楽韓Web

韓国に関する話題を面白おかしく、韓国の文化背景を含めて解説してしまうサイトです。

サムスン電子

 相互RSS募集中です

サムスン電子社屋横に怪人像が設置される。撤去できない異常事態はなぜ起きた?

パンオリム、サムスン瑞草社屋近くに「半導体少女像」の設置(ニュース1)
ソウル瑞草区サムスン電子瑞草社屋近くに「半導体少女像」が設置された。

「パンオリム(半導体労働者の健康と人権守備)」は3日、防塵服を着た「半導体少女像」を設置した。

今回の像は、ナ・キュファン作家が製作した。パンオリム側は「今回の像は、既存のファン・ユミ像の画像と異なっている。小さく、弱く、傷ついた被害者の選考で脱皮して大きくて強く、サムスンに対して力を持って問題を提起するイメージ」と説明した。

この日の像の設置を控えては、サムスン側ともめ事があった。サムスンでは私有地であることを理由に少女像設置を防ぐ試みたりもした。
(引用ここまで)

handoutaishoujo

 画像もニュース1から引用。
 「半導体製造工場勤務が原因で白血病になり亡くなった」とされている人物がいまして。
 サムスン電子本社ビルの横にはこの件についての抗議テントが常駐しています。
 こんな感じで。

image
image

 ちょうどセウォル号遺族会が光化門広場を不法占拠しているのと同じようにして、サムスン電子の敷地を不法占拠しているのです。
 半導体工場勤務で白血病云々に関してはハンギョレがよく記事を書いていますので、興味があればそちらをご覧ください。

 で、今回は慰安婦像にヒントを得て、似たような行動に出たということなのでしょう。
 慰安婦像が亡くなった人物の鎮魂のために建てられた「平和を祈る少女像」であれば、こちらは「韓国のために働いて命を落とした女性」のために建てられたということなのでしょう。

 韓国の建前からして、撤去することはできませんね。
 慰安婦像が特別であれば、この像も特別。つまり、法律が及ばないところに存在としてあるはず。
 「いや、これは慰安婦像とは異なっている」といって撤去するのであれば、撤去する以前にそれを証明しなければならない。

 七面倒な前例を作ってしまったものですわ。
 これだから法の平等は重んじないといけないのですね。きっと韓国全土がこういった像で埋まるまで理解しないのでしょう。

 ……それはそれとして造形がおかしいけど。
 3メートルくらいあるっぽいですね。

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篠田節子
集英社
2008/7/23

サムスン電子「ギャラクシーノート7の爆発原因はバッテリーだけでした!」→専門家「追加調査も必要だ」と厳しい指摘

スマホ爆発:サムスンの発火原因発表に専門家が問題点を指摘(朝鮮日報)
サムスン電子は23日、昨年発生したスマートフォン「ギャラクシーノート7」の発火事故の原因について、バッテリーの欠陥だったと発表した。ノート7向けにバッテリーを供給したサムスンSDIと中国の新能源科技(アンペレックス・テクノロジー、ATL)のバッテリー製造工程に問題があり、サムスンも組み立て過程で不良バッテリーを除去できなかったとの説明だ。(中略)しかし、一部のバッテリー専門家は、調査過程がバッテリーの欠陥を明らかにする点にばかり集中したのではないかと懸念している。 (中略)

サムスンはこれまで3カ月にわたり、700人余りの研究員がノート7の完成品20万台、バッテリー3万個を使って原因究明試験を行い、バッテリーの欠陥を突き止めたという。

 サムスンはまず、サムスンSDIのバッテリーについて、右上段が変形していたほか、陰極材料と陽極材料を分離する膜(分離膜)が薄過ぎたことが原因とした。リチウムイオンバッテリーの中央にある分離膜が破損し、陰極材料と陽極材料が接触したことで発火が生じたとの説明だ。ATLのバッテリーでは、絶縁テープが貼られていなかったか、バッテリーの接触不良で発火が起きたと結論付けた。高社長は「完成品とバッテリーの試験で40回発火を再現した」と説明した。二次電池の場合、平均で100万台に1−2個程度バッテリーの欠陥が発生するが、ノート7向けのバッテリーではそれより100倍以上高い確率で不良が発生していた。

 今回の調査には世界的な安全認証・検査業者の米UL、エクスポーネント、ドイツのテュフ・ラインランドの3社が参加し、サムスンと同様の結論を下した。エクスポーネントのケビン・ホワイト首席研究員は「2種類のバッテリーにそれぞれ異なる問題点が発見された」と指摘した。

