楽韓Web

韓国に関する話題を面白おかしく、韓国の文化背景を含めて解説してしまうサイトです。

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安全な旅行先としての日本は世界で22位、さて韓国や中国は……?

世界で最も安全な旅行国はフィンランド…韓国と日本は?(中央日報)
旅行専門インターネットメディア「トラベラードットコム」は9日、世界経済フォーラム(WEF)の調査結果を引用し世界の国で最も安全に旅行できる国はフィンランドだと報じた。韓国は61位だった。

同メディアによると、WEFが141カ国を対象に観光産業競争力を評価し「安全と治安」分野について調査した結果、フィンランドが6.7点で1位となった。カタールが6.61点、アラブ首長国連邦が6.6点、アイスランドが6.5点、オーストリアが6.47点と続いた。

このほかルクセンブルクが6.46点、ニュージーランドが6.41点、シンガポールが6.4点、オマーンが6.38点、ポルトガルが6.33点で10位圏に入った。

韓国は5.45点で61位となり、日本は6.05点で22位、中国は5.47点で58位となった。

フランスは5.44点で62位、英国は5.44点で63位、米国は5.32点で73位となった。
(引用ここまで)

 うーん、記事で書いているトラベラードットコムというサイトが見つからなかった。
 WEFの「観光産業競争力(PDFファイル/英語)」から「Safety and Security」の数字だけをピックアップした……ということかな。
 そういうピックアップのしかたもありなのかなー。

 似たような統計でよく取り上げられる2016年版のGlobal Peace Indexでは日本は9位。韓国は53位。中国は120位。台湾が41位。
 Peace Indexと「安全に旅行できる国」ではちょっと違うのかな、という感じではありますが。

 韓国が141カ国中61位というのは実際の感覚とそれほど乖離しないかな、というのは実感です。
 テロ被害こそはいまのところないものの、ぼったくり被害については常に気をつけなければならない。買い物でも食事でもタクシーでも。
 中東が何カ国か上にきていますがUAE、カタール共に「観光客にとっては安全」という判断なのでしょう。

 言葉も通じないということもあって、そういう意味では「Peace Index」よりも「旅行での安全」が日本、韓国共に下落するのは当然かなという気もします。
 ま、日本の22位はもうちょっと高くてもいいと思いますけどね。

デービッド・アトキンソン 新・観光立国論―イギリス人アナリストが提言する21世紀の「所得倍増計画」
デービッド アトキンソン
東洋経済新報社
2015/6/18

韓国経済:あれほどの高齢層格差なのに韓国は2位。OECDトップは……?

65歳以上の所得不平等、韓国はOECD加盟国で2位(中央日報)
韓国労働研究院が11日に発表した「高齢層雇用構造変化と所得不平等報告書」によると、65歳以上の高齢者の所得不平等指数(ジニ係数)は0.422で、チリの0.428に次いでOECD加盟国で2番目に高かった。 (中略)

高齢層と韓国の労働年齢階層(18〜65歳)の所得不平等水準はOECD加盟国でも低い水準となった。韓国の労働年齢階層のジニ係数は米国の0.392、英国の0.353、ドイツの0.299、フランスの0.294など先進国より低い0.28となった。 (中略)

特に高齢層労働者のうち最低賃金以下の労働者の割合は37.1%に達し、全労働者平均11.6%の3倍を上回った。彼らは警備、清掃、家事サービスなど、雇用が不安な臨時・日雇いに従事して苦しい生活をしている層だ。

これに対し相対的に高額の年金を受け取っている公務員、教師、軍人など年金生活者や相当な利子・配当所得を得ている資産階層の高齢者も相当数に達し、高齢者所得の二極化を呼び起こしていると分析される。
(引用ここまで)

 あの格差でまだOECDで2位。
 バッカスおばさんが公園を占拠し、高齢層の自殺率ぶっちぎりで1位
 その一方で持ってる人間は山ほど不動産を所有していて、下手をするとそこが韓国経済崩壊の震源地になりかねないあの格差で2位。
 チリすごいな。

