楽韓Web

韓国に関する話題を面白おかしく、韓国の文化背景を含めて解説してしまうサイトです。

軍事

 相互RSS募集中です

釜山港に巡航ミサイル・トマホークを154発搭載した原潜ミシガンが到着、北朝鮮への圧力はさらに強まる模様……

[単独]アメリカの原子力潜水艦ミシガン、25日釜山港に来る……北への強力な警告となる模様(東亞日報・朝鮮語)
米海軍の第7艦隊所属オハイオ級原子力潜水艦であるミシガン(SSGN-727)が北朝鮮の人民軍創建記念日である25日、釜山港に入港することが24日に確認された。カールビンソン原子力空母の東海配置に続いて、北朝鮮の核・ミサイル挑発に対する米国の強力な警告に見える。

軍消息筋によるとミシガンは25日、釜山港に入港して船体点検を経た後、出航して韓半島近海で自主的に計画された訓練を実施することが分かった。他の消息筋は、「近いうちに日本海に展開されているカールビンソン空母と合流して、北朝鮮の監視と挑発抑止任務を実行する可能性もある」と述べた。韓国海軍との合同演習を実施するとの観測も出ている。 (中略)

最大1600厠イ譴震槁己を衝突させることができるトマホークミサイルも150基以上の強力な武装を備えている。ミシガンの半島展開は、2015年6月以来のことだ。ドナルド・トランプ米政府がそれだけ北朝鮮の核・ミサイル挑発の脅威を真剣に見ている反証と解釈される。軍関係者は、「ミシガンは北朝鮮全域の核・ミサイル基地と戦争指揮部の超精密打撃能力を備えている」とし「カールビンソン空母と北朝鮮の核・ミサイル挑発に対する強力な抑止力を発揮することが期待される」と述べた。
(引用ここまで)

 うわ、大本命きた。
今回の北朝鮮核問題に対して、最強の戦力となるのはおそらくこのオハイオ級原子力潜水艦であるミシガンとなるでしょう。
 154発ものトマホークを搭載したお化け原潜。
 対北朝鮮の切り札とも言えると思います。

 象徴としては空母カール・ビンソンをはじめとした打撃群が上でしょうが、実際の圧力としての存在は圧倒的にミシガンのほうが大きいのではないでしょうか。
 実際、トランプ大統領が12日に「空母を派遣した。我々には原潜もある」と発言したとウォールストリートジャーナルが伝えていました。
 正確には「原潜もあるのだと北朝鮮に習近平から伝えてくれと言付けた」のですが。

 この発言があったときに「あれ、もしかしたらオハイオ級を回してきたりするのかな?」と、ちらっと思ったのですが、本当に来させるとは……。
 これは核実験したらいつでも対応して北爆を開始できるぞ、という脅しに他なりません。
 カール・ビンソン空母打撃群に原潜ミシガン。
 グアムにはB-2、B-2Bも準備されているとの話。かつWC-135が嘉手納にいて、特殊部隊支援船も沖縄に来港していた……と。
 これだけ適材適所の装備を揃えてきていて、なおかつ動かないなんてことはあるんでしょうかね……。

最強 世界の潜水艦図鑑
坂本明
学研プラス
2011/6/21

韓国メディア「在韓アメリカ人にも特別な動きはない、日本政府は騒ぎすぎだ! ブーメランが刺さるぞ」 → 在韓米軍、6月に民間人避難訓練へ

[社説]度を超した日本の“朝鮮半島危機説”煽り立て(ハンギョレ)
在韓米軍 6月に民間人の海外避難訓練実施(聯合ニュース)
 20万人の自国民が韓国に居住する米国でも特別な動きは見られないのに、連日大げさに騒ぐ日本政府の態度は、単純に有事の際の備えのためだけとは見られない。「朝鮮半島危機説」を煽り立て、自衛隊の武装強化と敵基地攻撃能力保有世論を育て、安倍晋三政権の国内政治上の危機を乗り越えようとする意図と思われる。4月に安倍内閣の支持率は50%になり、「昭恵スキャンダル」による下落傾向を食い止め反転上昇した。安倍首相が願ったものはこれなのか。隣国の危機説を煽り立て政治的利益を得ようとするのは短見に過ぎず、結局はブーメランとなり日本政府に戻ってくるだろう。
(引用ここまで)
   ↓
在韓米軍が6月、朝鮮半島有事の際に韓国に滞在する米国の民間人を海外に避難させる訓練を実施することが23日、分かった。韓国軍関係者が明らかにした。