 一部のバッテリー専門家は今回の調査結果について、「不良バッテリーが全て発火したわけではない。バッテリーの欠陥が発火につながった条件と環境については明確な調査が行われなかった」と指摘した。ULのサジブ・ジェスダス社長(コンシューマービジネス担当)は「バッテリーの変形など根本的な原因を解明するためには追加的な調査が必要だ」との意見だ。

 バッテリー専門家である蔚山科学技術院(UNIST)エネルギー・化学工学部のチョ・ジェピル教授は「アップルのiPhoneなど高容量のバッテリーを使用するスマートフォンが増えたが、ノート7のような大規模な発火事故はこれまでなかった」とした上で、「大半のスマートフォンメーカーが不良バッテリーを自社の調査で特定し除去している上、たとえ搭載されても発火を防ぐシステムが整っている」と指摘した。サムスンがバッテリーだけでなく、ハードウエア、ソフトウエアなどあらゆる分野で安全性を強化する措置を取ったことも潜在的な不安要素を取り除く狙いがある。韓国電子部品研究員次世代電子センターの朴哲完(パク・チョルワン)元センター長は「電子機器のバッテリーの発火はさまざまな原因が複合的に作用した結果だ。バッテリーの欠陥以外に他の要因がないかどうか精密な調査が必要だ」と呼びかけた。
(引用ここまで)

 以前からバッテリーに関する設計ミスではないかという話は出ていたのです。
 それもサムスン電子側のミスとして。
 それがこの記事の記者会見ではまるで「バッテリーの設計ミスは我々のミスではないが、最終製品製造者として我々の監督責任もある」みたいな話になってるのが謎。
 バッテリーメーカーとしては、サムスン電子から製造を依頼されてその通りの品物を納入しただけという認識だと思いますけどね。

 サムスンSDIが「今回の調査内容を受け入れる」というコメントを出している(引用部分外)のは、サムスン電子の関連会社であることが大きな要因でしょう。
 その一方でATLが「話すことはない」としているのは「こちらは先方から依頼があったものを製造して納入しただけだ」という気分があるからでしょうね。

 実際に調査を担当した会社からも「追加調査が必要」というコメントが出ています。
 まだまだ問題は収束したとは言いがたい、というのが本当なのでしょう。
 サムスン電子が爆発事故の影響からどれだけ逃れられるのか、というのはギャラクシーS8が発売になってみないと分からない部分ではないかと思います。

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サムスン電子の実質的オーナーに逮捕状請求。チェ・スンシルへの贈賄はこうして行われた

サムスントップの逮捕状請求 計41億円贈賄など=特別検察(聯合ニュース)
 特別検察官チームは、李副会長が自身のグループ承継を成功させるために朴大統領側に便宜を図るよう要請し、その見返りに崔被告側に賄賂を渡したと判断した。贈賄が疑われている金額は、支援を約束したものまで含めると総額430億ウォン(約41億3600万円)に上る。

 同チームによると、崔被告が実質的に支配したドイツのペーパーカンパニー「ビデクスポーツ」(旧コレスポーツ)とサムスンは約220億ウォンのコンサルティング契約を結び、約35億ウォンを送金した。

 また、崔被告と崔被告のめいのチャン・シホ被告が支配した韓国冬季スポーツ英才センターに提供した16億2800万ウォン、崔被告が設立に深くかかわった文化支援財団「ミル財団」とスポーツ支援財団「Kスポーツ財団」に拠出した204億ウォンも含まれる。
(引用ここまで)

 サムスン電子の序列ナンバー2で、現在の実質的オーナーであるイ・ジェヨンに対して、チェ・スンシル事件を捜査している特別検察から逮捕状請求が行われました。

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 画像はサムスン本社。今回の旅行はこういう資料写真もけっこう撮ってます。
 さて、いまひとつ経緯が見えてこない記事なので時系列順(と思われる)形で整理しておきましょうか。

 サムスン財閥が循環出資の解きほぐしを計画
   ↓
 そのために第一毛織とサムスン物産の合併を画策。
   ↓
 合併時の株の比率がおかしいと米ヘッジファンドから物言い
   ↓
 しかし、大株主であった国民年金が合併賛成となり、合併成立。

