FIFA ref's chief defends Club World Cup VAR trial after Ronaldo goal(ESPN・英語)
 FIFAの審判委員会の責任者であるマッシオ・ブサッカは日本で行われているクラブワールドカップにおいてテストされているビデオ判定に対する批判に対して反論を行っている。 (中略)

 主たるビデオ判定に対する批判は時間がかかるというものだ。

 しかし、ブサッカは「(判定に)タイムリミットは設けられていない」、大事なことは「正確な判定が行われることだ」と述べている。

「スペインは韓国でのワールドカップでの試合で判定が修正されるのであれば、30秒だろうと5分だろうと待つことを気にしたりはしないと思います」とブサッカは2002年のワールドカップで完璧に決められたように見えたふたつのゴールを取り消された挙げ句にPKで敗退したスペインを例に挙げた。
(引用ここまで)

 FIFAの審判委員長という重要な立場にいる人物が、今回のクラブワールドカップから導入されているビデオ判定について擁護しています。
 「正確な判定が必要だ」として、具体例を挙げるときにマラドーナの神の手でもなく、1966年のイングランド−西ドイツの誤審でもなく、2010年のその逆の誤審でもなく。
 韓国−スペイン戦の「誤審」をピックアップするところに、2002年のすべてが込められていると思いますね。

 まあ、もうちょっと洗練されたやりかたをする必要があるとは思いますが。
 ゴールについてオンサイドであったか、オフサイドであったかすべてビデオ判定するんですかねぇ……。

電通とFIFA〜サッカーに群がる男たち〜 (光文社新書)
田崎 健太
光文社
2016/2/20