楽韓Web

韓国に関する話題を面白おかしく、韓国の文化背景を含めて解説してしまうサイトです。

伝染病

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またまた韓国で口蹄疫が蔓延……ワクチン以前の防疫問題はここにあった!

【社説】口蹄疫抗体生成率5%…深刻なモラルハザード=韓国(中央日報)
【社説】鳥インフル・口蹄疫が年中行事のように起こる韓国(朝鮮日報)
口蹄疫の流行16年で8回 ワクチン頼みで消毒手薄に=韓国(聯合ニュース)
農林畜産食品部は昨年末基準で牛は97.8%、豚は75.7%の高い抗体形成率を維持し、口蹄疫は発生しないと自信を表した。牛・豚350万頭を殺処分した「2010年口蹄疫事態」以降に義務化したワクチン接種のおかげということだ。しかし今回の口蹄疫発生農家の抗体生成率は報恩が19%、井邑は5%にすぎないことが分かった。これでは防疫とは言えないレベルだ。当局がでたらめな統計を信じる間、現場ではこうした「水ワクチン」が広まった。

農林畜産食品部は一部の農家がワクチン接種を避けた「モラルハザード」が原因だと指摘する。費用も少なくないうえ、接種すれば牛乳の生産量、牛の体重が減り、牛が流産するという噂もあり、接種をしない農家が少なくないということだ。当局の指摘が事実なら、目の前の利益のために科学的「防疫道具」に背を向けた農家の責任を無視することはできない。

しかし農家の責任にする前に防疫当局もワクチン効果を十分に得られる正しい接種法教育と確認に対する責任がある。ワクチンは冷蔵保管が必須だが、接種は室温(摂氏18度)状態でしてこそ正常な効果を得ることができる。しかし寒い現場で接種して効果が顕著に落ちたというのが専門家らの指摘だ。結局、防疫を怠ったり避けた一部の農家も問題であり、これを管理できない防疫当局の責任も軽くはない。
(引用ここまで)
 鳥インフルエンザに続いて口蹄疫まで年中行事のように発生し、被害がますます深刻になっているのを見ると、韓国の防疫体制には何か大きな穴があいているとしか思えない。韓国各地の畜産農家には、口蹄疫ワクチンの接種が義務付けられている。農林畜産食品部(農食品部。省に相当)は、昨年10月から今年5月までを「口蹄疫特別防疫対策期間」と定め、昨年末の時点でウシは97.5%、ブタは75.7%のワクチン抗体形成率を維持しているとしていた。口蹄疫が全国に広がることはないだろうと自信を見せていた。

 しかし、韓国政府の発表をそのまま信じるのは困難だ。取りあえず、今回口蹄疫が発生した忠清北道報恩の乳牛農場だけを取り上げてみても、昨年10月にワクチンを接種した記録はあるが、抗体の形成率は19%にすぎなかった。一部の畜産農家は、ワクチンを買っても接種は後回しにするという。乳牛や肥育牛は、ワクチンを接種すると、一定期間あまり飼料を食べなくなる。そのぶん、牛乳や肉の生産が落ち込むため、畜産農家はワクチン接種を後回しにするのだ。鳥インフルエンザのときも、一部の農家や関係者の無責任な行動が、事態を取り返しのつかないものにした。
(引用ここまで)
 口蹄疫が毎年のように繰り返し発生していることから、畜産防疫当局の無責任なお役所仕事がその原因だとの批判も出ている。国際獣疫事務局(OIE)の基準通りとはいうものの、全体の飼育頭数に関係なく1農家当たり牛1頭だけを標本検査し、抗体の形成率を算出するというおざなりなやり方が惨事を広げたとの指摘だ。(中略)

ワクチンに頼るあまり、畜舎の消毒などがおろそかになっていたとの批判もある。防疫当局のある関係者は「伝染病予防の主軸は徹底した畜舎周辺の消毒と部外者の出入り統制、出入り車両の徹底的な消毒」だとし、ワクチン導入後は最も基本的なこれらが手薄になっていたかもしれないと認めた。
(引用ここまで)
 相変わらずの異形防疫ですね。
 農林畜産食品部は牛での抗体形成率を97.8%、豚では75.7%としているのですが、これがなんの数字だったのかさっぱり分からない。
 接種率なのか、接種したことが確認できた家畜の中での抗体形成率なのか、それとも畜産家にワクチンを渡した率なのか。

