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韓国に関する話題を面白おかしく、韓国の文化背景を含めて解説してしまうサイトです。

ノーベル賞

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「全世界の「東海・独島」の表記が誤っている、訂正させなければ!」 → そこから見る「ノーベル賞が取れない理由」とは?

海外の「東海・独島」表記の誤り 改善率が低調(聯合ニュース)
韓国の「東海」と「独島」の表記が間違っているケースが海外でみられるが、改善率は低調であることが25日、分かった。

 最大野党、共に民主党の安敏錫(アン・ミンソク)国会議員が文化体育観光部海外文化広報院から提出を受けた資料によると、8月末現在、海外で見つかった「東海」の表記の誤りの累計は1万4573件だが、このうち訂正されたのは27.6%の4029件にすぎなかった。

 「独島」の表記の誤りも480件だったが、訂正されたのは43.3%の208件で半分にも満たない。

 安議員は、東海と独島が「わが国の外交にとって重要な意味を持つ」とした上で、海外での誤表記が訂正されるよう対策を講じるべきだと指摘した。
(引用ここまで)

 「東海」の表記誤りは1万4572件。「独島」の表記誤りが480件。
 訂正されたのが4029件と208件。

 韓国がいうところの「表記が正解」のケースがどれだけあるのか、というのも気になるところですね。
 ただ、そもそもこの「海外で見つかった表記・誤記」がなにを意味するのか不明です。
 書籍なのかインターネットにおける表記なのか、各国の公式文書なのか。その混合なのか。
 まあ、インターネット上の表記なのでしょう。「誤りを訂正」できるメディアはあまりありませんので。

 で、日本海表記をしていたら誤りなのか、併記していたら正解なのか。
 「竹島」とあれば確実に誤りなのでしょうけど、併記はどうなのか。リアンクルロックはどうなのか。それともミススペルのことなのか。
 「誤り」とする条件、「訂正された」ものの条件が明記されていないのでなんともいえないのですが。

 韓国でこういう数字を発表する場合、本当に前提とか条件が分からないことが多くていらいらするのですよ。
 あまり韓国的には気にしない部分なのでしょうけどね。「訂正されている割合が少ない!」で満足なのでしょう。
 逆にこういうところで「ああ、自然科学部門のノーベル賞を狙えるような、リテラシーの下支えみたいなものがないのだな」と分かってしまったりもするのですが。




韓国の秋と言ったらこれ、「初の韓国人ノーベル賞受賞者は誰だ?」討論会開催!

「韓国もノーベル賞受賞ができるだろうか?」 最初のノーベル科学賞の討論会(聯合ニュース/朝鮮語)
今年ノーベル文学賞は誰に? ……春樹、有力候補に浮上(聯合ニュース/朝鮮語)
来月ノーベル賞受賞者の発表を控えて国内の科学者のノーベル科学賞受賞の可能性を予想する行事が初めて開かれる。

韓国研究財団は来る27日、大田大徳研究開発特区内財団研究官でノーベル科学賞政策討論会「待ちの美学」を開くと19日明らかにした。

研究財団は、この日の現場で研究者を対象にアンケート調査をして論文の引用回数・受賞歴などを総合的に、国内でノーベル賞受賞の可能性が最も大きい候補を予測し表示する計画だ。
(引用ここまで)
今年のノーベル文学賞は誰の元へと行くだろうか。

ノーベル委員会は最近、公式ホームページを通じて今年のノーベル賞受賞者を発表日程を公開した。委員会は、来月3日、医学・生理学賞をはじめとして物理学賞(4日)、化学賞(5日)、平和(7日)、経済学上(10日)の受賞者を次々と発表する。

ノーベル文学賞発表日程はまだ発表されていないが、通常文学賞は木曜日に発表することを考慮すると、10月6日に行われる可能性が高い。

今年のノーベル文学賞受賞有力候補としては、日本のスター作家村上春樹が予想された。

春樹は19日現在、英国のオンラインギャンブルサイトドブローク・バスから配当率5対1で、今年最も有力なノーベル賞候補に選ばれた。(中略)

韓国のコ・ウン詩人は配当率33対1で11位だった。昨年の8位より3階段落ちた順位だ。
(引用ここまで)

