10 worst Texas Rangers free agents of all time, Nos. 5-1: Tom Hicks' quick fix turned into an 'unmitigated disaster'(DallasMorningNews・英語)
米紙選出、レンジャーズ史上ワーストFA選手に韓国の名投手「大惨事の結果」(フルカウント)
 一方、今回不名誉な評価を受けたのは韓国人初のメジャーリーガーである朴だった。1994年にドジャースでメジャーデビューした右腕は2000年に18勝を挙げるなど8シーズン中5シーズンで2桁勝利をマーク。02年にレンジャーズへと移籍した。しかし故障なども影響してドジャース時代に見せた輝きを放てず、05年途中にパドレスにトレードとなっていた。

 記事では「朴はそれまでナ・リーグの投手有利な広い球場で活躍してきたフライボールピッチャーであった。アーリントン(レンジャーズの本拠地)はまさにその真逆の環境だった」と不調に終わった要因を分析し、「結果は63先発で22勝23敗、防御率5.79、380回で55本塁打を許している」、「5.79という防御率は、50イニング以上登板したレンジャーズの先発投手としては、2番目に悪い成績。大惨事と言える結果だった」と手厳しく報じている。
(引用ここまで)

 もはやテキサスの伝説ともいえますね。
 テキサスにおける2000年代最悪のスポーツ選手であり、テキサスレンジャーズ史上最悪のFA選手。
 生ける伝説と言っても過言ではない。悪い意味で。
 まあ、選手本人の問題というよりは適性を考えないで持ってきてしまったGMの問題ではあります。あの頃のテキサスのGMはホントにひどかったよなぁ……。
 全米でも屈指のヒッターズパークであるアーリントンにフライボールピッチャーを連れてきたらどうなるかという典型例。

 フルスイングの記事には翻訳されていないのですが、原文には「これは統計分析が野球の進化の中で重視されるようになった、教科書に載るような例である」とも書かれています。
 そういう意味においてはダルビッシュは三振が取れる投球スタイルなので、テキサス向きともいえますかね。
 で、翻訳では「大惨事」とありますが、実際にはunmitigated disaster.と書かれています。「文字通りの大厄災」とか「掛け値なしの大惨事」としたほうが実際の語感には近い気がします。
 竜巻とか台風レベルの被害を与えるような存在だった、ということですね。

 個人的にはこのリストにチュ・シンスが連なってもいいように思うのですけど。
 今シーズンは1人で4回の負傷者リスト入り。最後の1回は死球の避けそこねなので同情の余地がありますが、それ以外はもう……なんというか悲惨の一言
 パク・チャンホは5年間の年俸総額6500万ドルでしたが、チュ・シンスは7年総額1億3000万ドル。年俸総額がきっちり倍。しかもまだ4年も契約が残っちゃってる。
 逆にいえば契約期間の半分も消化していないので評価はこれからということになるのでしょうが、どう見ても打者として下り坂を転がり落ちているようにしか見えないのですよ。

厄災で思い出したのだけど、これは読んでおくべき本だと思う。
小松左京の大震災 ’95―この私たちの体験を風化させないために
小松左京
毎日新聞社
2013/4/22