 記事をいろいろ読むとどうやら「ひとつの農場につき1頭だけの検査をしていて、それで抗体形成率が95%を越えている」というように発表していたようです。
 で、畜産場によっては異なるけども、30%を越えることはないというのが実際の抗体形成率。
 その理由として──

・そもそも打ってない(育成不良になる等の理由から)。
・打ち方を間違っている。
・ワクチンに効き目がない(水ワクチン問題)。

 ……といったものがあるようです。
 農場によっては「提出する1頭だけワクチンを打っておこう」というようなところもあったでしょうね。
 それで「達成率約98%、マンセー」とやっていたわけです。
 大躍進政策時の中国とあまり変わらないなぁ。社会主義国家的というべきか。

 農業は半分以上……8割がた化学なので、マニュアルの存在が大事なのです。
 江戸時代から金肥の投入時期なんかで農業読本が流行るくらいだったので、農家も読み書きができたという話もあります。
 銀の匙にも農業高校の生徒が一定の部門にやたらに詳しいなんて描写がありましたね。
 その一方で韓国では「文盲と機能性文盲を併せると25%超」と高率になっているのは地方や農家が原因になっているという分析があります。

 ま、そもそも韓国人はマニュアルなんて必要としない柔軟さを誇る民族らしいですから。
 「ワクチンを(一部の)牛に打ったからもう完璧!」みたいにして、柔軟に口蹄疫やら鳥インフルエンザに立ち向かっていただければいいんじゃないでしょうか。
 まずは消毒が最初の一歩なんですけどね。
 全国民に「トイレから出たら手洗いをしましょう」という消毒に関する啓蒙運動をすることのほうが先かなぁ。

 いや、ホントに手を洗わないのです。
 以前の勤務先のオフィスビルで、隣のテナントが某韓国企業だったのです。全員がエリートクラスと思われるかなりの大手企業だったのですが、そこの韓国人従業員が驚くくらいにトイレで手を洗わない。ついでに個室でたばこを吸う(年長者の目の前ではたばこが吸えないからと思われる)。
 あれを見ていたので、鳥インフルエンザも口蹄疫も蔓延して当然だろうなぁ……としか思えないのですよね。

熟成・希少部位・塊焼き 日本の宝・和牛の真髄を食らい尽くす (講談社+α新書)
千葉祐士
講談社
2015/10/20

韓国でまた今年も口蹄疫発生 → ワクチンがまったく効いていない模様

口蹄疫:ずさんな予防策、巨額投じたワクチンは効果なし?(朝鮮日報)
 口蹄疫(こうていえき)の感染拡大を防ぐため、韓国政府は2010年から毎年およそ500億ウォン(約49億円)の予算を投じて牛・豚にワクチンを接種しているにもかかわらず、韓国では口蹄疫が年中行事のように毎年起きている。今年も忠清北道・報恩の農場と全羅北道・井邑の農場で相次いで口蹄疫発生が確認され、ワクチン接種を通じた政府の予防策には効果がないとの指摘が出ている。

 韓国農林畜産食品部(省に相当)は7日、前日に口蹄疫の確定判定が出た全羅北道・井邑の農場で飼育されている牛20頭を検査した結果、口蹄疫の抗体が形成されていたのはわずか1頭だったと明らかにした。抗体形成率が5%にすぎないということだ。同じく口蹄疫の確定判定が出た忠清北道・報恩の農場と隣接する農家2か所で乳牛20頭を検査した結果も、抗体が確認されたのは6頭(抗体形成率30%)だけだった。農林畜産食品部は牛の抗体形成率について95.6%と発表しているが、これは机上の数値にすぎず、実際にははるかに低いことが確認されたわけだ。

 さらに政府は牛に抗体が形成されたかどうかを確認する検査を、全国の牛310万頭のうち10%の標本に対してしか実施していなかったことが分かった。残りの90%はワクチンを接種したかどうかの確認すらしていなかったことになる。これまで口蹄疫発生の頻度が高かった豚については、全ての農家で毎年検査を実施しているが、牛については管理が極めてずさんだったところに口蹄疫の直撃を受けた。2010年以降、政府は殺処分に対する補償金、防疫費用など、口蹄疫の後処理に対してのみ2兆8100億ウォン(約2700億円)の財政を投入してきたが、実効性のある対策を立てられずにいる。政府は8日から全国の全ての農家で飼育されている牛に対し、一斉にワクチンを接種する予定だが、抗体形成まで1週間を要するため、口蹄疫拡大を防げるかどうかは今後1週間がヤマ場となる見通しだ。
(引用ここまで)

