楽韓Web

韓国に関する話題を面白おかしく、韓国の文化背景を含めて解説してしまうサイトです。

GSOMIA

 相互RSS募集中です

韓国大統領選挙:主要候補の外交公約をまとめてみた。慰安婦合意は全員破棄。GSOMIA、THAAD配備は継続へ?

韓国大統領選 洪候補とのインタビュー 発言要旨(毎日新聞)
日韓関係「安保と歴史は分離」 大統領選候補・安哲秀氏(朝日新聞)
日韓関係の悪化は避けられない?韓国大統領候補全員が「慰安婦合意の再協議」を宣言(レコードチャイナ)
大統領候補ら、初めての討論会で朝鮮半島の安保・THAADめぐり攻防(ハンギョレ)


 韓国の大統領選挙まであと2週間ちょっと。
 公約がざっくりとですが見えてきたのでチェックしてみましょう。まずは日本にとって気になる部分、すなわち「慰安婦合意」「日韓GSOMIA」「THAAD配備」といった主たる外交案件について。

ムン・ジェイン(共に民主党・64歳)
 慰安婦合意  ×
 日韓GSOMIA △
 THAAD配備   △

アン・チョルス(国民の党・55歳)
 慰安婦合意  ×
 日韓GSOMIA ○
 THAAD配備   ○

ホン・ジュンピョ(自由韓国党・62歳)
 慰安婦合意  ×
 日韓GSOMIA ○
 THAAD配備   ○

 実際には5人が候補として立っているのですが、有効な候補者というのはこの3人までではないでしょうかね。
 一応、それぞれの立ち位置を書いておきましょうか。

○ムン・ジェイン
 ノ・ムヒョンの盟友。弁護士時代から共同事務所を開くなどしていた。当然、極左と呼べるレベルの左翼。野党第1党である共に民主党前代表。今回の大統領選挙の大本命。

○アン・チョルス
 野党第2党である国民の党前代表。日本では中道とされているが、実際には「新政治民主連合」の共同代表をしていたくらいなのででリベラリスト。大統領選を見据えて新政治民主連合から離党し、国民の党を設立した。中道左派とはいえるかな。というかどちらかというと典型的な風見鶏でポピュリスト。セキュリティソフトのアンラボの創業者。保守系の支持を一部受けている。

○ホン・ジュンピョ
 与党の自由韓国党(旧セヌリ党)からの候補者。保守系候補としては最大の支持を得ているが、そもそも今回の選挙は保守を叩くための選挙なので当選の目はほぼない。
 さらにセヌリ党から離脱した正しい党からも大統領候補は出ているけど、泡沫すぎて話にならないレベル。

●慰安婦合意
 慰安婦合意については全員がなんらかの形で反対。
 ムン・ジェインは「交渉の経緯を明らかにしてから再協議」で×。
 アン・チョルスは「破棄」を主張で×。
 ホン・ジュンピョは再協議もなにもない、一方的破棄で×。

●日韓GSOMIA
 日韓軍事情報包括保護協定については意見が分かれています。
 ムン・ジェインは「軍事情報のやりとりを見て、1年毎の更新時に延長か否かを決める」で△。少しヘタれました。
 アン・チョルスはこのままの維持を主張。
 ホン・ジュンピョも同様に維持。

●THAADミサイル配備
 ムン・ジェインは延々と「次政権で決定する」という話をしてきましたが、最近になって北朝鮮によるミサイル・核問題がクローズアップされるようになって配備容認の発言をするようになりました。
 アン・チョルスは年初あたりから容認に転じています。
 ホン・ジュンピョは当初から容認を党是としている自由韓国党からの候補なので当然容認。

 今回の半島有事を受けてムン・ジェインが若干ですがヘタれはじめました。以前からの話では日本に対してはすべて否定、THAADも「次期政権に任せる」と言いながらも実質的には拒否の姿勢だったのですが、容認しつつあります。
 それ以前にアン・チョルスは保守側からの支持を受けるために、保守受けする政策にシフトしていました。パン・ギムンを外交特使として扱うなんていうのもその一環ですね。
 さすがにここからの大きな方針変更はないと思いますが、どの候補が当選しようとも慰安婦合意に関しては破棄、もしくは再交渉となっています。
 ……できたらいいですね。

 次回は経済政策について見てみるとしましょうか。これはアン・チョルス対ムン・ジェインの形にします。このふたり以外の経済公約がほぼ無視されているので。


韓国の次期大統領候補が「反米反日路線」へと突き進む理由とは?

