報)
[社説]干ばつ克服に「李明博の水」を使うのは誤りか(東亞日報)

 韓国国内で渇水がえらいことになっているらしく。
 イ・ミョンバクが整備した四大河川の水を渇水対策に使えとかなんだとか騒がれて、けっきょくその方向で工事をすることが決定したそうです。中央日報の記事がそちら。
 その際に野党から「イ・ミョンバクが整備した四大河川の水を使うとは……ぐぬぬ」みたいな政争の具にされたという笑い話もあるのです。そちらが東亞日報の記事。

 ま、それはそれで面白いのですが、最初の朝鮮日報による記事のここが注目点かなと。
 最も効果的な対策は、やはり節水だ。水の使用量を減らした自治体や家庭にインセンティブを与えれば、効果があるだろう。原価の83%にとどまる水道料金を現実に合わせるという案も、検討する必要がある。
(引用ここまで)

 電気だけじゃなくて水道料金も原価割れ。
 イ・ミョンバク時代に物価高騰を恐れて統計手法を変えたり、無償給食を出したりしていましたが、その一環でしょうかね。

 韓国の公共料金はすっごい安いので暮らしやすいみたいなことを日本で書く連中がいるのですが。
 公共料金というものはその国の最下層でも払えるような設定金額にしているからですよね。
 「韓国はもはや日本よりも豊かになった」みたいな話が出る度に「じゃあ、公共料金を一斉値上げすればいいのにね」とか思うのですよ。
 鉄道にせよ水道にせよ。現状は税金で補填しているだけなのですから。

 電気は電力逼迫がたびたび起きた上に大規模停電まであったせいで料金を上げたのですが、経済活動が振るわなくて逼迫どころか大幅に余るようになったというオチがつきましたけどね。
 安けりゃじゃぶじゃぶ使うに決まっているんですよ。経済活動っていうのはそういうもんなんですから。

水はなんにも知らないよ (ディスカヴァー携書)
左巻健男
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2013-02-04

【作るな危険】第2ロッテワールドとイ・ミョンバクの怪しい関係

【コラム】第2ロッテワールド建設の背景(朝鮮日報)
 8月7日付で掲載された「韓国国民がロッテに譲歩して得た『見返り』」と題するコラムは、世間でそれなりの反響を呼んだ。しかし、李明博(イ・ミョンバク)元大統領サイドは静かだった。それはそれで納得できる。大統領府と政界も沈黙を守った。しかし、野党が普段と違って何も言い出さないのはミステリーだった。

 すでに事が始まっているためと考えることもできる。第2ロッテワールドの高さは117階まで来ている。予定通りなら、来年にも完成する。高さ555メートルの超高層ビルが空軍城南基地を阻んでしまうのは、もはやどうすることもできない。しかし、災難は「過去形」ではない。すぐ目の前で待ち構えているかもしれないのだ。

 第2ロッテワールドの建設に反対して解任された元空軍参謀総長のK氏が指摘した通りだ。「実際に飛行してみれば分かることだ。悪天候や機体の欠陥、操縦ミスなどで多少コントロールが狂っただけでも、国家的災害をもたらす。戦争と有事の際の作戦遂行という点で第2ロッテワールドは致命的な障害だ」 (中略)

 何よりも大統領になって2カ月にしかならない李明博大統領(当時)が、民官合同大統領府会議で「日にちを決めて、それまでに第2ロッテワールドの問題を解決せよ」と国防長官を叱り付けた背景が知りたい。 (中略)

 離着陸する過程でともすれば航路を離脱すれば、10−35秒で第2ロッテワールドと衝突する恐れがあるという。今後周囲の入居者たちは、横を通り過ぎる軍用機を窓から見るようになるかもしれない。こうした入居者は、城南基地の閉鎖と移転を要求する集団訴訟を起こすに違いない。しかし、城南基地は「エア・フォースワン」の大統領専用機があり、有事の際に国家元首をはじめとする政府の要人たちの移動に責任を負わなければならない。だから首都圏の外には移せない。ましてや財閥会社のビルのために国家安保施設を移転するというのはコメディーにほかならない。
(引用ここまで)

