楽韓Web

韓国に関する話題を面白おかしく、韓国の文化背景を含めて解説してしまうサイトです。

ノ・ムヒョン

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ムン・ジェインら左派が今度はイ・ミョンバクを高く吊す。韓国に「大分断時代」の訪れ

文在寅政権、2代前の李明博政権にも政治報復(朝鮮日報)
ソウル市長、李元大統領を告訴=情報機関使い批判展開疑い(時事通信)
 文在寅(ムン・ジェイン)政権のいわゆる「積弊清算」事業は、朴槿恵(パク・クンヘ)政権に続き、その前の李明博(イ・ミョンバク)政権を本格的に狙っている。共に民主党と親文在寅政権勢力が一斉に「李明博審判」を主張し、国家情報院や検察が呼応している。これについて、李明博元大統領や旧与党関係者は「前政権だけで足りず、前々政権に対する政治報復が行われている」「盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領に対する捜査の腹いせだ」などと反発し始めた。(中略)

文在寅政権が設置した「国家情報院改革発展委員会」は14日、李明博政権当時の国家情報院によるいわゆる「文化・芸能界ブラックリスト」を発見したとし、検察に捜査依頼。18日には李明博政権の「公営放送掌握」に関する文書について、傘下の積弊清算タスクフォースに真相究明を求めた。与党はさらに、文在寅大統領が就任直後、監査院に監査を指示した▲4大河川事業▲資源外交▲防衛産業不正疑惑――と共に、過去に検察が「嫌疑なし」との判断を下した李明博元大統領の「BBK株価捜査疑惑」の対する再捜査も主張している。 (中略)

 李明博政権で大統領府(青瓦台)の政務首席補佐官を務めた自由韓国党の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)国会議員は「執ような恨みを抱いた人々が不倶戴天の敵に対するように、一斉に李明博元大統領をのろい始めた。政権実力者がちらつかせていた李元大統領に対する司法処理のシナリオが視界に入った格好だ」と指摘した。鄭議員はまた、「米国、日本、中国、ロシアのどの国であれ、21世紀にもなって、前職の大統領、首相、国家主席を法廷に立て、監獄に入れた国はないだろう。例外があるとすれば、兄を毒殺し、おじを高射砲で撃ち殺した金正恩(キム・ジョンウン)ぐらいではないか」と話した。
(引用ここまで)
韓国の朴元淳ソウル市長は19日、保守系の李明博元政権時代に情報機関、国家情報院(国情院)に北朝鮮寄りだと批判されて名誉を傷つけられたとして、李元大統領らを名誉毀損(きそん)などの疑いで告訴した。韓国メディアが伝えた。聯合ニュースによると、地検は捜査に着手した。
(引用ここまで)

 パク・クネは国会で弾劾され、さらに憲法裁判所でも弾劾が成立したことで、ノ・ムヒョン以上の恥をかかせることに成功した。そして、なによりも大統領を辞めさせるという実績ができた。 
 あとは裁判の結果に委ねられている……といえば聞こえはいいのですが。ムン・ジェインの支持率が高いかぎりは、その意向に沿うことしかできないのが韓国司法というものです。
 サムスン電子副会長のイ・ジェヨンに懲役5年の実刑判決が出たように、パク・クネにも想定以上の判決が出るのは間違いないでしょう。
 パク・クネは叩き潰した。

 では、ここらでイ・ミョンバクに矛先を代えてみようか、といったところでしょうか。
 むしろ、ムン・ジェインにとってはこちらが本丸。なにしろ盟友であるノ・ムヒョンを自殺に追い込んだ男ですからね。
 言ってみれば、ソ・ギョンドクはそのとばっちりを食らったようなものかもしれません。イ・ミョンバクと親しくしていたために、流れ弾を食らいやすいところにいたということでしょうね。
 実兄が逮捕されたということを除けば、韓国の歴代大統領の中ではもっとも退任後に安穏としている人物ですが。
 ムン・ジェインによって高く吊されることになるでしょう。

 楽韓Webではパク・クネの弾劾裁判判決前日に「これからの韓国は右派・左派、高齢層・青年層、持つものと持たざるものがいがみ合う大分断時代が訪れる」と予言しました。
 まずは、ムン・ジェインが保守派を叩き潰す。それによって右派・左派がくっきりと別れることとなるでしょう。それをきっかけにして高齢者と青年層も右派と左派の分断を受けて別れていくことでしょうね。
 そういった大小の分断を持ち続け、不安定な社会へとなっていくことでしょう。