 同訓練は在韓米軍が行う定例訓練で、北朝鮮との戦争など朝鮮半島有事の際に韓国にいる米国の民間人を迅速かつ安全に海外に待避させる能力の向上を目的に行われる。

 今回は朝鮮半島の緊張が高まっていることを受け、より実戦的に行う計画という。

 在韓米軍が同訓練を行うのは約7カ月ぶり。前回は北朝鮮が5回目の核実験を実施した直後の昨年10月31日から11月3日にかけて行われた。

 前回は、子供を含む米軍の家族数十人をヘリコプターで京畿道平沢の米軍基地に運び、そこからC130輸送機で在日米軍基地に避難させた。米軍の家族を実際に朝鮮半島の外に運ぶ訓練が行われたのは7年ぶりだった。
(引用ここまで)

image
 なにがどうなったら「安倍政権にとってブーメラン」になるのやら。
 少なくとも国内状況としては「しっかりと邦人保護をしてくれる」という認識になるだろうし、いまさら日韓関係が悪化してどうこうというものもまずない。
 これ以上悪くなりようがないというか、すでに国交断絶の一歩手前の「大使一時帰国」まできている状況の中、帰任したのはなぜかということを考えれば日本政府のやっていることは常道。
 備えてなにもなければそれでいい。最悪なのは「起きないだろ」という希望的観測のところに起きること。

 先日の中央日報の社説朝鮮日報の社説もそうなのですが、「日本が朝鮮半島有事を利用している」だの「そんな言葉を吐くべきではない」みたいな言葉が多いのですよ。
 まるで秀吉の唐入りが本気がどうかを探りに来た朝鮮通信使のようですわ。
 ……と書いていて、長嶺駐韓大使との会見を拒絶した韓国政府はまるで李氏朝鮮末期のようだと書いていたことを思い出しました。
 民族の根本的なメンタリティというものは世紀をいくつ越えても変わらないのですねぇ……。

 というようなことを書いていたら、在韓アメリカ民間人が避難訓練するという報道が入ってきて苦笑。
 ブーメランくらっていたのはハンギョレだったというオチ。

 避難訓練が行われるのは6月とされていますが、すでに去年の10〜11月にかけても行われていて実際に在韓米軍の家族が日本の米軍基地に避難するという実地的な訓練だったそうですよ。そういえばそんな報道もありましたね……。
 言ってみれば、去年の核実験からアラートは鳴りっぱなしだったということになりますか。
 今回は「より実戦的な避難訓練を行う」のだそうで。
 ハンギョレのいうところの「20万人いるアメリカ人は微動だにしていないのに」という前提はあっさりと覆されているわけですよ。
 すべての針は「米朝開戦も充分にある」という方向を指しています。韓国メディアは本気で見えていないのか、見えていて見えないふりをしているのか。
 在韓日本人は地下のシェルターや避難経路を確認しておいたほうがいいかもしれませんね。

完全オールカラー首都直下地震 東京23区震災避難マップ
FRIDAY編集部
講談社
2012/6/11

朝鮮半島有事:「軍事衝突はない」「いまは予行演習中」「中国主導もある」……どれなのよ

中国主導の半島有事が「十分あり得そう」な理由(日経ビジネスオンライン)
開戦前、国家は密かに“予行演習”を実施する(日経ビジネスオンライン)
朝鮮半島で軍事衝突はない(日経ビジネスオンライン)

 日経ビジネスオンラインだけでもこうしてまったく朝鮮半島有事に対して異なる見方が載っているのが面白いなと思って掲載。
 上から福島香織氏、神野正史氏、重村智計氏のコラムです。
 肩書きはそれぞれ中国ウォッチャー、予備校講師(世界史)、南北コリアウォッチャーといったところかな。
 三者三様の視点でそれぞれ描かれているので、参考になると思います。

