楽韓Web

韓国に関する話題を面白おかしく、韓国の文化背景を含めて解説してしまうサイトです。

弾劾

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パク・クネ「最終弁論が早すぎる! 延期を!」 → 憲法裁判所「却下」 → 弾劾の判決期日は3月頭にほぼ決定

弾劾審理 朴大統領側が最終弁論の延期要請(聯合ニュース)
   ↓
憲法裁、大統領側の引き延ばし策をすべて拒否…「3月初めの宣告」に強い意志(ハンギョレ)
 憲法裁判所が20日、朴槿恵(パク・クネ)大統領が弾劾審判の弁論に出席するか否かを22日以前までに明らかにするよう、朴大統領の代理人団に要求した。また、出席の意思を明らかにしても、裁判部が指定した日付に出席しない場合は、追加の弁論日程を組まないと通告した。弾劾審判を引き延ばそうとする大統領側の意図に釘を刺すためとみられるが、これに反発した朴大統領の代理人と傍聴客は裁判官に向かって声を荒げて激しく反発した。 (中略)

18日、朴大統領の代理人団が「大統領出席に時間が必要だ」として、最終弁論の日時を今月24日から来月2~3日に延期することを要請しながらも、「大統領を直接尋問するか否かを裁判部が明らかにしてほしい」と“条件”をつき付けたことを受け、憲法裁がこれに対して明確に答えたのだ。ただし、憲法裁は最終弁論を延期するか否かは22日の16回目の弁論で知らせると述べた。
(引用ここまで)

 先日、憲法裁判所はパク・クネの弾劾裁判について24日に最終弁論を行って、結審させることを言い渡していました。
 ノ・ムヒョンの弾劾裁判は最終弁論から2週間ほどで判決の言い渡しがありました。
 基本的に裁判というものは先例主義なのでスケジュールも同様になる、ということで判決は3月頭になるのではないかとの予想が出ていたのです。

 それに対してパク・クネ側は憲法裁判所の判事が7人になる14日以降に判決が出るように時間稼ぎを画策していました。
 判事が7人になれば弾劾の成立する6人の賛成を得ることは難しくなるのではないかという考えがあるのですね。
 この「憲法裁判所の判事が少なくなって補充されない」ことについては、以前のエントリに詳しく書いてありますので参照してください。

 いわく「スケジュールが急すぎて対応できない。3月の2日か、3日に最終弁論を延期してくれ」とのことでした。
 2日から2週間であれば14日以降になるであろうという想定でしょうね。
 ま、言われてみれば22日にはすべての証人尋問を終えて、24日に最終弁論というスケジュールは確かに急だったのですが。

 さすがに今回の弾劾裁判の判決を7人で行うようなことがあれば、憲法裁判所の存在意義そのものを問われるような事態になるんじゃないでしょうか。
 なんとかして13日よりも前に判決を言い渡すことに躍起になるでしょうね。

 その場合の判決は当然、パク・クネにとって厳しいものになるのでしょうが。
 憲法裁判所もパク・クネの代わりに吊されたくはないでしょうからねぇ……。

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2016/4/21

韓国野党「パク・クネは引き延ばし工作をやめろ!」→弾劾判決は早くても3月へずれこむ模様

朴大統領の弾劾 2月宣告は不可能に=韓国憲法裁(聯合ニュース)
朴大統領、「セウォル号7時間の行跡」の追加提出を拒否…国政壟断を否定(ハンギョレ)
 憲法裁は7日、11回目の弁論を開き、弁論に出席しなかった金淇春(キム・ギチュン)元大統領秘書室長を20日に再び出廷させることを決めた。また、朴大統領の親友で国政介入事件の中心人物、崔順実(チェ・スンシル)被告、前青瓦台(大統領府)政策調整首席秘書官の安鍾範(アン・ジョンボム)被告の証人尋問を22日に行うことにした。

 憲法裁が22日を弁論の期日に指定したことで、2月末に宣告を行うのは現実的に難しくなった。ただ、3月初旬に宣告する可能性は依然残る。憲法裁所長の権限代行を務めている李貞美(イ・ジョンミ)裁判官は3月13日に退任するが、朴漢徹(パク・ハンチョル)前所長は、先月末の退任前に李裁判官の退任までに朴大統領の弾劾の可否を判断しなければならないとの意見を示している。

