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韓国型戦闘機KF-Xはラファールの夢を見るか? 韓国がフランス軍との協定締結でまたバラ色の未来を夢見ている模様

KF-Xからフランスラファール戦闘機が見える理由は(世界日報/朝鮮語)
「韓国型戦闘機(KF-X)開発事業にフランスの影が落ちようとしている感じだ」最近、記者と会った海外防衛産業企業の関係者の評価だ。
1949年創軍以来、米空軍の影響を強く受ける韓国空軍と航空宇宙産業基盤を米国に置いている国内実情でこのような評価は、昨年まで簡単に出てこなかったのが事実である。

しかし、最近KF-XのAESAレーダー試作と戦闘機の「頭脳」であるミッションコンピュータが搭載された大画面ディスプレイ(LAD)制作をハンファタレスが担当し、ハン・ミング国防部長官がフランスを訪問し防産技術の共同開発に合意し、「KF-X開発でフランスの影響力が拡大されているではないか」という分析が出ている。
フランスは、過去にも、第3国の兵器開発を密かに支援した前例があり、フランスの技術がKF-Xの開発に適用される場合、米国の主要技術移転拒否決定に伴うリスクの軽減に役立つと思われる。

ハン・ミング国防部長官とジャン=イヴ・ル・ドリアンフランス国防大臣は16日午後、フランス国防省庁舎で行われた両国の国防大臣会談で防衛産業の技術を共同で研究して開発し、マーケティングまで行う方案を推進していくことで合意した。
両国はこのために防産・軍需協力了解覚書(MOU)の改正案を今月中に締結することにした。改正案は、MOUの合意内容を履行する権限を韓国国防部次官から防衛事業庁長に変更する内容が重要である。両国間のMOUは、防衛事業庁開庁前1992年に締結され韓国側履行者を国防部次官に明示した。
武器獲得の分野の責任を負った防衛事業庁長に移行主体が変更されると、両国間の実質的な協力体系が構築されて協力レベルと内容もはるかに具体化する見通しだ。

特に防衛事業庁が武器獲得と調達の責任を負っており、KF-Xに搭載されるAESAレーダーなどのコア技術協力問題なども取り上げられることができると予想される。現在、両国間の防衛産業の技術協力が必要な分野は、KF-X以外にない。防衛事業庁が開庁してから10年が経って、フランスとのMOUの改正を推進した時点がKF-X開発に着手時点とかみ合うことも、このような分析に力を入れている。
韓国政府は、次期戦闘機(F-X)事業推進の過程で、アメリカに対してAESAレーダー技術移転を要請してきたが、米国は難色を表示したために国防科学研究所(ADD)主導の下でハンファタレスが参加する形で開発を進めている。 ADDはAESAレーダー試作業者の選定のために、2月の入札公告を出し、技術力とコストの評価を介して今年4月にハンファタレスを優先交渉対象企業に選定した。

韓国側がKF-Xの開発に必要な核心技術の確保に死活をかけるのと同じように、フランスも自国防衛産業を維持するために第3国との協力など突破口が切実な状況である。
フランスは国内の防衛産業を維持するには、自国軍のみの需要では不足しているために古くから防産輸出に積極的だった。フランスをはじめとするヨーロッパの防衛産業は、世界的な国防費削減傾向に完成品の販売が難しくなると技術の販売や共同開発などを通じて突破口を見つけようしている。海外防衛産業関係者は「国内外の需要の減少に経営難に直面した欧州企業が昔は行わなかった技術輸出や共同開発の形での販売にも積極的に乗り出している」と述べた。
特に韓国がヨーロッパ制のタウロス長距離空対地ミサイルとA330MRTT空中給油機を導入しており、ヨーロッパ企業の完成品、技術の販売や共同開発製の動きが活発になった状態だ。
業界では、フランス防衛産業企業であるタレスとエンジン製造企業であるスネクマなどの役割に注目する雰囲気だ。

タレスはフランスの主要な防衛産業に航空電子分野での世界的な技術を保有している。ラファール戦闘機プロジェクトにセンサー、レーダー、電子戦システム、データリンクシステムなどを提供している。 KF-XのAESAレーダーと大画面ディスプレイ製作を引き受けたハンファタレスはハンファとタレス社との合弁会社である。スネクマ社はラファール戦闘機にM88エンジンを提供しており、KF-Xエンジンの技術パートナーである米国ゼネラル・エレクトリック(GE)と一緒に「CFMインターナショナル」という航空機エンジンの合弁会社を運営している。

防衛産業界の関係者は「KF-Xの戦闘機のコアであるレーダーとエンジン、ミッションコンピュータの開発とシステム統合にフランスの技術が適用される可能性が高い」とし「タレスとスネクマはラファールプロジェクトに参加した経験があり、フランスの技術が含まれているレーダーと米国製のエンジンをシステムに統合する過程で一定の役割をすることができるだろう」と予想した。
フランスがKF-X開発に参加する幅が広がればKF-Xの輸​​出に役立つだろうという観測もある。別の防衛産業界の関係者は「世界市場での韓国国産武器は『品質は良いが既存の運用している武器との体系統合が難しい』という評価を受ける」とし「国産化率が高いために発生する問題であるが、フランスをはじめとするヨーロッパメーカーの機器や技術を含む場合、システム統合が容易になり輸出競争力も上がることができる」と指摘した。

