楽韓Web

韓国に関する話題を面白おかしく、韓国の文化背景を含めて解説してしまうサイトです。

ムン・ジェイン

 相互RSS募集中です

「ホワイトハウスでムン・ジェインのファンクラブができた」という段落を聯合ニュースが日本語版から削除した理由

[単独]大統領府「日本メディア歪曲報道が深刻」……ホワイトハウス「日マスコミの報道は、3カ国の協力亀裂生じる」(聯合ニュース・朝鮮語)
韓米高官 日本メディアの歪曲報道を批判(聯合ニュース)

 下が聯合ニュース日本語版。
 上はそのニュースの大元である韓国版聯合ニュース。
 大きな文意は変わっていないのですが、韓国版から日本版へ1カ所だけ完全に削られている段落があります。
この関係者はまた、「ホワイトハウス内にムン・ジェイン大統領のファンクラブができた。トランプ大統領との出会いが続き、ムン大統領の所信と原則の尊重が大きくなっている」と言及した。
(引用ここまで)

 その他にも削除されている部分はありますが、まあ文意は伝わる「省略」です。
 でも、この段落はざっくりと削られてしまっているのですね。

 おかしいなぁ。
 ホワイトハウス内部にムン・ジェインファンクラブが結成されたなんて大ニュースじゃないですか。
 ホワイトハウス内部で、ムン大統領の提唱する「所信と原則の尊重」が大きくなっているのでしょう?
 すなわち、北朝鮮に人道的支援すべきだという声がホワイトハウス内部で大きく支持されているということじゃないですか。
 なにも恥ずかしいことじゃないし、むしろ誇らしいことでしょうに。

 ホワイトハウスにファンクラブができたことは、すなわちムン大統領の至誠が伝わった。日本は除け者になったくらいのことを大統領府報道官が堂々と公式記者会見すべきだと思いますけどね。関係者談、みたいな話ではなく。
 なんだったらムン・ジェインがそのファンクラブの皆さんに自撮り写真を配るくらいしてもいいと思います。韓国のムンパへするのと同じサービスですね。

 ちなみに同じニュースは聯合ニュース英語版でも報じられていますが、日本語版と同様に「ファンクラブ云々」という段落は削除されています。

(LEAD) Seoul, Washington voice concern about distorted Japanese reports(聯合ニュース・英語)

 おかしいなぁ(以下同文) 。

 ちなみにこうして日本版や英語版から削られるパターンとして、あまりにも荒唐無稽でそれぞれの現地に知られたくないといったなどがあります。中央日報はこんな感じでよくやりますね。
 ですが今回は誇らしいムン・ジェインファンクラブ結成のお知らせなのですから、そんなことをする必要もないと思うのです。

 むむむ。さすがの楽韓さんも今回、このファンクラブ結成を日本版と英語版で削った理由が、さっぱり分かりません。
 栄光のファンクラブなのになぁ……。

人もお金も流れ込んでくる集客術 ファンクラブのつくり方
中村 悦子
すばる舎
2014/1/24

日米韓首脳会談でサプライズ!→トランプ大統領「シンゾー、誕生日おめでとう」→安倍総理「ありがとうございます」→ムン・ジェイン(なんでオレたちここにいさせられてんの……)

針のむしろだった文在寅大統領 トランプ米大統領と安倍首相の連携プレーにタジタジ… 「ハッピー・バースデー」で絆の演出も(産経新聞)
 「北朝鮮への人道支援は逆のメッセージとなる。とても賛成できない」

 会談でトランプは、韓国政府が唐突に打ち出した北朝鮮に対する800万ドル(約8億9千万円)相当の人道支援について、強い不快感を示した。

 安倍も厳しい表情でこう語った。

 「北朝鮮は、核やミサイル開発に回す金がある。その金を人道目的に回すべきじゃないのか?」

 トランプは横で深々とうなずいた。(中略)

