楽韓Web

韓国に関する話題を面白おかしく、韓国の文化背景を含めて解説してしまうサイトです。

ムン・ジェイン

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元日本人のホサカ教授がムン・ジェインの政策ブレーンに登用 「慰安婦合意はいくらでも再協議可能」

文在寅大統領選挙キャンプに合流した保坂教授「韓日慰安婦合意、いくらでも再協議可能」(中央日報)
保坂教授は23日、ソウル汝矣島(ヨイド)の文在寅キャンプで行われた要人招へい記者会見で「日本も1993年の河野談話を検証し、事実上、無効にした」としながら、2015年12月28日の韓日慰安婦合意の再協議の可能性を提言した。

しかし、保坂教授は「再協議以前に、どのようにして合意に至り、その背後に何があったのか、正確な検証を終えた後で、そのような土台の上でいくらでも再協議は可能」と付け加えた。
(引用ここまで)

 ……まあ、再協議できなくもないと思います。たとえば──

「慰安婦合意について再協議しよう」
「不可逆に解決したので無理です」

 ……こんなような会話を「再協議」というのであれば、きっと可能なのでしょうが。
 「いくらでも可能」というのであれば、この会話を何度も繰り返すこともできるとは思います。

 そもそも、ホサカ教授がこの問題に口を出してくること自体が笑っちゃう。
 ムン・ジェイン陣営としては対日政策をツートラックで進めるために日本側の事情に詳しい人物を……ということなのでしょうが。
 現状の日本における対韓国感情からはもっとも遠い人物のひとりですわ。

 ホサカ教授の主張は年々過激化の一途を辿るばかりで、日本からまるで相手にされないものになっています。
 去年にはついに「日韓友好を求めるのなら大韓民国臨時政府を認めて、否定的な言説を取り締まれ」とか言い出す始末。
 20世紀の終わりにはこんな考えかたをしていた人間もけっこういたのですが、もはや2017年の日本では通用しませんわ。

 それでもムン・ジェイン政権でホカサ教授がブレーンとなって対日政策が練られるのであれば、それはそれで「よい日韓関係」を結ぶことができると思いますけどね。
 むしろ日本にとっては望ましい方向かなぁ。

世界一簡単な髪が増える方法
辻 敦哉
アスコム
2016/9/24

保守か革新かで真っ二つに割れる韓国社会。弾劾が棄却されたらやっぱり「革命」か……

【社説】朴大統領側弁護士の野蛮発言、破局に向かう韓国の法治(朝鮮日報)
 もう一つ懸念すべきことは、今後大統領選挙が前倒しで行われた場合、政権を取る可能性の高い最大野党「共に民主党」の大統領候補者らが、誰も憲法裁判所の決定への承服を明言しないことだ。「陣営による政治を乗り越えたい」という新鮮な言葉で支持率が高まっている安熙正(アン・ヒジョン)忠清南道知事もそうだ。安知事は報道関係者の親睦団体「寛勲クラブ」で行われた討論会で「(弾劾が棄却されたときの)国民の喪失感を考えると、たとえ憲法に基づいた決定であってもこれを尊重するとは明言しがたい」と発言した。大統領を目指す人物が法律に基づいた決定を尊重できないとはどういうことか。これではこの国は今後いったいどこに向かうのだろうか。

 安知事の発言は「憲法裁判所の決定に対する承服」を明言すれば、共に民主党の支持者が離れかねないとの懸念があるから出たものだという。共に民主党は弾劾の成立を確信しているそうだが、それでも「承服」という当然の言葉は党内で一言も口にできない雰囲気のようだ。このような政党が政権を取れば、この社会はいったいどうなるのだろうか。文在寅(ムン・ジェイン)前代表も「私は承服するが」とは言いつつ「民心と懸け離れた決定が下されれば、国民は容認できないだろう」などと述べ、承服しないことも一方でにじませている。

 朴大統領の弾劾を求める「キャンドル勢力」は堂々と「弾劾が棄却されれば革命」と主張しており、弾劾に反対する「太極旗勢力」は「弾劾が成立すればアスファルトを血が覆う」とためらいもなく口にしている。このように破局が少しずつ近づいているにもかかわらず、政治家たちは誰もリーダーシップを発揮できず、皆どちらかに迎合するばかりだ。この国の現状は本当に深刻だ。
(引用ここまで)

