楽韓Web

韓国に関する話題を面白おかしく、韓国の文化背景を含めて解説してしまうサイトです。

チョン・モンジュン

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元FIFA副理事長チョン・モンジュン、「FIFAをスポーツ仲裁裁判所に訴える」と叫ぶ理由

職務停止の鄭夢準氏、FIFAの決定に徹底抗戦の構え(AFPBB)
 韓国の大物実業家として知られる鄭夢準(Mong-Joon Chung、チョン・モンジュン)氏は6日、母国が開催地に立候補していた2022年サッカーW杯(2022 World Cup)招致に向けたロビー活動をめぐり、国際サッカー連盟(FIFA)から科された活動停止処分について、あらゆる手段を講じて対抗すると語った。

 一時はFIFAの次期会長選に名乗りを上げていた鄭氏は、先日の上訴委員会で一部の処分が確定し、職務停止期間が6年から5年に軽減されたことを受け、処分撤回に必要な場合はスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴すると主張した。

 鄭氏は声明で、「FIFAの倫理委員会および上訴委員会が下した間違った決定を正すことは、私の名誉を回復するだけでなく、FIFAの改革に私が貢献することにもつながる」とすると、「そのために、CASへの上訴を含めて私に可能なあらゆる法的手段に出るつもりである」と徹底抗戦の構えをみせた。

「最も失望しているのは、FIFAがまるで変っていないという事実だ。やり方が間違っていることをFIFAが完全に認識していれば、あのような処分が言い渡されることは決してなかったはずである」

 FIFAの元副会長でもある鄭氏は、韓国が立候補した2022年W杯の開催招致に向けたロビー活動で規則違反が発覚。2010年に行われた開催地決定投票では、カタールに軍配が上がった。
(引用ここまで)

 粘りますね。
 まあ、FIFAに関与できないとなるといろいろとまずいことは間違いないので、どんな手段を使ってでも関与を続けようとはするのでしょうが。
 ま、金の切れ目が縁の切れ目。

 元会長であり、いまだに最大の大株主である現代重工業が青息吐息。
 おまけに労働組合は「世界最悪」の民主労総に復帰、さっそく今月中にもヒュンダイ自動車と合同ストライキを目論んでいるとなって弱り目に祟り目。
 来年の大統領選挙にも出たいみたいな話をしていましたね。
 どうにかして自分の地位を高めておきたい、司法・警察の手が届かない位置にいたいというように見えるのですが。
 果たして。


チョン・モンジュン、核不拡散条約からの脱退を公約に大統領選出馬へ

FIFA会長の座をあきらめた鄭夢準氏、NTP脱退掲げ政界復帰か(朝鮮日報)
 鄭夢準(チョン・モンジュン)元ハンナラ党(現セヌリ党)代表は31日、北朝鮮の4回目の核実験と関連、韓半島(朝鮮半島)非核化宣言を廃棄し、核拡散防止条約(NPT)脱退を検討すべきだと発言した。韓半島非核化宣言は1991年に南北が核兵器試験・生産などを禁止した合意で、NPTは核兵器を開発しないことを国際的に約束する多国間条約だ。

 鄭夢準氏は2014年のソウル市長選挙で落選して以降、国内の懸案について言及を避けてきた。このため、今回の発言は同氏が政治活動を再開するためではないかとの見方もある。鄭夢準氏側は同日、この発言を「記事で紹介してほしい」と報道陣に要請した。

 鄭夢準氏はこの日、自身のブログに「北朝鮮の核の前で、韓国は何ができるのか」という文章を掲載した。この文章には「核に相当する強力な手段がある場合にのみ、核をなくす交渉が可能だ」「地球上で隣接する敵対国が核兵器実験をした時、ひとしきり言葉で攻撃して終わりにするような国があるだろうか」と書かれている。さらに、核保有に対し生ぬるい世論については「耐えがたい暴力に直面し、現実逃避しようとする病理的防御メカニズムが作動しているのではないだろうかと心配になる」「NPT第10条には『異常な事態が自国の至高の利益を危うくしていると認める場合には、その主権を行使してこの条約から脱退する権利を有する』と明記されている」とも述べた。

