楽韓Web

韓国に関する話題を面白おかしく、韓国の文化背景を含めて解説してしまうサイトです。

内紛

 相互RSS募集中です

韓国野党「弾劾で政権が獲れる!」 → また内紛 → 国政停滞 → パク・クネが無限延命……

【社説】朴槿恵大統領弾劾政局と無能・無責任な韓国野党(朝鮮日報)
 大統領を弾劾することは国会議員に与えられた権限の中で最も厳粛なものだ。共に民主党、国民の党、正義党など野党各党は朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の弾劾を目指すことで一致したが、この決定の重要性について本当に理解しているのか疑わしくなってきた。(中略)しかも共に民主党と国民の党は「根拠のない話で相手の党を侮辱している」「文在寅(ムン・ジェイン)氏はすぐにでも政権が取れると錯覚しているのか」などと相手に対する非難まで始めた。

 弾劾後に大統領の代行を務めるのは「責任首相」だが、野党各党はこれに誰を指名するかについても一致していない。国民の党は大統領弾劾が成立した場合に備え、大統領の職務を代行する責任首相をまず決めることを提案した。ところが民主党は「首相推薦問題を理由に弾劾案提出を先送りすべきでない」との理由でこれに反対した。野党が合意して首相を推薦した場合でも、朴大統領がこれを受け入れるかどうかさえ現時点では分からないが、野党はそれ以前の段階でもめているのだ。一方で文在寅・共に民主党前代表は「朴大統領が協力すれば、名誉ある退陣を保証する」などと的外れなことを言い出した。文氏にはこのようなことを言う権限も資格もなく、単に混乱を深める結果しかもたらしていない。

 要するに野党3党は弾劾手続きを進めることでいったんは合意したが、その後の協議を全く進められないため、今の混乱を大きくする結果を自らもたらしているのだ。各党間の大統領選挙を意識した主導権争い、神経戦、プライドばかりを前面に出した対立は一向に収まる気配が見えない。その結果、国会による弾劾訴追案の採決が12月中に行われなくなる可能性もささやかれ始めた。
(引用ここまで)

 弾劾に向けて一致して取り組まなければならないはずの野党同士で、毎度毎度おなじみの主導権争いがスタート。
 総論賛成各論反対ならまだ寄せていくこともできるのですが、韓国の場合は根本からの内紛で寄せようがない。
 韓国人は一勝一敗でこちらの言い分とあちらの言い分を寄せあって意見を形成するということが異常にヘタ……というかやるつもりがない。
 日本は寄せてばっかりだって話もあるのですが、これはもう飛鳥時代の十七条の憲法からの伝統なので。

 韓国の場合はどちらかが100%折れるしかなくて、けっきょく物別れに終わるということが多い……というかほとんど。なぜなら負けたほうは死ぬから。
 社会的か政治的か物理的なものなのか、いろいろと方向はありますが負けたらそこで終了なのが韓国社会なのです。
 これも韓国の……というか朝鮮からの伝統。

 実際、パク・クネは野党側の「首相を指名して一線を退け」という申し入れを受け入れそうになって、ほぼ死に体となっていました。そこから大統領府として反転攻勢を遂げたので現状は生き返っている。
 逆に野党は一致して弾劾に向かわなければならなかったのに、内紛で死にかけている。
 一時期は来月2日も弾劾提案ともされていたのに、まったくどうなるか分からなくなってしまいました。
 それにしてもムン・ジェインは相変わらずの傲慢さだなぁ……。

他人を引きずりおろすのに必死な人 (SB新書)
榎本 博明
SBクリエイティブ
2016/9/5

韓国経済がしおれていく……パク・クネとの会談を野党代表がキャンセル、パク・クネは検察の捜査をキャンセル。弁護士「一週間ほど時間を」

【社説】朴大統領との会談取り消した韓国野党第1党の傲慢さ
韓経:【社説】政治混沌の中で高まっていく経済のリスク要因=韓国(中央日報)
韓国の野党第1党「共に民主党」の秋美愛(チュ・ミエ)代表は14日、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領に単独会談を申し入れた。直後に大統領府はこれを受け入れ、会談を行う時間も発表していた。ところが秋代表は党内や他の野党からの反発を受け、同日夜に会談の取り消しを決めた。秋代表の提案と会談の実現によって突破口が開かれるとの期待も多少はあったが、それも一気にしぼんでしまった。理由は会談を提案した側が撤回したためだ。言葉も見当たらないほど情けないことだ。(中略)