「キューバ革命」に突き進む韓国(日経ビジネスオンライン)
──前回は、韓国の自称「名誉革命」が、既得権層を打ち倒す「ロシア革命」に向かい始めた、という話でした。

鈴置:それだけではありません。米国との関係を断絶する「キューバ革命」に至る可能性も相当にあります。大統領候補と見なされる政治家が一斉に「米国離れ」を叫び始めたからです。

 世論調査で支持率1位を占めることが多い「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表。12月15日にソウルの外信記者クラブで以下のように語りました。

 聯合ニュース「文『THAADは次の政府に先送りすべきだ・・・誰がなるかは分からずとも、政権交代は確実』」(12月15日、韓国語版)から引用します。

・朴槿恵大統領の職務が停止され首相が権限を代行する中で、THAAD(地上配備型ミサイル防衛システム)を強行するのは望ましくない。次の政権で十分に議論し、外交的努力を尽くして合理的な判断を下すべきだ。
・(日本との慰安婦合意に関しては)正当性を認めることが難しい。合意に関する両国の説明が異なるだけに、合意を(再)確認する必要がある。 ・(日本とのGSOMIA=軍事情報包括保護協定=については)この協定を通じ受け渡しする情報が何なのかに対し、十分に見直し検討する必要がある。

 THAADもGSOMIAも、そして実は「慰安婦合意」も米韓同盟の紐帯です。その3点セットをすべて見直す、と表明したのです。「文在寅政権」は米国との同盟を打ち切る方向で外交政策を組み立てると宣言したのも同然です。

 文・前代表は翌12月16日にも「大統領に当選したら最初にどこに行くか」との質問に「躊躇せずに言う。私は真っ先に北朝鮮に行く」と答えました。

 これも明確に「離米路線」を打ち出したと受け止められました。朝鮮日報が「文在寅『国民の憲法意識がすなわち憲法・・・弾劾棄却すれば次は革命しかない」(12月17日、韓国語版)で報じています。(中略)

──安保問題に関しほかの候補は?

鈴置:野党候補は皆「3点セット」見直し論です。要は「離米派」ばかりです。朴大統領の行ったことはすべてひっくり返す、というのが今の韓国のムード。「ABP(Anything but Park)」なのです。

 中でも、この3点セットは朴槿恵大統領の「悪行中の悪行」とされています。大統領選に立候補する者なら「NO!」と叫ばなくてはなりません。

 激しい発言から「韓国のトランプ」と呼ばれる李在明(イ・ジェミョン)城南市長の発言に注目する必要があります。李在明市長は「日本は敵性国家だ」とまで言い出し、それを理由に「3点セット」に強く反対しています。

 支持率調査あるいは人気投票で2位、あるいは1位に付けることもある政治家です。この人の発言に引っ張られ、与党系含めすべての候補が「反日・離米」に傾いて行くと思います。
(引用ここまで)

 鈴置氏のいつものコラム。
 韓国の次期大統領候補によって、韓国には「キューバ革命」が起きる、すなわち反米政権になるであろうというお話ですね。
 何度か楽韓Webでも語っていますが、パク・クネは「親日媚米政権」であったといまの韓国では考えられています。
 実際の政治的なスタンスはそうではない。むしろ中国側に組み入れられる寸前まで行っていたのですが、現在の韓国では「パク・クネ=親日媚米」であるという構図が描かれているのです。
 慰安婦同意、THAAD配備、日韓GSOMIA締結の3本セットによってそのように考えられている……というか野党側が描いた構図、もしくは韓国人全般が信じたがっている構図ではそのようになっています。

 そして、これまた何度も書いてきたように韓国の政権交代は易姓革命の側面を大きく持ち、前の政権を可能なかぎり否定することが宿痾となっています。
 今回の弾劾によってそれはかつてないほどに強化されており、どれだけパク・クネ政権の業績を否定できるかがひとつの目安となっているのですね。
 特にパク・ウォンスン現ソウル市長イ・ジェミョン現城南市長はそうすることによって支持を大きく伸ばしています。ムン・ジェインもそれに引っ張られる形で発言を過激化させている。
 いわば、次の政権のレゾンデートルが「反日反米」であり、大統領候補たちはどれだけ反日反米であるかをアピールすることが選挙活動の大きな争点となってしまっているわけです。