 今年もノーベル賞の季節がやってまいりました。
 まさかノーベル賞の発表スケジュールを韓国メディアから知ることになろうとは(笑)。
 ちょうど東京はぐっと気温が下がりはじめたところで、「ああ、これから秋になるんだなぁ……」とか思っていたところにこれ。
 まさに秋の季語と化しています。

 で、テジョンの大徳研究開発特区というのは日本でいえばつくばみたいな扱いの場所のようでして。
 KAISTがある場所でもあります。
 「科学ベルト」なるものが政府肝いりで設置され、例の重イオン加速器もここに設置予定。あとスーパーコンピュータ「ノーベル」もここにあったかな。
 そこでシンポジウムが行われるのだそうですよ。その名も「ノーベル賞政策討論会『待ちの美学』」だそうで。
 待ちの美学。

 まあ、美学であるかどうかはともかく。
 待ち続けている、待望していることは間違いありませんね。 

 そして、今年のノーベル文学賞候補でブックメーカーが1位に推しているのが村上春樹であることも韓国メディアから知らされるという始末。
 ここまで待望……渇望しているのですから、ひとつ受賞できたらどんなことになるんでしょうかね。
 そのシーンをちょっと楽しみにもしているのですが、正直なところ生きている間に見られるかどうか……。



韓国で「有力な韓国人ノーベル賞受賞候補」が「もうノーベル賞云々は勘弁してくれ」と叫ぶわけ

韓経:「科学の研究は好奇心から出発…ノーベル賞を強要する風土なくすべき」=韓国(中央日報)
キム教授は韓国人で最も有力なノーベル科学賞受賞候補としてメディアの注目を浴びた。だが2010年のノーベル賞は彼とほぼ同時期にグラフェンを発見した英国の科学者2人に渡った。選定委員会のミスだったという指摘が出た。彼は今でも自身に「有力な韓国人受賞候補」という修飾がつくことについて「もう私はノーベル賞とは関係ない人間」と言い切った。それと共に「科学者は決してノーベル賞をもらうためだけに研究するわけではない」として「スポーツ選手にいつ頃オリンピックで金メダルを取るのかと尋ねることがふさわしくないように、研究者にノーベル賞を強要しなければ良いだろう」と強調した。
(引用ここまで・太字引用者)

 このキム教授、韓国メディアが勢揃いで「ノーベル委員会のミスだ!」って激昂しているときに、中央日報のインタビューを受けたことがありまして。
 「まあ、そういう解釈もあるでしょ。あのふたりはノーベル賞が評価する『最初の寄与者』ですから。研究は楽しかったけど受賞が目的ではありませんから」とひょうひょうと語ってしまった人物。
 むしろインタビュワーのほうが悔しさを隠し切れていない不思議な記事でしたね。

 で、このインターネット番組での発言、特に太字部分は「もう勘弁してくれ」っていう懇願ですね。
 「同じ研究分野に2度ノーベル賞は与えられない」という原則が分かっている教授は、韓国からのそういう期待に応えられないというのが分かっているからこそ苦しいという部分もあるでしょうし。

 それでも日本人が21世紀になってから自然科学分野のノーベル賞をアメリカの次に受賞しているっていう事実は韓国人の自尊心(実際には虚栄心)を刺激するのですよ。
 それに次世代に期待できる科学者もそれほどいない。
 なので、いまだにキム教授を「有力な韓国人受賞候補」としてしまうし、コ・ウンさんが住んでいる市は「ノミネートおめでとうございます」ってトンチンカンなプラカードを掲げてしまう。

 そして、その狂騒ぶりを日本からニヤニヤしながらウォッチされてしまうのです。 


「この支援を受けた韓国人がノーベル賞を受けて欲しい」と基礎科学育成に化粧品会社会長が私財3000億ウォンを投入……化粧品会社の会長が?