 ところがこのようなレベルの人間たちが混乱の主導権を握っているのが実情だ。今や大統領はその権威も権限も失っており、与党は解体がささやかれるほどだ。このような状況では野党第1党にそれなりのリーダーシップを期待するしかないが、彼らの頭の中には「混乱が続いてほしい」という思いしかない。これでは事態を合理的な形で解決に導くことなど到底おぼつかない。(中略)

 国民の党と正義党は秋代表が大統領との会談を発表すると同時に反発した。「なぜ共に民主党だけが大統領と会うのか」というのがその理由だ。つまりこの混乱のさなかにあっても、野党は主導権争いにばかり熱を上げているのだ。
(引用ここまで)
国政のまひ状況が長期化している。数週前から繰り返されている週末の集会がますます大きくなっているが、政治は危機を円満に解決できずにいる。(中略)

国会を中心にこの難局の出口を早期に見つける必要がある。野党ももう野党でないという認識のもと、具体的な国政正常化案を出すことを期待する。経済は一度崩れ始めれば途方もない代価を支払うことになる。
(引用ここまで)

・14日 野党の共に民主党の党首と会談 → キャンセル
・15日 検察がパク・クネを捜査予定→キャンセル

 14日の共に民主党の党首との会談は、党首であるチュ・ミエからキャンセルしたきたとのこと。
 党内、そして他の野党から「なぜパク・クネと会談するのだ」と文句を言われたのでキャンセル。韓国国内ではもはや下野しかないという認識で、それに反するような行動を起こすことは社会的なタブーと化しているのですね。
 シンシアリーさんは「パク・クネと会うだけで国民からは『おまえはウリではない』とのレッテルを貼られる」と表現されていましたね。

 野党側はこの混乱をより大きくすることで自分たちの取り分を大きくしようということしか考えていない。
 なにかあったらまず与野党で抗争。そして野党同士で内紛。伝統通りの動きです。

 でもって今日は検察がパク・クネの捜査に着手する予定だったのですが、大統領府から「まだ準備ができていないのでキャンセル」との連絡。
 さらに今日、パク・クネというか大統領府に弁護士が入って「用意に1週間ほどほしい」と言い出しているそうですよ。 
 国政停滞しまくり。

 さすがにメディアからも「そろそろ経済対策だけでもなんとかしてくれ!」という悲鳴が上がりはじめました。
 ギャラクシーノート7の爆発→リコール、ヒュンダイ自動車のストライキ、韓進海運の破綻、大宇造船の公的資金注入。不動産バブルはぱんぱんに膨れている
 第4四半期はマイナス成長も心配される中でなんの対策も出せず政局争いだけに終始
 伝統に裏打ちされた行動ですこと……。
 
伝統こそ新しい
河田 勝彦
朝日新聞出版
2009/11/6

 

韓国野党「水に落ちた犬は叩け!」 → パク・クネからの要求をすべて無視、辞任まで追いつめる模様

国政介入:「首相推薦」拒否の3野党、抗議集会には積極参加(朝鮮日報)
韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の親友、崔順実(チェ・スンシル)容疑者の国政介入疑惑で混乱が続くなか、野党3党は9日、新首相の人事案を撤回する意向を示し、国会に候補者を推薦するよう求めた朴大統領の提案を「一顧の価値もない」とはねつけた。その代わり、12日にソウル中心部で計画されている抗議集会(ろうそく集会)に積極的に参加することを決めた。

 「国会での首相推薦」は野党側が先に提起したものだが、朴大統領がこれを受け入れるや、野党は8日「首相の権限が不明確だ」などとして大統領が国政の一線から退くよう要求。9日には、朴大統領の与党セヌリ党からの離党など、別の条件を掲げて議論そのものを拒んだ。米大統領選など、急変する国内外の情勢に関する議論もされなかった。

