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AESAレーダー

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スーパーモンスターチェ・スンシル、AESAレーダーの決定に介入、さらに芸能界の闇のドンとなろうとしていた

[単独]レーダーの開発業者の選定「チェスンシル息」作用疑惑(世界日報・朝鮮語)
<崔順実ゲート>「特定の芸能事務所も支援…芸能界掌握の動きも」(中央日報)
パク・クネ大統領の威勢を背負って国政を壟断したチェ・スンシル(60)氏が、外国の防衛産業を介して韓国型戦闘機(KF-X)に搭載する多機能位相配列(AESA)レーダーの開発にも介入した疑惑が起きている。

3日司法当局と国会国防委員会などによると、国防科学研究所(ADD)は4月AESAレーダーの開発と関連した研究開発事業の優先交渉対象企業にLIGネックスワンとハンファタレス(現ハンファシステム)のハンファタレスを選んだ。当時、国防部と関連業界内外でも、これまでAESAレーダー技術を蓄積したLIGネックスワンが選ばれるだろうという予想が外れたために疑問が少なくなかった。

LIGネクスウォンは、2006年から2013年までのAESAレーダー核心技術を確保するための2件の先行課題に参加するなど、ハンファタレスより技術力が上回るというのが大半の意見だったからである。これおいてチェさんの影響力が作用したではないかという疑惑が提起された。

司法当局の関係者は、「外国防衛産業が、当初の(武器ロビイスト)リンダ・キムを介してAESA事業を進行して緩まなかったとき、現政権の秘線系実勢であるチェさん側に接触しようとした」とし「これらの企業は、ハンファタレスを通じて今後レーダー技術を(韓国に)販売する計画だった」と明らかにした。お互いに親交があったリンダ・キムとチェさんは後に競争関係になったことが分かった。国防部と防衛事業庁はハンファタレスと契約し、外国の防衛産業から技術サポートも受けられるようにしたハンファタレスは、海外の有名メーカーとのレーダー技術提携を検討していることが分かった。これに対して防衛事業庁は「当時ハンファタレスが長距離地対空ミサイルのアクティブ位相配列レーダーを開発している点を勘案し、優先交渉対象企業に選定だろう」とチェ氏介入説を一蹴した。ハンファ側も「公正な競争入札を経て正当な評価を受けた結果」と説明した。
(引用ここまで)

 もはやどんなものであっても、ちょっと疑問点なりなんなりがあればチェ・スンシルの仕業。
 韓国の次期戦闘機F-X選定事業がF-15SEからF-35Aに変わったときにチェ・スンシルが絡んでいたというエントリのコメントに「もはやモックキングだ」という書き込みがあって、膝を叩いたのですが。記述されていたのは金枝篇だったかな。
 モックキング=偽王ですね。
 かつて王は何年かで任期を終えて穢れを精算するために自死するというサイクルがあったのだけども、それを王の代わりに死ぬものを出すことで穢れだけの委譲を行って王権は継続させるというシステムを採用するようになった。
 その王の代わりとして死ぬ者がモックキングです。

 今回はKF-X用のAESAレーダーを製造するメーカーがLIGネクスウォンからハンファタレスになったのがチェ・スンシルの影響だったのではないかと。
 さらに芸能界を掌握する動きまであったのではないかともされています。
 実際にどこまでが「チェ・スンシルの仕業」なのかはさっぱり分かりませんが。
 まあ、モックキングとして穢れを背負って死んでいく身ではありますので、さまざまな業や穢れをできるだけ多く背負わせておきたい、という話でもあるのかもしれません。

 「韓国の経済や社会がうまくいっていないのはチェ・スンシルの仕業だったのだ」とすれば楽ですから。
 ムーダン=韓国のシャーマンであったとすれば、そうして禊ぎの末に死んでいく様は本望ではないでしょうかね(投げやり気味)。

ってKindleに金枝篇キテマシタワー
初版 金枝篇 上 (ちくま学芸文庫)
J.G.フレイザー
筑摩書房
2003/1/8

KF-X:AESAレーダー開発で「海外サポート企業」を選定……え、独自開発は?

[単独] 「KF-Xレーダー」サポート海外メーカー年内選定(世界日報)
軍が近いうちに韓国型戦闘機(KF-X)事業の中核である多機能位相配列(AESA)レーダーの開発を支援する海外企業を選定する作業に着手することが分かった。 AESAレーダーの開発経験のある海外メーカーとの協力を通じ、国内で開発した技術を検証し、不足している分野の技術を確保するためだ。韓国型戦闘機事業では、建軍以来最大規模の18兆ウォンが投入される。

軍消息筋は、1日、「国防科学研究所(ADD)が近いうちにヨーロッパ・イスラエルレーダー関連の5つの防衛産業を対象にAESAレーダーの開発、海外技術協力業者選定手続きに入ると聞いている」とし「来る7日頃事業参加意思がある企業を対象に説明会を開き、提案要請書(RFP)を提供した後、10月中旬までに提案書を受け付けて検討した後、交渉している技術協力会社を年内に選定する」と明らかにした。

