楽韓Web

韓国に関する話題を面白おかしく、韓国の文化背景を含めて解説してしまうサイトです。

カン・ギョンファ

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日米韓外相会談でも「非核化ではCVIDを求める」「制裁は非核化実現まで解除しない」「拉致問題へも言及した」との3点セットを表明……ポンペオ長官にそつがなさすぎる件

北朝鮮のCVID再確認 非核化まで制裁維持へ=韓米日外相(聯合ニュース)
韓国と米国、日本の外相会談が8日、東京で開催された。河野太郎外相は会談後に開かれた共同記者会見で、北朝鮮の「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)」を求める方針を再確認したと明らかにした。

 また、ポンペオ米国務長官が6〜7日に平壌を訪問し、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の側近の金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長と会談した際、日本人拉致問題を取り上げたことに謝意を表明した。

 韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は韓米合同軍事演習を中止したことについて言及し、「演習の中止は北が迅速に非核化を進めるようにするためのもの」とした上で、「韓米軍事同盟に変化があったわけではなく、3カ国は今後も連携していくことにした」と説明した。

 また、「完全な非核化は完全な核物質の廃棄だ。これは明確に定められている目標」と強調。「北はこうした決議を完全に履行しなければならない」としながら、北朝鮮が完全な非核化をするまで国連安全保障理事会の制裁を維持しなければならないとの認識で3カ国が一致したと述べた。
(引用ここまで)

 いまきた3行。

 ・あくまでも北朝鮮の非核化に際してCVIDを求める。
 ・高位者会談で日本人拉致問題を議題に取り上げた。
 ・非核化まで国連安保理の制裁は維持しなければならない。

 ポンペオ国務長官は原則を譲る気はまったくないようですね。
 米朝首脳会談は開催してキム・ジョンウンを引きずり出し、実務者会談や高位者会談ではCVIDを譲らない。
 日米関係を堅持する意味でも拉致問題への言及も忘れない。
 さらに韓国、中国を牽制するために制裁維持を言明する。
 ふむ、なるほど。
 まったくもってそつがない。

 韓国は南北首脳会談、および板門店宣言に基づいて制裁解除する気満々ですけどね。
 南北鉄道接続やら開城工業団地の再開をいつでもやりかねないくらいの勢い。
 特に開城工業団地についてはできるのであれば明日にでもやりたいって感じの話になっています。

 統一部長官は「制裁解除が前提だが」としながらも「可能であれば早期再開が望ましい」と発言していますし、先週には入居企業が北朝鮮への入国を政府に求めていたほどでした。
 北朝鮮に資金を入れたくてうずうずしているっていうのが本音でしょうね。

 でも、それに釘を刺す形で「制裁は維持する」と日米韓外相会談で述べられてしまった。
 まあ、なんらかの形で援助をしていくのだろうなとは思いますが。果たしてアメリカの監視をかいくぐれますかね?
 とりあえず今回は日米韓外相会談の声明として「日米韓の三ヵ国は緊密に連携していく」という文言を入れていますけどね。

韓国外相「日本との関係は歴史問題で停滞しているが、人的・文化的交流は活性化させるべき」……おまえが停滞の主犯だろうに

「人的・文化的交流の活性化が必要」 韓国外相(KBS WORLD RADIO)
韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相は28日、「歴史問題には原則的に対応するものの、韓日両国の人的・文化的交流は活性化させていくべきだと語りました。
康京和外相はこの日、外交部庁舎で開かれた「韓日文化・人的交流タスクフォース」の発足式に出席し、韓日関係はここ数年間停滞しているとしたうえで、「1998年に当時の金大中大統領と小渕恵三首相が「韓日共同宣言」を発表してから20周年を迎えることし、両国関係の未来志向的な発展に向けた文化・人的交流拡大が必要だ」と強調しました。
また、歴史問題などの影響もあって日本からの観光客は3分の1程度の減るなど、人的交流が停滞していると指摘し、民間委員の皆さんが官僚は思いつかない破格の対策を考え出してほしい」と語りました。
(引用ここまで)

 韓国外相のカン・ギョンファが日本との人的・文化的交流を深めるにはどうすればいいか」というタスクフォースを発足させたとのこと。
 「日本との関係が歴史的問題で停滞しているが、それを突破する方法はないか」という目的なのだそうです。
 あとは「それが原因で日本人観光客が激減しているので、その手当もしたい」と。

