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韓国に関する話題を面白おかしく、韓国の文化背景を含めて解説してしまうサイトです。

軍事

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お笑い韓国軍:K2戦車、ついにパワーパックの国産化を放棄、ドイツ製変速機を導入決定

K2戦車の心臓「国産化放棄」(チャンネルA・朝鮮語)
軍は2012年までにK-2戦車を私たちの技術で作る計画でした。
計画より5年が遅くなったが、まだエンジンと変速機を合わせたパワーパックは、国産化に成功しました。
パワーパックは、戦車の心臓と呼ばれます。

すでに実戦配備された約100台にはドイツ製エンジンと変速機が装着されています。
2次量産分から国産パワーパックを適用するとした軍当局の約束は守られていません。
防衛事業庁が最近になって国産エンジンのままで、問題がある変速機はドイツ製を購入する案件を通過させたことが確認されました。

【防衛事業庁関係者】「メーカーはもうすでに戦闘用適合判定まで受けてもう量産しています。まったく同じ品質、あるいは同等以上のものが必要になるのですが、いま現在でそんなものは出てこないものですから……」

何の問題があったのだろうか?
強いエンジンと結合された国産変速機が継続的に耐久性に問題を表わしたとされています。
構造物やベアリングにひびが入るなど、これまでに6回も異常を引き起こしました。
開発コストだけで1280億ウォンが投入されたK-2戦車の国産化事業。 予算は、予算通り無駄にし、最終的には国産化は事実上不可能となったのです。
(引用ここまで)

 すでにS&T重工業は「サンプルも出さないし、テストも受けない! むしろ韓国政府を訴える!」という駄々っ子のような宣言をしてしまって、「テストのハードルを下げないかぎりはもう対応しない。遅延損害金は全体金額の変速機分だけ払う」という状況のK2パワーパック問題でしたが。
 防衛事業庁から「もはやドイツの変速機を採用する以外にない」という裁定が出された模様です。

 ま、やむを得ないところでしょうかね。
 S&T重工業からは「防産不正と実力不足を一緒にしないでくれ」という魂の叫びまであったくらいですから。
 というわけで、K2戦車のパワーパックは斗山インフラコア製のエンジンと、ドイツのレンク社製変速機という独韓ハイブリッドのそれとなるそうです。

 ただまあ、問題がありまして。
 ドイツ側のレンクが斗山インフラコア製のエンジンとくっつけることを認めるかどうか、ですけどね。
 なにしろパワーパック製造に関してなんの実績もないエンジンと組まされるわけで。
 それで変速機が故障したとしてもどちらに原因があるのかなんて分かったもんじゃない。
 責任を押しつけられるのは勘弁してくれ、という意図があっても当然でしょう。

 レンクの変速機を採用しているユーロパワーパックかそれに近しいパワーパックを装着した初期生産分K2は少なくとも根本的な不具合を足回りでは出していない。
 ということは、レンクの変速機と斗山インフラコアのエンジンを合わせた時に不具合が出たら、問題はむしろエンジン側にあるんじゃないかと考えるのが当然です。

 そのあたりをきっちりと契約書に書くんじゃないかと思いますけどね。
 で、実際に不具合が出たら「後頭部を殴られた」と大騒ぎするのでしょうが。

重機パーフェクトマニュアル (ものづくりブックス)
地球丸
地球丸
2011/1/20

韓国メディア「日本はできもしないミサイル防衛を『できるできる』と主張している」 → 実際のところを見てみよう

日本、今回も北朝鮮ミサイルに迎撃せず…「どうせできない」見方も(中央日報)
北朝鮮の中距離弾道ミサイル(火星12)が日本上空を通過:日米ミサイル防衛の役割分担とは(BLOGOS)
ところで、その翌日、北朝鮮ミサイルが自国の上空をまた通過したが、結果的に日本政府と自衛隊は全く動かなかった。菅義偉官房長官はミサイル発射後の記者会見で「(ミサイル部品などの)落下による領土への被害が予想されなかったため、迎撃に出なかった」と主張した。

だが、果たして迎撃命令が下されたなら迎撃は可能だったのだろうか。この日午前、日本政府は北朝鮮が発射したミサイルに対して「最大高度800キロメートルから3700キロメートル程度を飛行した」と推定した。日本北海道上空を通過する当時は事実上、最も高い位置に到達した可能性がある。航空自衛隊が運用中であるパトリオット迎撃ミサイル(PAC3)の迎撃高度は20キロメートル、イージス艦に配備されたSM3ブロック1Aの迎撃高度も500キロメートル程度だ。つまり、理論的に迎撃が不可能な状況だったという専門家らの見方が多い。
(引用ここまで)
先月「火星12」が発射された際、「日本上空を通過するミサイルを自衛隊が迎撃しないのは、その能力がないから。ミサイル防衛は無意味。」といったような言説を見かけました。今回も破壊措置は行われませんでしたが、やはりミサイル防衛に対する疑念を抱く方もあるやもしれませんが、これは大きな誤解です。(中略)