 アン・ヒジョンは最近になってぐっと支持率を上げてきた共に民主党の大統領候補のひとり。
 保守派にも響く政策や公約を挙げていて、パン・ギムンが大統領選を辞退したためにぽっかりと空いてしまった保守派の支持を大きく受けていることが影響しています。
 左派ではあるけども、「保守の気持ちも分かりますよ」というような話をしている人物です。

 ムン・ジェインが「不正に対して怒りを持って正義を貫くのだ」とぶち上げたときに「国家指導者の怒りは惨事をもたらす」と発言したということから、単純にろうそくデモに乗っかっている候補ではないことが分かります。
 保守派の支持もあり、一気に20%台にまで支持率を乗せてきて、あっという間にムン・ジェインの対抗馬として名乗りを上げたといったところでしょうか。

 だけども、その人物であってですら「弾劾が棄却されたらこれを尊重できるとは言い切れない」と言ってしまう。
 まあ、左派からの票を失わないためにもそういう発言も必要なんですかね。
 ちなみにムン・ジェインは「弾劾棄却時には私自身は受け入れるけど、国民がどう動くか分かりませんよー」みたいな言い方をしています。
 左に身を置いている以上、「革命」を欲してやまないというのは本音でしょうからね。
 政権を手に入れる際に、前政権を倒したという「正統性」を欲しがるのは儒教の影響だけではないのでしょう。
 左の根本的な思想として「革命無罪」があって、革命のためであれば暴力も無法も肯定されるというのが彼らの気分ですから。
 韓国人の「法治は自分には及ばない」という考えにこれが加えられると、民主労総のような暴力デモに陥るわけです。ムン・ジェインの「国民がどうするかなー」という発言は、この暴力デモが全土に広がることを期待している……と見るのは穿ちすぎですかね。

 世界における社会情勢のトレンドとして「同一国民同士の格差や思想によるデバイド(デバイドに相当する日本語が今ひとつ思い浮かばない。格差ではないのですよね、この場合)」がありますが、その最先端の形が韓国で見られると思いますよ。
 弾劾の可否を問わず。

 で、その弾劾裁判は27日に最終弁論で3月10日か13日に判決。最終弁論は24日の予定でしたが、パク・クネ陣営からの抗議で少し伸びました。
 弾劾棄却になったら韓国は際限のない混沌に叩きこまれることでしょう。
 そのあたりの事情もこみで弾劾が認められ、罷免されるとは思いますが……次のエントリに続く(予定)。

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矢吹晋

講談社
1989/10/20

韓国政府、慰安婦合意に反対の団体に対して支援を中止 → 次政権ではどうなるかが慰安婦合意の焦点である理由

ムン・ミオク議員「慰安婦合意反対の民間団体に韓国政府が支援を中止」(朝鮮日報)
 「女性家族部(省に相当)が韓日慰安婦合意に反対意見を表明した民間団体に対する政府支援を中止した」との主張が飛び出した。

 これは、国会の女性家族委員会に所属する最大野党「共に民主党」のムン・ミオク議員が20日、「女性家族部から提出された資料『朴槿恵(パク・クネ)政権年度別女性家族部民間団体国庫補助金支援現況』を分析した結果、確認された」として明らかにしたものだ。

 ムン・ミオク議員によると、女性家族部は2013年に「女性団体共同協力事業」と「旧日本軍従軍慰安婦被害者の生活安定および記念事業」で、「ナヌムの家」「従軍慰安婦と共にする馬昌鎮市民の会」など4つの市民団体と韓国女性人権振興院に2億8900万ウォン(現在のレートで約2900万円)の予算を組んだ。

 14年にも「社団法人韓国挺身隊問題対策協議会」「ナヌムの家」「韓日歴史交流会」など17団体に26億4700万ウォン(約2億6000万円)を支援した。

 また、15年には13団体に13億900万ウォン(約1億3000万円)を支援するなど、慰安婦問題を国内外に伝えるさまざまな事業に支援を惜しまなかった。

 ところが、15年12月28日の韓日慰安婦合意以降、これに対する反対意見や反対声明を発表した「社団法人韓国挺身隊問題対策協議会」「ナヌムの家」「従軍慰安婦と共にする馬昌鎮市民の会」への支援が中止されたという。