 この一連の動きの中、サムスン財閥の実質的オーナーであるイ・ジェヨンが出てきます(名目上のオーナーは壊れかけのイ・ゴンヒ)。
 イ・ジェヨンはパク・クネに対して「大株主である国民年金を合併賛成に回してもらえないか」という依頼を行い、そのようにしてもらったとされています。
 ちなみに合併に反対したヘッジファンドであるエリオット・アソシエーツにはその後、捜査の手が入ったそうです。情報開示に問題があったとかで。

 でもって、その報酬としてサムスン電子がチェ・スンシルが牛耳る財団に対して多額の寄付を行ったのではないかとされているのです。
 その額がざっと数十億円。
 これが贈賄にあたるのではないか、というのが今回の逮捕状請求の容疑です。
 サムスン電子側は「これはあくまでも財閥のメセナ活動として寄付を合法的に行ったもので、見返りを期待してのものではない」と主張しているとのこと。

 韓国最大の財閥のオーナーに対して逮捕状請求なので、かなりのインパクトとなっているようです。
 そもそも特別検察は逮捕状請求について14日に発表するとしていたのですが、今日まで延期されていました。
 それをもって逮捕まではされないのではないかという憶測が飛んでいたのです。
 朝鮮日報や中央日報からは「事実に即した捜査をしなければならない」という社説まで出ていたほど。
 それでなくても追いこまれている韓国経済への大打撃となりかねないからでしょう。

 ですが、もはや国民情緒法的に財閥を許されないところまできている、というのが実際なのでしょうね。
 パク・クネを吊し上げ、チェ・スンシルを吊し上げ、そしてサムスン電子も吊し上げる。
 「すごい民主主義」「世界4大革命」を成し遂げた韓国にふさわしくない反革命分子はすべてこうなるのです。
 ろうそくデモでギロチンが飾られていたということなので、それを見たかったなー。

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廣田工具製作所
2011/7/8

ギャラクシーノート7の爆発原因が発売から半年でようやく解明される……注目されるのは原因そのものよりも……

ギャラクシーノート7の爆発原因見つけた…「単純バッテリー欠陥ではない」(中央日報)
サムスン電子が今月中旬にギャラクシーノート7の爆発原因を発表する。サムスン電子関係者は1日、「爆発原因を探す作業が最近終わった。その結果を今月中に公開するために関連部署が準備作業を始めた」と明らかにした。同関係者は具体的な爆発原因に対しては「高度な機密事項でグループ内でも極めて少数だけが共有している。発表時まで機密を維持することになるだろう」と話した。

業界では今回究明した爆発原因は昨年9月2日の発表時のように単純に「バッテリー欠陥」の次元を超えるものと予想している。業界関係者は「昨年の発表がバッテリーだけの欠陥により発熱と火花が発生したと明らかにしたのにとどまったが、今回の発表は結果的にバッテリーに負担を与えたさまざまな原因を総合的に明らかにすることになるだろう」と話した。実際にサムスン電子は1次原因として指摘されたサムスンSDIのバッテリーの代わりに爆発問題がなかった中国ATLのバッテリーを装着した新しい製品でも問題が発生すると原因把握の範囲を大幅に拡大した。そして原因究明チームにサムスンSDI側の関係者は含まなかった。バッテリー分析だけではさまざまな爆発を総合的に明らかにすることができないと考えたのだ。業界では今回の発表にバッテリー充電中や過負荷で使用中に一部部品が膨らむ問題、狭いスペースに多くの性能を搭載した部品を使い発生した問題、ハードウェア設計ミスで熱を正常に放出できない問題など幅広く盛り込まれると予想している。
(引用ここまで)

 9月から延々と原因究明をしてきて、年明けにようやく発表できる。
 ギャラクシーノート7の発売自体は8月半ばだったので、半年かけて。
 複合要因であることは最初のリコールが失敗した時点で間違いなかったのでしょうが、その究明に時間がかかったということなのでしょう。

 まあ、問題はリコールを起こしたことでも原因究明が遅れたことでもなく、ユーザーがそれに対してどんなリアクションをするのかということなのですが。
 去年の第4四半期が前年比でどうなったのか。
 そして発売が予想されているギャラクシーS8の売れ行きが以前に対してどうなるのか。
 企業としてのサムスン電子の命運がそこから見えてくると思います。