ソ・ギョンベ、ノーベル賞に向けた夢... "空の上の空を見る基礎科学育て"(News1/朝鮮語)
「スタートは3000億だが、財団の事業をうまく回して1兆ウォンにまで育てる必要があります。財団が50年、100年と長く運営していくことで成果を出していけば、継続して私財を投入するつもりです。10年、20年後にはこの事業に参画する人々が出てくることを望みます」

ソ・ギョンベ アモーレパシフィックグループ会長が、自分だけの道を開拓するための第一歩を踏み出した。アモーレパシフィックの名前では、父の故ソ・ソンファン先代会長が行わおいた基盤を逃れることができなかった自分の名前をかけた財団を設立し、「人類の生活の質の向上」という夢を込めた。 (中略)

ソ会長は「ノーベル賞を期待していないとすれば嘘になりますが」とし「今後は韓国も受賞者を輩出するでしょうから、その栄光の瞬間に同じ場所に立ちたいと思う」という望みを表わした。 (中略)

ソ会長は「純粋な科学は、企業経営に直接支援を与えていない」とし「ソ・ギョンベ科学財団は、大韓民国の基礎科学の発展を目的として設立された財団であるだけアモーレパシフィック財団と自然に区分されるだろう」と語った。

しかし、ソ会長はこのような夢を実現させるためには、韓国社会の慢性的な問題と正面から対抗しなければするものと見られる。基礎科学の支援活動が皆無だったせいで、国内の人材が急速に海外に流出していきているからだ。

2015年スイスの国際経営開発研究院(IMD)が発表した韓国の頭脳流出指数は3.98で下位圏だった。この指数は、0に近いほど人材の流出が深刻さを意味する。

2013年基準の調査対象60カ国のうち頭脳流出が最も少ない国はノルウェー(1位・8.27)、スイス(7.56)、フィンランド(6.83)、米国(6.82)の順となった。韓国は44位平均にも及ばなかった。 (中略)

最後に、「今から30年後には変わった何かを作り出す必要があるのではないかと思う」とし「長期的な観点から、優れた能力を持つ若い研究者を支援して『空の上の空』を見ることができたらよいと思う」と締めくくった。

財団事業選抜対象は生命科学の分野で新しい研究を開拓する創造的かつ情熱的な国内外の韓国人の研究者だ。各課題ごとに5年を基準最大25億ウォンの研究費を支援する。財団は、特に優れた研究者には、長期的継続的な支援を行う計画である。

財団は、毎年公募を介して3〜5人の研究者を選抜する。 1次書類審査、2次研究計画書の審査やディスカッション審査などが行われる。財団運営の専門性と公正性を高めるために、国内外の専門家の科学者段落と審査員を構成することにした。

研究課題の独創性と波及力、研究力を重点的に審査する予定である。研究支援事業の1年目の課題は、来る11月発表される予定である。 2017年1月から2月まで受領した後、1次審査(3〜4月)と2次審査(5月)を経て、6月に最終選定者が発表される予定である。
(引用ここまで)

 さて、9月に入ったということで季節は秋に移ろいつつあるのですが。
 韓国で秋の季語といえばノーベル賞。もしくはノーベル症。というわけで断続的にその関連記事をお伝えしましょう。

 アモーレ・パシフィックというのは韓国最大手の化粧品の会社。
 戦前から化粧品業をやっていた一家が戦後すぐに会社を立ち上げて、70年間事業を続けてきた企業です。日本からはあっさり撤退しましたが、新参者のネイチャーパブリックなんかとは年季もなんもかも異なる老舗(韓国基準)です。
 化学に若干の関連性がないとはいえませんが、基礎科学には縁もゆかりもない業界っていうのが実際のところ。

 そんな基礎科学には縁もゆかりもない企業の会長が、私財3000億ウォンを投じて財団を作って若手科学者を支援しなければならない。さらには「なんだったら1兆ウォンまで出資する」まで言わせてしまうというね。
 さすがにここまでやるのであれば「できればこの財団から支援があった科学者にノーベル賞が贈られたら嬉しい」くらいは言ってもいいんじゃないかって気がしますわ。  実際、韓国の基礎科学研究というのは相当に厳しい環境だという話です。

 簡単な例を挙げると「2015年までに重イオン加速器を建設する! コリアニウムを発見するのだ!」って鼻息も荒く構想を練っていたら、その世界にも類を見ないユニークな形状の「韓国型」重イオン加速器がまんまパクりであったことが判明。
 設計から完全にやりなおして、現在では2021年を目標にしているそうです。
 このパクりの経緯がかなり「韓国型」で印象が強いのですよね……。

