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韓国に関する話題を面白おかしく、韓国の文化背景を含めて解説してしまうサイトです。

オ・スンファン

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元阪神のオ・スンファン、メジャーでクローザーから降格

Cardinals' Seung Hwan Oh: Closer change in St.Louis?(CBS Sports・英語)

 元阪神で現在はセントルイス・カーディナルスに所属するオ・スンファンがクローザーから降格されそうという記事。
 シーズン当初からクローザー(ストッパー)を任されてきたのですが、先日の試合でセーブ機会だったにも関わらず登板したのは他の投手でした。
 ふむ、今日までの成績を見てみましょうか。

 Seung-Hwan Oh(ESPN・英語)

 防御率3.75。WHIP1.36。
 うーん、クローザーとしては無理な成績ですね。
 WHIPというのは1回、3アウトまで投げた時に何人のランナーを出すかという数字で、クローザーであれば1前後、できたら1以下であってほしいというのが実際です。
 阪神ファンでもないのでよく見てはいなかったのですが、2年目の一昨年は2年連続でセーブ王だったもののだいぶ劇場型だった覚えがありますね。

 というわけでWHIPだけを見てみましょうか。
 来日前の韓国での3年は0.667/0.836/0.832。この数字は絶対的守護神といっても過言ではありません。
 来日してからは0.810/1.154。2年目は劇場型の印象通り。
 で、メジャーでは0.916/1.361……今年はもう凡百の中継ぎ投手です。

 で、ちょっと詳しい数字を見てみたのですが……うわ、これはひどい。

対右打者 打率.197 長打率.276 OPS .529
対左打者 打率.353 長打率.632 OPS 1.038

 野球をあまり知らない人にこの数字のひどさを伝えるにはどうすればいいだろう……。
 右打者に対しては桜井章一、左打者に対しては西原理恵子……めちゃくちゃ極一部にしか伝わらないな。
 左打者に対しては一切通用していないと言っても過言ではない成績です。
 これは対右のワンポイントとしてしか使えないなぁ……。
 日本でもWBC参加組の不調が伝えられていましたが、やっぱり普段のシーズンとは調整が異なるのか。
 あるいは対左で穴が見つかったか。
 どちらにせよクローザー降格もやむなしといったところです。

江夏の21球 (角川新書)
山際淳司
KADOKAWA
2017/7/10

韓国人メジャーリーガーが怪我だらけなのは「美徳」があるから?

MLB:故障者続出の韓国人大リーガー、背景に韓国野球の「美徳」(朝鮮日報)
 韓国のプロ野球は個人よりもチーム成績を徹底的に優先させる。韓国では軽いけがを押してプレーすることを「美徳」とみなす傾向が強い。朴炳鎬はキャンプ時から手首に違和感を覚えていたが、言い訳になると思って周囲に言わなかったという。

 野球解説者のミン・フンギ氏は「かつての朴賛浩(パク・チャンホ)や金炳賢(キム・ビョンヒョン)のように、渡米した選手は自分の肩に韓国の野球の名誉がかかっていると考え、ファンの期待に応えようと復帰を急ぐあまり、かえって故障を深刻化させた。体の調子が悪ければ球団に早く伝えて完全に治すことが重要だ」と指摘した。同じく野球解説者のチェ・ヒソプ氏も「大リーグは日程がタイトで移動距離が長く、体力の負担が非常に大きい。7月からは誰が体調管理に成功するかがカギになるだろう」と語った。
(引用ここまで)

 記事中では負傷者リストに入っているのがキム・ヒョンスとリュ・ヒョンジンだけになっていますが、チュ・シンスも今シーズン3度目の負傷者リスト入り。
 1日だけ(正確には2打席)の復活を経て1ヶ月ほどプレイしたのですが、腰痛がひどくてプレイできないとのことで今日から欠場。

 ま、アスリートは身体のどこかを痛めているものですよ。
 100%間違いなくどこかに故障個所を抱えています。
 ただ、それが原因で期待されているパフォーマンスを出せないのであれば、メジャーの場合はとっとと故障者リストに入ったほうがいいのですよね。
 そうするとマイナーからひとり選手を引き上げることができるので。

