楽韓Web

韓国に関する話題を面白おかしく、韓国の文化背景を含めて解説してしまうサイトです。

経済成長率

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韓国の成長率が下方修正。その理由がひどいというか、無残というか……

第3四半期の韓国GDP下方修正、サムスンのスマホ問題が影響(ロイター)  他の記事を書いていたのですが、韓国の第3四半期における成長率が出まして。
 これがちょっと面白かったので、取り上げます。

 速報値では0.7%とされていた7-9月期の成長率が、改定値で0.6%に押し下げられました。
 その理由がなんとサムスン電子のギャラクシーノート7の爆発に伴う生産中止。

 たかが1私企業によるスマートフォンの生産中止。それも決してメインストリームではない機種のそれでこれほどの影響。
 韓国がどれだけサムスン電子頼りなのか、サムスン電子がどれだけスマートフォン頼りなのかを端的に現したニュースではないかと思いますね。
 ここまでとはなぁ……。

サムスン・クライシス 内部から見た武器と弱点 (文春e-book)
張相秀 / 片山修
文藝春秋
2015/1/25

韓国経済の不動産依存率がさらに上昇、バブルがぐんぐん大きくなっていく模様

韓国の低成長くっきり 7〜9月GDPふるわず=製造業マイナス(聯合ニュース)
不動産と補正予算に依存した韓国経済…0%台低成長が固着化(ハンギョレ)
韓国銀行(中央銀行)が25日発表した7〜9月期の実質国内総生産(GDP、速報値)は前期比0.7%増加した。成長率は4〜6月期(0.8%増)に比べ0.1ポイント鈍化し、4四半期連続で0%台にとどまった。サムスン電子のスマートフォン「ギャラクシーノート7」の無料交換・返品や自動車業界のストライキで、製造業がマイナス成長となったことが響いた。

 それでも7〜9月期は政府の補正予算の効果や建設投資の増加に支えられたが、10〜12月期は汚職防止のための新法施行による消費の冷え込みなどが本格的に反映される見通しだ。低成長が長引く可能性が高まっている。(中略)

 ただ、政府消費の増加率は、政府の補正予算の執行と健康保険給付の増加で1.4%増と、前期(0.1%増)に比べ拡大した。建設投資は不動産市場の好況を受け、前期(3.1%増)を上回る3.9%の高い伸びを示した。
(引用ここまで)
 0%台低成長が持続していることよりさらに深刻なのは「成長の質」が悪化している点だ。韓銀資料によれば、第3四半期成長率を支えたのは建設投資と政府消費だ。実際、建設投資は前分期対比増加率が3.9%、昨年同期対比増加率は11.9%で最も高かった。政府消費の増加率もそれぞれ1.4%と4.0%でかなり良い実績を示した。憂慮の恐れがあるのは民間消費と設備投資の影響力が過度に小さくなっている点だ。企業の生産活動に関連した設備投資増加率が前分期対比-0.1%、昨年同期対比では-4.5%に終わり、民間消費増加率もそれぞれ0.5%と2.6%に留まった。これは、製造業の成長潜在力が萎縮して家計の消費余力が減っている現実を示している。(中略)

 成長率寄与度を見ても、建設投資と政府消費に依存する経済現実が明確になる。第3四半期GDP0.7%成長に対して、建設投資は0.6%p、政府消費は0.2%p寄与した。結局、補正予算と建設投資効果がなかったならば、成長率はマイナスだったという解釈になる。
(引用ここまで)

 4-6月期の第2四半期の建設投資による成長寄与率は51.5%と過半となったことが話題になりました。
 7-9月期の第3四半期は全体で0.7%成長。
 そのうち、建設投資が0.6p、政府消費が0.2p。その他の全体の寄与度が分からないのでこれだけだと寄与率が75%とか恐ろしい数字になりそうなのですが……。

 建設投資があれだけ「バブルだバブルだ」と叫ばれていて、分譲後半年で1000万円転売利益が得られるほど。それにも関わらず、依存度はさらに増している。
 でも、無限に建設をし続けるわけにはいかない。
 どこかで供給が頂点に達するのは間違いないのです。そこから断崖を落ちるように転がっていくのか、ゆるやかな坂を下りることができるのか。