 また、「韓半島非核化宣言に基づき、韓国は絶対に核を持ってはならないという主張があるが、北朝鮮がすでに核を保有している状況で、何の意味があるのか理解しがたい。南北非核化宣言は一方が破れば成立しない。韓国政府は今からでも韓半島非核化宣言が既に廃棄されたことを明らかにすべきだ」と書いた。

 政界では、鄭夢準氏が昨年、国際サッカー連盟(FIFA)会長選出馬を断念して以来、政界復帰するかどうかが注目されていた。しかし、首都圏でセヌリ党が弱い選挙区に出馬させるという説が取りざたされた際は「総選挙には出馬しない」と言っていた。このため、今回の発言については「北朝鮮の核問題をきっかけに政界に復帰し、すぐに来年の大統領選挙の準備に入ろうという戦略ではないか」との声もある。鄭夢準氏の側近は「総選挙不出馬の立場に変わりはない。ただ、外交・安保問題については常に関心を払っており、北朝鮮の核問題が深刻だという考えから見解を表明したもの」と語った。
(引用ここまで)

 鈴置さんのところでも話題になっている「韓国も北朝鮮に対して核保有国となろう」という議論が表立ってきましたね。
 NPT脱退はイコールで核保有を意味しないのですが。
 この場合であれば「もしもの場合の、『核開発』という戦略のオプションを捨てないでおく」というところですか。

 しかし、さすがポピュリズムの王とでもいうべきチョン・モンジュン。
 いまの韓国の空気を敏感に読んできましたね。
 中国が北朝鮮の核問題に触れようとしないのを見て、「であれば我々も核を持って対抗すべきだ。少なくともそのオプションを自ら放棄すべきではない」という論理で求心力を取り戻そうとしているのでしょう。

 FIFA副会長戦で敗北したあとは、国会議員として活動。
 一昨年のソウル市長選で徹底したネガティブキャンペーンを繰り広げて現職を倒そうとしていたのですが、セウォル号沈没事故もあって大敗。その最中にはチョン・モンジュンJr.の「国民のレベルが低いから国も未開なのだ」という名言も飛び出しましたね。アレもけっこう致命的に作用したとのことです。

 ほぼ政治家生命が絶たれたのではないかというレベルの負けかたをしました。
 高級住宅街である江南地区では伝統的に保守が強いのですが、そこですら現市長に負けたほどの負けっぷり。
 でもって、どうしようもなくなってFIFA会長選挙に打って出ようとしたものの、「おまえこそが汚職の象徴だろうが」とされて6年間の資格停止処分。  一時期は有力な大統領候補だったのですけどね……。

 でもって、記事にもあるように「NPT脱退を考えよう」っていう発言は国会議員として復帰するのではなく、来年の大統領選挙に向けての公約ではないかと思われます。
 もはや一介の国会議員になってもなにもできませんしね。大統領にさえなってしまえば、巨額の赤字に苦しんでいる現代重工を公的資金で救うことすらできるでしょうし。

 ちなみに保守系と思われていますが、2002年の大統領選挙ではノ・ムヒョンと協力路線をとっていました。
 要するに権力を得るためであればなんでもありなのですよね。
 まあ、本命はパン・ギムンなのでしょうけども。


ノンフィクション「FIFA 腐敗の全内幕」に描かれた2002年、韓国サッカー躍進の理由

FIFA 腐敗の全内幕(文春e-books)