では、日本の弾道ミサイル防衛(BMD)は一体なんのために配備されているのでしょうか。至極当たり前の答えなのですが、日本のBMDは日本を防衛するためのシステムですので、我が国のSM-3とPAC-3の迎撃標的は「ノドン」もしくは「北極星2号」です。「ノドン」も「北極星2号」もいわゆる準中距離弾道ミサイル(MRBM)と分類されます。北朝鮮のもつ弾道ミサイルのうち、我が国にとってはこれらのMRBMが主脅威なのです(スカッドERも西日本を攻撃可能)。

日本上空を”問題なく”通過するICBMやIRBMといった中〜大陸間弾道ミサイルを迎撃しないのは、こうした理由からです。
(引用ここまで)

 迎撃ミサイルでなぜ撃ち落とさないんだって話が出てますが、撃ち落とす必要がないからやってないというだけの話。
 それでなくても防衛兵器の迎撃ミサイルはセンサーやらなんやら山盛りで高価なのですから、必要ないところに打ったりしない。
 日本にとって本当の脅威はノドンらの準中距離弾道ミサイルであって、少なくとも通常軌道のIRBM、ICBMは迎撃する意味がない。
 中央日報はそのあたりを書いていないのが卑怯ですわ。
 加速がどこまでかが分からないから探知した時点でJアラートは出すべきではありますが。

 ちょうどBLOGOSに解説されているよい記事が掲載されていたので、こちらも貼っておきましょう。
 読んでおいたほうがいい記事だと思います。
 実際の迎撃能力に関してはイスラエルのアイアンドームの実績を見ても一定以上あるのが実際でしょう。
 ところで引用部分にはありませんが、ノドンの移動発射車両が50基以下であろうというのは以前から探していた情報にようやくたどり着いた感じ。

 ついでなので韓国人の反応もやっておきますか。

「口先だけの迎撃」... 北ミサイル自国上空通過にまた見守っているだけ見た日本(聯合ニュース・朝鮮語)

 この記事に対する韓国人の反応は……

・安倍はジョンウンに感謝するだけでしょう……後でご飯でも一杯買ってあげなさい
・豚が安倍を助けてるね
・このような状況を見守る安倍め。姑息なヤツ! 自分たちの国民の不安育てて政治利用のチンピラ!
・日本は戦犯国なのに核武装すると、言い訳を探してんだろ

 コメントはなぜか安倍が悪い、安倍はキム・ジョンウンに感謝しろの大合唱。まれにミサイル防衛に対しての疑問なんかもありますが、10にひとつもない感じ。

 まあ、韓国人はあまりミサイル防衛関係ない。
 問題があるとしたら米軍基地へ向かうであろうスカッドくらいで。ソウルには射程40-60kmほどのBM-21(BM-11)、FROG-3、M1991あたりに搭載されているであろうロケット弾が脅威になるんでしょう。

日本のミサイル防衛
イカロス出版
2017/9/25

韓国の「国産名品戦車」K2、戦力化遅延で製造元が賠償金支払いへ。その額、なんと1日4500万円(なお、上限はない模様)

「K2黒豹」戦力化の遅れ... S&T重工業、パワーパック不良責任論「ふらふら」と(スペシャル経済・朝鮮語)
K2戦車の全組立を担当している現代ロテムはパワーパックを除いた残りの部分の組み立てをすべて終えたが約束のないパワーパックにより、天文学的な遅滞賠償金まで支払わなければならない立場に追い込まれた。

防衛産業界によると、K2戦車のパワーパックの開発・生産を担当したのは「S&T重工業」である。軍は2012年戦車量産を開始しようとしましたが、国産パワーパックの欠陥が原因でドイツMTUパワーパックに置き換えた。これにより、2014年戦力化された1次K2戦車100台にはドイツ製のパワーパックが配信された。 (中略)

K2戦車2次生産分に適用する予定だった国産変速機は、2016年1月耐久試験に着手して以来、2017年2月までの1年1カ月間の合計6回も欠陥を露呈し、国防技術品質院の最初の製品検査で不合格だった。計画通りなら、昨年末から陸軍に納品を介して実戦配備されるはずが変速機の欠陥により生産計画さえ雑誌ないのが実情である。