 最大野党「共に民主党」の秋美愛(チュ・ミエ)代表、野党第2党「国民の党」の朴智元(パク・チウォン)非常対策委員長、少数野党「正義党」のシム・サンジョン代表はこの日、「国会での首相推薦」を議論するため国会で会合を開いたが、この問題よりも12日の抗議集会に関する話し合いに時間を割いた。

 3党の報道官は会見で、3党の代表らは国会で首相を推薦してほしいという朴大統領の提案について「一切受け入れられない」「一顧の価値もない」と拒否したと伝えた。各党の代表らは、大統領が完全に国政の一線から退くことを保障しないまま、大統領府(青瓦台)が国会で首相を推薦するよう求めているのは、与党側の時間稼ぎにすぎないとみている。一方、3党代表は抗議集会に対しては「党の力を結集して積極的に参加する」との姿勢を示した。

 共に民主党は当初、12日に別の党員集会を開く計画だったが、これをやめて市民団体らの抗議集会に参加することを決めた。また、国民の党が大統領に突き付けたセヌリ党からの離党も、共に要求していくことにした。

 野党側は、制度的・政治的に難局を乗り越える代わりに、事実上の政権退陣運動を選んだ。共に民主党の秋代表は「憲法上の主権者である国民は大統領の退陣を要求している」と指摘し、国民の党の朴委員長も「大統領が国民の怒りに答えなければ、国民とろうそくを掲げるしかない」と述べた。また、正義党は大統領の下野とともにセヌリ党の解散も要求している。
(引用ここまで)

 パク・クネは「国会で首相候補を推薦してくれ(たら、こちらもその候補を指名する)」と白旗を揚げたのですが共に民主党、国民の党ともにそれだけでは足りないと言い出しました。
 曰く「一顧の価値もない」ということで完全に拒絶。
 そもそも「国会で推薦した人物を指名しろ」といっていたのは野党側なのですが、それを受け入れるようにしたら今度は「パク・クネが国政から退くことが優先だ」となる。

 韓国のいつものパターンですね。
 譲歩したら譲歩した分だけ要求が増える。別にこれは対日本に限った話ではないのですよ。
 水に落ちた犬は打つ、が基本方針の国ですから。
 日に日に弱体化しつつあるパク・クネを可能なかぎり叩いておいて、来る大統領選挙まで有利に展開しようという目論見なのでしょう。

 さらにこの週末に野党全体でろうそく集会に参加すると。
 でもって、一部野党は与党のセヌリ党に対しては解党まで要求。
 政局争いで徹底的に与党を叩こうという戦術ということですか。
 ……第三者の視点で見てもいまの韓国経済にはそんな余裕があるようには見えないのですけどね。
 面白いもので、どんな場合にあってもまずは内紛優先っていう韓国の伝統をきれいになぞっています。
 人はどんな事態になっても慣れ親しんだ文化や伝統から自由になれないのだなぁ……。

本当は怖い韓国の歴史 (祥伝社新書)豊田有恒
祥伝社
2013/1/25

平昌オリンピック開会式のメイン演出家がいきなり辞任……原因はいつものアレ

[取材ファイル] [単独]平昌五輪の開会式の演出家電撃辞退(SBS/朝鮮語)
2018平昌冬季オリンピックまで1年5ヶ月になってから開会及び閉会式演出家のチョン・クホ氏が電撃辞任を宣言して衝撃を与えています。チョン・クホ氏の辞任の背景には、ソン・スンファン総監督との不協和音が最大の要因であることが明らかになりました。これにより、全世界に大韓民国と江原道平昌を知らせる開会式と閉会式が正常に行われるか、大きな懸念を生み出しています。平昌組織委員会の内幕をよく知っている関係者A氏がSBSとの通話で明らかにした顛末は次のとおりです。