復讐するは我にあり (文春文庫)
佐木 隆三
文藝春秋
2009/11/10

ムン・ジェインの大統領就任記念切手が発行され行列も……歴代大統領の記念切手も見てみよう

郵便局前で「ムン・ジェイン切手」を購入のための珍しい風景が演出されて... 「夜明けから並んでいる」(MBN・朝鮮語)
ムン・ジェイン大統領の就任記念切手が今日9時から全国総括局とインターネット郵便局で販売を開始した中で、切手を買うために並んで立つなど珍しい風景が続いています。 ネチズンたちは、このような状況を、社会関係網サービス(SNS)を介してリアルタイムで中継しています。 (中略)

今日から販売を開始したムン大統領記念切手セットはムン大統領の子供の頃の姿、盧武鉉前大統領と並んで立っている姿、社長就任式のシーンなどが盛られています。
(引用ここまで)

 朴正熙の生誕100周年記念切手は発行中止に追い込んでおきながら、自分は就任記念切手を発行かよと思われるかたもいるかもしれませんが。
 韓国では大統領が就任するごとに記念切手が発行されるのはお約束のようなものなのです。
 ちょっと歴代の記念切手も見て見ましょうか。

第13代大統領盧泰愚。ちなみにここから人物をカラー印刷するようになりました。盧泰愚以前も就任記念切手は発行されています。
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14代大統領 金泳三。呪いの鉄杭を抜きまくってIMF管理下に置かれた人。
kimyorusan

第15代大統領 金大中。ノ・テウ以降で大統領個人として記念切手を2回発行した唯一の人物。
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上が就任記念切手。2回目のそれは当然、ノーベル平和賞受賞記念。
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第16代大統領 ノ・ムヒョン。
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第17代大統領 イ・ミョンバク。すっきりとしたデザインですね。
2mb

第18代大統領 パク・クネ。デザインにはチェ・スンシルがからんだのではないかという噂。

parkkunhe

でもって、第19代大統領ムン・ジェイン。5・18関連の写真やノ・ムヒョンとのツーショットも入っているということで話題。
munjein

 うーん、こうやってなにも考えなしにありものを並べるだけのエントリはなんて楽なんだ。
 まあ、たまにはこういうものもよいでしょう。

 韓国では記念切手がぽんぽん出るのですよね。ファン・ウソク記念切手とか、ワールドカップ4位記念切手とかも出てましたよ。

事情のある国の切手ほど面白い (メディアファクトリー新書)
内藤 陽介
KADOKAWA / メディアファクトリー
2012/10/17

ムン・ジェイン、アメリカの重鎮議員の面会を拒否していた。就任当初から反米意識が全開である理由とは?

朝日新聞「文政権は米議員に冷たい」、青瓦台は否定(朝鮮日報)
【社説】マケイン米上院議員の訪韓取りやめ、尋常でない兆候だ(中央日報)
 米共和党の重鎮、マケイン上院軍事委員長が、先月予定されていた来韓計画を取りやめていたことが分かった。文在寅(ムン・ジェイン)政権が韓国を訪問する米国の議員らとの面会を拒否するなど消極的な対応を見せたため、米国側から不満が噴出しているとの指摘も出ている。

 日本の朝日新聞は15日、韓米関係筋の話を引用し、マケイン氏が5月28日に予定されていた訪韓を取りやめたと報じた。

 消息筋によると、マケイン氏は韓国で文大統領との面会を希望していたが、青瓦台(韓国大統領府)が最後まで面会を確約しなかったという。5月に来韓したソーンベリー下院軍事委員長やガードナー上院外交委員会東アジア太平洋小委員長も文大統領に面会できず、韓民求(ハンミング)国防相らと会談した。

 朝日新聞は、文在寅政権が、来韓する米議員との面会を拒否したりごく短時間の面会に終わったりするなど消極的な対応を見せているため、米国側が態度を硬化させ始めたと報じた。

 ダービン上院議員も5月30日に文大統領と面会する予定だったが、多忙との理由で直前に断られた。韓米関係の悪化を懸念した外交部(省に相当)の仲介で31日に短時間の面会が実現したが「メガワティ元インドネシア大統領は、元職なのに1時間も会った」との不満が米国側から上がったと朝日新聞は伝えた。