 たとえソフトランディングできたとしても、これだけ不動産に依存してきて経済成長の牽引車としてきたのですから当分は供給過剰。
 不動産で牽引できているうちに世界経済が回復してくれれば輸出も復活して……という目論見だったのでしょう。
 不動産バブルを形成してきた低金利によって、家計負債はGDPと同じレベルに急成長。もう貸出先にそれほど余裕はないのではないかと思われます。

 この急成長が止まった瞬間が怖いんだよなぁ……と、日本人は骨身に染みて知っているのですけどね。

不動産投資の嘘
大村昌慶
幻冬舎メディアコンサルティング
2016/6/30

韓国人専門家「根本的に韓国経済自体がもう無理」→ 第1四半期の成長率がひどいことに……

韓国経済の専門家70%、「韓国経済はすでに長期低成長に突入」(中央日報)
効果弱いミニ浮揚策…韓国の1〜3月期成長率0.4%(中央日報)
韓国の全国経済人連合会は韓国経済専門家61人を対象に7〜15日「韓国経済の現状評価および対策」についてアンケート調査を行い、その結果を25日に公開した。

全経連の調査結果によれば、韓国経済が長期低成長に突入したと答えた韓国経済専門家が70%に達した。「近い将来に陥る可能性がある」という回答まで含めれば長期低成長を指摘した専門家が96.7%だった。

調査の質問に答えた経済専門家の80%が「経済体力の根本的な弱体化」を韓国経済低成長の最大原因として選んだ。また90.2%の専門家は、世界景気が回復しても韓国経済が例年のような成長を回復できないと答えた。
(引用ここまで)
1〜3月期の成長率が中東呼吸器症候群(MERS)が拡散した昨年4〜6月期と同じ水準に落ち込んだ。韓国銀行が26日に明らかにしたところによると、1〜3月期の国内総生産(GDP)成長率は前四半期比0.4%を記録した。

1月に就任した柳一鎬(ユ・イルホ)副首相兼企画財政部長官は今年の財政の33%に当たる92兆ウォンを1〜3月期に前倒しで使い、個別消費税を引き下げるなどミニ浮揚策を出した。それでも昨年10〜12月期の0.7%に続き2四半期連続で0%台の成長を免れられなかった。

このために韓国政府が目標にした今年3%台の成長は厳しくなったという評価が出ている。現代経済研究院が推計した結果、4〜6月期から10〜12月期にそれぞれ前四半期比0.9%の成長率を記録すれば今年の年間成長率が3%に近づくことが明らかになった。だが2014年以降四半期成長率が0.9%を超えたのは2014年1〜3月期と2015年7〜9月期の2回にすぎない。 (中略)

1〜3月期には輸出・投資・消費が一斉にマイナスを記録した。1〜3月期の輸出は前四半期比1.7%減り、民間消費も0.3%減少した。民間消費はMERSが発生した昨年4〜6月期のマイナス0.1%以来3四半期ぶりに減少し、減少幅はさらに広がった。設備投資減少幅はさらに大きい。1〜3月期の設備投資は前四半期より5.9%減った。設備投資が減ったのは2014年1〜3月期のマイナス1.1%以来2年ぶりとなる。減少幅は8.5%の減少となった2012年4〜6月期以降3年9カ月ぶりの最大水準だ。
(引用ここまで)

 去年の年末に「このままではいかん!」とばかりにちょろっと経済対策が発表されたのですよ。
 でも、周囲の反応は「え、それだけでなんとかできると思ってるの?」ってものでした。

 んで、実際に第1四半期の経済成長率が出たら、0.4%というMERS騒ぎで落ちこみまくっていた去年の第2四半期と同じ数字が出てしまったと。
 ま、それもそのはずで不動産投資規制緩和と史上最低の政策金利の合わせ技によって、内需の先取りを延々とやっていたのですよね。
 その結果として、去年の第3四半期は1.3%というポジティブサプライズといっていいほどの経済成長率を見せて、かつ第4四半期は0.7%という「まあまあの成績」を見せていたのですが……。

