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韓国に関する話題を面白おかしく、韓国の文化背景を含めて解説してしまうサイトです。

THAADミサイル

 相互RSS募集中です

韓国人の「中国は日本へのXバンドレーダー配備には無言だったのに韓国へのTHAADミサイル配備に圧力をかけるなんて!」という反論がまったく意味を持たない理由

【社説】中国が抗議すべきは韓国のTHAADではなく日本のXバンドレーダー(朝鮮日報)
THAADはもちろん完全とは言えないが、現時点で北朝鮮の核兵器やミサイルによる攻撃を防ぐのに必要な最低限かつ最善の防衛手段であることは間違いない。(中略)ところがどういうわけかこの程度の配備をめぐって国全体がこれほど大騒ぎになっており、しかも大統領への当選が有力視される候補者が「主権」という言葉まで持ち出して必死に反対している。過去に聞いたこともないような異常事態だ。もちろんその理由はただ一つ。「中国が反対しているから」というだけだ。実際に中国外交部(省に相当)は韓国へのTHAAD配備を受け「中国の利益を守るため必要な措置を取るだろう」と激しく反発した。(中略)

当初中国は「THAADレーダーの設置は中国を監視するのが目的」などと主張していたが、これも単なる言い掛かりだった。 中国が本当に抗議すべきは韓国に配備されるTHAADのような終末段階のミサイル防衛システムではなく、前方の探知を目的として日本に配備されているXバンドレーダーの方だ。中国は韓国を思い通り操ろうとすべきでなく、また韓国の進歩勢力も中国に同調すべきでない。
(引用ここまで・太字引用者)

 なんで日本のXバンドレーダーこそ文句をつけるべきとか言い出しているのやら……と多くの人が思うことでしょう。
 そのあたりの解説などしておきましょうかね。

 日本語版でのニュースでは出ていなかったというだけで、実は中国が韓国のTHAAD配備に文句をつけはじめた時点から「日本にはなにも言っていなかったのに、なんで韓国での配備だけ?」というような声はずっとあったのです。
 しかも、日本のXバンドレーダーは固定型で強力、韓国に配備予定のものは可搬型で低出力(日本に配備のものに比べれば)という違いまであるのです。

 ですが、韓国とは違って中国は日本へのXバンドレーダー配備に対しての文句を言ってきていない。
 不条理ではないかと。

 まあ、言わんとしていることは理解できないでもない。
 もし、日本と韓国の国の格が同等であるのなら、ですけどね。
 これは韓国にありがちな、「自分の価値を高く見積もりすぎている」ってヤツなのです。

 日本がそういう扱いを受ける(Xバンドレーダー配備でも文句が出ない)のであれば、韓国は当然それと同等かそれ以上の扱いを受けるべきだという認識があるのです。少なくとも韓国人の認識では。
 いまやっているIHO総会での日本海呼称問題でもそうですし、安倍総理のアメリカ議会演説なんかでもそう考えていた節があります。
 韓国が反対するのだから、アメリカは日本を敬った扱いをすべきではないと韓国政府自らが表明したことすらありました
 でも、実際の扱いはそうじゃない。

 中国にとって韓国はあくまでも数多くの舎弟のひとりくらいの扱い。
 言うことを聞かせないと他の舎弟に示しがつかないというような小物。
 一方で日本は別の一家の中堅くらいの扱いですかね。
 無理に言うことを聞かせようとしたら手痛い逆襲を喰らうことをレアアース禁輸で思い知ったんじゃないでしょうか。

 Xバンドレーダーでも同様のことで。
 問題はレーダーの出力云々ではないのです。
 そもそも、そんなことを中国が問題視してきたことはない。
 レーダーが可搬式か、固定式かなんてことも問題ではない。
 さらに言ってしまうのであればTHAADミサイルそのものですら問題ではない。

 「韓国が中国の意向を無視してTHAADミサイルを配備すること」自体が問題なのです。
 事前に「THAADミサイルが配備されたら中韓関係は一瞬にして破壊される」と駐韓中国大使が述べていたにも関わらず、その意向を無視して配備の約束をした。
 そして、在韓米軍が韓国に配備を行った。
 そのこと自体が問題であると中国は思っているのですよ。

 韓国が言うところの「対北朝鮮に必要な最低限の装備だ」とか、「日本のレーダーのほうが強力だ」なんて話は、まったくもって論点がずれているのです。
 問題の設定自体を間違うと、自ずと回答も間違ったものになるという典型例ですね。

[緊迫!北朝鮮]核心的問題点は「世界秩序のため日本はミサイル攻撃を甘受できるかどうか」 【橋下徹の「問題解決の授業」Vol.51】
橋下徹
プレジデント社
2017/5/16

韓国のTHAADミサイルがいきなり配備完了! 北朝鮮核問題の対策か?