S&T重工業の耐久度評価結果を見てみると、1次試験で「メインポンプ軸受の破損」、2次「メインハウジングに亀裂や漏れ」、3次「変速装置の破損」、第4回「メインハウジングに亀裂」、5次では「変速機の破損」が発生。6次では「ドイツZF社が納品したボルトの亀裂によって変速クラッチ圧力低下現象が発生し、変速機の核心部品である変速機が故障」してまたもや不合格判定を受けた。

防衛事業庁は第7回の評価実施を指示したが、S&T重工業側はこれを拒否した。国産パワーパックを装着するという計画を持って推進した事業は、国産変速機の耐久度テストで暫定的に中断された状態で量産課程は止まったままだ。

K2黒豹変速機の開発を担当するS&T重工業は、最初製品耐久試験が相次いで失敗すると試験国防規格基準である320時間(9600卅蠹)の耐久度テストが不当であると主張して、別の波紋を生んでいる。 (中略)

S&T重工業は今年5月、ソウル中央地方裁判所に防衛事業庁がK2戦車国産変速機の耐久度再試験の要求を中断してほしいという趣旨の仮処分訴訟を提起した。 (中略)

防衛産業界の関係者は本紙との通話で「S&T重工業が昨年5月に耐久度試験条件が厳しくと試験を中断してもらう防衛事業庁を相手に異議を提起した」とし「自分たちが作った基準の問題を持って信頼性の要件がない合格しなかったかのように主張している」と述べた。

この関係者は「しかし、7月にS&T重工業が突然仮処分申請を取り下げた」と付け加えた。 (中略)

K2戦車システム総合メーカーである現代ロテムとパートナーの在庫量が1000億ウォンに達していることが分かった。現在、慶南昌原現代ロテム工場には変速機が付いていないK2電車ボディのみ50台が放置されており、現代ロテムの疲労は蓄積されている。

遅延賠償金も天文学的金額に高まった。業界では現代ロテムの遅延賠償金規模も1000億ウォンを超えると見込んでいる。

防衛事業庁は、直接契約した現代ロテムが1次的には、遅滞償還金を全額負担し、その後S&T重工業にこれを請求しなければならないという立場を見せている。

しかし、現代ロテムは悔しいという立場だ。遅滞の原因がS&T重工業にあるためだ。現代ロテムと防衛産業界によると、現代ロテムが負担すべき遅滞賞金は先月まで約860億ウォンであることが知られている。一日平均約4億5000万ウォンの遅滞償還金が追加されているのが現状である。ここで終わりが見えないということは、被害が雪だるま式に増えるということだ。

また、遅延賠償金は上限がなく、納品が遅れれば遅れるほど天文学金額まで増える。一方、S&T重工業は全体の受注額(9000億ウォン)を基準にした計算ではなく納品した変速機金額(692億ウォン)の中で遅滞賞金を計算負担するという主張を広げている。S&T重工業の計算通りなら全遅滞償還金の7.5%だけ払えばいいということになる。

防衛産業界のある関係者は「S&Tの主張は情けない」とし「それでは現代ロテムはパワーパックのない戦車を防衛事業庁に納品すれば遅滞償還金を払わなくてもいいのか」と反問した。

業界では国産変速機の問題が長期化し、軍戦力の空白を最小限に抑え、K2量産関連企業の被害をこれ以上増やさないためには、国産エンジンと外国製変速機の組み合わせのパワーパックを適用する案を考慮に入れるべき時だと口を揃えている。
(引用ここまで)

 だいぶ削ったけどまだ長い韓国の「国産名品戦車」ことK2黒豹の変速機に関する話題。

 これまでの経緯をざっくりと書くと……

 陸軍「K2戦車は純国産の名品戦車、600輛製造! 輸出もばんばんしていくぞ!」
   ↓
 パワーパックの製造に苦労。初期生産の半数はドイツ製に?
   ↓
 量産予定を600輛→200輛に減数。第1期生産分100輛はすべてドイツ製パワーパックを採用
   ↓
 追加生産分100輛については国産パワーパック採用が決定
   ↓
 ついで3次生産分100輛の追加生産が決定。全生産数は300輛(予定)に。
   ↓
 ただし開発チームはすでに解散
   ↓
 S&T重工業の生産する変速機が9600km走破の耐久テストに合格できない
   ↓
 第6回のテストを行ってもどうしても合格できない
   ↓
 業を煮やして封印してドイツに送り原因究明するべき部品の封印を勝手に破ってしまう
   ↓
 S&T重工業「耐久テストのハードルが高すぎる。訴えてやる!」と韓国政府を提訴
   ↓
 S&T重工業、軍から第7回耐久テストを依頼されても変速機を提出するつもりなし
   ↓
 ヒュンダイロテム、天文学的遅延賠償金支払いへ←イマココ