 そもそも共に民主党は反米指向であったのは間違いないのですが、それがブーストされているのですよ。
 そして、韓国人が「それこそがパク・クネ政権を否定することになる」と是認することでかつてないほどに高まっている。
 もはやその過激化を止める手段はないように見えるのですけどね。
 一種の社会実験としてどこまで行くのか見てみたいという気はしています。

世界反米ジョーク集 (中公新書ラクレ)
早坂隆
中央公論新社
2005/1/10

韓国メディア「大統領候補が『GSOMIAも慰安婦合意もTHAAD配備も破棄だ』っていうけど、それ本当に守れるの?」……しっ、余計なことを言わない!

【社説】慰安婦合意・GSOMIA破棄、文在寅氏は守れない約束をするな(朝鮮日報)
 現政権が進める安全保障政策について、最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表はこれらを全て見直す考えを表明した。文氏は外信記者クラブでの講演やインタビューなどを通じ「開城工業団地は直ちに再開すべき」だとか「米国の最新鋭地上配備型迎撃システム『高高度防衛ミサイル(THAAD)』配備の決定は次の政権に委ねよ」などと求めた。さらに日本との慰安婦合意についても「新たな合意が必要」として覆す方針を明言し、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)も再検討を強く示唆した。

 野党の大統領候補者がそれまでの政策を批判し、自らが政権を握ればそれらを見直すと約束するケースは実は決して珍しくない。しかし国内向けの政策ではなく、外国政府とすでに合意した約束を覆すとなれば、それは次元が異なる問題だ。もちろん外交政策であってもある程度の修正は可能だ。しかし文氏のように同盟国や友好国と結んだ合意を全て破棄したり見直すとなれば、これは大韓民国における政策の信頼性そのものが疑われるようになる。

 THAADは韓米両国の政府と軍当局が様々な検討を行い、最終的に北朝鮮のミサイル攻撃への対処に最も効果的ということで配備が決まった。その結果、韓米両国の軍事施設はもちろん、有事の際、米国などからの増援部隊がやって来る港などもこのTHAADによって守られることから、米国政府はTHAAD配備問題だけは迅速に進めるよう、韓国政府に何度も求めている。そのためもし文氏の主張が実行に移されれば、韓米同盟に大きな亀裂が入るのは間違いない。

 開城工業団地の操業中断は国際社会との約束だ。北朝鮮による4回目の核実験に対する国連制裁のレベルを上げることを目的に、韓国政府が事前に取った措置だ。現在、北朝鮮に流入するドルを減らすため、国連は北朝鮮から中国向けの石炭輸出にも規制をかけ、また韓国も世界に向け北朝鮮に外貨を持たせないよう呼びかけている。ところが文氏が明言するように、韓国が開城工団を通じて再び北朝鮮に毎年5億ドル(約600億円)以上の外貨を与えるようになれば、この国は国際社会からどのような目で見られるだろうか。

 日本との慰安婦合意についてはその評価が分かれているのは事実だ。今の政府がこの問題に対する態度を突然変えたことへの批判は今も根強い。しかしこれも国際社会と結んだ約束であり、締結からすでに1年近くが過ぎた。これを今になって破棄するとなれば、韓日関係そのものが完全に破綻するだろう。日本との軍事情報包括保護協定は韓国と日本が北朝鮮に関する情報を共有し、双方の弱みを補うことを目的に締結されたもので、すでに政府間で署名まで終えている。北朝鮮の潜水艦の動きに関する情報など、この協定によって韓国が非常に大きな恩恵を受けているのも事実だ。

 これらの事情を文氏が知らないということはまずない。そのため文氏がもし政権を握ったとしても、これらの外交・安全保障政策をすべて覆すのは簡単ではないどころか、おそらく不可能だろう。だとすれば今文氏が主張する内容は、自らを支持する過激派に迎合するものであり、有権者を欺く行為に他ならない。同盟国や友好国との合意を覆しても良いと文氏が本当に考えているのであれば、これ以上何か言うべきことがあるだろうか。
(引用ここまで)

 うわ、よけいなことを朝鮮日報が言い出してますね。
 もちろん、韓国国民に対しての迎合に決まっています。
 特に城南市長のイ・ジェミョンが過激な言説で支持率をぐっと上げてきている。統計によっては2位のパン・ギムンを追い抜いたというニュースもあるほど。
 つまり、最大のライバルとなり得るわけですよ。

