楽韓Web

韓国に関する話題を面白おかしく、韓国の文化背景を含めて解説してしまうサイトです。

平昌冬季オリンピック

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日本政府「平昌冬季五輪のHPに独島表記は政治宣伝だ」 → 平昌冬季五輪組織委「対応の価値もない」 → 韓国政府「まず事実確認をしてみます……」

平昌五輪組織委 HP独島記載への日本反発に「対応価値なし」(聯合ニュース)
2018年に韓国で開催される平昌冬季五輪・パラリンピックのホームページが独島を紹介していることに対し日本政府が韓国政府に問題提起したとされることについて、平昌冬季五輪組織委員会の李熙範(イ・ヒボム)委員長は20日、「対応する価値もない」と切り捨てた。

 李氏は聯合ニュースの取材に対し、「独島は韓国の領土だ。(日本の)そうした主張は一顧の価値もなく、対応する考えもない」と答えた。また、日本政府から組織委員会に公式文書は届いていないとした(中略)

 平昌五輪の主務官庁である文化体育観光部は状況の把握に乗り出した。同部関係者は、外交部に日本からの立場表明があったかをまず確認し、組織委員会と協議しながら対応が必要か判断する予定だとした。
(引用ここまで)

 覚えていないんですかね、ロンドンオリンピックで「独島は我が領土」ってやってメダル剥奪寸前まで行ったことを。
 ……覚えていないのか。

 政治的主張にオリンピックを利用するのは御法度なのですよ。
 一見、正しい主張に見える公民権運動のブラックパワーサリュートですら排斥された。
 なぜなら、それを「正しいから」と認めてしまうとオリンピックは政治的主張だけで汚染されてしまうから。
 正しかろうと誤っていようと、政治的アピールは一切禁止。

 いわば、韓国の「国民情緒法」とは真逆のスタンスにあるのがオリンピック憲章なのですよ。
 なので、これが政治的主張と認められたらどうなるか、ちょっと想像の埒外です。
 それでなくても、ロンドンオリンピックの独島プラカードですでにイエローカードをもらっている状態

 外務省の指摘もいい仕事してますね。
 日本海呼称問題にしろ、ちゃんと問題意識を持てている人間がいるのは間違いないのでしょう。

 で、平昌冬季五輪の組織委員長が「対応する価値もない」と言っているのに比べ、KOCを管轄する行政機関である文体部が「対応が必要か判断する予定」としているのは、IOCからイエローカードをもらっているという事情を承知しているからでしょうかね。
 組織委員会とKOCは別組織なので、認識が異なっていても不思議はないのです。
 さーて、どうなることやら。

IOC―オリンピックを動かす巨大組織―
猪谷千春
新潮社
2013/2/28

韓国メディア「平昌オリンピックがこのままでは災害になる!」……いまだにチケット販売企業すら決まっていなかった

【社説】盛り上がらない平昌、このままでは五輪開催が大災害に(朝鮮日報)
 開幕まで1年2カ月となった平昌冬季オリンピックへの不安が膨らむ一方だ。崔順実(チェ・スンシル)被告に近い人物らがオリンピック関連の利権をむさぼっていた実態が明らかになり、国民の関心や支援の声が急速にしぼんでいるからだ。そのためか開幕までわずか1年となった割にはほとんど話題にも上らなくない。つい先日にはマイナー競技種目のテストイベントが開催されたが、そのチケット売り上げは全体の20%にも満たなかったという。

 政府や企業も今ではもうほとんど関心を向けていない。前の組織委員長が大統領の機嫌を損ねて突然更迭され、大会を所管する文化体育観光部(省に相当)は崔順実事件に巻き込まれて身動きが取れず、また事件に関与したとされる複数の企業はスポンサー契約を先延ばししている。運営に必要な2兆8000億ウォン(約2700億円)のうち4000億ウォン(約390億円)は調達計画さえ立てられていない。しかも運営費の管理やチケット販売を担当するメインバンクもまだ決まっていないのだ。

 開会式の計画書もこれから数カ月以内には国際オリンピック委員会(IOC)に提出しなければならないが、全体を総括する総責任者も決まっていない。文化と環境がオリンピックのスローガンとして掲げられているが、それに見合ったコンテンツは何ひとつない。このままでは史上最悪のオリンピックとなり、国際社会で国のメンツが丸つぶれとなってしまいかねない。

