楽韓Web

韓国に関する話題を面白おかしく、韓国の文化背景を含めて解説してしまうサイトです。

韓国社会

 相互RSS募集中です

韓国の運河に「溺れた人がいたら救助して」と浮き輪を設置した結果……

 この仁川地下鉄2号線の画像を撮影に行こうと思ったのですよ。
 ところが降りる方角を間違ってしまって、撮れたのがこれ。

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 逆方向だったのですね……。
 この時点で駅からかなり歩いていた+エレベーター故障で3階までキャリーバッグを引っ張りながらだったこともあり、さらには空腹、早朝到着での疲労、おまけに風花がちらちら降ってきた等々から反対側に行くことをあきらめたのですが。
 ちょっと面白いものが撮れたので、そっちをレポートしましょう。

 ここまで来るのに京仁運河 ── 現在は京仁アラベッキル(運河としては運用されていない模様)を渡ったのですよ。
 そこに自殺防止のこんなマークがついていました。

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「あなたの心を癒やします」

 ぼかしは電話番号だったので一応。命の電話、みたいなものですかね。たぶん。

 で、溺れた人がいたら投げ込んでくださいと書いてある「LIFE RING」、つまり浮き輪があったのですが。

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 持ち去られていましたとさ(笑)。韓国らしい。

 で、ついでに故障していたエレベーターも実に韓国的だったのでこちらもどうぞ。

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 衝立もなにもなしでフルオープンで修理中。

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 3階には「点検中」の張り紙が床に落ちてました。
 ついでに3階にいたる階段にはこんな誘導灯、そして1階のボタンはこんな感じでした。仁川地下鉄2号線は去年開通したばかりのはずなんですけどね……。

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 うん、それなりに満足な結果じゃないでしょうか。ザ・韓国ってとこですね。

Casa BRUTUS特別編集 死ぬまでに見ておくべき100の建築
マガジンハウス
マガジンハウス
2016/9/30

3000万羽を殺処分した韓国が「日本を見習って」鳥インフル対策に乗り出す……まずワクチンの備蓄からはじめようか?

鳥インフルで過去最悪被害の韓国 日本お手本に制度改善へ(聯合ニュース)
 その基本的な原因は、家禽類の飼育環境の違いにあると調査団は分析する。

 日本では鶏の飼育数が韓国より2倍以上多いが、韓国と違い中小規模の養鶏場が密集している地域がほとんどないとされる。それだけ集団飼育が少なく、飼育密度が低いことを意味する。

 青森県の鳥インフルエンザ発生農家の場合、10キロ以内にある農家は7軒だけだが、南西部の全羅北道・金堤では10キロ以内に410軒の農家がひしめく。

 「鳥インフルエンザの火付け役」とされるアイガモの飼育数が日本では50万羽程度であることも、韓国(877万羽)と違う部分だ。

 アイガモはウイルスに感染しても症状がすぐに現れず、排せつ物などを通してウイルスが大量に排出される。

 このような産業構造の違いにより、韓国よりも日本の方が鳥インフルエンザの防疫に有利な面があるというのが調査団の説明だ。 (中略)

 鳥インフルエンザ発生時の対応にも違いがある。

 日本は首相を本部長に、内閣に鳥インフルエンザ対応本部、農林水産省には防疫対応本部、発生都道府県別にも対策本部を設置し、運営する。

 殺処分についての政策は、24時間以内の殺処分、72時間以内の埋却を原則として事前に人員を確保しておき、一定規模を超えると自衛隊を動員すると定められている。実際に日本では昨年11月、鳥インフルエンザ発生の2時間後に安倍晋三首相が危機管理センターを設置し、陣頭指揮を執った。

 一方、韓国では農家が最初に通報して26日が過ぎてからようやく政府レベルでの鳥インフルエンザ関係閣僚会議が開かれた。

 その上、韓国は関心、注意、警戒、深刻の4段階の危機警報ごとに違う対応を取っており、発生から約1カ月が経過してようやく「深刻」レベルに引き上げられ、対応の遅れを批判された。

