関空でサムスン新スマホから発煙、持ち込み禁止に立腹の乗客がバッテリー外す(産経新聞)
 韓国サムスン電子の新型スマートフォン「ギャラクシーノート7」から発煙・発火事故が相次いでいる問題で、今月18日に関西国際空港内で、ノート7が発煙するトラブルがあったことが21日、国土交通省への取材で分かった。

 航空関連施設での国内初のトラブルとみられる。

 同機種をめぐっては、国交省が今月15日、安全運航の観点から、航空機への持ち込みの全面禁止を国内の航空会社に指示している。

 国交省などによると、18日昼ごろ、関空第2ターミナルの国際線保安検査場のX線検査で、係員が出国しようとした外国人乗客の手荷物の中からノート7を発見。持ち込めないことを伝えたところ、腹を立てた乗客が無理やりバッテリーを外そうとし、発煙したという。けが人はなかった。
(引用ここまで)

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 関空の第2ターミナル。現状ではLCCのピーチが専有している場所ですね。
 ピーチが就航している路線は韓国、中国、香港、台湾のみ。

 サムスン電子がギャラクシーノート7を販売していた国は10ヶ国。韓国、アメリカ、カナダ、プエルトリコ、メキシコ、台湾、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、UAE。
 中国では先行販売がありましたが、2000台に満たないていど。
 うーん、かぶりが多くて絞るまでにはいかないか。でも北米は除外できますね。

 じゃあということで時刻表を見てみる(ピーチ時刻表PDF)。
 これによると昼頃に出国手続きをしなければならない(X線検査を受けなければならない)路線は12:35発のソウル便か、14:00発の釜山便。11:05発の高雄便は10時台に受けなければならないことを考えると、ちょっと「昼頃」というには厳しいかな。
 それ以外の関空第2ターミナルからの便は朝か夕方以降のもののみ。

 ソウル便か釜山便で決定でしょう。「電源を切れ」ではなく「持ちこみ自体お断り」になったのが今月15日。それ以前に訪日していて、18日に帰ろうとしたら断られた……という感じかな。
 いや、だからといって「腹立ち紛れにギャラクシーノート7を分解した外国人乗客」が韓国人であるとはかぎりませんけどね。 
 アメリカでも同じように持ちこみ、輸送を断られた乗客が捨てるしかなくて「この保証はどうなるんだ」なんて話になっているそうですが。どう対応するんでしょうかねぇ……。

 あ、ギャラクシーノート7はバッテリーの取り外しができる仕様にはなっていません。なので、バッテリーを外すには分解する必要があるのですよ。
 ちなみに航空各社に「バッテリーを取り外しても輸送できません」と追記っぽく書かれているのですが、この事件を受けてのことかもしれませんね。

交渉人・爆弾魔 (幻冬舎文庫)
五十嵐貴久
幻冬舎
2013/11/6