 オリンピック後の競技会場活用計画も迷走している。例えば江陵スピードスケート場は建設費が1264億ウォン(約123億円)、江陵ホッケーセンターは1064億ウォン(約104億円)といずれも巨額の費用がかかるが、どちらも将来的には活用が見込めず、大会後は撤去される計画だった。ところが今年に入って突然、崔被告のめいのチャン・シホ被告が影響力を行使し、大会後も存続する方針へと計画が見直された。しかしこれも今ではどうなるか誰も分からない。これらの競技施設がオリンピック後も残された場合、毎年数十億ウォン(約数億円)の赤字がどんどん積み上がっていく。平昌オリンピックの開催自体ははもう引き返すことはできない。しかしこのままではオリンピックそのものが国にとって大災害となってしまうかもしれない。
(引用ここまで)

 「つい先日行われたマイナー競技のテストイベント」って種目はなんなんでしょうね。
 20%もチケット売上が行かなかった。韓国ではチケットを買っても行かないみたいなこともあるので、実際の集客はどうであったかちょっと恐ろしいところです。
 ビッグエアで78%がこなかったっていうからこれですかね。

 今年春の時点で、ソウルで見かけた平昌オリンピック関連の掲示物はこれだけでした。


 ろうそくデモをやっている、光化門広場横のKTテレコムに掲げられていたビルボード。

 とにかく金が集まらない、社会的関心が集まらない。
 注目されるのはチェ・スンシル関連の話題だけという事態が続いています。
 いわゆる「チェ・スンシルゲート」が公表される前までは「なんだかんだ言っても平昌オリンピックもなんとか開催はされるんじゃないかな」と思っていたのですが。
 なにしろ北京やリオですらなんとかなったのですから。
 リオにいたっては大統領が弾劾されて不在ではあったのですが、成功裏に終わらせることができました。
 ただまあ、あれは弾劾が開催の直前だったということもあるので、平昌とは比べられないかなぁ……。

 それがチェ・スンシル事件後はかなり怪しくなってきましたね。
 チェ・スンシル一族がスポーツ事業にからんでいたこと、さらにはナッツパパがチェ・スンシルの逆鱗に触れて組織委員長を辞任させられていたことあたりから、「もういいや」という雰囲気が漂ってきているのです。
 正直、開催自体はされるにしろ、近年のオリンピックでもっとも白けたものになるのではないか、という危惧は出てきました。
 チケット販売の担当企業すら決まってないってどういうことよ……。

1964年の開催秘話
TOKYOオリンピック物語
野地秩嘉
小学館
2013/10/13

韓国「平昌五輪の記念紙幣を発行するよ!」 → ネチズン「嘘だろ……」「これこそチェ・スンシルの仕業」「恥さらしだ」

平昌冬季五輪記念銀行券公開…ネットユーザーは憤怒(中央日報)
平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックを記念した銀行券のデザインに対しネットユーザーの批判が続いている。

韓国銀行は16日に「2018平昌(ピョンチャン)冬季五輪記念銀行券」を公開した。公開された写真は韓国初の記念紙幣で、2017年10〜12月期に発行される予定だ。金額は2000ウォン券だ。

紙幣の表面には冬季五輪7種目(スピードスケート、アイスホッケー、バイアスロン、ボブスレー、カーリング、スキージャンプ、リュージュ)の選手の姿が描かれている。スピードスケート選手の姿が重点とみられる。裏面にはトラと松の姿が確認できる。

銀行側は「韓国銀行券の品質とデザイン水準を対外的にアピールできる機会になるものと期待している」と明らかにした。

だがネットユーザーの反応は冷たい。公開されたデザインを見たネットユーザーは「だれをののしるべきなのか」「国際的な恥さらしをするつもりなのか」など冷笑的な視線を送っている。
(引用ここまで)

 まず、こちらが表で。

2000won

 こちらが裏側。

2000wonb

 うーん、微妙。
 競技自体はピクトグラムのほうがデザインしやすいのだろうけど、お札はどうしても偽造対策で精微な図柄にしないといけないのです。
 それにしても……もうちょっとなんとかできたような気がしますけどね。
 右上の赤青黄色の物体はなんなんだろう。
 裏側は掛け軸風にしていて、デザイン自体はそれほど悪くはないと思うのですが。