 支持を上げている大きな理由が、GSOMIA締結に対して「パク・クネは父親の祖国のために死ぬ覚悟を決めたようだ」、「日本は敵性国家」、「私が大統領なら慰安婦合意を覆す」といった発言である以上、対策は簡単なのですよね。
 それと同じか、それ以上の過激な言説を並べればいい。
 以前に書いたように、どこまでもエスカレートする可能性はありますが、それはそれで面白いと思いますけどね。

 韓国人の知性が試されているとでもいうべきか。
 こうして社説を書くくらいなら、本人に正せばいいのに。  本当にこれらの話をやるのか、それに付随して出てくるであろう不都合をどう考えているのか。
 日本やアメリカがこういった話に対してどう対処すると思うのか。日韓、米韓の通貨スワップ協定が難しくなると思われるが、どうするのか。
 マスコミはそういうことができる立場にいるのだから、「大統領候補へのインタビュー」という形ででも連載すべきだと思いますけどね。
 こうして言って終わりでなんの生産性もないなら、マスコミなんて必要ないんだよな……。

イスラム国 テロリストが国家をつくる時 (文春e-book)
ロレッタ・ナポリオーニ
文藝春秋
2015/1/10

日韓軍事情報包括保護協定締結 → 北朝鮮がSLBM発射 → 日本からの情報提供ゼロ

日本 韓国に北のSLBM情報提供せず=先月に軍事協定締結(聯合ニュース)
韓国の政府筋は15日、日本が韓国と軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を締結してから約20日が経つが、北朝鮮が先週、陸上施設で潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射実験を行ったことに関する情報を韓国に提供しなかったことを明らかにした。

 日本は自国の軍事衛星で発射実験の動向を把握したとされる。日本は5基(予備1基含む)の軍事衛星を運用し、朝鮮半島地域を監視している。

 これに対し、韓国軍の関係者は「GSOMIAは締結されたが、まだ日本から情報提供を受けるには時期的に早い」として、「両国の情報担当部署間で情報交換に関する追加的な協議が必要だ」と述べた。

 韓国軍は米国から関連情報の提供を受け、関連動向を確認したとされる。

 韓国と日本が締結したGSOMIAは先月23日、発効した。
(引用ここまで)

 GSOMIAっていうのは無制限に当該国に情報を与えるって話ではなくて、与えた情報に対して保護をするという協定。
 いわば機密保持協定であって、それがあったからってなんでもかんでも左から右に情報を与えるってわけじゃないことくらい理解できそうなもんですけどね。
 情報を与える、与えないの主体は日本にある。一定以下のレベルと認定された情報は無条件かつ自動的なのでしょうが。

 「○○に関しては探知できたらくれ」と事前に協議されていたものであれば半自動的に出すこともあるかもしれませんけどね。
 それであっても手元の資料を元にして伝えるということもあるでしょうし、その情報の中でも出すものもあればそうでないものもある。
 当たり前のことです。

 まあ、韓国には日米からの情報提供が必要なのですよ。
 2月にあった北朝鮮の衛星打ち上げで日米韓がそれぞれイージス艦を周辺海域に展開させていたのですが、韓国海軍だけがロケットをロストしています。

北の弾道ミサイル「見失った…」韓国軍の“手抜き防衛”に国民激怒 信じられない軍事力(産経新聞)

 なにしろあのお笑い韓国軍ですからね……。
 イージス艦のフェイズドアレイレーダーでロストするんだったら、もうなにをもってしても無理。というわけで日米からの情報提供が必須となるのです。

イージス艦はなぜ最強の盾といわれるのか 圧倒的な防空能力をもつ戦闘艦の秘密 (サイエンス・アイ新書)
柿谷 哲也
SBクリエイティブ
2009/8/17

韓国大統領候補ムン・ジェイン「慰安婦合意、GSOMA、THAAD配備のすべてを見直す!」と発言。公約が際限なく反日でエスカレートする模様

次期大統領有力候補の文氏「慰安婦合意は見直す」(朝鮮日報)
 最大野党「共に民主党」の前代表で、次期大統領選挙の有力候補と目される文在寅(ムン・ジェイン)氏が15日、ソウル市内で行われた外信記者との懇談会で、THAAD(在韓米軍の高高度防衛ミサイル)配備問題、慰安婦問題の韓日合意、韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)など朴槿恵(パク・クンヘ)政権が推進してきた外交政策について、事実上全て見直すべきとの考えを示した。