現在KF-X AESAレーダーの開発に参加する海外企業では、サーブ(スウェーデン)、タレス(フランス)、レオナルド・グループ(英国・イタリア)の系列会社であるセレックス、エアバスグループ(ヨーロッパ)、エルタ(イスラエル)5社が挙げられされる。これらの企業は、戦闘機のレーダーの分野で豊富な経験と技術を持っている。

当初、軍と部屋産業界では、ADDが海外企業を個別に接触し、技術移転の範囲と費用の規模などを交渉すると予測した。しかし、今回は不特定多​​数の企業を対象とした一般公開の競争ではなく、いくつかの企業のみ参加資格が与えられる「指名競争」方式が適用された。

軍関係者は、「AESAレーダーの開発能力があるか、韓国に技術移転が可能かどうか、私たちの側RFPに含まれている軍事機密を流出する危険性はないのかなどを考慮して、5つの企業を審査することにした」と明らかにした。この関係者は、選定された海外メーカーが2017〜2018年ごろに製作されることが知られているAESAレーダーのハードウェア技術実証用の試作品製作をサポートすると予想した。

業界ではAESAレーダーを開発しラファール戦闘機にシステム統合した経験があるタレスや技術移転・コストの面では、欧州メーカーより有利な条件を提示することができるイスラエル企業が有力と見ている。これに関連して業界関係者は、「KF-Xの円滑な輸出を考慮して、米国政府の輸出管理体制の国際武器取引規則(IATR)に抵触する技術を使用していない企業が最終的な競争の中で指名される可能性もある」と述べた。

AESAレーダーはKF-Xの「目」に該当する重要な装置である。アンテナがレーダーの角度を自在に調節しながら前方を注視して、地上・海上・空中の標的を同時に追跡することができる。昨年4月、米国がAESAレーダーシステム統合をはじめとするKF-Xのコア技術移転を拒否し、軍はADD主導国内開発方針に転換した。 ADDはAESAレーダーの開発に必要なソフトウェアアルゴリズムと試験評価、KF-Xとレーダーのシステム統合などの関連技術を海外先進企業で支援を受けて2026年までに開発を終える予定である。
(引用ここまで)

 久々のKF-Xネタ。
 散々これまで「AESAレーダーは純粋に国内技術のみで製造可能だが、国外からの輸入もオプションとして外したわけではない」とか言っていたのですが、時を経るに従って「セレックスESのもいいよね」だの「もちろん、ハンファタレスの合弁元であるタレス社のも外せない」だの言い始めてきていたのですよ。
 で、今回は「ハンファタレスをサポートする企業を決めましょう」と言い出した、と。

 AESAで難しいのはレーダーによる探査というか、探査した結果それがなんであるのかの見極めるソフトウェアなのですね。
 特に地上にある物体がなんであるのかを見極めるのは相当に高度なソフトウェア技術が必要とされます。
 それに加えて、他のアビオニクスと統合してシステムを連動させることも必要になってきます。
 むしろ、ハードウェアの製造よりもこれらの統合システムや、ターゲットを見極めるソフトウェアのほうが大切なほどです。

 アメリカから技術移転が断られたときにも、報道陣から「ハードはできたとして、統合システムはどうするんだよ」って話になっていて言葉を濁したなんてこともありましたね。
 そもそもAESAレーダーの開発企業選定の際にこれまで韓国軍と共同でAESAレーダーを開発してきたLIGネックスワンではなく、まったく開発経験のないハンファタレスが選定されたのは、タレス社のラファールに搭載しているAESAレーダーが目的ではないかというような話もしています。

 このあたりの「独自開発」は諦めて、他にリソースを回そうというのが本音なのでしょう。
 まあ、現実的な回答ではないかなとは思います。意外とまともに製造するつもりがあるのかなぁ……といった感じになってきましたね。
 エンジンは実績のあるF414、そしてロッキード・マーティンのサポートもある。
 楽韓Webで最初から言っているように「飛べる機体」自体はできると思うのです。
 そこへの過程はまだまだ楽しめそうですね。


韓国がフランスと軍事協力覚書を交わした。これでラファールのAESAレーダーはもらったも同然!

KF-Xレーダー、フランスと手を結ぶ(アジア経済/朝鮮語)
韓国とフランスが韓国型戦闘機(KF-X)に搭載される多機能位相配列(AESA)レーダーの開発のために手を結ぶと思われる。 AESAレーダーは前方の広範方向に1000個以上の素子から生成されるレーダー波を同時に投射し、一度に敵機など複数の物体を検出する技術である。

16日、国防部によるとハン・ミング国防部長官と ジャン=イヴ・ル・ドリアン仏国防大臣は15日午後4時30分(韓国時間午後11時30分)から約1時間ほどフランス国防省庁舎で会談し、6月中に防産・軍需協力了解覚書(MOU)の改正案を締結することにした。

この覚書の改正案は、MOUの合意内容を履行する権限を韓国国防部次官から防衛事業庁長に変更する内容が重要であることが分かった。防衛事業庁開庁(2006年)以前の1992年3月に締結されたMOUは、これまで実施権者を国防次官に明示しておいた。武器獲得の分野の責任を負った防衛事業庁長に変更されると、実質的な協力体系が構築されて協力レベルと内容もはるかに具体化する見通しだ。