 天然資源に恵まれている国というのは格差が小さいという認識だったのですが、中途半端な量だったり、民主主義国家としての歴史が浅いとこうなるのかもしれませんね。
 まだまだ南米は魔境ということか。

 まあ、それ以前に「資源産出国は格差が小さい」っていううちの思いこみこそが陳腐であるとは思いますが。あんまり南米の状況というものが視野に入っていないからだな……。
 それにしてもなかなか衝撃的な数字ではあります。

 ジニ係数0.42以上っていったら、ちょっとした暴動が定期的に起きても不思議じゃない数字ですわ。
 チリの場合は全体の格差(ジニ係数が0.5前後で推移)がそのまま高齢層にも反映されているのですが、韓国の全体格差は0.28というのも解せないなー。
 なんか数字のトリックがあるのだとは思うのですが。


韓国の老人貧困率がOECD1位 → 韓国政府「対策として指標を変更しよう!」 → 結果……

高齢者の貧困ОECD1位を誤魔化そうとする韓国政府(ハンギョレ)
 保健福祉部が、韓国の高齢者の貧困率の統計が現実よりも高く出る傾向があるとして、新しい高齢者貧困指標の開発に乗り出した。政府が、実際の高齢者の貧困問題を軽減するために、老後の所得を増やす対策に力を入れるよりも、統計基準を変えて数値を下げるのに没頭していると批判されている。現在、韓国の高齢者貧困率は、経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で1位だ。

 13日、福祉部と国策研究機関の韓国保健社会研究院の担当者の話によると、福祉部は今年2月保健社会研究院に「韓国の高齢者貧困の実態分析と所得保障の方案」をテーマにした研究を依頼した。この研究の主な課題は、「従来の高齢者貧困率の指標以外に、高齢者の所得と財産保有現況など、韓国の特殊性を反映し、高齢者の貧困の実態を正確に把握できる指標の開発」である。 (中略)

OECD資料によると、韓国の高齢者貧困率は49.6%で、比較対象34カ国(国別、2012年あるいは最新値基準)の中で最も高い水準であり、OECD平均(12.4%)の4倍に達する。政府は、韓国の場合、住宅を保有している高齢者が多いため、OECDのように現金収入だけを基準にすると、貧困率が実際よりも高く出ると見ている。したがって、住宅などの資産が世帯所得に与える影響を考慮した対案的な指標の開発に乗り出す必要があるということだ。 (中略)

基準を変えても高齢者貧困率があまり変わらないという分析結果の報告を受けたことが確認された。保健社会研究院の幹部はハンギョレとのインタビューで「昨年、政府の要請で高齢者世帯が保有している不動産を現金収入に換算した場合、貧困率に及ぼす影響を分析したところ、影響があまり大きくないという分析結果が出たため、政府に報告した」と語った。保健社会研究院の内部分析報告書には、韓国の高齢者の不動産保有率が他の国に比べて、高いとも言えないという内容も盛り込まれていたことが分かった。

 専門家たちは、韓国の高齢者貧困率が他の国に比べて圧倒的に高い理由は、公的年金制度が整っていないためと指摘する。高齢者世帯の所得項目別の割合を見てみると、韓国は公的年金の割合が16.3%に過ぎないが、OECD加盟国の平均は58.6%に達する。一方、勤労所得の割合は、韓国が63.0%であるのに対し、OECD平均は23.9%だ。高齢者になった後も、勤労所得に依存している割合が高いため、貧困のリスクに陥りやすいのだ。
(引用ここまで)

 面白い。
 以前もイ・ミョンバク政権で前年同月比で上昇を続けていた物価指数を安定させるために、物価統計で扱う品目を変更していましたね。本来であれば品目変更は定期的に行うものなのですが、それをかなり前倒しして導入していました。
 無償給食を実行したのも見た目の物価を下げるためと噂されていましたね。

