楽韓Web

韓国に関する話題を面白おかしく、韓国の文化背景を含めて解説してしまうサイトです。

ドーピング

 相互RSS募集中です

フェルプス他「ドーピングしたヤツに価値なんてない」 → 中国水泳協会が謝罪要求 → パク・テファン「撤退します……」

中国選手は「薬物使用者」発言問題で、豪州側が謝罪拒否/競泳(サンスポ)
<リオ五輪>「やつの尿は紫色だ」=豪州選手に続き、フランス選手も中国の孫楊を揶揄!―仏紙(RecordChina) <五輪水泳>フェルプスも孫楊を非難 「スポーツは公正であるべき」(中央日報)
リオ五輪:土下座出場の朴泰桓、1500M自由形を棄権(朝鮮日報)
英国デイリー・メールは10日(日本時間)、「フェルプスが『中国水泳スターの孫楊を薬物服用者と非難したマック・ホートン(オーストラリア)を支持する』という立場を明らかにした」と報じた。ホートンは2016リオデジャネイロオリンピック(リオ五輪)水泳男子競泳400メートル自由形で金メダルを獲得した後、銀メダリストである孫楊のドーピング摘発前歴ついて非難した。

フェルプスもデイリー・メールとのインタビューで「スポーツはクリーンであるべきだし、公平な舞台で行われるべき。ドーピング検査で二度も陽性を示した選手が、まだ五輪に出場できているということは非常に悲しいこと」としながら「ドーピングの不正が繰り返されていることに心を痛めている。誰か何とかしてくれることを願っている」と話した。

「ドーピング検査で摘発された選手と同じプールで戦いたくない」というホートンの発言を支持したものだ。今大会で五輪5回連続出場のフェルプスは男子4×100メートルリレーで個人通算19回目の金メダルを獲得した。

フェルプスだけでなく、他の選手も孫楊のメダル獲得に対して不満を表明した。平泳ぎ女子100メートル金メダリストのリリー・キングと銅メダリストのケイティ・マイリ(以上、米国)も「個人的に、ドーピングが発覚した選手と同じチームにいたくない」と声を高めた。
(引用ここまで)

 最初のホートン選手は「drag cheatとは同じプールにいたくない」と発言しているのですが、これが競技者の正直な感想でしょうね。
 ドーピングした人間というのはもう別カテゴリで争ってくれって話です。
 王楊は今回のリオオリンピックで活躍しているのでこうして目の敵にされていますが、パク・テファンも同様のカテゴリにいる人間なのですよね。
 ドーピングなしでは予選落ちばかりなので、まったく目立っていないという状況になっているわけですが。

 で、そんなジューサー(ドーピングしている人間という意味の隠語)と競技者の間の舌戦とは関係なく、400、200、100メートルでことごとく予選落ちしたパク・テファンがひっそりと1500メートルでは予選に参加することなく帰国。
 本人は「これでは終われない」ということで東京オリンピックを目指すとしているのですが。
 ……晩節を汚すばかりですよ。もうやめればいいのに。

 韓国国内のいわゆる「韓国人の反応」では「もう26歳は水泳選手として老人だ」みたいな話が主流になっているのですが。
 件の王楊は25歳。北京金メダルの時の北島は25歳。フェルプスは化け物なので比較対象にしにくいですが、31歳。200x4自由形リレーで銅メダルを取った松田選手は32歳。
 ちゃんとケアをしていれば競技者として戦える年齢なのですけどね。


ドーピングでリオ出場絶望のパク・テファン、最後の手段のスポーツ仲裁裁判所への仲裁を依頼へ

<水泳>「五輪出場不可」朴泰桓、スポーツ仲裁裁判所に提訴していた(中央日報)
 朴泰桓のマネジメント会社チームGMP側は14日、大韓体育会国家代表選抜規定をめぐり先月26日にCASに提訴した、と明らかにした。チームGMPの関係者は「21日以内に提訴しなければいけないというCASの規定に基づき26日に書類を伝えた」と説明した。