この改正案が締結されれば、両国の防衛産業協力は範囲が広くなって履行速度も速くなるという見通しも出ている。特にKF-Xに搭載されるAESAレーダーのような重要な技術協力の問題なども取り上げられると予想される。韓国政府は、米国に対してAESAレーダー技術移転を要請してきたが、米国は難色を示してきた。

フランスとの共同開発が可能になればハンファタレスとの合弁会社であるフランスのタレスから技術移転を行うものと見られる。国防技術品質院が2日に発刊した「国防科学技術水準調査書」によると、韓国軍のレーダーシステム技術水準は世界12位だが、フランスは2位レベルで評価されている。国防科学研究所はAESAレーダー試作業者の選定のために、2月の公示を出してから4月初めには技術力とコストの評価を介してハンファタレスを優先交渉対象企業に選定している。

一方、韓国とフランスは今回の会談において北朝鮮の4回目の核実験に伴う制裁措置と大量破壊兵器ブロック(PSI)、国連平和維持活動(PKO)、サイバー安全保障の分野、防衛産業などの戦略的防衛協力強化方案を集中に協議した。
(引用ここまで)

 ハンファタレスがAESAレーダーの優先交渉事業者になったときに「タレス社がラファールで実用化したAESAレーダーが目的ではないか」という話を書きましたが、まさにそのようになってまいりました。
 現在の技術力・開発力に関していうのであれば、これまで国内で地味にAESAレーダーを開発していたLIGネックスワンのほうが上。それでも韓国での予想が覆されてハンファタレスが選定された理由がこれなのだから、当然といえば当然ですけどね。
 LIGネックスワンのやっている艦船用のAESAレーダーを小型化してKF-Xのサイズにまでできないであろうということだったのかな。

 フランスから技術移転を受けて、国産化してしまえばもうそれは「韓国独自技術での国産化」ですから。
 そうなればもはや輸出だってし放題。
 まあ、ついこないだ実用化できたような虎の子の技術を本当に供与してもらえるのかどうかという点から考え直す必要はあると思うのですが。
 そもそもアメリカからの技術供与拒絶だって、最初は楽天的に「いや、絶対もらえるから。大丈夫、なんの問題もない。F-35だって買うんだし」みたいに言っていたのですが。
 蓋を開いたらアレだった。

 今回も「軍事的な協力はしますよ」という覚書はしたとしても「いや、だからといってAESAレーダーを渡すとは言っていない」で終了なような気がします。そもそもがアビオニクスを製造するであろうロッキード・マーティン側にすべての技術仕様を開示する必要があるわけで。
 NATOにですら出たり入ったりを繰り返している独立不羈の指向性が高いフランスが、韓国なんかとそこまでつきあってくれるもんなんでしょうかね。

「フランス」で書籍検索をすると一定の文庫が出てきてしまうのでこちらでお願いします(笑)。

韓国型戦闘機KF-X:例の教授は不採用側の企業を評価していた……ということは?

KF-Xレーダー時制業者の選定」ノイズ」...事業全般不安増幅(聯合ニュース/朝鮮語)
 今年初めに野心的な韓国型戦闘機(KF-X)事業のアンカーを上げ、政府がKF-Xの核心装備である多機能位相配列(AESA)レーダー時制業者を選定したが、公正性論議が絶えていない。

 KF-X開発事業を主導する防衛事業庁と国防科学研究所(ADD)は、緊張業者の選定をめぐる議論を解明するために未熟な点を露出して、今後10年の間に国民の関心が集まった超大型国策事業であるKF-X事業を無理なく進めることができるか懸念する声が出ている。

 ADDの関係者は2日、記者たちと会ってAESAレーダー時制優先交渉対象企業選定過程にC教授が評価委員として参加したことが不適切だったという指摘と関連して、「C教授を評価委員に委嘱したことが正しいのか確認作業をしている」とし、「必要に応じて(評価委員選定)手続を補完するだろう」と明らかにした。

防衛事業推進委員会は先月20日、AESAレーダー製造業者にハンファタレスを選定したと発表してすぐ議論に巻き込まれた。過去10年余りの間AESAレーダーを開発し、技術を蓄積してきたLIGネックスワンを落としたことが予想外のことで受け入れられたものである。

その上、製造業者の選定過程に評価委員として参加したC教授がハンファタレスの研究を行った事実が明らかになると議論は公正性是非に広がった。

ADDの関係者は、「ADDは評価委員を選定する時にC教授がハンファタレスの誘導兵器関連の研究を行ったことを知っていたが、その研究用役がAESAレーダー事業とは無関係して評価の公正性を害するおそれがないと判断した」と釈明した。

続いて、 "C教授の評価結果を確認してみるとハンファタレスよりLIGネックスワンが優勢と評価されC教授の評価の公正性には問題がないと判断される」とし「C教授の評価結果を除いて、全体の評価結果を算出しても、現在の順位は変動がないことを確認した」と強調した。