 韓国で毎年恒例の口蹄疫が発生しまして。
 今回はどうやらすぱっと「すべての偶蹄類の30時間移動禁止」を決めたそうです。さすがに鳥インフルエンザの蔓延で懲りた模様。
 しかし、忠清北道、全羅北道の2カ所で同時発生というのがいやな感じ。

 で、ワクチンがまったく効いていないという記事が出てきまして。
 なにをいまさら……って感じですね。
 おととしの時点で「韓国で蔓延するタイプの口蹄疫とワクチンの型があっておらず、効き目のないいわば『水ワクチン』を打っている」という報道が出ていました。
 で、なんでそんなワクチンを延々と使っているのかというと、韓国で役人が天下りして作られた会社が独占供給しているワクチン以外のものを使うと違約金を取られる契約になっているからなのです。
 この契約は2018年まで有効なのだそうです。

 つまり、少なくとも来年までは口蹄疫が起き放題と考えて間違いない。
 近隣国にとっては本当に迷惑な話なのですが……。

デンセンマンの電線音頭
デンセンマン、伊東四朗 & 小松政夫
Sorid Records
2015/12/16

韓国「鳥インフルや口蹄疫の殺処分で地下水汚染がひどい」→「そうだ、貯蔵槽に入れてしまおう」→3年経過した結果がひどい……

プラスチック容器に鶏・豚埋没、3年経ってもミイラのようにならない腐らないまま(中央日報・朝鮮語)
23日午後、慶尚南道陜川郡ヤロミョンの鳥インフルエンザ(AI)家禽埋葬地。ここでは、2014年3月AIに予防殺処分した3万3186羽の鶏などを繊維強化プラスチック(FRP)貯蔵槽20に入れて埋没したところである。専門家と一緒に白の防護服を着て地面に埋め込まれた20個の貯蔵槽の蓋を開けてみた。瞬間鼻を突くひどい悪臭がマスクの間に漏れ入って息さえ困難であった。約3年が過ぎても、当時麻袋に入れて埋没したまま腐らない状態であった。袋の表面に鶏の見た目がでこぼこ飛び出し出腐敗がほとんど進まず、まるでミイラのように見えた。

口蹄疫埋葬地の状況もほぼ同じだった。12日午後、京畿道利川市ジャンホウォンウプの口蹄疫にかかった豚埋没地を尋ねた。簡易件水に入ると土地の上そびえる貯蔵槽が見えた。この貯蔵槽は2015年2月の口蹄疫で殺処分した豚100匹が含まれて埋められていたが、やはり腐っていなかった。

毎年ほぼ毎年恒例の行事のようにAIと口蹄疫が発生し貯蔵槽に家禽や牛・豚などを大規模に殺処分して埋没したが、2〜3年が過ぎても腐敗が進んでいないミイラのように残っていること本紙の取材で明らかになった。政府防疫マニュアル(SOP)などには「貯蔵槽に埋没した家畜は、6ヶ月の場合、液相に変わる」と書かれているが、実際にはそうではなかった。イヨンジン農林畜産食品部防疫管理課事務官は「当時の状況が緊迫して遺体の分解速度について洗練された研究を進めたり、別の影響評価せずに貯蔵槽を導入してみると、このような問題が生じたようだ」と話した。
(引用ここまで)

 韓国では数年前から殺処分された家畜が適切に埋却処分されておらず、地下水を汚染しているという話が出ていました。

香川ではうどん汁、愛媛ではポンジュース、韓国で蛇口をひねると出るものは?
 埋却地でまともな作業が行われていないことが最大の問題だったのですね。
 中には殺処分せずに生き埋めにしているようなところもあったようです。そのあたりでの韓国でのいい加減な話は2014年の口蹄疫発生時のエントリにまとめてあります。興味があればそれぞれのエントリにどうぞ。