 ここまでの韓国人選手の状況を整理しましょうか。
 一時期は40本ペースだとか韓国マスコミに持ち上げられていたパク・ビョンホは調子を落としてマイナー落ち。
 女性から告発されているカン・ジョンホも20日までの月間打率.176。
 靱帯断裂+骨折の影響なのか、事件の影響なのか、再度データ収集されたのか微妙なところ。どっちにしても不調です。
 打者で唯一の生き残りといってもいいイ・デホも調子は右肩下がり。月間打率.238、月間OPSが.757。ファースト/DHでこれはきつい。手首の負傷だという話ですが。
 イ・デホとキム・ヒョンスは負傷もあるのでしょうが、プラトゥーン方式での出場だったのでデータが少なかったものがようやく揃ってきて、対応されてしまったというところですかね。それぞれ打席数は208と173。
 キム・ヒョンスは「調子を崩してきたかな?」くらいのところで負傷者リスト入りだったので、実際はなんともいえませんが。
 チュ・シンスは今年は全体のゲームの1/3にすら出ていないので評価なし。ふくらはぎ、ハムストリングス、腰痛とそれぞれ異なる部位で負傷者リスト入りで34歳にしてもはや引退寸前のプレイヤーのようです。
 オ・スンファンだけはよくやってますね。

 まともに生き残っているのがオ・スンファン、そしてイ・デホだけとなってしまいました。日本を経由した選手だけ、ですね。
 特にパク・ビョンホは悲惨の一言だなぁ……。


元阪神のクローザー、オ・スンファン、暴力団関係者と賭博疑惑で日本にも韓国にも居場所なし。アメリカに向かう……のか?

<野球>呉昇桓、ML以外に行く所はない(中央日報)
賭博認めた!呉昇桓、日韓米球界から追放も 阪神は交渉打ち切りへ(サンスポ)

結局、残ったのは米国メジャーリーグだけだ。呉昇桓のエージェントはメジャーリーグのウィンターミーティングに参加してブルペン投手として呉昇桓の実力をメジャーリーグ球団にアピールしている。容易ではない展望だ。韓国で検察調査を受け、今後裁判に渡るまで時間がかかるだろう。メジャーリーグ球団が司法処理の結果に関係なく呉昇桓の実力だけを見て迎え入れるかは分からない。もし米国進出が不発に終われば、しばらく無所属の身の上は避けられない。
(引用ここまで)
 ソウル聯合ニュースによると、取り調べに対して本人は数億ウォン(1億ウォン=約1040万円)のチップを借りたことは認めたが、実際に賭博した回数や賭け金は多くないと供述。検察は少なくとも数千万ウォン台の賭け金で賭博をしたとみて、在宅のまま起訴する方向で検討しており、検察関係者は「再び取り調べる必要はなさそうだ」と話しているという。

 事の発端となった元ヤクルトの林昌勇(イム・チャンヨン)投手(39)もマカオのカジノで数億ウォンの賭け金で賭博をしたとして先月24日に取り調べを受け、賭博した事実については認めたため所属のサムスンから放出。韓国球界から“追放”された。呉昇桓もきわめて厳しい状況に立たされたのは、間違いない。 (中略)

韓国では、すでに起訴されている元暴力団員のカジノ運営業者の男と林昌勇がかかわっていると報道されており、呉昇桓も暴力団組織と関係がある可能性がある。
(引用ここまで)

 元阪神でクローザーをやっていたオ・スンファンがイム・チャンヨンと同様にマカオで巨額の賭け事をして、韓国警察に取り調べを受けて、おそらく在宅起訴されるであろうとのこと。  ……いやなメジャー進出だなぁ。
 まあ、これで実質的には日韓ともに追放は間違いないところかな。

 でも、「禍転じて」という可能性もなくはないですかね。おそらくメジャー契約は無理。そもそも評価されている実力的に。
 マイナー契約であれば……というところがなくもない。
 そこでチャンスをつかむことができて、かつ通用すればなんとかなるかもしれない。
 先日書いた、斎藤隆コースですね。

 ……まあ、書いてて「駱駝が針の穴を通るような話だなぁ」とは思いますが。
 単純に賭け事だけだったらまだしも、韓国人の元暴力団関係者とつきあいがあった……というのは致命的。
 この事件をアメリカ側がどう受け取るかはちょっと分からないですけどね。

スラッガー2016年1月号No.209
日本スポーツ企画出版社
2015-11-24

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