C教授の評価がAESAレーダー製造業者をハンファタレスに選定するために決定的な影響を与えなかったので、公正性是非は意味がないという説明だ。

しかし、ADDの釈明はC教授を評価委員に委嘱したこと自体が間違っていたという主張は避けているという指摘が出ている。

防衛事業庁の行政規則的な「兵器システムの研究開発事業提案書の評価と交渉指針」は、「提案書の評価対象企業との利害関係のある者」を評価委員に選定することができないようになっている。このガイドラインは、AESAレーダー製造業者の選定過程にも適用された。

C教授がハンファタレスの誘導兵器研究を行ったというだけではハンファタレスとの利害関係があるとは考えられないというのがADDの立場である。しかし、常識としてこの釈明を納得しがたいと考える人間が大多数である。

一部ではAESAレーダー時制業者の選定のための評価項目のうち「中小企業加点評価」でLIGネックスワンが0点​​を受けたことも議論の余地があると指摘している。

ADDは、中小企業の保護・育成のための防衛事業庁のガイドラインに基づいて提案要請書の「契約締結から完了時まで(中小協力会社の)契約上の地位及び比率を維持する」という点を要求したがLIGネックスワンが中小協力会社と結んだ業務条約(MOU)は、「本契約締結時まで有効である」と規定しており、加点を与えることができなかったという立場だ。

しかし、兵器システム開発事業に参加した経験のあるLIGネックスワンは、中小企業加点評価でとんでもないスコアを受けたのはメーカーが期待していなかった評価基準が適用されたためではないかという疑問を起こす。

利害関係が鋭く交錯する兵器システム製造優先交渉対象企業を選定した直後に公正性の是非が起きるのはよく見られる現象であるが、防衛事業庁とADDがこういった是非を未然に防止して、事後的に議論を静めるためにも未熟だったという指摘を避けることは難しそうだ。

防衛事業庁とADDはAESAレーダー時制業者の選定から脱落したLIGネックスワンが保有する技術もAESAレーダー開発事業に積極的に活用する方針だ。

ADDの関係者は、「ハンファタレスとの交渉を通じて法が許容する範囲内で、LIGネックスワンを含めて、優れた技術を保有している企業が参加できるように交渉に反映し、そのための具体的な計画を策定する」と述べた。
(引用ここまで)

 これは面白い。
 「ハンファタレスから研究費用を受けていたKAISTのC教授」は、全体としてLIGネックスワンの技術を高く評価していた、という事実が分かったそうです。
 さらにそのC教授の評点を差し引いたとしても、ハンファタレスが上回っていたとのこと。
 つまり、ハンファタレスを採用したいと考えたのは残りの評価委員の9人。すなわち昨日の記事にあったADDの5人、空軍の3人、防技品院の1人
 ……軍そのものじゃないですか。

 やはりタレスのAESAレーダーに標的を絞った、ということになるのかな。
 日米が先行して実用化に成功し、欧州もようやっと追いついてきたというていど。
 言ってみれば最新の装備。それを韓国が独自に製造できるわけもない……というのが現実なのでしょう。
 軍人というのはかなりのリアリストでないとやってられない職業です。
 南スーダンの銃弾貸出でも政府単位ではアレでも、現地の隊長は感謝の言葉を述べていたということもありましたね。

 もうひとつ、お笑い韓国軍の主因でもあるポッケナイナイがこのままではできない、という考えかたもあったかもしれませんね。
 そういった意味における「利点」がLIGネックスワンとの共同事業ではないということがこれまでの試作開発で分かった、ということがあったのかもしれません。


韓国型戦闘機KF-X:試作経験のないハンファタレスがAESAレーダーの開発企業となれた理由……

[取材ファイル] KF-Xレーダー「選手交代」に姿を消した490億ウォン、そして...(SBS/朝鮮語)
韓国空軍の未来ともいえる韓国型戦闘機KF-X事業の最高核心技術であり、KF-Xの目玉となるアクティブ位相配列AESAレーダーシステム開発の優先交渉対象企業に、予想を覆しハンファタレスが選ばれてから議論が起こっています。 AESAレーダーを軍と共同で10年もの間、研究開発してきたLIGネックスワンの脱落が合理的に説明されていないためです。これまでの「LIGネクスウォンの技術があるから、AESAレーダー国産独自開発が可能である」という軍の説明も無意味になっています。

さすがに納得できない点が多々散見されます。LIGネクスウォンの脱落で、10年の間AESAレーダーの開発のためのLIGネックスワンに投資された国の資金490億ウォンが蒸発しました。共同研究してきた軍​​の最高の武器の研究機関である国防科学研究所ADDは、自らの10年の研究成果を否定したも同然です。

優先交渉対象企業を選定する際に不適格評価委員が参加したことのADDの釈明も虚偽であることが明らかになりました。選定過程でLIGネックスワンは協力対象中小企業を9社ほど確保したにもかかわらず、LIGネックスワンの中小企業協力加点が0点として処理されたことも疑問です。

「政府合同10年AESA研究」LIGネックスワンの脱落は、AESAレーダー事業の開発成功の可能性を下げます。 AESAレーダーの成否は、KF-X事業と大韓民国空軍戦闘力の成否とほぼ同じ意味を持っています。不安が増大しています。