 北朝鮮と対決姿勢を強めるトランプ、安倍には、文政権の人道支援の動きは「裏切り」に映ったに違いない。

 緊迫した空気が流れる中、突然サプライズが起きた。

 「ハッピー・バースデー、シンゾー!」

 トランプが大声でこう語ると大きな誕生日のケーキが運び込まれた。この日に63歳の誕生日を迎えた安倍への粋な計らいだった。

 日米両政府関係者から割れるような拍手。さすがの安倍も相好を崩した。

 いきなり日米同盟の絆の強さを見せつけられた文はさぞ面食らったことだろう。人道支援について、ろくな反論もできぬまま、こう釈明した。

 「人道支援を実際に行うタイミングは慎重に考える。日米韓の足並みを乱すことはしない…」 (中略)

 日米韓首脳会談は昼食をとりながら約1時間。この後、安倍とトランプは同じホテルで約1時間の首脳会談を行った。「本当に重要な話をするときは、韓国は入れられない」と言わんばかりの対応だといえる。
(引用ここまで)

 ムン・ジェイン政権が決定した北朝鮮への人道的支援に対して、日本メディアは日米首脳の反発があったと報じていました。
 それに対して韓国大統領府からは「日本のニュースは虚偽で、人道支援への反対はなかった」とオフィシャルに談話が出て、なぜか日本政府に抗議してましたね。謎。なぜメディアに直接ではないのかっていう。
 で、それに対してというわけでもないのでしょうが、産経新聞からはさらに細かい日米韓首脳会談の様子の描写が出てきました。

 実際にこの記事にある安倍総理へのサプライズはあったそうですよ。トランプ大統領のソーシャルメディア担当ディレクターであるダン・スカヴィーノ氏がTwitterに投稿しています。


 このつぶやきの写真からでは、まるで日米首脳会談の様子のように見えます。
 実際、つぶやきのGIFで日米の国旗しか出てませんしね。
 ただ、韓国の皆さんには大変残念なことに1枚目の写真でサムズアップしているトランプの向かって左側に韓国側は座っている状態なのです。
 ムン・ジェインをはじめとして、カン・ギョンファとかもいる状況でこれ。
 このセレモニーにつきあわされた気分はどうだったでしょうね。「針のむしろ」「いたたまれない」というのはこういうシーンのためにあるような言葉だと思いますが。

 まあ、この記事中の誕生日云々のシーンがあったからといって、安倍&トランプが北朝鮮の人道支援に反対してムン・ジェインがフルボッコになったということがあったともかぎりません。
 韓国大統領府の言うことが正しく、人道支援について「トランプ大統領は大きくうなずいていた」なーんてことももしかしたらあったかもしれませんしね。

 でもまぁ……ねぇ。


韓国大統領府「日本メディアの『トランプと安倍は北朝鮮人道支援を否定した』という報道は虚偽だ!」……あれ、前にもそんなことを言っていたような?

韓国青瓦台、韓日米首脳会談に関した日本メディアの歪曲に強い遺憾(中央日報)
青瓦台(チョンワデ、大統領府)は米ニューヨークで開かれた韓日米首脳会談でドナルド・トランプ米大統領と安倍晋三首相が文在寅(ムン・ジェイン)大統領に韓国政府の北朝鮮に対する人道的な支援決定に対して難色を示したという日本メディアの報道に関連して22日「強い遺憾を表明する」と批判した。

青瓦台の尹永燦(ユン・ヨンチャン)国民疎通首席はこの日、記者会見で「現場に同席していた韓国関係者は『該当報道は全く事実でなく、意図的な歪曲があるようだ』と話した」と明らかにした。

尹首席は「昨日、日本のある新聞は日本政府関係者を引用してトランプ大統領が(韓日米首脳)午餐会の時、『安倍首脳に北朝鮮を封じ込めるためには力が必要だ。安倍首相には力があり、文大統領は力がない』と(話したと)報じ、日本の通信・放送は本日の首脳会談で韓国の人道的な支援決定に日米首脳が否定的意見を示し、安倍首相の関係者はトランプ氏が非常に怒ったと話した」と報じたのは事実でないと再度強調した。