 朝日新聞は「文大統領が『韓米同盟を重視する』との姿勢を示しているが、米国側では文大統領の真意を疑う声も出始めている」と書いた。
(引用ここまで)
米国共和党の大物ジョン・マケイン上院軍事委員長が文在寅(ムン・ジェイン)大統領側の冷遇を懸念して訪韓を取りやめていたという報道が出た。昨日、日本のメディアによると、先月末に訪韓を予定していたマケイン委員長が文大統領との面会が確約しなかったことから訪韓を取りやめたということだ。これを受け、外交部側は「面会の要請が受け付けられて一週間後、大統領と会うことが可能だと通知したところ、マケイン側から他の日程が決まったとして訪韓を取り消した」と釈明した。

理由はどうであれ、北核危機とTHAAD対立が依然としてくすぶっている中で、米大物政治家の訪韓が不発に終わったというのは残念なことだ。5選上院議員であるマケイン氏は2008年、米大統領選で共和党候補に選出された米国の代表的な保守派政治家だ。今は北核対応とTHAAD配備を含み、米国防政策を左右する強大な権力をもつ上院軍事委員長だ。

特に、彼は高高度ミサイル防衛(THAAD)体系の配備をめぐって韓国側に有利な声を出してきた人物だ。「韓国がTHAADの費用10億ドル(約1109億円)を負担せよ」と主張するドナルド・トランプ大統領の発言が出た後に「その費用は米国が出すもの」と釘をさした人がマケイン氏だ。それだけではなく、THAAD対立で中国側の報復が猛威を振るうと、「韓国を困らせることをやめよ」と公開的に警告したのも彼だった。

結局、韓国が積極的に声をかけるべき人が訪韓を取りやめたというのはただごとではない。
(引用ここまで)

 何度も何度も書いていることですが、ムン・ジェインはノ・ムヒョンの同志であり、その遺志を継ぐ政治家なのです。
 どのようにして対米・対日外交を行うかを予測することは、ノ・ムヒョンがやろうとしてきたことを見ればそれほど難しいことではないと思われます。
 というか、この1ヶ月ちょっとの様子を見れば誰だって分かるとは思うのですけどね。

 極端な北朝鮮宥和政策の持ち主で、そのために対米・対日、そして対中国であってですらも犠牲にしかねない政治家です。
 もちろん、それは北朝鮮出身で朝鮮戦争から逃げてきたというプロフィールも大きく作用しているとは思いますが。
 というか、その部分によってノ・ムヒョンの強化版とすらなりえているというか……もうすでにな っているというか。

 もはや、まともな外交関係は対日・対米共に望めないと思われます。
 ノ・ムヒョンは2006年に日本の竹島周辺の測量船に対して撃沈命令を出していたことが知られています。
 それにともなう特別談話は本来、宣戦布告に等しいものであったとすら言われています。側近に止められて普通のものになってしまったのですけどね。
 また、古田博司教授はノ・ムヒョンが退任直前に北朝鮮との併合を宣言するのではないかと心配していたほどでした。
 ゲーツ元国防長官からは「ちょっと頭のおかしい人物」とされていましたね

 ただまあ、ノ・ムヒョンは就任当初はそれほど反米・反日を明白にしてはいませんでした。
 それに比べてムン・ジェインは就任してすぐにこの状態。
 いわば10年の時を置いてノ・ムヒョン政権を引き継いだ状態ともいえるわけです。本人は2007年のノ・ムヒョン退任からやり直している意識ってところじゃないでしょうかね。
 はっきりいって、どこまでエスカレートするのかちょっと想像もつきませんわ。
 北朝鮮のいう連邦制の統一(一国二制度的なもの)までやっていても不思議ではないです。

いや、ホントすごかったんですって……。
韓国が世界に誇る ノ・ムヒョン大統領の狂乱発言録
坂 眞
飛鳥新社
2006/12/28

ノ・ムヒョンを扱ったドキュメンタリー映画「盧武鉉です」がデイリー2位。ジャンル別では史上最高成績!