 最初の100輛はドイツ製のパワーパックを使って戦力化したのですから、2次生産分・3次生産分もドイツ製パワーパックでいいと思うのですけどね。
 ただ、すでに斗山インフラコア製のエンジンについては、製造ができてしまっているということなのですけども。
 ないのはS&T重工業が製造担当となっている変速機だけで。

 最後にあるように韓国では「国産エンジンと外国製変速機を組み合わせればいい」って話が出ているようですが、果たしてドイツからそんな売り方をしてもらえるのかどうか。
 軍と「純国産でなければダメ」という契約を結んでいないことは、変速機の中にドイツのZF社のボルトを採用していることからも間違いないでしょう。
 究極的には「ちゃんと動けばいいという」のが軍の要望でしょうから。

 そうすると「国産名品戦車」という肩書きは失われますし、輸出においてもいろいろと注文をつけられるという問題が生じるのでしょうね。
 「名品戦車」なんてのはここまでこじれにこじれている時点で誰も信じていないでしょうが。
 トルコは次期主力戦車としてK2のガワを輸入して、パワーパックは最終的にはユーロパワーパックを輸入。将来的には国産パワーパックを開発、採用するとのことになったそうです。
 最初から韓国産のパワーパックには期待していなかった模様。
 一時期は日本に依頼云々という話もあったのですけども。

 技術の積み重ねがないとこうなってしまうのだ、ということですかね。

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2017/3/14

韓国のTHAADミサイル追加配備完了→反対派は違法検問再開→ムン・ジェイン支持者「キャンドルを裏切ったな!」

THAAD:配備に国民の理解を求める文大統領「現状では最善」(朝鮮日報)
THAAD:反対派、またも道路を封鎖して違法検問(朝鮮日報)

米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の発射台4基が今月7日に慶尚北道星州郡に追加で配備されたことと関連し、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は8日に国民向けメッセージを発表した。文大統領はメッセージの中でまず「現在の状況で韓国政府が取ることのできる最善の措置と判断した」と述べた。韓国大統領府はこの日午後の時点で「大統領はTHAADに関する立場を発表するか決まっていない」としていたが、その後文大統領自らメッセージの発表を決めたようだ。

文大統領の支持者の間からは「キャンドルを裏切った」「国会でTHAAD配備について批准するとの約束を破った」などの声も出ているが、文大統領はこれについてどう説明するか頭を痛めていたようだ。
(引用ここまで・太字引用者)
 反対勢力は、最初にTHAADが配備された今年4月末に検問所を設置し始めた。パラソルやテーブルを並べて車の通行をコントロールした。表示がない警察の車両も検問した。警察は2カ月以上もこの検問を傍観していたが、「無気力な公権力」という非難が浴びせられるや、7月7日から人員およそ10人を検問所周辺に配置し、THAAD反対派が車両の通行を妨げないように措置した。

 警察は今月6日夜から7日早朝にかけて8000人を投入し、現地を占拠していたTHAAD反対派およそ500人を強制排除。THAADのランチャーなどを積んだ在韓米軍の車両を通過させた。この過程で違法検問所も解体された。ところが警察が検問所を撤去してからわずか一日で、反対派は別の検問所を作った。 (中略)

違法検問所が再び運営されている影響で、副食を運ぶ韓国軍の車両やTHAAD関連装備を動かすための油は、当分はヘリコプターで運ばなければならない見込みだ。韓国国防部(省に相当)の関係者は「THAADのランチャー4基が追加配備されたことで、搬入すべき油も多くなった。ヘリでの空輸には限界があるので、陸路での輸送がどうしても必要」と語った。
(引用ここまで)
今月3日に行われた北朝鮮の6回目の核実験後、星州の一般住民たちの雰囲気は少しずつ変わってきているという。THAAD反対団体は5日午後、約300人が参加する集会を開く予定だったが、実際に集まったのは約30人だった。住民の中には「北朝鮮が核実験をして国に危機が迫っているのだから、反対デモはもうやめるべき時期に来たのではないか」「電磁波が大きな影響を与えることはないと分かったのに、何が何でも反対する必要があるだろうか」などと言う人々が増えたという。これは、以前にはなかったことだ。地元住民が中心になっている「THAAD配備撤回星州闘争委員会」がTHAAD反対団体の集まりから脱退するこという出来事もあった。(中略)