 憲法裁は2004年、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の弾劾を審理した当時、最後の弁論を終えてから約2週間後に宣告を行っており、今回も同様の時間がかかると予想される。
(引用ここまで)
 朴槿恵(パク・クネ)大統領は、国会の弾劾訴追案の成立から57日が経った3日、憲法裁判所に弾劾訴追事由に反論した準備書面を提出した。憲法裁での様々な証人尋問にも関わらず、朴大統領はこれまでの主張を繰り返しており、引き延ばしを狙った不誠実な答弁と指摘されている。

 6日、朴大統領の代理人が憲法裁に出した「訴追事由に対する被請求人の立場」によると、朴大統領は「セウォル号7時間」の行跡の追加提出を拒否した。朴大統領側は今年1月10日、憲法裁の要請に応じてセウォル号事故当日の行動が盛り込まれた答弁書を提出したが、2014年4月16日に受けた報告書と指示が書かれているだけで、それさえもあまり根拠がないものだった。これに対し、イ・ジンソン裁判官は「被請求人の当日の行跡を明らかにするには内容が足りない」として、再び提出するよう求めたが、朴大統領は「詳細な内容の準備書面を提出したため、それに代える」と主張した。(中略)

 憲法裁は昨年12月22日、最初の準備手続きで、朴大統領側に弾劾訴追事由のうち認める部分を具体的に明らかにしてほしいと要求した。しかし、朴大統領側は「忙しい」として回答を先送りしており、従来の立場を繰り返した準備書面13ページだけを提出した。国会訴追委員団である共に民主党のパク・ジュミン議員は「朴大統領は弾劾審判を引き延ばすため、今まで、憲法裁の弾劾審判における多くの証言を無視している」と指摘した。
(引用ここまで)

 すべての弾劾訴追事由について否認し、インターネットのインタビュー番組でも「弾劾が不成立になったらマスコミと検察に復讐する」と宣言していたパク・クネに左派からは引き延ばし工作をやめろと非難の声が上がっているとのこと。

 パク・クネとしては判決が遅れれば遅れるほど有利になるのは間違いない。
 できるのであれば3月13日以降の有利と思われる状況下で判決を受けたい。
 そりゃ引き延ばし工作をやれるだけやるでしょう。
 つい最近も「7時間〜」の件で大統領府への家宅捜索を拒否してます。
 大統領府は法律で拒否できるようになっているのですよ。どんな捜査活動も大統領府の許可なしにはできない。

 国政壟断だけであればまだ審理を急がせて……なんてこともできたのでしょうが、割ける人員は変わないのにやることが増えれば時間がかかるのは当然のことで。

 まあ、弾劾案を提出した野党側の失敗ですわな。
 チェ・スンシルによる国政壟断だけを扱っていればいいものを、国民受けを狙ってセウォル号沈没後の7時間の沈黙まで弾劾理由に入れてしまった。
 審理担当の憲法裁判所もそれを扱わずには判決が出せない状況に陥ったわけですよ。

 このまま3月第1週までに最終弁論ができなければ弾劾不成立の可能性が出てきますね。
 その場合、韓国社会はろうそくデモどころでない大荒れになることでしょう。
 「反革命勢力」に対してどのような扱いになるのか、それはそれで見てみたい気がしますけどね。
 
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パク・クネ「弾劾不成立なら検察とマスコミに復讐する!」 → 憲法裁判所判事の任期切れで不成立の可能性も……

韓国憲法裁判所、所長退任で裁判官8人に 3人の弾劾反対で朴槿恵氏の罷免不可能に(産経新聞)
朴大統領「弾劾が棄却されれば検察・マスコミは整理されるだろう」発言…報復予告物議(ハンギョレ)
 韓国の朴槿恵大統領の弾劾の可否を審理している憲法裁判所の朴漢徹所長が31日、任期を終え辞任した。憲法裁では所長を含む9人の裁判官のうち、6人以上が弾劾に賛成すれば朴大統領は罷免されるが、裁判官が8人に減っても罷免には6人以上の賛成が必要となる。