 でもって3年前の鳥インフルエンザ(当時の史上最大の殺処分数)や、2年前の口蹄疫ではそれらの地下水汚染が問題になったために、FRP製の貯蔵槽が用いられるようになったのだそうですよ。
 生石灰で消毒し、殺処分した遺体と発酵微生物を入れてふたをする……という方式なのだそうで。
 2014年以降に取り入れられて、鳥インフルエンザ罹患疑いの4865万羽の鶏と、口蹄疫で殺処分された豚・牛の2279万頭がこのFRP方式で処分されたそうですよ。

 で、なにが起きたかというと。
 FRP貯蔵槽の中で生石灰が発酵微生物まで殺してしまってまったく腐敗が進まなかったと。
 FRP貯蔵槽はふたをしてしまって完全に密封状態。適度な空気の循環もなし。
 そりゃまあ……なあ。
 韓国にこういう専門家っていないんですかね。

 日本ではこういう埋却地に問題が出たっていう話は聞きませんが……。
 もっとも日本では韓国のように異様なほどに感染が拡大して、殺処分数も異常な数にはならないというのはそもそもの大きな違いでしょうけども。

失敗学のすすめ (講談社文庫)
畑村洋太郎
講談社
2005/4/15

3000万羽を殺処分した韓国が「日本を見習って」鳥インフル対策に乗り出す……まずワクチンの備蓄からはじめようか?

鳥インフルで過去最悪被害の韓国 日本お手本に制度改善へ(聯合ニュース)
 その基本的な原因は、家禽類の飼育環境の違いにあると調査団は分析する。

 日本では鶏の飼育数が韓国より2倍以上多いが、韓国と違い中小規模の養鶏場が密集している地域がほとんどないとされる。それだけ集団飼育が少なく、飼育密度が低いことを意味する。

 青森県の鳥インフルエンザ発生農家の場合、10キロ以内にある農家は7軒だけだが、南西部の全羅北道・金堤では10キロ以内に410軒の農家がひしめく。

 「鳥インフルエンザの火付け役」とされるアイガモの飼育数が日本では50万羽程度であることも、韓国(877万羽)と違う部分だ。

 アイガモはウイルスに感染しても症状がすぐに現れず、排せつ物などを通してウイルスが大量に排出される。

 このような産業構造の違いにより、韓国よりも日本の方が鳥インフルエンザの防疫に有利な面があるというのが調査団の説明だ。 (中略)

 鳥インフルエンザ発生時の対応にも違いがある。

 日本は首相を本部長に、内閣に鳥インフルエンザ対応本部、農林水産省には防疫対応本部、発生都道府県別にも対策本部を設置し、運営する。

 殺処分についての政策は、24時間以内の殺処分、72時間以内の埋却を原則として事前に人員を確保しておき、一定規模を超えると自衛隊を動員すると定められている。実際に日本では昨年11月、鳥インフルエンザ発生の2時間後に安倍晋三首相が危機管理センターを設置し、陣頭指揮を執った。

 一方、韓国では農家が最初に通報して26日が過ぎてからようやく政府レベルでの鳥インフルエンザ関係閣僚会議が開かれた。

 その上、韓国は関心、注意、警戒、深刻の4段階の危機警報ごとに違う対応を取っており、発生から約1カ月が経過してようやく「深刻」レベルに引き上げられ、対応の遅れを批判された。

 このほかにも、異常な症状など疾病の発見時のみ通報するようになっている韓国とは違い、日本は鳥インフルエンザの予防のため毎月農家が家禽類の死亡率を報告することになっている。ワクチンは韓日とも指針上では使用できることになっているが、実際には日本のみがワクチンを備蓄(H5N1型、410万羽分)している。
(引用ここまで)

 アイガモがいるから、とか養鶏場が一カ所に固まっているから……というようなことを鳥インフルエンザが蔓延した理由として挙げていますが。
 最大の理由は後半の発生時の対応ですよね。
 政府にかぎらず、農家の対応も同じ。

 関係団体から「どうしても地鶏を移動させなければならない!」って言われたら許可してしまう。
 そもそも最初の感染疑いが報告されてから一ヶ月経つまで政府単位では対応しなかったし、養鶏農家も「どうやら感染したけど届け出る前に出荷しちゃえ!」なんてことをやる。
 移動中止命令があってもトラックで移動しちゃうし、その消毒もろくにやらない。
 日本じゃ動物園の入場口に「靴裏を消毒してください」ってアナウンスがあるほどですよ。東京なのに。