平昌冬季オリンピック組織委員会は、2015年7月「ナンタ公演」企画者であり、TVタレントとしてよく知られているソン・スンファン氏総監督に選任した。ところが、彼は国際大会や大規模な公演を実際に演出した経験が不足していた。そのため文化体育観光部が有名なファッションデザイナーの出身であるチョン・クホFILAコリア副社長を開会及び閉会式の演出家として推薦した。チョン・クホ氏が国立舞踊団の公演である「饗宴」を使用して、優れた演出力を誇示したためである。以後ソン・スンファン総監督の企画案を文体部が好ましく思わないのに対しチョン・クホ氏の企画案は、大好評を受けた。最終的には調整した結果、チョン・クホ氏の案が80%、ソン・スンファン氏のアイデアが20%程度採択された。開会式の公演は全10種類で決定されたが、このうち8つがチョン・クホ氏のアイデアである。

ソン・スンファン総監督とチョン・クホ演出家は完成されたシナリオを持って今月初め、大統領府を訪問してパク・クネ大統領に報告した後、裁可まで受けています。問題はその直後からはじまりました。チョン・クホ氏は平昌組織委員会に正式契約を要求しました。

しかし、組織委員会は、チョン・クホ氏がいろいろとすることが多く、開会式と閉会式の演出を担当して行うことができるか分からないという理由で中断忌避し、契約を延期したとします。チョン・クホ氏を除く他の芸術監督とはすべて契約を結んでおり、これらの多くはチョン・クホ氏のように他の仕事を持っている人たちでした。

その結果、チョン・クホ氏は7ヶ月間組織委から一銭も受けずに自分のお金を使いながら無料サービスをしたということです。

関係者A氏は「チョン・クホ氏は平昌組織委員会が特に自分だけ不公平に接する背景にソン・スンファン総監督がいると信じている」としながら、二人の葛藤の原因についてこう述べました。

「ソン・スンファン総監督が、元の1年半前にチョン・クホ氏を美術監督として使おうとしたがチョン・クホ氏が拒否して失敗に終わった。ところが、文体部の推薦で演出家がされ主導権争い、簡単に言うと「パワーゲーム」が生じたのだ。開 - 閉会式を眺める二人のコンセプトが、基本的に他のことも摩擦の要因となった。ソン・スンファン氏は、小学生も面白く見ることができる開 - 閉会式を構想したのに対し、チョン・クホ氏は韓国の伝統と文化のよさをしっかりと示すことができることに焦点を合わせた。

最近チョン・クホ氏は、自分のアイデアを使わずに、演出陣名簿から自分の名前を抜いてもらう公式要請しました。ソン・スンファン総監督が指揮する開 - 閉会式に自分の名前を入れてないことを意味でした。しかし、物理的な時間が非常に不足するため、企画案を今になって置換は容易ではない。平昌組織委員会は、すでに確定された開 - 閉会式構成案をもとに、公演代理店の選定に出ました。

これと関連しソン・スンファン総監督は「すでに構成案が出てきた公演代理店選定のための入札に入る。 9月21日に代理店が具体的なディテールを持って出てプレゼンテーションをする。最も優れたディテールを持って出てきた代理店をひとつ選ぶ。平昌組織委員会の監督団が用意した構成案と代理店が用意したディテールな演出を調整して最終的なシナリオを来年2月末までに国際オリンピック委員会(IOC)に報告する。平昌オリンピック開会式と閉会式では、東洋の美を最大限にお見せするつもり。 2020年に東京オリンピック、2022年には北京オリンピックが開催されることを考慮して、日本、中国とは差別化された韓国の美しさを世界で現代的な感覚で演出だろう」と言いました。

ソン・スンファン総監督はチョン・クホ氏との対立について、「特別なことはない。組織委員会のチョン・クホ氏と一緒に働いてきたが、彼は身を引くという言葉はまだ聞いていない。葛藤の要因がないのに葛藤説がなぜ出るのかは、私も分からない」と完全否定しました。

チョン・クホ氏の辞任は、平昌冬季オリンピックの開 - 閉会式に否定的な影響を与えること間違いありません。元の企画案を主導した当事者が代理店と一緒に、実際の公演を推進して指揮しなければ、自分のアイデアを100%実現することができないからです。

リオオリンピック開会式と閉会式は非常に少ない予算でも、世界の人々を感動させました。平昌冬季オリンピック開・閉会式の予算は1,000億ウォンが超えるが、内部分裂のために成功した演出を保証することはできない危機に置かれました。
(引用ここまで)