 憲法裁は昨年12月の国会の弾劾訴追案可決を受け審理を続けており、最長で180日以内に判断を出す。弾劾が認められた場合、60日以内に大統領選挙が行われる。一方、韓国大統領は任期中、特別な事情を除き刑事上の訴追を受けないが、朴大統領の罷免が決まれば起訴も可能となる。

 ただ、弾劾決議書に盛り込まれた朴大統領の友人で女性実業家の崔順実被告の事件に絡む不正疑惑に加え、旅客船セウォル号沈没事故当日の朴氏の対応の不備を、「罷免に値する」と憲法裁が判断するかどうかは不明だ。

 朴所長の任期をにらみ、韓国では早ければ1月中に憲法裁が結論を示すとの見方も出ていたが、2月以降に持ち越された。また3月中旬には別の裁判官1人も任期切れを迎える。それ以後にもつれた場合、罷免には7人の裁判官のうち6人以上の賛成が必要で、数の上では朴大統領に有利となってくる。
(引用ここまで)
 韓国経済新聞のチョン・キュジェ主筆は26日、自身が運営する「チョン・キュジェTV」が公開した「朴槿恵大統領インタビュー裏話」動画コラムで「朴大統領に『今、検察やマスコミの過剰もしくは誤った行動について、弾劾がひょっとして棄却されたら整理されるか』と尋ねると、(朴大統領が)『どの新聞がどうであったか、今回全てのことが明らかになれば国民の力でそうなる(整理される)だろう』と話した」と明らかにした。チョン主筆は25日、大統領府の常春斎で朴大統領のインタビューを行った。

 チョン主筆はまた「朴大統領は『今回、全てのことがみな明らかになり、誰がどんな人なのかを皆が知ることになった』という雰囲気だった」と伝えた。弾劾が棄却されれば、自身を捜査して批判した検察やマスコミに対して大々的に手を加えると事実上脅迫したのだ。チョン主筆はまた“弾劾企画説”と関連して「朴大統領は『自分を引きずり下ろすために長期にわたり準備され、企画し管理された』という話をし続けていた」として「ひそかに聞いていなかったら大変なことになるところだった、そんな感じを受けた」と付け加えた。
(引用ここまで)

 憲法裁判所の裁判官が先月31日、退官しました。
 さらに3月14日をもってもうひとり退官します。
 弾劾成立当時は「9人のうち、6人以上の賛成」で弾劾が成立し、大統領職を罷免させることができたのです。
 そこからひとり退官で現在は「8人のうち、6人以上の賛成」になりました。
 3月14日以降はさらにひとりが退官予定。
 つまり、7人中6人が賛成しないと罷免できない状況になる。

 裁判官の補充はされないのです。
 なぜなら憲法裁判所の裁判官の任命権は大統領にしかなく、権力代行の首相には任命権がないとされているので。
 明記はされていないのですが、そうであろうと法曹界では判断されているとのこと。

 このことは去年12月の国会における弾劾成立当時からささやかれていたのですが、ほとんどが「来年の1月中には決着するだろう」という想定の下、それほど問題視はされていなかったのですね。
 ですが、いまだに大統領府は特別検察に家宅捜索すら許していない。

 3月14日以降の「7人による審議」が真実味を帯びてきたのです。
 7人での審議となれば、2人が反対するだけで弾劾不成立となるわけで。

 そしてその一方でパク・クネは「弾劾不成立になったらおまえら目にもの見せてやるからな」という予告をしています。
 マスコミと検察に報復予告ともとれる宣言をしています。
 韓国の大統領の権限は果てしなく皇帝に近いと言われています。やろうと思えばなんだってできるのですよ。

 ただ、たとえ3月14日以降になったところで、さすがに弾劾不成立はないかなぁ……と思っています。
 というのも、憲法裁判所なんかよりも上にある国民情緒法が弾劾不成立を許さないだろうと。
 保守支持派がパク・クネの弾劾に反対して焼身自殺を遂げたように、自分の意思を通すために命すら賭けるのが韓国人というものです。
 「世界4大革命」たるろうそくデモを起こした国民の意思に反するような判断をしたときに、裁判官個人がどうなるか。想像はできるけども、異世界である韓国ではそういうことが起きかねないのです。
 さすがに裁判官も空気読むだろうなぁ……というか、自分の保身(物理)を考えるでしょうね。