尹首席は「(首脳会談に関連しては)公式記者会見以外には言及しないのが外交的慣例であり、3国に対して言及するのはそれ自体が欠礼」として「それでも事実とかけ離れた内容が日本政府消息筋を引用して報じられる点に対して強い遺憾を表明し、同じ状況が繰り返されないように願う」と促した。
(引用ここまで)

 今日の昼にエントリを書いたニュースに関して、また大統領府が「強い遺憾」を表明したそうですよ。
 「人道支援なんてとんでもない」と安倍総理とトランプ大統領からムン・ジェインがフルボッコになったというヤツですね。

 先日も日米首脳の電話会談の中で「トランプ大統領から『韓国は物乞いのようだ』という発言があったというフジテレビの報道に対して、物乞いなどと言う言葉は出なかったと言い出していましたね。
 その後、報道では「大統領府関係者は『菅官房長官が会見で否定する』と述べた」とありましたが、それから10日ほどが経過していますが、菅官房長官からはさっぱり否定のコメントが出てきません

 そのときも今回と同様に「強い遺憾の意」を出していましたっけ。

 まあ、韓国大統領府としては「物乞いなどとは言われていない」「北朝鮮に対しての人道支援に反対などされていない」「フルボッコになんかなっていない」とそれぞれ表明しておかないとメンツが立たないのでしょう。
 実際のところはどうであれ、ムン・ジェインは韓国においては「ろうそく革命によって生まれた最強の大統領」ですからね。
 設定上としては。

 そんな最強の大統領が「物乞いのようだ」なんて言われたり、北朝鮮へ人道的支援をしようとして全否定されたりするわけがないですよね。


日米「このタイミングで北朝鮮に人道支援だと!?」→ムン・ジェインはこのタイミングこそを狙ってきたのではないだろうか?

日米首脳“人道支援”で文大統領に強い難色(NNN)
アメリカ・ニューヨークを訪れている安倍首相は、トランプ大統領、韓国の文在寅大統領と3人で会談した。日米両首脳は文大統領に対して、北朝鮮への人道支援に強い難色を示した。

 会談で日米韓3か国首脳は、北朝鮮への対応をめぐって結束を強調したが、韓国政府が決めた人道支援については「今がその時なのか」と文大統領に詰め寄る場面もあったという。 (中略)

 一方、会談の中でトランプ大統領と安倍首相は、韓国政府が21日に決めた9億円規模の人道支援について、文大統領に、北朝鮮への圧力を損ないかねない行動は避ける必要があるとして、そろって慎重な対応を求めたという。

 首相同行筋は「トランプ大統領は相当、怒っていた」「これで人道支援は当面、実施されないのではないか」と語っている。蜜月関係の日米首脳と文大統領との距離感が露呈した形。
(引用ここまで)

 先日、韓国政府が支援を検討としていた800万ドル規模の「人道支援」が本決まりになりまして。
 ちょうどそのタイミングで日米韓の三者首脳会談が開催されたのですね。
 そりゃまあ、袋叩きにも遭うってもんでしょう。
 世界全体が制裁で歩調をあわせてきた。
 国交があった国でも北朝鮮大使を追放するなんて動きも出るようになってきた。
 これまで東アジアの端っこでゴチャゴチャやっていたというていどの認識だったものが、ようやく危険な国家であるという認識が生まれつつあったところです。

 それなのに一方の当事者であるはずの韓国が、よりによってこのタイミングで人道支援を言い出した。
 そりゃあトランプ大統領からもある安倍総理からもボコられますわ。

 ただまあ、ムン・ジェインにとっては、こここそが乾坤一擲のタイミングだったのでしょう。
 朝鮮半島事態において、「運転席に座るのは韓国だ」と宣言してきた人物です。
 制裁の効果が弱くなる最悪の(最高の)タイミングを見計らったのではないかと思われるのですね。
 くどいようですが、ムン・ジェインはあくまでも任期中に統一を狙っていても不思議のない人物です。
 表面的には制裁に賛同していても、北朝鮮に可能なかぎりの利益供与を行おうとするでしょう。
 これからも同様に可能な範囲でできるかぎりの北朝鮮支援をしていくでしょうね。