 さっきネイチャーパブリックと書いて思い出しましたが、以前にロッテ会長の長女がネイチャーパブリック20億ウォンの裏金で捜索を受けているという話のときに「たった20億ウォンぽっちで?」と違和感を持っていると書きましたが。
 このアモーレ・パシフィックの会長の「私財を最大で1兆ウォン投入する」って宣言から、その違和感の正体を感じてもらえるんじゃないですかね。
 アモーレ・パシフィックはコングロマリットではないので財閥ではない「大企業」ですが、こういった大手企業の会長であればこのくらいのことはできてしまうのですよ。
 そもそも私財だけでも6兆ウォンともされています。大半はアモーレパシフィックの株で、中国向け化粧品がかなりのヒットしているおかげで近年株価が高騰しているということだそうです。

 まあ、さすがにこれができる人であれば尊敬せざるをえないかなー。
 若干、この供出される私財がどう廻るのかには興味ありますが。
 この会長が失意の中で息を引き取るようなことがなければいいですね。

 そういえばKEKのKEKBとかが個人寄付を募ってたなぁ……。なんぼか出すとしよう。


ソウル大総長「金を出すからノーベル賞を獲れ!」

若い教授に年1億ウォンずつ10年支援、ソウル大ノーベル賞「200億ウォン体計」(中央日報)
ソウル大が「新進学者ノーベル賞支援プロジェクト」(仮称)を早ければ今年下半期に始める計画だと27日、明らかにした。若い教授を選抜し、10年間にわたり毎年研究費1億ウォン(約1000万円)ずつ支援する。200億ウォン以上の予算が投入される大規模プロジェクトだ。

成楽寅(ソン・ナクイン)ソウル大総長は「現在のソウル大をはじめとする国内大学の風土では、学者が研究費の支援を受けるための『一過性研究』に埋没しやすい。お金に振り回されず研究にまい進できる道を開こうという趣旨でこの事業を構想した」と説明した。

成総長は25日、2004年ノーベル化学賞受賞者のアーロン・チェハノバ・ソウル大客員教授(69、イスラエル国籍)などと新進学者支援案について議論した。ソウル大の関係者によると、チェハノバ教授はこの席で「ノーベル賞受賞者を輩出するためには教授が短期の成果にこだわらなくてもよい環境から作らなければいけない」と主張した。

このプロジェクトの優先支援対象は在職期間4年以下の30−40代の若い教授だ。施行初年度に研究計画などを検討し、最大20人の教授を選定した後にも、審査を経て毎年10人ほどの学者を追加で選ぶ方針だ。ソウル大の関係者は「持続的に新しい人員を選抜する計画であり、従来の支援対象者のうち20%程度は途中で脱落することもある」と説明した。

ソウル大の教授はこの事業が「安全主義」の研究文化を変えると期待している。ある教授は「『定年の保証から得よう』という考えで教授が人気研究誌への寄稿にこだわるケースが多い。このプロジェクトが革新的な研究を望む教授にはプラスになると思われる」と話した。

ソウル大の卒業者や教授がノーベル賞を受賞したことは一度もない。米ハーバード大は157人のノーベル賞受賞者を輩出した。日本の東京大と京都大からは10人ずつの受賞者が出ている。英国の「ザ・タイムズ高等教育」が昨年発表した「2015年世界大学ランキング」でソウル大は85位だった。シンガポール国立大(26位)、北京大(42位)、東京大(43位)などアジアの主要大学より低い評価を受けた。

成総長は「日本の中村修二教授は米国の大学の支援を受けてノーベル賞を受賞した。このようなケースのように潜在力がある学者を外国に奪われないためにも今回のプロジェクトは必要」と述べた。日本の徳島大で修士学位を受けた中村修二教授は日亜化学工業の研究員として入社した後、研究成果が認められないため、カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授職の話を受けて米国に渡った。その後、青色発光ダイオード(LED)を世界で初めて発明した功労で2014年にノーベル物理学賞を受賞した。
(引用ここまで)