大韓体育会は先月6日、第1回スポーツ公正委員会を開き、朴泰桓のオリンピック(五輪)出場の可否を決定できる国家代表選抜規定を改定しないことにした。こうした内容が公式に発表された日は翌日の先月7日。朴泰桓側は21日以内に提訴しない場合、機会を完全に失うかもしれないと判断し、CASに提訴した。しかし2日後の先月28日、CAS側に直ちに仲裁中止を申請し、現在、関連の案件は進展していない状態だ。

大韓体育会は「朴泰桓がCASに仲裁の申請をしたのは事実。大韓体育会と大韓水泳連盟を相手に提訴した。12日夜にCASから関連公文書を受けた」と関連内容を認めた。
(引用ここまで)

 スポーツ仲裁裁判所へ仲裁を依頼するというのはまあ常道。
 いつぞやペナルティを取られて優勝をふいにした韓国人女子ゴルファーがいきり立って「CASに提訴する!」なんて言っていましたが。
 けっきょくはやりませんでした。

 というのもCASへの提訴(仲裁申し立て)にはものすごい金額がかかるのですよ。
 元サッカー日本代表選手の我那覇和樹(当時川崎F)が受けた点滴がドーピングではないことを証明するためにCASへ提訴して、結果「正当な医療行為であり、ドーピングではない」という結果を勝ち取りました。
 このとき、たしか数千万円の費用がかかったと記憶しています。
 弁護士への依頼やらなんやらでめちゃくちゃ費用がかかるので、我那覇やJリーグ選手会もサポーターへの寄付を募っていましたね。

 今回の「とりあえずCASに提訴したけども、停止している」というのも、提訴の期限だけではなくそういう経済的な面があるからなのでしょう。
 んでもってこの裁判の行方ですが、分からない……としか言いようがないのですね。
 WADA規定による出場禁止処分がすでに終了しているにも関わらず、処分明けから3年間は代表選手として出場できないという大韓体育会の規定は二重処罰ではないかという話があります。
 原則として二重処罰は禁じられていて、出場させないということはできないはず……なのですが。

 実際にアメリカで陸上選手がWADAの出場禁止が明けた選手もオリンピックに出場できないという規定を作っていたIOCを相手取ってCASに提訴し、「二重処罰は無効であり、オリンピックへの出場を認めなければならない」という判決を勝ち取ったことがあります。
 ただし、パク・テファンの場合、大韓体育会が禁じているのはあくまでも「韓国代表選手としての活動」であって、オリンピックや世界水泳への出場ではないのですよ。
 たとえば他の国に移民するというような方法でオリンピックに出場できないとは言い切れない。
 なので、自由裁量の範囲内と言えなくもない……。微妙。
 まあ、以前も書いたように「出場させないこと」こそが、かつての金メダリストに対する温情だとは思いますけどね。

スポーツドキュメントの名著です。

ドーピングでリオ五輪絶望のパク・テファン、コーチが土下座で「出場させてくれ!」と叫ぶ

リオ五輪:元韓国代表監督が土下座でお願い「朴泰桓に出場の機会を」(朝鮮日報)
 競泳の朴泰桓(パク・テファン、26)が28日、東亜水泳大会(光州・南部大学国際プール)・男子一般の部100メートル自由形決勝で48秒91の大会新記録を出し優勝した。自己最高であり韓国記録でもある48秒42には及ばなかったが、200メートル・400メートル・1500メートル自由形の優勝に続く4冠に輝き大会を終えた。

 朴泰桓は禁止薬物であるテストステロンに陽性反応を示し、国際水泳連盟(FINA)から1年6カ月間の資格停止処分を受けたが、先月処分が解けた。

 今回の大会では出場した4種目すべてで8月のリオデジャネイロ五輪出場資格の基準となる参加標準記録Aをクリアした。だが、「薬物などに対する懲戒処分の満了から3年が経過していない者は韓国代表になることができない」という国内規定に基づき、リオ五輪には出場できない状況だ。