 っていうかカン・ギョンファ本人こそがその停滞の原因というか、主犯ですよね
 日本との関係を活かすために慰安婦合意を遵守するか、それとも韓国国内での支持率をキープするために日本との関係を生け贄にするかの選択だったのですよ。
 けっきょく、後者を選んで日韓関係を停滞させることを選んだのです。
 であれば、そのコストを支払うべきなのです。
 というか、支払っている結果がこの停滞なのですから受け入れる他ないでしょう。

 ムン・ジェインは子飼いのリベラル派を大法院長に仕立てて、徴用工に対する個人請求権の有無についての判決を出すのではないかともされています。
 どう見ても現政権下で「三菱重工や新日鉄住金は賠償金を支払え」以外の判決が出るとも思えません。
 この判決が出たら、停滞どころじゃない状況になりますよ。
 悠長に「文化交流を云々」なんて言えない関係になるのですけどね。

 まあ、観光客に関してはそれ以前に韓国の観光地をどうにかしたほうがいいとは思います。
 たとえば2020年に予定されているノ・ムヒョンセンターのオープンを繰り上げる、とかですね。ダメ?

カン・ギョンファ韓国外相「訪米してティラーソン国務長官と会談します」→解任で肩すかし→一方、河野外相はポンペオ次期長官と会談設定中……

15日から訪米の康外相、ティラーソン氏解任で肩透かし(朝鮮日報)
ティラーソン氏更迭は日本に好都合? 河野外相「後任と近く会談」(朝鮮日報)
韓国外交部(省に相当、以下同じ)の康京和(カン・ギョンファ)長官は14日朝、出勤の際に複数の取材記者から米国のティラーソン国務長官解任について尋ねられると「突然の変化(で戸惑っている)」とコメントした。15−17日に予定されている訪米を目前に控え、カウンターパートとなる米国の国務長官が突然解任されたことに驚きを隠せなかったようだ。 (中略)

 これまで韓国外交部は北朝鮮との対話局面で韓国大統領府からさほど重視されず、国家情報院や統一部に主導権を握られているとの批判を受けてきた。そのため外交部は今回の康長官訪米に向け準備に本腰を入れてきた。実際に康長官の訪米計画が発表された際、外交部の魯圭悳(ノ・ギュドク)報道官は「(韓米両国の外相が)深く話し合いを行う予定だ」とした上で「今回の訪米は北核問題をめぐる韓米間の緊密な関係をさらに強化し、米朝対話に向けた実務面での調整基盤を整えるのにプラスになるだろう」などと説明していた。
(引用ここまで)
 米国のトランプ大統領がティラーソン国務長官を解任したことについて、日本政府は「突然の決定で驚いた」との反応を示しながらも、早くも次期国務長官との会談の調整に入った。

 ティラーソン氏は米国の中でも代表的な対北朝鮮穏健派だったため、日本としては後任に対北朝鮮強硬派のマイク・ポンペオ中央情報局(CIA)長官が指名されたのは好都合ともいえる。ポンペオ氏は、北朝鮮が米国を狙った大陸間弾道ミサイル(ICBM)の製造技術を完成させる前に、北朝鮮への先制攻撃を検討すべきと主張してきた。

 日本の河野太郎外相は、ティラーソン氏との会談のために当初は今週末に訪米する方向で調整していた。しかしティラーソン氏の解任が決まったことで、河野外相は早くも後任のポンペオ氏との会談に向けて調整を始めた。
(引用ここまで)

 ちょっと面白い感じです。
 カン・ギョンファ外交部長官が訪米を決めた直後にカウンターパートであるティラーソン国務長官が解任される。
 河野外相が訪米を調整していたところ、訪米が決まるよりも前に解任が決定される。
 マイク・ポンペオが国務長官に就任するのは4月から。上院の承認も必要となりますが。
 それまではサリバン副長官が国務長官代理として働くとのこと。
 つまり、カン・ギョンファが会えるのはサリバン副長官なのですね。

 韓国の扱い、というものがよく分かる事例です。
 それでなくても今回の北朝鮮訪問から訪米、米朝首脳会談決定については大統領府と統一部が主導していて、外交部はまったく関与できていなかったのです。
 というわけで今回の訪米には期するところがあったとのことですが。
 思いっきりハシゴを外された状態。

 その一方で河野外相はうまいこと「ポンペオ国務長官」と会談ができそうな感じです。
 国務長官が変わったことで、トランプ政権の対北朝鮮外交方針は変わってくることでしょう。
 そのカウンターパートに会うことができるのはうまいですね。
 4月には日米首脳会談もあるとのことですし。