 今月から不動産取引に対して新たな規制が官民共に敷かれています。
 政府は「利息だけを返済する方式を禁止」。
 金融業界は「新規貸出が可能なのは一定の条件が必要」という両面作戦。
 つまり、去年の3Q、4Qは駆け込み需要であった可能性が大なのです。
 それでも江南地区の不動産価格は今月になってからもいまだに、それも大幅に上昇しているそうなのですけどね。
 あそこだけはよく分からん……。

 まあ、全体として不動産需要が落ちこむでしょうし、かつ不動産に関わる建設・鉄鋼・セメントといった関連業界の需要も落ちこむことは間違いないところなのですよ。
 いまはまだ駆け込み需要に対応した建設は行われているところなので、崖のような落ち込みは見せないとは思いますが。
 この第2四半期の経済成長率は今後数年の韓国経済の指標ともいえる数字となるでしょう。 
 というわけでちょっと注目なのです。 



韓国経済:工場稼働率がリーマンショック後最低値に……マイナス成長も現実のものに

韓経:<「マイナスのどん底」に陥った韓国経済>工場稼動率、金融危機後で最低(中央日報)
昨年末の韓国政府の内需振興策のおかげで瞬間的に増えた産業生産が、年初に入って再び減っている。生産が減れば在庫が減少するのが正常だ。だが最近では逆だ。生産が与えるのにも工場倉庫は在庫がたまっていく。輸出と内需が同時に不振に陥りながら消費が極度に萎縮したためだ。在庫がたまって稼働をやめた工場も増えている。不況期にあらわれる典型的な姿だ。専門家たちは低迷した景気を生かすためには短期浮揚策では力不足であり、構造改革を通じて経済体質を変えなければなければならないと口をそろえる。 (中略)

政府はこのような「消費絶壁」現象を防ぐために先月4日に乗用車に対する個別消費税引き下げを6月まで延長して今年1月の販売分から遡及適用して関連税金を払い戻している。ユン課長は「2月には輸出不振が緩和されて個別消費税の引き下げ延長効果もあらわれるので、主な経済指標が再び反騰すると予想される」と話した。

だが消費はもちろん生産投資など実物指標が基調的な減少傾向を見せており、簡単によみがえる可能性は高くないというのが専門家たちの分析だ。韓国経済研究院のチョ・ギョンヨプ研究委員は「雇用をつくり出して経済を生かせるサービス業発電基本法、労働改革法案など経済活性化法案が国会を通過して『経済心理』をがらりと変えることが最優先」と話した。
(引用ここまで)

 去年の第4四半期、韓国の経済成長率は0.6%でした。
 ですが、ここでいうところの在庫の積み上げが成長率に寄与しているという話がありまして。
 在庫の積み上げによる成長率が0.8%であったという分析があります。
 つまり、在庫の積み上げがなければマイナス成長だったというわけです。

韓国、3月の金利引き下げ...在庫除けば、4Qマイナス成長だった(einfomax/朝鮮語)

 消費が上がらずに在庫の解消ができないと、その次の四半期(つまり現在)においてマイナス成長の要因となるのですよね。
 去年の第3四半期はサプライズともいわれるほどの1.6%の成長率を記録しましたが、これは不動産投資を喚起して消費の前借り。その副作用で家計負債は1200兆ウォンを突破
 第4四半期は在庫の積み上げで、なんとかプラスでやりすごした。

 さて、それでは不動産投資もそれに伴う建設ラッシュも終わった現在、日本のバブル終焉時の総量規制のような不動産投資規制をかけてどれほどの成長率が望めるのか。
 景況感がリーマンショック以来最低の値を記録しているということもあって、今年の第1、および第2四半期はちょっと見ものですかね。

日本に惨敗し ついに終わる中国と韓国

韓国経済副首相「来年はぐっと回復して成長率3.3%!!」 → 民間団体「2%台が持続するでしょ」

韓国副首相「来年の経済成長率、3.3%を回復の見通し」(中央日報)
  ↓
LG経済研究院「今年の韓国経済成長率2.6%…来年も2%台持続」(中央日報)
韓国の崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)経済副首相兼企画財政部長官は、来年の経済成長率が3.3%を回復すると予想した。