 セウォル号沈没事故の時に「これからの韓国社会ははマニュアルを守るものにならなければ」とか言っていたのだけども、熱さが喉をすぎてしまえばこんなもの。
 マニュアルを守ることで益がない。あるいは、破ることで益がある社会なのでこうならざるを得ないのです。
 そもそも、マニュアルを読むことができない人間が多数いる
 社会の構造が感染拡大を手助けするようにしかなっていない。
 そりゃこうなりますわ。
 ワクチン備蓄がないっていうのもけっこうなお笑いです。
 ワクチンが必要になったら南スーダンで銃弾を借りに来たように、日本に借りにくるつもりなんでしょうかね。

ワクチンは怖くない (光文社新書)
岩田健太郎
光文社
2017/1/20

韓国で鳥インフル感染疑いの10万羽が出荷。韓国人「わざとじゃない」(注:養鶏場全体の2/5を2日で出荷していた模様)

鳥インフル感染農場10万羽分の鶏肉が出荷=韓国(中央日報)
京畿道鳥インフルエンザ災害安全対策本部によると、安城のある農家から9日、出荷のために検査中の鶏に感染が疑いがあるという申告があった。その後の精密検査の結果、11日に感染が確認された。この農場では25万羽の鶏が飼育されていた。

問題はこの農場から申告があった1週間前の2、3日の2日間、10万羽の鶏が忠清北道鎮川(ジンチョン)の食肉処理場に出荷され、流通したということだ。農林畜産食品部の鳥インフルエンザ緊急行動指針は「鳥インフルエンザの疑いが申告されれば、7日以内に出荷された家禽類は全量回収して焼却しなければならない」としている。京畿道は出荷された鶏を全量回収する方針だ。 (中略)

キム・ソンシク京畿道動物防疫衛生課長は「今月初めに忠清北道鎮川の食肉処理場に行った車両にウイルスが付いて鳥インフルエンザに感染したと推定される」とし「現在まで出荷された鶏の40%ほどを回収した」と話した。続いて「出荷された鶏の流通経路を追跡し、全量回収に取り組んでいるが、冷凍保管でない場合は普通3日間で市場ですべて消耗し、全量回収は事実上難しいとみている」と伝えた。

農家が申告直前に鶏と卵を無断搬出したことは以前にもあったが、出荷されたのは今回が初めて。昨年11月25日、世宗市(セジョンシ)のある農家が産卵鶏10万羽と卵を搬出した翌日に鳥インフルエンザが疑われると申告し、問題になった。
(引用ここまで)

 鳥インフルエンザに罹患疑いのある鶏を「今のうちに!」とばかりに出荷してしまう。
 記事にあるように韓国では去年の発生当時にもありましたし、今回も同様。
 それ以前の口蹄疫でも同様に「いますぐ食肉処理場に持っていかなければ!」とばかりに処理場に養豚農家が殺到したことが原因で広まった可能性も指摘されています。
 25万羽飼育していたもののうちの10万羽を出荷。
 2/5を2日で出荷した。だけども故意じゃない。

 ……そりゃまあ、広まりますわ。
 1月10日の時点で殺処分数は3161万羽(農水省のサイトによる)。
 たしかに3000万羽に到達してからはだいぶ発生頻度は落ちたようですが。
 半島本土では最後の空白地である慶尚北道で野鳥で発見が相次いでおり、さらには済州島でも同じく野鳥からの発見が認められた。
 危険性はまったく変わっていないと見てよいと思いますね。
 むしろ、「これで安心だ」とばかりに防疫の意識が低くなったときが危険ではないかと思います。

 自分さえよければあとはどうなってもかまわない。できればウリとなる部分は救って恩を売っておきたいけど、それができないのであればまずは自分。
 他はどうであろうともかまわない。異種間感染があってもかまわない。
 そういう人物が他の国にはまったくいないなんてことはないですが、韓国ではその出現頻度が高すぎるのですよ。
 他の国ではSSRクラスの珍しさなのに、韓国ではちょっと探せばばんばん見つかる。
 恐ろしい国ですよ。