 ネチズンからは「これこそチェ・スンシルがデザインしたものだろ」みたいな話が出ています。
 パク・クネの記念切手の件もありましたし。
 素人がデザインしたと思われるくらいにひどい、ということでもあるのでしょうが。


ノンデザイナーズ・デザインブック [第4版]
Robin Williams
マイナビ出版
2016/9/20

韓国の電光掲示板が落下したアイスアリーナでワールドカップ開催……

平昌五輪開催地の江原道 外国人観光客の取り込みに本腰(聯合ニュース)
 冬季五輪のフィギュアスケートとスピードスケートのショートトラックの会場となる江陵アイスアリーナで16〜18日、ショートトラックのワールドカップ(W杯)第4戦を兼ねたテスト大会が開催されることを受け、江原道は東南アジア6カ国のメディアや旅行業界の関係者約90人を招いた。関係者らは競技を観戦するほか、江原道の観光地の取材や視察を行う。

 江原道は大会を観戦する外国人観光客のためにソウルと江陵を結ぶシャトルバスも運行する。
(引用ここまで)

 記事はどうでもよくて。
 このアイスアリーナの中央部分に人がいる写真を見るとちょっとどきどきしますね。
 なにしろたった3週間前に電光掲示板が落下した場所ですから……。
 画像で見ても、若干中央部分が荒れているような。

 まあ、ショートトラックはリンクの中央部分は競技に使わないので、それほど危険性はないのかもしれませんね。
 ……ないといいなぁ。
 平昌の本番でも少なくとも笑って終われるくらいの事故であってほしいと思うのですよ。事故があることはもう前提になっているのですが。

事故がなくならない理由 安全対策の落とし穴 (PHP新書)
芳賀繁
PHP研究所
2012/9/14

平昌五輪:あの電光掲示板落下会場で今週末からショートトラックワールドカップ……

「氷上最初のテストイベント、オリンピックブームアップの足場」(江原道民日報・朝鮮語)
オリンピックテストイベントとして来る16〜18日、江陵オリンピックパーク内アイスアリーナで開催される「ISUショートトラックワールドカップ」世界大会を控えて氷上競技場と大会運営システムの最終チェックが12日、現場で実施された。チェ・ムンスン知事は平昌組織委と江陵市の関係者が出席した中で開かれ、現場を見てから「氷上競技では最初のテストイベントとなる今回の大会を平昌冬季オリンピックへと国民の関心を集めるブームアップの契機としなければならない」と強調した。この日にショートトラックワールドカップのチケット販売が、現在85%を超えたとし、 「切符を購入した後、実際の現場観覧をしていない『ノーショー』が多数発生していない場合、観覧席興行は大きな問題がないだろう」と明らかにした。

現場報告会は、観客参加と応援計画、交通・駐車場管理対策、文化公演計画などのテストイベントの開催成功のための競技場の施設と大会運営全般について点検をすることで進めた。新築競技場の内外の施設工事の徹底仕上げと新しい建築物の工事汚れや臭いの除去などの対策も立てられた。チェ知事は「先月25日平昌で開かれた「スノーボードワールドカップビッグエア」競技には観覧客の78%が来ていなかったために試合興行に支障を生じた」とし「『ノーショー』現象が繰り返されないよう対策を講じてほしい」と注文した。
(引用ここまで・太字引用者)

 江陵のアイスアリーナ……ああ、電光掲示板の落下したあそこ!
 3週間ほど前にあの事故があって、そのままスケジュール通りにテストイベントやるとのことです。
 相変わらずの大胆さというか、後先を考えないというか。

 というようなことを書いてたら、後半にもちょっと気になることが……。
 「観客の78%がこなかった」そうですよ(太字部分)。
 どれだけ入場券ばらまいたらこんなんなるんでしょうかね。
 ビッグエアは平昌から導入される新規競技なので、いわば目玉扱いのはずなのですが。
 競技的にもかなり見栄えのするものなのです。それでも集客できないということは、おそらくはワールドカップに参加できる韓国人ボーダーはいないということなのかな。