 またいつものように内紛。
 まんま豊臣秀吉の元に「戦争の用意はあるか否か」を確かめにきた朝鮮通信使の正使と副使が、政争の具として報告を扱ったのと同じですね。
 単純に演出家VS.演出家だけではなく、平昌五輪組織委と韓国政府(文体部)の対立でもあるのですよ。

 主導権をどちらが取るのか。成功したときの称賛は誰が受けるべきなのか。失敗したときの責任配分はどうなるのか。
 そういった複数の要因が入り混じりながら、負の部分は相手側に正の部分は自分側に引き込もうとしているのです。
 まあ、そういった内部抗争はどこでもあることですが、韓国ではその度が過ぎているのです。
 常に過剰なのですよね。

 先日のエントリでも進捗率は14%とされていてオリンピックプラザ(開閉会式場)はいまだに本格着工に至っていませんが、これも平昌五輪組織委と韓国政府の費用負担比率の争いだったりします。こっちも後ほどエントリ予定。

 これで実際に開閉会式がどうなるかは分かりませんが、演出家がいない演出になるのは間違いないところ。
 そもそも、こういうもので2人体制なんてうまく行くわけがないのですよ。
 芸術家なんて我が強い連中ばっかりなんですから。
 しかし、韓国では著名な人間を7ヶ月もの間、手弁当で働かせるとか……上も下も「情熱ワーク」(情熱ペイ)ですか。


韓国総選挙:「私は貧乏です!」「私はもっと貧乏です!」という謎の争いが繰り広げられるポピュリズム選挙戦の様相も……

韓国総選挙 第3政党が支持伸ばす 与党は下落傾向(NHK)
庶民コスプレ、慰安婦 韓国総選挙の新しい風景(Wedge)
韓国で13日に投票が行われる総選挙では、与党のセヌリ党は支持が下落傾向にあるのに対し、第3政党の「国民の党」が支持を伸ばしていて、党を率いるアン・チョルス(安哲秀)氏は来年の大統領選挙への立候補に向けて存在感を高めています。
韓国では4年に一度の総選挙の投票が今月13日に近づいていて、与野党ともに、来年12月の大統領選挙に向けて勢力の拡大を図ろうと経済の活性化策などを公約に掲げて支持を訴えています。
しかし、与党のセヌリ党は、公認候補を選ぶ過程でパク・クネ(朴槿恵)大統領に近いグループと大統領と距離を置くグループとの対立があらわになったことで有権者から批判を浴びて支持が下落傾向になっています。
このため、セヌリ党は、国会の定数300議席のうち、今回の獲得議席の目標を当初の180議席から過半数を下回る135議席へと大幅に下方修正せざるをえなくなりました。
これに対し、最大野党から分裂する形でアン・チョルス氏が発足させた第3の政党、「国民の党」が支持を伸ばしていて、韓国の世論調査機関「リアルメーター」が6日に発表した選挙前最後の調査によりますと、「国民の党」は直近の4週間で支持率が6ポイント上がり、16.8%となりました。
総選挙で存在感を高めているアン氏は、来年の大統領選挙への立候補に意欲を持っていて、どれだけ大統領選挙に向けて勢いをつけられるかに注目が集まっています。
(引用ここまで)
 市場経済体制と資本主義の歴史がまだ浅いせいかもしれないが、金持ちが白い目で見られる韓国では、米国のドナルド・トランプ氏のような巨富が有力な大統領候補になることはほぼ不可能だ。

 そのため、今まで政治家たちは選挙シーズンになると市場、大衆飲食店などを回りながら自分の「庶民ぶり」をアピールしてきた。しかし、今回のように自分がどれだけ貧乏なのかを熱く語る例はあまりない。正当な方法で築いた富なら、それが一つの「業績」になるべきだが、逆に貧乏ぶりのアピールで支持を得ようとする歪んだポピュリズムが横行しているのだ。

 票を獲得するための善人を演じるのはどの時代、どの国でも見られる風景だが、今年の韓国総選挙には「庶民コスプレ」に加えて、「慰安婦」が登場したのは注目すべきところだ。慰安婦問題に対して声を上げることが国民の支持を得られる、いいイメージを与えるとの確信があったからだろう。