 いや。
 なんでこんなていどの記者が堂々と科学関連の記事を書けるんだろう。
 そして、「ソウル大学の総長」がなんでこんなバカなことが言えるんだろう。
 本当にバカ……というか、まあソウル大学の総長あたりにはふさわしい人物かもしれませんね。

 ノーベル物理学賞を受賞したナカムラ氏の青色LEDへの貢献がいつの時代のものであったか、ちょっと調べればすぐ分かるはずなのに。
 そもそも、ナカムラ氏は「頭脳流出」にはあたらないと思うなぁ。
 南部博士や江崎博士はまさに頭脳流出だけど。

 それと記事の中身というか主題自体も噴飯ものだし。
 「新進学者ノーベル賞支援プロジェクト」ですって。
 あれだけ外から「ノーベル賞自体は研究がうまくいったことに対するご褒美」であって、目的とするものじゃないって話をしてあげているのに、なにも理解できなかったわけです。
 ま、それはそれでいいんじゃないですかね。
 またノーベル賞受賞者を招聘して、すぐ帰ってもらうとかやればいいんじゃないですか。


韓国人「ノーベル委員会は韓国語を学んで、韓国人にノーベル賞を与えるべきだ」

「韓国人、本も読まずノーベル文学賞望む」(中央日報)
Can a Big Government Push Bring the Nobel Prize in Literature to South Korea?(The New Yorker/英語)
米国の影響力ある時事文芸誌「ニューヨーカー(The New Yorker)」オンライン版に、韓国のノーベル文学賞の熱望を批判的に伝える記事が掲載された。筆者はニューヨークタイムズなどに寄稿する文学評論家であり、ニューヨーク公営ラジオ放送局(WNYC)のプロデューサーとして活動するマイティリ・ラオ氏。「果たして大きな政府が韓国にノーベル文学賞をもたらすことができるだろうか」と題した記事だ。

ラオ氏はまずソウル光化門(クァンファムン)広場の世宗大王の銅像に言及した。韓国人の「文字愛」の象徴として紹介した。しかし最近の韓国の実状は世宗大王の時代とは違うと伝えた。韓国で毎年4万件の書籍が出版されるが、韓国人がどれほど読むかは未知数であり、1人あたりの読書量も経済規模30カ国のうち最下位だという2005年の統計を紹介した。

これとともに毎年ノーベル文学賞受賞者発表直前に詩人の高銀(コ・ウン)氏をめぐって生じる騒ぎを詳しく伝えた。記事によると、ある放送局が女性小説家チョン・イヒョン氏に高銀氏のノーベル賞受賞に備えてあらかじめ祝う内容のインタビューをしようと提案したが、チョン氏は断った。「ノーベル賞の話が出るたびに作家として自分に過ちがあるのではないかと思う」と話したと、記事は伝えた。
(中略)

申京淑(シン・ギョンスク)氏の『ママをお願い』を海外に輸出した文学エージェント、ジョセフ・リー(イ・グヨン)氏は「韓国人は韓国文学にもっと関心を見せなければいけない。本を読まないのにノーベル賞を望む」と皮肉った。

記事は韓国文学翻訳院の役割も詳細に伝えた。予算と人材が他の国の似た機関よりはるかに多いと述べた。海外現地出版社の設立を考慮するなど多くの努力をしているが、実際にノーベル賞受賞者が出てくれば閉鎖するかもしれないと予想した。
(引用ここまで)
 別に批判ではないと思いますけどね。
  事実の羅列でしょ。
 唯一批判っていえるとしたら、最後の「韓国は多額の予算をノーベル賞のために費やしているけども、実際に受賞したら閉鎖するかもね」っていう部分くらいですか。
 
 それを「批判」と受け取るのであれば、その事実が韓国人にとって都合が悪いからなのです。
 ま、正直なところ韓国の毎年のコ・ウン氏詣でとか、市庁舎に「ノミネートおめでとう」ってプラカード出ちゃうとか面白くてしょうがないですけどね、こっちから見たら。
 「実際にはノミネートなんかしていないんじゃないの?」っていう部分も含めて。
 そのあたりのコンプレックスと優越感がない交ぜになっている、韓国人の精神構造というのはアメリカ人にとっても同様に面白いのでしょう。