 予約だけしてやってこないという「ノーショー」が韓国国内で問題になっているということは何度か記事になっていて、朝鮮日報では特集になっていたりもしたのですが楽韓Webでは扱っていませんでしたね。
 タイミングを逸してしまっていたので。総じて「韓国人のマナーがなっていない」という論調だったと記憶しています。
 でも、これに関しては「マナーが云々」というようなものじゃない気がするなぁ……。
 そもそも興味がないというか。

 ただまあ、お家芸でもあるショートトラックだったらそのあたりは大丈夫なんじゃないですかね。少なくともビッグエアに比べたら。
 問題は電光掲示板がちゃんと固定されているかどうかくらいなものでしょう。

40歳までに知らないと恥をかく できる大人のマナー260 (中経の文庫)
中経出版
2016/6/15

韓国平昌五輪のショートトラック会場でけっこうな規模の事故……大丈夫なの、これ……

平昌ショートトラック・フィギュア競技場の電光掲示板墜落事故(SBS・朝鮮語)
平昌冬季オリンピックショートトラックとフィギュア競技が行われる江陵アイスアリーナの電光掲示板が氷上位に墜落する事故が発生しました。

平昌組織委員会は、「26日の競技場の天井にぶら下がっていた電光掲示板を底に下る過程でワイヤが解けながら氷上位に落ちた」と明らかにした。

が、組織委員会は「氷が割れたが、すぐに回復が可能であり、氷板の内部にある冷却パイプは異常がないテストイベントを受けるためには全く問題がない」と説明しました。

現在の工程率97%ある江陵アイスアリーナでは、来月16日から平昌オリンピックテストイベントでショートトラックW杯第4戦が行われます。
(引用ここまで)

 昨日の時点で「電光掲示板の落下事故があった」と聞いたのですが、「ああ、工事中の事故ね……さすがにそういうこともあるだろうな」くらいでスルーしていたのですが。
 写真がなんというかごつい。

shortskate

 なんかの冗談なのよっていうレベル。画像もSBSから。
 天井に設置されていたこれが「どかん!」 と落ちたわけです。原因は工事中のワイヤーのゆるみとされていますが。

 本番はこんなヒヤリハットから生じた事故がないといいですね。

必ず役立つ!「○○の法則」事典 (PHP文庫)
烏賀陽 正弘
PHP研究所
2012/5/1

 

ナッツパパの平昌五輪組織委員長辞任もチェ・スンシルの仕業だった……ということは、韓進海運の破綻まで報復?

【社説】「上納金」が原因だった平昌五輪組織委員長の交代劇(朝鮮日報)
 韓進グループの趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長が平昌冬季オリンピック組織委員長を突然辞任した理由が「ミル財団とKスポーツ財団に拠出した資金が少なかったため」だったことを趙会長本人が認めた。趙会長は今年5月に当時の金鍾徳(キム・ジョンドク)文化体育観光部(省に相当)長官から辞任の圧力を受けたが、その理由がこのように報じられたことについて「記事の内容は90%正しい」と述べ、これを事実上認めた。報道内容によると、趙会長は崔順実(チェ・スンシル)氏が所有する企業の事業に非協力的で、なおかつKスポーツ財団に十分な資金を提供しなかったため、その報復で組織委員長を辞任させられたというのだ。ちなみに当時、金鍾徳・長官は趙会長が辞任した理由について「よくわからない」とコメントしていた。本当に信じられないことが実際に起こっていたのだ。

 朴槿恵(パク・クンヘ)政権発足の1年目、大統領府がCJグループのオーナー経営者である李美敬(イ・ミギョン)副会長に辞任の圧力をかけていたことを示す録音データが最近公表された。MBNの報道によると、2013年末に大統領府の主席秘書官がCJグループのトップに近い人物に電話をかけ「VIP(大統領)の意向だ」とした上で、李副会長に経営から退くことを要求した。当時、李副会長は拘束されていた弟の李在賢(イ・ジェヒョン)会長に代わりグループの経営にあたっていた。