 ムン・ミオク議員は「ある市民団体は韓日慰安婦合意で設立された『和解・癒やし財団』のせいで事業支援が続けて受けられなかった」と主張している。 (中略)

 これに対して女性家族部は「2014年から15年まで韓国女性人権振興院で行われていた『国際協調活動および民間団体記念事業』公募で選定された民間団体に事業費を支援したが、16年は当該公募事業そのものを実施していない」と反論した。

 そして、「社団法人韓国挺身隊問題対策協議会には毎年、施設運営費(3000万ウォン=約300万円)を支援してきたが、16年にはこれを団体側から返納してきたため、今年もその予算を確保して国費支援を申請するよう公文書で案内したが、現在まで回答がない」と説明した。
(引用ここまで)

 慰安婦合意がきっかけになり、韓国国内でも市民団体への政府による支援が激減といったところですか。
 慰安婦関連資料の世界の記憶(旧称世界記憶遺産)に対しても登録を目指す団体への支援を取りやめています
 少なくとも現状では、慰安婦像の撤去を除いて慰安婦合意に則った行動を取っているというのは間違いないところですかね。

 その一方で3月の頭に弾劾裁判の判決が出て、罷免されたとしたら5月には新大統領誕生。
 現状ではムン・ジェインが新たな大統領になることは9割9分間違いない。
 釜山の慰安婦像を電撃訪問したように、慰安婦問題を蒸し返してくるであろうことも間違いない。
 そもそも易姓革命の性格を強く持っている韓国の政権交代では、前政権の成果はすべて否定される定めにあります。
 今回の政権交代はその性格がさらに強くなっている……というか、ならざるを得ない状況になっている。

 そのときに日本政府はどのように対応するのか、あるいは対応できるのか。
 慰安婦合意は当初からそこが焦点であるのですよ。

 

韓国の次期大統領による経済政策が学生でもわかるやばさ……法人税引き上げ、累進課税強化、公務員増員……ギリシャ化まっしぐら

【コラム】経団連とゴルフをする安倍首相(朝鮮日報)
 韓国の競争相手となる国々は、政府と企業の協力関係構築に余念がない。雇用創出は結局、企業の取り分になるからだ。しかし、韓国は「崔順実(チェ・スンシル)国政介入問題」で「政経断絶時代」に入っている。違法な政経癒着をなくし、法の下に裁かれなければならない。しかし、産業の競争力と雇用創出のための政府と企業の協力関係まで断ってしまっては困る。韓国の時計の針はこのところ逆回転しているようだ。他国は競い合うように法人税を引き下げているのに、韓国政界は法人税引き上げを公約で競い合っている。ギリシャを破たんに追いやった「税金による公共部門増加」が雇用創出の特効薬に化けてしまった。

 韓国に高度成長をもたらした大企業は街頭でも、政界でも、検察でも「諸悪の根源」のように糾弾されている。安全保障も経済秩序も大転換期という嵐の真っただ中だ。「漢江の奇跡」を次の世代に引き継げるのか、それとも水の泡にしてしまうのか。韓国は今、岐路に立たされている。
(引用ここまで)

 ムン・ジェインはまだ大統領選への出馬表明もしていないので、正式な公約はまだ不明です。
 ただ、これまでの記者会見やらなんやらでいくつか話は出ていまして。
 日本では「慰安婦合意の再交渉」だけがクローズアップされている感がありますが、経済政策がとにかくやばい。

 法人税引き上げ、高所得者への税率引き上げ、公務員の大幅増員あたりが大きな柱としてあげられています。
 他の候補も左翼系なので似たり寄ったり。
 福祉財源として法人税と高所得者への税率引き上げ。
 そして失業対策として公務員の大幅増員。

 学生が見たってまずいことが分かるくらいにデスロードまっしぐら。
 企業は逃げ、高所得者も逃げ、やることのない公務員が一日中ぼさっと突っ立っている。
 蟻の巣から働き蟻を除去すると、それまで働かなかった蟻が働き蟻として活動しはじめるという話があるのですが。
 この場合は巣(企業)を潰しにかかっているのと一緒ですからね。
 でも、その左翼系候補が間違いなく次期大統領。国民も財閥への課税に大賛成。ちょっとした懲罰くらいのつもりなのでしょう。