 以前に朝鮮日報が報じたイ・ミョンバクと第2ロッテワールド工事許可における疑惑がまたクローズアップされていますね。
 まあ、実際に危険だという話は当初からあったのです。
 あ、いや。漏水するとか天井にひびが入るとかそういう危険ではなく。

 ちょっとずれたら航空機が直撃するのではっていう話はずーっとされていたのですよ。
 申請から延々と許可されなかったのもそれが原因だったのですが、イ・ミョンバクが大統領になった途端に許可が下りたと。
 そのあたりの疑惑解明をすべきだろうというのが、コラムの主眼ですね。
 まあ、韓国では当然といえば当然というか。
 大統領に近しい人間であればなんでもできてしまうのですよ。
 極左といってもいいくらいで、クリーンなのではと思われていたノ・ムヒョンですらけっきょくは収賄疑惑が報じられて自殺しなければならないくらいに、韓国では賄賂が当然のこととして扱われています。

 賄賂文化は李氏朝鮮時代の反映なのですけども。
 ひとり両班が出たら、八親等までの親戚がそこにぶらさがってくる。
 周囲もその両班とのつながりを期待して、その親戚につながりを持とうとする。
 それがそのまま現代にも反映されているのです。
 前ほどおおっぴらにはやれていないようですけどね。

 権力者は権力さえあればなんでもできるって思っているし、国民もそれを是としてきたのです。
 それで事故が起きたら自分ではない誰かが悪いと糾弾すればいいのですから。
 セウォル号事故の時も、MERS騒ぎの時も同様でしたね。

 第2ロッテワールドで航空機が衝突するような事故が起きたとしたら、「なぜ危険だと分かっていたのに撤去しなかったのか」みたいなあさっての責任論が出てきたと思いますね。
 まあ、いまやこうしてイ・ミョンバクがやってしまったということが明らかにされてしまったので、責任の所在は定められているわけですが。

 さて、この「疑惑」ですがどんな風に決着がつくんでしょうかね。
 イ・ミョンバクは歴代の韓国大統領で唯一、退任後に大きな問題が生じていない人物なのですが。とりあえず、現在のところとしては。
 あ、金大中も退任後は大したことはなかったか。就任前にいろいろありすぎた人物ですけども。

 この件についてもまた回顧録とか書いて逆襲したりするんでしょうかね。


韓国のロッテ後継者騒動があの第2ロッテワールドと、建設許可を出したイ・ミョンバクにまで飛び火

【コラム】韓国国民がロッテに譲歩して得た「見返り」(朝鮮日報)
 第2ロッテワールド建設用地からソウル空港(ソウル空軍基地)までは距離にしてわずか5キロメートルだ。高さ555メートルの超高層ビルが空港と航路をふさいでいると想像すればいい。軍用機の離着陸や戦時作戦遂行がまともにできないのだ。だが、第2ロッテワールド建設は帝王のようなロッテグループ創業者の辛格浩(シン・ギョクホ、日本名:重光武雄)ロッテホールディングス(HD、本社・東京)会長の欲望であり、ロッテとしては決して引き下がれない宿願事業だった。

 ロッテの本格的なロビー活動は金大中(キム・デジュン)政権時代から始まっていた。格浩氏が当時の首相に直接頼んだほどだった。しかし、首相から検討の指示を受けた国防長官が「もし推進するなら将軍たちも制服を脱ぐと言っている」と辞表を持ってきたため失敗に終わった。盧武鉉(ノ・ムヨヒョン)政権時も再び推進されたが、強く反対する国防部(省に相当)と空軍側の意見を無視することはできなかった。

 ところが、そのロッテに決定的チャンスがやって来た。「企業フレンドリー」を掲げた政権が誕生したのだ。当時のホテルロッテ社長は李明博大統領と大学の同期生だった。就任2カ月を迎えた李明博大統領は、大統領府で開かれた官民合同会議で遠慮なしに国防長官を叱責(しっせき)した。「なぜこんなに長く引き延ばすのか。期限を区切り、それまでに解決できるように検討せよ」