 調査だと「それほどの余波はない(購入動機として今回のリコールを気にしない)」というものと、「2割以上のユーザーがサムスン電子の製品購入を控えると回答した」というものの両方があって、なんとも見えてこない。
 中国市場ではすでに「その他メーカー」に呑みこまれている状態なのでそれほどの影響はないかもしれませんが、トップシェアを誇っている北米でどうなるか。
 スマートフォンとしては北米ではじめて消費者製品安全委員会から命じられる公式リコールを受けた製品となったわけで、アメリカのユーザーがそのあたりをどう受け止めたか。
 ちょっと注目すべき数字ですね。

韓国の成長率が下方修正。その理由がひどいというか、無残というか……

第3四半期の韓国GDP下方修正、サムスンのスマホ問題が影響(ロイター)  他の記事を書いていたのですが、韓国の第3四半期における成長率が出まして。
 これがちょっと面白かったので、取り上げます。

 速報値では0.7%とされていた7-9月期の成長率が、改定値で0.6%に押し下げられました。
 その理由がなんとサムスン電子のギャラクシーノート7の爆発に伴う生産中止。

 たかが1私企業によるスマートフォンの生産中止。それも決してメインストリームではない機種のそれでこれほどの影響。
 韓国がどれだけサムスン電子頼りなのか、サムスン電子がどれだけスマートフォン頼りなのかを端的に現したニュースではないかと思いますね。
 ここまでとはなぁ……。

サムスン・クライシス 内部から見た武器と弱点 (文春e-book)
張相秀 / 片山修
文藝春秋
2015/1/25

ギャラクシーノート7の爆発でサムスン電子のスマホ営業率も、中国市場でのシェアも「その他」へ……

サムスン電子の屈辱…中国の華為に押され「その他のメーカー」に転落(中央日報)
急速に駆け上がる「中国スマートフォン」(ハンギョレ)
サムスン電子の面子に傷がついた。世界のアンドロイドスマートフォン市場で、これまで守ってきた営業利益1位の座を中国の華為に明け渡した。サムスン電子は「その他のメーカー」に落ちた。ギャラクシーノート7の生産中止のためだ。

市場調査会社のストラテジーアナリティックス(SA)が22日(現地時間)に発表した「2016年7−9月期のグローバルスマートフォンの営業利益額シェア率」によると、アップルは営業利益85億ドル(約9631億円)で、市場全体の91.0%を占めた。これは歴代最高値となった。

中国の華為は、2.4%で2位だった。中国のVIVOとOPPOがともにシェア率2.2%で華為の後に続いた。これら中国スマートフォン三銃士の合計シェア率は6.8%だ。

サムスン電子は、アップルと中国3大メーカーを除いた「その他のメーカー(2.2%)」に含まれた。サウスチャイナ・モーニングポストはSAのアナリスト、ニール・モーストン氏の言葉を引用し、サムスン電子は7−9月期に営業利益額シェア9位へ滑り落ちたと報道した。 (中略)

しかし、モーストン氏は「サムスンがギャラクシーS8といった新たな主力製品を発売すれば、アップルに続き世界で2番目に収益性がよいスマートフォンの供給業者に返り咲くものと見ている」と予想した。
(引用ここまで)
 華為の後に続いたのも急浮上する中国スマートフォンメーカーで、今年中国市場で善戦したOPPOとVivoである。営業利益占有率がそれぞれ2.2%だった。中国の音響専門企業BBKの子会社である両社は、2年前まで“中国内ビッグ5”にも入っていなかったが、急速に販売量を増やし、今は“世界ビッグ5”に挙げられる。市場調査機関カウンターポイントの資料によれば、両社の今年第3四半期の中国市場での出荷量は4千万台(32.8%)で、アップル(8.4%)とサムスン(5%)を大きく上回った。OPPO(16.6%)とVivo(16.2%)が華為(15%)を抜いて中国市場占有率で1,2位を並んで占めたことも目を引く。ブルームバーグはOPPOとVivoが莫大な数のオフライン売場を率いて地方都市を優先攻略したことが功を奏したと分析した。もちろん各売場に手厚い補助金を支給したことも一役買った。これは北京や上海など大都市を中心にオフライン販売を止めてオンライン販売に集中して流通原価を下げた小米(シャオミ)と対照的であるだけでなく、他企業が簡単に真似できないマーケティングでもある。

 OPPO、Vivo、華為、小米を合わせた「中国スマートフォン企業ビッグ4」の合計市場占有率は昨年の48.3%から1年で58.4%に10%ポイント以上急成長した。これはギャラクシーノート7の発火事故で苦戦したサムスン電子が中国市場で萎縮したことと関係が深い。
(引用ここまで)