 この本の中に、韓国代表に関する記述がありました。というわけでちょっと引用してみましょう。
・韓国を勝たせなければならない
 ゼップ・ブラッターは二〇〇二年のワールドカップについて、頭を抱えていた。彼が世界のテレビ局に巨額の放映権料をこれまで通り請求し続けるには、スタジアムを満杯にする必要がある。問題は韓国だった。韓国の人々は韓国代表が出場する試合はすべて見たがった。だが、自国代表が敗退した後の試合のチケットを、買おうとするだろうか。野球とバスケットボールもサッカーと同じほど人気が高い。ブラッターは現場担当役員に、スタジアムを満杯にするよう指示を出した。
(引用ここまで)

 このあと、韓国の「不可解な勝利」「驚異的な運の良さ」が語られていて、それは全世界が知っている事実ですね。
 あと、90年のワールドカップで主審を務めた審判であるエドガルド・コデサルが、韓国の勝利に対して嫌悪感を示して審判委員会を辞任したことと。
 コデサルが韓国−スペイン戦ではスペインのセンタリングをゴールキックに判定した線審にするよう、圧力を受けたことを明らかにしていた、ということがはじめて知った事実でしたね。

 なるほど、示唆するところが色々とありそうです。
 ただ、ボリューム的にはほんの少し。 約400ページというボリュームの中の数ページ。

 今回の本では追及されたのはアヴェランジェ、ブラッター、ティシェイラ、ブレイザーを中心としたストーリーなのです。
 その他の理事も出てきますが、チョン・モンジュンはほぼ出番ゼロ。脇役なので。アリ王子に追い出された厄介者といった位置です。ブラッターの視点から見て厄介者で、なぜ厄介者なのかは語られていないのですけども。
 会長の椅子を狙っているっていう意味でかな?

 ただ、FIFA本体の腐敗具合はよく分かります。
 かなり骨太なノンフィクションです。面白いですよ。

FIFA 腐敗の全内幕 (文春e-book)
アンドリュー・ジェニングス
文藝春秋
2015-10-30

 

チョン・モンジュン、スイス裁判所に仮処分申請を申し立てるも却下。FIFA会長選出馬が不可能に

大韓サッカー協会名誉会長、FIFA会長出馬が事実上不可能に(中央日報)
FIFA会長選:6年間資格停止の鄭夢準氏、事実上出馬不可(朝鮮日報)
大韓サッカー協会の鄭夢準(チョン・モンジュン)名誉会長の国際サッカー連盟(FIFA)次期会長選挙出馬が事実上、不可能になった。

FIFAは21日(日本時間)、「スイス裁判所が、FIFA倫理委員会の6年資格停止懲戒を一時的に中断してほしいという鄭氏の要請を受け入れなかった」と発表した。

鄭氏は今月8日、FIFA倫理委員会から調査非協力、倫理的態度などを理由に6年の資格停止処分を受けた。来年2月26日に実施されるFIFA次期会長選挙に出馬する予定だった鄭氏は、これにより立候補が非常に困難になった。

これに対して鄭氏はスポーツ仲裁裁判所(CAS)に控訴を計画すると同時にスイス裁判所にFIFA倫理委員会が下した懲戒の中断を求めた。スイス裁判所はFIFA倫理委員会が下した懲戒に、手続き上の問題はなかったと判断し、個人の権利を侵害していないとして鄭氏の要請を棄却した。

スイス裁判所のこの判決により、鄭氏はサッカー関連の活動が禁止されたため、26日に締め切られるFIFA次期会長選挙への立候補が不可能となった。
(引用ここまで)

 チョン・モンジュンに対してFIFAからの6年間の活動資格停止処分という懲罰が出まして、即日スイスの裁判所に「FIFAの処分は権利侵害だ」と仮処分申請をしたものの却下されたと。
 これによってチョン・モンジュンのFIFA会長選挙への出馬が不可能になりました。
 FIFAによる強い意志が見て取れます。
 すなわち、ブラッター会長時代を思い起こさせるような連中はお断りだということですね。

