楽韓Web

韓国に関する話題を面白おかしく、韓国の文化背景を含めて解説してしまうサイトです。

ウリとナム

 相互RSS募集中です

パク・クネの弾劾が8-0という完全試合で成立した理由とは?

韓国憲法裁、朴大統領の罷免を決定(中央日報)
朴槿恵(パク・クネ)大統領が10日、罷免された。

憲法裁判所は10日午前11時に大審判廷で開かれた朴大統領審判事件の宣告裁判で、裁判官8人の全員一致で朴大統領の罷免を決定した。
(引用ここまで)

 ピックアップするニュースはどれでもよかったのですが、とりあえず時間で消えない中央日報のにしておきました。

 楽韓Webでの事前の予想通りに……というか大方の予想通りに弾劾が成立し、パク・クネは罷免となりました。
 判決言い渡しの途中、セウォル号事故に関しては「大統領の職務ではない」とまっとうな話も出ていたので「おや、これはもしかして弾劾なしになるのかな」とも思っていたのですが、チェ・スンシルによる国政介入事件になってからは風向きが変わりました。それも圧倒的に。
 事前に100%弾劾になるとまでの断言は難しかったのですが、確率としては90%以上であったのは間違いなかったのです。
 日本で報道されているニュースを見ているよりも、遙かにろうそくデモ側の勢いがあったのですよ。
 「ウリとナム」論でいえば、パク・クネはすでに究極のナムとなっていたわけです。誰もパク・クネをウリと認定していない状況ではどれほど法的に理があろうとも、韓国では終わっていたということになるのでしょう。

 あえて意外な点を挙げるとすれば、8-0という完封で罷免が決まったことくらいなものでしょうかね。
 少数意見として反対したいけれども、火中の栗を拾うまでにはいかなかった……という感じだと思われます。
 今回は特別にどの判事が賛成したのかを知らせ、かつテレビカメラが法廷に入って生中継するという異常事態でした。
 その圧力によってパク・クネによって任命されていたことからパク・クネ派ではないかとされていたふたりの判事も空気を読んで弾劾に賛成。
 彼らも「パク・クネはウリではない」というように断じたということです。

 終わってみれば「国民情緒法大勝利!」ですね。
 言うなれば韓国人は彼らの「名誉革命」を成し遂げたのですよ。
 問題はその後にどんな時代がやってくるか、ということなのですが。
 なお、楽韓Webでは「大分断時代」が訪れると予想しています。
 さてはて。

大乱闘スマッシュブラザーズ for ニンテンドー3DS [オンラインコード]
任天堂
2014/09/12

韓国人「こんなに日雇仕事がないのはIMF以降ではじめてだ……」 現場労働ですら必要とされるウリとナム

不況の韓国で日雇い職半減、ありつけるかどうかは人脈次第(朝鮮日報)
ソウル市九老区の南九老駅5番出口の付近には、早朝に日雇い労働希望者が集まる「人力市場」と呼ばれる場所がある。ソウル最大規模で、毎日200−300人の求職者が集まる。

 今月16日午前3時35分。九老区庁(区役所)の職員4人がテントを設営し始めた。10分ほどで、男性7人が入れるくらいの休憩所が2カ所でき上がった。テント内には暖房器具と麦茶も用意された。午前4時を過ぎると、帽子を目深にかぶった登山服姿の50−60代男性たちが続々と入ってきた。6時ごろには100人余りに増えた。休憩所前にはワゴン車が5−10分間隔で停車し、5−6人を乗せて走り去っていった。

 意外に静かだった。求人側と求職者がやかましく交渉するような光景は見られなかった。ある男性(57)は「最近はオヤジ(仲介者)に気に入られている人だけが連絡を受けて仕事を得る」と明かす。オ・ジンソクさん(61)は、手元の携帯電話をちらちらと見ながら仲介業者からの電話を待っていた。オさんは「ここも人脈社会。いくらもない仕事が、オヤジと顔見知りの人、故郷が同じ人にばかり割り振られる」と話した。 (中略)

求職者たちは「冬は夏に比べて仕事は半分以下に減るが、今年の冬は不況のせいで昨年の冬の半分に減った」「こんなにつらい冬はIMF(1990年代後半のアジア通貨危機を指す)以降で初めてだ」と口々に語った。 (中略)