 このほかにも、異常な症状など疾病の発見時のみ通報するようになっている韓国とは違い、日本は鳥インフルエンザの予防のため毎月農家が家禽類の死亡率を報告することになっている。ワクチンは韓日とも指針上では使用できることになっているが、実際には日本のみがワクチンを備蓄(H5N1型、410万羽分)している。
(引用ここまで)

 アイガモがいるから、とか養鶏場が一カ所に固まっているから……というようなことを鳥インフルエンザが蔓延した理由として挙げていますが。
 最大の理由は後半の発生時の対応ですよね。
 政府にかぎらず、農家の対応も同じ。

 関係団体から「どうしても地鶏を移動させなければならない!」って言われたら許可してしまう。
 そもそも最初の感染疑いが報告されてから一ヶ月経つまで政府単位では対応しなかったし、養鶏農家も「どうやら感染したけど届け出る前に出荷しちゃえ!」なんてことをやる。
 移動中止命令があってもトラックで移動しちゃうし、その消毒もろくにやらない。
 日本じゃ動物園の入場口に「靴裏を消毒してください」ってアナウンスがあるほどですよ。東京なのに。

 セウォル号沈没事故の時に「これからの韓国社会ははマニュアルを守るものにならなければ」とか言っていたのだけども、熱さが喉をすぎてしまえばこんなもの。
 マニュアルを守ることで益がない。あるいは、破ることで益がある社会なのでこうならざるを得ないのです。
 そもそも、マニュアルを読むことができない人間が多数いる
 社会の構造が感染拡大を手助けするようにしかなっていない。
 そりゃこうなりますわ。
 ワクチン備蓄がないっていうのもけっこうなお笑いです。
 ワクチンが必要になったら南スーダンで銃弾を借りに来たように、日本に借りにくるつもりなんでしょうかね。

ワクチンは怖くない (光文社新書)
岩田健太郎
光文社
2017/1/20

韓国メディアが「韓国の法治が崩壊寸前だ!」と叫ぶものの、もはや時すでに遅し……

【社説】韓国の脆弱な法治を崩壊させる「国民感情」(朝鮮日報)
 ソウル外信記者クラブのマイケル・ブリーン会長は先月、米国の外交専門誌『フォーリン・ポリシー』の中で「韓国の民主主義、国民が怒りの神だ」とする見解を示した。ブリーン氏は「韓国では群衆の感情が一定の線を越えると強力な野獣に変わり、法治を崩壊させてしまう。韓国人はこれを『民心』と呼んでいる」とも説明した。ブリーン氏は16日に本紙とのインタビューに応じた時も「(民心は)韓国の脆弱(ぜいじゃく)な法治を崩壊させる恐れがある」との懸念を示している。

 ブリーン氏は「法治に基づいた民主主義社会で生きてきた人間にとって、国民を(法よりも)最も上位に置く韓国的な概念は受け入れがたい」とも言及した。ブリーン氏は英米メディアの特派員として35年間にわたり韓国に駐在したが、それでも外国人であることに変わりはない。ただし外国人の目に映った韓国における国民感情の影響力とその危険性については、一度傾聴する必要はあるだろう。

 ブリーン氏は「大規模集会が続く中でも、暴力や不祥事はほとんど起こらなかった。このことは韓国の民主主義を大きく改善させるだろう」と評価する一方で「民主主義国家における群衆集会はいわば自らの主張を訴える手段ではあるが、法で定められた制度を支配するようなことはない」とも指摘した。ブリーン氏が懸念を示すのは、政府や立法府、司法機関が国民感情に反する決定を下すことができないという点にある。実際に今行われている憲法裁判所による弾劾決議の審理や特別検事による捜査はもちろん、韓日関係など外交問題でも政府が国民感情に押し切られるケースが相次いでいるのは事実だ。