 反対の先頭に立っていた空軍参謀総長は任期満了まで6カ月を残して交代となり、第2ロッテワールド建設は翌年、政府の承認を得た。(中略)

 現在、第2ロッテワールドは117階までできている。予定通りならば来年完成するはずだ。今になって元に戻すこともできない。遅すぎるのだ。しかし、現政権で必ずやらなければならないことが一つだけある。当時の決定過程に誰が介入し、どのような発言をして、背後にどんな力が働いたのかを細かく調べることだ。そうすれば失敗の教訓という形だとしても、後世に残るだろう。
(引用ここまで)

 ロッテの帰属国問題がイ・ミョンバクの許可した第2ロッテワールドにまで飛び火しましたね。
 イ・ミョンバクも「おい、こっちに来るのかよ!」って慌てているんじゃないでしょうか。
 資源外交については「5年や10年で結果が出るようなものじゃない」って言い訳が効くでしょうが、さすがにこれに関しては言い訳も無理かな。
 パク・クネもじり貧の続く支持率アップのために第2ロッテワールドを人身御供として捧げるかもしれませんね。
 さすがに取り壊しはないと思いますが、検察に命じて建設許可の経緯を明らかにさせるとかまでは充分にあるのではないかと思います。

 大統領候補としてのパク・クネはイ・ミョンバクの業績を否定するところからスタートしています。
 同じセヌリ党から出ているけども、あの人とは別ですよと。
 その証拠に、側近に特赦を使うことはありません(ので、イ・ミョンバクは自ら特赦を側近へと与える必要があった)……というようなところから、最近の資源外交への捜査開始まで、その業績を踏みにじる方向で動いているのです。
 韓国の政権交代は易姓革命なので当然といえば当然なのですけどもね。

  以前から「あの位置に高層建造物はやばい」って話は出ていたのですが、建設許可が出たあたりで有耶無耶になっていたのです。
 財閥だったらなんでもできるというのは韓国の商慣行そのもの。
 どんな理不尽でも通すことができるのが現代の両班である財閥ですから。
 セウォル号だってそうだったのですよね。ちょっと鼻薬をかがせて違法改造や過積載を見逃させていたわけです。

 まあ、事故が起きなければそれでOKだったのでしょう。
 でも、こうやって許可が出たときのエピソードが前もって明らかにされてしまった以上、万が一にでも事故が起きたら「あの『日本企業』のロッテのせいで犠牲者が!」となるのでしょうねぇ……。

 ローンスター問題もそうなんですが、外国企業への攻撃を国民のガス抜きに使っている節があるのです。
 今回はたまたま後継者問題でロッテがピックアップされたというだけで。
 こんなことをやり続けていたら、韓国に投資しようとする国外企業なんて存在しなくなると思うのですが。

「後継者」という生き方
牟田 太陽
プレジデント社
2015-01-29

 

韓国に夏の訪れ:イ・ミョンバクの4大河川が抹茶ラテと化す

[フォト]夏が来るとアオコで覆われる洛東江(ハンギョレ)
[フォト] アオコで覆われた漢江…悪臭に魚も斃死(ハンギョレ)
大邱(テグ)広域市達城(タルソン)郡の船着き場前の洛東江(ナクトンガン)に18日午前、アオコが広がっている。韓国水資源公社のモーターボートがアオコをかき乱すために水面を旋回している。いくら見ていても川の水は死んだように止まっている。心配な目つきで船着き場に現れた住民のキム・ソクトンさん(60)は「4大河川工事が始まる前はこんな光景を見たことがない。水門を少し開けたところでどうにもならない。流れてこそ川であって、あれはいったいなんのマネだ」と不愉快な表情をした。
(引用ここまで)

macchalatte

 画像もハンギョレから。
 ソウルでもテグでも同様にアオコの爆発的繁殖で抹茶ラテが作られます。

 韓国の春の訪れは道路陥没と一緒にはじまって、夏の訪れは河川が抹茶ラテと化すことからはじまるのです。
 ちなみにこの抹茶ラテを作るのに2兆円ほどかかっています。
 イ・ミョンバクワールドに飾られるべき遺産のひとつとして挙げられているアレです。