 楽韓さんの考えとしては「国家は密かに“予行演習”を実施する」に近い感じがします。
 空母カール・ビンソンはオーストラリア軍と演習を行い、自衛隊とも演習を行う予定で、すでに韓国軍とは先月に演習済み。
 現状は開戦を充分に考慮に入れた上での交渉中で、「ここを跨いだら開戦」というレッドラインを明確に持っている(けど、対外的に明らかにはしていない)。
 おそらく、想定しているレッドラインは核実験。
 これだけ警告した上での核実験であれば、世界に対しての名聞が立つ。そもそも国連安保理の決議違反。

 ま、実際に核実験やられたらまたシチュエーションは変化するとは思いますが。特に中国関連で。
 アメリカとしては現在表明している「北朝鮮の国家体制を覆さない」ができる最大譲歩だとは思うのですけどね。

週刊ニューズウィーク日本版 「特集:トランプ vs 北朝鮮」〈2017年4月25日号〉 [雑誌]
ニューズウィーク日本語版編集部
CCCメディアハウス
2017/4/18

残念? 朝鮮半島海域で空母3隻の集合ならず。カール・ビンソンは来週にも朝鮮半島海域へ到着

「米空母3隻が韓半島集結」はウソ…ニミッツは中東へ(朝鮮日報)
 米国の軍事専門サイト「ディフェンスニュース」は17日(現地時間)、米太平洋司令部の関係者の言葉を引用し、空母3隻が数週間以内に韓半島周辺の海域に集結するという最近のニュースを同関係者が否定したと報じた。同サイトは「(空母)カール・ビンソンがシンガポール南側のインド洋でオーストラリア海軍と合同演習を実施している」とした上で、「カール・ビンソンがすでに韓半島の周辺海域に到着している」という報道が相次いでいることに複数の太平洋司令部関係者が驚いている、と伝えた。

 また、米国の海軍専門週刊誌「ネイビータイムズ」も同日「(韓半島に向かっているとされる空母)ニミッツは現在、今夏の配備に向けて最終段階の準備に入っている」と報じた。ニミッツはイージス巡洋艦1隻とイージス駆逐艦4隻と共に第11空母打撃群(CSG)を構成し、韓半島周辺ではなく中東方面に戦闘機などを載せて向かう予定だという。

 インターネットでは最近、南シナ海から韓国の東海(日本海)方面に北上している空母カール・ビンソンと、現在日本の横須賀で整備中の空母ロナルド・レーガンに加え、米国カリフォルニア周辺海域を拠点とする空母ニミッツも韓半島に向かっているという一部海外メディアの報道を受けて「4月戦争説」が流れていた。とりわけ今月14日には日本の時事通信が「カール・ビンソンのほかにニミッツも(第7艦隊の担当区域である西太平洋に向かって)航行中」と報じたことから不安がますます高まっていた。
(引用ここまで)

 最初に3隻が合流というニュースがあった時点からニミッツの合流はないかなとは思っていましたが、案の定。
 北朝鮮を相手にするのであれば、カール・ビンソンとロナルド・レーガンの2隻で充分でしょう。場合によっては1隻でも行けるとは思いますが、2隻あったほうが保険が効きますから。

 カール・ビンソンは演習を終えて朝鮮半島に向かっているとのことで、到着は来週中になるとのこと。言いかたがなんとも微妙なのですが、どんなもんなんでしょうかね。
 個人的には27日の攻撃はない。すなわち、もうちょっと長く中国にボールを持たせておくのではないかと考えているのですが。

 向かわせる直前にオーストラリア海軍と演習をしている、というのがなんとも不気味。
 さらに朝鮮半島海域に到着したら海上自衛隊とも合同演習が控えているそうで。
 周辺同盟国と歩調を合わせる必要があるからですかねー。
 ちなみに3月頭に行われた大規模な米韓合同演習であるキーリゾルブにカール・ビンソンは参加しているので、韓国軍との合同演習はすでに経験済み。ふむ。