 最終的には「日本人のせいでノーベル賞が獲れない!」とか、「ノーベル文学賞が受けられないのは韓国語が優秀すぎるせいだ」とか「あんなものに大した価値なんてない(でももらえるならもらっておきたい)」なんて言い出すのですから、そりゃ面白いですよね。

 ちなみに中央日報の記事では言及していませんが、The New Yorkerのほうでは韓国人が面白いことを言っています。
Yun Jang, a literature enthusiast I met at last year’s International Book Fair, said that the failure to capture the Nobel was related to “translation issues.” “It’s a very sophisticated language, Korean. Personally, I believe there’s lots of good literature in Korea. It’s frustrating. I think the Nobel committee needs to learn Korean first. Then a Korean will win the prize.”

訳)去年の国際ブックフェアで会った韓国人のユン・ジャンという韓国文学の熱心な信者は「ノーベル文学賞を得られていないのは翻訳の問題」と語った。「韓国語はとても洗練されたすぎた言語なのです。個人的にはよい文学が韓国にはたくさんあると信じているので非常に不満だ。ノーベル委員はまず韓国語を学ぶべきだ。そうすれば韓国人もノーベル賞を受賞できる」
(引用ここまで)

 大爆笑です。

医者が心の病に無力なワケ ビョーキを治す方法、教えます
大沢博,神津健一,南孝次 船瀬俊介
三五館
2013-04-01

韓国でノーベル賞が出ないもっとも大きな要因は?

2004年ノーベル賞受賞者「韓国、ノーベル賞受賞できない最も大きな要因は…」(中央日報)
2004年にノーベル化学賞を受賞したイスラエル工科大のアーロン・チェハノバ(Aaron Ciechanover)教授は韓国からノーベル賞受賞者が出ないことに対して「文化的理由」を指摘した。

チェハノバ教授は19日、大田(テジョン)コンベンションセンター(DCC)で開かれた「2015世界科学首脳会議」で韓国記者団との共同記者会見でこのように明らかにした。

チェハノバ教授は「韓国は教育に多くの投資をしているがノーベル賞受賞者が出てこないのは文化的要因のため」と指摘し、「(学生たちは)消極的で、既存のものに対抗するということを特にしない」とし「先生を尊敬するよう強いる文化のため、学生たちは非常に謙虚だ」と説明した。

引き続き「イスラエルは討論中心の教育で、『先生は常に正しい』ではなく、自分がしたい話をする」とし「韓国の学生は討論をして先生に大胆に反対する話をするべきだ」と付け加えた。

韓国がノーベル賞受賞者を輩出できないもう一つの理由としては失敗を認めない文化を挙げた。チェハノバ教授は「韓国の両親は子供が一つの道だけを見て成功するように願っている」とし「初めは成功できるかもしれないが、結局はそのせいで成功することができなくなる」と惜しんだ。続いて「失敗を恐れてはならない」とし「失敗を通じて学ぶからあとで成功することができる。失敗を恥ずかしがったりするようなことがあってはならない」と強調した。
(引用ここまで)

 以前もサンフランシスコ国際空港で起きたアシアナ航空の墜落事故で操縦士が上の地位にある教官に対して意見ができなかったことが事故原因という分析がありました。
 実際に年長者がいたのでサングラスもできなかったし、ゴーアラウンドもできなかったという事故調査結果が出ています。

 韓国人はことある毎に「儒教の影響なんてもうない!」と叫ぶのですが。
 そんなわけはないのですよね。いまだに外国人が訪韓したら「年齢はいくつですか」とすべてのインタビューで尋ねたりするのです。

 そんな背景を持つ社会ですから「あれ、もしかしたらこれは違うんじゃないかな……」って思っても、先人の業績を汚すことになるのでできない。
 明治時代の日本でもそんな空気があったようですし、現在の中国にも同じような儒教の影響があると聞きます。
 そんな社会じゃノーベル賞クラスの研究はできません。
 まあ、それだけじゃなくて「早く早く!」っていうパリパリ文化もあるので複合的な要因で形成されていると思いますけどね。


 

韓国紙特派員に「日本に来てもっとも大きな敗北感を味わった」と言わせたこととは?