ウイルス・細菌の図鑑 --感染症がよくわかる重要微生物ガイド--
北里英郎 / 原和矢 / 中村正樹
技術評論社
2016/1/13

韓国の鳥インフルエンザ、殺処分数は3000万羽を突破……韓国人「感染拡大は沈静化しつつある」

鳥インフルの殺処分3千万羽超に 感染拡大は沈静化へ=韓国(聯合ニュース)
高病原性鳥インフルエンザがほぼ全国的に猛威を振るい、史上最悪の被害が出ている韓国で、感染が確認されてからの48日間に殺処分された家禽(かきん)類が3000万羽を超えた。韓国の農林畜産食品部は3日午前0時までに、鶏2582万羽やアヒル233万羽、ウズラなど218万羽の計3033万羽が処分されたと発表した。

 このうち鶏の被害は最も深刻で、飼育されている採卵鶏全体の32.1%が殺処分になった。

 ただ、この1週間、感染疑いの通報件数が1日2件を超えず、感染拡大は沈静化しつつあるとみられる。
(引用ここまで)

 1日に1件は感染疑いの通報があって、「感染拡大は沈静化しつつある」ですって。
 採卵鶏の約1/3が殺処分になって、もう家禽の感染対象が少なくなったというほうが自然に見えますけどね。
 もはや問題は中国と同様に「鳥インフルエンザが土着するかどうか」ということに移っているのではないでしょうかね。

 中国ではもはや撲滅は不可能と判断して、積極的にワクチン接種を行ってコントロールへ重きを置いている状況。
 きっちりコントロールされているという状況であれば、まあそれほどの問題はないのですが。

 問題は韓国はその選択肢を選ばない可能性が高いということ。
 鶏肉でも輸出を目論んでおり、特に中国向けで参鶏湯のパックに期待をかけているのです。
 そして、輸出は清浄国認定を受けていないとできない。
 ワクチン接種をしてしまうと清浄国認定は受けられない。ワクチンは弱毒化したウイルスですからね。
 というわけで、ワクチン接種を選択しない可能性が高いのです。
 ヘタするとそのワクチンすらまともなものでなかったりするのですが。

 口蹄疫にしても、もうちょっとまともな防疫体制をとってくれんものかと思うのですが……。

Newton ウイルスと感染症 感染と免疫の戦い
科学雑誌Newton
株式会社ニュートンプレス
2016/11/21

鳥インフル:ついに韓国で異種間感染確認……本当に勘弁して!!!

猫も鳥インフルエンザ感染の疑い=韓国(中央日報)
猫が鳥インフルエンザウイルスに感染して死んだと疑われる事例が京畿道抱川(ポチョン)で発生した。

30日の農林畜産食品部によると、25−26日に抱川のある家庭で雄猫1匹と子猫3匹が相次いで死んだため、飼い主が京畿道当局に申告した。

京畿道が道内北部動物衛生試験所で死体を検査した結果、鳥インフルエンザウイルスと疑われ、慶尚北道金泉(キムチョン)の農林畜産検疫本部に精密検査を依頼した。猫が感染した鳥インフルエンザウイルスの類型はH5型まで確認された。

キム・ヨンサン農林畜産食品部防疫管理課長は「ウイルスが高病原性かどうかに対する結果は近いうちに出る予定」と述べた。また「現在まで死んだ猫と接触した人たちのうちウイルス感染が疑われる人はいない」とし「今後10日間は能動的な監視をする計画」と伝えた。
(引用ここまで)

 異種間感染だけはホントに勘弁してもらいたい。
 というのはインフルエンザウイルスをはじめとしたレトロウイルスは遺伝子変異の頻度が異常に高く、本来の宿主ではない種に感染した場合にその種が持っているウイルスと結合して変異することがあるのです。
 ほ乳類に異種間感染した場合、ほ乳類に感染しやすくなる変異を起こす可能性が高くなるわけですよ。
 なので、濃厚接触によって罹患させる可能性がある行為をWHOも固く禁止しているわけです。

 それなのに罹患した鶏を犬のえさにするとかしてましたからね、韓国は。
 農家の保健衛生の考えかたが遅れているというか、勉強できていないのでしょう。
 おそらくは文盲的な意味で