THAADに対して極度に否定的だった現政権がTHAAD配備を決めた理由は何だろうか。それは選択の余地がないということだ。日本のTHAAD(原文ママ)には沈黙しながら、韓国のTHAAD配備に対しては攻撃してくる中国は、報復の程度をさらに強めることだろう。しかし、ここで下手をすれば主権を奪われる。
(引用ここまで)

 7日に追加分のTHAADミサイルのランチャーが4基搬入されて、フル装備での稼働ができるようになったそうです。
 「パク・クネ政権の決めた悪事のひとつ」という背景を持っているので、ムン・ジェインも4基の追加配備があるとは聞いていなかっただの当初の合意ではランチャーは1基だけのはずだっただの、いちゃもんをつけまくって配備を遅らせに遅らせていたのですが、北朝鮮からの軍事的圧力を恐れる世論には勝てなかったってところですかね。
 けっきょくのところ、ポピュリストですから。

 で、追加配備の際に違法検問をしていた反対派を排除して、地上搬入を実現したのだと。
 それを見たときは「おお、これで発電機燃料も運べるようになるのかな」と思っていたのですが、反対派は即座に新たな違法検問所を作って対応したそうです。
 まあ、そういった件であればお手の物といったところでしょう。
 光化門広場にもまるで許可を得たかのように10戸ほどのプレハブが立ってますが、あれ全部が違法建築なんですよね……。

 もっとも地元民は「電磁波はほとんど影響せず」という判定が出てからこっち、反対運動から離脱している状態とのこと。
 「違法活動はもういやだ」ということで反対派の行動に加わっていないとも。
 実際にXバンドレーダーが稼働しても事前に煽られていたように死人が出るわけでもなく、電磁波を浴びたマクワウリが毒性を持って殺人マクワウリになるわけでもなく、世論調査でも配備賛成派が多数となっている。
 であれば、日常に戻りたいというのが普通の感覚というものです。
 生活のための反対をしているような輩は違うのでしょうけどね。

 で、最後の記事の最後の一文はあれですね。朝鮮日報のていどをよく現しているというか。
 THAAD配備について「事実・現実をなによりも優先して配備に理解を求めろ」って社説をよく書いていたのですが。
 まあ、いい感じのオチになったのでよしとしましょう。
 (原文ママ)とあるのは日本語版スタッフの判断でしょうね。

韓国政府、共同演習で「対北朝鮮の切り札」である戦術爆撃機B-1Bの派遣を拒絶していた。アメリカからは不信感を残す結果に……

米爆撃機「死の白鳥」派遣、韓国が拒否 8月の演習(朝日新聞)
 8月下旬に韓国各地で展開された米韓合同軍事演習「乙支フリーダムガーディアン」で、韓国側が、米国が提案した戦略爆撃機の派遣を断っていたことがわかった。北朝鮮の軍事挑発を受けて韓国は方針を変更したが、米国側には不信感が残ったという。

 複数の米韓関係筋によれば、米側は8月21日から同31日までの演習期間中、グアムの米軍基地からB1B戦略爆撃機を韓国上空に派遣することを提案した。北朝鮮の軍事挑発を強く牽制(けんせい)する狙いがあったという。

 B1B戦略爆撃機は、核攻撃などで大きな影響を与えられる戦略兵器の一つ。グアムの米軍基地から約2時間で朝鮮半島に飛来できる。搭載した爆弾の破壊力から「死の白鳥」とも呼ばれる。北朝鮮の官営メディアはB1Bの飛来をたびたび報道するなど、敏感な反応を示している。

 だが、韓国政府は当時、北朝鮮が言及した弾道ミサイルによるグアム周辺への包囲射撃を巡る緊張状態を考慮し、北朝鮮の強い反発が予想される戦略兵器の演習参加を拒んだという。

 北朝鮮は8月26日、短距離弾道ミサイル3発を日本海に向けて発射。同29日には中距離弾道ミサイル「火星12」(射程4500〜5千キロ)を襟裳岬東方の太平洋上に向けて発射した。米韓は対応を協議し、同31日、米国は2機のB1Bと在日米軍のF35Bステルス戦闘機4機を韓国上空に派遣し、韓国空軍のF15K4機と演習を行った。

 この演習についての米軍の31日付報道資料によれば、ブルックス在韓米軍司令官は「米国は北朝鮮と地域国家に肯定的なメッセージを送るために爆撃機を派遣しなかった」と説明。「北朝鮮は、日本上空を越える弾道ミサイル発射などで応えた。結果的に爆撃機が出撃しなくても変化はなかった」と語り、間接的に韓国の対応を批判した。