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2011/3/16

韓国広報専門家ことソ・ギョンドク、ムン・ジェインによって高く吊されることが決定。その理由とは……

ソ・ギョンドク教授が率いる「財団法人大韓国人」にMB人脈大挙布陣(ビズ韓国・朝鮮語)
イ・ミョンバク政府当時の国家情報院の「民間人のコメント部隊長」のうちの一人と目されたソ教授は4日、自分のSNSを介して「よく知っている国家情報院職員が虚偽報告した」と釈明した。以降、検察の捜査として教授の名前が書かれた領収書が発見されると、「国家情報院の領収書の署名はコメントに関するものではなく、李明博政府時ではなく、2007年盧武鉉政府時代」と主張した。

以後ソ教授の業績を巡って、別の疑惑が提起された。国家情報院捜査タスクフォースチームで明らかにしたソ教授はお金を受け取った時期は、2011年9月から10月までで、偶然にも当時ソ教授は国家ブランド委員会の委員として活動していた。誠信女子大客員教授として勤めていたソ教授は同年正式専任教授に任用された。

ソ教授は、2011年委員として活動した大統領直属の国家ブランド委員会は、2009年1月22日に公式に発足した。国家ブランド向上の活動を総括、サポートするために発足したこの委員会の初代委員長には李明博前大統領の最側近であるオ・ユンデ前高麗大総長が任命され、2台の委員長には、李明博政府発足を準備した第17代大統領職引継ぎ委員会出身イベヨン前梨花女子大総長が任命された。

2009年の新設及び運営のために80億ウォンの予算が投入された国家ブランド委員会は、2013年1月、朴槿恵政府が発足廃止されるまで合計で330億ウォンの予算を支出したが、これといった成果を上げられなかったという批判を受けた。2011年9月に開かれた文化体育観光部国政監査では、2200万ウォンの業務推進費の使用目的を明らかにできなかったという指摘を受けており、2012年10月に開かれた国政監査では、4年間でただ3件の案件だけを審議したという批判を受けた。

この元大統領の側近で構成されて血税を浪費しただけという指摘を受けた国家ブランド委員会の痕跡は、ソ教授が理事長を務める財団法人「大韓国人」も見つけることができる。財団法人大韓国人は各界人士が国の愛のための様々なプロジェクトを進行するための目的のために、昨年1月に設立され、ソ教授は、2016年1月22日開かれた初の理事会で初代理事長に推戴された。

「ビズ韓国」が確認した財団法人大韓国人の登記事項全部証明書などの資料によると、ソ教授とイベヨン前国家ブランド委員会の委員長を含む取締役および監査役9人のうち6人が国家ブランド委員会の委員の出身であることが確認された。
(引用ここまで)
 
 読んでいると「ああ、これが『物証はないけど心証では確実』ってやつか」となりますね。
 国情院(旧KCIAの系譜をひく組織)でコメント部隊だったかどうかはともかく。
 やはり、イ・ミョンバク政権に対する捜査のとばっちりを受けていたというか、おそらく実際にイ・ミョンバク政権の狗だったのでしょう。
 財団法人の理事長となっていたのですが、それが天下りの温床だったというオチ。

 ここのところ、ソ・ギョンドクは韓国の広報担当というよりは、執拗に軍艦島にやってきて「日本ガー」と叫ぶ反日に行動の重きを置いていた感じがします。
 数ヶ月に一回、端島に来ては「看板がない!」と叫ぶことを繰り返していました。
 先々月の時点で7回も上陸していました。
 若干、「なんでこんな頻度で来てるんだろう?」と疑問に思っていたのですよ。
 おそらくですが、どこかで今回のことを予見していたのでしょうね。

 イ・ミョンバク一派に属していた自分は大いに吊される可能性があると。
 それを避けるためにハンニチカツドウヲ増やし、世論を味方につけておきたかったのでしょう。
 できることなら「軍艦島に強制徴用の案内板がついたのは私の起こした行動があったからこそだ」という勲章を得ておきたいと。
 それによって免罪を勝ち取りたかったのでしょうね。