 チョン・モンジュンが副会長時代からブラッターに反旗を翻して、FIFAの健全化を叫んでいたというのならともかく。
 延々と「FIFAのもっとも腐っていた時代」に副会長をしていたわけですから。
 プラティニも同様なのですが、旧世代のFIFAを粛正しようという決意が見て取れます。

 さて、ちょっと話がずれまして。
 個人資産というものは韓国ではいまひとつ不透明なのですが、少なくとも2010年時点ではチョン・モンジュンの個人資産は3000億円規模であるとされていました。
 韓国の財閥ドットコムというサイトがあって、そこが集計したものなのであくまでも推定なのですが。

 これをもって韓国では「チョン・モンジュンだけはクリーンである」という主張がなされていたのですよ。
 すなわち、これだけの個人資産を持っているチョン・モンジュンは賄賂を受け取る必要がない。
 つまり、FIFAの腐敗とは無縁の存在だったのだ、ということです。

 でも、賄賂は贈る側がいて、受け取る側がいるからこそ成り立つわけですよ。
 FIFAでの名誉を追い求めていたチョン・モンジュンが受け取る側にいなくても、贈る側にいた可能性に目をつぶっているのですよね。
 賄賂を送るのに何段階も人を経るよりも、直接渡せるほうが効率的ですから。

 チョン・モンジュンはFIFA会長選に出馬して会長となってしまえば、疑惑のデパートと化した自分を守ることができると考えたのでしょう。
 でも、今回のスイス裁判所の決定で最後の砦も崩壊してしまった。
 あとはどのようにチョン・モンジュンが裁かれるのか。これからの焦点はそこになるでしょうね。
 2002年のノックアウトステージでの悪行が明かされるようなことになればいいのですが。

ポチ袋「I LOVE 賄賂」
 

韓国メディア「悪しきFIFAが聖戦士チョン・モンジュンを苦しめている!」

【社説】あきれる伏魔殿FIFAの鄭夢準懲戒(中央日報)
税金や監査もなく数兆ウォンの予算を握ったFIFAは1990年代以降、W杯中継権のリベートなどで1億5000万ドル以上を収賄したといわれる。そのFIFAを正そうと会長選挙出馬の意思を表した鄭名誉副会長が、理解しがたい理由で高強度の懲戒を受けた。FIFAを革命レベルで改革しなければならない理由が明確になった。
(引用ここまで・太字引用者)

 以前のチョン・モンジュン関連のエントリを書いているときに、韓国国内ではまさか「不正に立ち向かう聖戦士チョン・モンジュンが、悪の組織FIFAによって不当に苦しめられている」みたいな構図になっていないよな……という話を入れようか入れまいか、ちょっと迷ったのですよね。
 楽韓さんは「米中に求められている韓国はモテモテだ」っていう勘違いをしていることを的中させたこともありました。
 その二匹目のドジョウをちらと狙ったのです。

 でも、思い直しまして。
 「いやぁ、ネチズンの意見であればともかく、さすがにそれはないだろ」と思って、書かなかったのですよ。
 ……甘かった。
 チョン・モンジュンがブラッター時代の副会長を延々とやっていたという事実がなにを示しているのか。
 自分で「FIFAは1990年代以降に巨額の収賄をした」って書いているんだから、94年から2011年まで副会長をやってきたチョン・モンジュンがその巨額収賄の主役級の一員であるってことに気がつけばいいのに。

 ……無理か。


チョン・モンジュン、FIFAから6年間の活動資格停止処分 → スポーツ仲裁裁判所へ不服申立へ

FIFA 鄭夢準氏に6年間の活動停止処分(聯合ニュース)
FIFA会長、90日間の暫定資格停止 プラティニ氏も(朝日新聞)
国際サッカー連盟(FIFA)倫理委員会は8日(現地時間)、FIFAの次期会長選への出馬を表明している鄭夢準(チョン・モンジュン)FIFA元副会長に対し、6年間の活動停止処分を科した。