 まあ、韓国でちゃんとそのあたりを守ったところで、その後ろには中国という恐ろしい国が残っているのでほとんど意味ないのですけどね……。

 ちなみに韓国での殺処分数は去年12月27日時点で2676万羽。
 慶尚北道以外ではすべての地域で家禽への感染が確認されています。

巨大ウイルスと第4のドメイン 生命進化論のパラダイムシフト (ブルーバックス)
武村政春
講談社
2015/2/20

韓国鳥インフル:最大で5000万羽の殺処分も? 原因のウリとナムがひどすぎた……

韓国、前例のない鳥インフルエンザ拡散…5000万羽殺処分の予想も(中央日報)
【社説】鳥インフル殺処分数から分かる韓日の違い(朝鮮日報)
韓国国内で鳥インフルエンザが初めて発生した先月16日から今月20までに殺処分(予定含む)された鶏と鴨、ウズラは計2000万羽を超える。このような拡散速度や殺処分規模は2003年に鳥インフルエンザが韓国に初上陸して以来、類例がない。韓国国内の鶏・鴨飼育規模は今年9月基準で1億6526万羽。鳥インフルエンザ発生から1カ月余りで10分の1以上の鶏・鴨が埋却された。ソ・サンヒ忠南大獣医学科教授は「この拡散ペースなら5000万羽の殺処分も予想される」と述べた。

韓国養鶏産業が岐路に立っている。韓国で例年の行事のように冬に鳥インフルエンザが発生するのは、渡り鳥が移動しながら鳥インフルエンザを広めるからだ。中国と日本も同じだ。鳥インフルエンザが広がれば毎年感染した数千万羽の家禽類を埋却しなければいけない。この状況では毎年発生する鳥インフルエンザ問題を避けられない。根本的な対策を出すべきだという指摘が出る理由だ。養鶏産業のパラダイムを変えることだ。道は2つある。日本が歩んだ道、または中国が歩んだ道を選択しなければいけない。
(引用ここまで)
 鳥インフルエンザの感染が過去最悪の規模へと拡大する中、韓国農林畜産食品部(省に相当、以下同じ)が生きた地鶏の流通を許可していた事実が15日までに分かった。生きた地鶏はウイルス拡散の危険性が非常に高いにもかかわらず、同部はあえて流通を許可し、これが問題になると2日後に再び禁止した。今回の鳥インフルエンザはウイルスの感染力が以前よりも強く、しかもこのように国の対応があまりにもずさんなため、過去に例のないほど深刻な状況となっている。政府横断型の指揮系統が不在となっていることや、農林畜産食品部だけが対応に当たる現状への懸念も高まっている。

 今回、農林畜産食品部が生きた地鶏の流通を許可した背景には、韓国地鶏協会の圧力があったといわれている。流通が禁じられ被害が発生した地鶏農家から泣き付かれた協会が、農林畜産食品部に流通を認めるよう強く求めたようだ。もちろん農家の被害が拡大するのは心痛いが、それ以上に重要なことはウイルスの拡散を遮断することだ。ところが農林畜産食品部は畜産農家の保護という組織としての目標にとらわれ、感染拡大の阻止という国家次元の目標を見失ってしまったのだ。
(引用ここまで)

 韓国での鶏・鴨の飼育総数が1億6500万羽。
 予定を含んだ殺処分数が2000万羽を突破。
 だいたい、1/8くらいが殺処分されて鶏肉、卵が品薄になって高騰しているのだそうです。

 これが1ヶ月くらいで被害が拡大している。
 しかも、まだまだ冬本番はこれから。特に鳥インフルエンザの本場となってしまった中国から渡り鳥もまだまだくる。
 そしてインフルエンザウイルスが活発に活動できる期間はあと3ヶ月ほど残っている。
 絶望的ですね。
 記事中に「最大で5000万羽」とありますが、そこまで行ったら養鶏業の存続そのものが危ぶまれる事態です。

 そして、韓国でなぜそこまで蔓延したかというのは過去エントリですでに書いてしまったのですが、朝鮮日報のほうには恐ろしい記述がありました。
 15日の段階でもまだ生きた鶏の流通を許可していた、それも関係団体からの圧力に耐えられずにっていう。
 さんざん、「公よりもウリを優先する韓国で防疫は無理」という話をしてきましたが、ここまでくればもはやいっそ清々しいですね。
 パニック映画ではバカな行動をして被害を広げてしまうという役がいますが、まさにそれ。
 今回の感染拡大の背景にあるのは韓国社会そのものなのですよ。

 ウォッチャーにとってはウリとナムの実例を得ることができて非常に有意義なものとなってますわ。

ほっとくだけで味が決まる 漬けたら、すぐおいしい! (講談社のお料理BOOK)
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2015/12/10

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