 間に合いませんでしたけども。

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サモエスキー
2013/5/3

ムン・ジェインら左派が今度はイ・ミョンバクを高く吊す。韓国に「大分断時代」の訪れ

文在寅政権、2代前の李明博政権にも政治報復(朝鮮日報)
ソウル市長、李元大統領を告訴=情報機関使い批判展開疑い(時事通信)
 文在寅(ムン・ジェイン)政権のいわゆる「積弊清算」事業は、朴槿恵(パク・クンヘ)政権に続き、その前の李明博(イ・ミョンバク)政権を本格的に狙っている。共に民主党と親文在寅政権勢力が一斉に「李明博審判」を主張し、国家情報院や検察が呼応している。これについて、李明博元大統領や旧与党関係者は「前政権だけで足りず、前々政権に対する政治報復が行われている」「盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領に対する捜査の腹いせだ」などと反発し始めた。(中略)

文在寅政権が設置した「国家情報院改革発展委員会」は14日、李明博政権当時の国家情報院によるいわゆる「文化・芸能界ブラックリスト」を発見したとし、検察に捜査依頼。18日には李明博政権の「公営放送掌握」に関する文書について、傘下の積弊清算タスクフォースに真相究明を求めた。与党はさらに、文在寅大統領が就任直後、監査院に監査を指示した▲4大河川事業▲資源外交▲防衛産業不正疑惑――と共に、過去に検察が「嫌疑なし」との判断を下した李明博元大統領の「BBK株価捜査疑惑」の対する再捜査も主張している。 (中略)

 李明博政権で大統領府(青瓦台)の政務首席補佐官を務めた自由韓国党の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)国会議員は「執ような恨みを抱いた人々が不倶戴天の敵に対するように、一斉に李明博元大統領をのろい始めた。政権実力者がちらつかせていた李元大統領に対する司法処理のシナリオが視界に入った格好だ」と指摘した。鄭議員はまた、「米国、日本、中国、ロシアのどの国であれ、21世紀にもなって、前職の大統領、首相、国家主席を法廷に立て、監獄に入れた国はないだろう。例外があるとすれば、兄を毒殺し、おじを高射砲で撃ち殺した金正恩(キム・ジョンウン)ぐらいではないか」と話した。
(引用ここまで)
韓国の朴元淳ソウル市長は19日、保守系の李明博元政権時代に情報機関、国家情報院(国情院)に北朝鮮寄りだと批判されて名誉を傷つけられたとして、李元大統領らを名誉毀損(きそん)などの疑いで告訴した。韓国メディアが伝えた。聯合ニュースによると、地検は捜査に着手した。
(引用ここまで)

 パク・クネは国会で弾劾され、さらに憲法裁判所でも弾劾が成立したことで、ノ・ムヒョン以上の恥をかかせることに成功した。そして、なによりも大統領を辞めさせるという実績ができた。 
 あとは裁判の結果に委ねられている……といえば聞こえはいいのですが。ムン・ジェインの支持率が高いかぎりは、その意向に沿うことしかできないのが韓国司法というものです。
 サムスン電子副会長のイ・ジェヨンに懲役5年の実刑判決が出たように、パク・クネにも想定以上の判決が出るのは間違いないでしょう。
 パク・クネは叩き潰した。

 では、ここらでイ・ミョンバクに矛先を代えてみようか、といったところでしょうか。
 むしろ、ムン・ジェインにとってはこちらが本丸。なにしろ盟友であるノ・ムヒョンを自殺に追い込んだ男ですからね。
 言ってみれば、ソ・ギョンドクはそのとばっちりを食らったようなものかもしれません。イ・ミョンバクと親しくしていたために、流れ弾を食らいやすいところにいたということでしょうね。
 実兄が逮捕されたということを除けば、韓国の歴代大統領の中ではもっとも退任後に安穏としている人物ですが。
 ムン・ジェインによって高く吊されることになるでしょう。