帝国海軍空母大全 (学研M文庫)
菊池征男
学研プラス
2009/6/12

朝鮮半島海域に空母3隻が集合!? カール・ビンソン、ロナルド・レーガン、ニミッツが……

「米空母3隻が韓半島集結」報道、韓国軍は否定(朝鮮日報)
 一部の海外メディアは最近、日本の横須賀に配備されている空母「ロナルド・レーガン」と、シンガポールから韓半島方面へと向かっている空母「カール・ビンソン」のほか、米国ワシントン州ブレマートンを母港とする空母「ニミッツ」も間もなく西太平洋に進入すると報じた。

 しかし、現存する米国の空母の中で最も古いニミッツ(1975年就役)は2015−16年に大々的な整備が実施され、最近まで南部のカリフォルニア近海で配備前訓練(COMPTUEX)に参加していた。ニミッツが西太平洋または韓半島の周辺海域に向かっているという一部報道について、国防部の関係者は「そのような話は聞いていない」と話した。国策研究所の関係者は「ニミッツまで西太平洋に配備されれば、米国本土の西部を守る空母が『ルースベルト』しかなくなってしまう」として「三つの空母戦団を1カ所に集めるのは米国の軍事戦略にも合致しない」と指摘した。

 一方、カール・ビンソンは当初、北朝鮮の故・金日成(キム・イルソン)主席の105回目の生誕記念日に当たる4月15日前後に韓半島周辺に到着するとの報道が多数あったが、これは事実でないことが確認された。一部では、朝鮮人民軍創設85周年(4月25日)を控えて北朝鮮が挑発を仕掛ける可能性があるため、カール・ビンソンが25日前後に東海(日本海)に到着するのではないかとの見方が出ている。
(引用ここまで)

 実際にニミッツが現状でどこにいるのかは分からないのですが、これはちょっと面白い話。
 つまり、海外のニュースサイトはニミッツまで参戦するのではないか、と見ているところもあるということなのです。
 朝鮮半島近海に空母3隻体制だったら確実にやるだろう、という認識があるということですね。
 ま、ニミッツが向かうなんてこた、実際にはないとは思いますが。ジェラルド・R・フォードと交代する最後のご奉公って時期ですしね。
 こういう話題が出ること自体が、メディアの多くが「現在は戦争の前段階にある」と認識しているということなのでしょう。

 ちょっと前に書いたように、個人的には空母ロナルド・レーガンが朝鮮半島海域に入って2隻体制になったら本気だと考えています。
 ちなみに現在、ロナルド・レーガンは1月に4ヶ月のメンテに入るということでドック入りしています。つまり、メンテ明けは今月末から5月頭。
 どうなるかはまだまだ分かりませんが、 カール・ビンソンの朝鮮半島海域到着が25日前後であるという話には27日爆撃説とのちょっとした符合を感じますかね。

 そういえば、長嶺韓国大使が緊急帰任したときにさんざん、「安倍ガー」とか言ってた人たちはいまごろ息しているのかなぁ……。

武器の世界地図 (文春新書)
21世紀研究会編
文藝春秋
2015/7/20

お笑い韓国軍:「K2戦車のパワーパック国産化のためにはしかたない!」→ドイツ製部品の封印を許可なく破った結果……

S&T重工業、「故障の原因究明のためにK2戦車変速機の整備」(ニューシス・朝鮮語)
K2戦車国産パワーパック(エンジン+トランスミッション)の変速機の耐久度検査の過程で、いくつかの欠陥が発生した。

原因究明のための操作試験が中断され変速機の製造会社であるS&T重工業が故障の原因究明のためにドイツに送られうとした変速機の主要部品である変速装置(トランスミッション部品のいずれか)を無断で整備した事実が知られている問題となっている。

問題になると、S&T重工業は13日に立場を発表し、「K2戦車変速機は、変速装置、ステアリング装置、ブレーキ装置、冷却装置などで構成されて複合的な機能を実行する動力伝達装置」と「K2戦車用変速機初製品試験の一環として、企業内自己検査装置を用いて320サイクル変速機の耐久度テストを行ってきた」と述べた。