 文氏はTHAAD配備問題について「次期政権に先送りした方がよい」と述べた。「韓米同盟を強固にするという従来の方針と、THAAD配備の見直しという主張は相反するのではないか」との質問に対し、文氏は「THAADの配備見直しが韓米同盟を損なうとは思わない」との見方を示した。しかし、米国政府と在韓米軍は今年中の配備が必須だとしており、文氏が大統領になった場合、韓米の間にあつれきが生じる可能性が高い。

 文氏はTHAADについて「朴政権は、米国から提案も論議も決定もないと主張し続けていたのに、いきなり拙速に処理した。首相が(大統領)権限を代行するという状況でTHAAD配備を強行するのは適切ではない」として、次期政権で十分に検討した上で合理的決定を下すべきと主張した。しかし文氏は韓米関係については「トランプ新政権の対韓国政策に大きな変化はないとみている」として、これまでの韓米関係を継承し、発展させる意向を示した。在韓米軍撤収論については「南北だけでなく北東アジア全体の軍事バランスと平和のためにも重要な役割を果たしている」として、撤収させる考えはないことを示した。

 韓日の慰安婦合意に関しては「朴政権が日本と結んだ慰安婦合意は正当性を認めがたい」として「カネは必要ない。日本の法的責任と謝罪をもう少し明確にする新たな交渉が必要だ」と主張した。文氏は韓日GSOMIAについても「日本は軍事大国化の道を歩んでおり、とりわけ独島(日本名:竹島)については領有権を主張し続けている。韓日の間で領土紛争がある状況でGSOMIAを締結するのが適切なのか疑問」だとして、国民感情も考慮した上でGSOMIA締結を再検討すべきと主張した。GSOMIAについては民主党など野党各党が協定の破棄を主張している。
(引用ここまで)

 お、いいですね。
 ただ、まだ生ぬるい。これをきっちりと大統領選公約として出してほしい。さらにいえばタイムテーブルでどのようにしてこれらを実現するのかという絵を描くべきです。
 仮にも大統領になろうというものが宣言するのですから。
 そのくらいのことはやって当然。

 おそらくイ・ジェミョンの登場によってこのあたりの公約はエスカレートの一途を辿るでしょう。
 最終的にどこまで行くのか予想できないほどです。

 というのも、ノ・ムヒョンは7%の経済成長を公約に掲げていました。
 これは当時のハンナラ党からの候補が公約として6%の経済成長を公約に掲げていたのを見て、腹立ち紛れに7%と言っただけだったのです。
 体脂肪率0%のスーパーボディとかいうバカな俳優がいましたが、このように数字が大きいものがよい場合はより大きな数字を出し、小さい数字がよい場合は極限まで小さな数字を出すのが韓国人というものなのです。

 その数字が実現可能であるかどうかとか、体脂肪率0%になったらもうすでに脳みそ壊れてるよとかそういう現実はどうでもいいのです。
 声闘(ソント)では相手をやり込めれば勝ち。
 そして、一度勝った人間はずっと上の立場でいることができるというのが李氏朝鮮からの風習なのですよ。

 つまり、韓国では公約はエスカレートせざるをえない構造にあるのです。
 パク・クネは慰安婦合意、GSOMIAなどで「親日」のレッテルが貼られました。易姓革命である韓国の大統領選挙ではその逆に行かなければならない。
 よって、反日をどこまでもエスカレートさせることが予想できるのです。
 THAAD配備、慰安婦合意、日韓GSOMIA、日間通貨スワップ協定、それぞれの項目について公約がどうなっているのか一覧を作ってほしいですね。
 韓国マスコミには無理かなぁ……。

良心をもたない人たち
マーサ・スタウト
草思社
2012/10/10

日韓軍事情報包括保護協定が明日署名へ → 韓国野党「絶対に許さんぞ!!!」→ 政権交代後はどうなる?