映画『盧武鉉です』公開初日に7万8737人動員=ドキュメンタリー映画史上最高(朝鮮日報)
 CJ系列会社が配給するドキュメンタリー映画『盧武鉉(ノ・ムヒョン)です』(イ・チャンジェ監督)が公開初日の25日、ドキュメンタリー公開作品としては異例の579スクリーンで観客7万8737人を動員した。同日、16万人が入場したハリウッド映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(1308スクリーン)に次いで、デイリー興行成績ランキング2位だった。これまで劇場公開されたドキュメンタリー作品のうち、公開初日の観客数としては過去最高記録だ。

 盧武鉉元大統領を主人公にした『盧武鉉です』は「映画社プル」が制作、CJ系列の「CGVアートハウス」が配給を手がけている。(中略)

 『盧武鉉です』は盧武鉉元大統領が2002年に当時の「新千年民主党」国民予備選挙で大統領候補になるまでの過程を描いている。インタビューには文在寅(ムン・ジェイン)大統領、柳時敏(ユ・シミン)元保健福祉部(省に相当)長官、安熙正(アン・ヒジョン)忠清南道知事ら約30人が登場している。
(引用ここまで)
 うっは、これは見てみたい。
 でもまぁ、イ・ミョンバクの大統領時代の自伝と同様、日本語版は無理ではないかと思われます。
 しかし、こういうドキュメンタリー映画が579スクリーンで観客が7万8737人って……。
 1位の1308スクリーンもすごいな。

 日本は先週末で1位の美女と野獣ですら372スクリーン。2位の名探偵コナンで354スクリーンですわ。韓国ではDVD等のメディアがアレな代わりに映画館が隆盛だという話は聞いていましたが。
 実際には異常に集中しているだけで、スクリーン数は全部で2500くらいしかないのですけども。
 日本は3500くらいだったように記憶しています。日本の場合はまっとうに分散しているのですね。

 逆説的にいまのムン・ジェイン政権の異常なほどの勢いを反映している数字である、とは言えるかもしれませんね。 

BABYMETAL DEATH (Live)
BABYMETAL
TOY'S FACTORY
2015/1/7

ムン・ジェイン当選前「報復の歴史は終わらせるべき」 → 当選翌日「イ・ミョンバク政権の事業はすべて監査せよ!」

文在寅大統領、自叙伝で李明博政権に敵意むき出し(朝鮮日報)
【社説】李明博政権の4大河川事業、7年で4回目の監査(朝鮮日報)
 文在寅(ムン・ジェイン)大統領はこれまで発行した自らの自叙伝や対談集などの中で、李明博(イ・ミョンバク)政権に対する感情をむき出しにしてきた。

 今回の大統領選挙が始まる前に出版した『大韓民国が問う』(2017)では「李明博政権の4大河川開発事業も美しい国土を完全にぶちこわした。最初から話にならない計画だった」と指摘した上で「22兆ウォン(現在のレートで約2兆2000億円)という巨額の国費を投入した国家事業が総体的手抜きだったとなれば、今からでも真相解明を行い責任を追及すべきだ」と主張した。前回2012年の第18代大統領選挙を前に発行された著書では「李明博政権発足により、参与政府(盧武鉉〈ノ・ムヒョン〉政権)は国家権力を動員した非常に厳しい報復を受けざるを得なかった」「前政権に対して容赦なく加えられる報復の歴史は必ず終わらせなければならない」などとも訴えた。(中略)

文大統領は09年に盧元大統領が逝去した直後、当時の李明博政権と葬儀の手順をめぐって対立したことについて「政府の狭量な態度がわれわれを苦しめた」と指摘し、当時の政府の態度を批判している。
(引用ここまで・太字引用者)
 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は22日、李明博(イ・ミョンバク)政権が行った4大河川開発事業に対する監査を改めて行うよう指示した。文大統領はせきの撤去や補強が適切だったかの判断も2018年までに結論を出したいとしている。(中略)

朴前大統領は検察を使って不正がなかったかしらみつぶしに調べたが、工事を行った企業を苦しめただけで特別な問題は発見されなかったのだ。今回行われる4回目の監査もその結果はある程度分かり切っている。李元大統領を敵視する文大統領が指示したため、監査院はその意向に沿った結果を発表するだろう。またその監査結果を受けて検察が再び動きだすかもしれない。

 官民合同の評価も朴前政権ですでに行われた。中立とされる民間の専門家92人で構成された委員会が1年かけて延べ240回にわたり現場で調査を行い、2014年12月に2500ページからなる報告書を提出した。その結論は「一部で副作用もあるが(洪水や干ばつへの備えという面では)一定の成果もあった」というものだ。これがいわば常識的な判断だろう。