 それと同じようにして、「老人貧困率OECD1位」という悪名を返上するために、貧困率の算定方式を変えることを提唱しようとしているというわけです。

 韓国人にとってもっとも大事なものはメンツであるとされています。
 そして、朱子学を重んじる韓国では「老人は大事にされるもの」という建前があるのです。
 なので、韓国人にとって「老人貧困率世界1位」というのはメンツを損なうものと思われるのですよ。

 そこで、こうして小手先の改変で実態を変えられないまでも、数字だけはどうにかしてやろうという前向きな方策を試みた、ということですね。
 数字を変えることができ、ランキングを上げることができれば実態なんかどうでもいいのですよ。
 ACT、SAT、TOEICや修能試験の点数がよければ手段はどうでもいいという韓国の風土をそのまま反映していますね。

 最大の問題はその変更した算定方式であっても、さほどの改善は見られなかったというくらいなものですか。



韓国の汚職清廉度、まったく変化なし……しかし、今年からは汚職防止法案ができて……?

韓国の「汚職清潔度」37位 改善進まず=日本は18位(聯合ニュース)
Corruption Perceptions Index 2015(TRANSPARENCY INTERNATIONAL)
 汚職問題に取り組む非政府組織(NGO)「トランスペアレンシー・インターナショナル」(本部ドイツ・ベルリン)は27日、各国の公的部門を対象とした2015年の「汚職指数」を発表した。

 韓国の「清潔度」は100点満点中56点で、168カ国・地域のうち37位と前年の43位から順位を上げた。汚職指数は、公的部門の腐敗に関する専門機関のデータなどを反映し、各国の清潔度を数値化したもの。

 同NGOの韓国本部はただ、順位が上がったのは調査対象が前年の175カ国・地域から減ったためで、大きな意味はないと説明する。また、指数も前年から1点上がったものの、08年の5.6点(10点満点)以来7年にわたりほぼ改善が進んでいないと指摘した。

 昨年は公務員らに対し金品のやりとりを厳しく禁じる法律が制定されるなど肯定的な変化があったとしながらも、自殺した建設会社前会長が政治家に金銭を渡したとされる問題が波紋を呼び、さらには防衛事業をめぐる汚職が発覚し、国民に衝撃を与えたと説明した。

 清潔度1位はデンマーク(91点)、日本は18位(75点)。最下位には北朝鮮とソマリア(各8点)が並んだ。
(引用ここまで)

 毎年、1月の終わりから2月にかけて出る「汚職清廉度ランキング」。
 いつも定点観測するつもりで忘れてしまうので、気がついたときにピックアップしておこうというヤツ。
 おそらく何度か引用することになるでしょうし。

 記事中にあるように、韓国は2008年の調査開始時からほとんど点数が変わっていない。
 改善されていないのですね。
 OECD加盟国の平均が67.2点で、韓国は55点前後をうろちょろとしている。

 ただ、今年は大きなトピックがありまして。
 そう、例の公務員への5万ウォン以上の付け届けを禁止した「キム・ヨウンラン法」が施行されるのです。
 これがどう評価されるかっていうのが、ちょっと見所というのもあります。

 韓国では贈り物が一般的になりすぎていて、キム・ヨウンラン法で「内需がしおれてしまうのでは?」といわれるくらいの状況……ではあるのですが。
 それでも5万ウォン、ざっと5000円以下の贈り物であれば自由ということでもあるのですよ。
 最初に「韓国で『贈り物』がついに禁止される!」って聞いたときには「おお、これでようやく近代の最中を潜り抜けて、まともな国家を形成できるようになるのかな」とかちらと思ったのですが。
 直後に「5万ウォン以上は禁止」というのを聞いて。「ああ、やっぱり韓国は韓国のままなのね」という苦笑いしたものです。
 まあ、それでも公務員にとっては大きな変化であるのは間違いないのですが。
 この「贈り物」という風習は、いわゆる「ナム」である他人が、コネクションを作って「ウリ」の一員になるための大きな武器だったのですよね。
 それが禁止……ではなく、金額制限されることでどんな副作用が出るのかちょっと楽しみなのです。