韓日軍事情報包括保護協定の署名、23日に強行…野党「安保も破綻させるのか」(ハンギョレ)
 国防部当局者は21日「韓日情報包括保護協定を明日(22日)の閣議で議決してから、大統領の裁可を受け次第、署名する計画」だと話した。政府当局者は「署名は23日に行われる予定」だと伝えた。22日午前の国務会議は、当初朴大統領が主宰する計画だったが、検察が「朴槿恵・チェ・スンシルゲート」中間捜査結果の発表で朴大統領を「被疑者」と名指したことを受け、首相室の主管に変更された。しかし、黄教安(ファン・ギョアン)首相もアジア太平洋経済協力体(APEC)首脳会議(ペルー・リマ)に出席して22日午後に帰国する予定であるため、国務委員の順位で首相に次ぐユ・イルホ経済副首相兼企画財政部長官が国務会議を主宰する予定だ。

 野党は強く反発した。共に民主党のユン・グヮンソク首席報道官は論評を出して「朴大統領が、協定を通じて外国に自分の健在を誇示しようとするのは、国家安保を危機に陥れる火遊びであることを肝に銘じなければならない。野火のように広がる民心を、活火山のように噴火させるであろう拙速協定(締結)を、直ちに中止しなければならない」と明らかにした。国会国防委員会所属の野党議員らは同日、「協定の中止を求める決議案」の採択に向けた国防委員会の招集を要求したが、セヌリ党所属のキム・ヨンウ国防委員長は「先に与野党の協議を行うべき」だとしてこれを拒否した。野党3党は30日、ハン・ミング国防部長官の解任建議案を共同提出する予定だ。共に民主党所属の朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長も22日の国務会議に出席し、協定の締結を批判する予定だ。

 協定の署名はハン・ミング長官と長嶺安政・駐韓日本大使がソウルの国防部庁舎で行うことにした。協定は署名後、相手国に書面で通知すれば、直ちに発効する。書面通知は、両国が協定発効に向けた法的要件が整ったことを外交チャンネルを通じて相手国に知らせる手続きである。(中略)

 今回の署名を韓国側は長官が、日本側は大使が行うようにしたことについては、「格」が合わないという指摘もある。国防部当局者は「大使は特命全権大使で外交的に派遣国政府を代表する人物であるため、受付国と協定に署名する権限を持っている」として、「2012年6月には日本の外相と駐日韓国大使が署名することにした前例もあるだけに、問題にならない」と話した。
(引用ここまで)

 明日23日に署名で日韓軍事情報包括保護協定が結ばれると。
 まあ、韓国の場合はここまで決まっていてもまだ油断できないのですけどね。
 実際に前回は署名寸前10分前になってドタキャンでした。

 今回の国政介入事件で政権が変わったらあとになって「日本大使なんて国防部長官とは格があっていないから無効」くらいのことを言いかねないですね。
 さすがにアメリカがそれを許さないとは思いますが。
 慰安婦合意からここまで、おそらくはアメリカからの圧力で一連の動きが行われていると見るべきでしょう。

 問題はアメリカがトランプ政権になってからどういう方向性で外交・安保を行うのかまったく見えていないところ。
 新たな方向性によっては韓国が軛から放たれてまた「ニホンガー」「イアンフガー」をやりかねないのですよ。
 まあ、日本としては「すでに最終的かつ不可逆的に解決した案件」とだけ言って終わりにできるようにはしてありますけどね。

この1冊で韓国問題丸わかり!―――なぜこの国は平気でウソをつくのか【歴史通増刊】
ワック編集部
ワック
2016/11/4

韓国メディア「韓国は日本にとって善良な隣人であり友人だ」……勘弁してくれ、ただの隣にある国ってだけだよ

[コラム] 韓国にとって日本とは何か?(ハンギョレ)
[コラム] 韓国にとって日本とは何か? 登録 : 2016.11.17 22:22修正 : 2016.11.18 07:50 印刷facebook252 twitter  みじめな気持ちで文を書く。  今月14日、国防部と外交部当局者が東京に来て、韓日軍事情報保護協定(GSOMIA)協定文に“仮署名”したという消息を聞いて、胸の片隅がもがれるような感じを受けた。事実、彼らが年を越す前に問題を起こしてしまうことは、ある程度予想されたことだった。心の中では、12月に東京で開かれる韓中日首脳会議に合わせて協定が締結されるだろうと覚悟はしていた。