 韓国では季語として抹茶ラテを採用してもいいんじゃないでしょうかね。俳句ないけど。



資源外交:捜査に入られた財閥会長が自殺、そのポケットに韓国首相イ・ワングをはじめとした贈賄リストが……

自殺の会社会長、メモに8人の名前と金額…朴大統領の元側近2人も(中央日報)
成完鍾リスト、支持率回復傾向の朴政権に打撃か(朝鮮日報)
9日に死亡した成完鍾(ソン・ワンジョン)京南(キョンナム)企業会長(64)が残した55文字のメモ1枚が朴槿恵(パク・クネ)政権を揺るがしている。現職の首相と青瓦台(チョンワデ、大統領府)元・現秘書室長3人、与党の広域団体長3人、元与党事務総長の計8人の名前が書かれていたからだ。ほとんどが「親朴(親朴槿恵系)」だ。

成会長の資源開発不正容疑を捜査してきたソウル中央地検特捜1部は10日、「9日午後に北漢山(プッカンサン)兄弟峰付近で死亡しているのが発見された成会長の遺体の検視過程で、ジャンパー左側のポケットから政・官界の8人の実名が書かれた白いメモ用紙が見つかった」と明らかにした。

検察と警察によると、A4用紙の3分の2ほどの大きさの白いメモ用紙には、許泰烈(ホ・テヨル)元青瓦台秘書室長7億、劉正福(ユ・ジョンボク)仁川市長3億、洪文鐘(ホン・ムンジョン)元セヌリ党事務総長2億、洪準杓(ホン・ジュンピョ)慶尚南道知事1億、釜山市長2億と書かれていたという。金淇春(キム・ギチュン)前秘書室長の名前の横には「2006年9月26日」という日付のほか「ドイツ・ベルリン」と書かれていた。同年9月26日は金前室長が当時の朴槿恵ハンナラ党代表に随行し、ベルギー・ドイツを訪問した日程(9月23日−10月2日)に含まれる日だ。李完九(イ・ワング)首相と李丙ギ(イ・ビョンギ)現青瓦台秘書室長は金額や日付がなく名前だけが書かれていた。

成会長は自殺する直前の9日午前6時、京郷新聞の記者に電話をかけ、「2006年9月にベルギー・ドイツにVIPを連れていくことになった金淇春前室長に10万ドルを両替して渡し、許泰烈元室長には2007年の大統領選挙当時に現金7億ウォンを3、4回に分けて伝えた」と語った。これに対し、メモに登場した8人は一斉に「金品を受けたことはない」と否認した。
(引用ここまで)

 資源外交という名の藪を突いたら蛇が出てきてしまいました。
 この自殺した京南企業の会長はセヌリ党から出馬していた元国会議員だったのですよ。
 そのコネでイ・ミョンバクが推し進めてきた資源外交に乗っかっておいしく公金を手にしていたのではないかということで、イ・ワングが首相に就任したのと同時に捜査の手が入ったのですが。

 先日、遺書を残して行方不明になり、発見されたらポケットにメモが入っていて、そこにイ・ワングの名前をはじめとした親パク議員の名前が書かれていた……と。

 ふむ、微妙。

 捜査を主導したイ・ワングへの意趣返しにも見えますね。
 ただ、ベルギーで〜という部分はかなり詳細にも見えます。

 一部が真実で一部が虚偽だということも考えられます。
 いや、実際には全部が事実という可能性もありますよね。

 韓国の国会議員はいわゆる「ソンセニム」の頂点にある存在です。
 なので、どこにどう賄賂が行っているかは分からない部分なのです。
 たとえば金宇中が4兆円を持ち逃げしたときに誰も手を出さなかったどころか、帰国してから追徴金1兆8000億円を未納でもアンタッチャブル。 この藪に手を出したらなにが出てくるか分からないというのが最大の理由だといわれています。

 まあ、もう藪をつついてしまったのでなんともならないですね。
 命をかけて反撃されてしまった以上、もう聴取もできませんし。

 イ・ワングの「ニホンガー、レキシニンシキガー、クダラガー」はこの件をごまかしたいからっていう目的かもしれませんね。


 
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