 朴泰桓は同日の記者会見で「今回の大会でベストを尽くす姿を見せることが重要だと思った。自分のやるべきことをすべてしたと思う」と言った。朴泰桓を指導したノ・ミンサン監督は「泰桓はこれまで長い間自粛した。ぜひチャンスをいただければ」と言い、土下座した。
(引用ここまで)

 男性ホルモンを注射するという超ド級のドーピングで資格停止処分となったパク・テファンが、国内の五輪代表選考大会で出場した種目すべてで圧勝したそうです。
 だけども、規程で代表になることはできず、オリンピックへの道は絶たれたわけですね。
 ま、 しょうがない。まさに自業自得。

 パク・テファンに限らず、アスリートのドーピングで怖いのは副作用ではないのですよね。
 周囲が「本当の実力はどこまでだったの?」と疑心暗鬼になることなのです。

 パク・テファンの場合なら8年前と4年前のオリンピックでそれぞれメダルを獲っています。
 でも、嫌韓やらなんやら別にして、スポーツファンなら誰しもが思うはずなのですよ。「あれも本当の実力で獲ったのかな?」と。
 メジャーでもボンズの記録に*をつけて参考記録扱いにしようという動きがあるのは、「ドーピングしなかったらあの記録は出なかったんじゃないの?」という疑惑がつきまとってしまうからなのです。
 「ドーピングなしの時代と比較はできない」って考えるのも当然というものでしょう。
 ドーピングがばれた時点でアスリートとしては死んだも同然なのです。

 あともうひとつ、実はパク・テファンは助かっているのですよね。
 韓国の水泳界は層が紙より薄いので韓国国内では圧勝できても、オリンピックではぼろ負けするでしょう。
 オリンピックに出場してぼろ負けしていたら「ああ、あれがドーピングなしでの実力だったのだな」となる。
 それを出場禁止条項で助けてもらったのです。
 ある意味において出場しない(できない)ことでメダルの価値を保持することができた、ということもいえるでしょうね。

 これがプロレスならヒールターンでキャラ作りにもなったんでしょうが……。リアルなアスリートだからなぁ。


パク・テファン、ステロイドだけでなく4年間出場停止の超弩級ドーピングとなる成長ホルモンも投与していた。

ドーピング:朴泰桓に新疑惑、成長ホルモン剤も注射か(朝鮮日報)
 「ネビド(Nebido)」だけでなく、「ディクラジェ(Declage)」もやっていた。

 禁止薬物の男性ホルモン剤に陽性反応を示し、18カ月間の選手資格停止処分(2014年9月3日−16年3月2日)中の「韓国競泳界のスター」朴泰桓(パク・テファン、25)が、成長ホルモン剤も注射していたと見られることが分かった。

 朴泰桓は14日、ソウル中央地方裁判所で行われた「朴泰桓ドーピング事件」第3回公判に証人として出席した。朴泰桓は「14年7月29日に自身に対し男性ホルモン注射剤『ネビド』(テストステロン成分)を十分な説明なしに投与した」として、ソウルT病院院長を今年1月、告訴した。検察は業務上過失致傷と医療法違反の疑いで院長を在宅起訴した。

 検察は同日の公判で、朴泰桓が昨年11月3日にT病院のC看護師と交わした携帯電話のテキストメッセージを公開した。「姉さん(年上の女性に対する呼びかけ)、姉さん、7月29日に打った注射がディクラジェだったかネビドだったか教えてよ」(朴泰桓)、「ネビドですよ〜」(C看護師)という内容だった。

 朴泰桓は14年9月3日に国際水泳連盟(FINA)が行った抜き打ちドーピング検査で陽性反応を示したが、その直後の11月3日、院長のもとを訪れた。朴泰桓は「その時、初めて7月29日に打たれた注射がネビドであり、成長ホルモンだったという話を聞いた」と主張している。その日、病院を出てからT病院のC看護師に注射の種類がディクラジェなのかネビドなのかをテキストメッセージで質問したものだ。