 楽韓Webではパク・クネの弾劾裁判判決前日に「これからの韓国は右派・左派、高齢層・青年層、持つものと持たざるものがいがみ合う大分断時代が訪れる」と予言しました。
 まずは、ムン・ジェインが保守派を叩き潰す。それによって右派・左派がくっきりと別れることとなるでしょう。それをきっかけにして高齢者と青年層も右派と左派の分断を受けて別れていくことでしょうね。
 そういった大小の分断を持ち続け、不安定な社会へとなっていくことでしょう。

復讐するは我にあり (文春文庫)
佐木 隆三
文藝春秋
2009/11/10

ムン・ジェインへの阿りがすごい → 「第2のスティーブ・ジョブズに進化している」「ありがとう文在寅を検索ワード1位にしよう」……もはや南の首領様と言ってもいいレベル

【コラム】批判なき文在寅ブーム(朝鮮日報)
 公正取引委員会の金尚祖(キム・サンジョ)委員長が企業経営者を見下す発言について謝罪した。ネイバーの創業者をスティーブ・ジョブズ氏にはかなわないとけなしたことでひどい目に遭った。それに隠れてもう一つの舌禍があった。金委員長はある講演で文在寅(ムン・ジェイン)大統領をジョブズ氏に例え、大統領が「第2のスティーブ・ジョブズへと進化している」と述べた。文大統領は長所が多いが、いくら考えても革新家のイメージが湧かない。何が「第2のスティーブ・ジョブズ」なのか。大統領が喜ぶとでも思ったのだろうか。

 疾病管理本部のホームページにはこんな驚くべき記事も載った。「私たちが知らなかった文大統領の秘密」と題する記事は、文大統領の臓器提供同意に関する内容だった。記事は3年前に文大統領が「密かに」申請書を提出したとし、「生命尊重の価値を自ら実践した大統領」だと持ち上げた。3年前に明らかにされなかったことを今になってなぜ公表したのか。いくら物事に適当な公務員でもこんなことまでするとは。

 ポータルサイトでは先月、「ありがとう文在寅」が検索ワードの1位になった。文大統領の支持者が企画した就任100日目のプレゼントだった。支持者が組織的に同じ単語を検索したのだった。まるでアイドルのファンと同じやり方だ。文大統領も自撮り写真でそれに応えた。大統領府(青瓦台)での飼い猫との生活についても明かした。芸能人のブログと錯覚する内容だ。

 文大統領の人気はトップアイドルを彷彿(ほうふつ)とさせる。芸能界の熱狂的ファンとよく似ている。支持者は大統領を「私たちのイニ」(イニは大統領の名前の愛称)と呼ぶ。大統領の登山服、履き古した靴に甲論乙駁(おつばく)状態だ。文在寅グッズも人気を集めている。人気作曲家がつくったという大統領にささげる曲まで登場した。 (中略)

支持率に酔えば、国がおかしな方向へ流れていく。今そんな副作用が起きている。大統領府と与党は支持率を万能の剣かのように振り回している。異論を黙殺し、批判を「積弊」と決め付ける。反対すれば「政権交代に不服なのか」と問い詰める。周囲を側近で固めた人事も支持率を信じたからだろう。支持率が国政の一方通行を合理化する名分になっている。

 大統領の熱狂的支持者は腕章を付けた紅衛兵の役割を果たしている。ターゲットを決めてメール爆弾を送り、集団攻撃を浴びせる。「イニ、思い通りにやって」が彼らのスローガンだ。彼らにとって文大統領は絶対的な善だ。盲目的に無条件で支持しているにすぎない。

 世界がひっくり返っても言うべきことは言うのがメディアだ。しかし、メディアも高支持率に気後れしている。監視と批判どころか、迎合と美化が飛び交っている。北朝鮮の核問題の渦中に大統領が登山に出かけても、メディアは庶民的な姿を強調する。ロシアから成果なく帰っても外交成果を追及する記事は見当たらない。(中略)

 文大統領は訪米の際、芳名録に国名を「テハンミングク(大韓民国)」と書くべきところ、「テハンミグク」と誤記した。それをメディアは「戦略的ミス」だという奇抜な解釈で伝えた。 (中略)国政課題が発表された日、ある新聞は1面に「正義の5年へ進む」という見出しを付けた。ある地方紙は「共に歌う『文』飛御天歌」というコラムまで掲載した。朝鮮王朝時代に刊行された歌集「竜飛御天歌」とかけた表現だが、見ていて恥ずかしくなる。これを正常な状態と言うことはできない。
(引用ここまで)