 韓国側は8月30日の米韓国防相会談で、米戦術核の韓国再配備に言及したほか、米軍戦略兵器の配備増強も求めた。米韓関係筋の一人は韓国の迷走する対応について「南北対話など、自分たちの希望と現実を混同している」と語った。
(引用ここまで)

 どうも朝日新聞のソウル支局は韓国大統領府に情報提供者がいるっぽいなぁ……。ちらっと前に「シャノン国務次官からTHAADミサイルのフル配備を完了すべき」と韓国政府が言われたという記事の時に、そんなことを書きましたが。
 その際に大統領府から「日本のマスコミが虚偽を書いている」って糾弾されていましたし。その後の経緯を見ても、おそらく本当のことを書いているということなのでしょう。
 しっかりとした情報提供者、それもかなりの深奥部にいる提供者っぽい感じです。

 さて、今回のB-1Bの爆撃訓練を当初拒絶していたというのは「北朝鮮を刺激したくない」ということからでしょうね。
 精密爆撃が可能な1トンクラスのJDAM(Mk.84)を24発、バンカーバスターのGBU-28もサイズ的には搭載可能。
 超音速、かつ低空飛行で北朝鮮に侵入し、平壌を爆撃可能な最適の戦術爆撃機です。
 であるからこそ、米軍としてはB-1Bを使って訓練していることを見せつけたいし、韓国……というかムン・ジェインとしてはそれをやめてほしかった、ということでしょう。

 その拒絶に対して「アメリカ側が不信感を残している」というのがこの記事の目玉。
 ICBMの発射試験を行っているからこそ、北朝鮮に対して最適解であるB-1Bを誇示して圧力をかけたかったのに、それを韓国政府が拒絶するとはどういうことなのか、と。
 まあ、中立宣言をしてしまったムン・ジェインであればなんの不思議もないのですが。
 けっきょくは30日のIRBM発射に対して、最終日にグアムから2機のB-1B、在日米軍からF-35Bを派遣して、韓国空軍のF-15Kとともに共同演習を行ったということですが。
 そもそも拒絶したということが少なからぬ不信感を残したはずです。
 こういった不信感はひとつひとつは大きなものでなくとも、積み重なっていくことでしょうよ。
 米韓関係がどうなっていくか、ひとつのポイントだったかもしれませんね。

 ちなみにB-1Bに「死の白鳥」という愛称はありません。これは勝手に韓国メディアが言っているものなので注意(とJSF氏が書いてました)。

B-1Bランサー (イカロス・ムック 世界の名機シリーズ)
Jウイング編集部 / 青木謙知
イカロス出版
2016/3/5

お笑い韓国軍:北のミサイル発射速報で日本に負ける……韓国軍「負けてない、日本のほうが遅かった!」→嘘でした

日本メディアの北ミサイル速報、韓国軍より8分も早かった(朝鮮日報)
 日本の各メディアは29日早朝に北朝鮮が弾道ミサイルを発射した直後、全国瞬時警報システム「Jアラート」で迅速に情報を発表し、一部地域に避難を呼び掛けた。日本政府は北朝鮮によるミサイル発射など有事の際に備えて自動で情報を伝達する「Jアラート」システムを運用している。韓国軍当局は北朝鮮によるミサイル発射について、6時6分ごろ韓国メディアに文字メッセージで伝えたが、日本はそれより8分も早かった。(中略)

 一方、韓国軍当局は日本より8分遅い6時6分ごろになってようやく北朝鮮によるミサイル発射の事実をメディアに伝達。これまで韓国国防部(省に相当)は、ミサイル発射など北朝鮮による挑発の情報について「韓国軍の情報資産を用いて日本メディアより先に伝える」と強調してきたが、これが守られなかったことになる。

 京郷新聞によると、韓国軍当局は「『北朝鮮が飛翔体を発射』と国内メディアに伝達したのは午前6時6分で、日本メディアはNHKが韓国の聯合ニュースの報道を引用する形で6時16分に初めて報じた。よって日本メディアの報道が韓国メディアの報道より10分遅かった」と釈明した。韓国合同参謀本部の関係者は「日本が午前5時58分に出したのは実際の状況を確認していない機械的な早期警報システム(Jアラート)であり、通常のメディア報道ではない」として「実際のミサイル発射に対する国民への伝達は韓国軍と韓国メディアの方が先だった」と主張した。 
(引用ここまで・太字引用者)

 韓国政府も発射の兆候を掴んでいて、スタッフは深夜2時から大統領府につめていたという話です。
 飛翔体として推定されている火星12は液体燃料なので、セッティングにそれなりに手間がかかります。このセッティングの様子を衛星画像から把握できたはずです。
 日本も同様に政府は発射兆候を把握していたのでしょうね。
 安倍総理が6時22分には公邸を出発して、2分後から官邸で報道各社との会見に応じているところからも間違いないでしょう。