韓国、THAADレーダー・発射台など配備完了…住民と警察の間で激しいもみあい(中央日報)
高高度ミサイル防衛(THAAD)体系が、結局、韓半島(朝鮮半島)に配備された。軍当局は26日午前、慶尚北道星州郡草田面韶成里(キョンサンブクド・ソンジュグン・チョジョンミョン・ソソンリ)のロッテスカイヒル星州カントリークラブ(以下、星州ゴルフ場)にTHAAD体系の核心装備であるXバンドレーダーと発射台を搬入した。

先月6日、米国から発射台2基が搬入された後、THAADの核心装備は京畿道烏山(キョンギド・オサン)と慶尚北道漆谷郡倭館(チルゴクグン・ウェグァン)の米軍基地で保管されていた。これまではTHAAD部隊の建設に必要な重装備や物資だけが星州ゴルフ場に運び込まれていた。

THAAD配備作戦は未明の時間帯に奇襲的に行われた。同日午前0時ごろ、THAADが同日の午前早くに星州ゴルフ場に配備されると報じられたことを受け、THAAD配備に反対する住民と市民団体のメンバーおよそ50人が韶成里の公民館前に集まった。この公民館は星州ゴルフ場に向かう途中にある。住民は万一の進入に備えて各自の車両を路上に駐車させて道を遮った。

午前1時50分ごろ、ヘルメットをかぶり盾を持った警察1000人余りが、突然、公民館の前に集まった。住民を片側に集めた状態で、路上に駐車されていた車両をけん引しながら装備が通る道を確保した。この過程で一部の車両のガラスが破損した。やがて午前3時40分ごろから警察は路上に集まった集会参加者を強制的に解散させ始めた。抵抗せずに後退する者もいたが、一部は強く抵抗して強制的に連れ出される者もいた。この過程で住民3〜4人が意識を失い、病院に運ばれた。

住民と市民団体のメンバーを再び外側に追い出して約30分が経過したころ、THAAD装備8台が警察車両の護衛を受けながら公民館の前を通り過ぎていった。8台の中にはXバンドレーダー「TYP2」と発射台2基が含まれていたと軍関係者は伝えた。THAAD装備が公民館の前を通り過ぎる時、住民はペットボトルや箱などを投げて激しく抗議した。厳しい非難を浴びせたり、悲鳴を上げる者も目についた。
(引用ここまで)

 この反対派は「Xバンドレーダーの高周波で農作物ができなくなる!」とか言っていた連中だと思われます。
 あるいは中国の意向を受けているのかもしれませんが。

 少しだけ韓国がうらやましいのは、こうしてごり押しがまだまだ通用するところ。
 警察がこうして威力を持って反対派住民を排除できる。
 違法な座り込みであっても排除できるというのはよいですね。
 経産省にテントを張って違法な座り込みをしていた輩を排除するのにも、いちいち訴訟しなくちゃいけない日本とは大きく違います。
 おそらく韓国ではこれは適法なのでしょう。
 ついでにいうのであればTHAADミサイル配備については、国民の支持があるからやれることなのでしょう。
 国民情緒法も許している状態だからこそできることでもある。

 で、韓国国民もそういった強制的な排除を見てきているから「ああやって無理矢理にやってもよいのだな」という認識を持つわけです。
 国民の支持がある(国民情緒法で見たときに適法である)慰安婦像を違法であっても強襲して設置できてしまう。
 昨日のイタリアの韓国美術パビリオンなんかも同じ情緒で建てられている。
 遵法意識の欠如のスパイラルですね。

 さて。その一方で一時期、アメリカ政府は「韓国へのTHAAD配備完了は次期政権が成立してからになる」とコメントしていたことがあったのですが……。
 急襲するかのようにXバンドレーダーと発射台の配備をごり押し。
 対北朝鮮対策が切迫している、ということなのでしょうね。

 「次政権で決定する」としていたムン・ジェインの面目は丸つぶれですが、大統領選挙になんらかの影響があったりするかもしれませんね。

「肉ひと筋」で、勝つ。 『いきなり! ステーキ』と一瀬邦夫 (集英社ビジネス書)
尾崎弘之
集英社
2016/8/10

韓国大統領選挙:主要候補の外交公約をまとめてみた。慰安婦合意は全員破棄。GSOMIA、THAAD配備は継続へ?