 14日にはキャンドル集会参加者の一部がレーザービームを使い、ソウル光化門の米国大使館の建物に「ノー・サード」という言葉を照らした。これは言うまでもなく米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備に反対するためだ。ただし外国の大使館などに対してこのように攻撃的な行動がなされるのは法治国家ではほとんどない。キャンドル集会の主催者はこの問題について「別の協力団体がやった」としているが、彼らも新年の記者会見ではTHAAD反対を「積弊清算に向けた課題」と明言している。法的には何の権限もなく委任も受けていない団体が、いわば何でも好き勝手にやっているのだ。

 韓国の法治が脆弱であるのは確かだ。その理由は権力者が法を軽視してきたためだが、だからといって誰もが法を無視してもよいわけではない。しかも何の責任もない国民感情が法律の上に君臨してしまえば、最終的にはこの国の構成員全員が被害者となってしまうだろう。
(引用ここまで)

 だって、韓国人の誰もそれに反対してこなかったでしょう?
 全斗煥と盧泰愚が事後法で死刑判決や懲役刑を食らっても「当然だ」としてきた。
 チニルパの子孫とされてきた人たちから土地を収奪しても「これは特別だ」っていって没収されるのが当然とばかりに見逃してきた。
 セウォル号の一時雇船長は殺人罪で裁かれて無期懲役、在宅だった本来の船長(なにもしていない)まで過失致死で裁かれる。 
 大した罪を犯していないチェ・スンシルの娘にはインターポールに最高レベルの緊急逮捕要求が出されてしまう。きっと罪は「チェ・スンシルの娘であること」なのでしょう。
 ローンスター問題なんも同列に扱えますかね。

 それらの恣意的な法律の適用や事後法を見逃してきたのは韓国人自身なのです。
 そうして「慰安婦像を日本大使館前に設置」して、特別扱いしてきた。本来であれば無断使用で裁かれ、ウィーン条約に従って撤去すべきなのに「特別だから」と見逃してきた。
 釜山の日本総領事館横に設置するのも特別なケースだから許可すべきだ、となった。 

 国民感情を優先して、憲法よりもさらに上位に存在するものとして扱ってきた。
 「国民情緒法」なんて揶揄しながらも好き勝手に都合がいいように使ってきた。
 もはや韓国の法治なんてとうの昔に崩壊していたのですよ。

 それをいまさら保守派の都合が悪くなったからって「このままでは韓国は崩壊する」だの「崩壊寸前だ」だの言い始めたところで、どうにもなりませんわ。
 とりあえず一度、左派に政権奪取してもらって国を根幹から瓦解させるのがよいですよ。
 再構築できるかどうかは不明ですが。 
 もし、再構築できるようなことがあったら、そのときは法治を行き届かせることができる国になれたらいいですね。

[まとめ買い] 火の鳥
手塚治虫
手塚プロダクション

韓国人「整形して性格が変わった!」→90% 「副作用があった」→

整形手術の経験者91.3%「整形が性格も変える」=韓国(中央日報)
キム・ジュドク誠信女子大メーキャップデザイン学科教授らが16日に韓国美容学会誌に発表した内容によると、2014年9−10月に美容のための整形手術を受けた20代以上の女性402人のうち91.3%が「美容整形が性格の変化に影響を及ぼすか」という質問に対して「及ぼす」と答えた。この調査で「及ぼす」という回答率は販売・サービス・自営業従事女性(94.7%)が最も高かった。

整形手術を受けることになったきっかけに関する質問では「容貌に満足できないから」(59%)という回答が最も多かった。このほか「肌の老化改善のため」(20.1%)、「周囲の勧め」(7%)、「他の人もみんなしているから」(4.7%)の順だった。

目の整形をした人の中では「二重まぶた」(67.8%)が最も多く、「切開」(14.4%)が後に続いた。鼻の整形は「高くする」(49.6%)、「鼻先」(29%)の順だった。顔の輪郭の整形は「あご」(35.2%)、「ほお骨」(29.7%)、「補形物挿入」(29.7%)が多かった。