 あ、それと産経新聞の記事には「ひとりデモ」をしているパク・クネ支持派の写真もあります。
 なお、身体のプラカードには「紳士の社交場」とは書かれていません。パク・クネが「私は検察とマスコミに復讐してやるんだーっ!」と拡声器で叫んでもいませんよ。念のため。

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「韓国型ロケット」のスケジュール遅延発表、パク・クネ弾劾で任期に間に合わせる必要がなくなった模様

韓国型ロケット打ち上げ実験10カ月先送り 18年10月に(聯合ニュース)
 韓国未来創造科学部は22日に国家宇宙委員会を開き、韓国の技術で製作する韓国型ロケットの打ち上げ実験を当初の予定より10カ月先送りし、2018年10月に行うことを決定した。

 委員会は当初、基本エンジンとなる75トン液体エンジンを用いた試験機の打ち上げ実験を朴槿恵(パク・クネ)大統領の任期終了間際の17年12月に行う計画だった。

 未来創造科学部は先送りした理由について、75トンエンジンの燃焼器とロケットのタンクの開発中に発生した燃焼不安定性や溶接不良などの問題を解決するのに時間がかかったためと説明している。

 韓国型ロケットは20年6月の完成を目標に進められている。委員会は、この目標はひとまず据え置くものの、実験の結果を踏まえて必要なら調整するとしている。
(引用ここまで)

 以前から10ヶ月の遅延が噂されていましたが、それが公式に発表されました。
 んでは、アップデートされたスケジュールを見てみましょう。

・2016年05月 75トンエンジン点火試験
・2016年06月 75トンエンジン 燃焼試験(75秒)
・2018年10月 2段式KSLV-2試験打ち上げ
・2018年?月 韓国型月探査船打ち上げ(外国製ロケットによる)
・2020年06月 KSLV-2 1号機打ち上げ?
・2020年?月 KSLV-2 2号機打ち上げ(韓国型月周回船)
・2020年?月 KSLV-2 3号機打ち上げ(韓国型月探査船)

 KSLV-2の完成(打ち上げ)は2019年中だったように記憶しているのですが、今回の記事では「2020年6月」となっているのでそのようにしてみました。
 まだすごい勢いでの開発スケジュールなんですけどね。

 以前からパク・クネ政権の最後になる2017年末の試験打ち上げ予定だったのです。
 今回の弾劾騒ぎで花道に打ち上げる必要がなくなったこともあって、公式に遅延を認めることが楽になったという部分もあるでしょう。
 開発陣にとってはパク・クネの弾劾は福音になったということですね。

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韓国次期大統領候補ムン・ジェイン「よろしい、ならば革命だ」と宣言

【社説】「法が駄目なら力で」 弾劾にふさわしい文在寅発言(朝鮮日報)
 韓国最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表は17日「革命が成し遂げられるまでキャンドルの火を消してはならない」と発言した。文氏は前日のメディアからの取材でも「(憲法裁判所が弾劾訴追案を棄却すれば)革命しかない」と述べた。「法で駄目なら力で」ということだ。これは法治国家における司法の秩序を根本から否定する言葉だ。もし大統領がこのようなことを口にすれば、たちまち弾劾問題が起こるだろう。文氏は崔順実(チェ・スンシル)被告による国政壟断(ろうだん、利益を独占すること)問題が表面化すると、その発言が徐々に過激化し「えせ保守を火で焼き払え」「国の大掃除が必要だ」などと軽々しく口にするようになった。

 文氏は今のところ次の大統領候補の中ではトップの支持率を維持しているが、そのような立場の人間としてはあまりにも不適切な発言が多い。憲法裁判所がどのような決定を下すかは今のところ誰にも分からないし、またその結果は誰もが受け入れなければならない。それが自由民主主義の基本的な秩序であり決まりだ。そう考えると文氏の主張は憲法に従わないよう国民を扇動するものと言わざるを得ない。自分とは異なった考えを持つ人たちもこの国の国民であり、「焼き払え」といった言葉を口にするのは国民に対する礼儀に反するものだ。