 ところが、思いがけない事態が発生した。私たちが知っていた大統領は、チェ・スンシルの操り人形であり、韓国社会が長年血の汗を流して積み重ねてきた憲法的価値を否定して、あらゆる不正とインチキを主導した人物であることが確認された。“国民からの弾劾”を突きつけられたあの操り人形が、解放から71年ぶりに初めて締結される韓日間の軍事協定に手をつけることが果たして正当なのかという怒りがあふれている。しかし、この質問に埋没すれば協定に対する問題意識は“なぜ今?”という“タイミング論”に留まってしまう。私たちの悩みはそれよりさらに深い地点にある。

 韓国にとって日本とは何か。この質問に対する韓国社会内の明確な“社会的合意”は存在しない。私たちにとって日本は相変らず近くて遠く、身近ながらも多少恐ろしく、理解できない国家だ。しかし、日本にとって韓国は何なのか、に対する明確な概念は存在する。

 安倍晋三首相は2015年以後、韓国を「戦略的利益を共有する最も重要な隣国」と規定している。この規定からは、1998年の金大中(キム・デジュン)-小渕パートナーシップ宣言以後に歴代日本政府が言及してきた「基本的な価値を共有する隣国」という表現は削除されている。これは韓日は北朝鮮の核とミサイル、または中国の浮上に共同対処しなければならない“ビジネス パートナー”に過ぎず、民主主義、市場経済、法の支配など共通の価値を共有する“友人”ではないという意味だ。 (中略)

 そして、今回の軍事協定締結は、ここ数年間、暴れる小馬のように日本(そしてその後は米国)に心配をかけた韓国が、再び米日の下位パートナーとして丸め込まれる出発点になるだろう。これは日本にとって大きな戦略的勝利となる。

 協定は韓国にとっても国益になるだろうか。韓国と日本の対中国・対北朝鮮観にはまったく両立不可能な決定的差異が存在する。韓国にとって中国は、未来の繁栄と発展のために共存しなければならないパートナーであり、北朝鮮は好むと好まざるとにかかわらず平和統一を成し遂げなければならない兄弟であり半身だ。日本人には申し訳ないが、韓日は戦略的利害は共有していない。韓国は「基本的価値」を共有している。韓国はあなた方の防波堤ではなく、善良な隣人であり友人だ。協定は私たちにとっては必要ない。
(引用ここまで)

 反米反日を社是とするハンギョレならではのコラムですかね。
 ちょっと前に書いた「日本は朝鮮半島に対して領土的野望を抱えていると、韓国人は思いこんでいる」という話を実際に理解できるコラムでもあります。

 韓国にとってどうかはともかく、日本政府はすでに「基本的な価値を共有する隣国」ではないと規定しているのですよ。
 そして日本人の多数も同様に考えている。というか、日本人にそういった基本認識があるからこそ政府もその意見を反映した記述ができるようになったのです。
 さらにいえば韓国人を信頼できないと考えているし、もはや嫌っている。

 だけども、アメリカを介しての擬似的な三角同盟を形成してしまっている。
 さらには誠に遺憾ながらも隣国である。
 なので軍事情報保護協定を他の国と同じように締結しないと面倒でしょうがない。
 それだけ、なのですよ。

 別に善良な隣人であってくれなくてもいいし、友人でなくてもいい。もちろん、もはや防波堤の役目なんかしてくれなくてもいい。
 そもそも善良な隣人と約束をするときに「最終的かつ不可逆的に解決」なんて文言が入るわけがないのですよ。
 「こういう合意をした」とだけ発表することができない間柄の二カ国が友人であるわけがない。約束に枷をはめているのですから。
 だけども遺憾ながら隣人ではあるわけで、なんらかの近所づきあいはせざるをえない。

 そのための約束事はいくつかしてくれというだけのお話なのですよね。
 それ以上のことは求めていないってことに気がついてくれないかなぁ……。

隣人 新装版 (双葉文庫)
永井するみ
双葉社
2013/8/8

パク・クネが国政運営を再開→韓国野党「小細工をやめろ!!!」

大統領府が反転攻勢 野党の「小細工」批判に反論=韓国(聯合ニュース)
 朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領の親友、崔順実(チェ・スンシル)容疑者の国政介入疑惑による混乱でまひ同然の状態に陥っていた青瓦台(大統領府)が、一部の国政運営を再開し、これを批判する野党側と対立を深めている。崔容疑者に絡む一連の疑惑を受け、これまで低姿勢に徹していた青瓦台が「反撃モード」に転じた格好で、その背景が注目される。