 ま、営業利益占有率については次の四半期で多少は上がるでしょうし、S8が発売されればまた変わってくるのでしょう。
 ただ、S8の発売を以てしても覆せないのは中国市場での存在感の希薄さ。

 かつて中国市場はサムスン電子にとって黄金色に輝いていた市場でした。2011年終わり頃にノキアが没落して、サムスンが隆盛を誇るようになりました。
 その頃の中国市場におけるシェアは25%ほど。中国人が購入するスマートフォンの4台に1台がサムスン製。特にギャラクシーSあたりの高級機で多くの売上を誇っていましたね。
 あたかもその栄華が永久に続くくらいの勢いで語られていましたっけ。「サムスンの品質が世界最大の携帯電話市場である中国を圧倒的に支配した」みたいな記事がいくつも出ていたのを覚えています。
 まあ、ほんの5年で「その他」に組み入れられることになろうとは思っていなかったでしょうが。

 現在でも北米市場ではシェア1位となっていますが、これがどう推移していくのかがキモかなぁ。
 ギャラクシーノート7の爆発によるブランド毀損がどのていどになるのか。いまサムスンのスマホユーザーがどれだけ「次もサムスン」となるのか。
 「ブランド毀損が大きい」という説も、「ほとんど影響がない」という説もあってどうなるのか実際にS8が出てみないと分からない部分でもあります。
 あれだけアメリカで貶められたトヨタのブランドがそれほど揺らがなかったことを見ても、大きな影響はないのかな、とも思いますけどね。

SUPERサイエンス 爆発の仕組みを化学する
齋藤勝裕
シーアンドアール研究所
2016/1/26

韓国携帯代理店「ギャラクシーノート7を他社製品に交換? じゃあ、渡したおまけも全部返品な」……ところで原因究明まだー?

スマホ爆発:景品のラーメンも返品? 製品交換で苦情噴出(朝鮮日報)
 サムスン電子が生産・販売を打ち切った最新スマートフォン「ギャラクシーノート7」の交換・払い戻しをめぐり、購入時の景品に関する消費者の不満が高まっていることが分かった。一部の代理店が同製品の購入者にプレゼントした景品について、購入者が未開封の状態で返品するか、現金で同等の金額を支払わない限り、ギャラクシーノート7の払い戻しまたは他社製品への交換に応じていないからだ。

 消費者相談センターなどに寄せられた苦情を分析した結果、ギャラクシーノート7の交換・払い戻しを開始した10月13日から1か月間で、同製品に関する相談は223件あり、そのうち景品に関する苦情が50件と最も多かったことが分かった。

 苦情は、景品の未開封状態での返品や現金での支払いを代理店に求められたというもので、特に、LGのV20やアップルのiPhone7など他社製品への交換を希望した場合にこのようなケースが発生していた。

 代理店の景品とは異なり、サムスン電子や移動通信各社が提供した景品は返品の必要がない。サムスン電子は当初、ギャラクシーノート7の払い戻しには景品の返品も必要との立場だったが、景品を返してもらう法的権利がない上、「米国では景品の返品は不要との措置が取られた」とのニュースが伝わるなど、世論が悪化したため、景品の返品は不要との決定を下した。

 これまでにギャラクシーノート7の回収率は40%台だという。
(引用ここまで)

 代理店というと、ドコモショップとかソフトバンクショップにあたるところですかね。
 爆発の危険があるリコール対象のスマートフォンを交換しにいったら「おまけの品も返せ」と言われたっていう。
 代理店としては、「サムスンのスマートフォンを買ったからこそおまけの品をつけたのであって、、他社製品に乗り換えるのであれば話は別」という考えかたなのでしょうけども。
 なんというか、本末転倒というか。リコールの意味がないだろうって話ですね。
 北米では政府機関から命じられた公式リコールなので、ユーザー保護の観点から返品を優先しているのでしょう。
 韓国でのそれはあくまでも自主リコールですからね……。

 そして、チェ・スンシル事件ですっかり影が薄くなってしまったのですが、いまだに原因究明ができていないのです。
 発売が8月19日。直後から発火、爆発の報告が多数会って最初の自主リコールは9月2日。北米での公式リコールが9月16日。
 発売からは3ヶ月、公式リコールから2ヶ月が経過しているにもかかわらず、なんのアナウンスもなし。

 時間が経てば経つほど、消費者の印象は悪化するでしょうから一刻も早くに発表するのが最良。それができないということは、よっぽど原因究明に時間がかかっているか、あるいは発表できないような部分にあるのか。