 4大河川開発事業はその規模の大きさに比例して賛成あるいは反対のいずれの声も大きくなるだろう。いわば効果と弊害の双方があるのはある意味当然のことだ。ところが複数の左翼系メディアは弊害ばかりで効果など全くなかったかのように数年にわたり執拗(しつよう)に攻撃し、野党がこれに加勢してきたことで、4大河川開発事業は完全な「悪」だったとするレッテルが貼られてしまった。しかもこの事業で確保された水量を干ばつの際に使うため水を引く水路の工事にも彼らは反対している。彼らの言動を見ていると、風車を怪物と考えて突進したという小説「ドン・キホーテ」がふと思い出される。
(引用ここまで)

 私怨ですなー。
 ムン・ジェインはノ・ムヒョンとは弁護士時代に共同事務所を開設するなど、盟友と言ってもいい仲だったのです。
 ノ・ムヒョンが大統領になってからは大統領側近として。
 その死後は金大中とノ・ムヒョンの遺志を継ぐ者として政治家(国会議員)になったという人物です。
 幾度となく楽韓Webでも「ノ・ムヒョンの後継者」という言いかたをしていますね。

 ノ・ムヒョンが自殺した当時、「イ・ミョンバクの責任だ」という話がけっこう出ていました。ハンギョレなんかはその旗振り役でしたね。
 イ・ミョンバク政権が検察に捜査を命じなければあのようなことにはならなかったはずだ、と。
 すなわち、これは弔い合戦なのですよ。
 この4大河川事業をはじめとして、資源外交も同様に俎上に乗せられることでしょう。イ・ミョンバク政権のやったことはすべて監査することになるくらいの勢いになるでしょうね。
 4大河川事業の詳細と、それをどのように監査するのかという話はこちらのエントリをごらんください。

ムン・ジェイン「保守政権で行われた4大河川事業の不正調査に着手する! 不正蓄財があれば没収だ!!」

 大統領就任翌日に、政権の最優先課題として持ち出した話……ですよ。
 ちなみに引用の太字部分ですが「自分がやればロマンス、他人がやれば不倫」という韓国の一般常識に従って処理されることでしょう。
 そもそも、イ・ミョンバク政権は「前政権」ではありませんしね(笑)。
 報復の歴史を繰り返してもセーフなのでしょう。

サイコパス (文春新書)
中野信子
文藝春秋
2016/11/18

官房副長官の「誰が大統領でも日韓関係を後退させるわけにはいかない」という発言が意味するものとは?

日韓関係後退させず=萩生田氏(時事通信)
 萩生田光一官房副長官は7日のフジテレビ番組で、9日投開票の韓国大統領選について、「どなたが大統領になっても日韓関係を後退させるわけにはいかないとの基本的なスタンスで臨みたい」と述べた。
 日本が議長国を務める日中韓首脳会談に関しては「韓国の国内事情で延期して待っている」と指摘。「(当選後に)北朝鮮に真っ先に行くなどという問題以上に、約束の首脳会談を日本でやってもらわなければ困るので、日本に来てもらうのが筋だ」と述べ、早期開催を求めた。大統領選レースで優勢とされている、北朝鮮に融和的な最大野党「共に民主党」の文在寅前代表を念頭に置いた発言だ。
(引用ここまで)

 この発言は「誰が大統領になっても」というよりは「ムン・ジェインが大統領になっても日韓関係を後退させるわけにはいかない」という発言ですね。
 そして「ムン・ジェインが大統領になろうがなんだろうが、慰安婦合意について再交渉したりするつもりはない」という宣言でもあるのです。
 現状からの変更を許さないという意味ですから。
 事前に日本側の意向を伝えておこうという圧力です。

 ムン・ジェインが「最初に北朝鮮へ外遊に行く」と宣言していることから「いや、他に筋を通すべき場所があるんじゃねえの」って話もしています。
 
 っていうか、日韓関係が後退するってなるともはや準戦時状態ですから。
 現況は大使の一時帰国をさせて(現状は事情があって帰任させているにしても)、ハイレベル経済協議・通貨スワップ協定の再協議も停止
 漁業協定すら決裂している状況。
 ここからの後退するとしたら残りは3ステップ。
 大使の召喚、断交、戦争くらいしか手段が残っていないのです。

 普通の国と国として最低限の付き合いをする条件すら潰そうとしてきたとしても、ムン・ジェインであればなんの不思議もないですからね。
 なにしろ、あのノ・ムヒョンの後継者なのですから。

イラン、サウジの断交は参考になるかと。月替わりセール対象で安くなってます。
中東から世界が崩れる イランの復活、サウジアラビアの変貌 (NHK出版新書)
高橋和夫
NHK出版
2016/6/11

韓国大統領選:アン・チョルスが支持率2位に躍進、その理由は「ノ・ムヒョン時代だけには戻りたくない」というアレルギーも?