 またブラッター会長と欧州サッカー連盟(UEFA)のプラティニ会長に対してもそれぞれ90日間の活動停止処分を科した。

 FIFA倫理委の決定により、鄭氏とプラティニ氏は来年2月26日に行われるFIFA会長選挙に出馬することが難しくなった。

 FIFA倫理委は鄭氏が2010年のワールドカップ(W杯)招致の過程で7億7700万ドル(現在のレートで約931億1000万円)相当の基金を創設しサッカーの発展のために使うとする書簡を世界のサッカー関係者らに送ったことについて、15年の資格停止を推進。さらに、鄭氏が倫理委を批判したことについて4年の資格停止を科すよう求めていた。

 またブラッター会長については、背任や横領などの疑いでスイスの検察から調査されていることを受け、90日間の暫定活動停止処分を科したことが分かった。

 鄭氏は前日、英国・ロンドンで開かれた「スポーツビジネスサミット」で演説した後、記者団に対し、倫理委の決定と関係なく会長選出馬のために最善を尽くすと話した。また倫理委の制裁が確定した場合はスイスのスポーツ仲裁裁判所(CAS)に異議を申し立てるとの考えを明らかにした。

 しかし26日の会長選への候補登録締め切り日までに倫理委の決定を覆すことができるかは不透明だ。
(引用ここまで)

 国際サッカー連盟(FIFA)の幹部に絡む汚職疑惑で、FIFAの倫理委員会は8日、FIFA会長のゼップ・ブラッター氏(79)、欧州サッカー連盟(UEFA)の会長でFIFA副会長のミシェル・プラティニ氏(60)、FIFA事務総長のジェローム・バルク氏(55)を暫定的に90日間の資格停止処分にすると発表した。この処分は最長45日延長される可能性がある。

 2018年と22年のW杯招致活動で倫理規定違反があったとして、FIFA元副会長の鄭夢準氏(63)は、6年間の資格停止と10万スイスフラン(1230万円)の罰金処分となった。
(引用ここまで)

 実は他のニュースでエントリを書いていたのですが、これが入ってきたのでガッツポーズを取りながらこれを書くことに。

 プラティニとブラッターは90日の資格停止処分。
 でも、チョン・モンジュンは6年間の資格停止処分。これは実質的な永久追放ですね。

 今年の1月にワールドカップの招致においての倫理規定違反があったとして、手続きが開始されていたのですね。2022年の招致に際して、サッカーファンドを作ると宣言したことがあったのですが、それが「FIFA委員に対して利権を提供するとして葛藤を引き起こした」という違反であったということです。
 で、その結果が重大なものであったとして6年間の資格停止処分と。
 まあ、最大で19年になる可能性もあったのですから、だいぶ短くはなっているじゃないですか。

 どっちにしたって、実質的には永久追放ですが。

 それに対してチョン・モンジュンは「CAS(スポーツ仲裁裁判所)への提訴の用意がある」っていう話をしているそうです。
 こういう事態に対しての仮処分なんかもCASは受け付けるんでしょうかね?
 CASによる仮処分的な「FIFAによる処分の停止」がないかぎり、会長選への立候補はなし。すなわち、実質的な死亡宣告となるわけですが。

 FIFAサイドとしてはもう黙っておけってことなんでしょう。
 その意向に反したらどうなるんでしょうかねぇ……。
 ジャック・ワーナー元副会長の「雪崩のような暴露」にも期待したいところですが。

スポーツドキュメントが好きなら必読。CASへの提訴はかなりお金がかかるようですが、チョン・モンジュンであればお小遣いのようなもんでしょう。

チョン・モンジュン「FIFAの資格停止は与えられた大きな試練」と殉教者気取り

<サッカー>鄭夢準氏「ブラッター会長の横領容疑を告訴する」(中央日報)
大韓サッカー協会の鄭夢準(チョン・モンジュン)名誉会長が7日、ロンドンで「ゼップ・ブラッター国際サッカー連盟(FIFA)会長を横領容疑で告訴する考え」と明らかにした。