 偶然の部分も大きいのでしょうが、アメリカから見た日韓それぞれの扱いがよく分かる感じです。

北朝鮮核危機 全内幕 (朝日新書)
牧野 愛博
朝日新聞出版
2018/2/13

韓国外交部長官、国連で慰安婦に言及。日本政府は大反発。それでも「慰安婦合意」がカードとして使える理由

韓国外交長官、国連で慰安婦に言及…「被害者中心の取り組みを欠いていた」(中央日報)
日本「国連で韓国外交長官の慰安婦発言、容認できない…解決した問題」(中央日報)
韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は26日(現地時間)、スイス・ジュネーブで開かれた第37回国連人権理事会総会で旧日本軍慰安婦問題に言及した。

慰安婦合意以降、国際舞台で慰安婦問題について韓国政府の立場を明らかにしたのは初めて。その間、韓国政府は2015年12月の慰安婦合意内容に基づき、国連など国際舞台で慰安婦問題に言及していなかった。

康長官は「慰安婦問題を解決しようという努力で被害者中心の取り組みを欠いていたことを認める」と述べた。続いて「韓国政府は被害者の傷を癒やして尊厳と名誉を回復するために被害者、家族、市民団体と協力する」とし「過去の過ちが繰り返されないよう現在と未来の世代が歴史の教訓から学ぶことが重要だ」と語った。康長官はこの席で日本には言及せず戦時中の性犯罪と話した。
(引用ここまで)
韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が26日(現地時間)、国連人権理事会の総会で慰安婦問題に言及したことに対し、日本政府が反発した。

在ジュネーブ国際機関日本政府代表部の伊原純一大使は26日、康長官の演説後に現地で記者会見を開き、「(慰安婦問題は)日韓合意で解決した問題」とし、康長官の発言について「容認できない」と主張した。

続いて「日韓が最終的かつ不可逆的に解決したと合意した問題を国連に持ち出すべきではない」とし「慰安婦問題が両国関係に影響を与えないようにするためにも韓国政府に合意を着実に履行するよう要求する」と述べた。
(引用ここまで)

 慰安婦合意に「互いに国際社会において非難・批判をすることを避ける」という条項があります。
 今回、「日本には言及せずに、慰安婦についてだけ言及する」ということで一応の配慮は見せた……という考えなんでしょうね。たぶん。
 それでもこれだけ日本が反発している中で慰安婦について言及するということは、ムン・ジェイン政権は根本的には政治軍事経済のいずれの局面においても日本の協力を必要ないと考えているということなのでしょう。
 実際に中国に捧げた三不の誓いのひとつに日米韓の軍事同盟を結ばないというものがあるので、その忠実な履行ともいえるのですが。実際に日米韓での軍事演習は断ってきましたしね。
 そのわりにはカン・ギョンファが初来日したと同時に日韓通貨スワップ協定に言及するとかわけがわからない状況になっていますが。まあ、このあたりは言ってみて同調してもらえたらラッキーくらいなものなのかな。

 ちょっと前に「どうもムン・ジェインは対日外交の基本路線、青写真といえるようなものをなにも持っていないっぽい」という話をしました。
 対米外交でそれなりのことができていれば日本もそれについてくるだろう、くらいの認識なのかなと。
 おそらくそれはムン・ジェインにとってもっとも大切な対北朝鮮外交において、日本がなんらかのかたちで影響を及ぼすことができないからではないかと思われます。

 武藤正敏元駐韓大使が言うように本当に北朝鮮のことしか考えていないのだな、ということが今回のオリンピック外交でよく分かったのではないでしょうか。
 特例に次ぐ特例連発。
 さすがに万景峰号92への給油まではしませんでしたが、入港を許した時点で唖然としました。それ以上に唖然としたのは天安艦撃沈を指示したキム・ヨンチョルの閉会式への出席を許したこと
 「千丈の堤も蟻の一穴より崩れる」ともされますが、ムン・ジェイン自らその蟻の役割を買って出ているわけです。

 ただ、日本にとっては対米外交の材料としては悪くなかったりします。北朝鮮に融和姿勢の韓国に対して、圧力を強める側にいる日本はアメリカとの協力体制を強くしていますからね。
 安倍総理の施政方針演説を見ても分かるように、対韓外交については諦めの境地に入りつつあります。
 慰安婦合意は韓国が守っても、守らなくても日本にとっては使えるものとなっている、という読みが当たっていることが分かってもらえるのではないでしょうか。