 文氏は崔順実問題について「メディアの監視が甘かったから起こった」などとも主張している。しかし実際この問題は最初から最後までメディアが暴いた。メディアは文氏のような政治家が持つ法的な権限など何も持たないが、そのメディアの取材や報道によって明らかになった問題を文氏は何の代価も払わず利用している。だとすれば本来なら文氏は自らの発言に謝罪すべきなのに、実際は他人を責め立てるばかりだ。大統領選挙戦が始まるとメディアによる検証は一層厳しくなるだろうが、それは国民の求めでもある。大統領選挙候補者はメディアの検証に反発するのではなく、むしろ協力しなければならない。

 文氏はあるインタビューの中で、自ら大統領に当選した場合「米国よりも北朝鮮に先に行く」という趣旨の発言をした。もちろん最初にどこに行くかは大統領としての選択だ。ただそのことは選挙公約として国民の前にはっきりと明言し、その上で国民の選択を仰がねばならないし、それによって起こる問題の責任も全面的に自分が負わねばならない。ちなみに文氏が連日強硬な発言を繰り返す背景には、李在明(イ・ジェミョン)城南市長が最近過激な発言で人気を集めていることがあるという。二人は大統領選挙を刺激的な言葉の競争ではなく、ぜひとも政策論争の場にしてほしいものだ。
(引用ここまで)

 馬脚を現したというか、最初から知っていたというか。
 ろうそくデモが「平和なデモ」であれば戒厳令が出せないという、パク・クネ政権にとって一番キツい状況であるからそうしていたというだけで。
 別に法や秩序に忠実であったというわけではないのです。
 法に忠実であれば、大統領府は手出しができないというシチュエーションだったからそうしていただけ。

 でも、弾劾まで行ったのにまだ自分たちに政権がやってこない。
 大統領代行は「国家元首として私を扱え」と言ってくるし、憲法裁判所の判決がいつ出るのかさっぱり分からない。
 せっかく政権奪取一歩手前まで来ているのに、法に従っていたのではこれ以上の進捗はありえない状況になってしまった。
 ろうそくデモは世界4大革命のひとつであるのに、反革命分子が多数存在しているのです。

 で、あれば「本当の革命」をやるしかない、というのは彼らの本音でしょうね。
 先日も反日に関して書きましたが、こういった発言はエスカレートさせていくしかないのですよ。
 それでなくても声闘(ソント)の風習がある国なのですから、声をできるだけ大きくしなくちゃいけない。
 より過激なことを言ったほうが勝ち。
 より多くパク・クネを否定したほうが勝ち。
 だから「アメリカより先に北朝鮮を訪問する」とか言っちゃう。

 政策なんて二の次三の次で、より騒いだほうが勝つのは今回だけでもあるまいし。
 そもそも経済政策なんてあるんでしょうかね?

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2011/06/24

韓国野党がファン・ギョアン大統領代行を全否定、国政・立法がずーっと停滞したまんま

【社説】黄教安代行と野党、力比べをしている時か=韓国(中央日報)
17日にソウル都心で開かれた8回目のろうそく集会では「黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行即刻辞任」のスローガンが出てきた。主宰側である「朴槿恵(パク・クネ)政権退陣非常国民行動」は、「黄権限代行は弾劾された大統領の手足」として即時辞任を要求した。

無責任な私人崔順実(チェ・スンシル)と一体になり国政に介入した朴槿恵政権に対する憤怒は理解してあまりある。だが韓国の国民は憤怒を賢く昇華させ暴力と違法ではない民主主義と法治の方式で朴大統領を断罪した。全世界が驚いた平和なろうそくデモを通じ憲政史上2度目の国会弾劾を引き出した。血一滴流さず憲法の規定通りに朴大統領の職務を停止させ法の審判台にのせた。それだけにこれからは憲法裁判所の審理を静かに見守り「ポスト朴槿恵」と「大韓民国リセット」の道を設計しなければならない時だ。