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韓国があのランキングで他のOECD加盟国を圧倒、しかもその統計はまだ……

韓国の自殺率 OECDでワースト=日本は3番(聯合ニュース)
 経済協力開発機構(OECD)の加盟国のなかで韓国は自殺による死亡率が最も高く、自らを健康だと考える割合は最も低いことが30日までに、分かった。

 OECDが発表した「ヘルスデータ2015」によると、2013年を基準としたOECD加盟国の自殺による死亡率は人口10万人当たり12.0人だった。韓国(2012年基準)は平均を大きく上回る29.1人で、OECD加盟国のうち、最も高かった。2番目はハンガリー(19.4人)で、3番目が日本(18.7人)だった。

 1985年からの自殺率推移をみると、OECD加盟国のほとんどは減少しているが、韓国は2000年から増えている。日本も自殺率が高いが、2010年以降は減少傾向にある。

 また自身の健康状態が良いと思っている韓国人は少ないことが分かった。韓国は主観的な健康状態を良好と考える割合が35.1%で、OECD加盟国の中で最も低かった。OECD平均は68.8%だった。最も高いのはニュージーランドの89.6%だった。
(引用ここまで)

 10万人あたりの自殺率が30人前後で貼りついたままでピクリともしませんね。
 まあ、韓国の社会状況・経済状況は年々悪化しているので、目に見えて増加していないというのはある意味で減少していると言ってもいいくらいのものではありますが。
 特に韓国でしんどい高齢者層の状況はなにもよくなっていませんからね。
 あえて言うのであれば、デフレ気味で物価がそれほど上がっていないので暮らしは苦しくはなっていない……という感じかなー。
 悪化要因ではないというだけで、よくなってはいないので自殺率が変化していなくて当然ですが。

 OECDでトップ、それ以外の世界ランキングを考えてもトップクラスであるのは間違いないところ。
 WHOの統計を見るとギアナがダントツで高くて、韓国が2位。それをスリランカやリトアニアが小数点以下の数字で争っているという状況です。

 んで、国別の統計を見るとそれまでも低くはなかった韓国の自殺率が2009年に跳ね上がるのですよね。
 で「好況」であったはずの2010年(成長率6.5%)にもそのまま。
 つまり、この頃から経済成長があっても下層にまでは届かなくなっている。あるいは、届いたとしても苦しさが緩和されるほどではなくなっているってことなのでしょう。
 韓国のベビーブーマーの引退がはじまったのもこのあたりだったはずなので、やっぱり高齢層に収入がなくなっているのに、まっとうな年金制度がなかったというのが原因ですかね。
 でもってそれが一向に改善されていないのだから、自殺率もそのままと。
 ロジックは見えているのだから、改善すればいいと思うのですが、それをやったら韓国政府が破綻すること間違いなしですからね。
 それでなくとも税収が足りなくて、ここ数年は赤字国債発行を連発
 地方は地方で「無料給食とかもう無理っす」って泣き言が入っている状況。
 いくら公約といえど「増税なき福祉」が云々とか言ってる場合じゃないのですけどね……。

 しかも、この統計、まだパク・クネと政権がはじまっていない2012年のものなのですよね。

死にいたる病 (ちくま学芸文庫)
セーレン・キルケゴール
2013-10-25

韓国の経済成長率が世界最高のスピードでしぼんでいく……

韓国の潜在成長率低下、OECD最速ペース(朝鮮日報)
 OECDの長期経済見通しによると、韓国の潜在成長率は今年の3.66%から7年後の2022年には2.94%に低下する見通しだ。その後も急速な低下が続き、34年には1.97%、60年には1.29%まで落ち込むと予想された。今年から25年(2.64%)までの低下ペースは世界でも最速となる。