 建設作業の日当は技術職が20万−25万ウォン(約2万−2万4000円)、一般職が11万ウォン(約1万1000円)ほど。このうち10%と4000−5000ウォン(約400−500円)の車代がオヤジの取り分となる。立場の弱い求職者たちは、ただ選ばれるのを待つのみだ。17日に中浪区で会った男性(60)は「月に20日ほど仕事をもらう。仕事を得るのにさほど苦労は感じない」と語った。これ程なら、人力市場では「上流層」と言える。 (中略)

 近ごろでは女性たちの姿も目立つ。九老区で会った女性(56)は「飲食店で働いていたが、日雇いに転向した。12時間ずっと働かなくてはいけない飲食店よりも、大変だが労働時間が短いからいい」と話す。女性たちは建設現場で主に資材の整備を受け持つという。
(引用ここまで)

 日雇い稼業や契約社員っていうのは雇用の調整弁のようなもので。
 景気が悪いときに必要とされる最低限の社員の他に忙しくなった時に必要とされる人手という意味合いが大きいのですよね。
 なので、景気が悪くなったらすぐに切られる。調整弁ですから。

 日本でこのところ大規模な「年越し派遣村」みたいなものの話を聞かなくなったのは、そういうことなのでしょう。
 その一方で韓国では日雇いが余るようになり、仕事を得られるかどうかまでウリとナム≒地縁・人脈が関係してくる状況になっている、と。
 韓国社会ではどんなところでも構造を構成しているのは韓国人なので、こんな場面でもウリとナムに影響されるホロンの構造になっているのが面白いところ。
 さらには女性が建設現場で働いているヨイトマケの唄みたいな労働風景が見られるようになるとは……。
 問題は「おまけに僕はエンジニア」みたいな未来が汎韓国にあるのかどうか、ってことなのですが。

ヨイトマケの唄/ふるさとの空の下に
美輪明宏
KingRecords
2013/10/23

3000万羽を殺処分した韓国が「日本を見習って」鳥インフル対策に乗り出す……まずワクチンの備蓄からはじめようか?

鳥インフルで過去最悪被害の韓国 日本お手本に制度改善へ(聯合ニュース)
 その基本的な原因は、家禽類の飼育環境の違いにあると調査団は分析する。

 日本では鶏の飼育数が韓国より2倍以上多いが、韓国と違い中小規模の養鶏場が密集している地域がほとんどないとされる。それだけ集団飼育が少なく、飼育密度が低いことを意味する。

 青森県の鳥インフルエンザ発生農家の場合、10キロ以内にある農家は7軒だけだが、南西部の全羅北道・金堤では10キロ以内に410軒の農家がひしめく。

 「鳥インフルエンザの火付け役」とされるアイガモの飼育数が日本では50万羽程度であることも、韓国(877万羽)と違う部分だ。

 アイガモはウイルスに感染しても症状がすぐに現れず、排せつ物などを通してウイルスが大量に排出される。

 このような産業構造の違いにより、韓国よりも日本の方が鳥インフルエンザの防疫に有利な面があるというのが調査団の説明だ。 (中略)

 鳥インフルエンザ発生時の対応にも違いがある。

 日本は首相を本部長に、内閣に鳥インフルエンザ対応本部、農林水産省には防疫対応本部、発生都道府県別にも対策本部を設置し、運営する。

 殺処分についての政策は、24時間以内の殺処分、72時間以内の埋却を原則として事前に人員を確保しておき、一定規模を超えると自衛隊を動員すると定められている。実際に日本では昨年11月、鳥インフルエンザ発生の2時間後に安倍晋三首相が危機管理センターを設置し、陣頭指揮を執った。

 一方、韓国では農家が最初に通報して26日が過ぎてからようやく政府レベルでの鳥インフルエンザ関係閣僚会議が開かれた。

 その上、韓国は関心、注意、警戒、深刻の4段階の危機警報ごとに違う対応を取っており、発生から約1カ月が経過してようやく「深刻」レベルに引き上げられ、対応の遅れを批判された。

 このほかにも、異常な症状など疾病の発見時のみ通報するようになっている韓国とは違い、日本は鳥インフルエンザの予防のため毎月農家が家禽類の死亡率を報告することになっている。ワクチンは韓日とも指針上では使用できることになっているが、実際には日本のみがワクチンを備蓄(H5N1型、410万羽分)している。
(引用ここまで)