政府はAESAレーダー核心技術開発事業を通じて、2006年から2013年までの応用研究1、第2段階を終えた2014年から2019年までの試験開発第1段階を進めています。ここで出てきた成果は、そのままKF-X用のAESAレーダーに適用する計画でした。 LIGネクスウォンは応用研究1、ステップ2と試験の開発1の手順を実行したメーカーです。

応用研究と試験開発10年の間に630億ウォンが投入されました。このうち490億ウォンは政府からのの公的​​投資であり、140億ウォンはLIGネックスワンによる投資です。政府は10年の技術の積み重ねも捨て490億ウォンも失っているというわけです。防衛事業庁に「490億ウォンと技術を返還する方法があるのか​​」と問い合わせましたが、いま現在まで返答がありません。

AESAレーダー優先交渉対象企業の評価は、LIGネックスワンに点数を与えるときには最小限のものを与え、削減する場合には大いなる削減点数となっています。 10年間にAESAレーダーを研究開発したLIGネックスワンと、AESAレーダーを施策したことすらないハンファタレスの技術スコアの差が1点もないことが判明しています。技術評価は総点100点のうち80点という大きな項目ですが、LIGネックスワンが0.97点上回ったに過ぎません。納得できない得点差です。

さらに技術力と技術計画に分かれた技術評価でLIGネックスワンは、技術力だけで上回っています。技術計画得点に至ってはAESA技術を開発したことがないハンファタレスに凱歌が上がっています。 AESAレーダーを開発したことのないメーカーの開発計画得点が、AESAレーダーを10年間試作開発しているメーカーのスコアよりも高いとは怪しさを感じられずにはいられません。

LIGネクスウォンが受けた中小企業協力加点は0点であることも受け入れられるものではありません。ハンファタレスは協力中小企業を20社、LIGネックスワンは9社提示しており、それぞれの点数は1.42点と0点です。 LIGネクスウォンが中小企業を1社すら協力企業として挙げなかったのであれば0点を得るかもしれません9社を提示したにも関わらず0点だったのです。

このようなでたらめな評価が判明すると、中小企業の協力加点はLIGネックスワンを落とすための仕掛けであったのではないかという憶測が国防部の内外から出ています。技術と価格評価でハンファタレスを引き離しているLIGネックスワンを中小企業加点0点にとは。

誰がどのように評価をしたか、そこに視線が集まります。AESAレーダー優先交渉対象企業の評価委員会にハンファタレスの研究課題を遂行中の教授が評価委員として参加したというニュースを、27日にSBS 8ニュースを介して伝えました。評価を主管したADDの釈明は、「会社に関連していない教授を探すのは難しかった」というものでした。

ところが、評価委員10人のうち民間人教授は問題になった評価委員1人だけでした。大韓民国でLIGネックスワンやハンファタレス研究課題を遂行していないレーダー専攻教授がただ1人もいなかったでしょうか?  ADDの釈明は嘘なのです。

評価委員10人のうち5人はADD側であり、3人は軍の人事、1人の防衛技術品質院のスタッフでした。民間の専門家中心の評価委員会が客観的に両社のAESAレーダー技術を評価したほうが、より公平であったことは想像に難くありません。

10年の間にAESAレーダーを開発しつづけてきたLIGネックスワンであってもKF-X用AESAレーダーの開発に成功する可能性は高くありません。米国と欧州でも30年近く試行錯誤して作り上げたAESAレーダーを、韓国はそれらを反面教師にして一気に開発するという計画だからです。研究の経験のないハンファタレスであれば、成功の可能性はさらに小さくなります。

一方、KF-X用のAESAレーダーを海外から導入する蓋然性は高くなりました。 AESAレーダーを輸入してKF-Xを開発する場合、外国の戦闘機を丸ごと買うのと大差ありません。お金を捨てて時間も捨てて性能改良も思いのままできない「うわべだけ国産」であるKF-Xとなることが危惧されています。苦難の独自開発を放棄して、外国AESAレーダーを輸入して簡単にKF-Xを作成しようとする者だけ気持ちよく過ごしている今日この頃です。
(引用ここまで)

 先日、技術評価委員のひとりがハンファタレスから研究費用を受けている教授であったという話が暴露されていましたが、話によるとKAISTの教授なのだそうですよ。
 でも、その民間の教授ひとりだけでLIGネックスワンからハンファタレスにできるわけないってされていまして。
 10人が共謀して行った……というか軍そのものから、そうしようとする意向があったのではないかという疑惑が生まれています。
 まあ、そりゃそうですね。

 で、その目的というのが「純国産」ではなく「外国から部品を買ってきて取りつける」という安易な方向性に傾いたからではないか、というもの。
 ハンファタレスはちょっと前にサムスングループからハンファへのいわゆる「ビッグディール」で売却された企業で、その名の通りにフランスのタレス社との合弁企業です。
 んでもって、フランスのタレスが最近になってラファール用のAESAレーダーの開発に成功しているのですね。
 韓国国内に「これを買ってきてつけりゃいいんじゃない?」っていう勢力があるのでしょう。
 むしろそうすることのほうが独自開発するよりも利点が多い、と考えたのでしょうね。