 それでも速報で韓国メディアも韓国軍も負けている。
 韓国軍なんて「日本のメディアは韓国報道の後追いだった」なんて書いてますが、そんなわけないのですよね。Jアラートが発動されればそのままメディアはそれを出します。緊急地震速報と同じです。

 ……一応、交戦中の国であるはずなのですが。
 少なくとも男子はなんらかの形で兵役を通過している「国民皆兵」を国是としている国じゃありませんでしたか?
 まあ、韓国にしては早かったとはいえると思いますが。どうせ距離的には速報がどれほど早くても間に合わない位置ですし。
 速報性はそこまで大事じゃないのかもしれませんねー(笑)。

フォーナイン〜僕とカノジョの637日〜(1) (ビッグコミックス)
莉ジャンヒュン
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2014/10/30

お笑い韓国軍:K2戦車パワーパック製造担当企業「耐久度テストが辛い! もう部品供給しないからな!」

変速機の国産化の議論... K2戦車ストップのまま8ヶ月目(毎日経済・朝鮮語)
国産K2戦車量産が変速機の欠陥問題で遅延され、国防力の空白はもちろん産業被害まで広がっている。

16日の防衛産業界によると、昨年12月と今年6月に納品予定だった国産K2戦車30輛分が現在まで戦力化されていない。戦車の核心部品である変速機が国内規格を合わせるために失敗したからである。
防衛事業庁は2014年K2戦車に国産パワーパックを適用することを決定した。当時の部品メーカーに「耐久性」の基準として320時間(9600辧砲隆屬坊膣戮覆靴覇虻遒垢襪海箸鰺弋瓩靴拭これに対して現代ロテムとパートナーは、2015年5月量産品の製作に着手して以来、現在までに開発を滞りなく進行した。
しかし、有毒パワーパック変速機が悩みを起こしながら量産に足首を掴まれたままの状態となっている。S&T重工業が開発したパワーパック変速機は、昨年1月に耐久性試験を開始して以来6回の故障を起こしたのを最後に、今年の2月には試験が中断され、全体開発スケジュールを遅延させている。

K2戦車の配備失敗は、産業と国家安全保障の両面において被害を及ぼしている。
元防衛事業庁の計画によると、昨年12月にK2戦車20輛納品に続いて、今年6月に10輛追加で戦力化されるべきであった。しかし、国産K2戦車30輛の納品に失敗し、8ヶ月以上の戦力損失につながっている状態だ。現在、現代ロテム昌原工場では、戦車数十輛分の車体の生産を終えて待機している。6月までに現代ロテムパートナー119の場所で保有しているK2電車関連の在庫量は1000億ウォンに達する。

現在のS&T重工業が通過できていないのは「耐久性」テストである。防衛事業庁は9600劼鯀行中にミッションにどのような欠陥があっても配備を認められないという立場である。これに対してS&T重工業は「防衛事業庁は、技術的に満足させることができない耐久性試験の基準を打ち出している」とし「9600丗儺彑試験中いかなる欠陥もなく走行を完了することができる企業は、どこの場所にもない」と主張した。
S&T重工業側は、昨年十回にわたって防衛事業庁に基準再確立を要求している。
S&T重工業の関係者は「防衛事業庁が当初の開発段階で求めた基準はミッションの『耐久性』に焦点が当てられていた。これに合格するのあればなんの問題もない」とし「しかし、量産段階での要求条件が厳しくなった。耐久性以外のボルト締結などミッションのすべての部分について、欠陥がないことを要求するのは無理」と付け加えた。

防衛事業庁はS&T重工業の主張に矛盾があると反論している。S&T重工業が既存の生産・納品したK9自走砲変速機とK200A1装甲車変速機での耐久性試験の基準に沿ったものである。現代ロテムの関係者は「実際にK9は1万卅蠹、K200A1装甲車は8000卅蠹の耐久試験中いかなる欠陥もあってはならないという同じ基準を通過している」とし「これらの変速機の耐久性試験時には異議申立がなかったにもかかわらず、K2戦車にのみ反論するのは品質の欠陥を認めることになる」と力説した。
耐久性試験の基準自体をS&T重工業が提供したとの指摘も提起されている。K2戦車関連国防規格書は、変速機の開発メーカーであるS&T重工業から防衛事業庁に提案した内容をもとに作成しているというものである。防衛産業関係者は「S&T重工業がそもそも国防規格を直接提案しておいて、自分の提出した国防規格が間違っていたと主張している」と述べた。