北朝鮮核問題討議する安保会議に韓国は欠席。理由は「五輪外交に忙しいから」だそうです

【社説】北核扱ったミュンヘン会議に韓国外交長官だけが抜けたとは(中央日報)
北朝鮮核問題を集中的に議論したミュンヘン安全保障会議(MSC)がドイツで開かれたが、本来北核脅威の当事者である韓国政府は参加しなかった。MSCは世界最大の例年安保フォーラムだ。今年は16〜18日に開催された。今度は北核懸案に関する国際的共感を集める場だった。このような重要性を意識して米国ではハーバート・マクマスター米国家安保補佐官、日本は河野太郎外相など、各国の外交安保責任者が参加した。MSC側は康京和(カン・ギョンファ)外交部長官にも招待状を送ったが、康長官は平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)を理由に参加しなかったという。昨年には尹炳世(ユン・ビョンセ)前外交部長官が基調演説で北核問題に関する韓国の立場を説明した。 (中略)

ミュンヘン現地では会議が始まる前に北大西洋条約機構(NATO)のイェンス・ストルテンベルグ事務総長が「NATO加盟国が北朝鮮ミサイルの射程圏内にある」とし「北朝鮮が核プログラムをあきらめるように最大限の圧力を加えなければならない」と話した。ヴォルフガング・イシンガーMSC議長も「今、世界の安保状況は旧ソ連解体以降、いつにもまして不安定だ」と懸念した。いずれも北朝鮮の核とミサイル開発を原因に選んだ。河野外相は一歩進んで「北朝鮮の核武装容認は核拡散防止条約(NPT)体制の崩壊につながる可能性がある」と警告した。河野外相の言うNPT体制の崩壊とは、「核ドミノ」現象を指す。北朝鮮の核武装で韓国・日本・台湾・イランなどに核拡散が連鎖的に行われ、その結果で国際核秩序が崩れるという意味だ。国際社会が北核事態を深刻に受け止めている理由だ。

米国は時間が経つほど北朝鮮の核武装脅威にさらに鋭敏に反応している。この会議に参加したブルッキングス研究所のトーマス・ライト上級研究員はジェームズ・リッシュ米上院議員の話を引用して「ドナルド・トランプ米大統領が北朝鮮に武力を使用すれば、鼻血作戦でなく、短期間で大規模な作戦になるだろう」とし、「破壊は史上最大で途方もない規模になるだろう」と伝えた。 (中略)

国際社会がこのように北核に緊張しているのとは違い、外交部はこのような危機にあえて背を向けようとする様子だ。政府は康長官がMSCに参加しなかった理由を平昌五輪に外国の首脳級要人が来るからと主張した。それなら、当然次官派遣でも推進する必要があったのではないだろうか。ややもすると政府のこのような態度は、北核事態を批判する国際会議場を回避しようとする意図に見られるかもしれない。ひたすら南北対話のために北朝鮮を刺激しないことにあまりにも執着するのでないか疑問だ。そうするうちに訪韓した北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)労働党中央委第1副部長に「非核化」について一言も言えなかったのではないか。
(引用ここまで)

 「五輪外交があるから」という理由でカン・ギョンファがミュンヘン安保会議を欠席。
 主たる議題として北朝鮮核問題が討議されていたのですが、当事者の一員であるはずの韓国は次官すら送ろうとはしない完全欠席。

 えーっと、なんでしたっけ。
 北朝鮮核問題の運転席には韓国が座っている……でしたっけ?
 去年にも「運転席に座っているのは韓国だ。しかし1週間の夏休みをもらう」とかやってましたね。
 当事者意識云々というより、今回のは「北朝鮮に嫌われたくない」という一心な感じですけどね。

 アメリカからはマティス国防長官、マクマスター安保担当補佐官、バイデン前副大統領が出席。
 イギリスからはメイ首相が出席。
 この会議に次官すら送らない……なぁ。
 ペンス副大統領は「北朝鮮に間違ったメッセージを送りたくない」として開会式当日の夕食会を欠席しましたが。
 この韓国の動きもメッセージとなっているでしょうね。

 ちなみに河野外相はミュンヘンでロシア、ジョージア、ラトビア、アルバニア、アルメニア、マケドニアの外相とそれぞれ会談を行い、ブルキナファソの大統領表敬、南スーダン副大統領表敬を行ったそうですわ。