 ただ、以前も書いたように、参考例としているらしいグリペンNGは最初から「レーダー、アビオニクスその他諸々いろいろな企業から集めて統合しますよ」という前提でそれぞれの企業に呼びかけているのです。
 KF-Xはアビオニクスはおそらくロッキード・マーティン製。そこにAESAレーダーをタレスから導入するとしたら、全仕様をタレスがロッキード・マーティン側に開示する必要があるのですが……そんなことができるんですかね。

 そもそもKF-X自体、最初から「アメリカ製の部品を購入して組み立てるだけなんじゃないの?」という危惧はされていたのですが。
 多国籍になってなおのこと難しくなるような……。
 ま、どっちにしても「いつもの韓国独自」ならともかく、本当の意味での「韓国独自の戦闘機」なんてできるわけがないのですから、より現実的な解を求めるというのは理解できないわけではないですね。


韓国人「またいつもの賄賂か……」 KFーXのAESAレーダー製造が試作品すら作ったことのない企業に決定

韓国型戦闘機の「目」のレーダー開発業者の選定「裏書き」サイレント(イーデイリー/朝鮮語)
KF-X AESAレーダー開発会社「予想外選定」に業界注目(newsis/朝鮮語)

韓国型戦闘機(KF-X)のレーダー試作のための優先交渉業者選定について噂が集まっている。関連技術の開発をLIGネックスワンと共同進行していた国防科学研究所(ADD)が、その試作をハンファタレスに任せたからである。

KF-X事業を管理している防衛事業庁とKF-Xに移動(AESA)レーダー部分の研究開発を主管しているADDは、公正な評価を経て優先交渉業者を選定したという立場である。しかし、防産産業界では試作品も作ったことがない企業を製作メーカーに選定したことは理解できない決定という反応が出ている。

◇ADD、10年間手足合わせたネクスウォンではなく、タレスとプロトタイプ開発
アクティブ電子走査式の位相配列レーダー、すなわちAESAレーダーは、昨年米国が技術移転を拒否し議論が巻き起こったKF-Xの4大技術のひとつである。 KF-X開発の可能性をめぐる議論の争点であった。AESAレーダーの国内開発能力に懐疑的な見方が台頭すると、政府当局はLIGネックスワンによるAESAレーダーの開発経験を直接・間接的に言及して、国内技術での開発が可能であると強調している。

韓国型戦闘機の `目`レーダー開発業者の選定 `後書き`サイレント
実際、LIGネクスウォンはTA / FA-50航空機のレーダー技術を導入生産を担当しており、航空機(無人機)用の映像レーダー(SAR)システムの開発を行った経験がある。航空機用のレーダーの開発と生産の経験を持つ国内唯一のメーカーである。

特にLIGネクスウォンは、これまでADDと一緒にAESAレーダー核心技術を確保するための先行課題を遂行した。 2006年から2013年までの2件の応用研究を進めており、現在の試験開発1段階を進めている。国内初のAESAレーダーシステム開発事業である蔚山I級艦艇戦闘システム事業に参加したLIGネックスワンは、合計6件のAESAレーダーシステムの開発実行の経験を保有している。

しかし、ADDはKF-Xに搭載されるAESAレーダー試作品メーカーとしてハンファタレスを選択した。 LIGネクスウォンの立場では、10年余りの間、基礎研究をさせられただけで、いざ実際の製品を開発する機会はハンファタレスに奪われた格好である。防衛産業関係者は「製造メーカーが変わる場合、政府のプロジェクトのために人材とインフラに投資した防衛産業企業の立場がなくなってしまう」と述べた。

◇防衛事業庁「2社の技術力は類似しており、評価は公正なもの」
これに対して防衛事業庁の関係者は21日、「LIGネックスワンとハンファタレスの間の技術力の優劣をつけるのは容易ではなかったものの、公正に審査して優先交渉対象者を選定した」と強調した。今回の事業者選定は、8:2で技術:価格点数を合算して評価した。防衛事業庁は両社のすべての技術スコアが90%のレベルに達したと明らかにした。より低い価格を提示した業者が選定された可能性が高いということを意味する。

この関係者は、「AESAレーダーの開発はADDが主導するため、重要な技術はADDが持っているもの」とし「ハンファタレスも長距離地対空ミサイル(L-SAM)に移動レーダー探索開発を担当している会社にいくつかのベンダーがされても問題がない」と述べた。 KF-Xシステム開発会社である韓国航空宇宙産業(KAI)もどちらのメーカーでも構わないという立場だ。

ハンファタレスもレーダーの分野での能力を築いている企業だ。すでに「天馬」と「天宮」など陸上誘導兵器の多機能レーダーを納入した実績がある。ハンファタレスの関係者は「これまで誘導兵器のレーダーを開発してきたため、競争力がある上に探知および追跡機能を同時に備えており、他のメーカーに比べ利点を持っている」とし「技術力も、競合他社に劣らない」と強調した。
(引用ここまで)

 これまで台車の上に乗っていたAESAレーダーの試作品を何度かADDが発表していましたが、あれはLIGネックスワンとADDが共同で開発したものなのですね。
 船舶用とのことでしたが、まあ少なくとも試作品開発の経験はあったのです。