防衛産業界では、一度外国産ミッションでK2戦力化を完了し、今後のミッションの品質を高め、完璧な国産化に再挑戦しようという立場だ。
防衛産業の専門家は、「K2戦車国産化事業は、輸出を念頭に置いたもの」とし「ミッションに欠陥が発生して認証規格を変えたという内容が知られると、どの国も戦車購入に及び腰になるだろう」と伝えた。現在S&T重工業は防衛事業庁が要求する変速機再試験に応じていない。
(引用ここまで)

 さて、M48A3を退役させていく反面、投入されるはずのK2戦車ですが。
 もともとは最初の100輛分から韓国国産パワーパックを導入する予定だったのです。  しかし、要求性能を満たすことができなかったために、ドイツ製パワーパックを採用しています。
 すでにこちらの100輛については製造、配備が行われています。

 で、その後に次の100輛の追加生産について国産パワーパックが量産開始されたので、こちらを採用するということになりました。
 そこから半年でさらに100輛の第3期生産分が決定されて、こちらも国産パワーパックを採用する予定。
 K2はこの300輛でとりあえず生産打ち止め。本来は700輛が製造される予定で、なおかつ輸出もバンバンする予定だったのですけどね。

 しかし、追加生産である第2期、第3期分の約200輛分の韓国の独自技術(ただし部品はドイツ製)で製造されたパワーパックが立ちゆかなくなっている状態。
 最初は前述のようにエンジントルクに問題がありまして。
 「静止状態から時速32kmになるまで8秒」という要求性能を満たすことができなかったのです。これは要求性能を10秒にハードルを下げることで合格させることができました。
 しかし、今度は変速機が耐久力テストをクリアできないという状況。
 担当のS&T重工業は「あまりにもテストが過酷だ」ということで、韓国政府に訴訟を起こそうとしている始末
 まあ、エンジン性能が未達だったことに対してハードルを下げたのだから、こちらも下げても当然だろうと思うのは当然のことですね。

 もうすでにガワは30輛分が製造されて、在庫となっています。
 でも、もはや担当のS&Tは試験にすら応じていないっていうていたらく。
 すっかりご機嫌斜めになってしまったようですね。
 S&T重工業はスリオンでも電力伝達装置を製造するはずが、量産可能なレベルの部品を作れなかったというオチがありましたっけ。
 本当にこれでM48A3を退役させることができるのでしょうか(笑)。

あの頃映画 「馬鹿が戦車でやって来る」 [DVD]
松竹
2012/12/21

【知ってた】韓国のTHAAD配備反対派住民「基準以下となった電磁波測定の結果など認めない!」と宣言

サード反対住民・団体「電磁波測定結果を認めない」(聯合ニュース・朝鮮語)
政府がサード(THAAD・高高度ミサイル防衛システム)レーダーの電磁波が人体保護基準にはるかに満たないと発表したが、サード反対住民と団体は13日、このような発表内容を受容することができないという立場だ。

電磁波測定評価団に住民が推薦する専門家を含んでいないまま、政府の測定が一方的に行われたうえで、具体的な測定方法なども出さないために信じることができないというものである。

イソクジュ星州郡チョジョンミョンソソンリ里長は、「評価団に住民推薦の専門家もなく、違法である小規模な環境影響評価を仕上げる形式手順で電磁波を測定して認めることができない」と述べた。
(引用ここまで)

 「我々が推薦する専門家を採用しなかったから数値は認められない」
 うん、知ってた。
 今朝のエントリを書いた時点でそんな感じだろうなぁ……とはうっすら思っていましたが。
 やっぱりな、といったところでした。

 記事の後ろ半分は似たような感じで「そもそもTHAAD配備自体が違法なので撤去してから環境アセスメントをすべき」とか「測定方式も発表されていないので信じられない」といった話。
 で、それに対してこの記事のコメントは4000オーバーで「もういい加減にしろ」というものがメイン。
 そりゃまあ、72%の韓国国民がTHAADの追加配備に対して賛成しているのですから当然ですが。

 ちなみにムン・ジェインは「追加配備しろ!」って宣言したのですが、まだ反対派住民が入り口を封鎖していて入れない状況のままで配備できていない模様。
 というか今回の電磁波と騒音の測定自体も測定要員がヘリコプターで基地に入って行ったというていたらく。
 やはり「90代の女性」というのは、韓国では一定の権力を持っているのですねぇ……。

私は何も信じない――クリシュナムルティ対談集
J・クリシュナムルティ
コスモスライブラリー
2000/9/1

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