韓国大統領選 洪候補とのインタビュー 発言要旨(毎日新聞)
日韓関係「安保と歴史は分離」 大統領選候補・安哲秀氏(朝日新聞)
日韓関係の悪化は避けられない?韓国大統領候補全員が「慰安婦合意の再協議」を宣言(レコードチャイナ)
大統領候補ら、初めての討論会で朝鮮半島の安保・THAADめぐり攻防(ハンギョレ)


 韓国の大統領選挙まであと2週間ちょっと。
 公約がざっくりとですが見えてきたのでチェックしてみましょう。まずは日本にとって気になる部分、すなわち「慰安婦合意」「日韓GSOMIA」「THAAD配備」といった主たる外交案件について。

ムン・ジェイン(共に民主党・64歳)
 慰安婦合意  ×
 日韓GSOMIA △
 THAAD配備   △

アン・チョルス(国民の党・55歳)
 慰安婦合意  ×
 日韓GSOMIA ○
 THAAD配備   ○

ホン・ジュンピョ(自由韓国党・62歳)
 慰安婦合意  ×
 日韓GSOMIA ○
 THAAD配備   ○

 実際には5人が候補として立っているのですが、有効な候補者というのはこの3人までではないでしょうかね。
 一応、それぞれの立ち位置を書いておきましょうか。

○ムン・ジェイン
 ノ・ムヒョンの盟友。弁護士時代から共同事務所を開くなどしていた。当然、極左と呼べるレベルの左翼。野党第1党である共に民主党前代表。今回の大統領選挙の大本命。

○アン・チョルス
 野党第2党である国民の党前代表。日本では中道とされているが、実際には「新政治民主連合」の共同代表をしていたくらいなのででリベラリスト。大統領選を見据えて新政治民主連合から離党し、国民の党を設立した。中道左派とはいえるかな。というかどちらかというと典型的な風見鶏でポピュリスト。セキュリティソフトのアンラボの創業者。保守系の支持を一部受けている。

○ホン・ジュンピョ
 与党の自由韓国党(旧セヌリ党)からの候補者。保守系候補としては最大の支持を得ているが、そもそも今回の選挙は保守を叩くための選挙なので当選の目はほぼない。
 さらにセヌリ党から離脱した正しい党からも大統領候補は出ているけど、泡沫すぎて話にならないレベル。

●慰安婦合意
 慰安婦合意については全員がなんらかの形で反対。
 ムン・ジェインは「交渉の経緯を明らかにしてから再協議」で×。
 アン・チョルスは「破棄」を主張で×。
 ホン・ジュンピョは再協議もなにもない、一方的破棄で×。

●日韓GSOMIA
 日韓軍事情報包括保護協定については意見が分かれています。
 ムン・ジェインは「軍事情報のやりとりを見て、1年毎の更新時に延長か否かを決める」で△。少しヘタれました。
 アン・チョルスはこのままの維持を主張。
 ホン・ジュンピョも同様に維持。

●THAADミサイル配備
 ムン・ジェインは延々と「次政権で決定する」という話をしてきましたが、最近になって北朝鮮によるミサイル・核問題がクローズアップされるようになって配備容認の発言をするようになりました。
 アン・チョルスは年初あたりから容認に転じています。
 ホン・ジュンピョは当初から容認を党是としている自由韓国党からの候補なので当然容認。

 今回の半島有事を受けてムン・ジェインが若干ですがヘタれはじめました。以前からの話では日本に対してはすべて否定、THAADも「次期政権に任せる」と言いながらも実質的には拒否の姿勢だったのですが、容認しつつあります。
 それ以前にアン・チョルスは保守側からの支持を受けるために、保守受けする政策にシフトしていました。パン・ギムンを外交特使として扱うなんていうのもその一環ですね。
 さすがにここからの大きな方針変更はないと思いますが、どの候補が当選しようとも慰安婦合意に関しては破棄、もしくは再交渉となっています。
 ……できたらいいですね。

 次回は経済政策について見てみるとしましょうか。これはアン・チョルス対ムン・ジェインの形にします。このふたり以外の経済公約がほぼ無視されているので。


韓国保守系メディア「慰安婦合意もTHAAD配備も覆すつもりじゃないよね?」 → それではムン・ジェイン陣営の発言を見てみましょう

【時視各角】ろうそく革命の副作用が心配だ(中央日報)
我々が注目するべきことは革命後の状況だ。フランス大革命がそうであったようにロシア革命勢力も正義と民主主義を前面に出した。しかし巨悪打倒に成功した革命の主体は自らの成就に陶酔し、自分たちは無条件に正しいという独善に陥りやすい。ロシア革命もレーニン主導のボルシェビキ独裁につながった。

激変を経て執権した勢力は過去の政権の作品なら無条件に否定するのが常だ。こうした弊害は民主主義の花が咲いた米国でも頻繁に起こる。今でもトランプ大統領は前任者のオバマ前大統領が推進した事案ならすべて覆そうとする。メディアで「ABO」(Anything but Obama=オバマでなければよい)という言葉がよく登場するほどだ。