 2000年から07年まで韓国の潜在成長率は平均4.6%だったが、約10年で1ポイント低下し、現在は3%台半ばで推移している。

 先進国に比べ急速に潜在成長率が低下し、韓国が1人当たり国内総生産(GDP)が2万ドル前後で停滞する「2万ドルのわな」に落ち、先進国入りを果たせないのではないかという懸念も高まっている。

 韓国の経済成長が先進国入り直前で低迷した主因は、少子高齢化による生産年齢人口の減少だ。このほか、▲主力産業の競争力低下▲輸出・製造業偏重の産業構造▲雇用市場の硬直性▲家計消費の不振――なども停滞原因として挙げられる。
(引用ここまで)

 おっと、いいこと思いつきました。
 ここであえて思い切ってデフレ局面に突入して、物価をどーんと下げてしまえば1人あたりのGDPは上昇しなくても、購買力平価でのGDPはものすごく上昇しますよ!
 ま、それはともかく。

 韓国が先進国もどき、で終了するのかどうかの分水嶺にきているってところですかね。
 外需一本槍の経済構造を選んでしまったがために、その動向に直撃されざるをえないのです。この後、まだまだ世界経済は停滞ムード。
 特に韓国にとって最大の貿易相手である中国の景気動向はかなり危険な感じです。

 かといって内需を伸ばそうにも、人口ボーナスは枯渇。そしてこれまた世界最高のスピードでの少子高齢化で動かしようがない。高学歴であってもまともな職に就けるのは大学卒業者の1/3。

 特に人口ボーナスが枯渇した分が大きなダメージになりそうです。不動産の実需に直撃してくるはずですので。

 日本のバブル崩壊以降のように資本的な蓄積がない分、「失われた20年」よりもはるかにひどいことになるのではないかと予想しますが。



韓国経済:技術貿易収支で絶望的な赤字、OECDでの順位はなんと驚きの……

57億ウォン浪費した「魚ロボット」、韓国政府の研究課題設定の失敗例(中央日報)
「研究院長より恐ろしいのは所轄官庁の事務官だ。研究予算を受けようとするなら事務官によく見せるべきだ」。政府系研究所A委員の哀訴だ。産業現場より政府の好みに合う研究をすることになりやすいということだ。工科大学B教授の話も似ている。「支援金対象を評価する時も論文配点が高く産学協力はおろそかになるほかはない」。

韓国政府は2013年基準として公共研究所に5兆6000億ウォンを投資した。大学にも4兆5000億ウォンを支援した。しかし毎年こうした大規模な金額を支援しても成果は大きくないという話が出る。「特許・ライセンス・技術指導」などの支出・収入を集計した「技術貿易収支」だけでも慢性的赤字を記録し、経済協力開発機関(OECD)29カ国で最下位だ。海外から買ってくる技術がそれだけ多いという話だ。 (中略)

解決法は何か。全経連はドイツのフラウンホーファー研究所を模範事例に挙げた。ここではデジタル音源に画期的に寄与したMP3圧縮技術が生まれ、電球に代わる高性能LED部品も誕生した。フラウンホーファーは欧州各国の66の研究所で構成された連合体だが、政府と関係なく各研究所の代表が自律的に研究方向を定める。

全経連は、「韓国のように政府主導で研究課題を設定するトップダウン方式は過去の追撃型産業構造に合うもの」と主張した。特に韓国では研究所を評価する際に論文・特許出願とともに「政策履行度」を見るため、顔色をうかがい結局失敗する事例が多いということだ。全経連は4大河川水質改善のための「魚ロボット」だけでも研究所4カ所が2010年から開発に乗り出したが、移動速度・距離が不十分で結局57億ウォンの損失を出したと明らかにした。
(引用ここまで)