 今回、AESAレーダーの試作を担当することになったハンファタレスは、ハンファテックウィンの関連企業です。
 ハンファテックウィンは去年、サムスングループからハンファグループに売られた兵器関連企業です。かつてはデジカメとかも作っていたのですが、そちらの事業はサムスン電子に吸収されてます。
 サムスンはデジカメ事業からは撤退との噂ですが。

 さて、そのハンファタレスは航空機用AESAレーダーの試作はおろか、なにも経験がない企業。
 なのに選定されたと。

 いくつか同じニュースを報じているサイトでコメント欄があるところでは「まーた防衛産業不正か……」「K2戦車の二の舞だろ」とかいうものであふれています。
 今回の選定では評価委員が10人いたということですが、「この10人の名前を明らかにしなければいけない」というような声も挙がっていますね。

 ま、実際に蓋を開けてみなければどうなるかは分かりませんが。
 初期型はアメリカからAESAレーダーを調達するって話もでているし、大丈夫なんじゃないですかね。
 どうやってアビオニクスとして統合するのかは不明ですけどね。



「韓国型戦闘機KF-Xの初期型はアメリカからAESAレーダーを買ってくるからなんら問題はない!」と製造元社長談

ハソンヨンKAI代表「KF-X技術力の確保の問題はない」(ニュースPIM/朝鮮語)
韓国航空宇宙(KAI)が韓国型戦闘機事業(KF-X)と関連して、重要な技術の確保のために自信を表わした。

ハ・ソンヨン代表取締役は、去る28日午後、ソウル汝矣島ビルで記者懇談会を開き、「2028年までにKF-X事業に関連する重要な技術力の確保が十分に可能である」とし、「これまで議論された4つのコア技術をすでにすべて経験しているので国防科学技術研究院と共同開発を経て、産業化できるだろう」と明らかにした。

KF-X事業は、国内老朽戦闘機を交換するための韓国型戦闘機の国際共同開発や量産を推進する事業である。今年の開発に着手し、来る2024年から量産に入り、というのが会社側の計画である。 先に、米国はKF-X事業の4つの主要な技術移転を拒否したことがある。当該技術は、レーダー(AESA)と赤外線検出追跡装置(IRST)、電子光学標的追跡装置(EO TGP)、電磁波妨害装置(RF JAMMMER)などである。

ハ代表は、「実際に米国も莫大な兆ウォン台のコストをかけて機器を開発して産業化している。簡単にその技術を与えはしないだろう」とし、「しかし私達は、すでに経験を経て製造技術を90%以上持っている」と答えた。

特に4つの技術の中で最も高度な技術力が必要となるAESAレーダー装置に関しては米国から部品購入した後、事業期間内に国産化するという方針だ。
ハ代表は「予定のスケジュールが間に合わなくなる場合であっても、それよりも重要なのは戦力に合わせて国産化した時点」とし「米国からのレーダーを直接購入してこれを装着し、KF-Xを戦力化した後、後日に改めて国産化する」と述べた。
(引用ここまで)
 KF-Xに関して最大の問題とされているAESAレーダーについてはこの9月にも韓国製のものを納入するという話もあったのですけどね。
 たとえそれが性能的に問題があっても、とりあえず試作機のレベルではアメリカ製のものを購入してきて取りつけてデータを取る、と。
 んでもって、開発期間内には韓国産AESAレーダーについても実用化して、2025年の戦力化の際にはそれを装着する予定である……と。
 つまり、「みなさんが心配されている技術力においてなんら問題はないのです」という宣言を、製造元の社長自らしたわけです。
 引用部分にない株価の問題からアナウンスが必要になったという分析も記事後半ではされています。

 ……なんだろう、シンシアリーさんと一緒でうちの瞳も濁っているんでしょうかね。
 「アメリカから部品を買ってきてリバースエンジニアリングして国産化する」と宣言しているようにしか見えないのですが。

 あるいはこれとそっくりな事例を知っているのですが。
 「試作機ではユーロパワーパックを採用して、量産車輌では斗山インフラコアが作るものを採用する」……とされていたK2戦車ですね。
 けっきょく要求スペックを満たすことができずに、700両の量産予定を200両で終わらせたアレ。

 どっちになるにしても話題になるであろうから問題はないのですけどもね。なお、「開発に成功する」という選択肢はありません。 


 

KF-X:技術移転のなかったAESAレーダーは今年9月に納入!? 試作機は2021年に登場!

KF-X、実際の姿は2018年明らかに……試作機は2021年に登場予定(NewDaily)
KF-X(国産次期戦闘機)事業が去る28日、政府と韓国航空宇宙産業(KAI)が事業開発本契約を締結すると建軍以来最大の研究開発事業である韓国型戦闘機の開発に着手した。
KF-X事業は、2002年にKF-16 +クラスのパフォーマンス要求(ROC/軍要求性能)をもとに韓国型戦闘機の国内主導の開発を目標としている。

しかし、米国から受けることにしたKF-Xの開発に必要な21個の技術移転合意が遅れると、これまでの目標してきた2025年に開発完了が2026年上半期までに6カ月以上延期された。 当初、韓米間の技術移転は9月までに終える計画で、今月(訳注:去年12月)に遅れて合意された。これによって空軍戦力の空白も6ヶ月以上増えた。