このような過去否定の風潮は構造的に韓国がはるかに激しくなるしかない。5年単任制という短い任期内に印象的な政治功績を残すために、新政権は以前の政権との差別性を強調しようとする。この場合、例外なく過去の政権の政策を低く評価したり、黙ってつぶしてしまう。特に朴前大統領は弾劾されただけに、新政権では「朴槿恵」という札がついた政策はすべて手を加えられる可能性が高い。

世の中に絶対善はない。絶対に変えてはいけない政策も存在しない。ただ心配されるのは、高高度防衛ミサイル(THAAD)配備、韓日慰安婦合意など敏感な懸案が合理的な検討ではなく朴槿恵前大統領の作品という理由ですべてゴミ箱に押し込まれる状況だ。特別な理由がない限り新政権は以前の政権が外国と結んだ約束を守るのが原則だ。そうしてこそ外国政府も「政権が交代すればなくなるかもしれない」という心配なく韓国を信じて対応するだろう。
(引用ここまで)

 すでに「ろうそく革命」が正式名称なのですね(笑)。
 制度の変更があったわけでもないのに。
 実際に韓国の大統領は「皇帝」とされるほどに権力が集中している状態なので「革命」という部分がなきにしもあらず、ではあるのですが。

 ま、すでに野党側は革命を成し遂げた新たな権力者として振る舞っていますよね。
 野党の国会議員が官僚に対して報復人事を宣言し、次期大統領の政策ブレーンは現行政府に「もうなにもするな」と脅しをかける。
 駐日韓国大使の政府見解を肯定するという当たり前の行為に対して、たかが一政党のスポークスマンが激昂して「おまえは日本に帰化でもしたのか!」だの「軽々しい発言を慎め」とか批判する。
 セヌリ党(当時)の非パク派議員は現在の大統領代行(首相)に対して、「ろうそくに燃やされて死にたいのか」って言い放っていましたっけ。

 もはや彼らは自らが絶対の正義であり、ろうそく革命によって選ばれた権力者なのですよ。
 昨日の駐日韓国大使への発言に対するエントリでも書きましたが、パク・クネ政権で行われた政策はすべて穢れているのです。
 なので祓わなければならない。
 それが易姓革命を行う韓国の習いであり、今回はそれがより重度に出るのであるという話をしています。

 このコラムでは慰安婦合意とTHAAD配備について覆されるのではないかと憂慮していますが。
 慰安婦合意については対日外交政策ブレインはホサカ・ユウジ教授で「慰安婦合意はいくらでも再協議可能」と発言済み。
 THAADミサイル配備に関してはムン・ジェイン自らが「私にはTHAAD配備を外交的に解決し、安保と国益を独自に守る腹案がある」とか言い出しちゃう。
「  もはや政権交代したら両方とも覆すこと前提。

 これ以降の政権が変わった際にはすべての約束事が再協議になるという認識が広まれば、国際的に疎まれる存在にしかなりませんね。
 でもまあ、それこそが「ろうそく革命を成就させた韓国人の民心」というものなのですから、しかたないですよねー(棒読み)。

世界をつくった6つの革命の物語 新・人類進化史
スティーブン・ジョンソン
朝日新聞出版
2016/8/5

朝鮮日報の元東京特派員「韓国の『中国傾倒』を批判していた日本が正しかった」と叫ぶが時すでに遅し。韓国人は「中国傾倒論は日本の仕業だ」と信じていた模様

【コラム】韓国の「中国傾斜」、日本の批判は正しかった(朝鮮日報)
 一昨日の午後、取材を兼ねてソウル市中心部の繁華街・明洞に行ってみた。中国人観光客が一気に見られなくなったと聞き、実際のところどんな様子なのか気にはなっていた。見たところ予想以上に人通りは多かったが、店はあまり繁盛しているようには見えなかった。それからしばらく歩いていると、かつての明洞とは明らかに違っていることだけは改めて感じた。行きつけの飲食店でチゲを注文したが、この店も数年前からどこか味が変わっていた。かつては日本人、その後は中国人観光客の好みに合わせるため、店本来の味を変えていたのだ。化粧品店の店員が客を呼び込もうと叫ぶ中国語もどこかもの悲しく聞こえた。 (中略)