 立場的にはムン・ジェインに近い極左紙のハンギョレがムン・ジェインの写真を悪し様に使ったということで糾弾され、一貫してムン・ジェインを支持してきた民主労総がムンパ(文派=ムン・ジェインの個人支持者)から「積弊勢力だ!」として糾弾される。
 ムン・ジェインに逆らうものはすべて斬り捨てるってくらいの勢いです。

韓国人「ムン・ジェイン大統領様の写真をおろそかに扱うとは!」→左翼紙までが大炎上、北朝鮮の首領様崇拝とまんま一緒の模様

 これほどまでに支持率が高い状況。
 それも若年層になればなるほどムン・ジェインを圧倒的に支持しているという状況なのです。紅衛兵かクメール・ルージュの少年兵かって感じですね。

 もちろん、これはパク・クネ政権が汚職にまみれ、韓国という国そのものを食い物にしてきたという反動なのです。パク・クネは歴代政権の中でもそれほど汚職に手を染めているとは思えないのですが、まあ韓国人の中では「チェ・スンシルとパク・クネが国を悪くした」というイメージを持たれていると。
 ムン・ジェインはそれを救うために登場した、いわば白馬の王子なのです。
 つまり、パク・クネが国を操っていたので「これが国か」であり、ムン・ジェイン就任時には「これで韓国は救われた」というような話になったわけですね。
 あくまでもパク・クネの個人的な犯罪によって一時的に韓国は惨めになっていただけという設定……というか思いこみがあったのです。

 ムン・ジェインに任せれば韓国は本来の輝きを取り戻し、成長基調に乗ってヘル朝鮮状態が解消され、若者の生活も楽になる。
 だからこそ、ムン・ジェインの支持率は高くなければならない。
 カリスマ性にあふれた人間でなければならない。
 そういった韓国の事情が透けて見えてきていますね。

 しかし、第2のスティーブ・ジョブズなぁ……。
 後期アップル時代しか知らない人間にとっては褒め言葉なのかもしれないですが、あるていどパーソナルコンピュータ史を知っている人間にとってはとても褒め言葉とはいえないな。
 むしろ蔑まれているんじゃないかっていぶかしむレベル。
 まあ、カリスマにあふれているとか、実行力が卓越しているとかいうことなんでしょうけどね。
 表現こそは異なりますが、阿りかたは北も南も同じようなもんですね。
 北風にいえば「おお偉大なるムン・ジェイン大統領様、あなたさまのカリスマはまるで第2のスティーブ・ジョブズ。すべてあなたさまの思うように政策を推し進めください。マンマンマンセー!」って感じですか。あの朝鮮中央通信のおばさんの口調で。

スティーブズ(1) (ビッグコミックス)
うめ(小沢高広・妹尾朝子) / 松永肇一 (著)
小学館
2014/11/28

お笑い韓国軍:防衛産業各社から「ポッケナイナイと技術不足を一緒にしないで!」との慟哭が聞こえている模様

韓経:【社説】韓国政府が耳を傾けるべき防衛産業企業の「危機の訴え」(中央日報)
防衛産業の危機を訴える企業家の声がただならない。韓国航空宇宙産業(KAI)ハンファLIGネクスウォンなどの防衛産業業者は、昨日開かれた全済国(チョン・ジェグク)防衛事業庁長との懇談会で隘路を訴えた。企業を防衛産業不正の主犯に仕立てる雰囲気や防衛産業非専門機関である検察監査院などの調査のため経営活動が大きく萎縮していると吐露した。一昨日はS&Tグループの崔平奎(チェ・ビョンギュ)会長が創業38周年行事で「自主国防の一翼を担ってきた防衛産業が重大危機に陥っている」と懸念を示した。