整形後の満足度は高かった。「イメージが良くなった」で答えた人が43%で、40.9%は「自信が高まった」と回答した。6.1%は「社会的競争力が高まった」と答えた。一方、「副作用があった」という回答は29.9%だった。
(引用ここまで)

 そりゃまあ……そうでしょうよ。
 美容整形手術というのは基本的に心理的にそこに追いこまれてやるものですから、性格も変わりますわ。
 どれだけ周りの人間が「前のほうがいい」とかなんとか言ってても、本人が納得していないのだからしょうがないのですよね。
 ただ、それをやってしまうともはや「外見が悪いからこういう扱いになっているのだ」という言い訳もできなくなる両刃の剣。
 そういう意味もあって「性格が変わる」のでしょうけども。
 個人的にはそこまで思うのであればご自由にって感じですけどね。

 ここ何年か1年に1回のペースで韓国旅行をしていますが、人数がますます増えている感じがします。
 そしてますますテンプレートの量産顔に集中してきている。
 高尺スカイドームに地下鉄で向かったときに、椅子に座ったら右隣、左隣、そして前に立っている人の顔の造形が8割同じだったときには衝撃を受けました。
 なんというか、別の惑星に来たかのような衝撃。「ヤック=デカルチャア」とつぶやかずにはいられませんでした。いや、実際にはつぶやいてないですけど。

 Photoshopで履歴書の写真が双子のようっていうネタがありましたが、物理的にも同じになりつつあるのでしょうね。
 しかし、副作用が30%なぁ……。
 そこまでしなくちゃいけない社会なんでしょうけど。

 参考リンク:2014年の整形通りレポート

ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲
西原理恵子 / 高須克弥

韓国人「韓国はまだまだ未熟な国だ」……それでぼったくりの言い訳になるとでも?

(朝鮮日報)
 今年3月、仁川国際空港から入国したあるオーストラリア人がタクシーで水原に向かった。通常は7万ウォン(約6800円)ほどの距離だが、タクシー運転手は17万ウォン(約1万6000円)を要求した。韓国のタクシー料金について知らないこのオーストラリア人はクレジットカードで支払った。ところが運転手は「カードが承認されない」としてさらに16万ウォン(約1万5000円)を求めた。最終的に33万ウォン(約3万2000円)を支払ったこのオーストラリア人は、帰国後電子メールで韓国の警察に通報した。今年7月にはあるカナダ人観光客が仁川空港から江原道太白までタクシーを利用したところ、70万ウォン(約6万8000円)を請求された。6月にはあるタイ人が仁川空港から鉄原まで80万ウォン(約7万7000円)を支払った。仁川警察庁観光警察隊は28日、このような法外な料金を請求し受け取っていたタクシー運転手6人を詐欺容疑で立件した。

 先日も韓国観光にやって来たある中国人団体客が終日免税店や健康食品の専門店など6カ所の店を連れ回され、ショッピングを強要されたというニュースが報じられた。この健康食品店はこの団体客がやって来た時にシャッターを閉め、100万ウォン(約9万7000円)相当の商品を半ば強制的に売りつけた後にはじめてシャッターを開け、団体客を帰らせたという。被害を受けたある中国人観光客は「ソウルに来て南山も見られなかった」と怒り心頭だ。この団体客の中からは「高級な宿泊施設を予約したのに、行ってみると考試院(受験生向けの狭い貸部屋)だった」という声もあった。ワクワクした思いで韓国に来たものの、帰る時は「もう絶対に来ない」と言って帰る外国人が多くなるのも当然のことだ。

 これらは国の観光産業という観点から考えても深刻な事態だが、それ以前に良識ある人間としてやるべきでないことが、韓国では普通に行われていることに失望を禁じえない。韓国は世界10位圏の経済大国であり、世界のどの国にも劣らない開かれた国だ。高校以上の学歴を持つ国民は80%を上回っている。そのような国で観光客をだまし、裏で自分の利益ばかりを手にする愚かな行為が普通に行われている。これではこの国もまだまだ未熟と言わざるを得ない。
(引用ここまで)