KF-Xは老朽化の著しい戦闘機(F-4、F-5)を代替して、2020年以降の将来における戦場環境に適した性能を備えた国産戦闘機を獲得する事業である。空軍は2019年までに、F-5戦闘機の半分に該当する80機を、F-4戦闘機においては60機すべてを退役させる予定であった。空軍はKF-Xの開発遅延によって延長運用するものと見られる。

これまで言葉も多くて脱線も多かったKF-Xが事実上来年1月(訳注:今年1月)に開発に着手することにより、具体的な日程が立てられている。KAIは慶南四川本社に「航空機開発センター」を建設してKF-Xをはじめとする大規模な開発事業の成功のための準備を完了した。

航空機開発センターの建設を介してKAIは、航空機の設計、航空電子、飛行制御、衛星/無人機の試験インフラなどの主要な開発施設と資源を統合して開発環境の効率を極大化させる計画である。2014年には152人、2015年には442人のエンジニアを新規採用し、さらに来年(訳注:2016年)には700人余りを追加で確保するなど、重要な人材を養成する計画である。

また、2016年にはインドネシアの890億ウォンの投資資金が1年ごとの分割の形で導入される。インドネシアは、KF-Xシステム開発事業費約8兆6700億ウォンのうち、20%の規模である1兆7000億ウォンのコスト分担を行って設計に参加、いくつかの部品の生産、技術資料や試作機(1台)などを獲得することになる。

KF-Xの試作機は全部で6台製作される。これとは別に、地上試験用に2台別々に製作する 。KF-X の素顔は2018年にOML(外側形状)を介して完成される。現在CGのKF-Xとは異なり、コンピュータシミュレーションにより最適化された姿になる見込みである。

このように形状が製作されると、2021年実物(試作機1号)を発表(ロールアウト)して1年あまりの試験を経てから、初飛行をすることになる。このように順調な過程を経れば、2023〜24年ごろに戦闘適合判定を受けて量産契約が行われる予定である。2016年9月には国産AESA(多機能位相配列レーダー)を搭載した空対空の遭遇が可能な1号機が納入される予定ある。KF-XのAESAレーダーの開発およびシステム統合などの主要機器の国産化は、国防科学研究所が主導する予定である。

ジャン・ミョンジン防衛事業庁長は「本事業は将来において、我が国領空を守る重要な航空戦力を開発する重要な事業で、防衛事業庁と軍、メーカーは過去30年以上にわたり蓄積された国内航空産業の技術‧人材などをベースに韓国軍が要求する戦闘機を必要な時期に確保するために最善の努力を尽くした」と明らかにした。

KAIの関係者は、「KF-X事業が本格的に着手されることによって、空軍の老朽機代替とともに海外からの直接購入に依存していた戦​闘機を独自開発することで運用維持費の削減と稼働率向上を期待できるようになった。最先端の兵器体系の自主的軍事力の建設を図る画期的な転機になるだろう」と述べた。

KF-Xが正常に開発されれば、韓国とインドネシア空軍のほか、全世界的に4500台以上の販売されたF-16の老朽代替市場を狙うことができる。KF-Xは現在のF-16を導入したい国や追加導入する国と低予算で国防を運用する国に十分アピールできる。

よって楽観的な見込みだが、T-50の輸出現況を鑑みるとそれほど難しくもないとも思われる。ざっと、600〜700台のKF-Xが輸出が可能だという計算も出ている。
(引用ここまで)

 KF-X事業についていくつかのタイムテーブルが出てきたのでお知らせまでに。
 まず、去年の12月28日にKAIと韓国政府が正式に契約を結んだとのことです。

 んでもって、国産AESAレーダーが2016年9月に納入。
 同じく2016年にはインドネシアから年賦の形で開発費支払い。
 2018年に設計が完了。
 2021年には試作機1号機が完成。ただし、これは地上でのテスト用。
 2022年に実際に空を飛べる試作機が完成。
 2023〜24年には量産契約予定。

 いやぁ……順調ですね。
 KF-Xの未来はまさにバラ色ってヤツです。
 あれほど「技術移転されないとまずい!」騒いでいたのに、今年の9月には国産のAESAレーダーが納入されてしまうのですよ。いやだって、何度読んでもそう書いてあるんですもの。
 記事タイトルのリードにもそう書いてあるしなぁ……。

 艦船用のAESAレーダーですらまだ実用化していない国が、一気に数段ハードルの高い航空機用のものを開発してしまうというね。
 去年の11月には「韓国の技術水準は80%ていどだ」って言っていたものが、1年もしないで納入。
 韓国の技術力はあなどれないなぁ(棒読み)。これが圧縮成長というヤツですか。

 2018年の設計完了と、2021年の地上用試作機、2022年の飛行用試作機がそれぞれターニングポイントですかね。
 しかし、これまで散々「KF-Xはこんな姿になる!」って予想図が出ていたのに、本当に想像図であったとは……。

 そして600〜700機を輸出できるのではないかと予想していると。
 ……いやぁ、バラ色ですね。それにしてもロッキード・マーティンがまったくと言っていいほどに姿を現していませんね。


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