 ただこれは明洞に限った話ではない。韓国と中国の交流が経済から政治にまで及び、徐々に関係が緊密化すると、韓国人と中国人は同じ酒の席で「われわれは心を一つにして力を合わせ、日本人の野郎を打倒しよう」と叫びながら乾杯した。これは一時両国の酒の席でよく使われた乾杯の音頭だそうだ。この話を冗談のように日本人の知人に伝えた。酒の席でのちょっと大げさな冗談だが、この知人は「同じ民主主義の国なのにそんなことがあり得るのか」と非常に驚いた様子だった。この日本人は「韓国と日本はどちらも米国の同盟国だから、韓国と日本は友好国ではないのか」とも言った。そのあまりの純粋な驚きにかえって記者の方が驚いた。

 10年ほど前までなら日本にこのような人は多かっただろう。「日本と北朝鮮がサッカーの試合をすると、韓国人はほとんどが北朝鮮を応援する」と話すと「失望した」と言う日本人もいた。「民族とイデオロギーに対して韓国人には二重の考え方があり、そしてその根源にはかつての日本による支配というつらい歴史がある」と説明しても、日本人には理解できないようだった。韓国政府が「東北アジアのバランサー論」を掲げると、日本人は「米中のバランサー? 韓国は米国の同盟国じゃなかったのか」と言って驚く。日本も米国の同盟国だ。同盟を維持する以上、日本はそんな夢物語など考えもしない。今振り返ってみると、このように原則を重視する日本の考え方の方がわれわれよりも正しかったようだ。

 ここ数年、日本は韓国が話題になると必ず「中国傾斜論」を指摘した。韓国の立ち位置が少しずつ中国側に寄り始めているという意味だ。韓国の大統領が一昨年、中国・北京の天安門に上がった時がおそらくその絶頂だったのではないだろうか。日本は同盟の原則を重視するが、われわれは日本こそ韓米関係に亀裂を生じさせていると考えた。両国の識者が席を共にして議論する場を取材すると、日本側は必ず韓国の中国傾斜を指摘したが、そのたびに記者は「少しばかりの経済的な利益を手にするためではない。統一のためだ」と反論した。しかしこのような訴えは誰にも響かなかった。米国人や日本人はもちろん、中国人もこの主張には耳を傾けなかった。 (中略)

 先日、米国のティラーソン国務長官が日本について「最も重要な同盟国」と表現し、韓国は「重要なパートナー」と言った。こんなことをわざわざ口にする必要などなかったし、もしかすると外交的なミスだったかもしれない。しかしこれは驚くべきことではない。米国が考える韓国と日本の価値にそれだけ大きな違いがあるのは事実だ。米国が太平洋周辺諸国と結んだ軍事同盟の中で、最初から米国自身が願っていないのは唯一韓国との同盟だが、この事実を認識している韓国人はほとんどいないだろう。(中略)それを韓国人は知っていても知らないふりをするばかりでなく、歴史的な事実から顔を背け、韓国人自ら韓国の価値を過大評価ばかりしている。そのため米国が韓国を日本と同じくらい重視しなければ「差別だ」と言って興奮し激怒する。これが韓米同盟に対して韓国の取ってきた行動パターンだ。 (中略)

それでも一部の政治家は中国人客を呼び込む化粧品店の店員のように、いまだに中国への未練を捨てようとしない。これほどの仕打ちを受けながらも、彼らは「中国は話が分かる相手だ」と信じている。「バランサー」の夢から今も覚めていないのだろう。韓米同盟は空気と同じく「あって当然」だから米国に気を使うことはしないが、それでも米国はこれまでと同じく韓国を無条件で理解し助けてくれると考えているし、国民の多くもそんな考えを持つ政治家を応援している。世の中は東に向かって進んでいるが、韓国だけは西を向いて走っている。大統領選挙の結果が出た後にならないと国民はその逆風を理解できないのだろうか。
(引用ここまで)

 元朝鮮日報東京特派員であったソンウ・ジョンのコラム。だいぶ削ったのですが、それでも長い。
 三行でまとめると。

・政府の中国傾倒は統一のためだと信じていた。
・中国にここまで制裁されるとは思わなかった。
・日米共にもう韓国を顧みていないことを大統領候補と国民はどう思っているのか。

 日本経験の長いソンウ・ジョンですら、韓国の中国傾倒が行き過ぎているとは思っていなかった。
 韓国では本気で「中国傾倒論や韓国疲れは日本のロビー活動の結果だ」ということが信じられていたのですよ。
 ……いやいや、本当の本気で。
 中央日報には「アメリカには日本の宣伝する韓国の中国傾倒論が少なからず広まっているという」「これは中国重視政策であって傾倒ではない」なんていう『中国専門記者』のコラムが掲載されていました
 ソウル大学の教授も「韓国の中国傾倒論を広めているのは日本人だと思っていた」のに、訪米したら「中国人が『韓国は中国側だ』と中国人が言っていたよ」ってアメリカ人に言われて驚愕していたりしましたね。