 反米でTHAADはおそらく配備をちゃぶ台返し。
 反日で慰安婦合意を蒸し返し。
 法人税引き上げで企業の海外脱出を画策。
 高所得者への税率引き上げでこれまた海外への脱出を勧告する。
 だけども、公務員はばんばん増やして。
 兵役は短くする。

 少なくとも、これまでの公約めいた話を総合するとこんな感じになります。
 ……韓国はお花畑になるんですね。

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ジョージ・ミラー
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韓国次期大統領候補ムン・ジェイン、「弾劾棄却でも承服はする、ただし……」と韓国のアレを自白

【社説】憲法裁決定への承服を明言しない韓国大統領選候補者たち(朝鮮日報)
   ↓
文在寅前代表「朴大統領の弾劾棄却されても承服する。ただ…」(中央日報)
文在寅(ムン・ジェイン)前「共に民主党代表」は11日、朴槿恵(パク・クネ)大統領に対する弾劾審判と関連し「憲法裁判所が民心とかけ離れた決定をするとは信じない」と述べた。

この日午後ソウル・光化門(クァンファムン)周辺で開かれたろうそく集会に参加した文前代表は記者らと会い「弾劾案が棄却されても承服するだろう」としながらも、「ただ主権者の心が憲法であり、憲法裁判所はこの民心をしっかりと支持して下さるものと考える」と話した。

文前代表は「早急な弾劾への望みを多くの国民が持っている。朴大統領が特別検察官の捜査まで拒否したのは決して許せないこと」と批判した。彼はまた「国家指導者として国法秩序を無視する仕打ちをした」と付け加えた。
(引用ここまで)

 去年の12月にムン・ジェインは「もしも弾劾棄却になったら革命だ」と当時のろうそくデモで明言していたのですよ。
 それが昨日のろうそくデモでようやく「憲法裁判所が弾劾を棄却しても承服する」と明言した、と。
 それまではけっこうな大騒ぎをしていたのですが、ちょっとトーンを落としたというところでしょうか。
 それでも「主催者の心が憲法であり、憲法裁判所はこの民心をしっかりと支持してくださるものと考える」と憲法裁判所に対して圧力をかけることを忘れてはいないようですが。
 うっかり、国民情緒法がなによりも最上位であるということを自白してしまっていますね。

 でもまぁ、左翼としては「革命」の言葉の響きに心躍るというのが本音のはずです。
 自分の手で政府を打ち倒し、凱歌を上げて革命の旗を掲げる。これこそが本当にやりたいことなのでしょう。
 そこまで口に出すわけにもいかないのでしょうけどね。

 実際、弾劾が憲法裁判所によって棄却されるような事態になったら、日比谷焼き討ち事件並の事態が起きるのではないでしょうか。
 まず間違いなく憲法裁判所は焼かれると思います。
 戒厳令が出たとして、軍隊は果たしてパク・クネ(もしくは大統領代行のファン・ギョアン)の言うことを聞くのか。

 そういう意味で裁判官たちは保身(物理)に走ると考えているのですが。果たして。 
 棄却になったほうがより韓国らしい混乱に陥ると思っているのですけどね。そういう意味では判決が3月14日以降になるのかどうかが焦点ではあるのです。

革命で思い出したのですけど、この本は面白かった
世界をつくった6つの革命の物語 新・人類進化史
スティーブン・ジョンソン
朝日新聞出版
2016/8/5

 

韓国大統領選:極左VS.超極左の闘いへ。パン・ギムンの撤退で保守派に有力候補ゼロ

潘基文氏不出馬で「文氏1強」も 数々の波乱要素=韓国大統領選(聯合ニュース)
潘前国連事務総長の立候補辞退 大統領選の構図が急変(KBS World Radio)
 早ければ春にも実施される大統領選は文氏と潘氏の2強対決の様相を呈していたが、潘氏の出馬辞退により、選挙構図は文氏という「1強」と支持率10%前後の複数の候補という構図に変わり、複雑な展開を繰り広げる可能性がある。潘氏の支持基盤だった保守層と中道層を取り込むことが鍵になりそうだ。

 与党陣営は潘氏との連携を通じ、保守陣営の候補一本化を目指す戦略の全面的な見直しを迫られる。「ポスト潘基文」を早期に擁立し、有力候補に仕立て上げることが急務となった。

 共に民主党は文氏への待望論がさらに強まる中、安熙正(アン・ヒジョン)忠清南道知事と李在明(イ・ジェミョン)城南市長が猛烈な追い上げを見せるとの見方が大勢を占めている。