 アイガモがいるから、とか養鶏場が一カ所に固まっているから……というようなことを鳥インフルエンザが蔓延した理由として挙げていますが。
 最大の理由は後半の発生時の対応ですよね。
 政府にかぎらず、農家の対応も同じ。

 関係団体から「どうしても地鶏を移動させなければならない!」って言われたら許可してしまう。
 そもそも最初の感染疑いが報告されてから一ヶ月経つまで政府単位では対応しなかったし、養鶏農家も「どうやら感染したけど届け出る前に出荷しちゃえ!」なんてことをやる。
 移動中止命令があってもトラックで移動しちゃうし、その消毒もろくにやらない。
 日本じゃ動物園の入場口に「靴裏を消毒してください」ってアナウンスがあるほどですよ。東京なのに。

 セウォル号沈没事故の時に「これからの韓国社会ははマニュアルを守るものにならなければ」とか言っていたのだけども、熱さが喉をすぎてしまえばこんなもの。
 マニュアルを守ることで益がない。あるいは、破ることで益がある社会なのでこうならざるを得ないのです。
 そもそも、マニュアルを読むことができない人間が多数いる
 社会の構造が感染拡大を手助けするようにしかなっていない。
 そりゃこうなりますわ。
 ワクチン備蓄がないっていうのもけっこうなお笑いです。
 ワクチンが必要になったら南スーダンで銃弾を借りに来たように、日本に借りにくるつもりなんでしょうかね。

ワクチンは怖くない (光文社新書)
岩田健太郎
光文社
2017/1/20

韓国で鳥インフル感染疑いの10万羽が出荷。韓国人「わざとじゃない」(注:養鶏場全体の2/5を2日で出荷していた模様)

鳥インフル感染農場10万羽分の鶏肉が出荷=韓国(中央日報)
京畿道鳥インフルエンザ災害安全対策本部によると、安城のある農家から9日、出荷のために検査中の鶏に感染が疑いがあるという申告があった。その後の精密検査の結果、11日に感染が確認された。この農場では25万羽の鶏が飼育されていた。

問題はこの農場から申告があった1週間前の2、3日の2日間、10万羽の鶏が忠清北道鎮川(ジンチョン)の食肉処理場に出荷され、流通したということだ。農林畜産食品部の鳥インフルエンザ緊急行動指針は「鳥インフルエンザの疑いが申告されれば、7日以内に出荷された家禽類は全量回収して焼却しなければならない」としている。京畿道は出荷された鶏を全量回収する方針だ。 (中略)

キム・ソンシク京畿道動物防疫衛生課長は「今月初めに忠清北道鎮川の食肉処理場に行った車両にウイルスが付いて鳥インフルエンザに感染したと推定される」とし「現在まで出荷された鶏の40%ほどを回収した」と話した。続いて「出荷された鶏の流通経路を追跡し、全量回収に取り組んでいるが、冷凍保管でない場合は普通3日間で市場ですべて消耗し、全量回収は事実上難しいとみている」と伝えた。

農家が申告直前に鶏と卵を無断搬出したことは以前にもあったが、出荷されたのは今回が初めて。昨年11月25日、世宗市(セジョンシ)のある農家が産卵鶏10万羽と卵を搬出した翌日に鳥インフルエンザが疑われると申告し、問題になった。
(引用ここまで)

 鳥インフルエンザに罹患疑いのある鶏を「今のうちに!」とばかりに出荷してしまう。
 記事にあるように韓国では去年の発生当時にもありましたし、今回も同様。
 それ以前の口蹄疫でも同様に「いますぐ食肉処理場に持っていかなければ!」とばかりに処理場に養豚農家が殺到したことが原因で広まった可能性も指摘されています。
 25万羽飼育していたもののうちの10万羽を出荷。
 2/5を2日で出荷した。だけども故意じゃない。

 ……そりゃまあ、広まりますわ。
 1月10日の時点で殺処分数は3161万羽(農水省のサイトによる)。
 たしかに3000万羽に到達してからはだいぶ発生頻度は落ちたようですが。
 半島本土では最後の空白地である慶尚北道で野鳥で発見が相次いでおり、さらには済州島でも同じく野鳥からの発見が認められた。
 危険性はまったく変わっていないと見てよいと思いますね。
 むしろ、「これで安心だ」とばかりに防疫の意識が低くなったときが危険ではないかと思います。