 で、その「中国傾倒」の結果がTHAAD配備の制裁で閑古鳥の鳴いている明洞。
 そしてアメリカからの「日本は核心同盟、韓国はパートナー」という宣言。
 それでも次期大統領候補らは中国にさらに傾倒している。
 それでも「もはや取り返しのつかないところまできている」と感じている人間はいまだに少ないというところですかね。
 このコラムも警鐘ではあるのですが、ほとんど諦めているのが見て取れます。
 NAVERのニュースコメントなんかを見ても「パク・クネを逮捕して今度こそいい国にしましょう」だの「ムン・ジェインはやってくれる」みたいなものが多いのです。

 パク・クネを逮捕すればすべて解決。
 ムン・ジェインが大統領になればすべてが好転。
 ついでにサムスン電子も解体してやるくらいの勢いです。
 誰がどう見たって「そんなわけあるか!」って突っ込んで終わりになりそうな話なのですが、半ば以上本当にそれを信じている。

 保守派の朝鮮日報にとっては、弾圧のはじまる5年間がまもなくスタートする。
 「なんでこうなってしまったのだろう」って叫びですね。
 まあ……もうどうにもならないところまできているのは確か。
 日本とはすでに慰安婦同意についてで関係破綻しており、アメリカとはTHAAD配備を取り消しすることで関係破綻することになるでしょう。
 5年間でどこまで到達することやら……。

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米中もし戦わば 戦争の地政学 (文春e-book)
ピーター・ナヴァロ
文藝春秋
2016/11/29

韓国へのTHAAD配備は領土紛争でもないのに、中国が制裁を加えなければならない理由がこちら

【社説】韓国への嫌がらせ、中国にどんな利益があるというのか(朝鮮日報)
【コラム】中国は韓国をベトナムのような手強い隣国にしたいのか(朝鮮日報)
 中国が経済報復を行う中でも、2月の韓国の対中輸出はむしろ伸びたという。韓中の経済関係はそれほど密接なものだ。中国が石を投げれば、その石は韓国に当たるだろうが、すぐに自国にも跳ね返るブーメラン構造だ。こうした状況で中国が無差別な報復で韓国国民の反感ばかり買うことにいったいどんな利益があるのか考えるべきだ。
(引用ここまで)
 中国はアジア・オセアニアの62カ国を周辺国外交の対象と見なしているという。中国が経済成長に必死だった1990年代と2000年代には周辺国との関係は比較的平穏だった。しかし、2010年に世界2位の経済大国に浮上して以降は、筋肉質の外交が日常となった。南中国海(南シナ海)で絶えず武力を誇示し、米国の同盟国である韓国、日本、フィリピンなどには経済報復カードを切った。気に入らなければ力ずくでたたくというやり方だ。

 中越関係も南中国海の領有権紛争で再びこじれている。状況は30年余り前の中越戦争当時とは変わった。中国は既にベトナムがかなわないような大国になった。経済的にも貿易額が年1000億ドルに迫るほど両国関係は密接化した。それでもベトナムは中国にとってなおも一筋縄にはいかない国だ。ベトナムは米国と和解して関係を回復し、ロシア、インド、日本との軍事協力を強化するなど機敏な外交で中国をけん制している。ロシア製潜水艦、インド製ミサイルの導入を決め、海軍力も増強している。中国も最近はそうしたベトナムとの関係改善に取り組んでいる。

 中国周辺には戦略兵器競争まで繰り広げるインドをはじめ、都合の悪い相手が数多く存在する。韓国はそうした国とは異なり、1991年の国交樹立以降、26年間にわたり、中国とは大きな支障なく互いに利益となる関係を維持してきた。領土や領海をめぐる紛争もない。THAAD配備をめぐる最近の中国の報復が「小を得ようとして、大を失う」行為であるように思えるのはそのためだ。中国にとって都合の悪い相手をもう一つ増やすことにほかならないからだ。
(引用ここまで)

 政治、特に外交は経済的な利益のためだけに動くわけじゃない。
 記事中にいうところの中国が「筋肉質の外交」(ルトワックがいうところの中国4.0)に転じてからは、総合的な利益と中国が信じるためのもののために動いているのですよね。

 THAAD配備反対も、韓国との貿易利益を目的にしてやっているわけではない。
 中国派とされる冊封国の数々に対して、「一度朝貢してきた国が裏切ればこうなるのだ」というのを見せざるを得ない。
 南沙諸島やミスチーフ礁といった場所で「力による現状変更」をこれまでやってきたのだから、脅しによる外交をやめられない。
 日本にもそうしたし、フィリピン、ベトナムにも随時そうしてきた。