 ……「韓国はまだまだ未熟」だって。
 いつになったら成熟するんだか。
 PPP準拠とはいえ、日本に所得が追いつくだのなんだの言ってるような連中がいまだに社会的に問題になるレベルでぼったくり。
 それもタクシーだけじゃなくて、観光旅行全体がぼったくり。
 記事にはありませんが、レストランでも「外国人向けメニュー」が横行している。

 PPP準拠ではない、実際の所得は3万ドル手前で足踏みを続けているにも関わらず、格差はすでにアメリカと同等
 ぼったくりがはびこる条件はそろっているのですけどね。
 以前も語ったようにぼったくりというのは、格差の補填を外部から行うという側面を持っているので韓国では当然のようにあるわけですよ。
 格差が許容範囲内になるまでなくなることはない。
 でも、韓国の公共料金がいまの「異常な安値」の水準で推移する以上は、タクシーの乗車料金も低いまま
 というわけでぼったくりはいつまで経ってもなくならない。

 タクシーのぼったくりが続発するのは、韓国の社会が歪んでいる象徴でもあるのですよ。
 KTXでたまたま隣に座った人が「このKTXがソウルに着く頃には終電が終わりかけですが、深夜のタクシーには気をつけてくださいね」って忠告してくれるレベルで。

歌舞伎町はなぜ<ぼったくり>がなくならないのか (イースト新書Q)
武岡暢
イースト・プレス
2016/6/15

ウォールストリートジャーナル記者「韓国のデモが成功したのは分かった。じゃあ、これから韓国社会はどうなるの?」と冷徹な指摘

【寄稿】韓国国民は抗議行動をやり過ぎか(WSJ.com)
 韓国で行われた朴槿恵大統領の退陣を求める集会には200万人が参加した。今や朴氏は弾劾裁判に掛けられることになり、それを民主主義の勝利だと唱える向きもある。だが、帝政ローマのギリシャ人哲学者プルタルコスの言葉を借りるならば、韓国はこうした勝利を次は迎えられないかもしれない。

 韓国では過去数十年間、何万もの集会や行進、座り込み、ストが行われてきた。平均すれば1日当たり1件以上になる。こうした抗議行動は、生活の質や統治が改善しているのにもかかわらず増加している。そして、抗議行動を通じた体制の変革はほとんど実現できていない。 (中略)

 韓国ではなぜこれほど頻繁に抗議行動が起きるのか。時に「デモ共和国」と称される韓国で、なぜ抗議行動は永続的な変革をもたらさないのか。

 よく言われるのは、韓国国民は短気だという説明だ。2002年に少女2人が米軍車両にひかれて死亡した事件では、米兵2人が無罪判決を受けると、反米抗議行動が韓国全土を席巻した。レストランには「米国人お断り」の看板が掲げられ、人気歌手PSYは反米ソングを歌った。ある米当局者はロサンゼルス・タイムズ紙に対し、「私が話をする韓国人のほとんどが、判決には国民感情を反映させなければならないと主張する。これに対し我々は、苦労して法律から感情を切り離そうとしている。考え方がまったく違うのだ」と語った。

 韓国国民は、激しやすい自分たちの性向を「フライパン文化」と評する。例えば、2005年には日本の歴史教科書の記述をめぐり抗議行動が発生した。この教科書は、日本の中学校のわずか0.04%で採用されていただけだったにもかかわらずだ。2008年には米国産牛肉の再開をめぐり、安全性に問題がある証拠はなかったにもかかわらず、数十万人が抗議デモを繰り広げた。駐韓米商工会議所の会頭を務め、韓国に帰化したジェフリー・ジョーンズ氏は、こうしたことは韓国では感情が法律を優先してしまうことを示していると話す。