 自分さえよければあとはどうなってもかまわない。できればウリとなる部分は救って恩を売っておきたいけど、それができないのであればまずは自分。
 他はどうであろうともかまわない。異種間感染があってもかまわない。
 そういう人物が他の国にはまったくいないなんてことはないですが、韓国ではその出現頻度が高すぎるのですよ。
 他の国ではSSRクラスの珍しさなのに、韓国ではちょっと探せばばんばん見つかる。
 恐ろしい国ですよ。

ウイルス・細菌の図鑑 --感染症がよくわかる重要微生物ガイド--
北里英郎 / 原和矢 / 中村正樹
技術評論社
2016/1/13

ウォールストリートジャーナル記者「韓国のデモが成功したのは分かった。じゃあ、これから韓国社会はどうなるの?」と冷徹な指摘

【寄稿】韓国国民は抗議行動をやり過ぎか(WSJ.com)
 韓国で行われた朴槿恵大統領の退陣を求める集会には200万人が参加した。今や朴氏は弾劾裁判に掛けられることになり、それを民主主義の勝利だと唱える向きもある。だが、帝政ローマのギリシャ人哲学者プルタルコスの言葉を借りるならば、韓国はこうした勝利を次は迎えられないかもしれない。

 韓国では過去数十年間、何万もの集会や行進、座り込み、ストが行われてきた。平均すれば1日当たり1件以上になる。こうした抗議行動は、生活の質や統治が改善しているのにもかかわらず増加している。そして、抗議行動を通じた体制の変革はほとんど実現できていない。 (中略)

 韓国ではなぜこれほど頻繁に抗議行動が起きるのか。時に「デモ共和国」と称される韓国で、なぜ抗議行動は永続的な変革をもたらさないのか。

 よく言われるのは、韓国国民は短気だという説明だ。2002年に少女2人が米軍車両にひかれて死亡した事件では、米兵2人が無罪判決を受けると、反米抗議行動が韓国全土を席巻した。レストランには「米国人お断り」の看板が掲げられ、人気歌手PSYは反米ソングを歌った。ある米当局者はロサンゼルス・タイムズ紙に対し、「私が話をする韓国人のほとんどが、判決には国民感情を反映させなければならないと主張する。これに対し我々は、苦労して法律から感情を切り離そうとしている。考え方がまったく違うのだ」と語った。

 韓国国民は、激しやすい自分たちの性向を「フライパン文化」と評する。例えば、2005年には日本の歴史教科書の記述をめぐり抗議行動が発生した。この教科書は、日本の中学校のわずか0.04%で採用されていただけだったにもかかわらずだ。2008年には米国産牛肉の再開をめぐり、安全性に問題がある証拠はなかったにもかかわらず、数十万人が抗議デモを繰り広げた。駐韓米商工会議所の会頭を務め、韓国に帰化したジェフリー・ジョーンズ氏は、こうしたことは韓国では感情が法律を優先してしまうことを示していると話す。

 しかし、もっと説得力のある説明は、韓国では権力は政治的見解が同じ人たちに訴えることによってではなく、個人的なつながりを動員することによって生まれるというものだ。盧泰愚氏は全斗煥氏の友人だったし、朴槿恵氏は朴正煕氏の娘である。

 個人的つながりを基にしたグループの存在が、政治的な発展を妨げている。他の国々では、社会運動は政党の政策に取り込まれる。しかし韓国では、個人的なつながりが強いため、権力は政策に賛同して結集することでは生まれない。その結果、不満を抱く人たちは街頭に出て抗議する以外に、政治参加する道がほとんどなくなる。 (中略)

 要するに、問題は1人の腐敗した指導者ではなく、そうした指導者を支える個人的なつながりと経済状況にある。韓国国民は、不屈の精神を持ち、今の状況より困難な障害を乗り越えてきた。だが後退を避けるためには、朴氏の退陣後のことを考える必要がある。腐敗は根が深く、その資金は潤沢にある。
(引用ここまで)

 この記事を書いたデビッド・ボロズコ氏は韓国在住のライターだそうです。国籍は分かりませんでしたが外国人であることは間違いなさそう。日経アジアンレビューにも寄稿していました。
 韓国の特色である「国民情緒法」と「ウリとナム」がウォールストリートジャーナルにおいても書かれていますね。
 さすがにそのものの名称を書いてはいませんが、中味はまさしくそれ。
 日本からだけではなく、その他の外国人からも疎まれている。
 韓国は法治国家ではないということが、韓国にいる外国人にはよく理解できるということなのでしょう。