 ここで新たに登場したディクラジェとは、成長ホルモン(ソマトロピン成分)注射剤の名前だ。成長ホルモン剤も世界反ドーピング機関(WADA)が定めた常時禁止薬物(ペプチドホルモン・成長因子・関連薬物および類似薬剤)だ。WADAは今年から制裁規定を強化、ドーピング検査の試料から成長ホルモン剤が検出された場合、初めての違反だったら選手に4年間の資格停止処分を下すことにしている。 (中略)

 本紙がインタビューした時、院長は「成長ホルモン剤の部分は事件と直接関係ないので、『患者の秘密保持』の観点から記事にしないでほしい」と頼んできた。院長も朴泰桓もホルモン剤が禁止薬物であることは知らなかったと主張している。しかし、選手と医師のどちらの過ちの方が大きいのかを法廷で争ううち、朴泰桓が男性ホルモン剤のほかに成長ホルモン剤まで注射していたことが明らかになってしまったものだ。
(引用ここまで)

 ヒト成長ホルモン、HGHの投与……か。超弩級ドーピングですね。
 自転車のランス・アームストロングや、メジャーリーグオンアレックス・ロドリゲスもこれをやっていました。
 2000年代はまだ検出技術が未熟で「購入の履歴」を追跡することで認定することしかできなかったのですが、現在ではWADAによって検出されるようになっていますね。
 以前のFINAによる18ヶ月の出場停止という制裁はアナボリックステロイドを投与したことについてでしたが、追加制裁はあるんでしょうかね?  記事にあるようにHGHの投与は4年の出場停止が普通です。

 それよりもちょっと驚くのは韓国で成長ホルモンがあまりにも気軽に使われていることですね。
 以前から気軽に使われているという報道はあったのですが。
 まさか「こないだ注射したのはステロイド? それともHGH?」なんてレベルの会話がなされていようとは。
 整形と同じように身長を伸ばすための努力も欠かさないのですね。「努力」なのかどうか微妙ですが。

 まあ、その気軽さをスポーツに持ちこむとこうなってしまいますよってことですが。



韓国女子バレー選手、ドーピング検査でアウト → 「韓方薬を飲んだから」 → 韓方医師団体「嘘をつくな!!!」 → やっぱり嘘でした

女子バレー選手のドーピング陽性反応、韓方医師団体が激昂(東亞日報)
「ダイエット薬飲んだ」クァク・ユファが韓方医協会に謝罪(朝鮮日報)
プロ女子バレー選手のドーピング問題で韓方医師の団体である大韓韓医師協会が怒りを露にした。 同協会は24日、プロバレーボール女子部の興国(フングク)生命のクァク・ユファ(22・写真)を刑事告発すると発表した。ドーピング問題になると決まって韓方をせいにする悪習を、この際抜本的に追放するためだ。23日、ドーピング検査で陽性反応が出たため、韓国バレーボール連盟(KOVO)から6試合出場停止処分を受けたクァク・ユファは、「母の友人からもらった韓方薬を飲んだだけで、禁止薬物が入っているとは知らなかった」と釈明した。
(引用ここまで)
 韓国バレーボール連盟(KOVO)は26日、「クァク・ユファが23日に行われた反ドーピング委員会の聴聞会で『韓薬(韓国伝統漢方薬)を飲んだ』と釈明したことと関連し、25日に追加調査した結果、実際に服用したのは韓薬ではなく、ダイエット薬だったと確認された」と明らかにした。クァク・ユファは聴聞会からたった二日でダイエット薬を服用したことを認めたため、聴聞会で偽証したという批判は避けられなくなった。