 しかし、もっと説得力のある説明は、韓国では権力は政治的見解が同じ人たちに訴えることによってではなく、個人的なつながりを動員することによって生まれるというものだ。盧泰愚氏は全斗煥氏の友人だったし、朴槿恵氏は朴正煕氏の娘である。

 個人的つながりを基にしたグループの存在が、政治的な発展を妨げている。他の国々では、社会運動は政党の政策に取り込まれる。しかし韓国では、個人的なつながりが強いため、権力は政策に賛同して結集することでは生まれない。その結果、不満を抱く人たちは街頭に出て抗議する以外に、政治参加する道がほとんどなくなる。 (中略)

 要するに、問題は1人の腐敗した指導者ではなく、そうした指導者を支える個人的なつながりと経済状況にある。韓国国民は、不屈の精神を持ち、今の状況より困難な障害を乗り越えてきた。だが後退を避けるためには、朴氏の退陣後のことを考える必要がある。腐敗は根が深く、その資金は潤沢にある。
(引用ここまで)

 この記事を書いたデビッド・ボロズコ氏は韓国在住のライターだそうです。国籍は分かりませんでしたが外国人であることは間違いなさそう。日経アジアンレビューにも寄稿していました。
 韓国の特色である「国民情緒法」と「ウリとナム」がウォールストリートジャーナルにおいても書かれていますね。
 さすがにそのものの名称を書いてはいませんが、中味はまさしくそれ。
 日本からだけではなく、その他の外国人からも疎まれている。
 韓国は法治国家ではないということが、韓国にいる外国人にはよく理解できるということなのでしょう。

 すでにニューズウィークの記事でも「デモはしていてもパク・クネ後がどうなるかまったく考えていない」「大統領候補たちもその鳥瞰図を提示できてない」という記事がありましたが、これが第三者からの冷徹な視線ですわ。
 韓国人自身は「世界4大革命を成し遂げた!」とか鼻高々なのですけどね。
 デモをして社会がどうなるかというようなデザインはゼロ。感情で突っ走った今回のデモが韓国になにをもたらすのか、ということを見据えることができていない。
 おそらく半年後くらいから抹殺がはじまるであろう保守派マスコミからはじわじわと「韓国という国そのものの危機」が唱えられていますが、それは自分たちが高く吊されるであろうからであって本当に国というものの行く末を心配しているわけではないというのがまた滑稽。

 韓国人はよく「判決に国民感情が反映されるのは当然のこと」なんてことをいうのですが、それこそが近代国家が切り離そうと必死に努力してきたものなのですけどね。
 さすがに法律を超える量刑が科されたりといったことはないにしても、科される罪状がおかしいなんてことはいくらでもある。
 セウォル号沈没事故の際に乗船していた臨時船長に殺人罪が適用されたこともそうですし、さらには乗船していなかった本来の船長にまで業務上過失致死罪が適用されたりもする。
 それに対して「セウォル号事故は特別だから」なんて言い訳をしてしまう。

 その特別扱いの連鎖は続いてしまうのですよ。
 きっと、今回のチェ・スンシル関連でも同じように「国民感情に配慮した」様々な判決が出るのでしょうね。なぜならチェ・スンシルゲートは特別だから。
 すでにチェ・スンシルの娘であるチョン・ユラに対して「業務妨害」で逮捕状請求に加えてパスポート失効の強制手段に出ています
 さらにはインターポールに対して「赤手配書」なる最高段階の手配書を要請したとのこと。
 今回のろうそくデモにおいて主役となっている若年層からもっとも憎まれているのがこのチョン・ユラであるという話は何度かしていますが、いくらなんでもやりすぎじゃないでしょうかね。
 ま、「今回の事件は特別だから」で済ませるんでしょうけども。

「反日韓国」の苦悩 老いも若きも未来に希望がない
呉善花
PHP研究所
2016/2/17

韓国の「キレイな市民革命」が終焉を迎える日は?