このようにすると、ステルス機能を含むアメリカのスタイルの外形にフランスのシステムを搭載した「ステルスラファール」が登場する可能性もある。
ただし、フランスがKF-X関連技術を移転しても、これを公表する可能性は低いと専門家は見ている。ある航空専門家は「フランスはイスラエルでクフィール、ミラージュ5など自国産の戦闘機を複製した戦闘機を製造するときに暗黙のうちにこれを支援した」とし「技術を買うか、または移転を受けた国のフランスの技術を『独自開発品目』と宣伝しても、適切な対価を支払えば沈黙していた前例があり、KF-Xにフランスのシステムが搭載されても、これに気づくことは容易ではないだろう」と予想した。
(引用ここまで)

 中味はラファール、外見はアメリカから供与のあるステルス戦闘機、エンジンはGE製。
 ……いや、その。
 それ、韓国で作る意味ってなんでしょうね。
 しかも、それを「韓国独自の技術で製造するマルチロールファイター」として喧伝する意味とは。

 そもそも、フランスとMOUを締結したからラファールの技術はすべてもらえたも同然って考えがおかしい。
 先日の締結時にも書きましたが、なんでそうバラ色の未来が拡がっているとしか思わないんでしょうかね。
 アメリカから主要技術の移転を断られたときも、あらかじめ「いや難しいと思うよ?」って言われていたのに「アメリカに後頭部を殴られた!」って大騒ぎになっていたのだから、懲りるということを知らないというか……。

 たしかにフランスは暗黙裡に技術輸出をすることがありますが、いくら戦力化が2030年代になるとはいえ、実用化したばかりの虎の子のAESAレーダーを輸出しますかね?
 しかも、ロッキード・マーティンのアビオニクスにフルアクセスして接続する許可とともに。
 そもそもAESAレーダー自体は自国製造するなり、技術移転を受けるなり、完全輸入するなりで入手できたとして、最大の問題はそれをアビオニクスに統合する手段(ソフトウェア)だって話は去年から出ているのですが。
 アメリカに技術移転を拒絶された中でも最大のハードルはここなのですけどね。

 機体のメイン部分の設計がロッキード・マーティンである以上、アメリカ製以外の電子機器接続は難しいのですよ。
 あえて言うのであれば韓国が完全自作して、かつ統合ソフトウェアも書いて、かつアメリカに対してその技術を完全開示するのであればできないこともないでしょうが……ってこんな仮定の上に仮定を乗せて、その上にまた仮定を……なんて話はほぼ無意味。
 トッピング全部乗せの「ぼくのかんがえたさいきょうせんとうき」ではなく、身の丈に合ったT-50の正常進化機とかならまだ日の目を見たでしょうにね。


韓国海軍にワイルドキャットが納入。これでイギリスのAESAレーダーはもらったも同然!

「ワイルドキャット」の4大到着... KF-Xに技術移転を提案(SBC/朝鮮語)
<アンカー>
艦隊先頭で敵を監視する次期海上作戦ヘリ、ワイルドキャット4台、国内に入ってきました。最終検査と試運転を経て、来年半ばに実戦配備される予定です。
キム・テフン記者です。
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<記者>
超大型航空機アントノフ-124からヘリコプターの形をした貨物が降ります。
海軍の次期海上作戦ヘリ、ワイルドキャットです。軍が契約した8台のうち一次分4台が納入されています。すぐに海軍鎮海基地に移され組立作業に入りました。海軍の最終検査と試運転を経て、来年半ばに実戦配備されます。
wc02


ワイルドキャットは対潜水艦作戦能力が38分に過ぎないという疑いのために捜査対象にもなりました。しかし、試験飛行の結果、事実ではないことが確認されました。

wc03

ジャン・ウク/海軍公報チーム長:「(ワイルドキャットの飛行時間は)ソナーだけを装着した場合には約3時間以上、そしてソナーと魚雷1発を装着したときでも2時間以上となっています」

ワイルドキャットには四方370kmを探査することができる高性能のにAESA​レーダーが搭載されています。

wc04

メーカーは、ヘリコプター12機を追加導入する二次事業にも挑戦する計画ですが、KF-X開発の中核のひとつであるAESAレーダー関連技術を移転することができるという条件を見せるようにしています。
来週には関連役員が訪韓します。

デレク・カクス/フィンメカニカ海外事業担当:「AESAレーダーは、英国政府の輸出規制品目であるが、英国政府はAESAレーダー技術をKF-Xに移転することを支持しています」

wc06

国防科学研究所はAESAレーダー技術の国内開発のために、外国の防衛産業の技術移転の提案を検討しています。

wc07

(引用ここまで)