 ちょっと違うのは、これらの国々とは領土紛争の結果として圧力を加えてきたことが多い。日本は尖閣諸島で。フィリピン、ベトナムは南沙諸島について。
 それに比べて韓国ではTHAADミサイル配備という、いわば一段階小さな問題で圧力を加えてきたということを焦点とすべきだと思うのですよ。

 つまり、中国にとって日本、フィリピン、ベトナムという国々に比べて、韓国はより内側にある国であると認識しているということですね。
 韓国はこれを喜ぶべきか、悲しむべきなのか日本人の視点からはちょっと分かりませんが(笑)。
 カンボジアやラオスといった国と同等の冊封国であると認識しているからこそ、THAAD配備を嫌ったのです。
 究極的にはアメリカとの軍事同盟を終わらせようと画策している(そしてその戦略はうまくいっていた)のに、THAADミサイルを配備することで同盟が強固になることに困惑していた。
 その結果が今回の徹底した圧力、ということですね。

 これ、実際には現在の韓国に向けたものではないのですよ。
 日本政府による釜山慰安婦像設置への対抗措置が、現政府への圧力ではないのと同様に。
 次期政権を担うであろうムン・ジェインに対しての圧力であり、「おぬし、分かっておろうな」という目配せであるわけですよ。
 ムン・ジェイン本人は「中国の立場は理解できる」「だけども過度な圧力はよくない」ていどの発言に終始している。
 先週日曜日の発言がこちら。

韓国大統領候補の文氏「THAAD、中国の過度な圧力は正しくない」(中央日報)

 すでに経済政策について具体的な数字まで出して話しているのに、THAAD配備については「次期政権に任せるべきだ」と繰り返すだけ。
 魚心あれば水心、という感じですわな……。

いまの中国に対しての対策を考えるのに、これはよい本ですよ(もう何度目のオススメか分からんけど)。
中国4.0 暴発する中華帝国 (文春新書)
エドワード・ルトワック
文藝春秋
2016/3/18

韓国の経済、政治、外交のすべてが非常事態 → 次期政権ブレイン「政権交代までなにもするな!」 → 結果……

韓経:【社説】韓国だけ外れたサウジのアジア重視政策(韓経新聞)
韓経:【社説】ソウルには今、米国大使も日本大使もいない(韓経新聞)
サウジアラビアのサルマン国王がマレーシア・インドネシア・ブルネイ・モルディブ・中国・日本などアジア6カ国を1カ月ほどかけて訪問中だ。閣僚や王族など1000人以上のマンモス級使節団が随行し、話題になっている。サルマン国王は特に一昨日の日本訪問で安倍首相と会談し、日本企業のための経済特区をサウジに造成し、中東6カ国が参加する湾岸協力会議(GCC)と日本のFTA交渉も進めることで合意した。何よりも世界最大のIPO(新規株式公開)で通じるサウジ石油会社アラムコの日本株式市場上場を安倍首相が要請したことに対し、サルマン国王が積極的に検討すると答えた格好だ。これが実現すれば日本としては大きなプレゼントを受けることになる。 (中略)

韓国は世界で4番目のサウジ石油輸入国だ。両国は2015年、中小型原子炉事業など一部で協力はあったが、他の産業分野では目立った追加の交流や協力はない。湾岸協力会議とのFTAも8年間にわたり停滞状態だ。原油の輸入関税撤廃問題が障害となっている。しかも韓国政治は現在、弾劾事態のため国際協力などには関心もない。アラムコの東京証券市場上場推進は安倍首相の外交の力だ。韓国だけが外れている。
(引用ここまで)
通商・貿易に安保問題まで激しい対立様相を見せた米国と中国が来月上旬に首脳会談を開く。トランプ式の米国優先主義という通商イシューも重要だが、韓国としては北朝鮮の核兵器とTHAAD(高高度防衛ミサイル)問題がどう解決するかが焦眉の関心事だ。米大統領報道官が先日、「北朝鮮問題とTHAAD配備をめぐる緊張緩和問題が議論されるだろう」と発表しただけに、何よりもTHAAD問題の談判の場となる可能性がある。

こういう重要な時期に韓国には米国大使も日本大使もない。トランプ政権が確固たる韓米同盟関係を再確認したが、韓国に送る大使はまだ指名していない。中国に対しては早期に北京に送る大使を指名し、それよりは遅かったが駐日大使も指名され、すでに日本政府のアグレマン(同意)手続きも終わった。空席にして2カ月以上も過ぎた駐韓日本大使がいつソウルに帰還するかも決まっていない。釜山(プサン)の少女像に対する日本側の対応がそれだけ強いということだ。この数日間は復帰説も聞こえるが、こうした状態では大使が戻ってきても韓日関係はしばらく空転するしかない。