 問題の録音ファイルによると、この大統領府主席秘書官は「休むだけで良いのに何が必要なのか」「もう少し早めに行く(退く)方が良い。捜査が行われない方が良いだろう」などと脅迫めいた言葉も語っていた。財界関係者の間ではこの辞任圧力について「CJグループ系列のケーブルテレビ番組で、朴大統領を風刺する番組が放映されたためではないか」との見方が語られているという。実際に李副会長は健康上の理由で経営から退き、米国で療養生活を送るようになった。これが事実であれば、職権乱用に相当する明らかな犯罪行為だ。検察は問題の主席秘書官や関係者に対して捜査を行うべきだ。

 大統領府が財閥トップの人事にまで介入した疑惑が浮上しているのをみると、複数の大手企業が774億ウォン(約80億円)もの現金を何の文句も言わずに出した理由も理解できる。しかも昨年は朴大統領が財閥の総帥7人と個別に会っていた事実も明らかになり、その際大統領が直接2つの財団への出資を要請したとの見方も広まっている。どれも30−40年前によくあったような話ばかりだ。
(引用ここまで)

 Kスポーツ・ミル財団への出資が少なかったから、ナッツパパは平昌五輪組織委員長の座を追われた……と。
 当時、楽韓Webでは韓進海運が破綻寸前なので、破綻企業の会長が組織委員長では韓国のメンツ的によろしくないのかな……という話をしていました。
 実際、数カ月後に破綻していましたよね。そこで「ああ、やっぱりあれはそういうタイミングだったのだなぁ」と思ったのですが。

 この「財団に拠出しなかったから報復として辞任させられた」という話が事実であるとすると、ちょっと恐ろしい話になるんじゃないかな。
 韓進海運は最終的に白旗を揚げて、法定管理になります。つまり、ナッツパパの手から離れた状態。
 ですが、大統領自ら「自助努力が足りないのだ」と言い出して放置。当時メディアは「周囲の人間がまともに情報を上げてないのでは?」とか書いていましたが。
 韓進海運はその後、ナッツパパから私財提供させた上に、けっきょくは事業清算。
 いまだに混乱は続いていますが、そのおかげというべきか運賃が上昇して他の海運会社にとっては恵みの雨になったそうですわ。

 あの一連の放置も「報復」だったのではないかと。
 事情を知っている人間には「韓進財閥ですら大統領に逆らったらああなるのだ」というのが理解できるわけですよ。
 あるいはぼそっと「韓進財閥はお金を出さなかったからああなったのですよ」と言う。
 なにかあったも大統領自ら潰しにかかるぞと宣言されたも同然ですからね。

 大統領府の人間が今回の話に対して「封建時代でもあり得ないような話」というコメントを出していたのですが。
 実際に封建制度下でもあり得ないような話になってきつつありますわ。
 ま、実際には朝鮮半島には封建制の時代なんてなかったんですけどね。封建制にすら到達できなかったというか。

本当は怖い韓国の歴史 (祥伝社新書)
豊田有恒
祥伝社
2013/1/25

韓国政府「酷評するけど平昌五輪のPR動画は22万もいいねされて海外では好評なのだ」→嘘でした

平昌冬季五輪広報プロモーションビデオ、「いいね!」数に操作疑惑(中央日報)
この映像は文化体育観光部が開設した「ARIRA・YO!」フェイスブックページに9月27日に登場した。

平昌に「ダンスウイルス」が広がり、ここを訪れた人々が興をおさえることができずに踊りだすというストーリーだ。人気グループSISTAR(シスター)のヒョリンさんが出演してアリランを編曲した音楽に合わせて歌いながらダンスを踊る。

映像は『江南(カンナム)スタイル』で外国でも人気を呼んだPSYのミュージックビデオを連想させる。PSYのB級イメージメーキングを狙ったものと考えられる。ここにゾンビウイルスをテーマに韓国でヒットした映画『釜山(プサン)行き』のプロットを添えた。

文化体育観光部が3分53秒の長さの同映像製作に投じた予算は2億7000万ウォン(約2500万円)。1秒当たり115万ウォンにのぼる。

ところが映像を見た韓国インターネットユーザーの反応は否定的だ。「いったい何が言いたいのか意味不明なUCC(使用者製作コンテンツ)レベル」というものだ。

批判が大きくなると、文化体育観光部は釈明文を出して「該当の映像は平昌五輪の公式広報映像でなく、オンラインのダンス映像コンテストを広報するためのプロモーションビデオだった」と説明した。外国のネットユーザーが楽しくすぐに受け入れられるよう製作したとも述べた。