 クァク・ユファは4月に行われたドーピング検査の結果、禁止薬物であるフェンジメトラジン(Phendimetrazine)とフェンメトラジン(Phenmetrazine)が検出され、連盟から6試合の出場停止処分を受けた。これらは向精神薬で食欲抑制効果があり、肥満治療薬などダイエット用に使われる。しかし、クァク・ユファは聴聞会で「母の知人が『体にいい物だ』と言ったので飲んだ」と虚偽の陳述していた。このため大韓韓方医協会は「クァク・ユファのドーピング違反薬物は韓薬とは全く関係ない。法的措置に乗り出す」と表明、騒動が広がっている。

 その後のKOVOの追加調査で、クァク・ユファはソウル・江南の肥満クリニックで太ももを細くするため該当の薬を処方されたことが分かった。クァク・ユファはファンの間でアイドル的な選手として人気がある。
(引用ここまで)

 以前にも日本のフィギュア選手が韓国で「むくみの取れる薬」として買ってきた物を服用して、ドーピング検査に引っかかったというマヌケな例がありましたが。
 今回もそれと似たパターン。
 ダイエット薬が美容目的だったのか、競技力向上目的だったのかは分かりませんが。

 なんかっちゃー、「韓方を処方してもらったので」って言い訳をするのですよ。
 で、「嘘でした」となるのがパターン。

 韓国や中国で「○○の薬」として売られているものは少なくともアスリートには危険なのですよね。
 ついでにいうと、韓国の風邪薬ってすごい効きます。せき、鼻水、熱といった症状を止めるための成分が市販薬ぎりぎりレベルまで山盛り入っているので。根本的な治癒にはなっていないのですが。

 それにしても、朝鮮日報の自撮り写真と、東亞日報にあるプレー中の写真の差ときたら。
 アプリって怖い。
 

 

ドーピング違反のパク・テファン、18ヶ月の資格停止でリオオリンピックへの出場が可能に?

ドーピング:朴泰桓18カ月資格停止、リオ五輪出場に道(朝鮮日報)
 ドーピング検査で陽性反応が出て、選手生活最大の危機に直面していた競泳の朴泰桓(パク・テファン)選手(25)に対し、国際水泳連盟(FINA)は24日(韓国時間)、選手としての資格を18カ月間停止する処分を下したことをウェブサイトで発表した。

 懲戒処分は(仁川アジア大会で)最初のドーピング検査を受けた昨年9月3日までさかのぼって適用される。期間の満了は来年3月2日となる。

 朴選手側は懲戒処分に対する不服があれば、3週間以内にスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴することができるが、その可能性は高くない。

 朴選手はひとまず、最悪のシナリオとされた2年間の資格停止を回避することができ、来年8月に行われるリオデジャネイロ五輪への出場は可能ということになる。

 だが、韓国の規定による処分を受ける可能性は残っている。

 大韓体育会の国家代表選抜規定第1章第5条第6項には「体育会および競技団体で、禁止薬物の使用やその許容、またはそれをあおる行為により懲戒処分を受け、その処分の期間が満了した日から3年が経過していない者」は、代表選手や指導者として活動できないと明示されている。

 もし、大韓体育会がこの規定をそのまま適用した場合、朴選手は懲戒処分の期間が満了する来年3月2日から、さらに3年間は韓国代表選手に選出されないことになる。

 FINAはまた、昨年9月3日以降に朴選手が国際大会で獲得した賞金やメダルを全てはく奪すると発表した。その間の記録も無効となる。

 これにより、朴選手は同月の仁川アジア大会で獲得したメダルを全て返納しなければならなくなった。

 朴選手は仁川アジア大会の自由形100メートルで銀メダル、同200メートルと400メートル、メドレーリレー400メートルと同800メートル、個人メドレー400メートルで銅メダルを獲得した。

 アジア大会で獲得したメダルの合計数は20個に増え、射撃のパク・ビョンテク選手(金5個、銀9個、銅5個)を抜いて、アジア大会の韓国代表選手では最多のメダル獲得記録を樹立したが、その6カ月後に記録が消える形となった。
(引用ここまで)