S&T重工業は「2月13日耐久237サイクルを完了した後、変速機の部品の一つである変速装置(Range Pack)の内部でC1クラッチ供給圧力が低下する現象が発見された原因究明のためのテストを中断した」と説明した。

続いて「C1クラッチ圧力低下の原因を明らかにするために、気品ウォン、グクグァヨン、現代ロテムと同社は2月16日から17日までC1クラッチ測定ライン、C1クラッチオイル供給ラインと油圧制御装置(HCU)などを調査し、すべて正常であることを確認した」とし「気品ウォン、グクグァヨン、現代ロテムと会社は、故障が疑われる変速装置の検査のために変速機の変速機を個別に分離して封印し、ドイツへと搬送して、ドイツのトランスミッション製作業者がシールを解除した後、原因を究明することを決定した」とした。

しかし、「会社の技術役員をはじめとするエンジニア2人が複数回の耐久試験の中断に軍の戦力化のスケジュールに支障をきたしていることに対する負担感と2次量産のために耐久度テストを一日も早く終わらせなければならないという重大な責任に最低2〜3ヶ月以上かかる、ドイツ変速機の製造会社の第一次原因調査の結果を待っていることはできなかった」と変速装置を整備した事実を打ち明けた。

特に「変速装置が封印されたままドイツに搬送とすれば、ドイツ変速機製作業者が正確な原因を究明するのに相当な時間がかかるされた可能性も排除できない」とし「その結果、エンジニアたちの技術判断で会社と国はK2戦車国産トランスミッション耐久試験中に発生したC1クラッチ圧力低下の原因を早めに国内の技術陣によって独自に明確に明らかにすることができた」と釈明した。

実際にS&T重工業のエンジニアは、故障した変速装置を開いて確認した結果、C1クラッチ固定用ボルトのヘッド部が破損しているという事実を確認し、これを固定した後、テストした結果、正常に動作したと伝えられた。

ある防衛事業関係者は「封印されたドイツ産変速装置を無断で解除したS&T重工業の責任が伴わなければだろうが、それ以前にこのような問題が発生するしかなかった会社側の切迫した状況も理解できる」とし「もし故障した変速装置がドイツに送られたら、調査結果が出るまでどのくらい時間がかかる分からない状況なのに加え、正確な故障原因を明らかにすることが未知数」と語った。

彼は「大韓民国の技術で開発されているK2戦車変速装置をドイツ産に置き換えた状況で、今回のように故障が発生した場合の対処能力に限界が表示される可能性が高く、国内企業に技術移転や国産化開発が必要だ」と指摘した。
(引用ここまで)

 相変わらずなにを言っているのやら……。
 記事中のS&TはS&T重工業であると思われます。旧大宇系列だったメーカーですね。
 K2戦車のパワーパックについて斗山インフラコアがエンジン部分を、S&T重工業が変速機部分を担当して国産化する予定でした。
 ただし、K2の1次生産分には軍が要求した性能を出すことできずに、100基のユーロパワーパックを導入していたのは記憶に新しいところ。
 で、2次生産分からは200基以上の国産パワーパックを導入することに決まっていたのですが、先月の時点でまだ安全試験を突破できていないことが判明しています。

 先月のパワーパックの安全試験を突破できなかったというニュースをエントリにしたときに、ドイツ製のボルトが破損したという話がありましたね。
 変速機メーカーであるS&T重工業がチェックしていたところ、ドイツZF社製のコンポーネントが原因ではないかと思われる部分があったというところまで判明していました。
 で、変速機の当該部品を封印して、ドイツから技術者を招こうとしたところZF社から「部品を送ってくれればこちらで点検してどこが破損したのか教える」と言われてのだそうです。

 で、S&T重工業は「いいよ、封印破って自社点検しちゃえ」とばかりに封印を破ってやってしまったと。
 で、ボルトが破損している事実が分かったので、固定したら安全試験がうまくいった……という経緯なのでそうです。
 封印を破ったのは「それでなくても国産パワーパックの納期が遅れていたので、ドイツに送り返していたのでは納期がどうなるか分からない」とS&T重工業の社員が述べているとのこと。