 何をアピールするかは候補者の自由だ。しかし、懸念されることがあるとしたら、もし今回の選挙で庶民コスプレや慰安婦の効果が証明されたら、つまり当選という結果につながったら、今後の選挙では間違いなく同じ方法を真似するフォロワー(模倣者)が続出するということだ。「庶民コスプレ」だけならまだ韓国国内の問題に留まるかも知れないが、もし「慰安婦」が選挙で威力を発揮することになると、今後の日韓関係に及ぶ影響も少なくないだろう。

 庶民コスプレや慰安婦を用いたポピュリズムが通用するかどうか、後8日で明らかになる。
(引用ここまで)

 水曜日に投票が行われる韓国の総選挙のお話。
 野党である新政治民主連合が「共に民主党」と「国民の党」に分裂したことから、与党のセヌリ党の圧勝が予想されていました。
 議席予想には「セヌリ党がソウル地区で大勝利を遂げて200議席獲得も!」なんてのもがあったくらいです。
 ちなみに総議席数は300議席(一院制)。

 ところがそれに気をよくしたのか、パク・クネ側が「暗殺リスト」を出して自分の派閥以外の議員を公認からはずそうとしたことで支持が逆転しています。
 NHKの報道によると獲得議席目標をなんと135議席にまで減らしたとのこと。
 歴史的に見ても「危機にあたってはまず内紛」というのは韓国の伝統なのですが、これほどまでに同じことを繰り返すとは本当にあ然としますわ……。
 19世紀末から亡国に至ったのもそれが原因なのにね。

 結果、第三極を自認するアン・チョルスの国民の党が支持を増すことになっている、とのこと。
 とはいってもまだ16.8%という支持率ではあるのですが20議席を確保して法案提出ができるようになったらそれなりの勢力として認められるようになるのでしょうね。

 んで、後半の崔碩栄氏の記事は「貧乏人を装っている」とか「慰安婦像の横で63日も泊まりこんだ」という候補が出ているというお話。
 そういえばノ・ムヒョンも趣味のヨットは日本でやっていましたっけ。貧乏な家庭で育ち、苦学して高卒で弁護士になってから成り上がったというイメージを崩したくなかったのでしょう。

 慰安婦ネタは争点になるのかどうかが日本からの注目点でありますね。
 その名も「日帝強制動員被害者・日本軍慰安婦の人権政党」という党があって、元慰安婦か元慰安婦の遺族しか入党できないという冗談のような政党があるのですが、この党の動向も注目したいところです。

選挙参謀 (角川文庫)
関口 哲平
KADOKAWA / 角川書店
2015-05-25


韓国与党「圧勝確実! 安心して内紛するぞ!!」 → 韓国国民「もういい加減にして……」

朴大統領支持率 今年ワーストの36%=与党も下落(聯合ニュース)
 世論調査会社の韓国ギャラップは25日、朴槿恵(パク・クネ)大統領の支持率が前週より4ポイント下落し36%と今年に入って最低を記録したと発表した。不支持率は3ポイント上昇の52%。

 調査は22〜24日に全国の有権者1004人を対象に実施された。

 支持の理由は対北朝鮮・安全保障政策(19%)、努力している(12%)の順に多く、不支持の理由は経済政策(16%)が最も多かった。

 政党支持率は与党セヌリが前週から2ポイント下がって39%、最大野党「共に民主党」は1ポイント上昇の21%だった。セヌリ党は来月の国会議員総選挙の公認候補選びをめぐる党内の対立が響いたようだ。 
(引用ここまで)

 与党支持率も、大統領支持率も同じく下落。
 去年の頭は20%台だったのですから、まだまだ余力はありますけどね。

 原因は公認に伴う内紛を韓国国民が嫌っているため。
 以前から何度か内紛の様子をお伝えしていますが、もう展開が速すぎてどうにもならないくらいに。

 内紛がどのくらいひどいかというと、まず5つの選挙区で公認から外れて無所属で出馬した元セヌリ党議員に対して、対抗候補を立てようとしたのですね。
 でも党内から非難されて3選挙区では対立候補の送り込みを取りやめ。
 だけどもそれだと執行部のメンツが潰されるということで、2選挙区に関しては親パク派の「暗殺者」を公認して再度送りこむことを決定っていうくらい。
 そりゃま、国民も嫌けが差しますわ。 