サムスン・クライシス 内部から見た武器と弱点 (文春e-book)
張相秀
文藝春秋
2015/1/25

チェ・スンシルによるパク・クネ政権への食いこみ度合いがとんでもない模様……

[単独] "チェスンシル、サムスン・ハンファビッグディール承認代 巨額の要求」(MBC・朝鮮語)
◀アンカー▶
検察が、いわゆる秘線実勢チェ・スンシルさんに利益供与したという疑惑を受けているサムスン電子の瑞草社屋を電撃押収捜索しました。
サムスン電子は、チェ氏母娘のドイツの会社に280万ユーロ。35億ウォンを支援したという疑惑です。チェ氏の娘のための馬を買うのに10億ウォン以上の金が流れ込んで行きました。
チェ氏がサムスンとハンファのビッグディールに対して政府の承認を受けられるとして、サムスンに直接巨額を要求した状況を検察が捉えました。
バクチョルヒョン記者の単独報道です。

◀レポート▶
過去2014年11月、サムスンは、サムスンテックウィンとサムスンタレスなど防衛産業関連会社4社をハンファに売却すると発表しています。
防衛産業の売却は防衛事業法に基づいて、政府の承認を得なければなりません。
政府はわずか3ヶ月後、約1兆ウォン台に達するサムスンの防衛事業売却を電撃承認しました。これによってイ・ジェヨンサムスン電子副会長は、経営権継承資金確保(訳注:循環投資をほぐすための資金)に一息つくことができるようになったのです。

ところが、検察がサムスンの防衛産業企業売却のための政府承認プロセスにチェ・スンシル氏が直接介入した情況を捕捉しました。
検察はサムスンの防衛産業の売却を助ける見返りにチェ氏が乗馬協会会長社、サムスン電子を引き込んだ後、娘チョン氏の支援を強要したと見ています。
以降、サムスンのチョン氏のサポートは一瀉千里で行われました。

実際、サムスンは昨年9月チェ・スンシル氏が所有しているコレスポーツに35億ウォンを支援し、一ヶ月後には2020年の東京オリンピックまで186億ウォンを後援するという「大韓乗馬協会中長期ロードマップ」まで発表しました。
検察関係者は「チェ氏が大統領府関係者などを通さず、サムスンと直接接触して不当な支援を受けて出したものと見られる」とし、斡旋収賄容疑を適用する方針です。

サムスンも最近、検察に「チェ氏が乗馬サポートを条件に法外な資金支援を要請した」という立場を伝えたことで知られました。
検察は、チェ氏がどのように政府の売却承認の決定に影響を与えたのか覗く一方、今日の夜明けサムスン電子を電撃押収捜索してサムスンの防衛産業ビッグディールプロセス全体で捜査を拡大しています。
(引用ここまで)

 サムスン電子がサムスンテックウィン、サムスンタレスといった防衛産業をハンファに売却するためにチェ・スンシルが介入して承認を大幅に繰り上げることができた。
 そして、サムスン電子はチェ・スンシルに弱みを握られたので利益供与をするようになった。
 馬術への異常ともいえる額の支援もその見返り。これはおそらく税の軽減もしてもらえるでしょうしね。

 ふむ、これだったら「チェ・スンシルがロッキード・マーティンを操った」、「AESAレーダーにも介入した」なんて話よりは理解できるかな。
 しかし、これができるのであれば、チェ・スンシルの政権への食いこみかたはとんでもないということになります。
 「困ったときにはあの人を頼れば大丈夫だ」という認識が財界にある。
 そしてその情報をチェ・スンシル側が吸い上げることのできる地位にいた、ということですから。

 ……だったらロッキード・マーティンが知っててもおかしくないわけか。
 とてもじゃないけど、パク・クネが謝罪会見で述べたような「アドバイスをもらえる友人」ではないってとこですね。
 サムスン側の内紛があって、そこからのリークもありそうですね。
 その一方で政権側にはディープスロートのような人物が皆無であるっていうところがなんとも……。

 韓国の持つ独特の「ウリとナム」が内包している危険性を説明するのに分かりやすい事例ですね。
 こういう事態がいくらでもありえるのが韓国社会である、という話ができるわけです。

この1冊で韓国問題丸わかり!Part.2―――やっぱりこの国はホントにおかしい【歴史通増刊】
ワック編集部
ワック
2016/11/4

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