文化体育観光部は「外国人から非常に肯定的な反応を得ている」とし、該当映像に対するフェイスブックユーザーの「いいね!」の数が22万人余りに達すると明らかにした。自己分析で「いいね!」をクリックしたインターネットユーザーの90%以上が外国人とし、海外での反応を強調した。

しかし、インターネットユーザーはむしろ理解できないという反応だ。「ARIRA・YO!」フェイスブックのフォロワー数が1万9468人に過ぎないがこの映像だけ22万人以上の人々が「いいね!」をクリックしたのが現実的ではないというのだ。

この映像は20日現在、25万人が「いいね!」をしている。しかしシェア回数は38回にとどまっている。コメントも200件に過ぎない。特に、「いいね!」をしたフェイスブックユーザーはほとんどがフィリピンとインドネシアの人と推定された。

インターネットユーザーはいわゆる“「いいね!」工場”を通した数字操作を疑っている。

あるインターネットユーザーは「ARIRA・YO!」フォロワーの国家を分析した結果、1万7988人がインドネシアであり965人がフィリピンであることが分かった。ほとんど「大部分」だ。
(引用ここまで)

 日本でもちょっとだけ話題になった例の「平昌冬季オリンピックを広報するためのダンスビデオ募集動画」(ややこしいな……)が韓国では大炎上中。

image

 「韓国人でいることが恥ずかしい」だの「即座に削除しろ」だの言われているそうですよ。
 個人的には「最後のフロンティア」である平昌という土地柄と、韓国文化の特色をよく出しているとは思うのですけどね。

 そういった批判に対して文体部は「facebookではすでに22万のいいね(Like)が押されている。外国へのPRとしては好評なのだ」とコメント。
 そのコメントに対して、ネチズンは「いいねの中身がおかしい」と疑義を唱えてる状態ということですね。
 文体部がコメントしたときから「いいね」の数はさらに延びていて25万。なのにシェアされているのは38回。コメントは200件。まあ、普通に考えたらおかしな話。
 そして、その「いいね」の大半がフィリピンとインドネシアからのもの。

 TwitterでもFacebookでもFavoriteやLikeの数を買うことは簡単なのです。
 ちょっと検索すれば1円(1セント)でひとつだの、Favorite5000で1980円だの。ヤフオクにも出ているらしいですわ。

 東南アジアではブローカーがいたり、ボットで押しまくるプログラムがあったりと。
 YouTubeでの再生数と同じく、数字自体にはそれほど意味がないのです。

 今回もわざわざ、文体部が「Facebookでは22万もいいねされてる」って強気のコメントなんかしなければ「その内容はどうなのだろう」なんて興味を持たれることもなかったでしょうに。
 これはまあ、フィリピンとインドネシアのブローカーから買ったのだろうなぁ。
 ちなみにこういった東南アジアからのものではなく、「いいね」の質をよくする(スポンサーが求めている層からのものにする)ためのブローカーというのも存在するのです。こちらはけっこうな高額。もうなにがなにやら。

 今回の「いいね22万回」をやってしまった主体は文体部ではなくて、制作に携わった代理店のほうだと思いますけどね。
 っていうか文体部って簡単に書いてますが、「文化体育観光部」のことです。文化体育観光部=文体部=ムンチェブ。

 動画の中身に関して「PSYのようにB級を狙った」とありますが、江南スタイルはA級を狙って予算やらなんやらの範囲内で最大限の努力をした結果としてB級コンテンツとして面白いものになっただけであって、最初から狙ってあれができていたら天才ですよ。
 狙ってやったのであれば監督はヒットを連発してるはずです。そうじゃないということは、狙ってやったわけではないということです。
 「受けるB級」を狙って作ることは難しいのです。

 平昌に来るとCSM(Can't Stop Moving)ウイルスに感染して踊りつづけなければいけない……なんとなく隠喩としていろいろなものを表現しているような気はしますが、きっと気のせいです。

いいね!
BABYMETAL
TOY'S FACTORY
2014/8/6

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