 すでにニューズウィークの記事でも「デモはしていてもパク・クネ後がどうなるかまったく考えていない」「大統領候補たちもその鳥瞰図を提示できてない」という記事がありましたが、これが第三者からの冷徹な視線ですわ。
 韓国人自身は「世界4大革命を成し遂げた!」とか鼻高々なのですけどね。
 デモをして社会がどうなるかというようなデザインはゼロ。感情で突っ走った今回のデモが韓国になにをもたらすのか、ということを見据えることができていない。
 おそらく半年後くらいから抹殺がはじまるであろう保守派マスコミからはじわじわと「韓国という国そのものの危機」が唱えられていますが、それは自分たちが高く吊されるであろうからであって本当に国というものの行く末を心配しているわけではないというのがまた滑稽。

 韓国人はよく「判決に国民感情が反映されるのは当然のこと」なんてことをいうのですが、それこそが近代国家が切り離そうと必死に努力してきたものなのですけどね。
 さすがに法律を超える量刑が科されたりといったことはないにしても、科される罪状がおかしいなんてことはいくらでもある。
 セウォル号沈没事故の際に乗船していた臨時船長に殺人罪が適用されたこともそうですし、さらには乗船していなかった本来の船長にまで業務上過失致死罪が適用されたりもする。
 それに対して「セウォル号事故は特別だから」なんて言い訳をしてしまう。

 その特別扱いの連鎖は続いてしまうのですよ。
 きっと、今回のチェ・スンシル関連でも同じように「国民感情に配慮した」様々な判決が出るのでしょうね。なぜならチェ・スンシルゲートは特別だから。
 すでにチェ・スンシルの娘であるチョン・ユラに対して「業務妨害」で逮捕状請求に加えてパスポート失効の強制手段に出ています
 さらにはインターポールに対して「赤手配書」なる最高段階の手配書を要請したとのこと。
 今回のろうそくデモにおいて主役となっている若年層からもっとも憎まれているのがこのチョン・ユラであるという話は何度かしていますが、いくらなんでもやりすぎじゃないでしょうかね。
 ま、「今回の事件は特別だから」で済ませるんでしょうけども。

「反日韓国」の苦悩 老いも若きも未来に希望がない
呉善花
PHP研究所
2016/2/17

韓国鳥インフル:最大で5000万羽の殺処分も? 原因のウリとナムがひどすぎた……

韓国、前例のない鳥インフルエンザ拡散…5000万羽殺処分の予想も(中央日報)
【社説】鳥インフル殺処分数から分かる韓日の違い(朝鮮日報)
韓国国内で鳥インフルエンザが初めて発生した先月16日から今月20までに殺処分(予定含む)された鶏と鴨、ウズラは計2000万羽を超える。このような拡散速度や殺処分規模は2003年に鳥インフルエンザが韓国に初上陸して以来、類例がない。韓国国内の鶏・鴨飼育規模は今年9月基準で1億6526万羽。鳥インフルエンザ発生から1カ月余りで10分の1以上の鶏・鴨が埋却された。ソ・サンヒ忠南大獣医学科教授は「この拡散ペースなら5000万羽の殺処分も予想される」と述べた。

韓国養鶏産業が岐路に立っている。韓国で例年の行事のように冬に鳥インフルエンザが発生するのは、渡り鳥が移動しながら鳥インフルエンザを広めるからだ。中国と日本も同じだ。鳥インフルエンザが広がれば毎年感染した数千万羽の家禽類を埋却しなければいけない。この状況では毎年発生する鳥インフルエンザ問題を避けられない。根本的な対策を出すべきだという指摘が出る理由だ。養鶏産業のパラダイムを変えることだ。道は2つある。日本が歩んだ道、または中国が歩んだ道を選択しなければいけない。
(引用ここまで)
 鳥インフルエンザの感染が過去最悪の規模へと拡大する中、韓国農林畜産食品部(省に相当、以下同じ)が生きた地鶏の流通を許可していた事実が15日までに分かった。生きた地鶏はウイルス拡散の危険性が非常に高いにもかかわらず、同部はあえて流通を許可し、これが問題になると2日後に再び禁止した。今回の鳥インフルエンザはウイルスの感染力が以前よりも強く、しかもこのように国の対応があまりにもずさんなため、過去に例のないほど深刻な状況となっている。政府横断型の指揮系統が不在となっていることや、農林畜産食品部だけが対応に当たる現状への懸念も高まっている。