防衛産業従事者の士気の低下は大きな問題だ。国民税金で注文生産する防衛産業企業が不正を犯せば相応の処罰を受けなければならないということには異見はない。しかし、足りない技術と予算、ギリギリな日程の中で開発した武器体系に若干の問題が生じただけでも「欠陥だらけ」と追いやられることが日常茶飯事になっているというのが防衛産業企業の哀訴だ。防衛事業体が長期にわたり精魂込めて積み重ねた技術開発のノウハウが「できないなら結構」というような叱責と疑いのために埋もれるのは大きな国家的損失にほかならない。

防衛産業界の活力が落ち続けているという指摘が提起されて長い。なのに、改善の兆しが見られない。「最大の購買者である政府の技術開発要件が非常に厳しく、かえって防衛産業発展を遮っている」という企業の訴えばかりが続いている。下請け業者で発生した問題を元請け業者の責任として処理し、入札参加を制限する制度を変えなければならないという指摘も少なくない。
(引用ここまで)

 ムン・ジェイン政権のひとつの大きな柱となっているのが「積弊勢力の打倒」。
 言葉を代えて言うと「反抗勢力はすべてぶっ潰す」ということなのですけどもね。
 ネット上のムン・ジェイン支持派である「ムンパ」はさらに過激で、ムン・ジェイン政権と距離の近い民主労総であってですら「積弊勢力だ!」と批判したことがあります。
 「ろうそく革命に逆らう反革命勢力を許さない」という言葉を先に使ったほうの勝ち、みたいなことになっているわけですが。

 その最大の目標となっているのが防衛産業企業です。
 「リベートと防衛産業不正で多額の税金を無駄にしてきた」ということで、格好の標的になっています。基礎年金や子供手当といった福祉を充実させるための予算の財源をどこから持ってくるのかと問われたときに、与党の共に民主党からは「チェ・スンシル関連予算と防産不正を正せばなんの問題もない」という声が出たという話もあるほどで。
 ちなみに基礎年金と子供手当だけで年間6000億円が必要となるのですが……。

 それだけ韓国人の意識の中では防衛産業というものが不正にまみれているというわけです。
 実際に装備はヘルメット、防弾ジャケットブーツ小銃グレネード弾手榴弾主力戦車救難艦掃海艇潜水艦対空砲強襲揚陸艦あたりで問題が生じています。他にも航空機では共食い整備でニコイチが日常となっているという話もあります。

 ただまあ……お笑い韓国軍にはふたつの種類があるのですよ。

 ひとつは実際に不正があったパターン。防弾ジャケット、救難艦&掃海艇なんかは典型パターンでしたね。

 もうひとつは「単純に技術不足」なもの。
 主力戦車K2のパワーパックなんてのは典型例としてあげられそうです。ドイツ製のユーロパワーパックと同等のものが作れるという前提のもので設計してしまって、何度やっても何年やっても製造できない。
 兵器製造にかぎらず、ものづくりにはそういったミスから経験を学んで次のステージに向かう……という永続性が必要となるのですが。韓国では技術者の地位が低く、現場にいたがらないので継承できないのでしょうね。

 どうもそういった「技術不足」までが、ムン・ジェイン政権では「積弊勢力の仕業で税金が浪費されている」ということになっているのです。……税金の浪費であることには間違いありませんが。
 等身大の自分を見てみれば、それほどの大した装備が作れないという現実に行き着くと思うのですけどね。

 こんなことでKF-XやK3の開発が中止になっては困るという個人的な問題もあります。
 KF-Xだけで5年は食っていける自信がありますね(笑)。

コンテナ物語もそうですが、こういう標準を作る過程というのはそれだけでも面白い。
「ものづくり」の科学史 世界を変えた《標準革命》 (講談社学術文庫)
橋本毅彦
講談社
2013/8/8

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楽韓WebのBlog版。今年中にはドメイン含めて移行予定。

うちはそこらにありがちなゼノフォビアライクなところとは異なっており、文化的・文明的背景をもって「なぜこのようになっているのか」を解説して、大いに韓国を楽しんでしまおうというコンセプトの元に2002年から設立されているサイトです。単純に韓国が嫌いなかたは他を見てもらったほうが満足できるんじゃないかと。

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