韓国の2022年ワールドカップ(W杯)招致に19年の資格停止を求刑したことに対しては「最も強力な候補になる可能性があり大きな試練を与えているものと承知している」と述べた。
(引用ここまで)

 ……すごい。
 いや、言っていることがとか内容がどうこうじゃなくて。
 殉教者を気取っているところがすごい。
 新興宗教が弾圧というか、違法行為をしていたときに取り締まりを受けると必ずこういう話をします。
 「我々は正しすぎて彼らにとって不都合な存在なのだ!」と。

 そうじゃないから(笑)。
 そして、動いていないと死んでしまうまるでマグロのような生き方ですね。
 まあ、実際にFIFA会長にならないことには死んでしまうのでしょうがないのでしょうけども。
 告訴するってどこでなにに対して告訴するんだかなー。


「FIFAの陰謀だ!」チョン・モンジュン、19年間のFIFA役員資格停止処分へ

鄭夢準氏「FIFAが自身への処分推進」 会長選出馬危機か(聯合ニュース)
国際サッカー連盟(FIFA)の次期会長選への出馬を表明している鄭夢準(チョン・モンジュン)FIFA元副会長は6日、ソウル市内で記者会見を開き、「FIFAが私に計19年の資格停止という制裁を推進している」と主張した。資格停止処分を受ければ、来年2月の会長選に立候補できなくなる。

 鄭氏は会見で、FIFA倫理委員会が調査を進めている鄭氏の過去の寄付金に関する疑惑について、「私がFIFA内部の核心を正面から狙ったため攻撃の対象になった」との認識を示した。

 鄭氏の説明によると、FIFA倫理委は鄭氏が2010年のワールドカップ(W杯)招致の過程で7億7700万ドル(現在のレートで約935億8000万円)相当の基金を創設しサッカーの発展のために使うとする書簡を世界のサッカー関係者らに送ったことについて、15年の資格停止を推進している。さらに、鄭氏が倫理委を批判したことについて4年の資格停止を科そうとしているという。

 鄭氏は今回の選挙で自身の候補資格が脅かされる可能性が高いとしながら、「彼ら(ブラッター会長側)は私の候補資格を毀損(きそん)することにとどまらず、FIFA会長選挙を毀損し、FIFAそのものを破壊している」と語気を強めた。

 これに先立ち、FIFA倫理委は鄭氏が10年に洪水被害に遭ったパキスタンと地震に見舞われたハイチに贈った寄付金のほか、W杯誘致過程で7億7700万ドルの基金を創設しサッカーの発展に尽くすとする公約を掲げたことについて調査を始めた。
(引用ここまで)
 チョン・モンジュンがFIFAから資格停止処分を科されそうだという話。
 で、それに対してチョン・モンジュンが記者会見をして「陰謀だ!」と叫んでいると。

 視点が違うというか、分かっていてやっているのか。
 まあ、確かに「FIFAはFIFA自体を破壊しようとしている」のですよ。
 旧来の汚職にまみれて、スポンサーからも糾弾されて身動きの取れなくなったFIFAを。

 その「旧来のFIFA」の中でも準主役級であったチョン・モンジュンが表舞台に出てきて、「さあ、クリーンになろう」なんて言い出すのは喜劇を超えてもはや悲劇ですらあるのですよね。
 たとえ、彼自身がクリーンであろうとも旧来のFIFA役員はもうお役御免なのです。
 まあ、以前も書いたように個人的にはチョン・モンジュンがクリーンであるなんて思っちゃいませんが(笑)。

 端的に言えば迷惑なのですよ。
 これまでの圧力は「お察しください」クラスだったのが、実行力をともなったものになってきたということですね。
 


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