国連人権理事会で韓国外相が演説へ→対外的に「慰安婦合意」を遵守するのか否かの分かれ目

韓国外相が国連人権理事会出席を検討 慰安婦問題に言及か(聯合ニュース)
韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官がスイス・ジュネーブで26日から開かれる国連人権理事会への出席を検討していることが14日、複数の政府筋の話で分かった。基調演説を行う場合、旧日本軍慰安婦問題と北朝鮮人権問題を取り上げるとみられる。

 韓国政府は慰安婦問題を巡る2015年末の韓日合意に対する検証結果を昨年末に発表し、これを基に先月9日、合意への対応方針を発表した。康氏はその席で、合意は問題の真の解決にならないとし、「日本が自ら国際的かつ普遍的な基準に基づき、真実をありのまま認め、被害者の名誉、尊厳の回復と心の傷を癒やすための努力を続けることに期待する」とした。また、「被害者がいちずに望むことは自発的かつ真の謝罪」と強調した。

 人権理事会で慰安婦問題に言及する場合、韓国政府の新たな対応方針を国際社会に示すという意味を持つことになりそうだ。

 政府は韓日合意後の16年と17年の人権理事会では演説で慰安婦問題を取り上げなかった。これは合意に明示された「国際社会で互いを非難・批判することは控える」を意識したものとされる。一方、日本は国連女性差別撤廃委員会などで慰安婦の強制連行を否定することに外交力を注いできた。
(引用ここまで)

 ここ、割と重要な局面です。
 ムン・ジェイン政権へと変わってどのような対応を国連で行うか。
 慰安婦合意には「国際社会でお互いを非難・批判することを控える」という条項があります。
 これを守るのか否か。

 何度も書いていますが、慰安婦合意は日韓関係の一丁目一番地。
 守れないというのであれば、まともな二国間関係を結ぶことはできないというものです。
 その慰安婦問題について国連人権理事会でどのように発言するのか。
 日本を非難・批判するという形で「旧来の日韓関係」に引き戻すことを求めるのか、それとも「心が通じる真の友人になる」という話を優先させるのか。

 もっと言うのであれば1月に発表した「慰安婦合意を棚上げする」という立場を国内向けに留めるのか否かを問われているということなのですが。
 どうもムン・ジェイン政権には「日韓関係なんてどうでもいい」くらいに思っている節があって、場当たり的な対応しかしていないイメージがあります。根本的な方向性がないというか。

韓国リスク 半島危機に日本を襲う隣の現実 (産経セレクト)
室谷克実 / 加藤達也
産経新聞出版
2017/12/30

韓国外相「日本はツートラック外交を了承した。未来志向の日韓関係だ」

[インタビュー]ガンギョンファ 「南北対話、制裁・圧迫の枠組みから外れるものではない」(聯合ニュース・朝鮮語)
-日本の河野太郎(河野太)外相との朝食会合をした公開することができる部分は。

▲今日はちょうどお互いに楽に話しするために、非公式に朝食会をした。様々な懸案、慰安婦の合意発表後のそのような状況について話し平昌にも話していた。詳しい話は、互いに詳細に開示をしないことにした。

-慰安婦問題と関連し、日本と中長期的に解決すべき問題だと表現したが、日本ではこれが、中長期的云々ではなく、もはや話すことがないと頑固に出てくる。日本の態度の変化を追求することができるか。

▲状況というのが、また両国の立場はこのように発表直後に出てくるような立場と、いくつかの歳月が流れた後に変わった状況では、さらに一歩進んだ、もっと成熟化され、かつ鍛えられたような立場が出てくることができる。基本的に私たちの政府の立場は、前回の合意として、この問題が解決されたのは、絶対ではないのだ。特に被害者の立場から見たとき。基本的には人権の問題を政府間における政治的交渉で解決をしようとした試み自体が問題の本質に照らして見た時は間違った方法であった。

今回の検討の結果、明確な結論が出てきたものであり、そのため私たちは日本に対してよりこの問題をめぐり交渉をしたり、追加のことを要求していないと結論が導き出されたのだ。これ政府と政府の間でいかなる交渉になることではないからだ。

日本はそこに政府の立場が出る。それでも日本は私たちに重要な隣国であり、この問題に認識の違いがあるか分からないが、他の経済協力、実質協力こんなところは、私たちがツートラックにするという立場を持ったのだ。

河野外相とはそのような面で良い意見をたくさん交わした。特に合意を成し遂げたわけではない、お互いこれからちょっと進むという意見で共通していた。

-日本はツートラック外交を納得するか。

▲私たちの立場では、そのように解釈をしている。
(引用ここまで・太字引用者)