 懲戒期間が予想されていた24ヶ月ではなく、18ヶ月。
 来年の3月2日に懲戒は明ける、8月5日に開幕するリオ五輪への出場はできるようになった……と。

 今年の世界選手権には出場できませんが、そういった代表選考大会なしで認定するんでしょうかね?
 まあ、参加標準記録くらいなら余裕で突破できるとは思いますが。

 その一方で大韓体育会が独自の薬物規定を定めていまして。
 記事にあるように懲戒を受けた選手は追加で3年間、代表選手としては活動できないとされているそうなのですよ。
 で、この規定ができたのが去年の7月。できたてほやほや。

 このできたての規定を覆さなければ出場はできないわけですね。
 でも、韓国で規定なんて破られるためにあるものですから。
 野球のパク・チャンホも人材の海外流出を恐れた韓国球界が、国内復帰できない規定(日本でいうところの田澤ルール)を作っていたのですが、あっさり覆していましたね

 それでもパク・テファンは韓国の水泳連盟と相当に仲が悪いのですよね。「態度が生意気だから報奨金を渡さない、若手育成にあてる」ってアナウンスしちゃうくらいのレベルで。
 なもんで無理ではないかと思うのですが。


 

「パク・テファンのドーピングは医師のミス」という検察判断にまつわる疑惑

「朴泰桓のドーピングは医師のミス」 疑問だらけの検察判断(朝鮮日報)
 検察は6日「(昨年7月29日の時点で)医師は朴泰桓に対し『注射の成分は体内で生成されるホルモンなので、(ドーピング検査で)問題になることはない』と伝えた」とする一方で「朴泰桓は薬剤の容器を確認しておらず、ステロイドが禁止薬物であることは知っていても、テストステロンが問題になるという具体的な知識はなかったようだ」とも説明した。

 朴泰桓はオリンピックと世界選手権にそれぞれ3回出場し、優勝を含む数々の実績を残してきたベテラン選手だ。ところが検察は、朴泰桓ほどの選手が「男性ホルモンは筋肉増強の効果があるアナボリック・ステロイドであり、WADAの『禁止表』に記載されていることを認識していなかった」と判断したのだ。しかしドーピング教育が義務付けられているスポーツ選手にとって、男性ホルモン(テストステロン)が禁止表の中の「常に禁止されるもの」に記載されている事実は最も基本的な常識だ。

 しかし検察が明らかにした今回の内容だけでも、今月27日にスイスで開催される国際水泳連盟(FINA)のドーピング聴聞会で朴泰桓への重い処分は避けられない見通しだ。選手本人に過失がないことや、注意を怠っていなかったことを立証できないからだ。 (中略)

 朴泰桓は注射で薬の投与を受ける際、またドーピング陽性反応の通知を受けた後も「体内の成分と同じものを投与したので問題ない」とする医師の言葉を録音していた。ところが投与前後の対話を録音までしていた朴泰桓が、薬の容器や包装物に記載された内容、さらに説明書などをなぜ要求し確認しなかったのかは疑問として残る。
(引用ここまで)

 パク・テファン側は治療時の録音を検察に提出するまでして「故意に男性ホルモンを投与したわけではない」というような形にしたいようですが。
 どれだけFINAの聴聞会で言い訳することになるのかは分かりませんが、WADAの基準では真っ黒です。
 WADAの基準ではドーピングに注意する義務は選手本人にあるのですよね。

 これはどちらかというと、聴聞会への対応ではなく韓国の世論に対しての対応であるように思います。
 どう足掻いても2年の出場禁止処分は免れないでしょうし、韓国国内には「ドーピングしたら3年は代表に選ばない」という規定もありますから、実質的には引退。
 なので、その後の韓国での活動を考えてのことではないかと。

 「オリンピックで金メダルを獲得した国民的英雄だったが、医院の理解のなさでドーピング禍に巻きこまれてしまって引退せざるを得なかった」というストーリーに仕立て上げておけば、引退後の仕事もあることでしょう。
 「筋肉増強剤にまで頼ったけどアジア大会ですら勝てずにドーピングがばれて引退」よりはだいぶいい絵柄になるんじゃないかな。 


 

韓国スポーツ界のすべてのコネを使ってパク・テファンの出場禁止を1年間にしてリオ五輪出場を! なんとイ・ミョンバクまで擁護に出馬?