 ハンファタレスをAESAレーダーの優先事業者としたときに、開発力云々を言っていましたがけっきょくはこういう防衛産業にどれだけつながっているかというコネクションのほうが重視されたんじゃないかなぁ……。
 アメリカからは売ってもらえないということが確定したから、ヨーロッパに食指を伸ばしているということなのでしょうけども。
 あくまでも「AESAレーダーが国内開発ができなかった時のオプションとして海外からの技術移転や購入を考えている」ということだったのですが。

 今朝のフランス・タレス社のものだけではなくセレックスES社が開発しているAESAレーダーも狙おうとしている……というか、もう完全に国内開発はできない前提で話が進んでいますね。
 ワイルドキャットに搭載されいているものも、そしてグリペンNGに搭載されているものもセレックスES社が開発しているもの。
 あ、記事中にある「フィンメカニカ」はセレックスESの親会社です。
 グリペンNGのものと同等であれば売ってもらえる……のか? 
 グリペンNGの場合はアビオニクスはサーブ本体で製造するということで機密保持契約も容易だったと思われるのですが、KF-Xはロッキード・マーティン製のアビオニクス。
 フルに接続できる仕様公開ができるのか、正直なところ疑問ですね。

 んでもってもうひとつ、面白い事実が。
 以前、ソナーと魚雷を搭載するとワイルドキャットは38分しか稼働することができず、対潜哨戒ヘリとしては運用が不可能……というような記事が韓国で出回りました。
 稼働時間に関しては38分だの79分だのいろいろな説が出ていたのですが。
 で、実際に運用テストをしてみたらそんなのは大ウソで、ソナーだけなら3時間、ソナー+魚雷で2時間の稼働時間があると。
 まあ、考えてみればそりゃ当然ですわな。

 ということは、どこかで嘘がつかれていたわけですよ。
 海軍においてワイルドキャットを導入されると困る側、というのがいてそれがこういった嘘を流していたのではないかと。
 で、うまく転がれば他の対潜哨戒ヘリが導入されて自分たちがおいしい汁を吸うことができていたはずなのに……ということだったのではないかと思われます。
 おそらくは代理店とつながっている連中がいたのでしょうね。
 なかなか面白い構造ではないかと思われます。

最新版〜。

韓国がフランスと軍事協力覚書を交わした。これでラファールのAESAレーダーはもらったも同然!

KF-Xレーダー、フランスと手を結ぶ(アジア経済/朝鮮語)
韓国とフランスが韓国型戦闘機(KF-X)に搭載される多機能位相配列(AESA)レーダーの開発のために手を結ぶと思われる。 AESAレーダーは前方の広範方向に1000個以上の素子から生成されるレーダー波を同時に投射し、一度に敵機など複数の物体を検出する技術である。

16日、国防部によるとハン・ミング国防部長官と ジャン=イヴ・ル・ドリアン仏国防大臣は15日午後4時30分(韓国時間午後11時30分)から約1時間ほどフランス国防省庁舎で会談し、6月中に防産・軍需協力了解覚書(MOU)の改正案を締結することにした。

この覚書の改正案は、MOUの合意内容を履行する権限を韓国国防部次官から防衛事業庁長に変更する内容が重要であることが分かった。防衛事業庁開庁(2006年)以前の1992年3月に締結されたMOUは、これまで実施権者を国防次官に明示しておいた。武器獲得の分野の責任を負った防衛事業庁長に変更されると、実質的な協力体系が構築されて協力レベルと内容もはるかに具体化する見通しだ。

この改正案が締結されれば、両国の防衛産業協力は範囲が広くなって履行速度も速くなるという見通しも出ている。特にKF-Xに搭載されるAESAレーダーのような重要な技術協力の問題なども取り上げられると予想される。韓国政府は、米国に対してAESAレーダー技術移転を要請してきたが、米国は難色を示してきた。

フランスとの共同開発が可能になればハンファタレスとの合弁会社であるフランスのタレスから技術移転を行うものと見られる。国防技術品質院が2日に発刊した「国防科学技術水準調査書」によると、韓国軍のレーダーシステム技術水準は世界12位だが、フランスは2位レベルで評価されている。国防科学研究所はAESAレーダー試作業者の選定のために、2月の公示を出してから4月初めには技術力とコストの評価を介してハンファタレスを優先交渉対象企業に選定している。

一方、韓国とフランスは今回の会談において北朝鮮の4回目の核実験に伴う制裁措置と大量破壊兵器ブロック(PSI)、国連平和維持活動(PKO)、サイバー安全保障の分野、防衛産業などの戦略的防衛協力強化方案を集中に協議した。
(引用ここまで)

 ハンファタレスがAESAレーダーの優先交渉事業者になったときに「タレス社がラファールで実用化したAESAレーダーが目的ではないか」という話を書きましたが、まさにそのようになってまいりました。
 現在の技術力・開発力に関していうのであれば、これまで国内で地味にAESAレーダーを開発していたLIGネックスワンのほうが上。それでも韓国での予想が覆されてハンファタレスが選定された理由がこれなのだから、当然といえば当然ですけどね。
 LIGネックスワンのやっている艦船用のAESAレーダーを小型化してKF-Xのサイズにまでできないであろうということだったのかな。