 ……そもそも「国産パワーパック」を導入する理由が、ユーロパワーパックを使っていては故障時に対応時間がかかってしまって効率的ではないからというものだったのですよ。
 それなのに国産パワーパックの変速機部分にZF社のコンポーネントを採用して、かつその封印をばらしてしまうっていうね。  で、誰も悪びれることなく「納期がきてたから」って語ってしまうという。
 恐ろしい国ですわ。
 これでS&T重工業は封印を勝手に破ったことで軍からの懲罰を受けて、部品を納入できなくなる可能性もあるとのこと。
 意味ないじゃん……。

 ちなみに韓国空軍が墜落したF-16の封印を破った、あるいはF-15Kの部品の封印を破ったという話が喧伝されていますが、これまで確認された事実はありません。

ガールズ&パンツァー 劇場版
バンダイナムコ

韓国メディア「北朝鮮監視のために、民間情報や外国からの借り物ではなく独自の偵察衛星を確保しなければ!」……月探査とかよりもそっちの優先順位のほうが上じゃない?

【社説】北の核を監視する韓国独自の偵察衛星確保を急ぐ時(中央日報)
北朝鮮の6回目の核実験が秒読み段階に入った。米国の北朝鮮分析サイト「38ノース」は衛星写真を分析して「豊渓里(プンゲリ)核実験場が『装填、据銃』状態」と伝えた。金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長が命令さえ出せばいつでも核実験ができる準備を終えた状態だ。 (中略)

しかし問題は、現在のところ北朝鮮の核実験に関する主な情報を韓国政府ではなく米国の民間団体「38ノース」を通じて入手しているのが現実だ。この団体は民間衛星情報を活用しているという。もちろん韓国の軍と情報当局はこれよりはるかに高解像度の米軍事衛星の映像・信号情報を受けている。昨年11月に軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を締結した日本とも衛星情報などを共有している。日本は韓半島(朝鮮半島)周辺に4基の静止衛星を運用し、北朝鮮を見つめている。衛星情報収集能力で韓国より一段階上と評価される。宇宙研究に着実に投資してきた結果だ。韓国当局も対北朝鮮映像・信号情報などを独自で収集するが、衛星情報は解像度が落ち、情報収集能力も制限的だ。

情報衛星を利用した情報収集能力はキルチェーンを通じた対北朝鮮核抑止力の核心であり、海上・空中作戦と国防体系・通信セキュリティー分野でも重要だ。偵察衛星・通信衛星・GPS衛星と空中早期警戒管制機などを利用して、北朝鮮のミサイル標的を探知するのは、探知−識別−決定−打撃とつながるキルチェーンの中枢神経でもある。したがって政府は昨日国会に報告した2018−2022年国防中期計画で、独自に北朝鮮地域を偵察する「偵察衛星映像情報体系」を構築することにし、そのためにドイツ・フランス・イスラエルなど外国の偵察衛星を借りることを打診しているという。かなり遅くなったが、衛星情報収集能力を一時的に増やす良い機会だ。

政府はこれをきっかけに国産衛星を確保する「4・25事業」の速度も高める必要がある。防衛事業庁は昨年、1兆ウォン(約950億円)を投入して2020−2022年に解像度0.3−0.5メートルの偵察衛星5基を戦力化する予定だと明らかにした。この日程は国防部情報本部が人工衛星戦力化事業を初めて要求してから3年近く遅延してきた。国家情報院が衛星管制権限を要求し、部処間の隔たりが整理されずに生じたことだ。

政府は部処間の隔たりを迅速に調整し、国産衛星開発・打ち上げ事業を積極的に進める責任がある。北核事態という厳しい状況で我々の生存のために、これ以上は外国の情報に依存するべきではない。情報戦の優位に立ってこそ、国際社会で誰も我々を無視できなくなる。情報こそが自主国防の核心だ。
(引用ここまで)