パク・テファン懲戒回避にMBまで「ドリームチーム」結成か(SBS/朝鮮語)
韓国スポーツ界がドーピングテスト陽性反応で最大の危機に陥った水泳スター・パク・テファンを救うために全力を尽くしています。大韓体育会との水泳連盟は、可能なすべての方法を動員して資格停止期間を2年から1年に短縮する予定です。近年の事例を見るとテストステロン、つまりアナボリックステロイド系の禁止薬物を服用した水泳選手は、特別な理由がないかぎり2年間の資格停止を受けました。

パク・テファンもまずはこのレベルの懲戒が予想されています。その場合、2016年9月までにすべての大会に出場することができなくなり、来年8月にブラジルのリオデジャネイロ五輪出場が失敗に終わります。パク・テファンがリオオリンピックに出られない場合、事実上引退する可能性が非常に高くなります。

来る27日、スイスのローザンヌで開かれる公聴会では、国際水泳連盟(FINA)の委員会がパク・テファンを相手に鋭い質問を投げかけることが予想されています。禁止薬物のテストステロン成分が含まれている「ネビドー」を故意に打ったのかそれとも本当に知らずに投与されたのか。また、投与回数が1回なのか、それとも2回以上なのかも懲戒を決定する変数となる見込みです。最も重要なのは聴聞会の結果ですが、懲戒決定も人が行うことです。私たちがスポーツ外交力をどのように発揮するかによって懲戒期間が減少することもあるという話です。

ひとつ幸いなことに、国際水泳連盟(FINA)フリオ・マグリオーネ会長が比較的韓国によい印象を持っている、いわゆる「親韓派」ということです。水泳連盟の関係者は「ウルグアイ出身のマグリオーネ会長が韓国スポーツ界の人たちをたくさん知っている点が非常によかった」とし「パク・ヨンソン前体育会長に助けを求めることはもちろん、必要であるのならばイ・ミョンバク前大統領にもサポートをお願いするだろう」と言いました。パク・ヨンソン前体育会長はIOC委員をしていた時代にウルグアイIOC委員のフリオ・マグリオーネ会長と知り合っています。また、パク元会長が2019光州世界水泳選手権誘致をする過程で、常任顧問として活動したがこの時にもフリオ・マグリオーネ会長と複数回会ってさらに親交が厚くなりました。イ・ミョンバク前大統領との縁は、より古くに遡ります。イ・ミョンバクはかつて水泳連盟会長を15年も務めています。さらに1984年から1996年までの12年間、国際水泳連盟(FINA)執行委員として活動しました。

マグリオーネ会長は、この当時にウルグアイ水泳連盟会長を務め、1988年から92年まではFINA副会長を務めたので、イ・ミョンバク前大統領をよく知っていました。イ・ミョンバク前大統領は、光州世界水泳選手権を誘致するために、2011年10月にマグリオーネ会長を大統領府に招待して晩餐会を開いたことすらあります。韓国スポーツ界では、このような個人的な親交を100%活用することはもちろん、韓国が2019年の世界水泳選手権開催国という点を掲げ、FINAの配慮と善処をお願いする予定です。

今回の事件を引き受けたアントニオ・タテマルチ弁護士の存在も、朴泰桓側には大きな力になると思われます。イタリア系スイス人のタテマルチ弁護士は、スポーツ紛争や訴訟の分野で世界最高の専門家として評価されています。現在、彼はスイスのジュネーブにあるスポーツ仲裁専門法律事務所の弁護士として活動していますが、その顧客にはサッカー・F1・陸上競技・アイスホッケー・水泳・サイクル種目のチームと選手はもちろん、国際サッカー連盟(FIFA)、欧州サッカー連盟(UEFA)などの国際連盟もあります。