 フランスから技術移転を受けて、国産化してしまえばもうそれは「韓国独自技術での国産化」ですから。
 そうなればもはや輸出だってし放題。
 まあ、ついこないだ実用化できたような虎の子の技術を本当に供与してもらえるのかどうかという点から考え直す必要はあると思うのですが。
 そもそもアメリカからの技術供与拒絶だって、最初は楽天的に「いや、絶対もらえるから。大丈夫、なんの問題もない。F-35だって買うんだし」みたいに言っていたのですが。
 蓋を開いたらアレだった。

 今回も「軍事的な協力はしますよ」という覚書はしたとしても「いや、だからといってAESAレーダーを渡すとは言っていない」で終了なような気がします。そもそもがアビオニクスを製造するであろうロッキード・マーティン側にすべての技術仕様を開示する必要があるわけで。
 NATOにですら出たり入ったりを繰り返している独立不羈の指向性が高いフランスが、韓国なんかとそこまでつきあってくれるもんなんでしょうかね。

「フランス」で書籍検索をすると一定の文庫が出てきてしまうのでこちらでお願いします(笑)。

韓国人「KF-X用のF414が最新スペックでないとは……」

18兆ウォン投入の韓国型戦闘機に米国産エンジン搭載...なぜ?(イーデイリー/朝鮮語)
韓国型戦闘機(KF-X)エンジンが米ゼネラル・エレクトリック(以下GE)の機種に決定された。これにより、KF-XはGEの製品に基づいて双発エンジン形状の本体の基本設計を開始する。

防衛事業庁は26日、「F414-GE-400エンジンを提案したGE社をKF-Xエンジン優先交渉対象企業に選定した」と明らかにした。今回の入札では、GEとロールスロイスの子会社であるヨーロッパ系ユーロジェットが競争した。

防衛事業庁によると、評価には、KF-Xシステムの開発主管会社である韓国航空宇宙産業(KAI)とエンジン関連国内協力会社であるハンファテックウィンだけでなく、空軍・国防科学研究所(ADD)・国防技術品質院など計20人の専門家が参加した。評価チームは、管理・技術・国産化・コストなどの4つの分野について、5月11日から5日間の評価を行った。 GEは4つの評価基準ですべてユーロジェットを上回った。

防衛事業庁の関係者は「KAIはGEと最終交渉を経て、6月中に本契約を締結する予定」とし「今後、KF-Xの適用のための製作と技術サポートを通じた国産化を推進する」と述べた。

去る1月に始まったKF-X開発事業は、2026年に至るまでの事業である。開発が完了すると、2032年までに120機を量産して空軍に配置する。開発費は約8兆ウォン、量産費用は約9兆3000億ウォン(1機当たり778億ウォン)となる檀君以来最大規模の兵器の開発事業に評価される。

双発エンジンは海外からの技術を持ち込み、技術協力の生産方式で進行することにした。自社開発を推進する場合、技術力の確保に過度に長い期間がかかるされて世代交代が長期間遅延され、戦力空白期間が避けられないだけでなく、天文学的な開発コストが必要なためである。

エンジンサプライヤーとして選定されたGEは試作機6機と予備エンジン分量を含めて15基のエンジンを提供する。防衛事業庁は今回の事業に約2362億ウォン(2億ドル)の予算を配分した。 120機の双発エンジンの戦闘機を量産目指しており、国内調達数は予備を含む260基。エンジンを購入する費用だけでも4兆ウォンを超える。

GEは今回の入札の評価でエンジン技術国産化率を60%台に提案したことが分かった。防衛事業庁は、GEからエンジンと関連技術を移転を受け「直接購入・組立国産・部品の国産化」の3つのステップを経て国産化を推進する予定である。

まず、2020〜2021年までのGEから組み立てられたエンジンを直接購入方式で10基導入する。 2021年からはGEから導入した部品を国内メーカーが最終組み立てて2基を納品するという計画である。 2022年には国内企業が国産化部品を装着して3基に最終組み立てから納品まで進行する予定だ。

今後、エンジン整備の場合にも、ハンファテックウィンが保有している既存の整備倉をそのまま活用することができており、大きな問題はない見込みである。 KAIが開発したT-50高等訓練機とスリオンヘリなどのエンジンがすべてGE製品である。

KF-Xの胴体基本設計は2018年に仕上げられる。 2019年までに詳細設計を終えた後、これをもとにKF-X試作機が製作される。 2021年から試作機6台を出荷し、4年間の飛行試験を経て、2026年に開発完了する方針だ。

KF-Xのエンジンに選ばれたGEのF414-GE-400機種は、米海軍の主力戦闘機である「F/A-18E / Fスーパーホーネット」が搭載しているエンジンである。 1980年代に開発した「F404」を母胎にした機種である。 F404を搭載した「F/A-18ホーネット」が「F/A-18E / Fスーパーホーネット」にアップグレードされ、ここに搭載されるエンジンもF414に変更されたものである。 F414は原形モデルのF404よりも推力を35%ほど高めたのが特徴である。