崔副首相は15日、国会企画財政委員会国政監査で「今年下半期に入って景気が回復サイクルを示している」と明らかにした。
(引用ここまで)
      ↓
来年の韓国の経済成長率は2.7%にとどまるという見通しが出てきた。

LG経済研究院は15日、報告書「2016年の経済展望」で、輸出不振が続き消費の回復も難しいため、来年の韓国経済成長率は今年とほぼ同じ水準になると展望した。LG経済研究院の今年の韓国の成長率予想値は2.6%だ。

今年は中東呼吸器症候群(MERS)の衝撃にともなう基底効果が来年に現れるという点を勘案すれば、実質的な成長活力はさらに低くなると同院は説明した。
(引用ここまで)

 なんという様式美。
 ま、時系列的にはLGの発表の後に、韓国政府の発表があったようなのですけどね。

 去年の段階で野村金融だけが「来年(つまり今年)の韓国の成長率は2.5%」という予測をしていたのですよ。
 その時は「いくらなんでもそれは低すぎないかなぁ。セウォル号事故みたいなハプニングがあればまた別だけど」とか思っていたのですよね。「悪くても2%台後半だろ」くらいに思っていましたね。
 でも、実際の成長率は2.5%前後で収まりそう。
 ちなみに韓国銀行の当初予測は4.2%でした

 これは野村金融が「韓国はそういう類の事故で経済成長が低くなる傾向にある」ということを織りこんでいたのかもしれません。 
 3.3%なぁ……。なにもなければ2%台後半、なんかあれば2%台前半ってところなんじゃないかなぁ。
 アメリカはそこそこ好景気のようですが、それ以外がどうにもならない状況で外需しかない韓国がそんなに成長できるもんなんでしょうかね。

無理(上)
奥田 英朗
文藝春秋
2012-09-20


韓国人青年層の7人にひとりは一度も就職を経験したことすらなかった……そりゃ経済成長も鈍化するわ……

韓国の経済成長率、2.8%の達成も厳しい状況(中央日報)
韓国青年層64万人、学業終えても就職経験なし(中央日報)
コリアアセット投資証券はこのほど発表した研究報告書で、「相当な水準の景気反騰がない限り韓国銀行が下方修正した2.8%の成長すら容易ではない」と予想した。

報告書は過去5年の四半期成長率の分析を根拠に提示した。これによると前四半期比で今年1〜3月期の成長率は0.8%で比較的善戦した。しかし中東呼吸器症候群(MERS)の直撃弾を受けた4〜6月期は成長率が0.3%にとどまった。このため韓国銀行の修正見通しである年間2.8%を達成するには7〜9月期と10〜12月期にそれぞれ1.2%ずつは成長しなければならない。

問題は2011年以降で前四半期比成長率がこれほど高かったことがないという点だ。2011年以降で四半期成長率が1%を超えたのは2014年1〜3月期の1.1%が唯一だ。特に下半期は上半期に比べ成長率が低かった。7〜9月期と10〜12月期の成長率は2011年がそれぞれ0.6%、2012年には0.4%と0.6%にとどまった。2013年にはそれぞれ0.9%を記録したが4〜6月期の1.0%より低かった。昨年もそれぞれ0.8%と0.3%で1〜3月期の1.1%を下回った。
(引用ここまで)
64万人。イさんのように学業を終えても就職を一度もしていない青年層(15−29歳)の数だ。統計庁は今年5月に実施した「青年層・高齢層経済活動人口付加調査」の結果を23日に公開した。最終学校を卒業または中退しても就職の経験が一度もないと答えた人は、卒業・中退青年層全体463万9000人の13.8%(63万9000人)にのぼった。前年同月(12.8%)より増えた。2004年に統計庁が調査を始めて以来、人数・比率ともに最高値だ。企画財政部のイ・ホスン政策調整局長は「韓国の青年失業率は全体失業率の3倍に近いが、その格差は経済協力開発機構(OECD)加盟国の中でも非常に大きい方」と説明した。
(引用ここまで)