 前回2012年の大統領選で文氏と野党統一候補の座を激しく争った安哲秀(アン・チョルス)氏がいる第2野党「国民の党」は野党陣営の反文派を最大限集めて勢力を拡大し、独自路線を歩みながら逆転のチャンスを狙うとみられる。

 与党セヌリ党と同党を離党した国会議員らが結成した新党「正しい政党」は態勢を立て直し、保守陣営での主導権争いを激化させるとみられる。

 与党陣営の候補者は事実上、セヌリ党の一部から擁立の動きが出ている黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行首相、正しい政党の劉承ミン(ユ・スンミン)元セヌリ党院内代表と南景弼(ナム・ギョンピル)京畿道知事の3人。三つどもえの構図になったとの見方が多く、両党の神経戦は激しさを増しそうだ。

 潘氏の不出馬宣言により、大統領選は保守系(セヌリ党・正しい政党)と左派系(共に民主党・国民の党)の対決構図が鮮明になったとの分析もある。
(引用ここまで)
JTBCが、世論調査会社の「リアルメーター」に依頼して全国の成人男女1000人あまりを対象に調査を行って、1日、発表したところによりますと、「潘前事務総長が候補から外れた状態で、大統領候補として名前が上がっている人物のうち誰を支持するか」という質問に対して、文前代表と答えた人が26.1%で1位、続いて黄大統領権限代行が12.1%で2位となっていました。
黄大統領権限代行の支持率は、同じ「リアルメーター」の先月23日と24日の世論調査の結果に比べて4.7ポイント上昇しています。
しかし、黄大統領権限代行については、国政介入事件によるいまの事態を招いた責任など、否定的な声も出ています。
また「支持する候補がいない」と答えた人の割合は7.2ポイント増え、この票の行方に注目が集まっています。
(引用ここまで)

 パン・ギムンの不出馬宣言でムン・ジェインの独走態勢が固まってしまった……という感じに。
 先週までの支持率としてはムン・ジェインが30%弱、パン・ギムンが20%弱。イ・ジェミョンが10%強、ファン・ギョアンが7%ほどといったところでした。
 ここからパン・ギムンが消えるので、保守層の票が迷走状態になっています。

 一応、現在の大統領代行であるファン・ギョアンが12%ほどの支持率を得ているのですが、ムン・ジェインと戦える支持率ではない。
 そもそもがファン・ギョアンは「パク・クネ一派」と目されていて、パク・クネ関連の人物はすべて処分されている現状の韓国社会では通用しないのは火を見るよりも明らか。
 ……現状で誰かと考えてみると、なんとアン・チョルスが保守派側として扱われるのではないかという恐ろしい事態に。

 前回の大統領選挙でもアン・チョルスは立候補を取りやめてムン・ジェイン支援に回ったのですが、選挙日当日になぜかアメリカに向かうという謎の行動を取ったのでした。
 本当に僅差での敗北だったので、ムン・ジェイン陣営は「当日も支援してくれれば勝てたのに」と恨み節ともとれるようなコメントを出していたのです。

 そんな経緯もあるので、ムン・ジェインの対抗勢力としてアン・チョルスはなきにもあらず……といったところなのですが。
 さすがにいまの韓国社会で保守派の候補として担ぎ上げられるのは自殺行為です。
 かなりの小賢しさを持つ人間なので、アン・チョルスは出馬しないんじゃないかなぁ……と思われます。
 ムン・ジェインとイ・ジェミョンの共に民主党同士の一騎打ちみたいなことになりますかね。
 極左と超極左の闘いですわ……。

この1冊で韓国問題丸わかり!Part.2―――やっぱりこの国はホントにおかしい【歴史通増刊】
ワック編集部
ワック
2016/11/4

韓国保守派が「韓国はみんなが狂った、まともな人間なんていない!」と叫ぶ

【コラム】韓国はみんな狂っている、まともではない(朝鮮日報)
 先週、サムスンの李在鎔(イ・ジェヨン)副会長の拘束令状を棄却した判事に「電話テロ」が殺到した。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS、会員制交流サイト)は、ありとあらゆる悪口と人身攻撃であふれかえった。大衆の暴走が攻撃性を帯びて暴力化するのは、今に始まったことではない。