航空母艦などの短い滑走路から離陸しなければならない艦載機の特性上、最大推力が競争製品ユーロジェットのエンジンよりも高い。今回の入札ではユーロジェットは「ユーロファイタータイフーン」戦闘機のエンジンである「EJ-200」を提案した。 GEは今回、既存F414-400をアップグレードして推力を最大10%まで高めることができる「F414-KI」をKF-Xエンジンに提案した。

しかし、GEのF-414-GE-400機種が「旧式」という指摘もある。新型エンジンではなく、1980年代に開発されたF404から派生した機種という理由からだ。 F-414-GE-400エンジンは、ユーロジェットのEJ200エンジンと同様に1995年初飛行をした。しかし、EJ200は比較的新型戦闘機であるユーロファイタータイフーンのために開発された4.5世代最新鋭エンジンに評価される。

特にGEは、エンジンの効率を高めることができる新技術を既に開発している状態だ。昨年GEは既存の超耐熱合金よりも重量は軽く、より高い温度に耐えることができる「セラミック複合材料(CMC)」を開発したと大々的に宣伝している。この技術をジェットエンジンのブレード(圧縮機やファンの羽根)に適用すると、より軽量であり燃料消費の少ない戦闘機の開発が可能である。米海軍はすでにこの技術を適用したエンジンを使用する。また、GEは燃料消費率は、以前のエンジンに比べて25%より少なく、推力は最大10%より高い最新型エンジン(3気流適応型サイクルエンジン(ACE))も開発した状態だ。

匿名を要求した武器体系の専門家は「GEが提案したエンジンは、今では現役で活躍している戦闘機のエンジンとはいえ、私たち空軍がKF-Xを運用する時期は15年後の2032年であるため、旧式の技術に転落することができている」としながら "国産化前の交渉だけでなく、今後のKF-Xのアップグレード時に、最新のエンジン技術を適用するための協議も並行しなければならない」と強調した。
(引用ここまで)

 「韓国型戦闘機」としてぶち上げてきましたが、そもそもエンジンは開発するつもりはないのですよ。
 それも当然といえば当然で。
 ジェットエンジンの開発というのはとてつもなくハードルが高いのです。
 現状で使い物になるジェットエンジンを開発できているのはロシア、アメリカ、ヨーロッパ、フランスくらいなものですかね。あ、それと中国もかな。
 一応、日本もこの中に入ろうとはしているのですが。

 見ても分かるようにジェットエンジンを開発できるのは大国とされる国だけで、韓国なんぞ問題外。
 逆に言えばほとんどの国で「国産戦闘機」って言ってもエンジンは外から持ってくるのが当たり前のようになっているのです。
 インド(テジャス)、スウェーデン(グリペン)、トルコ(TFX)等々……なので今回のKF-X用のF414-400の購入→ノックダウン生産→ライセンス生産は当然の手段ではあるのですよね。
 ライ国といっても国産化比率は60%台とのことです。 

 韓国でもT-50で原型エンジンであるF404を導入しているので、整備には問題ないでしょう。
 選択として悪くはないんじゃないかなとは思います。

 それでもまだ「最新エンジンを提案しなかったのは裏切りだ」みたいな話が出ているそうですが。
 エンジンメーカーとしてみたら戦力化がいつになるのかとか、知ったこっちゃないし。
 最新スペックへアップグレードしたエンジンは調達価格も上昇するに決まっているし、ライ国の生産割合も低くなるのですが……。

 エンジンの購入代金が260基で4兆ウォンということは、1基あたりは153億ウォン≒14.2億円。
 双発なのでエンジン価格だけでもざっくり28億円半ば。
 それなのに機体価格は70億円くらいだっていうんですから不思議ですね。42億円弱で4.5世代の双発エンジン搭載機が作れるとは思えませんが。グリペンNGだってこれより高いだろ……。

 まあ、その価格で要求性能が実現できるのであれば、グリペン以上のベストセラーになって世界中がKFXで埋まるでしょうね。
 そんなことは現実にはあり得ませんが。


速報:韓国型戦闘機KF-X、エンジンはGE製F414-400に決定

【速報】韓国型戦闘機(KF-X)エンジン優先交渉対象企業に美GE選定(朝鮮日報)
合同交渉チームは、GEとユーロジェットが提出した提案書を基に技術力とコストなどの2つの分野を評価して、優先交渉対象企業を選定した。技術力の分野では、管理、技術、国産化の3つの項目に細分された。GEは、ほとんどの評価基準でユーロジェットをリードしているという。
(引用ここまで)

 KF-Xに搭載にされるエンジンがGE製のF414-400に決定したとのこと。
 案の定というか、想定通りというか。
 なんの驚きもありませんね。

 しかし、F414双発で「ミドルクラス」の戦闘機になるのかなぁ。
 しかも、予価は1機70億円

 韓国空軍が何度も言っている「F-16プラス」の戦闘機としてはオーバースペックじゃないかと思うのですが。


 

KF-Xのエンジンがついに決定、今週中にも発表へ

[単独] KF-Xエンジン供給優先交渉者平日決定(世界日報/朝鮮語)
4兆ウォン台のコストがかかる韓国型戦闘機(KF-X)エンジン機種が今週中にも決定することが分かった。