博士号を持っているタテマルチ氏は弁護士の仕事をしながら、スイスの大学で国際調整 - 仲裁法、スポーツ関連の法律とアンチ・ドーピング法も教えています。英語、イタリア語、フランス語、ドイツ語、スペイン語など5カ国語に堪能でドーピング関連の訴訟を処理した経験も豊富です。

国内スポーツ界は、このような努力の他に検察の捜査発表にも触覚を払っています。来る27日の聴聞会前に検察の捜査発表がパク・テファンにとって不利なものとして出てくると、すべての努力が無駄になる可能性が大きいからです。検察の発表がパク・テファンにとって有利なものとなり、国内スポーツ界の総力戦に支えられ、パク・テファンの懲戒が1年になったとしても、すべての問題が解決されるわけではありません。

現在の体育会の規定によると、「禁止薬物を服用した選手は、懲戒が終了した3年が経過していない場合は、代表となることができない」と明示されています。体育会がパク・テファン1人のために、この規定を変更しない場合、パク・テファンは来年リオオリンピックに出場することができないということです。パク・テファンの前途は一言で「多難」であることに間違いありません。
(引用ここまで)

nebido

 パク・テファンのドーピングによる出場停止処分をなんとかして2年ではなく、1年にしようと画策しているとのことです。
 FINA(国際水泳連盟)の会長に個人的なつながりがある人間を総動員。
 挙句の果てにはイ・ミョンバクまで出馬させようとしていると。
 そこまでして、パク・テファンをリオ五輪に出場させたいということなのですけども。

 アシアナ航空の墜落事故の時にも同じようにして、ありとあらゆる手段で圧力をかけろという話をしていましたね。
 今回は圧力というよりは懇願と言ったほうがよさそうですが。

 ただ、状況は圧倒的にパク・テファンに不利。
 朝鮮日報によると件の病院に10回以上も訪れているとか、沈黙を続けてきたT病院も「パク・テファンは嘘つきだ」というような話をしはじめています。

ドーピング疑惑の朴泰桓、渦中の病院に10回以上通院か(朝鮮日報)
パク・テファンは嘘つきと病院反論、注射による競技力向上の補助を後悔(新華ニュース)


 そもそも、ドーピングしないと競争力が保てないような状況になっていたポンコツをオリンピックに出してどうすんだっていう。
 で、さらにドーピングしてまで臨んだアジア大会ですら萩原に負けて金メダルがなかったのですよね。
 今回のことを契機にして、引退させてあげればいいのにって個人的には思います。



最新記事
スポンサーリンク
オススメアイテム
NEW GAME! 6巻
この世界の片隅に (Amazon.co.jpオリジナルメイキングDISC付)
君の名は。 Blu-ray3枚組
スペシャルエディション
4K同梱5枚組も。
ドラゴンクエストXI
過ぎ去りし時を求めて
3DS版もありますよ。
初音ミク ハートハンターVer.


匠の技 ステンレス爪切り
About This Weblog
楽韓WebのBlog版。今年中にはドメイン含めて移行予定。

うちはそこらにありがちなゼノフォビアライクなところとは異なっており、文化的・文明的背景をもって「なぜこのようになっているのか」を解説して、大いに韓国を楽しんでしまおうというコンセプトの元に2002年から設立されているサイトです。単純に韓国が嫌いなかたは他を見てもらったほうが満足できるんじゃないかと。

相互RSSのご連絡先等 → rakukan.net★gmail.com
★を半角@に変更してください。
なんか適当な欄w
記事検索
Twitter プロフィール
楽韓Webの更新情報なんかをお伝えしますよ
最新コメント
Monthly Archives
Categories
スポンサーリンク
QRコード
QRコード
逆アクセスランキング
Twitter
  • ライブドアブログ