 このゴタゴタで議席が集中する都市部でかなり支持率を落としているらしく、圧勝はもうないんじゃないかといわれています。それでも過半数は獲れる状勢なのだそうですが、韓国の国会では6割を獲らないと意味がないのですよね。

 総選挙は4月13日。どんな結果になりますかねー。

選挙参謀 (角川文庫)

韓国シルム会長選挙でまた内紛、敗れた側がガソリンをぶちまけ放火寸前

(朝鮮日報)
 大韓シルム(韓国相撲)協会の会長を選ぶ選挙会場で「ガソリン騒動」が起こった。

 4日午後、ソウル市松坡区のソウル・オリンピック・パークテルで大韓シルム協会臨時代議員総会が開かれた。パク・スンハン前会長の後任者を選ぶための総会だった。2009年に同協会会長を務めたナム・ビョンジュ候補(ポグク電工会長)が政見発表をしていた時、会場の後方からイ・ジュングン元ラッキー金星シルム団監督(72)がガソリンの入ったペットボトルを取り出した。これに気付いた周囲の人々がイ元監督を取り押さえたが、イ元監督はガソリンを会議机や床などにまいた。ガソリンは元監督自身や周りの人々の体に飛び散り、もしイ元監督が焼身自殺を図って火をつけていたら大惨事になるところだった。会場は大混乱に陥り、警察官や消防隊員が出動した。

 この総会は、イ元監督が突発的な行動を取る前から何度も中断されていた。ナム候補の出馬に反対する一部のシルム関係者が激しく抗議したためだ。これらの人物は「不正の前歴があるナム候補は予備選挙を行う予定だった他候補を脅迫し辞退させた」と主張した。だが、同日の投票の結果、ナム候補が17票中12票を獲得し第41代会長に当選した。
(引用ここまで)

 輝かしい韓国における内紛の歴史にまた新たな1ページが。
 つい先日もアメリカの韓国人会の会長の座をめぐって内紛をしていましたが、韓国相撲ことシルムの会長選挙でもまた内紛。
 それも非主流側がガソリンをぶちまけるという、「かっとなって放火」寸前まで行っちゃうヤツ。

 記事にあるように新会長が不正をしたのか、あるいは非主流派の言いがかりなのかは不明ですし、まあ記事としてもどうでもよい話ですよね。
 かように韓国人というものは、常にゼロか100か。
 自分の主張が受け入れられないのであれば、すべてその場をぶち壊すくらいの勢いの人々であるという認識をしておくべきです。
 韓国において非主流派(というか弱い立場の人間)というのは「生き延びさせてもらっている」ていどの存在になってしまうので、その構造を覆そうとするのは分からないでもないのですが。
 「受け入れられないのであれば、すべて破壊」が常套手段なのがすごいというかなんというか。

 もちろん、こういった事件が起きたから韓国人の全員が同じことをするというわけではないのですが。
 でも、こうして事件レベルにまで達している内紛が頻発しているからには、そこになんらかの国としての、民族としての傾向があることには間違いはないのです。
 ヒストリエでいうところの「文化が違う」ですかね。
 それを把握する好例のひとつというわけです。

 交渉時に、こういった内紛を繰り返しているのが韓国人であるということを知っておくことは悪いことではないですよ。
 嫌って「出ていけ!」と叫ぶだけの輩になるか、嫌った上で知って対策をとる人間になるのか、というお話でした。


ニューヨークの韓国人会でまたまた内紛、NYTが騒動を報じて赤恥

ニューヨーク韓人会の内紛、NYタイムズが大きく報道(朝鮮日報)
 米日刊紙ニューヨーク・タイムズが在米韓国系団体「ニューヨーク韓人会」の会長をめぐる内紛を25日(以下、現地時間)付電子版に続き、26日付紙面でも詳細に報道した。同紙が「韓人会騒動」に関して報道するのは先月10日に続き2回目だ。