政府筋は24日、「早ければ今週中にKF-Xシステム開発会社である韓国航空宇宙産業(KAI)がKF-X双発エンジン供給に関連する優先交渉対象企業を選定して、防衛事業庁に通報する予定だ」と明らかにした。他の情報源は「すでにKAIの内部では優先交渉対象者が決定され、開発と購入関係者に『緘口令』が出されたと聞いている」とし「性能、折衷交易、技術移転、メンテナンスなど、複数の事案が検討されたが、何より価格が決定的な変数となったとみられる」と述べた。

KF-Xエンジンの供給入札には米​​ゼネラル・エレクトリック(GE)と英国ロールス・ロイスなどの欧州企業4社によるコンソーシアムである「ユーロジェット」が参加した。 GEの「F414-400」エンジンは競合のユーロジェットよりも旧式ではあるものの、価格がやや安いという評価を受けた。ユーロジェットは「EJ200」エンジンが選ばれれば、エンジンの技術の58%まで韓国側に技術移転を行うという立場を明らかにした。防衛産業界では、KAIが開発したT-50高等訓練機とスリオンヘリなどエンジンがすべてGE製品で構成されており、今回もGEが落札した可能性が高いという観測である。機体とエンジンのシステム結合の最適化は、航空機の安定性に大きな影響を与えるため、エンジニアが精通しているGEエンジンがより適切であると判断からだ。

しかし、一部では海外の導入、大規模な武器の購入ライン多様化とKF-X開発完了以降の輸出までを考慮に入れると、欧州製を選択する必要性を提起している。防衛産業界のある関係者は、「政府が輸出まで考慮し、KF-Xの開発に乗り出したのであれば気軽に米国産エンジンを選択するのが容易ではないようだ」とし「我が国では米国産兵器を主に購入しているのだが、いざ輸出しようとしたときにアメリカ政府の輸出許可(E / L)を取得するまでの障害が少なくないからだ」と語った。韓米同盟根幹を揺るがす発言をしてきたドナルド・トランプは、米国共和党大統領候補に事実上決定された状況で、欧州産のエンジンを選択し韓国の影響力を育てる種にしなければならないという指摘も出ている。
(引用ここまで)

 KF-X用の「旧式を提案されて後頭部を殴られた」エンジンが今週中にも発表されるとのこと。
 F414-400がドライ推力で14,000lbf、アフターバーナーで22,000lbf。
 EJ200がドライ推力で13,500lbf、アフターバーナーで20,000lbf。
 まあ、どっちでもエンジンそのものの性能としては問題ないとは思うのですが。

 価格が問題だということが書かれているので、F414-400になるんじゃないかというのが業界での評判。以前からそういう話ではありましたけどね。
 F414-400だとしたら問題は騒音になるかな。
 EJ200が採用されたら、けっこうな金額のディスカウントがあったということになるのでしょう。

 これでようやくエンジンスペックが確定されて、具体的な仕様が固められるというわけです。
 これまで要求性能だけが語られてきて、実際の仕様がどうなるのかはまったく不明でした。
 初期仕様はウェポンベイなしでハードポイントだけになるというような話もあります。これがインドネシアで採用されるIFXであるという話もありますね。モンキーモデルとしておいて、アメリカからの輸出許可を簡単にもらおうという戦略のようですが。
 逆にステルス機能はなしでウェポンベイはあるなんていう話もあったりします。
 ステルス機であるという話もあったり、RCS低減は考慮するけどステルス機ではないという話もあったりしましたね。

 F-16プラスの性能、すなわち4.5世代機であるという位置づけであればRCS低減(ステルス性考慮)とウェポンベイ搭載は両立できる考えかたではありますが。
 KF-Xはかなりのエンターテインメントとして後世に語られるものになるはずですから、事業継続がなによりも大事です。
 とりあえず第1の関門を潜り抜けてくれた、というところではあります。


KF-X:来年6月までにAESAレーダー開発に目処がつかなければ国外から購入も……

防衛事業庁「KF-Xレーダー、最悪の場合、国外購入を検討することも(聯合ニュース)
防衛事業庁が韓国型戦闘機(KF-X)に搭載する多機能位相配列(AESA)レーダーを国内開発に失敗したなど、最悪の場合、国外の購入を検討する可能性がある立場を明らかにした。

防衛事業庁の関係者は18日、国防部内陸軍会館で開催した政策説明会で「我々の技術でAESAレーダーの開発が可能であるとみるが、もし開発目標に達していなければ最悪の場合、国外の購入を検討するだろう」とと述べた。

たとえ「最悪の状況」を想定したものの、防衛事業庁が公開席上でAESAレーダー国外で購入する可能性に言及したのは初めてである。防衛事業庁はAESAレーダーを国内で開発できると保証しており、最近、国内優先交渉対象企業としてハンファタレスを選定している。