 青瓦台と野党が衝突しているのは、朴大統領が16日、南東部の釜山・海雲台の開発事業をめぐる不正を徹底して捜査し、厳しく処罰するよう法務部に指示したことだ。

 さらに、朴大統領が外交部の次官人事を行い、青瓦台の趙太庸(チョ・テヨン)国家安保室第1次長を含む政府高官をトランプ新政権側との協議のため米国に派遣したのに加え、来週の閣議の議題を検討していると伝えられると、野党側からは不利な局面を変えるための「小細工」だといった批判が噴出した。

 これに対し、青瓦台の関係者は17日、聯合ニュースの取材に「基本的な大統領の国政遂行をやみくもに批判するのは野党的な論理であり、われわれを完全に武装解除させようとするものだ」と強い口調で反論した。 (中略)

 青瓦台のこうした反転攻勢は、朴大統領の退陣を求める先週末のソウルでの大規模抗議集会に100万人(主催者側推計)が集まり、検察による朴大統領の参考人聴取が迫るなど、厳しい立場に追い込まれている現状を踏まえるとやや意外だ。混乱の中でも国政の運営主体として最小限の責任を果たす姿を見せることで、イメージ回復と支持層の呼び戻しを狙う意図がありそうだ。

 朴大統領が米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備や日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)締結の推進といった従来の外交・安全保障政策を貫き、中学・高校の韓国史教科書の国定化を撤回する動きを見せていないことも、支持層の呼び戻しを意識したものと受け止められる。
(引用ここまで)

 パク・クネだけではなく大統領府自体が仕事をすることで反転攻勢に出ている……というか、どんなときだって大統領府=政府は仕事しなくちゃダメだろ……。
 経済政策に関してはいくらでもやれることはあるでしょうにね。APECに出ることはできなくても
 野党側は相変わらず徹底的にパク・クネのやることなすことに難癖をつけるだけ。
 少なくとも今のところは韓国国民の支持は野党側にあり、かつパク・クネの支持率は5%とかなのでやりたいようにやれているのですが。

 いくらなんでもここから「国民の支持を取り返す」のは無理がありすぎる気がする。
 野党側もパク・クネとの会談をキャンセルとか間抜けなことをいろいろやっていますが、多少のミスじゃ現状は揺らがないと思いますけどね。GSOMIAの推進は韓国国民に受けが悪いし。たとえチョン・ユラやチェ・スンシルが送検されたとしても「じゃあ、次はパク・クネ本人だ」となるだけ。
 どう見ても逆転の目はないと思うのですが。
 数字が多少回復したとしても、よしんば5%の支持率が倍増したとしても、まだノ・ムヒョンの最低時よりも低い数字なのですよ。

 ただ、野党分裂のおかげでどう転んでも敗北はないはずだった前回の総選挙で、パク・クネは自分の派閥以外を排除しようとしてあり得ないほどの大敗を喫するなんてことをやってもいたので、現状の数字なんてどうとでもなるとか思っているのかもしれません。
 これに限らず、待ってるだけで好きなだけミスをしてくれるのが韓国のパターンですからね。
 それでも今回は難しいと思うけどなー。

韓国の騒動 週刊エコノミストebooks
桐山 友一
毎日新聞出版
2016/11/18

最新記事
スポンサーリンク
オススメアイテム
NEW GAME! 6巻
この世界の片隅に (Amazon.co.jpオリジナルメイキングDISC付)
君の名は。 Blu-ray3枚組
スペシャルエディション
4K同梱5枚組も。
ドラゴンクエストXI
過ぎ去りし時を求めて
3DS版もありますよ。
初音ミク ハートハンターVer.


匠の技 ステンレス爪切り
About This Weblog
楽韓WebのBlog版。今年中にはドメイン含めて移行予定。

うちはそこらにありがちなゼノフォビアライクなところとは異なっており、文化的・文明的背景をもって「なぜこのようになっているのか」を解説して、大いに韓国を楽しんでしまおうというコンセプトの元に2002年から設立されているサイトです。単純に韓国が嫌いなかたは他を見てもらったほうが満足できるんじゃないかと。

相互RSSのご連絡先等 → rakukan.net★gmail.com
★を半角@に変更してください。
なんか適当な欄w
記事検索
Twitter プロフィール
楽韓Webの更新情報なんかをお伝えしますよ
最新コメント
Monthly Archives
Categories
スポンサーリンク
QRコード
QRコード
逆アクセスランキング
Twitter
  • ライブドアブログ