皮肉ると非国民扱い それが韓国型「ロウソク民主主義」だ (産経新聞)
 最近の朴槿恵(パク・クネ)大統領退陣要求の集会やデモで興味深い経験をした。

 何しろ街頭での大群衆だから、渦中にいるとよく人にぶつかる。ところが日頃学生街ではぶつかってもろくに反応しない若者たちが身を引いてよけ、ぶつかると頭を下げる。これは何なんだ? 韓国人がよくいう「ウリ(われわれ)」という仲間意識からか。

 また、集会やデモが終わるとみんなでゴミを集め、街をきれいにする。このパフォーマンスは2002年のサッカーW杯時の愛国大キャンペーンだった「100万人街頭応援」に由来するが、こうしたある種の“よそ行き”スタイルは日常的にぜひ定着してほしいと思う。

 今回の秩序正しい「100万人ロウソクデモ」をマスコミや識者は「広場民主主義」「ロウソク民主主義」「市民革命」などと呼び、「韓国人の成熟した民主主義であり、素晴らしい市民精神の発露だ」と自画自賛している。

 その現場である都心の光化門広場には、セウォル号沈没事故真相追及を叫ぶ反政府団体のテント村ができている。広場の裏通りの日本大使館前には、これまた無許可の慰安婦記念像が設置され、不法な集会やデモが常時行われている。

 セウォル号問題では責任のある関係者はすでに裁判で有罪になり、犠牲者補償も終わっているのに、まだ真相究明という。ひたすら朴大統領を非難するためだ。もう2年以上、韓国の表玄関であるあの広場に勝手に十数個のテントを張って座り込んでいるのだ。

 セウォル号問題は国内問題だから好きにやってもらってもいいが、日本大使館前での行為は国際問題だ。慰安婦像は外国公館に対する非礼、侮辱であり、国際法違反である。ああいう非常識はほかの国にはない。

 韓国ではこれまで、国際的常識にはずれていることでも相手が日本というと黙認されてきた。日本相手なら何をやってもいいという日本への「甘え」あるいは「反日無罪」の心理だが、そのことを韓国社会がおかしいと感じない限り、「成熟した民主主義」も「素晴らしい市民精神」も反政府運動のための“よそ行き”にすぎないだろう。

 以前、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長が記者会見した際、「秩序ある国際都市ソウルを目指し、日本大使館前や光化門広場の不法施設を整理してはどうか?」と質問した。答えは「人びとが自分の意見や立場を自由に表現できる都市にしたい」で、法秩序には無関心だった。

 この朴市長も野党陣営の次期大統領候補の一人で「100万人ロウソクデモ」をしきりにたたえている。今、韓国ではロウソクデモを批判したり皮肉ったりすると非国民扱いされる。それが韓国型「ロウソク民主主義」である。(ソウル・黒田勝弘)
(引用ここまで)

 ウリ同士であればぶつかっても会釈する。
 そうでなければ塩対応。
 とりあえずパク・クネを下野させるという目標を共通項目として持っていたので、ろうそくデモ参加者同士を大きなくくりでウリ認定していたということなのでしょう。

 そして、ろうそくデモによって「市民革命」を成し遂げて、それに異を唱える者は「非国民」扱い。
 実際、「君たちがこうしてデモに参加している間にも働いている人がいるのだ」と言っただけで不買運動まで起きています
 絶対不可侵の聖域と化したのですよ。
 セウォル号の遺族会も、慰安婦関連項目も同様に。
 もともとは慰安婦に関して特別扱いを許したことからはじまっていると思うのですけどね。

 「あれが特別であるというのなら、これが特別ではない理由はないだろう」となってしまう。
 だから、法治による秩序というものは大事なのですが、韓国ではそれが徹底されなかった。財閥の会長であれば罪を犯しても特赦、大統領の側近や親類であっても同様。
 4兆円以上を海外に持ち逃げしても放置。
 帰国して逮捕されて有罪であったにも関わらず1兆円以上の追徴金を払わない。それでも特赦
 サムスンの会長に至っては「犯罪を犯した事実そのもの」が抹消される特別扱い