ある防衛事業庁の関係者は、国外の購入を検討する可能性は「プランB(代替)というよりは、リスク管理の一つのオプション」と強調した。

彼は「AESAレーダーシステム開発のための中間点検を来年第2四半期(1次)と、2018年第1四半期(2次)二回行う予定」とし「1次時はレーダーアンテナの機能と性能を、2次では、ハードウェア証明モデルの機能と性能をそれぞれ確認する」と説明した。

国内技術でAESAレーダーの開発に成功できるかどうかの議論が続いており、AESAレーダーシステム開発中間点検を介してシステム開発のリスク管理をするということだ。

しかし、防衛事業庁は「現在の時点でAESAレーダーの国外の購入は検討すらしていないというのが公式の立場」とし「それこそ最悪の状況を想定した発言だった」と釈明した。

また、KF-Xの開発に必要な米国ロッキード・マーチンの技術移転作業も開始されたと防衛事業庁は説明した。

防衛事業庁関係者は「ロッキード・マーチンへ12人が先月からKF-X事業の本契約である韓国航空宇宙産業(KAI)のシステム開発業務をサポート中」と伝えた。

米国政府は昨年11月にKF-X開発と関連し、韓国政府から要求のあった21個の技術項目について、輸出許可(E / L)を承認した。防衛事業庁はこれに対する後続措置として、1月にはこれらの技術の項目を細分化した数百以上のリストを米国に伝達した。

防衛事業庁の関係者は、「私たちが伝えた詳細な技術項目のリストの中から、現時点で以前の時期とレベル、範囲が確定された項目について、一次的に具体化作業が終わっており、今月初めには米国側からの通知が来た」と述べた。

彼は続いて「技術移転の具体化フォローアップがすでに完了した」とし「KF-X開発などの大規模事業の場合は、事前に技術移転の内容をすべて具体化することに限界があり、事業が進むにつれて、継続的な具体化の作業が必要である」と付け加えた。

防衛事業庁は高等訓練機T-50の開発時にも12回に渡って、ロッキード・マーチンからの技術移転の内容を補完したと説明した。

防衛事業庁は、KF-Xに入るエンジン機種も近いうちに選定して、6月には、契約する計画である。

KF-Xエンジン供給入札には、ユーロジェットとゼネラル・エレクトリック(GE)が参加した。

防衛事業庁は、KF-Xシステム開発事業のパートナーとして、全体事業費の20%を負担するインドネシアが最近、1次分担金(500億ウォン)を送ってきたと伝えた。

インドネシアは、7月に開発人材も派遣する計画である。インドネシアは、費用を分担する代わりに、KF-X試作機1台と各種技術資料の移転を受けることになる。

防衛事業庁は2018年までにKF-Xの基本設計を終えて2019年までに詳細設計を終えた後、これをもとにKF-X試作機を製作する計画だ。
(引用ここまで)

 むう、情報が満載だなぁ……。
 まず、これまでAESAレーダーを作ったことがないけど優先業者となったハンファタレスが0から製造するAESAレーダーについて。
 来年6月までに設計したものについての評価を行い、2018年には試作品の評価を行う。
 でもって、どちらかで要求性能に達してなければ海外メーカーからの購入も考える、というようにしたそうです。
 つまり、2018年にはフランスのタレス社との交渉がスタートするというように考えるべきでしょう。
 まず、売ってくれるのかどうか。
 売ってくれたとしてロッキード・マーチンのアビオニクスのために情報開示をしてくれるのかどうか。
 製造元であるKAIの社長は最初から「初期生産分のAESAレーダーは国外から買ってくる」って発言しているので、既定路線なんでしょうが。
 問題は山積みですね。
 え、国産化? まあ、本当に国産化するつもりがあるんだったらそもそもLIGネックスワンを選定するでしょ。

 ついで21項目の技術移転について。
 アメリカ側から細分化して具体的なディテールで要求しろ、とされていたものについて12人の技術者を割り当てて書類を完成させた……というところでしょうかね。
 まだ要求段階であって、実際に技術移転があるかどうかは不明。
 さらにこれからも技術移転要求はあるよ、という話はしてますね。

 んで、旧式のエンジンで応札されて「後頭部を殴られた!」になっているエンジンに関しては6月に発表、契約。
 これは発表されるかリークされたらまた対応します。

 で、最後はIFXとして開発予定になっているインドネシア側から最初の分担金500億ウォンが振り込まれたという話。
 インドネシアは開発費の20%を負担するという話なのですが。
 AESAレーダーを国外から購入するなり、これから国内で開発するなりすることで開発費高騰が考えられますが、それでも「高騰分の20%」を負担するんでしょうかねぇ?


韓国型戦闘機KF-X:例の教授は不採用側の企業を評価していた……ということは?