 今回、農林畜産食品部が生きた地鶏の流通を許可した背景には、韓国地鶏協会の圧力があったといわれている。流通が禁じられ被害が発生した地鶏農家から泣き付かれた協会が、農林畜産食品部に流通を認めるよう強く求めたようだ。もちろん農家の被害が拡大するのは心痛いが、それ以上に重要なことはウイルスの拡散を遮断することだ。ところが農林畜産食品部は畜産農家の保護という組織としての目標にとらわれ、感染拡大の阻止という国家次元の目標を見失ってしまったのだ。
(引用ここまで)

 韓国での鶏・鴨の飼育総数が1億6500万羽。
 予定を含んだ殺処分数が2000万羽を突破。
 だいたい、1/8くらいが殺処分されて鶏肉、卵が品薄になって高騰しているのだそうです。

 これが1ヶ月くらいで被害が拡大している。
 しかも、まだまだ冬本番はこれから。特に鳥インフルエンザの本場となってしまった中国から渡り鳥もまだまだくる。
 そしてインフルエンザウイルスが活発に活動できる期間はあと3ヶ月ほど残っている。
 絶望的ですね。
 記事中に「最大で5000万羽」とありますが、そこまで行ったら養鶏業の存続そのものが危ぶまれる事態です。

 そして、韓国でなぜそこまで蔓延したかというのは過去エントリですでに書いてしまったのですが、朝鮮日報のほうには恐ろしい記述がありました。
 15日の段階でもまだ生きた鶏の流通を許可していた、それも関係団体からの圧力に耐えられずにっていう。
 さんざん、「公よりもウリを優先する韓国で防疫は無理」という話をしてきましたが、ここまでくればもはやいっそ清々しいですね。
 パニック映画ではバカな行動をして被害を広げてしまうという役がいますが、まさにそれ。
 今回の感染拡大の背景にあるのは韓国社会そのものなのですよ。

 ウォッチャーにとってはウリとナムの実例を得ることができて非常に有意義なものとなってますわ。

ほっとくだけで味が決まる 漬けたら、すぐおいしい! (講談社のお料理BOOK)
堤人美
講談社
2015/12/10

鳥インフル感染拡散に見る「失敗した国」としての韓国

【社説】史上最悪の鳥インフル被害が映す「失敗した国」韓国の姿(朝鮮日報)
 鳥インフルエンザが韓国国内に広がり、ニワトリ・アヒルの殺処分数が2000万羽を超えた。ニワトリの価格が跳ね上がり、鶏卵不足のため航空便で緊急輸入まで推進することになった。同じころ鳥インフルエンザが発生した日本では、発生件数が6件にすぎず、殺処分も102万羽にとどまっているのとはあまりに対照的だ。 (中略)

 韓国で政府レベルの対策会議が開かれたのは、鳥インフル発生から丸2日が過ぎた後だった。車両・人手による家禽類の移動を一時的に禁止する命令は3日後に下され、1週間後にようやく、警報を「警戒」のレベルに引き上げた。最高レベルの「深刻」に格上げしたのは、1カ月が過ぎてからだった。決められた基準に従ったとはいうが、農家の反発を恐れた農林水産食品部(省に相当。農食品部)が様子見をした、という指摘は多い。日本と異なり、韓国はコントロールタワーも農食品部に任せた。

 黄教安(ファン・ギョアン)首相は、鳥インフルが発生してから10日後に、ようやく防疫対策状況室を訪れた。「1カ月」対「即時」(韓日がそれぞれ最高レベルの警報発令にかけた時間)、「10日」対「2時間」(国政の最高責任者が鳥インフル対策の取りまとめにかけた時間)という差が、「2000万」対「102万」(殺処分数)という大変な結果の違いを生んだ。 (中略)

 鳥インフルエンザが発生したらどうすべきかは、みんな知っている。日本では、その通りにやった。韓国は適当に、いい加減にやった。鳥インフルが拡散しようと、そうでなかろうと、カネを手に入れようとした。これに政府が迎合した。失敗が続いても、教訓にしていない。史上最悪の鳥インフル感染に、あらためて「失敗した国」の姿を見た。
(引用ここまで)