 北朝鮮を監視するのに、やっていることは民間の分析サイトから情報を買うこと。
 近い将来にやろうとしていることは外国の偵察衛星の一時借用。
 2020年以降にやろうとしているのが、自国所有の高精細偵察衛星の打ち上げ。

 現在はイスラエル製の光学機器を搭載したアリラン2号と、EADSから技術供与を受けたアリラン3号3A号、合成開口レーダーを搭載したアリラン5号が観測衛星としてしようされています。
 どれも地球観測がメインの役割で、専門の偵察衛星というわけではないのですね。

 で、イスラエル製の偵察衛星を借りて当座をまかなってから、2020年以降の国産衛星を開発・打ち上げしていく予定だと。
 2020年以降というのは、KSLV-2の打ち上げスケジュールが順調に行けばということなのかな。もうすでに試験打ち上げですら10ヶ月遅れがアナウンスされていますが。
 まあ、独自ロケットで他国のスケジュールによって左右されずに打ち上げたいのでしょうね。
 アリラン5号打ち上げのときはロシアに邪魔されたという経緯があるのですよ。
 逆にアリラン3号のときは開発が遅れてH-IIAの打ち上げを遅延させてくれましたけど。

 むしろKSLV-2への予算、もしくは月探査予算をこっちに持ってくるべきではないかって思うのですが。
 優先順位を間違えてないですかね。
 北朝鮮の核開発監視なんて韓国にとっては最優先に行うべきもので、20年前からやっててもおかしくない事業ですわ。
 いまさらKSLV-2のあとから偵察衛星打ち上げって。

人工衛星をつくる ―設計から打ち上げまで―
宮崎 康行
オーム社
2011/11/30

北朝鮮がミサイル発射 → 直後に爆発 → これは陰謀論が楽しそうだ……

北朝鮮がミサイル発射するも失敗 東部新浦付近から1発=韓国軍(聯合ニュース)
 北朝鮮は16日午前、弾道ミサイル1発を発射したが失敗したようだ。韓国軍合同参謀本部はこの日、「北がきょう午前、(北東部)咸鏡南道・新浦付近から未詳のミサイルを発射したが、失敗したとみられる」と明らかにした。北朝鮮が発射したミサイルの種類はまだ確認されていない。 (中略)

 情報当局の関係者は「この日、発射に失敗したミサイルは5日に新浦付近から発射したものと同系列だとの見方に重点を置いている。地上の発射施設から遠くまで飛ばせなかったとみられる」と伝えた。 (中略)

 北朝鮮は25日に朝鮮人民軍創建85周年を迎えることから、再度弾道ミサイルを発射する可能性が高いとみられる。
(引用ここまで)

 うーむ、他のエントリを書いていたところで速報が入ってきたので見守っていたのですが、続報はほぼゼロ。
 現在のところまでミサイルの種類は不明とされています。
 発射直後に爆発ということなので、迎撃されたということではないのでしょう。英語表記ではwithin secondsとあるので秒単位で爆発。
 かつアメリカからこれといった声明も出ていないことから大陸間弾道弾クラスのものでもない。
 今月初めにもあったスカッドERかな。

 実験に成功していたら北朝鮮からなんらかのアナウンスがあったのでしょうが。
 今月25日の朝鮮人民軍設立85周年記念日まで、同じようになんらかの動きが出てくると思われます。

 国内的にはアメリカに対抗する姿勢をミサイルを打ち上げなければならない。
 だけども、それをアメリカにとがめられて開戦することは本意ではない。
 で、発射直後に爆発させた……というのはうがち過ぎですかね。この場合であれば、「爆発させたのは誰か」というのもちょっと面白いところですが。
 陰謀論に傾きすぎているかな。

SUPERサイエンス 爆発の仕組みを化学する
齋藤勝裕
シーアンドアール研究所
2017/3/27

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うちはそこらにありがちなゼノフォビアライクなところとは異なっており、文化的・文明的背景をもって「なぜこのようになっているのか」を解説して、大いに韓国を楽しんでしまおうというコンセプトの元に2002年から設立されているサイトです。単純に韓国が嫌いなかたは他を見てもらったほうが満足できるんじゃないかと。

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