 楽韓Webをはじめてからこっち、延々と「研究をしなければ」という話をしているのですよ。
 実際には楽韓Webをはじめる前からそういう話は出ているのです。ノーベル賞にもからめてね。

 マスコミも政府も評論家も。
 「基礎研究をなおざりにしていけない」「10年後に苦しむことになる」と。
 もちろん、韓国企業もそうですね。
 で、実際に10年後に苦しんでいることになっているわけですが。

 企業のR&Dへの投資は以前から比べればだいぶ増えました。絶対額も売り上げ比率でも。まあ、それで充分な額なのかといえば微妙なところなのですが。
 それでも多くが研究開発費ではなく、工場等の投資ですしね。
 純粋な研究費としては本当に微妙。

 で、結局のところ韓国が開発したものってなにもない。
 本当になにもなにもない。
 以前、それなりに調べたのですが驚くくらいになにもない。
 なぜか韓国人は記事にあるMP3について「MP3を開発したの韓国人」って思いこんでいるのですが、実際にはMPmanを作っただけです。
 シリコンオーディオを開発したといえば聞こえはいいですが、音楽を持ち歩くというフォーマットを開発したウォークマンの方式を置き換えただけですよね。

 まあ、魚ロボットの発想自体は面白いので嫌いじゃないですけどね。個人的には。
 自律行動する水質検査ロボ。群泳して通信しあってお互いをフォローするとかロマンがありますわ。
 でも、そんなロマンも技術力に裏付けられてこそなのですよね。
 手元にある自分の財産を最大限活かしてなにができるのかを考える。研究に費やせる時間も含めて。
 それを認識せずに「偉大な大韓民国はこのくらい簡単にできる!」って宣言して、こういうオチになるのですよね。

 ……まあ、その落差が楽韓Web的には大好物なのですが。


韓国経済:低賃金労働者の比率がOECDで2位。1位のあの国とほぼ同レベル……

低賃金労働者の比率、韓国はOECD2番目…賃金不平等3番目(中央日報)
韓国は経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち2番目に低賃金労働者の比率が高いことが分かった。労働者の賃金不平等レベルも3番目に高かった。
(引用ここまで)

 え、OECDで韓国よりも低賃金労働者が多い国ってどこだよ……って思ったら。
経済社会発展労使政委員会が最近公開した2014の賃金報告書によると、2012年を基準に韓国労働者のうち中位賃金の3分の2未満を受ける低賃金労働者の比率は25.1%と把握された。これはOECD平均の16.3%を大きく上回り、米国(25.3%)の次に高い。そのほか、アイルランド(21.85%)、カナダ(21.7%)、英国(20.5%)が高かった。日本は14.3%、豪州は18.9%、ドイツは18.3%。

賃金不平等の程度を表す賃金10分位倍率は韓国がOECD加盟国のうち3番目に高かった。2001年は8番目(4.09)だった。賃金下位10%の労働者と上位10%の労働者の賃金比率を表す賃金10分位倍率は、2012年を基準に韓国は4.71。米国(5.22)、イスラエル(4.91)が韓国よりも高い。
(引用ここまで)

 安定と栄光のアメリカでした。
 そりゃそうか。
 っていうか、低賃金労働者の割合がアメリカとほぼ同レベルって……。

 その次の段落の10分位倍率は賃金格差を表しています。
 韓国ではいわゆる「上下葛藤」ですね。以前にも10分位の所得比率は発表されていましたが。

 アメリカ並の不平等を放置。
 教育費は死ぬほどかかる。
 それなのに大学を卒業しても就職率は非正規労働を含めても50%。
 就職できても40代で肩たたき。
 福祉充実度は日本以下。
 高齢層の自殺率が世界ダントツ1位。

 これで閉塞感が拡がらなかったらおかしいですわ。
 あ、それでもなんか購買力平価のひとりあたりGDPで日本を追い抜くんでしたっけ?
 おめでとうございます。



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