安哲秀氏猛追なぜ? “反文在寅”で保守、無党派層の支持獲得(産経新聞)
韓国大統領選で「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)元共同代表が支持率を急速に伸ばし、「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表を猛追している背景には、文氏が党公認候補に決まり、同党の他候補を支持していた“反文在寅”勢力が安氏支持に回ったことがうかがえる。

 文氏は3日、安氏は4日にそれぞれ党大会で党公認候補に選ばれた。共に民主党では文氏よりも左派傾向が薄い安煕正(アン・ヒジョン)忠清南道知事が文氏に次ぐ支持を集めていた。韓国紙、中央日報は公認決定で「安煕正氏の支持の相当数が安哲秀氏へ移った」とみている。

 文氏は先月までの世論調査の支持率では独走を続けていた。半面、親北朝鮮・反米色の強い文氏を敬遠する世論も強い。文氏は支持率トップを維持する一方、不支持が支持を上回る状態が続いた。

 それほど韓国では文氏を嫌う世論も多い。特に文氏に対抗できる保守系候補がいない中、文在寅政権誕生だけは何としても阻止したい保守層や無党派層の支持が安哲秀氏に集まっているとみられる。
(引用ここまで)

 これまで保守派の支持を受けてきたアン・ヒジョンが共に民主党内の予備選挙で落選したことを受けて、中道とされている野党第2党の国民の党所属のアン・チョルスが支持率2位に躍り出ました。
 パン・ギムンが撤退したときに「なんとアン・チョルスが保守派側として扱われるのではないかという事態に」と書きましたが、まさにその状況。
 中道とされていますが、そりゃムン・ジェインと比べたら中道でしょうよ……。

 アン・チョルスの政治的方向性は「風見鶏」です。
 基本的には左派なのですけど、ポピュリストである疑念が拭えない人物です。

 前回の大統領選挙ではムン・ジェインと競っていたのですが、公示前にはムン・ジェインに一本化……というか大統領選を放棄。
 ムン・ジェインはパク・クネに惜敗したのですが、その際にムン陣営からは「アン・チョルスが応援してくれたら当選できたのに」という恨み節があったそうです。
 一応、選挙戦中盤からはムン・ジェイン支持を言明していたのですが、投票日前には渡米してましたね。

 その前のソウル市長選挙に出馬するのではないかという噂もあったのですが、このときもパク・ウォンスンに出馬を譲る形で辞退していました。
 どうも諦めが早いというか、放り投げるクセがあるのではないかなぁ……と感じます。

 んで今回、アン・チョルスが支持率2位になっているのにはふたつ理由がありまして。
 まず、保守派といえども今回はパク・クネのいたセヌリ党系列の「自由韓国党」 と「正しい政党」には投票できそうにもないということ。
 そして、記事にもあるように「なにがなんでもムン・ジェインだけはいやだ」という層が左派にも少なからずいること。
 ノ・ムヒョンアレルギーとでも言うべきかもしれません。あの時代にだけは戻りたくないという考えはまあ理解できます。ムン・ジェインは弁護士時代、ノ・ムヒョンと共同で事務所を設立していた仲ですからね。
 パク・クネのいた政党は無理。かといって、ムン・ジェイン(≒ノ・ムヒョン)はなおのこと無理。第3の選択肢としてアン・チョルスにならざるを得ない、という消極的な事情なのです。

 これで見えることはムン・ジェインはなおのこと過激な言説を捨てられなくなってきたということ。アン・チョルスを裏切り者として吊し上げるくらいの物言いをするようになりますかね。
 そして、アン・チョルスは左派からの支持を得つつ、保守派の支持もキープするという綱渡りをし続ける必要があると。
 うーんなかなか難しそうな事態ではありますが。

 それでも大統領はムン・ジェインではないかとは見ています。少なくとも現状では。


韓国地方議会「対馬は韓国領土だ! 政府は我々をサポートせよ!」 → あの韓国政府がスルーせざるを得ない理由とは?