 経済関連2本。
 まず1本目は経済成長率ネタ。大統領府や経済企画庁は「MERS騒動で内需がダメージを受けた」ということで、第2四半期の0.3%ショックを説明しようと躍起になっています。
 が、何度も何度も何度も何度も語っているように、韓国の陥っている経済的な苦境は構造的にハマっているものなので多少の数字の揺れこそあれども基本的な方向性は変わらないのです。

 去年の時点で野村証券の韓国法人である野村金融は「来年の韓国の成長率は2.5%と予測していました。
 そのときは「さすがにこれはないんじゃないの? 2%台後半はあるかもしれないけど」と思っていました。ですが、現実のほうが野村の予想にどんどんと追いついてきてしまいましたね。
 2.5%と予想するということは、四半期ごとの伸び率を0.6%+アルファであると考えていたということです。  第1四半期こそ不動産好況で0.8%という数字でしたが、これでも韓国銀行や韓国政府が出していた3%台後半という数字にはまるで届かないものでした。
 四半期ごとに0.9%前後の成長率がないと予想値には届かないのですよね。
 たとえMERSや干ばつがなくても0.6%に届いたかどうか。
 個人的にはかなり疑問です。

 んで、もうひとつの「青年層64万人が一度すらも就職したことがない」という話。
 これ、さらっと64万人と書かれていますが、パーセンテージにすると13.8%。
 7.24人にひとりは就職した経験がまったくないということです。

 20代半ばというのは社会人にとって貴重な時間でして。
 ミスをしても許される……とまではいかなくとも、あるていどは許容してもらえる。そこから経験値を積みあげて、まっとうな社会人になるための時間なのですよね。
 その貴重な時間をただ求職なり公務員試験への勉強で終わらせるという人が、かなりの数いるということなのです。
 この損失って数値化不可能ですわ。

 多くの人間が高等教育を受けているのに、就職できるのは50%台半ば
 その中でも正規職に就けるのは3人に一人
 こんなんやってれば、そりゃ潜在成長率だって低下しますよね。
 この10年で韓国に必要だったのは「底上げ」だったのですが、完全に逆の方向に向かっていましたからね……。

 一部の企業でしかまっとうな給料が出せないから、就職浪人が山ほど出る。
 就職浪人は経済成長に寄与できないから潜在成長率が低下する。
 さらに一局集中が進んでいって……っていう負のスパイラル。

 ここから持ち直すことができるとは思えないのですが。
 なにやら噂では偉大なる大統領様が構造改革をやってくださるらしいので、大丈夫なんですかね。


韓国財務相「どう見ても韓国は3.3%は経済成長をする」 → IMF「いいとこ3.1%やね」

韓国副首相「保守的に見ても今年の成長3.3%は可能」(中央日報)

    10日後 ↓

IMF、今年の韓国経済予想成長率を3.1%にまた下方修正…「成長動力、停滞した」(中央日報)

 崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)副首相兼企画財政部長官が今年の国内総生産(GDP)成長率が昨年(3.3%)と同水準を記録するものと予想した。アジア開発銀行(ADB)総会が開かれるアゼルバイジャンのバクーで2日に記者懇談会を行った席でのことだ。崔副首相は、「昨年の成長率は3.3%だが保守的に見ても昨年程度には行けるだろう。第2四半期のGDP成長率は1%を超えるだろう」と述べた。

 韓国政府の今年の成長見通しは3.8%だが、韓国銀行は先月に見通しを3.4%から3.1%に下方修正した。崔副首相の発言は今年の成長率が政府予想値までは難しいとしても韓国銀行が予想した数値よりは高くなるだろうという意味だ。
(引用ここまで)
国際通貨基金(IMF)が韓国の経済成長率展望値を3.1%に下方修正した。

IMFは13日(米国時間)、韓国との2015年例年協議が今月8日に終了したとして、このように発表した。

昨年10月、IMFは今年の韓国経済成長率を4.0%と提示したが今年2月には3.7%、そして先月発表した世界経済展望報告書では3.3%と、徐々に下方修正して提示している。
(引用ここまで)