[コラム] ノーベル賞の国にみる底力(ハンギョレ)
 東京に赴任する前、特派員生活を通じてそれなりの答えを探してみようと決心した質問の一つは、韓日両国の“国力差”はどれほどかという問いだった。 そしてこの2年間、日本人に会うたびにこの質問を投げかけて答えを探った。

 反応は大きく二つに分かれた。一つは「韓国も今は先進国」という返事。 日本に住み始めると、2012年8月の李明博(イ・ミョンバク)大統領の独島(ドクト)訪問で本格化した日本国内の“嫌韓ブーム”の主な原因の一つは、すぐそこまで追いついた韓国に対する警戒心ではないかと感じることがしばしばあった。 日本が1980年代末の“バブル崩壊”後の20年間の停滞期を経る間、韓国は目覚ましい発展を続け、一部の分野では日本に追いつく成果をあげている。1876年の江華島(カンファド)条約以後、一度も向き合って見たことのない対等な韓国が突然登場した感じで、日本人が「えっ」と感じるのもある程度納得はいく。

 もう一つは、日本には長い時間をかけて積み上げてきた蓄積があり「韓国がすぐ日本に追いつくのはちょっと難しいのではないか」という見解だ。 サムスンがいくら世界の一流企業だとしても、ギャラクシーフォンに入っている主要部品の相当数は日本製という事実からも明らかなように、日本が永らく蓄積してきた多様な知的・物理的資産には韓国人の予想を超越した“深み”がある。 (中略)

 個人的な感想をもう少し言えば、日本に暮らして最も大きな敗北感を味わった事例は、日本社会が昨年初め、小保方春子・理化学研究所研究主任を巡るSTAP細胞論文ねつ造問題を解決してゆく過程を見た時だった。 疑惑が発覚し、それを調査できる委員会が構成され、皆が調査結果を待ちねつ造という結論が出された。 2005年のファン・ウソク事態とは異なり、生半可な“愛国心”をかき立て真実糾明を妨害するマスコミはなかった。

 常識を持つ誰もが反対する国定化教科書を押しつけ、未だにセウォル号事態を解決できない韓国を振り返ってみよう。誰もが24人のノーベル賞受賞者を輩出した日本科学界の成果を驚嘆の視線で見つめるものの、その底力の真の原因には目を向けようとしない。 韓国で科学分野のノーベル賞受賞者はいつ出て来るのだろうか、いや出てくることはあるのだろうか。
(引用ここまで)

 最後の「ファン・ウソク事態」で「真実糾明を妨害するマスコミ」というのは中央日報のことですね。
 当時の狂騒はひどいもんでしたわ。
 ファン・ウソクがなんかやるたびに「これもノーベル賞」「あれもノーベル賞!」「もうノーベル賞やっちゃいましょう」みたいな大フィーバー。

 MBC放送が卵子入手に関して疑惑を報道したら、「ファン・ウソク教授の研究によって得られる国益を、そんな些事で妨害しようとは!」って番組スポンサーの不買運動。
 MBCに情報をリークした研究員にも暴言の嵐

 朝鮮日報の漫評にも「そんな小さいことで歩けない患者の治療を邪魔するなんて!」っていう記事があったのを覚えています。
 けっきょく、MBC放送のスポンサー全体に不買運動で圧力をかけて黙らせようとしたのですよね。
 ま、その結果は中央日報が「ファン・ウソク擁護が度を超していました」っていう反省文掲載だったわけですが。

<2005年を反省します>真実知らぬまま「黄禹錫神話」作り(中央日報)

 それに比べたらSTAP細胞については冷静に対応できていましたかね。
 韓国人のノーベル賞コンプレックスというものは、そんな部分にすら「もっとも大きな敗北感」っていうレベルでショックを受けてしまうというのが面白いところではありますが。
 日本もノーベル賞受賞の可能性がある科学者がひとりだけだったら、あんな風になっていたんでしょうかね。
 戦前から大国であった立場としては、まったく理解できない部分ではあります……というような物言いもきっと韓国的にはむかつくのでしょう。
 でも、もはや日本にとってはノーベル賞受賞って、それほど珍しいイベントでもなくなっちゃっているというのは実際のところですよね。


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