「対馬は韓国領」 昌原市議会が政府支援を要請(朝鮮日報)
 慶尚南道昌原の市議会は30日、第65期・第3回本会議で、鄭双鶴(チョン・サンハク)市議会議員が発議した「『対馬の日』の行事に政府支援を求める建議案」を採択したと発表した。

 これにより昌原市議会は、首相をはじめ国会議長、行政自治部(省に相当)長官、企画財政部長官、外交部長官、各政党の代表に建議の内容を送る計画だ。

 昌原市議会(旧・馬山市議会)は「2005年3月18日に、対馬が韓国領であることを内外に宣言し、対馬に対する領有権の確保を目的として昌原の『対馬の日』条例を制定した。その後12年間、中央政府の無関心の中で毎年『対馬の日』(6月19日)の行事を開いてきているので、中央政府の関心と支援を求めようと思う」と建議案を採択した。

 市議会側は特に「05年3月18日の『対馬の日』条例制定当時、意識ある多くの韓国国民からの熱い呼応を全国的に受けたが、12年が経過する中、地方自治体レベルの行事には限界を感じている。日本の場合、島根県の『竹島の日を定める条例』による『竹島の日』(2月22日)の行事には、中央政府レベルの全幅の支持と支援によって、活発に行事が進められているが、韓国の場合、外交的摩擦を恐れて中央政府レベルの支援は皆無なのが実情」と説明した。

 市議会は「対馬に対する正しい歴史認識に基づき、領有権確保のための『対馬の日』行事に、中央政府の全幅の支持と支援を求める。対馬には、韓国人の祖先の息吹が随所に眠っており、単なる日本の地ではなく、韓国の歴史と文化が溶け込んでいる韓国の故地」と指摘した。

 また「昌原市議会は、対馬についての体系的な研究と資料収集、成長する未来世代に、いつか取り戻すべき韓国の故地であることを刻み込めるような、汎(はん)国家的レベルの関心を傾けることを求める。対馬に対する歴史考証と資料収集、研究のため、政府レベルの組織と予算支援を樹立し、後押しすることを強く望む」と強調した。
(引用ここまで)

 この「テマド(対馬島)は韓国の領土」という妄言、けっこう韓国人にとってはヒットしている話のようです。
 応永の外寇で対馬に侵攻したことや、李氏朝鮮に朝貢していたことを根拠とすることが多いようですね。
 朝貢が領土の根拠になるんだったら、朝鮮半島は20世紀初頭のごくわずかな期間を除いて中国の領土だったことになるのですが、そのあたりの都合の悪い話は無視。
 対馬の仏像盗難についても「どうせ対馬は我々の領土だ」なんてコメントがつくことがよくあります。

 この「対馬は韓国領土」という話、もっと韓国で広まらないかと考えています。現在は公式なものではこの昌原市議会が「対馬島の日」というのを作っているだけなのですが。
 むしろ、昌原市だけでなく記事にあるように韓国政府がアナウンスしてくれないものかと。
 そうすることで日韓の対立の構造を、より分かりやすく世界に示すことができるのです。
 「韓国は領土的野望を持って、力による現状変更を目論んでいる」という、国家間最大の対立事由を見せることができるのですけどねー。
 だからこそ、これまでの韓国政府はこの話に乗らなかったのでしょうけども。

 さてノ・ムヒョンは2006年に日本政府が竹島沖へ測量船を派遣した際に、撃沈命令を出す寸前まで行った……とされています。
 実際に「特別談話を読み上げる」という話があり、当初はこれが宣戦布告かそれに近い宣言になるのでは、とまで噂されていたのです。
 アメリカも同時期に「韓国が狂った行動に出るのでは」という懸念を抱いていたことがWikiLeaksによってすっぱ抜かれています。
 特別談話については韓国ウォッチャーが固唾を飲んで見守っていたのですが、一般的な面白みのないものに差し替えられました。

 あくまでも歴史のIFであり、実際にはどうであったかは不明ではありますが。
 ムン・ジェインはそのノ・ムヒョン政権の政策ブレーンであった人物なのですよ。
 ノ・ムヒョンの系譜を継ぐ人物である、ということからいろいろと期待しているのです。

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佐藤優
KADOKAWA / 角川書店
2015/4/10

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うちはそこらにありがちなゼノフォビアライクなところとは異なっており、文化的・文明的背景をもって「なぜこのようになっているのか」を解説して、大いに韓国を楽しんでしまおうというコンセプトの元に2002年から設立されているサイトです。単純に韓国が嫌いなかたは他を見てもらったほうが満足できるんじゃないかと。

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