 セウォル号の沈没事故からこっち、「これから我々もマニュアルを遵守する社会にならなければ」というような話が散々出ていたのですが。
 「日本のようにならなければ」とか言ってましたっけ。その度に「こっち見んな」と思ったものですが。

 あれから2年8ヶ月。
 無理ですよねというのが結論として出たように思います。
 ウリを優先する社会構造を変革できていないのだから、そもそもが無理って話なのです。

 公よりもウリを優先する社会である以上、こういったことがある度に抜け駆けをする人物が出てくる。
 伝染病であろうと災害であろうと事故であろうと同じことで。
 まあ公を顧みないというだけではなく、国民の1/4ともされている文盲率・機能性文盲率の高さも問題なのでしょうけどもね。

 口蹄疫がなくならないのも、鳥インフルエンザの度に大騒ぎするのも、MERSが入ってきたら数人で済まずに百数十人にまで拡がってしまうのも。
 根っこはすべて同じですよ。 

 救急車が来たら道を空けるというていどのことすらできないのだから。
 まあ、もっとも本当にタレントがタクシー代わりに使っていたりもするので「本当に急病人かどうか分からない」という韓国人の感覚もさほど間違ってはいないのですが。

ドンネルの男・北里柴三郎 上
山崎光夫
東洋経済新報社
2003/11/6

 

「ろうそくデモは名誉革命だ」 → まあ分かる 「名誉革命を卑下する奴らは吊せ!」 → ……ああ、いつものアレね

キャンドル政局巻き込まれるか... 骨を惜しむ流通業界(イーデイリー・朝鮮語)
Eマートは最近キャンドル民心に袋叩きにあっている。 Eマート労働組合によるとEマート浦項が同店に勤務する従業員が制服に「下野せよ」という文が刻まれたバッジを勤務中に付着したが、会社側の懲戒圧迫を受けたという事実が知られている。以来、Eマート不買運動まで起こっている。

一方、Eマートの関係者はこれと関連し、「個人的な政治的意見は尊重するが、会社の方針であると誤解を受けかねない上に、服装規定に合わない勤務時は外すように要請した」とし「関連責任者と従業員の間で録音を確認した結果、懲戒関連の言及はなかった」と述べた。

スッポンと千戸食品も論議に包まれた。会社の代表がろうそく集会を非難するコメントをしながら不買運動につながっている。イ・ボンジン スッポンコリア社長は先月ある大学の講演で「あなたがデモに出ているときに参加していない4900万人は何かをしている。あなたの未来はあなたが責任を負わなければならない」と言ってイ・ボンジン社長がキャンドル集会をけなしているという批判が続き、不買運動に広がった。

キム・ヨンシク千戸食品会長は先月4日、自身が運営するオンラインコミュニティに「火デモ集会や昔の話を暴くメディアなど、なぜこんな報道をしているのか分からない」とし、「ニュースが表示されているのが嫌いになった。国政が揺れれば国が危険になる」とした親政府の保守団体が作成した動画を上げながら、世論の袋叩きを迎えた。

一方、ろうそく集会特需を迎えている企業も売上が上昇への言及を敬遠している。光化門近くのコンビニエンスストアは、キャンドル集会の度に客が集中し、売上高が高止まりしている。近くのレストランも夜遅くまで人が集まっている。光化門近くのスンデ鍋屋は一日の売り上げがなんと980万ウォンに達した。ろうそく集会効果を直接的に言及していない理由は、社会的な雰囲気のせいだ。キャンドル集会での売上高が上がると言う場合、ややもする逆風を迎えることができるからである。
(引用ここまで)

 韓国ではメディアも含めて「ろうそくデモで革命を成し遂げた!」「名誉革命だ!」「ろうそく革命だ!」と大興奮。
 あ、弾劾のことです。
 ろうそくデモが国会に、そして大統領府に圧力を与えたのは間違いないでしょうね。

 で、それが「革命」なんだそうですよ。
 そしてその革命に反抗する人間は糾弾されるのだそうですよ。
 この世の最上の正義に反抗するのであれば、パク・クネと同じ悪。パク・クネのウリであり、我々からはナムなのだ、ということです。

 「反革命分子を革命裁判にかけなければならない」、もしくは「すべての紅衛兵は反革命分子を攻撃せよ」ですかね。

文化大革命 (講談社現代新書)
矢吹晋
講談社
1989/10/2

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