 そんなことをやり続けてきたのだから、そりゃ国民のすべてが特別扱いされる機会を狙うに決まってます。
 それが今回のろうそくデモの正体であるとも言えると思います。
 待ちに待った「特別扱い」の日が一般国民の下にもやってきたのですよ。
 でも、実際には特別扱いに伴う利点はなにもなく、そのあたりからこの「名誉革命」とやらは破綻すると予想しています。

韓国大統領列伝 権力者の栄華と転落 (中公新書)
池東旭
中央公論新社
2002/7/25

鳥インフル感染拡散に見る「失敗した国」としての韓国

【社説】史上最悪の鳥インフル被害が映す「失敗した国」韓国の姿(朝鮮日報)
 鳥インフルエンザが韓国国内に広がり、ニワトリ・アヒルの殺処分数が2000万羽を超えた。ニワトリの価格が跳ね上がり、鶏卵不足のため航空便で緊急輸入まで推進することになった。同じころ鳥インフルエンザが発生した日本では、発生件数が6件にすぎず、殺処分も102万羽にとどまっているのとはあまりに対照的だ。 (中略)

 韓国で政府レベルの対策会議が開かれたのは、鳥インフル発生から丸2日が過ぎた後だった。車両・人手による家禽類の移動を一時的に禁止する命令は3日後に下され、1週間後にようやく、警報を「警戒」のレベルに引き上げた。最高レベルの「深刻」に格上げしたのは、1カ月が過ぎてからだった。決められた基準に従ったとはいうが、農家の反発を恐れた農林水産食品部(省に相当。農食品部)が様子見をした、という指摘は多い。日本と異なり、韓国はコントロールタワーも農食品部に任せた。

 黄教安(ファン・ギョアン)首相は、鳥インフルが発生してから10日後に、ようやく防疫対策状況室を訪れた。「1カ月」対「即時」(韓日がそれぞれ最高レベルの警報発令にかけた時間)、「10日」対「2時間」(国政の最高責任者が鳥インフル対策の取りまとめにかけた時間)という差が、「2000万」対「102万」(殺処分数)という大変な結果の違いを生んだ。 (中略)

 鳥インフルエンザが発生したらどうすべきかは、みんな知っている。日本では、その通りにやった。韓国は適当に、いい加減にやった。鳥インフルが拡散しようと、そうでなかろうと、カネを手に入れようとした。これに政府が迎合した。失敗が続いても、教訓にしていない。史上最悪の鳥インフル感染に、あらためて「失敗した国」の姿を見た。
(引用ここまで)

 セウォル号の沈没事故からこっち、「これから我々もマニュアルを遵守する社会にならなければ」というような話が散々出ていたのですが。
 「日本のようにならなければ」とか言ってましたっけ。その度に「こっち見んな」と思ったものですが。

 あれから2年8ヶ月。
 無理ですよねというのが結論として出たように思います。
 ウリを優先する社会構造を変革できていないのだから、そもそもが無理って話なのです。

 公よりもウリを優先する社会である以上、こういったことがある度に抜け駆けをする人物が出てくる。
 伝染病であろうと災害であろうと事故であろうと同じことで。
 まあ公を顧みないというだけではなく、国民の1/4ともされている文盲率・機能性文盲率の高さも問題なのでしょうけどもね。

 口蹄疫がなくならないのも、鳥インフルエンザの度に大騒ぎするのも、MERSが入ってきたら数人で済まずに百数十人にまで拡がってしまうのも。
 根っこはすべて同じですよ。 

 救急車が来たら道を空けるというていどのことすらできないのだから。
 まあ、もっとも本当にタレントがタクシー代わりに使っていたりもするので「本当に急病人かどうか分からない」という韓国人の感覚もさほど間違ってはいないのですが。

ドンネルの男・北里柴三郎 上
山崎光夫
東洋経済新報社
2003/11/6

 
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