それでも一部在野と野党圏は黄教安体制を信頼せず非難どころか退陣を主張するに至った。納得しがたい無責任の極限状態とみるほかない。「共に民主党」の有力大統領候補である文在寅(ムン・ジェイン)元代表は「憲法に何の罪があるか」として改憲要求を一蹴し、現行憲法の通りに大統領選挙を行わなければならないと主張してきた。職務停止した大統領の権限を黄代行に委任し行使することにしたのがまさに現行憲法だが、黄代行が即時辞任しなくてはならないとは辻褄が合わない。民主党をはじめとする野党3党はセヌリ党親朴系の反発を押し切り大統領弾劾を強行し通過させた。それならその後の手続きは法が定めた通りに従うのが常識的だ。

さらに黄代行体制は野党圏が自ら招いた結果ではないのか。国会に首相推薦を提案した朴大統領の提案を「小細工だ」として一蹴し弾劾を強行したのも野党で、野党同士の政治的利害が食い違って一致した首相候補者を出せないのも野党だ。やむを得ず黄代行体制を作っておきながらいまになって突然退けというなら、こうした主張を傾聴する国民が何人いるのか自ら考えてみるべきだ。 (中略)

未曾有の危機を迎えたいまは黄代行と野党のだれが強いのか力比べをしている時ではない。
(引用ここまで)

 こうして力比べをして、政権奪取まであと一歩まできたのがいまの野党。
 だから、この闘争方針を変更することはできない。自分たちのそれまでの行動を否定することになる上に、「世界4大革命」を成し遂げたろうそくデモ様の意向に反することになる。
 まあ、記事にあるようにファン・ギョアン暫定政権を作り上げてしまったのは野党の強欲なのですよね。
 大統領は死ね、ただしすべての権力を渡してから死ねって言い出したせい。

 野党「首相を我々の言う通りに変えろ!」と叫ぶ。
   ↓
 パク・クネ「受け入れます」
   ↓
 野党「小細工だ!!」
   ↓
 パク・クネ「???」

 という経緯を経て、ファン・ギョアンが大統領代行として存在しているのです。
 すべてを拒絶、すべてを否定するしかないのだから、ファン・ギョアンをも否定するしかない。
 それしかできないというべきか。自分たちの存在意義が否定にしかないことを知っているというべきか。

 もし、多少なりともファン・ギョアン暫定体制を認めるようなことになれば、それを弱気ととられて内紛の原因にもなる。
 野党同士の内紛、野党内での内紛も生まれるでしょうね。
 であれば、どうせ事態は動かないのだからこのまますべてを否定していたほうが楽。

 ま、新しい大統領が生まれるまで立法も国政もなんの動きもできないでしょうね。

ヤバッ!
BABYMETAL
2016/3/28

「日本は敵性国家だ」で有名になった城南市長イ・ジェミョン、重ねて反日宣言を行う

日本は重要な隣国だが敵性国 支持率急上昇の李氏=韓国(聯合ニュース)
 韓国次期大統領選の有力候補の一人とされるソウル近郊・城南市の李在明(イ・ジェミョン)市長は14日、仁川大での講演前に記者団に対し、「日本は重要な隣国であり、共存共栄すべき国」としながらも、「日本が軍事大国化を目指し、膨張主義を続ければ、最初の犠牲者は朝鮮半島になる可能性があるため、軍事的には敵性を完全に解消したとみることは難しい」との認識を重ねて示した。

 李氏は朴槿恵(パク・クネ)政権に対する過激な発言で支持を集め、次期大統領選をめぐる世論調査で3位に浮上するなど、支持率が急上昇している。

 李氏は日本と締結した軍事情報包括保護協定(GSOMIA)について、「日本の自衛隊を軍隊として認め、われわれにはメリットもなく日本に軍事情報を提供することは国民の立場からも納得できない」として、「日本が韓国国民の感情を刺激してまで、すぐ寿命が尽きる政権と韓日の対立を招く協定を締結したのは適切ではないと思う」と述べた。

 また、昨年末の慰安婦合意に関し、「国家的に合意できる事案ではない。国の越権行為」として、「理解を求めることはできるとしても、被害者がいるのに政府が何の権限で合意したのか」と反論した。