 韓国銀行、IMFは揃って今年の成長率を3.1%と予想。これからの四半期毎の成長率が0.8%に満たないという予想でもありますね。
 現実問題として第1四半期の成長率が0.8%
 これは利下げして、かつアホほど財政出動してこの数字。

 さて、このチェ・ギョンファンという人、韓国の副首相兼経済企画部長官。経済企画部は日本での財務省に相当する省庁です。
 以前、「アベノミクスは砂上の楼閣だ」と宣言したのだけども、なかなか倒れなかったのでG20で取り壊してもらおうとしていた人ですね。韓国は地下経済から27兆ウォンの新規課税が可能だって叫んだ人でもあります。
 この人もパク・クネ政権の初期からいますが、内閣改造でも生き残っています。韓国経済がアレなのに。 

 とにかく韓国は経済成長率があるていどないと、チョンセをはじめとした不動産関連で経済が死んでしまうのです。
 高成長を前提として経済構造が構成されているのですよね。 
 この10年くらいで内需を少しは育てていれば、まだなんとかなったと思うんだけどなぁ。


 

韓国経済:韓国銀行はデフレ入りを否定するも2ヶ月連続で物価上昇率0%台

昨年の韓国物価上昇率 G7平均下回る=「デフレ進行」(聯合ニュース)
経済協力開発機構(OECD)が12日までに発表した統計によると、昨年の韓国の消費者物価指数(CPI)上昇率は1.3%で、先進7カ国(G7)の平均(1.6%)を0.3ポイント下回った。

 低成長に入り、物価が安定している米国や日本などを含めたG7の平均を下回ったのは8年ぶり。

 G7のうち日本(2.7%)、カナダ(1.9%)、米国(1.6%)、英国(1.5%)は韓国の上昇率を上回った。さらに、OECD平均も1.7%で韓国より高かった。

 韓国の物価上昇率が2年連続1%台を記録するのは初めて。今年1月の上昇率も0.8%と、2カ月連続で0%台となっている。

 延世大のソン・テユン教授(経済学)は「韓国銀行(中央銀行)は否定しているがデフレと景気低迷がすでに進行している」として、「需要不振のため低物価が構造化している」と指摘。経済活力維持のためには少なくとも2〜3%の物価上昇率を維持する必要があるとして、韓国銀行に政策金利引き下げによる景気活性化を求めた。
(引用ここまで)

 さすがの韓国マスコミでも「G7の平均すら凌駕するOECDでもトップクラスの物価抑制に成功」とはいえないか。
 もう、完全にデフレ基調ですからね。
 人口ボーナスを失うか失わないかのタイミングですぐにデフレに入るというのは、社会における資本蓄積が浅かったということです。
 社会的に金銭的な余裕がなくて、景気動向がすぐに反映されてしまうということなのですね。
 日本が「失われた20年」を耐えることができたのは、バブルが破裂してもまだ充分な資本蓄積があったから。

 二ヶ月連続で0%台の成長率となった以上、本格的なデフレ突入を覚悟する必要があるわけですが。
 ここに原油の安値安定基調が加わるっていうのもタイミング的に最悪。
 というか、見事なくらいに最悪のカードを最悪のタイミングで引き寄せていますよね。
 外需しか経済のエンジンがない国が、世界的な景気後退基調の時に人口ボーナスを失って苦しんでいる時に原油まで安くなるって……。

 さて、韓国だけでなくヨーロッパも明白にデフレ基調に突入しています。欧米の経済学者は日本政府の経済対策を笑っていましたが、ほぼ完璧に同じ轍を踏んでいるのですよ。
 もはや避けようのない道で、どこまでのひどい状況に陥るのか否かだけの問題になっている気がしますわ。

 韓国政府や中央銀行は半ば涙目になりながら「これはデフレじゃない、ディスインフレなだけ!」って叫んでいるのですが、さすがにそろそろそのお為ごかしも限界じゃないでしょうかね。


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