 少し前、改憲の報告書を批判した最大野党「共に民主党」所属の議員に対しても「文字テロ」が行われた。数千通の中傷メールや、後援金額より事後処理費用の方が高くつくといわれる「18ウォンの後援金」が殺到し、電話番号を変える議員が続出した。攻撃を主導したのは、文在寅(ムン・ジェイン)「共に民主党」前代表の熱烈な支持者らだった。盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時代に「紅衛兵」役を果たした「ノッパ(盧武鉉支持者)」部隊が復活したかのようだった。

 驚くべきは文・前代表の対応だった。文氏は支持者に自制を訴えるどころか、文字テロをかばった。「政治の公人であれば、メッセージを受け取ることもあるだろうと理解しなければならない」と、被害に遭った議員を訓戒した。易地思之、立場を変えて考えてみる。文・前代表は、反対者に自分の携帯電話の番号を公開していても、そう言うだろうか。数千人が電話をかけてきて悪口を浴びせても、笑っていられるだろうか。

 今の時点で、文・前代表は大統領に最も近い人物だ。しかし大統領というポストの重みから考えると、危なっかしく思う部分は一つや二つではない。公務員の雇用を80万人分つくるという公約がそれだ。この構想には「元祖」が存在する。デフォルト状態に陥ったギリシャだ。

 ギリシャの悲劇は、およそ30年前にポピュリズム政権が成立したことで始まった。「官製雇用」政策が始まったのもこの時期だ。ギリシャは数十年にわたり、国が借金までして公務員の給与の支払いに苦しんだ。その結果、コメディーのようなことが起こった。人口1100万人のギリシャで、国営放送局の職員の数はCNNテレビより多かった。鉄道当局の赤字があまりに多額で、いっそ乗客をタクシーに乗せて運んだ方が安くつくというほどだった。そもそも持続不可能な政策だった。

 全く同じ狂気の沙汰を、韓国でもやろうと言う。それも、次期大統領の可能性が最も高い候補が公約をして掲げたのだから、絶句する。公務員を80万人雇おうとすると、どんなに少なくとも年に30兆ウォン(約2兆9000億円)以上はかかる。カネを都合する奇跡のような方法でもあるというのか。

 今、韓国は国が理性を失いつつあると感じる。大統領になるという指導者らは、権力欲に目がくらんでいる。政治家は扇動し、大衆は集団狂気を噴出させている。理性が行方をくらまし、憤怒と感情、アブノーマルがのさばる国になった。全てが滅びようとしているかのようだ。 (中略)

 しかし、朴大統領は「過去」にすぎない。より大きな問題は「未来の大統領」たちだ。大統領の座をめぐる競争に参加した大勢の候補が、皆そろって無責任な方向へ疾走している。軍服務期間を短縮し、ソウル大学をなくすという。韓国国民全員に130万ウォン(約12万7000円)ずつ分配すると言う候補もいる。みんな理性を失った。まともではない。

 問題は、国全体が非正常に慣れ、あまりにも無感覚になっている点だ。無責任な公約が守られるだろうと信じる人もいない。むしろ、自虐的・扇情的であるほど、大衆の人気も高まる。大衆は近視眼的な利己主義に走り、政治家は迎合する。誰も冷静に国の未来を考えない。

 国は「他殺」されないという。これは、外敵が来る前に、内部の矛盾のせいで自滅するという意味だ。古今東西、人類史において国が「自殺」する原因は共通している。利己主義とポピュリズムだ。大衆が目前の利益に駆られ、支配エリートが迎合するとき、国は衰亡する。韓国は今、そんな状態にある。
(引用ここまで)

 タイトルに若干、PV稼ぎの臭いがするものの実際の韓国の保守派による叫びでもあるのだろうな、と感じます。
 反日オールスターである候補者たちはよりポピュリストであろうとしてとんでもない公約をばんばん打ち出す。
 兵役はいまのところ最短で10ヶ月で終了するという話になっています。

 その他の公約もヘリコプターマネーをばらまく。
 失業者に月30万ウォン支給する。
 公務員で雇用を80万人増やす。
 ソウル大学をなくす。
 慰安婦合意は破棄だ、あるいは再交渉だ
 THAADミサイルの配備は取りやめるという候補もいれば、次期政権で再確認というような候補もいる。
 日韓GSOMIAに関しては言及している候補が少ないですかね。