 李氏は先月、自身のフェイスブックに「軍事的な側面からみれば依然として日本は敵性国家であり、日本が軍事大国化がする場合、真っ先に攻撃対象になるのは朝鮮半島」と主張していた。
(引用ここまで)

 パク・クネが弾劾されて、憲法裁判所でおそらく罷免される。
 つまり、次期大統領選が濃厚になっている現在であってもこの過激な文言を取り下げない。
 むしろ重ねてきた。
 NHKの取材に対しても同様に答えています。日本に対する外交姿勢でもこのままであるという宣言ですね。

 この「日本が軍拡を果たせば狙うのは韓半島(朝鮮半島)だ」というのは韓国人の基本認識なのです。
 韓国人の意識の中では「日本はこの豊かな地を狙っている。そして韓国人を隷属させ、独島を取り戻すつもりなのだ」というシナリオが優先されているのですね。
 地下資源もろくになけりゃ、基本的価値観も共有していない。
 住んでいる人間のほぼすべてが反日思想に染め上げられている。

 そんな国を戦争で手に入れたところで、大もめにもめるのは目に見えているのに、なんの必要があって日本がそんなことをするつもりだと思うのでしょうかね。
 もはや懲りたのですよ。
 中国(元を除く)ですら手に入れようとしなかった国をまた併合するなんて冗談じゃない。
 日清・日露の頃には重要視していた地政学的にも、アメリカと同盟を組んでいるのであればなんら問題ない。

 ただ、その韓国人が持っている認識をくすぐることで、イ・ジェミョンは一点突破を行おうとしているのです。
 「日本が軍拡化したら大変なことになる。それを防ぐには私を大統領にするしかないのだ」というような形ですかね。
 パク・クネへの悪口だけでこれまで展開してきた人物ですから、敵を作り続けることで最後までやっていくしかないのです。
 そして、そのやりかたは韓国人の感性にとてつもなく響くのですね。
 いまのところはダークホースの域を出ない候補ですが、劇場型を突き進めることで罷免から大統領選までを突破するのでしょう。
 共に民主党ですら敵に仕立て上げるかもしれませんよ。


筒井康隆
新潮社
2013/12/27

韓国人「ろうそくデモは名誉革命、米独立革命、フランス革命に次ぐ世界4大革命となった!」

韓国国会、朴槿恵弾劾案を可決(日経ビジネスオンライン)
「美し過ぎた自画像」が呼んだ朴槿恵弾劾(日経ビジネスオンライン)
「名誉革命」と韓国紙は自賛するのだが(日経ビジネスオンライン)

 鈴置さん、怒濤の3日連続更新。
 あの週末と祝祭日は確実に休む日経ビジネスで更新されるということがどれだけ異例か(笑)。

 基本的に言われていることは楽韓Webで語られていることとほとんど変わらない感じです。
 パク・クネがやめたところでグランドデザインがあるわけじゃなし、韓国社会に何か変革が起きたわけでもない。
 革命とかなに言っちゃってんの?
 ……ってところですかね。

 日本でもこの弾劾を「革命だ」とか言っている輩がいるのですが、なにがどう革命なのやら。
 社会構造に大きな変動があったわけでも、身分制度が変わったわけでもない。老人の自殺率が低下したわけでもなければ、若年層の就職率が上昇したわけでもない。
 民主主義の法治の下で粛々と手続きに従って、大統領が弾劾されただけ。
 なにも変わっちゃいないのです。

 「大統領が弾劾されたというそのプロセスに軍事クーデターも戒厳令も出なかった」とか褒め称えているのもいるのですが、韓国人をどれだけ下に見ていたらそんな感想が出てくるのやら……。
 こんなんでも民主主義を30年くらいは経験してきているのですよ。一応は。

 個人的にはすべての悪を王や皇帝に押しつけて、政権を変えることで物事の解決を計ろうとしている災異説に近い気がしますけどね。
 これで韓国が「ウリとナム」のウリを優先すること(韓国でいうところのジョン=情による統治)をやめるかといったら、それはないと断言できますわ。

ベルサイユのばら(1)
池田理代子
フェアベル
2013/10/1

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