KF-Xレーダー時制業者の選定」ノイズ」...事業全般不安増幅(聯合ニュース/朝鮮語)
 今年初めに野心的な韓国型戦闘機(KF-X)事業のアンカーを上げ、政府がKF-Xの核心装備である多機能位相配列(AESA)レーダー時制業者を選定したが、公正性論議が絶えていない。

 KF-X開発事業を主導する防衛事業庁と国防科学研究所(ADD)は、緊張業者の選定をめぐる議論を解明するために未熟な点を露出して、今後10年の間に国民の関心が集まった超大型国策事業であるKF-X事業を無理なく進めることができるか懸念する声が出ている。

 ADDの関係者は2日、記者たちと会ってAESAレーダー時制優先交渉対象企業選定過程にC教授が評価委員として参加したことが不適切だったという指摘と関連して、「C教授を評価委員に委嘱したことが正しいのか確認作業をしている」とし、「必要に応じて(評価委員選定)手続を補完するだろう」と明らかにした。

防衛事業推進委員会は先月20日、AESAレーダー製造業者にハンファタレスを選定したと発表してすぐ議論に巻き込まれた。過去10年余りの間AESAレーダーを開発し、技術を蓄積してきたLIGネックスワンを落としたことが予想外のことで受け入れられたものである。

その上、製造業者の選定過程に評価委員として参加したC教授がハンファタレスの研究を行った事実が明らかになると議論は公正性是非に広がった。

ADDの関係者は、「ADDは評価委員を選定する時にC教授がハンファタレスの誘導兵器関連の研究を行ったことを知っていたが、その研究用役がAESAレーダー事業とは無関係して評価の公正性を害するおそれがないと判断した」と釈明した。

続いて、 "C教授の評価結果を確認してみるとハンファタレスよりLIGネックスワンが優勢と評価されC教授の評価の公正性には問題がないと判断される」とし「C教授の評価結果を除いて、全体の評価結果を算出しても、現在の順位は変動がないことを確認した」と強調した。

C教授の評価がAESAレーダー製造業者をハンファタレスに選定するために決定的な影響を与えなかったので、公正性是非は意味がないという説明だ。

しかし、ADDの釈明はC教授を評価委員に委嘱したこと自体が間違っていたという主張は避けているという指摘が出ている。

防衛事業庁の行政規則的な「兵器システムの研究開発事業提案書の評価と交渉指針」は、「提案書の評価対象企業との利害関係のある者」を評価委員に選定することができないようになっている。このガイドラインは、AESAレーダー製造業者の選定過程にも適用された。

C教授がハンファタレスの誘導兵器研究を行ったというだけではハンファタレスとの利害関係があるとは考えられないというのがADDの立場である。しかし、常識としてこの釈明を納得しがたいと考える人間が大多数である。

一部ではAESAレーダー時制業者の選定のための評価項目のうち「中小企業加点評価」でLIGネックスワンが0点​​を受けたことも議論の余地があると指摘している。

ADDは、中小企業の保護・育成のための防衛事業庁のガイドラインに基づいて提案要請書の「契約締結から完了時まで(中小協力会社の)契約上の地位及び比率を維持する」という点を要求したがLIGネックスワンが中小協力会社と結んだ業務条約(MOU)は、「本契約締結時まで有効である」と規定しており、加点を与えることができなかったという立場だ。

しかし、兵器システム開発事業に参加した経験のあるLIGネックスワンは、中小企業加点評価でとんでもないスコアを受けたのはメーカーが期待していなかった評価基準が適用されたためではないかという疑問を起こす。

利害関係が鋭く交錯する兵器システム製造優先交渉対象企業を選定した直後に公正性の是非が起きるのはよく見られる現象であるが、防衛事業庁とADDがこういった是非を未然に防止して、事後的に議論を静めるためにも未熟だったという指摘を避けることは難しそうだ。

防衛事業庁とADDはAESAレーダー時制業者の選定から脱落したLIGネックスワンが保有する技術もAESAレーダー開発事業に積極的に活用する方針だ。

ADDの関係者は、「ハンファタレスとの交渉を通じて法が許容する範囲内で、LIGネックスワンを含めて、優れた技術を保有している企業が参加できるように交渉に反映し、そのための具体的な計画を策定する」と述べた。
(引用ここまで)

 これは面白い。
 「ハンファタレスから研究費用を受けていたKAISTのC教授」は、全体としてLIGネックスワンの技術を高く評価していた、という事実が分かったそうです。
 さらにそのC教授の評点を差し引いたとしても、ハンファタレスが上回っていたとのこと。
 つまり、ハンファタレスを採用したいと考えたのは残りの評価委員の9人。すなわち昨日の記事にあったADDの5人、空軍の3人、防技品院の1人
 ……軍そのものじゃないですか。

 やはりタレスのAESAレーダーに標的を絞った、ということになるのかな。
 日米が先行して実用化に成功し、欧州もようやっと追いついてきたというていど。
 言ってみれば最新の装備。それを韓国が独自に製造できるわけもない……というのが現実なのでしょう。
 軍人というのはかなりのリアリストでないとやってられない職業です。
 南スーダンの銃弾貸出でも政府単位ではアレでも、現地の隊長は感謝の言葉を述べていたということもありましたね。

 もうひとつ、お笑い韓国軍の主因でもあるポッケナイナイがこのままではできない、という考えかたもあったかもしれませんね。
 そういった意味における「利点」がLIGネックスワンとの共同事業ではないということがこれまでの試作開発で分かった、ということがあったのかもしれません。


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