 現状はムン・ジェイン、パン・ギムン、イ・ジェミョン、アン・チョルスまでが実質的な大統領候補。それ以外にもいろいろと泡沫候補はいるのですが、3月にも大統領選と言われている中では時間がなさ過ぎます。
 ソウル市長のパク・ウォンスンは立候補をしないという宣言をしてしまいました。
 この中であえて保守派と呼べるのはパン・ギムンくらいなもの。

 ノ・ムヒョンも泡沫の支持率2%から大逆転したから云々という話も最近になって出てくるのですが、まあよっぽどのスキャンダルがないかぎりはムン・ジェインで決まりでしょう。
 ムン・ジェインは記事中にあるようになにやらもはやすでに大統領気分でいる模様。
 「トランプ当選のお祝いをするのは私だ」なんて発言もありました。

 アメリカの大統領選挙中に一部に「トランプも当選して実際の大統領になればまともになるだろう」なんて話をしていた「良識派」もいたのですが、実際に当選してやっていることをみればそれが正常化バイアスであったことがよく分かります。
 個人的なことをいえばほんのちょっとそういうように思っていた……というか期待していた部分が自分にもなくはない。でもまぁ、WWEに出演していた様子を思い出して「そりゃないわ」と思い直したものですが。
 過激な公約をして当選した候補はそのアイデンティティを守るために自分の公約に縛られざるを得ないのです。
 ムン・ジェインが話していることも、そのまま公約として実行されると見るべきでしょうね。
 嬉々として日本に「慰安婦合意は再交渉だ」とか言ってくるのですよ。
 まだまだ安倍政権は続いているでしょうから、どんな塩対応をするのかちょっと楽しみだったりもします。

暗闘 (幻冬舎単行本)
山口敬之
幻冬舎
2017/1/26

韓国大統領候補ムン・ジェインが釜山の慰安婦像を電撃訪問「日本は強硬措置をとってきた。裏合意があるに違いない。絶対に再交渉だ!」と怪気炎を上げる

釜山平和の少女像撫でたムン・ジェイン(毎日新聞・朝鮮語)
「日本は少女像設置に対する報復措置として、日本大使と釜山総領事館を召喚し、両国の通貨スワップを中断する前例のない高強度報復措置を取りながら、韓国がまるで詐欺でも働いたかのように主張している。次に、両国間で何を合意をしたのか(政府は)堂々と明らかにする必要がある」と指摘した。

ムン前代表は、「お金10億円が重要なのではなく、日本の法的責任認定と公式謝罪が問題の本質と核心と国民は思っている」とし「少女像が孤独にならないように一緒に関心を持って見守っていこう」と述べた。
(引用ここまで)

 ムン・ジェインが全国遊説を開始しています。すっかり「大統領候補」ですね。
 で、金曜日の20日には釜山を訪れて遊説していたのですが、予定になかった慰安婦像を訪問したのだそうですよ。
 「慰安婦像を守るぞ!」と盛り上がっているボランティアたちと言葉を交わして、上のような話をしたと。

 これまでの話を合わせると……

 ・慰安婦合意には裏合意があるのではないか。政府は合意形成のすべてを公開しろ。
 ・日本は法的責任を認めず、公式謝罪がなかった。これを求めて再交渉する。
 ・10億円が慰安婦像撤去の代金であるというならそんなものは返金しろ。
 ・そもそも合意はパク政権へのチェ・スンシルによる国政介入があった際のものだ。
 ・元慰安婦たちも認めていない合意なのだ。

 うむ、揺らがないな。
 まあ、ここで揺らいでしまったら過激な言説で売っているイ・ジェミョンあたりに支持率を詰められることになるので、退きようがないのですけどね。
 最近の支持率調査ではひとりだけ30%を超えて抜け出した状態なので、ここで引いたら元も子もなくなるのです。 
 もっとも、彼の本性は革命を欲する共産主義者なので、そこから見ても憎き日帝主義者たちを許すわけにはいかないのですが。

 故ノ・ムヒョンが成し遂げることができなかった、韓国の真の革命をやり遂げることのできる人物として注目に値しますよ。
 世界が極右化するとされている中、真逆の方向に走り出すのですからオリジナリティに溢れていますよね(棒)。

文化大革命 (講談社現代新書)
矢吹晋
講談社
1989/10/20

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