 同紙はこの日、「55年の歴史を持つニューヨーク韓人会が、無報酬で儀典的な役割がほとんどの会長の座をめぐり、争いを繰り広げている」として、2月に行われた会長選挙をめぐる騒動を報じた。ニューヨーク韓人会の内紛は今年2月、第34代ニューヨーク韓人会会長選挙を前に選挙管理委員会がキム・ミンソン候補(54)に対し、事前選挙運動を理由に資格をはく奪したことに端を発する。

 選挙管理委員会は対立候補ミン・スンギ候補(60)=現:同会会長=の無投票当選を宣言したが、元会長団協議会を中心とした非主流派の人々がミン・スンギ氏を弾劾し、韓人会発足以来、最悪の事態に直面した。現在は双方がそれぞれ正統性・合法性を主張し、非常に感情的な対立や訴訟が続いている。

 キム・ミンソン氏を支持する元会長団協議会は先月7日にニューヨーク韓人会館に侵入、ドアのカギを付け替えて韓人会掌握を宣言した。二日後、警察は主導者たちを退去させたが、元会長団協議会は新たな選挙でキム・ミンソン氏を会長に選出した。だが、ミン・スンギ会長も合法的な選挙により会長に当選したと主張している。

 ニューヨーク・タイムズ紙は今月1日、両氏がそれぞれ就任式を行うという笑えない騒動も詳細に伝えた。キム・ミンソン氏は去る1日午前10時ごろ、支持者数十人と共に韓人会館に集まり、6階の韓人会事務局に入ろうとしたが、ミン・スンギ氏側の職員により遮られた。そして激しいもみ合いが続き、警察が出動した。

 警察により外に追い出されたキム・ミンソン氏たちは韓人会館前で臨時の就任式を開いた。だが、数時間後にはミン・スンギ氏の会長就任式が韓人会の講堂で行われた。

 ニューヨーク・タイムズ紙は先月10日の記事で「無報酬の奉仕職で2年任期のニューヨーク韓人会会長選挙運動のため、候補者たちは10万ドル(約1200万円)の供託金を支払うなど、数十万ドルを使っている。韓人会会長は韓国から高官がやって来た時に正式なホスト(host)役をしており、韓人会会長職を韓国国会議員になる足掛かりに考えている人もいる」と伝えた。当初13日に予定されていたキム・ミンソン氏の資格はく奪関連裁判は来月中旬に先送りされている。
(引用ここまで)

 まあ、「なにはなくともまず内紛」というのが韓国人の基本方針です。
 以前も朝鮮征伐直前に秀吉のもとに送られてきた正使・副使の話や、日本テコンドー協会、韓国スケート協会で起きてきた内紛を紹介してきました。
 これは社会的に大きな影響を与えているものをピックアップしているだけで、ことの大小問わずに内紛大好きなのですよね。

 この内紛好きは儒教・朱子学で上下関係に敏感になっているものに加えて、正統性・道徳性で上に立つことがなによりも好き……というか、上に立てば天国、下になると死活問題になりえるからですね。
 最後に「韓国国会議員になるための足がかりにするため」とありますが、こういった実利が伴うのであればなおのことです。

 主流派は自分の言うことを通そうとするし、非主流派はこの機会に逆転を狙う。
 それでも自分の言うことが通らないのであれば、属しているものが壊れてしまおうともかまわないっていうのが不思議な話ですが。
 これは日本人的な心情であって、韓国人は異なるんでしょうね。

 「自分の言うことはすべてかなわなくてはいけない」という万能感にあふれてますよね、ホント。
 そういう視点で見てみると、パク・クネなんかもその典型だったりするのですけども。


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緊急追記で金正男についても。
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楽韓WebのBlog版。今年中にはドメイン含めて移行予定。

うちはそこらにありがちなゼノフォビアライクなところとは異なっており、文化的・文明的背景をもって「なぜこのようになっているのか」を解説して、大いに韓国を楽しんでしまおうというコンセプトの元に2002年から設立されているサイトです。単純に韓国が嫌いなかたは他を見てもらったほうが満足できるんじゃないかと。

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