大統領選挙では安保・外交アジェンダが見えない。むしろ外交・安保部処出身者が主軸という文在寅(ムン・ジェイン)候補側の「韓半島平和フォーラム」は、政府に「何もするな」と安保外交まで全面中断を要求している。さらに「反逆行為」という極言で安保関連公務員を露骨に脅迫している。韓国を国際的に孤立させかねない自虐的安保だ。北東アジアの辺境で4大強国から同時にのけ者にされる垂直墜落がすでに始まったのだろうか
(引用ここまで)

 「垂直墜落がすでに始まったのだろうか」じゃないんだよ。
 去年の10月のチェ・スンシル事件発覚がはじまりで、パク・クネが完璧なるレイムダックと化してからこっち、まともな政策決定なんてなにもできていない。
 ざっくりと半年ほど動きがとれない状況が続いている。
 外交・安保にかぎらず、経済だって同様。
 なにか効果的な政策を打てたのかって話です。
 ひとつ前のエントリにあるように、国会といういわば究極ともいえる公の場で外交官僚に対して「おまえら絶対殺すからな」という宣言をしているほどに増長している野党に対してなすすべありません。

 この記事によると外交、安保に関しても政府に対して「なにもするな」と要求しているとのことですから。
 そこで国を思って動けば、次期政権で懲罰人事が待っている。
 官僚としてはなにもしないほうがむしろ得点が高いという状況です。
 ……停滞しないわけがない。

 そんな国には大使なんて必要ない、というわけでもないでしょうが。
 日米が揃って駐韓大使を置いていない。
 そんな中で中国にTHAAD問題で報復されている。おそらくロシアもそれに加わる
 大統領最有力候補は「アメリカよりも先に北朝鮮を訪問する」と宣言している。
 次期政権での韓国の落としどころってどこになるんでしょうね。
 コウモリ外交のツケがたんまり溜まっていて、どこまで噴出するのか。ムン・ジェインの政治傾向からすれば中国に隷属するとは思うのですが、本当に韓国人がそれを許すのかという問題があります。
 一応、まだ民主主義国家ではありますからね。
 ただ、そこもパク・クネ政権からの反動という部分もある。変数が多すぎるかな。
 大統領選くらいまでに「今後の5年間で待ち受けるのはこんな未来じゃないですかね」みたいなものを書くと思います。

SAPIO 増刊 (サピオゾウカン) 韓国「破裂」 [雑誌]
SAPIO編集部
小学館
2016/12/31

韓国にさらなる圧力、中国外相王毅「THAAD配備は誤った選択だ。瀬戸際で配備を中止するよう求める」

中国外交部長「韓中修交25周年の成果は貴重…THAADは誤った選択」(中央日報)
THAAD:中国外相「韓国、瀬戸際で配備中止せよ」(朝鮮日報)
 王毅外相は同日午前、全国人民代表大会(全人代)に合わせた記者会見で、THAAD配備に反対するというこれまでの立場を繰り返した。王毅外相は「THAADは監視範囲が韓半島(朝鮮半島)を超えており、中国の安全保障上の利益を毀損する」として「THAADの導入は誤った選択であり、中国は当初から断固として反対していた」と主張した。また「THAAD配備は韓国自身を危険な状況に追い込むだろう」として「中国は韓国が瀬戸際でTHAAD配備を中止し、誤った道を突き進むことのないよう求める」と述べた。
(引用ここまで)

 以前から中国からは正式にTHAADミサイル配備に対して反対を表明していました。

 16年02月 在韓中国大使が「THAADが配備されたら中韓関係は一瞬で終わりだ」と発言
 16年07月 THAAD問題で2日連続で駐中韓国大使を呼び出す
 16年08月 日本での中韓外相会談でも王毅が「THAADを取るか、中国を取るかだ」と発言。
 17年01月 韓国野党議員に中国の安全保障を阻害するものだと発言。

 これらは一例で、他にも複数のTHAADミサイル配備に対しての反対コメントがありました。
 ですが、今回の王毅外相の「瀬戸際でTHAAD配備を中止しろ」というコメントはかなり強硬なものを感じます。
 そしてその一方で焦りも感じられます。

 すでにTHAADミサイルの一部配備ははじまってしまっているわけで。
 これ、中国がやってきた「力による現状変更」と似た措置なのですよね。既成事実を作ってしまって、なにも言えなくする。

 中国としては他の属国からの視線もあるので、反対し続けるしかないのですが。
 あとはムン・ジェインによって配備撤回まで持っていけるかどうか。
 まあ、さすがに難しいかな。

MAMOR(マモル) 2017 年 02 月号 [雑誌] (デジタル雑誌)
MAMOR編集部
扶桑社
2016/12/21

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