 ……「日本はツートラック外交を納得したと解釈している」のだそうですよ。

crocop

 以前であれば密約の存在なんかを考慮に入れないとダメだったのでしょうけどね。
 現状の外交状況であれば「カン・ギョンファが勝手に言っている」と判断してまあ間違いないところでしょう。
 というか、日本とのツートラック外交は新年会見でムン・ジェイン大統領が述べた「聖なるお言葉」であるからして、韓国としてはそれを掲げるしかない。
 一応、日本も「未来志向の日韓関係」というお題目は掲げている。昨日の外務省の日韓外相会談(朝食会)の報告でもそのような記述はありますね。

 だけども、それは「適切にマネージされた結果」としてそういう側面もあるということであって、あくまでも日韓関係の一丁目一番地は慰安婦合意の履行なのですよ。
 それがなければ韓国側が求めている通貨スワップ協定も、漁業交渉すらもなしよ、というだけの話。

理不尽な人に克つ方法(小学館新書)
援川聡
小学館
2014/2/8

河野外相「韓国の新方針はまったく受け入れられない」と再度断言 → 日韓外相会談に見る河野太郎の有能さ

河野太郎氏、慰安婦新方針に拒否伝達 韓国は五輪への安倍首相訪韓要請(産経新聞)
日韓外相朝食会(外務省)
 河野太郎外相は16日午前(日本時間17日未明)、カナダのバンクーバーで韓国の康京和外相と会談した。康氏は2015年末の日韓合意では慰安婦問題は解決できないとする韓国政府の新方針を説明。河野氏は「韓国側が日本にさらなる措置を求めるのは全く受け入れられない」と述べ、新たな協議を拒否すると同時に、合意の着実な履行を求めた。

 韓国政府による9日の新方針発表後、両国閣僚が会談するのは初めて。日本外務省によると、会談は一対一で通訳を付けず、朝食を交えて実施した。

 会談で康氏は、2月9日開幕の韓国・平昌冬季五輪に合わせた安倍晋三首相の訪韓を改めて要請した。河野氏は国会日程を踏まえて検討すると述べるにとどめた。
(引用ここまで)
(3)また、河野大臣から、「旧民間人徴用工」をめぐる問題について我が方の立場を伝え、特に、我が方公館前等に「労働者像」を設置する動きについて、適切な対応をとるよう強く申し入れた。
(4)竹島問題についても簡潔に提起した。
(引用ここまで)

 北朝鮮核問題について約20カ国の外相が集まって対策を練るバンクーバー外相会合がはじまりまして。
 この場でも「最大規模の圧力で北朝鮮の非核化を目指す」という方針を述べていますね。
 まあ、こういってはなんですが外相が集まって会合すること自体が、北朝鮮に対しての圧力になるような場なので目新しい話はなくても当然でしょう。

 ちなみに韓国外相にあたるカン・ギョンファ外交部長官は「片手に圧力、片手に対話」というような言いかたで南北会談について理解を求めたとのこと。
 ざっくりこちらも目新しい部分はなし。

 で、河野外相はカン・ギョンファとの朝食会で二国間会合があって、引用部分のようなことを話したそうです。
 日本側からは「新方針については受け入れられない」以外に言うことはないですしね。

 ただまあ、外務省のサイトから引用した3、4についてはちょっと評価したい。
 こういう小さな外相会談でも懸念を述べておくのはよいことです。
 特に現在、民主労総は日韓関係を悪化させることを目的として、徴用者像を釜山総領事館の慰安婦像横に立てようとしています。ソウルの日本大使館前の慰安婦像横は挺対協が反対しているので現在のところは推進を諦めている模様。
 今年の3月1日か、8月15日のどちらかに強行突破して建てる可能性があるので注目。
 もちろん、日韓関係で懸念となっている竹島問題にも言及すべきでしょう。

 こういう原則論大事。
 個人的には外相になる以前から河野太郎を評価していたのですが、思っていた以上に有能じゃないのかなーという感じです。
 ついでにいえば、双方共に英語に長けているので通訳を必要としないというのもよいところ。
 再生可能エネルギーにやたら拘泥しているところを除けば、時期首相というのも充分にありなのではないですかね。

「小さな政府」を唱えていることが分かります。河野太郎の政治家としての自己紹介って感じ。250円。
これからの日本の政治の話をしよう
河野太郎
ビンワード
2012/12/1

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